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JPH0566226A - 変位情報検出装置及び速度計 - Google Patents

変位情報検出装置及び速度計

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Publication number
JPH0566226A
JPH0566226A JP25578591A JP25578591A JPH0566226A JP H0566226 A JPH0566226 A JP H0566226A JP 25578591 A JP25578591 A JP 25578591A JP 25578591 A JP25578591 A JP 25578591A JP H0566226 A JPH0566226 A JP H0566226A
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JP
Japan
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light
incident
moving object
transmitting means
diffracted
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JP25578591A
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Makoto Takamiya
誠 高宮
Yasuhiko Ishida
泰彦 石田
Hidejiro Kadowaki
秀次郎 門脇
Hiroshi Sugiyama
浩 杉山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度の速度情報が得られ、かつ被測定物体
までの距離を大きくとれる速度計を得ること。 【構成】 回折格子で回折された所定次数の波長λの回
折光束を所定の入射角θで移動物体に入射させ、該移動
物体からの散乱光の周波数の偏移に基づいて該移動物体
の速度情報を検出する際、該回折光束の波長λの変化に
応じて該入射角θが変化しsinθ/λがほぼ一定とな
るように該回折光束を光束伝達手段を介して該移動物体
に入射させると共に該光束伝達手段をその射出側を凹形
状となるように構成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変位情報検出装置に関す
る。本発明は例えば移動する物体や流体等(以下「移動
物体」と称する。)にレーザー光を照射し、該移動物体
の移動速度に応じてドップラーシフトを受けた散乱光の
周波数の偏移を検出することにより移動物体の移動速度
を非接触で測定するようにしたドップラー速度計に特に
良好に適用できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来より移動物体の移動速度を非接触且
つ高精度に測定する装置として、レーザードップラー速
度計が使用されている。レーザードップラー速度計は移
動物体にレーザー光を照射し、該移動物体からの散乱光
の周波数が、移動物体の移動速度に比例して偏移(シフ
ト)する効果(ドップラー効果)を利用して、移動物体
の移動速度を測定する装置である。
【0003】図4は従来のレーザードップラー速度計の
一例を示す説明図である。
【0004】同図においてレーザー1から出射されたレ
ーザー光は、コリメーターレンズ2によって平行光束3
となり、ビームスプリッター4によって透過光5aと反
射光5bの2光束に分割されて反射鏡6a,6bで反射
されたのち、速度Vで移動している移動物体7に異った
方向から入射角θで二光束照射される。移動物体7から
の散乱光は、集光レンズ8を介して光検出器9で検出さ
れる。このとき二光束による散乱光の周波数は、移動速
度Vに比例して各々+Δf,−Δfのドップラーシフト
を受ける。ここで、レーザー光の波長をλとすれば周波
数変化Δfは次の(1)式で表わすことができる。
【0005】 Δf=V・sin(θ)/λ ‥‥(1) +Δf,−Δfのドップラーシフトを受けた散乱光は、
互いに干渉しあって光検出器9の受光面での明暗の変化
をもたらし、その周波数Fは次の(2)式で与えられ
る。
【0006】 F=2・Δf=2・V・sin(θ)/λ ‥‥‥‥(2) (2)式から、光検出器9の周波数F(以下「ドップラ
ー周波数」と呼ぶ)を測定すれば移動物体7の移動速度
Vが求められる。
【0007】従来のレーザードップラー速度計では、
(2)式から明らかのようにドップラー周波数Fはレー
ザーの波長λに反比例し、従ってレーザードップラー速
度計としては波長が安定したレーザー光源を使用する必
要があった。連続発振が可能で波長が安定したレーザー
光源としてはHe−Ne等のガスレーザーが良く使用さ
れるが、レーザー発振器が大きくまた電源に高圧が必要
で、装置が大きく高価になる傾向があった。
【0008】又、コンパクトディスク、ビデオディス
ク、光ファイバー通信等に使用されているレーザーダイ
オード(または半導体レーザー)は超小型で駆動も容易
であるが温度依存性を有するという問題点があった。
【0009】図5(’87三菱半導体データブック;光
半導体素子編から引用)はレーザーダイオードの標準的
な温度依存性の一例の説明図であり、波長が連続的に変
化している部分は、主としてレーザーダイオードの活性
層の屈折率の温度変化によるもので、0.05〜0.0
6nm/℃である。一方、波長が不連続に変化している
部分は縦モードホッピングと呼ばれ0.2〜0.3nm
/℃である。
【0010】波長を安定させるために一般にはレーザー
ダイオードを一定温度に制御する方法が採られる。この
方法ではヒータ、放熱器、温度センサー等の温度制御部
材をレーザーダイオードに小さな熱抵抗で取付け精密に
温度制御をおこなう必要があり、レーザードップラー速
度計が比較的大きく、またコスト高になるうえに、前述
の縦モードホッピングによる不安定さは完全には除去で
きない。
【0011】上述の問題を解決するレーザードップラー
速度計として、レーザー光を回折格子に入射し、回折格
子より得られる回折光のうち、0次以外の+n次、−n
次(nは1,2,‥)の二つの回折光を、該二光束の成
す角度と同じ交差角で移動物体に照射し、該移動物体か
らの散乱光をフォトディテクターで検出する方式(以
下、G−LDVと呼ぶ)が提案されている。
【0012】図6は格子ピッチdなる透過型の回折格子
10にレーザー光Iを格子の配列方向tに垂直に入射し
たときの回折光を示し、このときの回折角θ0 は次式と
なる。
【0013】sinθ0 =mλ/d ここでmは回折次数(0,1,2,‥)、λはレーザー
光の波長である。このうち0次以外の±n次光は次式で
表わされる。
【0014】 sinθ0 =±nλ/d ‥‥(3) (nは1,2,‥) 図7はこのときの±n次回折光をミラー6a,6bによ
って移動物体7に異った方向から入射角がθ0 になるよ
うに2光束照射した特願平1−83208号で提案して
いるドップラー速度計の説明図である。光検出器9のド
ップラー周波数Fは(2)及び(3)式から F=2Vsinθ0 /λ=2nV/d ‥‥(4) となる。即ちレーザー光Iに依存しなく、回折格子10
の格子ピッチdに反比例し、移動物体7の移動速度に比
例する。格子ピッチdは充分安定にしうるので、ドップ
ラー周波数Fは移動物体7の移動速度のみに比例した周
波数となる。尚、回折格子10は反射型の回折格子につ
いても全く同様である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述のドップ
ラー速度計を改良し、光学配置が経時的に変化しなく又
環境変化等によっても変化しにくく、移動物体にレーザ
光を所定の角度に高精度に入射させることができ、移動
物体の速度情報を高精度に検出することができると共に
装置と物体との間を大きくとれる変位情報検出装置とド
ップラー速度計の提供を目的とする。
【0016】
【問題点を解決するための手段】本発明の変位情報検出
装置は、所定方向に沿った物体の変位に関する情報を検
出する装置で、照明用の光を形成する照明手段と、前記
照明手段からの光を内部に入射させて前記物体上に導く
導波部と、前記物体の変位に関する情報を検出すべく前
記導波部より光入射させた物体からの光を検出する光検
出手段を有し、前記導波部の光射出側に凹部をそなえた
ことを特徴としている。
【0017】この他本発明の速度計は、波長λの光束を
回折格子に入射させ、該回折格子で回折された所定次数
の回折光束を所定の入射角θで移動物体に入射させ、該
移動物体からの散乱光の周波数の偏移に基づいて該移動
物体の速度情報を検出する速度計において、該回折光束
の波長λの変化に応じて該入射角θが変化し、sinθ
/λがほぼ一定となるように該回折光束を光束伝達手段
を介して該移動物体に入射させると共に該光束伝達手段
をその射出側を凹形状となるように構成したことを特徴
としている。
【0018】特に本発明では、前記光束伝達手段の射出
面が凹形状より成り、該凹形状のうち頂部を透過面とし
ていることや前記光束伝達手段の入射面は一部が透過
面、一部が反射面となっており、該光束伝達手段は射出
面が凹形状より成り、該凹形状の谷部が反射面、頂部が
透過面より成り、該入射面の透過面からの入射光を該凹
形状の谷部反射面と該入射面の反射面で順に反射させ、
次いで側面の反射面で反射させた後、該凹形状の頂部透
過面より射出させていること等を特徴としている。
【0019】
【実施例】図1(A),(B)は本発明の実施例1の上
面概略図と側面概略図である。同図において101はド
ップラー速度計である。1は光源で例えばレーザーダイ
オードや半導体レーザー等(以下「レーザー」と称す
る。)より成っている。2はコリメーターレンズであ
り、レーザー1からの光束を平行光束3にしている。1
0は回折格子であり、格子ピッチdが3.2μmの透過
型の±1次回折光5a,5bを回折角θ1 (θ1 ≒12
°)で回折させるように設定されている。
【0020】11は光束伝達手段であり、入射面11a
は平面,射出面11bは凹形状より成り、その頂部11
cが透過面のガラスブロック(屈折率1.5)より成っ
ている。光束伝達手段11の側面6a,6bは全反射又
は鏡面反射(反射膜の施されている面)の反射面となっ
ている。
【0021】反射面6a,6bは回折格子10の格子配
列方向tに対し垂直でかつ互いに平行になっている。即
ち2つの反射面6a,6bは互いに平行で対向するよう
に設定されている。
【0022】7は移動物体又は移動流体(以下「移動物
体」と称する。)であり、移動速度Vで矢印7a方向に
移動している。8は集光レンズであり、移動物体7から
のドップラーシフトを受けた散乱光をプリズムミラー1
2を介して検出手段としての光検出器9の検出面9a上
に集光している。移動物体7面上と検出面9aは略共役
関係となっている。光束伝達手段11の凹形状の谷部に
集光レンズ8と反射プリズム12を収納している。これ
により後述するようにワーキングディスタンスを大きく
取っている。14は演算手段であり、光検出器9で得ら
れるドップラー信号を用いて移動物体7の移動速度Vを
演算し求めている。
【0023】本実施例ではレーザー1から放射された波
長λが略0.67μmのレーザー光はコリメーターレン
ズ2によって直径約2mmの平行光束3となって透過型
の回折格子10に格子配列方向tに垂直に入射する。そ
して回折格子10によって回折角θ1 は式 sinθ1 =λ/d ‥‥‥‥(5) よりθ≒12度となる。
【0024】回折角θ1 で回折された±n次(本実施例
ではn=1)の回折光5a,5bは光束伝達手段11の
入射面11aから入射する。このとき光束伝達手段11
内部での回折光5a,5bの回折角θr は 1.5sinθr =λ/d ‥‥‥‥(6) となる。本実施例では角度θr は約8度となっている。
【0025】光束伝達手段11に入射した回折光5a,
5bは内部を進行し、側面の反射面6a,6bで各々反
射した後、射出面11bより射出する。そして光束伝達
手段11から射出した回折光5a,5bは移動物体7に
各々異った方向から回折角と同じ角度の入射角θ1 (θ
1 ≒12度)で移動物体7面上で互いに交差するように
入射している。
【0026】本実施例ではこのように構成することによ
り波長λの変化に応じて回折格子10からの±n次の
(回折光の)回折角が変化し、移動物体への入射角θが
変化し、このときの比sinθ/λが略一定となるよう
に回折格子や光束伝達手段等の各要素を構成している。
【0027】集光レンズ8は移動物体7の移動速度Vに
比例した(1)式に示すドップラーシフトΔf,−Δf
を受けた周波数の散乱光を光検出器9の検出面9a上に
集光している。このときドップラーシフトΔf,−Δf
を受けた2つの散乱光は互いに検出面9a上で干渉す
る。光検出器9はこのときの干渉縞の明暗に基づく光量
を検出する。即ち光検出器9は(4)式においてn=1
とした移動速度Vに比例したドップラー周波数F、 F=2V/d ‥‥‥‥(7) なるレーザー1の発振波長λに依存しないドップラー信
号を検出する。そして演算手段14により光検出器9か
らの出力信号を用いて移動速度Vを(7)式より求めて
いる。
【0028】本実施例では以上のように回折格子10か
らの所定次数の2つの回折光を移動物体7に入射させる
為の光束伝達手段11とを前述の如く構成することによ
り、経時変化が少なく、かつ構成上安定性が良い状態で
移動物体に所定角度(回折角度θ1 と同じ角度)で2つ
の回折光5a,5bを入射させることができるようにし
ている。
【0029】次に本発明に係る光束伝達手段の特徴を比
較例を用いて説明する。
【0030】図7に示すドップラー速度計において
(4)式が成立し、レーザー光Iの波長λに依存しない
で移動物体の移動速度を検出する為には反射鏡6a,6
bが回折格子10に垂直でかつ互いに平行でなければな
らない。ここで一方の反射鏡6aが組立誤差や環境変化
等により傾いた場合にドップラー周波数Fがどうなるか
を図8を用いて説明する。
【0031】図8において反射鏡6bは回折格子10の
格子配列方向tに垂直で、反射鏡6aが反射鏡6bに対
し角度φ傾いているものとする。又光束5a,5bを±
1次回折光とする。このときレーザー光Iは図8に示す
光路をとる。反射鏡6a,6bが互いに平行である場合
の光束5a,5bの移動物体7への2等分線と移動物体
7の垂線との成す角度をΔθとすると、ドップラー周波
数Fは F=2V・cosΔθ・sin(θ−φ)/λ ‥‥‥‥(8) となる。Δθ=φ、dsinθ=λであるから
【0032】
【数1】 となる。つまり反射鏡6aを傾けるとレーザー光の波長
変動がドップラー周波数に影響を及ぼすようになってく
る。
【0033】図9は基準波長λとして波長λ=0.78
μmのときドップラー周波数に対してレーザー光の波長
が変化したときの周波数変動率を反射鏡6aのいくつか
の傾き角φについて示したものである。同図より明らか
のように反射鏡6aの傾き角φが大きくなる程、波長変
動による周波数変動率が大きくなることがわかる。
【0034】このような反射鏡の傾き誤差は反射鏡を保
持する部材が温度変化等により膨張又は収縮した場合に
も同様に生じてくる。
【0035】本発明は前述の如く回折格子から回折され
る所定次数の回折光を移動物体に所定の入射角で入射さ
せる為の互いに平行な2つの反射面を有する光束伝達手
段を適切に設定することにより、レーザー光に波長変動
があっても移動物体の移動速度を高精度に検出してい
る。
【0036】図2(A),(B),(C)は各々本発明
の実施例2の上面概略図,側面概略図,前面概略図であ
る。同図において図1で示した要素と同一要素には同符
番を付している。
【0037】本実施例では実施例1に比べて光束伝達手
段11の形状が異なっており、その他の構成は略同じで
ある。即ち本実施例では回折格子10からの回折光5
a,5bは光束伝達手段11の入射面11aより入射
し、斜傾の反射面11dと側面の反射面6a(6b)で
反射した後、所定の角度で移動物体7に入射している。
【0038】そして移動物体7からのドップラーシフト
を受けた散乱光を光束伝達手段11の凹部に設けた集光
レンズ8で集光し、光検出器9で検出している。この他
の構成は図1の実施例1と同じである。
【0039】本実施例ではこのような構成により装置全
体の小型化及び所定のワーキングディスタンスが容易に
得られるようにしている。
【0040】図3(A),(B)は本発明の実施例3の
上面概略図と側面概略図である。図中、図1(A),
(B)で示した要素と同一要素には同符番を付してい
る。
【0041】本実施例では図1の実施例1に比べて光束
伝達手段(ガラスブロック)11の形状が異なってお
り、その他の構成は略同じである。
【0042】本実施例ではガラスブロック11の射出面
11bが凹部となっている。そして回折格子10からの
2つの回折光5a,5bはガラスブロック11の入射面
11aから入射し、射出面11b側の凹部の反射面11
fで反射して戻り、入射面11a側の反射面11eで反
射する。そして側面6a,6bで全反射した後、射出面
11b側の面11cより射出している。そして移動物体
7に入射させている。移動物体7からの散乱光はガラス
ブロック11の凹部に設けた集光レンズ8で集光した後
に光検出器9に入射させている。この他の構成及び効果
は図1の実施例1と同様である。
【0043】本実施例ではガラスブロック11内で光路
を複数回折り返している為、ブロックの小型化が図れ
る。
【0044】尚、上述実施例において光束伝達手段11
を内部に互いに平行な反射面6a,6bを有する中空の
角柱又は多角柱の筺体より構成するようにしても良い。
又回折格子としては透過型の他に反射型のものであって
も同様に適用することができる。
【0045】又、レーザ光3の回折格子10への入射角
は垂直でなくても一定の角度で入射させても良い。そし
てこのとき回折格子10より生じる±n次回折光の2つ
の回折光の交差角と同じ交差角を維持しつつ±n次回折
光の2つの回折光を移動物体に入射させれば良い。
【0046】尚、同じ光源から放射された光束を用いる
のであれば移動物体に入射させる2つの回折光のうち少
なくとも1つの回折光がn次回折光であれば他方の回折
光はn次以外、例えば0次、n+1次、n+2次等どの
ようなものであっても良い。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば前述のように構成上安定
し、又環境変化に対して信頼性の高い、移動物体の移動
速度を高精度に検出することのできる変位情報検出装置
とドップラー速度計を達成することができ、又光束伝達
手段を凹形状にすることによりスペースを効率良く利用
でき、装置の小型化やワーキングディスタンスを長くす
るといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の要部概略図
【図2】 本発明の実施例2の要部概略図
【図3】 本発明の実施例3の要部概略図
【図4】 従来のドップラー速度計の概略図
【図5】 レーザーダイオードの発振波長の温度
依存性を示す説明図
【図6】 回折格子の説明図
【図7】 回折格子を用いたドップラー速度計の
説明図
【図8】 図7の反射鏡6aを傾けたときの要部
概略図
【図9】 図8において反射鏡6aを傾けたとき
のドップラー周波数の説明図
【符号の説明】
1 レーザー光源 2 コリメーターレンズ 3 レーザー光 4 ビームスプリッター 5a,5b 回折光 6a,6b 反射面 7 移動物体 8 集光レンズ 9 光検出器 10 回折格子 11 光束伝達手段(ガラスブロック) 12 プリズムミラー 14 演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に沿った物体の変位に関する情
    報を検出する装置で、照明用の光を形成する照明手段
    と、前記照明手段からの光を内部に入射させて前記物体
    上に導く導波部と、前記物体の変位に関する情報を検出
    すべく前記導波部より光入射させた物体からの光を検出
    する光検出手段を有し、前記導波部の光射出側に凹部を
    そなえたことを特徴とする変位情報検出装置。
  2. 【請求項2】 波長λの光束を回折格子に入射させ、該
    回折格子で回折された所定次数の回折光束を所定の入射
    角θで移動物体に入射させ、該移動物体からの散乱光の
    周波数の偏移に基づいて該移動物体の速度情報を検出す
    る速度計において、該回折光束の波長λの変化に応じて
    該入射角θが変化し、sinθ/λがほぼ一定となるよ
    うに該回折光束を光束伝達手段を介して該移動物体に入
    射させると共に該光束伝達手段をその射出側を凹形状と
    なるように構成したことを特徴とする速度計。
  3. 【請求項3】 前記光束伝達手段の射出面が凹形状より
    成り、該凹形状のうち頂部を透過面としていることを特
    徴とする請求項2の速度計。
  4. 【請求項4】 前記光束伝達手段の入射面は一部が透過
    面、一部が反射面となっており、該光束伝達手段は射出
    面が凹形状より成り、該凹形状の谷部が反射面、頂部が
    透過面より成り、該入射面の透過面からの入射光を該凹
    形状の谷部反射面と該入射面の反射面で順に反射させ、
    次いで側面の反射面で反射させた後、該凹形状の頂部透
    過面より射出させていることを特徴とする請求項2の速
    度計。
  5. 【請求項5】 前記光束伝達手段はガラスブロックより
    成り、前記回折格子からの所定次数の回折光束を該ガラ
    スブロック内を通過させ、側面の反射面で反射させた後
    前記凹形状の頂部透過面より射出させ前記移動物体に入
    射させていることを特徴とする請求項2の速度計。
  6. 【請求項6】 光源からの光束を回折格子に入射させ、
    該回折格子からの+n次と−n次(n=1,2,3‥)
    の2つの回折光をその交差角度と同じ角度で互いに平行
    配置した2つの反射面を有する射出面が凹形状の光束伝
    達手段を介して移動物体面上に異った方向から該2つの
    回折光が該移動物体面近傍で交差するように照射し、該
    移動物体面からのドップラーシフトを受けた2つの散乱
    光を検出手段で検出し、該検出手段で得られる信号を利
    用して該移動物体の移動速度を検出したことを特徴とす
    る速度計。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0821849A (ja) * 1994-07-08 1996-01-23 Act Denshi Kk レーザドップラ方式による高熱体の測定方法
CN106052569A (zh) * 2016-08-11 2016-10-26 哈尔滨工业大学 一种外差式一/二维光栅位移粗/细测量系统
WO2018055771A1 (ja) * 2016-09-26 2018-03-29 愛知時計電機株式会社 計測装置
WO2018173290A1 (ja) * 2017-03-24 2018-09-27 愛知時計電機株式会社 計測装置

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