JPH0566129A - 距離測定用半導体集積回路 - Google Patents
距離測定用半導体集積回路Info
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- JPH0566129A JPH0566129A JP1913092A JP1913092A JPH0566129A JP H0566129 A JPH0566129 A JP H0566129A JP 1913092 A JP1913092 A JP 1913092A JP 1913092 A JP1913092 A JP 1913092A JP H0566129 A JPH0566129 A JP H0566129A
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- distance
- distance measurement
- data
- distance measuring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 距離測定装置の低コスト化及び高性能化を図
ることのできる距離測定用ICを提供する。 【構成】 被測距対象物20からの光を受取りこの対象
物までの距離に応じた信号を出力する受光素子30を有
するオートフォーカス装置用の距離測定用半導体集積回
路40は、以下の各要素がワンチップ内に形成されてい
る。受光素子からの信号から対象物までの距離に反比例
したデジタルの測距データを形成する距離測定演算部4
1、キャリブレーションモード時に既知の2つの距離に
ついて距離測定演算部41から出力される2つの測距デ
ータが書き込まれる記憶部42、及び測距モード時に記
憶部42に記憶されている2つの測距データと距離測定
演算部41から出力される測距データとからオートフォ
ーカス装置制御信号を演算するデータ演算部43であ
る。
ることのできる距離測定用ICを提供する。 【構成】 被測距対象物20からの光を受取りこの対象
物までの距離に応じた信号を出力する受光素子30を有
するオートフォーカス装置用の距離測定用半導体集積回
路40は、以下の各要素がワンチップ内に形成されてい
る。受光素子からの信号から対象物までの距離に反比例
したデジタルの測距データを形成する距離測定演算部4
1、キャリブレーションモード時に既知の2つの距離に
ついて距離測定演算部41から出力される2つの測距デ
ータが書き込まれる記憶部42、及び測距モード時に記
憶部42に記憶されている2つの測距データと距離測定
演算部41から出力される測距データとからオートフォ
ーカス装置制御信号を演算するデータ演算部43であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアクティブタイプ又はパ
ッシブタイプのオートフォーカス装置に装着される距離
測定装置の主要な構成要素である距離測定用半導体集積
回路に関する。
ッシブタイプのオートフォーカス装置に装着される距離
測定装置の主要な構成要素である距離測定用半導体集積
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】オートフォーカス装置に装着される距離
測定装置は、その距離測定装置がアクティブタイプの場
合、図5に示すように、距離を測定すべき被写体に光を
照射する赤外線発光ダイオード110と、被写体120
で反射された光を受光しその光の入射角度に応じた電流
を出力するPSD(ポジションセンシティブディテク
タ)素子130と、PSD素子130から印加される電
流をA/D変換した後、被写体までの距離に対応するデ
ータ(測距データ)を演算する距離測定用集積回路(距
離測定用IC)140と、この距離測定用IC140を
制御するCPU(中央処理装置)150とから通常は構
成される。
測定装置は、その距離測定装置がアクティブタイプの場
合、図5に示すように、距離を測定すべき被写体に光を
照射する赤外線発光ダイオード110と、被写体120
で反射された光を受光しその光の入射角度に応じた電流
を出力するPSD(ポジションセンシティブディテク
タ)素子130と、PSD素子130から印加される電
流をA/D変換した後、被写体までの距離に対応するデ
ータ(測距データ)を演算する距離測定用集積回路(距
離測定用IC)140と、この距離測定用IC140を
制御するCPU(中央処理装置)150とから通常は構
成される。
【0003】このような距離測定装置では、距離測定用
ICの製造上のばらつき及び光学系(受光素子、発光素
子等)のずれによる測定誤差を補償するため、光学系を
物理的に微調整することが行われる。
ICの製造上のばらつき及び光学系(受光素子、発光素
子等)のずれによる測定誤差を補償するため、光学系を
物理的に微調整することが行われる。
【0004】しかしながら光学系の調整によってこのよ
うな測定誤差を完全に補償することは非常に困難である
ので、電気的な方法でこれを消去することが行われてい
る。即ち、調整用可変抵抗R1及びR2を外付接続する
ための2〜3個の端子を距離測定用ICに設け、初期時
にこれら複数の調整用抵抗R1及びR2の抵抗値を調節
することによってA/D変換器の部分で電流を修正し、
測距データの誤差が消去されるようにしている。
うな測定誤差を完全に補償することは非常に困難である
ので、電気的な方法でこれを消去することが行われてい
る。即ち、調整用可変抵抗R1及びR2を外付接続する
ための2〜3個の端子を距離測定用ICに設け、初期時
にこれら複数の調整用抵抗R1及びR2の抵抗値を調節
することによってA/D変換器の部分で電流を修正し、
測距データの誤差が消去されるようにしている。
【0005】調整用抵抗によるこの補償方法は、抵抗R
1の抵抗値を変えることによって電流を平行にシフト
し、抵抗R2の抵抗値を変えることによって電流の傾斜
を変えるものである。即ち、図6に示すように、まずデ
ータの回転中心となっている第1の距離で測距を行い、
その出力データが所望の値となるように抵抗R1の抵抗
値を変える。次に第1の距離と異なる第2の距離で測距
を行いその出力データが所望の値となるように抵抗R2
の抵抗値を変える。しかしながらこの方法は、出力デー
タが所望のデータとなるまで何度も距離測定を繰り返し
て抵抗値の調整を行う必要があるため、多大な労力を要
する。
1の抵抗値を変えることによって電流を平行にシフト
し、抵抗R2の抵抗値を変えることによって電流の傾斜
を変えるものである。即ち、図6に示すように、まずデ
ータの回転中心となっている第1の距離で測距を行い、
その出力データが所望の値となるように抵抗R1の抵抗
値を変える。次に第1の距離と異なる第2の距離で測距
を行いその出力データが所望の値となるように抵抗R2
の抵抗値を変える。しかしながらこの方法は、出力デー
タが所望のデータとなるまで何度も距離測定を繰り返し
て抵抗値の調整を行う必要があるため、多大な労力を要
する。
【0006】調整用抵抗を用いずに測距データの誤差を
消去する方法として、図7に示すように、通常の距離測
定用IC240に独立したメモリ260を外付し、その
距離測定用IC240によって既知の距離を測定して得
た1次関数をこのメモリ260に記憶させるようにした
補償方法を本出願人は知っている。
消去する方法として、図7に示すように、通常の距離測
定用IC240に独立したメモリ260を外付し、その
距離測定用IC240によって既知の距離を測定して得
た1次関数をこのメモリ260に記憶させるようにした
補償方法を本出願人は知っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法によると、外付するメモリ自体及び調整時の各タイミ
ングを発生する回路が必要となると共に各素子間の配線
が新たに必要であり、しかもCPUのソフトウエアの負
担が著しく大きくなる。
法によると、外付するメモリ自体及び調整時の各タイミ
ングを発生する回路が必要となると共に各素子間の配線
が新たに必要であり、しかもCPUのソフトウエアの負
担が著しく大きくなる。
【0008】従って、本発明の目的は、距離測定装置の
低コスト化及び高性能化を図ることのできる距離測定用
ICを提供することにある。
低コスト化及び高性能化を図ることのできる距離測定用
ICを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的は、被測距対象物からの光を受取りこの対象物まで
の距離に応じた信号を出力する受光素子を有するオート
フォーカス装置用の以下の構成の距離測定用半導体集積
回路によって達成される。
目的は、被測距対象物からの光を受取りこの対象物まで
の距離に応じた信号を出力する受光素子を有するオート
フォーカス装置用の以下の構成の距離測定用半導体集積
回路によって達成される。
【0010】この距離測定用半導体集積回路は、以下の
各要素がワンチップ内に形成されている。即ち、受光素
子からの信号から対象物までの距離に反比例したデジタ
ルの測距データを形成する距離測定演算部、キャリブレ
ーションモード時に既知の2つの距離について距離測定
演算部から出力される2つの測距データが書き込まれる
記憶部、及び測距モード時に記憶部に記憶されている2
つの測距データと距離測定演算部から出力される測距デ
ータとからオートフォーカス装置制御信号を演算するデ
ータ演算部である。
各要素がワンチップ内に形成されている。即ち、受光素
子からの信号から対象物までの距離に反比例したデジタ
ルの測距データを形成する距離測定演算部、キャリブレ
ーションモード時に既知の2つの距離について距離測定
演算部から出力される2つの測距データが書き込まれる
記憶部、及び測距モード時に記憶部に記憶されている2
つの測距データと距離測定演算部から出力される測距デ
ータとからオートフォーカス装置制御信号を演算するデ
ータ演算部である。
【0011】好ましくは、外部からの制御入力に応じて
前記キャリブレーションモード及び前記測距モードを選
択的に切換えることが可能な制御ロジック手段がさらに
ワンチップ内に形成されている。
前記キャリブレーションモード及び前記測距モードを選
択的に切換えることが可能な制御ロジック手段がさらに
ワンチップ内に形成されている。
【0012】記憶部はEEPROMであることが好まし
い。このEEPROMがCMOSであり、半導体集積回
路がBi−CMOSプロセスで形成されることも好まし
い。
い。このEEPROMがCMOSであり、半導体集積回
路がBi−CMOSプロセスで形成されることも好まし
い。
【0013】半導体集積回路がアクティブタイプのオー
トフォーカス装置用であるかもしれない。
トフォーカス装置用であるかもしれない。
【0014】
【作用】既知の真の距離を距離測定装置で実際に測定し
て測距データを得、その測距デ−タと真の距離との関係
を記憶部に記憶させるという距離測定装置のキャリブレ
ーションを、CPUからキャリブレーション命令を出す
だけで行う。このため、距離測定装置のCPUのソフト
ウエアの負担を大幅に低減でき、しかもその構成を極め
てシンプルにすることができ、さらに距離測定装置の低
コスト化及び高性能化を図ることができる。
て測距データを得、その測距デ−タと真の距離との関係
を記憶部に記憶させるという距離測定装置のキャリブレ
ーションを、CPUからキャリブレーション命令を出す
だけで行う。このため、距離測定装置のCPUのソフト
ウエアの負担を大幅に低減でき、しかもその構成を極め
てシンプルにすることができ、さらに距離測定装置の低
コスト化及び高性能化を図ることができる。
【0015】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
【0016】図2は本発明の一実施例として、コンパク
トカメラ等に装着されるアクティブタイプの距離測定装
置の構成を概略的に表している。
トカメラ等に装着されるアクティブタイプの距離測定装
置の構成を概略的に表している。
【0017】同図において、10は距離を測定すべき被
写体20に光を照射する赤外線発光ダイオード、30は
被写体20で反射された光を受光しその光の入射角度に
応じた電流を出力するPSD(ポジションセンシティブ
ディテクタ)素子、40はPSD素子30から出力され
る電流をA/D変換し、被写体までの距離に対応するデ
ータ(測距データ)を演算する距離測定用集積回路(距
離測定用IC)、50はこの距離測定装置全体を制御す
るためのCPU(中央処理装置)をそれぞれ示してい
る。
写体20に光を照射する赤外線発光ダイオード、30は
被写体20で反射された光を受光しその光の入射角度に
応じた電流を出力するPSD(ポジションセンシティブ
ディテクタ)素子、40はPSD素子30から出力され
る電流をA/D変換し、被写体までの距離に対応するデ
ータ(測距データ)を演算する距離測定用集積回路(距
離測定用IC)、50はこの距離測定装置全体を制御す
るためのCPU(中央処理装置)をそれぞれ示してい
る。
【0018】図1は距離測定用IC40の内部構成を概
略的に表している。
略的に表している。
【0019】この距離測定用IC40は、内部にA/D
変換器を含む距離測定演算部41と、この距離測定演算
部41の出力にその入力が接続されたEEPROM(電
気的消去可能プログラマブルROM)42と、距離測定
演算部41の出力及びEEPROM42の出力に接続さ
れたデータ演算部43と、距離測定演算部41、EEP
ROM42、及びデータ演算部43に接続されておりこ
れらの動作を制御するための制御ロジック44とを備え
ている。距離測定演算部41の入力はPSD素子30の
出力に接続され、制御ロジック44はCPU50及び発
光ダイオード10に接続され、データ演算部43の出力
はCPU50に接続される。距離測定用IC40とCP
U50とを接続する信号線はCPU50から距離測定用
IC40に対する2つの制御線及び距離測定用IC40
で得たデ−タをCPU50へ送るためのデータ線の3つ
の線である。
変換器を含む距離測定演算部41と、この距離測定演算
部41の出力にその入力が接続されたEEPROM(電
気的消去可能プログラマブルROM)42と、距離測定
演算部41の出力及びEEPROM42の出力に接続さ
れたデータ演算部43と、距離測定演算部41、EEP
ROM42、及びデータ演算部43に接続されておりこ
れらの動作を制御するための制御ロジック44とを備え
ている。距離測定演算部41の入力はPSD素子30の
出力に接続され、制御ロジック44はCPU50及び発
光ダイオード10に接続され、データ演算部43の出力
はCPU50に接続される。距離測定用IC40とCP
U50とを接続する信号線はCPU50から距離測定用
IC40に対する2つの制御線及び距離測定用IC40
で得たデ−タをCPU50へ送るためのデータ線の3つ
の線である。
【0020】EEPROM42はCMOSで形成されて
おり、その他の構成要素はバイポーラで形成されてい
る。即ち、距離測定用IC40はBi−CMOSプロセ
スによって形成されたワンチップのICである。
おり、その他の構成要素はバイポーラで形成されてい
る。即ち、距離測定用IC40はBi−CMOSプロセ
スによって形成されたワンチップのICである。
【0021】次にこの距離測定装置の動作を図3に示す
CPU50の制御プログラムのフローチャートを用いて
説明する。
CPU50の制御プログラムのフローチャートを用いて
説明する。
【0022】距離測定装置の動作には2つの動作モード
がある。一方はキャリブレーションモードであり、他方
は測距モードである。
がある。一方はキャリブレーションモードであり、他方
は測距モードである。
【0023】キャリブレーションモードは、距離測定装
置を工場から出荷する前に及びその後調整が必要になっ
たときに行う初期設定モードである。図3のステップS
1においてこのキャリブレーションモードであると判別
されると、ステップS2〜S7の動作が実行される。ま
ず、CPU50は距離測定用IC40の制御ロジック4
4にコントロール信号を送り、そのEEPROM42を
書き込みモードに設定する(ステップS2)。次に制御
ロジック44に他のコントロール信号を送ることによ
り、初期化用の測距動作を開始させる(ステップS
3)。これにより、発光ダイオード10が駆動され、あ
らかじめ定められた既知の第1の距離だけ離れた位置に
設置された被写体(被測距対象物)20から反射された
光がPSD素子30に印加される。PSD素子30から
はその第1の距離に応じた2チャンネルの信号電流が出
力され、距離測定演算部41に入力される。距離測定演
算部41はこれらの電流をそれぞれ増幅し、ダイオード
を用いて対数圧縮した電圧を差動回路の入力端子対にそ
れぞれ入力させ、被写体までの距離の逆数に比例した出
力電流を得る。そしてこの出力電流をA/D変換するこ
とによりデジタルの測距データaを生成する。次いでこ
の測距データaは、制御ロジック44の制御によってE
EPROM42の所定のアドレスに書き込まれる(ステ
ップS4)。
置を工場から出荷する前に及びその後調整が必要になっ
たときに行う初期設定モードである。図3のステップS
1においてこのキャリブレーションモードであると判別
されると、ステップS2〜S7の動作が実行される。ま
ず、CPU50は距離測定用IC40の制御ロジック4
4にコントロール信号を送り、そのEEPROM42を
書き込みモードに設定する(ステップS2)。次に制御
ロジック44に他のコントロール信号を送ることによ
り、初期化用の測距動作を開始させる(ステップS
3)。これにより、発光ダイオード10が駆動され、あ
らかじめ定められた既知の第1の距離だけ離れた位置に
設置された被写体(被測距対象物)20から反射された
光がPSD素子30に印加される。PSD素子30から
はその第1の距離に応じた2チャンネルの信号電流が出
力され、距離測定演算部41に入力される。距離測定演
算部41はこれらの電流をそれぞれ増幅し、ダイオード
を用いて対数圧縮した電圧を差動回路の入力端子対にそ
れぞれ入力させ、被写体までの距離の逆数に比例した出
力電流を得る。そしてこの出力電流をA/D変換するこ
とによりデジタルの測距データaを生成する。次いでこ
の測距データaは、制御ロジック44の制御によってE
EPROM42の所定のアドレスに書き込まれる(ステ
ップS4)。
【0024】ステップS3及び4と同様の動作が、あら
かじめ定められた既知の第2の距離だけ離れた位置に設
置された被写体20に対して行われ(ステップS5)、
測距データbがEEPROM42の所定のアドレスに書
き込まれる(ステップS6)。以上によりキャリブレー
ション動作が終了したことがCPU50側に通知される
(ステップS7)。
かじめ定められた既知の第2の距離だけ離れた位置に設
置された被写体20に対して行われ(ステップS5)、
測距データbがEEPROM42の所定のアドレスに書
き込まれる(ステップS6)。以上によりキャリブレー
ション動作が終了したことがCPU50側に通知される
(ステップS7)。
【0025】測距モードは、オートフォーカスのための
本来の距離測定を行うモードである。ステップS1にお
いてこの測距モードであると判別されると、ステップS
8〜S11の動作が実行される。まず、CPU50は制
御ロジック44にコントロール信号を送ることにより、
測距動作を開始させる(ステップS8)。これにより、
発光ダイオード10が駆動され、測定すべき位置にある
被写体20から反射された光がPSD素子30に印加さ
れる。PSD素子30からはその距離に応じた2チャン
ネルの信号電流が出力され、距離測定演算部41に入力
される。距離測定演算部41はこれらの電流をそれぞれ
増幅し、ダイオードを用いて対数圧縮した電圧を差動回
路の入力端子対にそれぞれ入力させ、被写体までの距離
の逆数に比例した出力電流を得る。そしてこの出力電流
をA/D変換することによりデジタルの測距データxを
生成する(ステップS9)。
本来の距離測定を行うモードである。ステップS1にお
いてこの測距モードであると判別されると、ステップS
8〜S11の動作が実行される。まず、CPU50は制
御ロジック44にコントロール信号を送ることにより、
測距動作を開始させる(ステップS8)。これにより、
発光ダイオード10が駆動され、測定すべき位置にある
被写体20から反射された光がPSD素子30に印加さ
れる。PSD素子30からはその距離に応じた2チャン
ネルの信号電流が出力され、距離測定演算部41に入力
される。距離測定演算部41はこれらの電流をそれぞれ
増幅し、ダイオードを用いて対数圧縮した電圧を差動回
路の入力端子対にそれぞれ入力させ、被写体までの距離
の逆数に比例した出力電流を得る。そしてこの出力電流
をA/D変換することによりデジタルの測距データxを
生成する(ステップS9)。
【0026】次のステップS10では、EEPROM4
2に記憶されている測距データa及びbとこの測距デー
タxとからオートフォーカス装置用制御信号Kがデータ
演算部43において算出される。このオートフォーカス
装置用制御信号は、どの位置にレンズを停止させたらよ
いかを示す信号であり、零から無限大までの距離を所定
数(後述する例では11)で分割してなる分割ゾーンで
表される。
2に記憶されている測距データa及びbとこの測距デー
タxとからオートフォーカス装置用制御信号Kがデータ
演算部43において算出される。このオートフォーカス
装置用制御信号は、どの位置にレンズを停止させたらよ
いかを示す信号であり、零から無限大までの距離を所定
数(後述する例では11)で分割してなる分割ゾーンで
表される。
【0027】キャリブレーションモードにおける第1の
距離が第nゾーンと第(n+1)ゾーンとの境界点であ
りこのときの測距データがaとしてEEPROM42に
記憶されており、第2の距離が第mゾーンと第(m+
1)ゾーンとの境界点でありこのときの測距データがb
としてEEPROM42に記憶されており、測距モード
における実際の測距データがxであるとすると、データ
演算部43におけるオートフォーカス装置用制御信号K
の算出は、下記の一次関数に基づいて行われる。
距離が第nゾーンと第(n+1)ゾーンとの境界点であ
りこのときの測距データがaとしてEEPROM42に
記憶されており、第2の距離が第mゾーンと第(m+
1)ゾーンとの境界点でありこのときの測距データがb
としてEEPROM42に記憶されており、測距モード
における実際の測距データがxであるとすると、データ
演算部43におけるオートフォーカス装置用制御信号K
の算出は、下記の一次関数に基づいて行われる。
【0028】 K=INT[n+(x−a)/{(b−a)/(m−n)}] このような演算を行うデータ演算部43の回路構成は公
知である。
知である。
【0029】データ演算部43によって算出されたオー
トフォーカス装置用制御信号Kは、次のステップS11
においてCPU50へ転送される。
トフォーカス装置用制御信号Kは、次のステップS11
においてCPU50へ転送される。
【0030】Fig.4は、被写体までの距離と測距データ
及び分割ゾーンとの関係を表すグラフであり、零から無
限大までの距離を11の分割ゾーンとした2つの例を示
している。
及び分割ゾーンとの関係を表すグラフであり、零から無
限大までの距離を11の分割ゾーンとした2つの例を示
している。
【0031】一方の例(Aの線)として、キャリブレー
ションモードにおける第1の距離が第1ゾーンと第2ゾ
ーンとの境界点でありこのときの測距データがa=18
4としてEEPROM42に記憶されており、第2の距
離が第10ゾーンと第11ゾーンとの境界点でありこの
ときの測距データがb=1012としてEEPROM4
2に記憶されており、測距モードにおける実際の測距デ
ータがxであるとすると、データ演算部43におけるオ
ートフォーカス装置用制御信号Kの算出は、下記の一次
関数に基づいて行われる。
ションモードにおける第1の距離が第1ゾーンと第2ゾ
ーンとの境界点でありこのときの測距データがa=18
4としてEEPROM42に記憶されており、第2の距
離が第10ゾーンと第11ゾーンとの境界点でありこの
ときの測距データがb=1012としてEEPROM4
2に記憶されており、測距モードにおける実際の測距デ
ータがxであるとすると、データ演算部43におけるオ
ートフォーカス装置用制御信号Kの算出は、下記の一次
関数に基づいて行われる。
【0032】K=INT[1+(x−184)/{(1
012−184)/(10−1)}] =INT{1+9(x−184)/828} その結果、図4に示すごとく、Kは第6ゾーンとなる。
012−184)/(10−1)}] =INT{1+9(x−184)/828} その結果、図4に示すごとく、Kは第6ゾーンとなる。
【0033】この距離測定装置が他のオートフォーカス
装置に装着された場合が他方の例(Bの線)である。キ
ャリブレーションモードにおける第1の距離が第1ゾー
ンと第2ゾーンとの境界点でありこのときの測距データ
がa=180としてEEPROM42に記憶されてお
り、第2の距離が第10ゾーンと第11ゾーンとの境界
点でありこのときの測距データがb=530としてEE
PROM42に記憶されており、測距モードにおける実
際の測距データがxであるとすると、データ演算部43
におけるオートフォーカス装置用制御信号Kの算出は、
下記の一次関数に基づいて行われる。
装置に装着された場合が他方の例(Bの線)である。キ
ャリブレーションモードにおける第1の距離が第1ゾー
ンと第2ゾーンとの境界点でありこのときの測距データ
がa=180としてEEPROM42に記憶されてお
り、第2の距離が第10ゾーンと第11ゾーンとの境界
点でありこのときの測距データがb=530としてEE
PROM42に記憶されており、測距モードにおける実
際の測距データがxであるとすると、データ演算部43
におけるオートフォーカス装置用制御信号Kの算出は、
下記の一次関数に基づいて行われる。
【0034】K=INT[1+(x−180)/{(5
30−180)/(10−1)}] =INT{1+9(x−180)/390} その結果、図4に示すごとく、Kは前の場合と同じに第
6ゾーンとなる。つまり、いかなるオートフォーカス装
置に装備されようともこの距離測定装置で生成されるオ
ートフォーカス装置用制御信号Kは同じ正しい値とな
る。
30−180)/(10−1)}] =INT{1+9(x−180)/390} その結果、図4に示すごとく、Kは前の場合と同じに第
6ゾーンとなる。つまり、いかなるオートフォーカス装
置に装備されようともこの距離測定装置で生成されるオ
ートフォーカス装置用制御信号Kは同じ正しい値とな
る。
【0035】このように既知の真の距離(上述の例では
ゾーンとゾーンとの境界)を距離測定装置で実際に測定
して測距データを得、その測距デ−タと真の距離との関
係をEEPROM42に記憶させるという距離測定装置
のキャリブレーションを、CPU50側からキャリブレ
ーション命令を出すだけで行うように構成している。こ
のため、距離測定装置のCPUのソフトウエアの負担を
大幅に低減でき、しかもその構成を極めてシンプルにす
ることができ、さらに距離測定装置の低コスト化及び高
性能化を図ることができる。
ゾーンとゾーンとの境界)を距離測定装置で実際に測定
して測距データを得、その測距デ−タと真の距離との関
係をEEPROM42に記憶させるという距離測定装置
のキャリブレーションを、CPU50側からキャリブレ
ーション命令を出すだけで行うように構成している。こ
のため、距離測定装置のCPUのソフトウエアの負担を
大幅に低減でき、しかもその構成を極めてシンプルにす
ることができ、さらに距離測定装置の低コスト化及び高
性能化を図ることができる。
【0036】上述の実施例はアクティブタイプの距離測
定装置について述べているが、本発明は例えば空間位相
差を利用したパッシブタイプの距離測定装置であっても
よい。また、距離測定用ICとしてBi−CMOSプロ
セスによって形成されたワンチップのICを用いている
が、本発明の距離測定用ICはその他のプロセスで形成
したワンチップICであってもよい。さらに、EEPR
OMの代りにヒューズ式等の他のEPROM(消去可能
プログラマブルROM)を用いてもよい。
定装置について述べているが、本発明は例えば空間位相
差を利用したパッシブタイプの距離測定装置であっても
よい。また、距離測定用ICとしてBi−CMOSプロ
セスによって形成されたワンチップのICを用いている
が、本発明の距離測定用ICはその他のプロセスで形成
したワンチップICであってもよい。さらに、EEPR
OMの代りにヒューズ式等の他のEPROM(消去可能
プログラマブルROM)を用いてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、距離測定用半導体集積回路が、以下の各要素がワン
チップ内に形成されている。即ち、受光素子からの信号
から対象物までの距離に反比例したデジタルの測距デー
タを形成する距離測定演算部、キャリブレーションモー
ド時に既知の2つの距離について距離測定演算部から出
力される2つの測距データが書き込まれる記憶部、及び
測距モード時に記憶部に記憶されている2つの測距デー
タと距離測定演算部から出力される測距データとからオ
ートフォーカス装置制御信号を演算するデータ演算部で
ある。従って、距離測定装置の低コスト化及び高性能化
を図ることができる。
ば、距離測定用半導体集積回路が、以下の各要素がワン
チップ内に形成されている。即ち、受光素子からの信号
から対象物までの距離に反比例したデジタルの測距デー
タを形成する距離測定演算部、キャリブレーションモー
ド時に既知の2つの距離について距離測定演算部から出
力される2つの測距データが書き込まれる記憶部、及び
測距モード時に記憶部に記憶されている2つの測距デー
タと距離測定演算部から出力される測距データとからオ
ートフォーカス装置制御信号を演算するデータ演算部で
ある。従って、距離測定装置の低コスト化及び高性能化
を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例における距離測定用ICの概
略的な電気的構成を表すブロック図である。
略的な電気的構成を表すブロック図である。
【図2】図1の実施例における距離測定装置の全体的構
成を概略的に表す図である。
成を概略的に表す図である。
【図3】図1の実施例におけるCPUの制御プログラム
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図4】図1の距離測定用ICの動作原理を説明するた
めに被写体までの距離と測距データ及び分割ゾーンとの
関係を表すグラフである。
めに被写体までの距離と測距データ及び分割ゾーンとの
関係を表すグラフである。
【図5】従来の距離測定装置の構成を概略的に表す図で
ある。
ある。
【図6】図5の従来装置を説明するために被写体までの
距離と測距データとの関係を表すグラフである。
距離と測距データとの関係を表すグラフである。
【図7】従来の距離測定装置の構成を概略的に表す図で
ある。
ある。
10 赤外線発光ダイオード 20 被写体 30 PSD素子 40 距離測定用集積回路 41 距離測定演算部 42 EEPROM 43 データ演算部 44 制御ロジック 50 CPU
Claims (5)
- 【請求項1】 被測距対象物からの光を受取り該対象物
までの距離に応じた信号を出力する受光素子を有するオ
ートフォーカス装置用の距離測定用半導体集積回路であ
って、前記受光素子からの前記信号から前記対象物まで
の距離に反比例したデジタルの測距データを形成する距
離測定演算手段と、キャリブレーションモード時に既知
の2つの距離について前記距離測定演算手段から出力さ
れる2つの測距データが書き込まれる記憶手段と、測距
モード時に前記記憶手段に記憶されている前記2つの測
距データと前記距離測定演算手段から出力される測距デ
ータとから前記オートフォーカス装置の制御信号を演算
するデータ演算手段とがワンチップ内に形成されている
ことを特徴とする距離測定用半導体集積回路。 - 【請求項2】 外部からの制御入力に応じて前記キャリ
ブレーションモード及び前記測距モードを選択的に切換
えることが可能な制御ロジック手段がさらにワンチップ
内に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
距離測定用半導体集積回路。 - 【請求項3】 前記記憶手段がEEPROMであること
を特徴とする請求項1又は2に記載の距離測定用半導体
集積回路。 - 【請求項4】 前記EEPROMがCMOSであり、当
該半導体集積回路がBi−CMOSプロセスで形成され
ることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記
載の距離測定用半導体集積回路。 - 【請求項5】 nがキャリブレーションモードにおいて
既知の一方の距離がオートフォーカス装置制御信号の第
nゾーンと第(n+1)ゾーンとの境界点であり、aが
記憶手段に記憶されているこのときの測距データ、mが
キャリブレーションモードにおいて既知の他方の距離が
オートフォーカス装置制御信号の第mゾーンと第(m+
1)ゾーンとの境界点であり、bが記憶手段に記憶され
ているこのときの測距データ、xが測距モードにおける
実際の測距データであるとすると、前記データ演算手段
が、 K=INT[n+(x−a)/{(b−a)/(m−n)}] の演算を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれ
か1項に記載の距離測定用半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1913092A JPH0566129A (ja) | 1991-02-07 | 1992-02-04 | 距離測定用半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-39231 | 1991-02-07 | ||
JP3923191 | 1991-02-07 | ||
JP1913092A JPH0566129A (ja) | 1991-02-07 | 1992-02-04 | 距離測定用半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0566129A true JPH0566129A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=26355951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1913092A Pending JPH0566129A (ja) | 1991-02-07 | 1992-02-04 | 距離測定用半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0566129A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2725019A1 (fr) * | 1994-09-28 | 1996-03-29 | Seikosha Kk | Dispositif de mesure de distance. |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61251163A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-08 | Fujitsu Ltd | Bi−MIS集積回路の製造方法 |
JPS6380560A (ja) * | 1986-07-16 | 1988-04-11 | フエアチヤイルド セミコンダクタ コ−ポレ−シヨン | 最小数のマスクを使用してバイポ−ラ及び相補型電界効果トランジスタを同時的に製造する方法 |
JPS63133014A (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-04 | Olympus Optical Co Ltd | 距離測定装置 |
JPS63198818A (ja) * | 1987-02-13 | 1988-08-17 | Olympus Optical Co Ltd | 距離検出装置 |
JPH02196444A (ja) * | 1989-01-25 | 1990-08-03 | Hitachi Ltd | 半導体記憶装置 |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP1913092A patent/JPH0566129A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2725019A1 (fr) * | 1994-09-28 | 1996-03-29 | Seikosha Kk | Dispositif de mesure de distance. |
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