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JPH0562863U - スプリングプロ―ブ - Google Patents

スプリングプロ―ブ

Info

Publication number
JPH0562863U
JPH0562863U JP312892U JP312892U JPH0562863U JP H0562863 U JPH0562863 U JP H0562863U JP 312892 U JP312892 U JP 312892U JP 312892 U JP312892 U JP 312892U JP H0562863 U JPH0562863 U JP H0562863U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
barrel
terminal
spring
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP312892U
Other languages
English (en)
Inventor
昭二 杉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANCALL CORPORATION
Original Assignee
SANCALL CORPORATION
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANCALL CORPORATION filed Critical SANCALL CORPORATION
Priority to JP312892U priority Critical patent/JPH0562863U/ja
Publication of JPH0562863U publication Critical patent/JPH0562863U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品の端子などの配設状態の検出ができ
る。 【構成】 略円筒形状の導電性のバレル11に、導電性の
プランジャ19を挿入する。スプリング23でプランジャ19
を支持する。バレル11の後部開口部13を挿通した状態で
導電性のタ―ミナル24を固定する。バレル中間部にバレ
ル内面に突出し、プランジャ19の拡径した接触部22に当
接する突起部14を設ける。常時においては、プランジャ
19とタ―ミナル24およびバレル11の突起部14とプランジ
ャ19の接触部22とは接触する。プランジャ19を被測定物
に押付けると、プランジャ19が後退し、プランジャ19と
突起部14は離間し絶縁状態となる。 【効果】 被測定物の端子が測定寸法より長いなどの被
測定物の配設状態の検出などを同時に行える。測定回数
を減少することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子部品などの配設状態の検出に用いられるスプリングプロ―ブに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスプリングプローブは、例えば実開平2−5072号公報に記 載されている構造が知られている。この従来のスプリングプローブは、図2に示 されるように、円筒形状のバレル1を有し、このバレル1の前端の開口部から突 出する方向にスプリング体2によって付勢された略円柱形状の導電性の測定端子 (プランジャ)3を進退自在に突設するとともに、後端の開口部から導電性のタ ーミナル5を突設した構造が採られている。
【0003】 また、このターミナル5は、後端部を閉塞した略円筒形状の導電性の管体6と 、この管体6の内部に挿入されたスプリング体7およびプランジャ8とからなっ ている。そして、このプランジャ8の管体6に挿入された後部には略円柱形状の 拡径部8aが一体的に形成されており、この拡径部8aが管体6の内部に設けたシリ ンダ9に摺動自在に嵌合されているとともに、この拡径部8aの後端部がスプリン グ体7によって前側に弾力的に押圧され、この拡径部8aの前端部がシリンダ9の 前端の開口部で小径にかしめられた係止部9aによって係止された状態で、プラン ジャ8の前部がシリンダ9の前端の開口部から前側に突出し、プランジャ3の後 端部と間隙Lを介して対向するようになっている。
【0004】 そして、このスプリングプロ―ブは、常時においては、スプリング体2の付勢 力によってプランジャ3とターミナル5とが離間した状態で互いに絶縁されてい るが、プランジャ3の先端部3aを被測定物に押付けると、プランジャ3がスプリ ング体2の付勢力に抗して後退してターミナル5のプランジャ8と接触して、確 実な電気的導通が得られるようになっている。
【0005】 そこで、ターミナル5に図示しないソケットを嵌合し、このソケットから導出 されたリード線を測定器などに接続したうえで、試験回路内のプリント配線や電 子部品の端子などの被測定物にプランジャ3の先端部3aを押付け、プランジャ3 を後退させ、プランジャ3とターミナル5とを接触させて電気的導通を確保した 状態で、被測定物の配設状態の検出を行うことができるようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構造のスプリングプロ―ブにおいては、ターミナル 5が、管体6とこの管体6の内部に挿入されたスプリング体7およびプランジャ 8とからなっているため、構造が複雑になり、細径化が困難であるとの問題を有 している。
【0007】 そして、上記従来の構造では、被測定物の有無および被測定物である電子部品 の端子が設定寸法より長いなどの不適正に配設された被測定物を検出することが 困難であるとの問題も有している。
【0008】 本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、被測定物の電子部品などの 端子が設定寸法より長い場合のような不適正な被測定物を検出でき、安価で小型 なスプリングプロ―ブを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案のスプリングプロ―ブは、前部開口部および後部開口部を有する導電性 の筒形状のバレルと、前記後部開口部を一部挿通した状態で前記バレルに固定さ れた導電性のターミナルと、前記前部開口部を一部挿通した状態で導電性のスプ リングにより前部開口部から突出する方向に付勢されて前記バレル内に電気絶縁 性を保持して進退自在に挿通された導電性のプランジャとを具備し、前記プラン ジャは拡径した接触部を形成し、前記バレルの中間部に前記プランジャの接触部 に接触係合して導通する突起部を設け、常時においては前記プランジャの後端部 は前記スプリングを介して前記ターミナルと導通するとともに、前記プランジャ と前記突起部が接触され、前記プランジャの先端部が後方に押圧された状態で前 記プランジャの係合部が前記突起部と離間されるものである。
【0010】
【作用】
本考案のスプリングプロ―ブでは、常時プランジャとターミナルとが電気的導 通状態にあり、被測定物である電子部品の端子が設定寸法より長いなどの不適正 に配設された被測定物にプランジャの先端部が、スプリングの付勢力に抗して押 付けられると、プランジャが後退し、プランジャの係合部がバレルの突起部から 離間して、両者の導通が遮断され、被測定物の不適正な配設状態が検知される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例の構成を図面を参照して説明する。
【0012】 図1において、11は略円筒形状のバレルで、このバレル11は、例えばニッケル メッキなどがなされた黄銅などの導電材料から形成されており、前後の端部にそ れぞれ前部開口部12、後部開口部13が形成されている。
【0013】 そして、このバレル11の中間部に小径にかしめられた環状の突起部14を形成し 、突起部14より前方に小径にかしめられた係止部15を形成し、後部開口部13近傍 に小径にかしめられた固定部16を形成する。
【0014】 また、このバレル11の前端部近傍には、外側に環状に膨出した張出部17が形成 され、このスプリングプロ―ブのバレル11を図示しないプローブボードの取付孔 に圧入固定して配設する際に、この張出部17がプローブボードの取付孔に弾性的 に係合し、このスプリングプロ―ブをより確実に固定するようになっている。
【0015】 また、バレル11の内面側に突起部14の位置より前側位置に筒状の絶縁材18を嵌 合し、絶縁材18の後端部はバレル11の前部開口部12より突出した状態で前記係止 部15のかしめにより固定され、前記張出部17と一体に形成されている。このバレ ル11の突起部14より後方に嵌挿された後方の絶縁体18の後部は後部開口部13より 突出して、この突出部分は、バレル11の外径と略同一径に形成されている。
【0016】 そして、このバレル11の内側前部に、プランジャ19が挿入されている。このプ ランジャ19は、銅メッキがなされたベリリウム銅合金などの導電性の金属にて略 円柱形状に形成され、軸方向の中間部前側には、前記バレル11より一部突出した 測定端子部20が形成され、さらに、この測定端子部20の先端に被測定物に押付け られる当接部21が設けられている。また、このプランジャ19の中間部は小径部19 a が形成され、さらに、この小径部19a の段差をもって拡径した接触部22が形成 され、この接触部22の前端は前記突起部14に当接する円錐台形状の係合部22b を 形成し、後端部は円錐状のスプリング受け部22a を形成している。
【0017】 そして、このプランジャ19は、測定端子部20が前部開口部12を摺動自在に挿通 して前方へ突出した状態で、接触部22の前端の係合部22b がバレル11の突起部14 の後端に当接して係止されている。
【0018】 また、バレル11内にコイル状のスプリング23が挿入され、このスプリング23の 前端がプランジャ19の接触部22の後端のスプリング受け部22a に当接して押圧し 、プランジャ19を前方へ付勢している。
【0019】 さらに、バレル11の後部開口部13より、タ―ミナル24が嵌入されている。この タ―ミナル24は、銅メッキがなされた黄銅などからなる略円柱形状で、前端先端 が尖鋭に形成され、中間部に小径の切り込み溝25を有し、この切り込み溝25が前 記バレル11の固定部16に係合して固定され、このターミナル24のバレル11の後部 開口部13から突出した後端部には端子部26が形成されている。
【0020】 そして、プランジャ19の接触部22後端と、タ―ミナル24の前端とが、前記スプ リング23を介して導通されている。
【0021】 また、この端子部26に、図示しないリ―ドワイヤが導出されたソケットなどが 嵌合接続されるようになっている。
【0022】 また、前記バレル11に図示しない端子部を形成し、この端子部に、図示しない リ―ドワイヤが導出されたソケットなどが嵌合接続されるようになっている。
【0023】 次に、本実施例のスプリングプロ―ブの作用を説明する。
【0024】 まず、被測定物の位置に合わせて複数箇所に取付孔を形成した図示しないプロ ーブボードを用意する。そして、これらの各取付孔に、それぞれ上記のスプリン グプロ―ブのバレル11の後部を圧入し、張出部17を係合させ固定する。また、タ ーミナル24の端子部26および図示しないバレル11の端子部に、測定器などに接続 されたリード線をソケットを介して接続しておく。
【0025】 そして、上記のプローブボードを被測定物から離間して保持し、プランジャ19 の測定端子部20の当接部21を被測定物などに離間した状態においては、スプリン グ23の付勢力によって、プランジャ19が前側へ押付けられ、プランジャ19の接触 部22の後端とタ―ミナル24の前端とが、スプリング23を介して所定の隙間でバレ ル11内に対向嵌合した状態で、プランジャ19とタ―ミナル24とが互いに導通され 、また、プランジャ19の接触部22とバレル11の突起部14とが当接した状態で導通 されている。
【0026】 次に、プローブボードを被測定物に接近させ、各スプリングプロ―ブのプラン ジャ19の当接部21を一斉に被測定物に近付け、被測定物である電子部品の端子が 設定寸法より長いなどの不適正に配設された被測定物にプランジャ19の当接部21 が、スプリング23の付勢力に抗して押付けられると、接触部22によりスプリング 23を圧縮し、付勢力に抗しつつ後退する。そして、プランジャ19の接触部22がバ レル11の突起部14から離間して、両者の導通が遮断される。
【0027】 このように、本実施例のスプリングプロ―ブによれば、電子部品などの被測定 物の有無、並び配設状態をほぼ同時に行えるので、測定回数を減少することがで きる。
【0028】
【考案の効果】
本考案のスプリングプロ―ブでは、常時プランジャとターミナルとが電気的導 通状態にあり、被測定物である電子部品の端子が設定寸法より長いなどの不適正 に配設された被測定物にプランジャの当接部が、付勢手段の加重を与えて押付け られると、プランジャが後退し、プランジャの接触部が導電性のバレルの突起部 から離間して、両者の導通が遮断されることにより、電子部品などの被測定物の 有無、並びに配設状態をほぼ同時に行えるので、測定回数を減少することができ る。そして、被測定物の不適正な配設状態が検知される。また、簡易な構造であ るため、容易で安価に製造でき、小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスプリングプロ―ブの一実施例を示す
一部を切り欠いた側面図である。
【図2】従来のスプリングプロ―ブを示す一部を切り欠
いた側面図である。
【符号の説明】
11 バレル 12 前部開口部 13 後部開口部 14 突起部 19 プランジャ 22 接触部 22b 係合部 23 スプリング 24 タ―ミナル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部開口部および後部開口部を有する導
    電性の筒形状のバレルと、 前記後部開口部を一部挿通した状態で前記バレルに固定
    された導電性のターミナルと、 前記前部開口部を一部挿通した状態で導電性のスプリン
    グにより前部開口部から突出する方向に付勢されて前記
    バレル内に電気絶縁性を保持して進退自在に挿通された
    導電性のプランジャとを具備し、 前記プランジャは拡径した接触部を形成し、 前記バレルの中間部に前記プランジャの接触部に接触係
    合して導通する突起部を設け、 常時においては前記プランジャの後端部は前記スプリン
    グを介して前記ターミナルと導通するとともに、前記プ
    ランジャと前記突起部が接触され、前記プランジャの先
    端部が後方に押圧された状態で前記プランジャの係合部
    が前記突起部と離間されることを特徴とするスプリング
    プロ―ブ。
JP312892U 1992-01-31 1992-01-31 スプリングプロ―ブ Pending JPH0562863U (ja)

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JP312892U JPH0562863U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 スプリングプロ―ブ

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JP312892U JPH0562863U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 スプリングプロ―ブ

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JPH0562863U true JPH0562863U (ja) 1993-08-20

Family

ID=11548727

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JP312892U Pending JPH0562863U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 スプリングプロ―ブ

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JP (1) JPH0562863U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281592A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Nidec-Read Corp プローブ及び検査用治具
KR101509200B1 (ko) * 2013-08-13 2015-04-07 주식회사 오킨스전자 신호특성이 강화된 프로브핀
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JPS611706A (ja) * 1984-06-12 1986-01-07 建設基礎エンジニアリング株式会社 緊張材の定着方法

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