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JPH056027Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH056027Y2
JPH056027Y2 JP16820486U JP16820486U JPH056027Y2 JP H056027 Y2 JPH056027 Y2 JP H056027Y2 JP 16820486 U JP16820486 U JP 16820486U JP 16820486 U JP16820486 U JP 16820486U JP H056027 Y2 JPH056027 Y2 JP H056027Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
press
bearing
fitting
grease seal
cam
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JP16820486U
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JPS6374227U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、軸受けを構成するベアリングを圧
入する作業をするためのプレス機に用いられる治
具装置に関する。
〈従来の技術〉 一般に、ころがり軸受を用いたものとして例え
ば自動車の車軸部分には、車輪、ブレーキ装置を
取付ける車軸のハブを車体のハウジングにベアリ
ングで支受するようにした、間接アクスル装置を
設置するのが普通である。
従来、このような間接アクスル装置の組立製造
のためのベアリング圧入作業に当つては、第8図
に例示する実公昭57−54989号公報に開示された
ようなベアリング圧入機が用いられていた。
すなわち、ベアリング圧入装置本体1の受台2
にベアリングB1、ハブH及びベアリングB2の
順に重ねてセツトし、油圧ラム作動用ボタン15
を押して油圧ラム3を下げ、圧入具4を介して、
ベアリングB1,B2を各々ハブH内に圧入す
る。
このベアリングの圧入に際して、油圧ラム3を
作動する油圧が上昇し、ベアリングの圧入完了直
前に最高に達し、圧力計14はこれを示すが、こ
の圧力がパイプ13を介して圧力スイツチ11に
導かれ、該スイツチを作動するから、これにより
グリース充填シリンダー10が作動し、高圧ホー
ス12を通りカプラプラグ8を介して一定量のグ
リースが送られる。
従つてグリースは圧入具4、充填ノズル6の中
空部4a,6aを通つてノズル孔6bより噴出
し、(このとき充填ノズル6はハブHの中空部Ha
に位置している)ハブHの中空部Ha内にグリー
スを一定充填する。
充填が完了すれば油圧ラム3を上昇させて、一
工程を完了する。
このとき用いられるベアリングとしては、図示
しないが、例えば実開昭61−106626号公報に記載
された密封型複列円すいころ軸受の如きものが用
いられる。
また、前述したベアリング圧入装置では、ハブ
hにベアリングの圧入とグリース充填作業とを同
時に行なう。この後別のプレス装置で、ベアリン
グの内輪に軸棒部等を軸心を合わせた所定位置に
セツトし、これをプレスして圧入する作業を行な
つていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上述のようなベアリング圧入装置では、まず、
ベアリングの外輪部分をベアリング取付け用中空
部に圧入する専用のプレス機と、この後ベアリン
グの内輪部分に軸棒部等を圧入する専用のプレス
機との2台を用い、別々の作業工程で行なわねば
ならなかつたので、プレス機を2台設定せねばな
らず、しかも作業工程が移るごとに位置決めが必
要となる等作業能率が悪いという問題があつた。
本考案は、上述の点に鑑み、ベアリングの圧入
作業と軸棒部等(例えばハブ)の圧入作業を一台
のプレス機とこれに装着する治具装置で実行でき
るようにすることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成する本考案による、間接アクス
ルのベアリング及びハブ圧入プレス機用の治具装
置は、プレス機に設けられ、車の間接アクスルに
おけるハウジングの円筒穴にベアリングを圧入
し、次いでこのベアリングにハブの軸棒部等を圧
入する治具であつて、この治具が下部圧入治具及
び上部圧入治具を具備し、下部圧入治具が、上部
圧入治具に向けて軸線方向にばね付勢されたベア
リング内輪下支え用支持グリスシールと、この支
持グリスシールの下側に配置された定置のカム筒
体と、上記の支持グリスシールとカム筒体との間
に形成され、かつこれら支持グリスシールとカム
筒体との相互間の相対的な回転角度位置に応じ
て、一方において前記ばね力に抗しての支持グリ
スシールの下降移動を許容し、他方においてこの
下降移動を阻止するカム手段と、支持グリスシー
ルの外周部位に配設され、ハウジングに当接して
ハウジングに下降を規制するロアーパンチとを有
し、上記上部圧入治具が、その下降によつてベア
リングの内輪を押圧して支持グリスシール上に載
置されたハウジングの円筒穴にベアリングを圧入
するアツパベアリングガイドを有し、上記カム手
段による支持グリスシールの下降移動を許容した
状態で支持グリスシール上のハウジングの円筒穴
に下降するアツパベアリングガイドでベアリング
を圧入し、かつカム手段による支持グリスシール
の下降を阻止した状態で下降する上部圧入治具に
よつてベアリングの内輪にハブの軸棒部等を圧入
するものである。
(作用) ベアリング圧入時には、カム手段によつて支持
グリスシールの下降を許容する状態、即ち内輪を
弾性的に支持し、その圧入動作に追従してグリス
シールを下降せしめる。一方軸棒部等の圧入時に
は、カム手段によつて支持グリスシールを所定位
置に固定、従つて内輪を固定した状態で軸棒部等
を圧入するようカム手段を支持グリスシールとカ
ム筒体との相対的な回転角度位置に応じて切換え
ることによりベアリングの圧入及び軸棒部等の圧
入作業を一台のプレス機で実行できるという作用
を奏する。
〈実施例〉 以下、本考案のベアリング圧入プレス機用治具
装置の一実施例を第1図乃至第7図によつて説明
する。なお、この第1図乃至第7図において、第
8図に対応する部分には同一符号を付すことと
し、説明の便に供する。
第1図及び第2図は間接アクスル装置を一台の
プレス装置で組立製造するための治具等の要部を
示す部分断面正面図で、20は上部圧入治具、2
1は車体側のベアリング支持用ハウジング、22
は下部圧入治具である。この上部圧入治具20と
下部圧入治具22とは、それぞれ図示しないプレ
ス装置に装着し、図の矢印Aで示す上下方向に作
動して作業を実行するものである。
第2図に示すように、上部圧入治具は全体円柱
形で、その下部は円筒形の匣体23が取付けてあ
る。そして、匣体23の中空内中央部には、ベア
リングBの内輪の内径より大きな外径の円柱台状
のアツパベアリングガイド24を設置する。この
アツパベアリングガイド24の下方の円周角部
は、約45°に面取りしてガイドテーパ部24aを
形成しておく。
このアツパベアリングガイド24は、その中心
部に軸孔を設け、中央棒部26の自由端部に挿通
して摺動自在に設置し、中央棒部26の自由端部
には抜け止め部材27を配置して、アツパベアリ
ングガイド24が抜け落ちないようにする。
また、このアツパベアリングガイド24と、中
央棒部26の根本部の支台との間に圧縮コイルば
ね29を設置し、アツパベアリングガイド24が
常に中央棒部26の自由端部側に付勢されるよう
にする。
また、アツパベアリングガイド24の外周部に
被さるような所定の円筒状の、図示するような部
材であるアツパグリスシール25を設置する。ま
た、アツパグリスシール25の外周側方所定位置
には、アツパパンチ30を設置する。なお、上部
圧入治具20は全体としてプレス装置のアーム3
1に装着される。
第2図で、Bはベアリングであり、本例では外
輪32と、その内方に設置した複数のコロ33
と、上下2つに分割されたものを図示するように
一つに合わせて用いる一対の内輪34,34とよ
り成るものを用いる。
このベアリングBは、いわゆる密封型複列円す
いころ軸受であつて、装着前においては、一対の
内輪34,34が分解してしまわないよう、その
内周穴部に塩化ビニル等を円環状に形成したイン
ナーレース抜け止めのカラー35が嵌挿してあ
る。
ハウジング21は車体側に装着される支持部材
で、ベアリングBを嵌着するための円筒穴36が
設けてある。また、この円筒穴36の内部にはス
ナツプリング用溝37と、その円筒穴36の底部
には支持フランジ38とが設けてある。
下部圧入治具22は、図示しないプレス装置の
受け台又はアームに装置して使用されるもので、
全体は回転体形をしている。そして、その中心軸
部には中心芯棒40をベース部材41に対し軸線
方向に摺動可能に挿着する。この中央芯棒40の
図で上方端部には、円形環台状のロアーベアリン
グガイド42を挿着する。
このロアーベアリングガイド42は、その外周
の径が、ベアリング内輪の内径よりわずかに小さ
く、嵌め合わせにより位置決めするのに適当なよ
うな寸法外径に形成してある。また、その上端角
周部は、45°に面取りしてベアリングBの内輪3
4に挿入し易いようにする。
また、中心芯棒40の上端部には、抜け止め金
具43を固着して、ロアーベアリングガイド42
が抜け落ちないようにする。
この中心芯棒40の下端部には受け金具44を
設置する。また、ベース部材41の中央部にコツ
プ状のバネハウジング45を設置し、この内部に
中央芯棒40の下端部が進入するようにするとと
もに、受け金具44とバネハウジング45内の底
面との間に圧縮コイルばね46を設置し、ロアー
ベアリングガイド42が図の上方に向けて付勢力
を受けるようにする。特に、このロアーベアリン
グを付勢する圧縮コイルばね46の付勢力を、前
述した上部圧入治具20のアツパベアリングガイ
ド24を付勢する圧縮コイルばね29の付勢力よ
り所要量弱いものに設定しておく。
また、ロアーベアリングガイド42の外周部を
囲むような円筒形状の支持グリスシール47を、
中央芯棒40の軸方向に図に実線で示す位置から
点線で示す位置まで摺動可能に設置する。
この支持グリスシール47は、第6図及び第7
図にも示すように、その下部に台形歯形状の(又
は矩形でもよい)のカムセクタ48aを有してい
る。また、支持グリスシール47の下部には同径
の円筒状カム筒体49を設置し、このカム筒体4
9の上部にはカムセクタ48aに噛合するカムセ
クタ48bを設け、両カムセクタ48a,48b
が第6図に示す状態で噛合して近接し、第7図に
示す状態で噛合を解除して離隔するように構成す
る。
また、支持グリスシール47の内周部にはフラ
ンジ状の突部50を設け、これとベース部材41
との間の空間内に圧縮コイルばね53を設置し、
支持グリスシール47が点線で示す位置方向にむ
けて付勢されるように構成する。
なお、図示しないがカムセクタ48a,48b
を滑らかな立上がり部分をもつ曲線とし、カム筒
体49を回動させることによつて、支持グリスシ
ール47を強制的に上昇動作させるように構成し
てもよいこと勿論である。このように構成した場
合には、支持グリスシール47を上部位置で固定
する動作のために圧縮コイルばね53により上昇
されることをかむ筒体49の回転作動の前提条件
としたので、動作が確実であるという利点があ
る。
また、支持グリスシール47の外周部位には、
支持グリスシール47を囲むように円筒状の部材
であるロアーパンチ54が設置され、ロアーパン
チ54によつてベアリング支持ハウジング21の
降下を規制する。
次に、上述のような構成の治具を用いて間接ア
クスル装置を組立製造する方法を説明する。
まず、ハウジング21にベアリングBを圧入す
る。
この工程では、支持グリスシール47に形成し
たカムセクタ48aとカム筒体49に形成したカ
ムセクタ48bは第6図に示す位置、すなわちカ
ムセクタ48aとカムセクタ48bが噛合可能な
位置で支持グリスシール47が圧縮コイルばね5
3に抗して下降可能な状態で、ハウジング21の
円筒穴36上部にベアリングBを位置決めして置
く。この後、プレス装置を駆動して上部圧入治具
20と下部圧入治具22をその軸線に沿つて互い
に近接するようにプレスする。すなわち、第3図
に示すように、ベアリングBの上方の内輪34の
内側の面取りした角周部に、上部圧入治具20の
アツパベアリングガイド24のテーパガイド部2
4aが当接して内輪34の穴をアツパベアリング
ガイド24が蓋をするような状態となつて位置決
めをする。これとともに、下方の内輪34の内周
部に下部圧入治具22のロアーベアリングガイド
42が進入して、いわゆる芯出しして位置決めす
る。
このように位置決めした状態で、上部圧入治具
20のアツパーパンチ30がベアリングBの外輪
32の上端に当接するとともに、アツパグリスシ
ート25が内輪34の上端に当接し、かつ、下部
圧入治具22の支持グリスシール47が内輪34
の下端に当接した状態において、ベアリングBを
ハウジング21の円筒穴36内に圧入するように
する。この圧入動作中にカラー35の仮留の位置
合わせ工程を実行する。すなわち、第4図に示す
ように、ベアリングBの外輪32の下端が支持フ
ランジ38上に当接する圧入終了状態になるまで
において、支持グリスシール47は圧縮コイルば
ね53によつて内輪34の端部を弾性的に圧接支
持した状態が維持され、ベアリングBに過度の負
荷が作用することなく、ロアーベアリングガイド
42を内輪34内方により深く挿入する。これに
より、ロアーベアリングガイド42はカラー35
を上方に押し上げ、カラー35がアツパベアリン
グガイド24に当接した状態で停止する。
なお、アツパベアリングガイド24を下方に付
勢する圧縮コイルばね29の付勢力は、カム筒体
49が第6図の位置状態においてロアーベアリン
グガイド42を上方に付勢する圧縮コイルばね4
6の付勢力よりも強いので、アツパベアリングガ
イド24に突き当つたカラー35がこれを持ち上
げてしまうことはなく、適正にカラー35の位置
決めが可能となる。
また、この後図示しないグリス充填装置によつ
てベアリングBにグリースを圧入充填する。この
際、一対の内輪34,34の上端を下端に当接す
るアツパグリスシール25と支持グリスシール4
7とでグリス漏れを防止するものである。
このカラー35の位置合わせ工程後、プレス装
置を作動して、上部圧入治具20と下部圧入治具
22とを軸線方向に引き離し、待機位置に戻す。
この後、ハブHをベアリングBの内輪34に圧
入する工程に入る。
このため、作業員又は作業ロボツトによつて、
ベアリングBの上下部にオイルシール52,52
及びスナツプリングを設置し、ハブHをベアリン
グBの内輪34に嵌め込む適正位置にセツトす
る。このとき、第1図に示すように、カラー35
がベアリングBの内輪34の上方の内口端部近く
の所定位置にあるので、ハブHの軸棒部51の自
由端部がカラー35の上端面に支持されて、ハブ
Hの軸棒部51の内輪34の軸芯が一致する適正
位置に容易に位置決めし、かつその状態を保持す
よう仮留めすることが可能なものである。さら
に、軸棒部51の自由端外周角部を面取りしてお
けば、これに案内されるので、軸芯を合わせる位
置決め作業が容易である。
なお、本明細書では、ベアリングに内輪に圧入
される部材は、軸棒部等と総称することにする。
また、この工程の開始のため待機位置に移動し
た下部圧入治具22では、そのカム筒体49を、
第6図に示す噛合可能位置から所定角度回動した
その歯の山部同志が当接する噛合不能な隔離した
位置状態に移行させ、その状態でロツクする。さ
らに、この状態の下部圧入治具22を、図示しな
いプレス装置で上昇させて、第1図に示すように
上方に突出した位置でロツクされた支持グリスシ
ール47が、ベアリングBの内輪34の下端面に
当接して支持する状態にセツトする。
次に、図示しないプレス装置によつて、上部圧
入治具20を下降させ、ハブHの軸棒部51をベ
アリングの内輪34に圧入する。
この圧入動作によつて、カラー35は、内輪3
4から支持グリスシール47の内部空間内に排出
される。
また、圧入に伴なつて、一対の内輪34,34
に加わる力は、支持グリスシール47に支持され
ることになり、ベアリングB自体に無理な力が働
くようなことはない。上述した組立製造工程によ
り、ハウジング21にベアリングBを圧入し、そ
のベアリングBにハブHを圧入する作業を完了
し、第5図に示すような間接アクスル装置を完成
する。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案のベアリング圧入
プレス機用治具装置によれば、圧入治具装置の支
持グリスシールをカムセクタを有するカム筒体
で、内輪に当接して追従するベアリングのグリス
漏れを防止するグリスシールとして機能させる状
態と、内輪にかかる荷重を支持する固定支持部材
として機能する状態とに選択的に設定できるの
で、一台のプレス機にこの治具装置を挿着して用
いることにより、ベアリングの外輪部分を固定用
中空部に圧入する作業と、その内輪部分に軸棒部
等を圧入する作業とを実行でき、製造設備の簡素
化、合理化を図ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のベアリング圧入プレス機用
治具装置の一実施例を説明するための要部の部分
断面正面図、第2図はその要部の分解部分断面正
面図、第3図及び第4図はその作業工程の一部の
状態を示す要部の縦断面図、第5図は間接アクス
ル装置完成時の縦断面正面図、第6図及び第7図
はその方法実施に使用される要部機構を取り出し
て示す斜視図、第8図は従来の方法を説明する概
略正面図である。 20……上部圧入治具、22……下部圧入治
具、24……アツパベアリングガイド、29……
圧縮コイルばね、32……外輪、34……内輪、
35……カラー、42……ロアーベアリングガイ
ド、46……圧縮コイルばね、47……支持グリ
スシール、48a,48b……カムセクタ、49
……カム筒体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プレス機に設けられ、車の間接アクスルにお
    けるハウジング21の円筒穴36にベアリング
    Bを圧入し、次いでこのベアリングBにハブH
    の軸棒部等51を圧入する治具であつて、この
    治具が下部圧入治具22及び上部圧入治具20
    を具備し、下部圧入治具22が、上部圧入治具
    20に向けて軸線方向にばね付勢されたベアリ
    ング内輪34下支え用支持グリスシール47
    と、この支持グリスシール47の下側に配置さ
    れた定置のカム筒体49と、上記の支持グリス
    シール47とカム筒体49との間に形成され、
    かつこれら支持グリスシール47とカム筒体4
    9との相互間の相対的な回転角度位置に応じ
    て、一方において前記ばね力に抗しての支持グ
    リスシール47の下降移動を許容し、他方にお
    いてこの下降移動を阻止するカム手段と、支持
    グリスシール47の外周部位に配設され、ハウ
    ジング21に当接してハウジング21の下降を
    規制するロアーパンチ54とを有し、上記上部
    圧入治具20が、その下降によつてベアリング
    Bの内輪34を押圧して支持グリスシール47
    上に載置されたハウジング21の円筒穴36に
    ベアリングBを圧入するアツパベアリングガイ
    ド24を有し、上記カム手段による支持グリス
    シール47の下降移動を許容した状態で支持グ
    リスシール47上のハウジング21の円筒穴3
    6に下降するアツパベアリングガイド24でベ
    アリングBを圧入し、かつカム手段による支持
    グリスシール47の下降を阻止した状態で下降
    する上部圧入治具20によつてベアリングBの
    内輪34にハブHの軸棒部等51を圧入するこ
    とを特徴とする、間接アクスルのベアリング及
    びハブ圧入プレス機用の治具装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の装置
    において、カム手段が支持グリスシール47の
    下端に設けた歯形状のカムセクタ48aと、カ
    ム筒体49の回転角度位置に応じて前記カムセ
    クタ48aと噛合可能位置及び噛合解除位置に
    なるカム筒体49の上端に設けた歯形状のカム
    セクタ48bとから成つている装置
JP16820486U 1986-11-04 1986-11-04 Expired - Lifetime JPH056027Y2 (ja)

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JP6766977B2 (ja) * 2018-04-10 2020-10-14 日本精工株式会社 ハブユニット製造装置並びにハブユニット、車両及び機械の製造方法
JP6579252B2 (ja) * 2018-11-07 2019-09-25 日本精工株式会社 車輪用ハブユニットの組立装置、車輪用ハブユニットの製造方法及び自動車の製造方法

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