JPH0559205B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0559205B2 JPH0559205B2 JP60255509A JP25550985A JPH0559205B2 JP H0559205 B2 JPH0559205 B2 JP H0559205B2 JP 60255509 A JP60255509 A JP 60255509A JP 25550985 A JP25550985 A JP 25550985A JP H0559205 B2 JPH0559205 B2 JP H0559205B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- ventilation
- drainage pipe
- drainage
- pipe grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、降雨、灌・散水もすぐ競技等に使用
でき、又芝草を植栽して苛酷な踏圧にも芝草が耐
えられるスポーツフイールドの造成方法に関する
もので、スポーツフイールドとは、例えばゴルフ
場、ラグビー場、野球、サツカー、ローンテニス
等の運動場のほか、学校の運動場、校庭および公
園の広場、芝生地、通路等に利用される。
でき、又芝草を植栽して苛酷な踏圧にも芝草が耐
えられるスポーツフイールドの造成方法に関する
もので、スポーツフイールドとは、例えばゴルフ
場、ラグビー場、野球、サツカー、ローンテニス
等の運動場のほか、学校の運動場、校庭および公
園の広場、芝生地、通路等に利用される。
（従来の技術及びその問題点）
従来のスポーツグランドの自然土では、降雨、
散水、灌水直後は、ぬかるみ、水たまり、スリツ
プなどのため、スポーツ競技を中止したり、競技
成績も本来のものが出せない。これに対して、人
工サーフエスでは、人体関節への異常な衝撃とス
リツプ発熱事故がたえない。これを避けるための
天然芝生グランドは、前述の支障は排除できるも
のの表面を造る芝草を維持管理するのがむつかし
い。これらの共通するところは、地下への浸透水
が過剰に保有され、プレイによる踏圧で重力水の
通路となる非毛管孔隙はなくなり、芝草根部は酸
欠状態となり、すぐに裸地化する。これらに関わ
る過剰水を可急的速やかに排除しなければならな
く、これらを解決する十分なものはない。
散水、灌水直後は、ぬかるみ、水たまり、スリツ
プなどのため、スポーツ競技を中止したり、競技
成績も本来のものが出せない。これに対して、人
工サーフエスでは、人体関節への異常な衝撃とス
リツプ発熱事故がたえない。これを避けるための
天然芝生グランドは、前述の支障は排除できるも
のの表面を造る芝草を維持管理するのがむつかし
い。これらの共通するところは、地下への浸透水
が過剰に保有され、プレイによる踏圧で重力水の
通路となる非毛管孔隙はなくなり、芝草根部は酸
欠状態となり、すぐに裸地化する。これらに関わ
る過剰水を可急的速やかに排除しなければならな
く、これらを解決する十分なものはない。
（発明が解決するための手段と作用）
本発明は種々の研究と試作の結果、地下構成と
して土壌基盤を防水性合成被材でおおい、基盤土
への通水を防止し、その上部に通気兼排水用のパ
イプとして、多目的有孔パイプを配し、その上部
に透過排水層として、多孔質の天然の軽石粒ある
いは人工の多孔質骨材を使用することによつて、
通気、排水及び保水力のある地下部環境を提供で
き、芝草が植栽されている場合には丈夫な芝草が
発育し、踏圧に耐える天然芝生のスポーツフイー
ルドが提供される。
して土壌基盤を防水性合成被材でおおい、基盤土
への通水を防止し、その上部に通気兼排水用のパ
イプとして、多目的有孔パイプを配し、その上部
に透過排水層として、多孔質の天然の軽石粒ある
いは人工の多孔質骨材を使用することによつて、
通気、排水及び保水力のある地下部環境を提供で
き、芝草が植栽されている場合には丈夫な芝草が
発育し、踏圧に耐える天然芝生のスポーツフイー
ルドが提供される。
特に本発明において、径20〜40mmの軽石または
同粒径の人工の多孔質骨材を使用することにより
軽石または多孔質骨材の細い孔に水分が保有さ
れ、毛細管現象により水分が上昇して、土壌中の
水分の極度の乾燥あるいは湿潤がさけられ、植物
の成育を助ける。
同粒径の人工の多孔質骨材を使用することにより
軽石または多孔質骨材の細い孔に水分が保有さ
れ、毛細管現象により水分が上昇して、土壌中の
水分の極度の乾燥あるいは湿潤がさけられ、植物
の成育を助ける。
（実施例）
以下図面において本発明の詳細を説明する。第
１図は本発明によるゴルフ用グリーンの断面図で
ある。掘下げ深度は仕上り表面の高さによつて変
るが基盤層１を決め、例えば4m間隔に溝を堀り、
通気排水管溝２とする。これら基盤層１と通気排
水溝２の底面に厚さ0.5〜1.5mmの合成化学製品シ
ートを密着敷設し防水マツト３とする。通気排水
管溝２には直径60〜100mmの多目的有孔管４を入
れる。その上のＣ層５は径20〜40mm軽石又は人工
多孔質骨材を20〜30cmの厚さで入れ、急速な排水
層とする。その上部にネツト又は繊維状敷物を敷
設しろ層６となし、Ｃ層５への小粒子の流入を防
ぐ。その上部には直径２〜５mmの軽石砂又は人工
多孔骨材を20〜25cmの厚さで入れＡ層７となす。
このＡ層７の透水速度は1000mm／時間以上あるの
が良く、ごく気層に富んだミスト状根気系をな
す。
１図は本発明によるゴルフ用グリーンの断面図で
ある。掘下げ深度は仕上り表面の高さによつて変
るが基盤層１を決め、例えば4m間隔に溝を堀り、
通気排水管溝２とする。これら基盤層１と通気排
水溝２の底面に厚さ0.5〜1.5mmの合成化学製品シ
ートを密着敷設し防水マツト３とする。通気排水
管溝２には直径60〜100mmの多目的有孔管４を入
れる。その上のＣ層５は径20〜40mm軽石又は人工
多孔質骨材を20〜30cmの厚さで入れ、急速な排水
層とする。その上部にネツト又は繊維状敷物を敷
設しろ層６となし、Ｃ層５への小粒子の流入を防
ぐ。その上部には直径２〜５mmの軽石砂又は人工
多孔骨材を20〜25cmの厚さで入れＡ層７となす。
このＡ層７の透水速度は1000mm／時間以上あるの
が良く、ごく気層に富んだミスト状根気系をな
す。
芝植物の植付けたスポーツフイールドにするた
めにＡ層７の表層部に動植物有機質、保肥資材を
入れ10cmぐらいの深さで耕運し表層を作る。Ａ層
７の表層部が芝草の当初の培養床を形成し、その
透水速度は500〜1000mm／時間を標準に仕上げる。
芝草を植え付けゴルフグリーン表面に仕上げるま
でに数回の目土により２〜５cmのトツプソイル層
８が形成されるので、バツテイングクオリテイー
は保持され表面の安定性も維持される。本トツプ
ソイル層８の透水性は300mm／時間以上がよく、
経時的な厚層化をさけるために機械的更新を継続
する。
めにＡ層７の表層部に動植物有機質、保肥資材を
入れ10cmぐらいの深さで耕運し表層を作る。Ａ層
７の表層部が芝草の当初の培養床を形成し、その
透水速度は500〜1000mm／時間を標準に仕上げる。
芝草を植え付けゴルフグリーン表面に仕上げるま
でに数回の目土により２〜５cmのトツプソイル層
８が形成されるので、バツテイングクオリテイー
は保持され表面の安定性も維持される。本トツプ
ソイル層８の透水性は300mm／時間以上がよく、
経時的な厚層化をさけるために機械的更新を継続
する。
これらのトツプソイル層８ないしＣ層５を前記
の仕様に合致させた造成によつて、粒子間の間隙
が重力水下方移動に資し地下部に滞水することが
ない。一方軽石あるいは人工多孔質骨材の有する
孔隙のために保水、保肥し芝草の生育に使用され
うる。
の仕様に合致させた造成によつて、粒子間の間隙
が重力水下方移動に資し地下部に滞水することが
ない。一方軽石あるいは人工多孔質骨材の有する
孔隙のために保水、保肥し芝草の生育に使用され
うる。
（発明の効果）
このようにしたスポーツフイールドの地下構造
の粒子自身がもつ孔隙が多孔骨材を使用している
ため、第１に過剰水分によるフイールド又はサー
フエス使用限界がなくなり、常に良好な状態でプ
レイが可能となつた。第２に過剰水分による地下
の締め固まり、酸欠状態が回避され、芝草の生育
が促進され、常にパツテイングクオリテイーのよ
いゴルフグリーンが形成された。
の粒子自身がもつ孔隙が多孔骨材を使用している
ため、第１に過剰水分によるフイールド又はサー
フエス使用限界がなくなり、常に良好な状態でプ
レイが可能となつた。第２に過剰水分による地下
の締め固まり、酸欠状態が回避され、芝草の生育
が促進され、常にパツテイングクオリテイーのよ
いゴルフグリーンが形成された。
第１図は本発明実施例のスポーツフイールド造
成地の断面図。 １……基盤層、２……通気排水溝、３……防水
マツト、４……多目的有孔管、５……Ｃ層、６…
…ろ層、７……Ａ層、８……トツプソイル層、９
……芝草。
成地の断面図。 １……基盤層、２……通気排水溝、３……防水
マツト、４……多目的有孔管、５……Ｃ層、６…
…ろ層、７……Ａ層、８……トツプソイル層、９
……芝草。
Claims (1)
- １ 地下基盤を流排水可能とし、間隔を設けて通
気排水管溝を堀り、該基盤と該通気排水管溝に防
水マツトを密着敷設し、通気排水管溝に多目的有
孔管を配設する。さらに径20〜40mmの軽石または
同粒径の人工の多孔質骨材によりＣ層を構成し、
その上部にネツトまたは繊維状敷物を敷設し、表
層を芝の培養土層として芝を培養することを特徴
とするスポーツフイールドの造成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25550985A JPS62112804A (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 | スポ−ツフイ−ルドの造成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25550985A JPS62112804A (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 | スポ−ツフイ−ルドの造成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62112804A JPS62112804A (ja) | 1987-05-23 |
| JPH0559205B2 true JPH0559205B2 (ja) | 1993-08-30 |
Family
ID=17279739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25550985A Granted JPS62112804A (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 | スポ−ツフイ−ルドの造成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62112804A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2599002B2 (ja) * | 1989-09-12 | 1997-04-09 | 日本鋪道株式会社 | 透水性擬似砂利道舗装 |
| JP2630847B2 (ja) * | 1990-01-30 | 1997-07-16 | 緑営建設 株式会社 | 地下貯水層を有するゴルフ用グリーン構造 |
| JP2007085117A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Shinichiro Hayashi | 新規な土木用資材およびそれを用いた貫通孔を有する舗装 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5143832A (en) * | 1974-08-14 | 1976-04-14 | Rainbau Gmbh | Kyogijo oyobi undojonokansui oyobi haisuisochi |
-
1985
- 1985-11-13 JP JP25550985A patent/JPS62112804A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5143832A (en) * | 1974-08-14 | 1976-04-14 | Rainbau Gmbh | Kyogijo oyobi undojonokansui oyobi haisuisochi |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62112804A (ja) | 1987-05-23 |
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