JPH0558701B2 - - Google Patents
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- JPH0558701B2 JPH0558701B2 JP61228039A JP22803986A JPH0558701B2 JP H0558701 B2 JPH0558701 B2 JP H0558701B2 JP 61228039 A JP61228039 A JP 61228039A JP 22803986 A JP22803986 A JP 22803986A JP H0558701 B2 JPH0558701 B2 JP H0558701B2
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Landscapes
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はいわゆるさきいかを製造するためのい
かむしり装置の改良に関する。
かむしり装置の改良に関する。
この種のいかむしり装置としては、特公昭38−
23073号公報、同じく特公昭46−33186号公報及び
実公昭47−24716号公報等に記載のするめ引裂き
機が公知である。
23073号公報、同じく特公昭46−33186号公報及び
実公昭47−24716号公報等に記載のするめ引裂き
機が公知である。
これらのするめ引裂き機は、文字どおり、する
めを引き裂くためのものであり、それは、2つの
ローラの間に一側から挿入したするめが他側に出
たところ、三角刃で尖端で、その中央部を突き刺
し下方へ引く作業を繰り返し行う方式のものであ
る。
めを引き裂くためのものであり、それは、2つの
ローラの間に一側から挿入したするめが他側に出
たところ、三角刃で尖端で、その中央部を突き刺
し下方へ引く作業を繰り返し行う方式のものであ
る。
しかしながら、特公昭38−23073号公報記載の
ものは、するめの中央部を下方へ急速に引くの
で、するめの幅方向両端が固定されているのと同
じ現象になり途中からちぎれるという欠点があつ
た。
ものは、するめの中央部を下方へ急速に引くの
で、するめの幅方向両端が固定されているのと同
じ現象になり途中からちぎれるという欠点があつ
た。
特公昭46−33186号公報記載のものは、かかる
欠点を、上記三角刃に供給するするめを逆U字状
に湾曲させておき、そのするめの幅方向両側を三
角刃の移動につれて同じ方向に引き裂くことによ
つて解決しようとしたものであるが、依然とし
て、途中でちぎれてしまい、その部分は手作業で
引き裂かなければならなかつた。
欠点を、上記三角刃に供給するするめを逆U字状
に湾曲させておき、そのするめの幅方向両側を三
角刃の移動につれて同じ方向に引き裂くことによ
つて解決しようとしたものであるが、依然とし
て、途中でちぎれてしまい、その部分は手作業で
引き裂かなければならなかつた。
実公昭47−24716号公報記載のものは、鋸歯状
の回転刃が、中央の腕に取り付けた刃板を両側の
腕に取り付けた刃板より回転方向に前進した位置
にして構成し、各刃板の刃先が鯣肉に突き刺さる
瞬間を中央の刃先と左右の刃先とに僅かに時差を
生じさせて回転刃が鯣肉に衝突した瞬間の抵抗を
分散緩和するようにしたものである。
の回転刃が、中央の腕に取り付けた刃板を両側の
腕に取り付けた刃板より回転方向に前進した位置
にして構成し、各刃板の刃先が鯣肉に突き刺さる
瞬間を中央の刃先と左右の刃先とに僅かに時差を
生じさせて回転刃が鯣肉に衝突した瞬間の抵抗を
分散緩和するようにしたものである。
これらのするめ引裂き機は、生いかを調理、調
味、半乾燥(水分40%前後)した半製品(いわゆ
るダルマいか)を、上下熱板間で烙焼し、適宜圧
延し、その展開烙焼胴体を、引き裂く(以下ソフ
ト裂きと称する)のにも使用されている。
味、半乾燥(水分40%前後)した半製品(いわゆ
るダルマいか)を、上下熱板間で烙焼し、適宜圧
延し、その展開烙焼胴体を、引き裂く(以下ソフ
ト裂きと称する)のにも使用されている。
しかし、原料生いかがあかいか(むらさきい
か)や「マツいか」等のように、産地や種類の如
何により、スルメいかとは肉質、繊維質を可成り
異にする場合、あるいは同じ種類のものであつて
も鮮度がおちている場合等には、烙焼時点でおい
てさえ水分の分布が不均一で、一般に水分含有量
は中央部が高く両端に近くなる程低い。
か)や「マツいか」等のように、産地や種類の如
何により、スルメいかとは肉質、繊維質を可成り
異にする場合、あるいは同じ種類のものであつて
も鮮度がおちている場合等には、烙焼時点でおい
てさえ水分の分布が不均一で、一般に水分含有量
は中央部が高く両端に近くなる程低い。
このため、上記公知の各するめ引裂き機による
ソフト裂きにおいては、特に、前記三角刃が突き
刺さつたいか胴肉の中央部分だけを引きちぎつた
状態となり両側端部分をそのまま残存させてしま
うことが多発し、手直し作業を余儀なくされる。
ソフト裂きにおいては、特に、前記三角刃が突き
刺さつたいか胴肉の中央部分だけを引きちぎつた
状態となり両側端部分をそのまま残存させてしま
うことが多発し、手直し作業を余儀なくされる。
この手直し作業は、製造コスト、品質上の問題
もさることながら食品の衛生管理の面においても
問題がある。
もさることながら食品の衛生管理の面においても
問題がある。
本発明の目的は、上記諸問題を解決し、一般の
するめ裂きはもちろん特にソフト裂きに採用する
のに効果的ないかむしり装置を提供することにあ
る。
するめ裂きはもちろん特にソフト裂きに採用する
のに効果的ないかむしり装置を提供することにあ
る。
上記目的を達成する本発明の構成を実施例にも
とづいて述べると次のとおりである。
とづいて述べると次のとおりである。
挟持送給機構Aが、駆動ローラ3と固定水平板
6の後端案内部6′との間に張架した無端駆動平
ベルト10の水平走行部10′の上方に、従動ロ
ーラ4と可動水平板9の後端案内部9′との間に
張架した無端従動平ベルト11の水平走行部1
1′を、これら両水平走行部10′,11′でいか
の胴体aを挟持する所要の間隔hをあけて対向設
置してなる。
6の後端案内部6′との間に張架した無端駆動平
ベルト10の水平走行部10′の上方に、従動ロ
ーラ4と可動水平板9の後端案内部9′との間に
張架した無端従動平ベルト11の水平走行部1
1′を、これら両水平走行部10′,11′でいか
の胴体aを挟持する所要の間隔hをあけて対向設
置してなる。
挟持調整機構A′が、上記無端従動平ベルト1
1の外方に突出されている可動水平板9の両端
を、上記無端駆動平ベルト10の外方に突出させ
ている固定水平板6の両端に植立したボルト7,
7′に、上下動自在にしてかつ両板9,6間に所
要の間隔が保持される一定の高さのところに嵌合
してなる。
1の外方に突出されている可動水平板9の両端
を、上記無端駆動平ベルト10の外方に突出させ
ている固定水平板6の両端に植立したボルト7,
7′に、上下動自在にしてかつ両板9,6間に所
要の間隔が保持される一定の高さのところに嵌合
してなる。
少なくともいか胴体aの幅より長い刃渡りにし
た一連の鋸歯状むしり刃Cを、各々駆動歯車1
7,17′と従動歯車18,18′とにより廻動す
る左右一対の無端チエーン19,19′間に所要
の間隔で多数跨架することにより取り付け、その
一連の鋸歯状むしり刃Cが、上記両ベルト10,
11の水平走行部10′,11′が形成する上記間
隔hの送出端h′の前方位置を順次通過駆動するよ
うにしている。
た一連の鋸歯状むしり刃Cを、各々駆動歯車1
7,17′と従動歯車18,18′とにより廻動す
る左右一対の無端チエーン19,19′間に所要
の間隔で多数跨架することにより取り付け、その
一連の鋸歯状むしり刃Cが、上記両ベルト10,
11の水平走行部10′,11′が形成する上記間
隔hの送出端h′の前方位置を順次通過駆動するよ
うにしている。
上記において、挟持送給機構Aは、駆動ローラ
3に間欠送り機27を連繁することによつて間欠
作動し、いか胴体aを設定長さずつ間欠的に送給
する。
3に間欠送り機27を連繁することによつて間欠
作動し、いか胴体aを設定長さずつ間欠的に送給
する。
一連の鋸歯状むしり刃Cは、いか胴体aが、送
出端h′から上記設定長さを突出させて停止したと
き、その突出部分をむしり取るように関係づけら
れている。
出端h′から上記設定長さを突出させて停止したと
き、その突出部分をむしり取るように関係づけら
れている。
挟持調整機構A′は、可動水平板9のコイルス
プリング13,13′により一定の高さのところ
に弾圧状態あるいは単に自重で保持しておくこと
によつて、この可動水平板9と固定水平板6との
間を両ベルト3,4で挟持されて通過するいか胴
体aの肉圧が厚いとき、それによつて上記可動水
平板9を自動的に持ち上げながら、しかし、その
いか胴体aの挟持送給に必要な所定の挟持力を強
制的に得ることができる。
プリング13,13′により一定の高さのところ
に弾圧状態あるいは単に自重で保持しておくこと
によつて、この可動水平板9と固定水平板6との
間を両ベルト3,4で挟持されて通過するいか胴
体aの肉圧が厚いとき、それによつて上記可動水
平板9を自動的に持ち上げながら、しかし、その
いか胴体aの挟持送給に必要な所定の挟持力を強
制的に得ることができる。
一連の鋸歯状むしり刃Cは、挟持送給機会Aが
その送出端h′に設定長さ分送り出したいか胴体a
の突出部分をその送り出しの都度確実にむしり取
る動作をするように、駆動歯車17,18と従動
歯車17′,18′とにより廻動する無端チエーン
19,19′に所定の間隔で複数個取り付けてお
き、それを上記挟持送給機構Aと一定のタイミン
グで運行するから、構成が簡単でタイミングをと
りやすい等のメリツトがある。
その送出端h′に設定長さ分送り出したいか胴体a
の突出部分をその送り出しの都度確実にむしり取
る動作をするように、駆動歯車17,18と従動
歯車17′,18′とにより廻動する無端チエーン
19,19′に所定の間隔で複数個取り付けてお
き、それを上記挟持送給機構Aと一定のタイミン
グで運行するから、構成が簡単でタイミングをと
りやすい等のメリツトがある。
鋸歯状むしり刃Cによる上記いか胴体aのむし
り取りは、その鋸歯状むしり刃Cと上記送出端
h′との間に所要の支承部材Dを設置しておき、送
出端h′から突出した部分のうち後続部位がその支
承部材D上に乗載支承される状態にすることによ
つて、鋸歯状むしり刃Cによる突出部分のむしり
取りは一層確実に行われるようにしてある。
り取りは、その鋸歯状むしり刃Cと上記送出端
h′との間に所要の支承部材Dを設置しておき、送
出端h′から突出した部分のうち後続部位がその支
承部材D上に乗載支承される状態にすることによ
つて、鋸歯状むしり刃Cによる突出部分のむしり
取りは一層確実に行われるようにしてある。
いか胴体aを無端駆動平ベルト3と無端従動平
ベルト4とで平面的にしつかりと挟持した状態
で、上記両ベルト3,4の送出端h′から突出した
設定長さ部分を鋸歯状むしり刃Cによりむしり取
るもので、その鋸歯状むしり刃Cが、少なくとも
いか胴体aの幅より長い刃渡りを有するから、前
記従来のするめ引裂き機のように両側端部を残し
てしまうようなことなく、いか胴体aの全幅にわ
たり均一にむしり取る。
ベルト4とで平面的にしつかりと挟持した状態
で、上記両ベルト3,4の送出端h′から突出した
設定長さ部分を鋸歯状むしり刃Cによりむしり取
るもので、その鋸歯状むしり刃Cが、少なくとも
いか胴体aの幅より長い刃渡りを有するから、前
記従来のするめ引裂き機のように両側端部を残し
てしまうようなことなく、いか胴体aの全幅にわ
たり均一にむしり取る。
以下には本発明を図示の実施例についてさらに
詳しく説明する。
詳しく説明する。
Aは機枠B上に設置した挟持送給機構で、それ
は次のように構成されている。
は次のように構成されている。
機枠Bの上面に設立した左側前、後支柱1と2
の間及び右側前、後支柱1′と2′との間に駆動ロ
ーラ3と従動ローラ4の両端を軸支している。左
右側後支柱2,2′の後面に突設したステー5,
5′間に固定水平板6を横架し、その左右両端に
植立したボルト7,7′に締め付けナツト8,
8′を介し、可動水平板9の左右両端を上下動自
在に嵌合している。
の間及び右側前、後支柱1′と2′との間に駆動ロ
ーラ3と従動ローラ4の両端を軸支している。左
右側後支柱2,2′の後面に突設したステー5,
5′間に固定水平板6を横架し、その左右両端に
植立したボルト7,7′に締め付けナツト8,
8′を介し、可動水平板9の左右両端を上下動自
在に嵌合している。
10は上記固定水平板6の丸棒状後端案内部
6′と上記駆動ローラ3との間に張架した無端駆
動平ベルト、11は上記可動水平板9の丸棒状後
端案内部9′と上記従動ローラ4との間に張架し
た無端従動平ベルトで、両ベルト10,11は、
それぞれ上周及び下周の水平走行部10′,1
1′をこれらでいか胴体aを挟持する所要の間隔
hをあけて対向している。両ローラ3,4の前側
外方から両ベルト10,11間である挿入端h′に
挿入されたいか胴体aは、上記両水平走行部1
0′,11′により挟持されたまま、上記間隔hの
送出端h′へと送給される。
6′と上記駆動ローラ3との間に張架した無端駆
動平ベルト、11は上記可動水平板9の丸棒状後
端案内部9′と上記従動ローラ4との間に張架し
た無端従動平ベルトで、両ベルト10,11は、
それぞれ上周及び下周の水平走行部10′,1
1′をこれらでいか胴体aを挟持する所要の間隔
hをあけて対向している。両ローラ3,4の前側
外方から両ベルト10,11間である挿入端h′に
挿入されたいか胴体aは、上記両水平走行部1
0′,11′により挟持されたまま、上記間隔hの
送出端h′へと送給される。
A′は挟持送給機構Aに付設した挟持調整機構
で、それは、固定水平板6との間の締め付けナツ
ト8,8′の高さ分に相当する間隔を保持する可
動水平板9を、その位置に弾圧しておき、両ベル
ト10,11の水平走行部10′,11′で送給す
るいか胴体aの肉厚が厚いときに、そのいか胴体
aが該ベルト10,11を介し可動水平板9を弾
圧に抗し自動的に持ち上げながら通過でき、かつ
その間にも両水平走行部10′,11′による所定
の挟持力を強制的に得られるようにしたもので、
ボルト7,7′の上端に螺合したスプリング締め
付けナツト12,12′と可動水平板9の両端上
面との間にコイルスプリング13,13′を介装
してなる。
で、それは、固定水平板6との間の締め付けナツ
ト8,8′の高さ分に相当する間隔を保持する可
動水平板9を、その位置に弾圧しておき、両ベル
ト10,11の水平走行部10′,11′で送給す
るいか胴体aの肉厚が厚いときに、そのいか胴体
aが該ベルト10,11を介し可動水平板9を弾
圧に抗し自動的に持ち上げながら通過でき、かつ
その間にも両水平走行部10′,11′による所定
の挟持力を強制的に得られるようにしたもので、
ボルト7,7′の上端に螺合したスプリング締め
付けナツト12,12′と可動水平板9の両端上
面との間にコイルスプリング13,13′を介装
してなる。
14,14′は、駆動ローラ3の回転にともな
い歯車15,16を介し回転する従動ローラ4と
該駆動ローラ3との間隔、さらに具体的には両ベ
ルト10,11の水平走行部10′,11′の間隔
hの挿入端h′における間隔を、いか胴体aの肉厚
に応じて調整設定するための調整ハンドルで、こ
の調整ハンドル14,14′を回すことによつて、
従動ローラ4はスプリング15′を伸縮して上下
動する。もちろん、その上下動は上記歯車15,
16の噛合範囲内で行われるように設定してあ
る。
い歯車15,16を介し回転する従動ローラ4と
該駆動ローラ3との間隔、さらに具体的には両ベ
ルト10,11の水平走行部10′,11′の間隔
hの挿入端h′における間隔を、いか胴体aの肉厚
に応じて調整設定するための調整ハンドルで、こ
の調整ハンドル14,14′を回すことによつて、
従動ローラ4はスプリング15′を伸縮して上下
動する。もちろん、その上下動は上記歯車15,
16の噛合範囲内で行われるように設定してあ
る。
Cは少なくともいか胴体aの幅より長い刃渡り
にした一連の鋸歯状むしり刃で、挟持送給機構A
が送給しその送出端h′から設定長さ突出させたい
か胴体aの突出部分にその突出の都度、各歯を突
き刺しその幅全体にわたり一斉にむしり取るため
のもので、機枠Bに架設した左右1対の駆動歯車
17,17′と同じく左右一対の従動歯車18,
18′とによつて廻動する左右一対の無端チエー
ン19,19′に所要の間隔で多数の一連の鋸歯
状むしり刃Cを、これら両チエーン19,19′
間に跨架することによつて取り付け、上記送出端
h′の外方対向所要位置のところを、各鋸歯状むし
り刃Cが順次廻動通過し、そのとき上記のむしり
取り作業が行われるようにしてある。
にした一連の鋸歯状むしり刃で、挟持送給機構A
が送給しその送出端h′から設定長さ突出させたい
か胴体aの突出部分にその突出の都度、各歯を突
き刺しその幅全体にわたり一斉にむしり取るため
のもので、機枠Bに架設した左右1対の駆動歯車
17,17′と同じく左右一対の従動歯車18,
18′とによつて廻動する左右一対の無端チエー
ン19,19′に所要の間隔で多数の一連の鋸歯
状むしり刃Cを、これら両チエーン19,19′
間に跨架することによつて取り付け、上記送出端
h′の外方対向所要位置のところを、各鋸歯状むし
り刃Cが順次廻動通過し、そのとき上記のむしり
取り作業が行われるようにしてある。
鋸歯状むしり刃Cは、両チエーン19,19′
間に横架した取り付け用角材20にL形基部21
をねじ止めすることによつて取り付けられてい
る。
間に横架した取り付け用角材20にL形基部21
をねじ止めすることによつて取り付けられてい
る。
Dは、上記送出端h′と鋸歯状むしり刃Cとの
間、さらに正確には、送出端h′とこの送出端h′の
上記外方対向所要位置を廻動通過する鋸歯状むし
り刃Cとの間に設置した支承部材で、この支承部
材Dは、左右側後支柱2,2′の後方に起立した
左右支持片22,22′によつて横架支持され、
その平坦な上面を無端駆動平ベルト10の水平走
行部10′の上面に一致させ、かつ、該駆動平ベ
ルト10が固定水平板6の丸棒状後端案内部6′
に沿つて湾曲する走行部分を、その外方から保護
すべく、その部分に沿う形状の湾曲面23を有す
る。
間、さらに正確には、送出端h′とこの送出端h′の
上記外方対向所要位置を廻動通過する鋸歯状むし
り刃Cとの間に設置した支承部材で、この支承部
材Dは、左右側後支柱2,2′の後方に起立した
左右支持片22,22′によつて横架支持され、
その平坦な上面を無端駆動平ベルト10の水平走
行部10′の上面に一致させ、かつ、該駆動平ベ
ルト10が固定水平板6の丸棒状後端案内部6′
に沿つて湾曲する走行部分を、その外方から保護
すべく、その部分に沿う形状の湾曲面23を有す
る。
24は機枠B内底部に設置した電動機で、これ
により、上記挟持送給機構A及び鋸歯状むしり刃
Cを駆動する。
により、上記挟持送給機構A及び鋸歯状むしり刃
Cを駆動する。
すなわち、電動機24は、変速プーリ25,2
5′、送り量決定機26、間欠送り機27等より
なる駆動機構を介し前記駆動ローラ3と連繁する
とともに、上記変速プーリ25′と同軸の地の変
速プーリ28を介して前記駆動歯車17と連繁
し、これによつて、前記両ベルト10,11と両
チエーン19,19′すなわち挟持送給機構A及
び鋸歯状むしり刃Cを駆動する。
5′、送り量決定機26、間欠送り機27等より
なる駆動機構を介し前記駆動ローラ3と連繁する
とともに、上記変速プーリ25′と同軸の地の変
速プーリ28を介して前記駆動歯車17と連繁
し、これによつて、前記両ベルト10,11と両
チエーン19,19′すなわち挟持送給機構A及
び鋸歯状むしり刃Cを駆動する。
変速プーリ25,25′,28の変速比は変速
プーリ調整用ハンドル29により自由に調整さ
れ、鋸歯状むしり刃Cはその調整速度で定速駆動
し、他方挟持送給機構Aは両ベルト10,11を
送り量決定機26で設定して送り量ずつ間欠送り
機27の介在によつて間欠送りする。
プーリ調整用ハンドル29により自由に調整さ
れ、鋸歯状むしり刃Cはその調整速度で定速駆動
し、他方挟持送給機構Aは両ベルト10,11を
送り量決定機26で設定して送り量ずつ間欠送り
機27の介在によつて間欠送りする。
いかの展開烙焼胴体あるいはするめ胴体すなわ
ちいか胴体aは、展開状態のまま、挟持送給機構
Aの挿入端h′から両ベルト10,11の水平走行
部10′,11′間すなわち間隔hに挿入すると、
水平走行部10′,11′に挟持されて設定長さず
つが所定の速度で間欠送りされ、送出端h′からそ
の設定長さを支承部材D上に後続部分を載せた状
態で突出し停止する動作を繰り返す。
ちいか胴体aは、展開状態のまま、挟持送給機構
Aの挿入端h′から両ベルト10,11の水平走行
部10′,11′間すなわち間隔hに挿入すると、
水平走行部10′,11′に挟持されて設定長さず
つが所定の速度で間欠送りされ、送出端h′からそ
の設定長さを支承部材D上に後続部分を載せた状
態で突出し停止する動作を繰り返す。
一方、鋸歯状むしり刃Cは両チエーン19,1
9′によつて順次運行されていて、上記突出部分
にその突出の都度、しかもそれが停止したときに
全幅にわたり突き刺さり、それを一斉にむしり取
る。
9′によつて順次運行されていて、上記突出部分
にその突出の都度、しかもそれが停止したときに
全幅にわたり突き刺さり、それを一斉にむしり取
る。
なお、図中符号30はむしり取られた製品を機
枠Bの外方へ運ぶシユート、31は鋸歯状むしり
刃Cの運行経路内に先端を位置させて設けた回転
ブラシで、その鋸歯状むしり刃Cの各歯先に絡ま
つたり付着したいか毛羽等を落とすためのもので
ある。
枠Bの外方へ運ぶシユート、31は鋸歯状むしり
刃Cの運行経路内に先端を位置させて設けた回転
ブラシで、その鋸歯状むしり刃Cの各歯先に絡ま
つたり付着したいか毛羽等を落とすためのもので
ある。
以上述べたところから明らかなように、本発明
によれば、いか胴体を、無端駆動平ベルトと同従
動平ベルトとの間に挟持させて送給し、それが上
記両ベルトの送出端から設定長さ突出するたび
に、未突出部分を上記両ベルトで挟持した状態に
おいて、鋸歯状むしり刃でむしり取るもので、特
にその鋸歯状むしり刃が少なくともいか胴体の幅
より長い刃渡りを有するからいか胴体の中央部か
ら左右端に至る全幅にわたり均一にむしり取るこ
とができ、前記従来のするめ引裂き機のように両
側端部を残してしまうようなことがない。
によれば、いか胴体を、無端駆動平ベルトと同従
動平ベルトとの間に挟持させて送給し、それが上
記両ベルトの送出端から設定長さ突出するたび
に、未突出部分を上記両ベルトで挟持した状態に
おいて、鋸歯状むしり刃でむしり取るもので、特
にその鋸歯状むしり刃が少なくともいか胴体の幅
より長い刃渡りを有するからいか胴体の中央部か
ら左右端に至る全幅にわたり均一にむしり取るこ
とができ、前記従来のするめ引裂き機のように両
側端部を残してしまうようなことがない。
したがつて、従来のようにいか胴体の両側端部
を残してしまうようなことなく、均整のとれた製
品を製出できる。
を残してしまうようなことなく、均整のとれた製
品を製出できる。
また、本発明は簡単な構成により確実にしかも
効率よくいかむしりを実施できる。
効率よくいかむしりを実施できる。
特に、挟持送給機構は、駆動ローラと固定水平
板の後端案内部との間に張架した無端駆動平ベル
トの水平走行部の上方に、従動ローラと可動水平
板の後端案内部との間に張架した無端従動平ベル
トの水平走行部を所要の間隔をあけて対向設置
し、その間隔をいか胴体が上記両水平走行部で挟
持する間隔にしているもので、上記固定水平板と
可動水平板とによつて、その両水平走行部が退避
するのを規制され上記挟持はしつかりと行われる
ので、いか胴体の突出部分が鋸歯状むしり刃によ
りむしり取られるときにも、不用意に引き抜かれ
てしまうようなことがない。
板の後端案内部との間に張架した無端駆動平ベル
トの水平走行部の上方に、従動ローラと可動水平
板の後端案内部との間に張架した無端従動平ベル
トの水平走行部を所要の間隔をあけて対向設置
し、その間隔をいか胴体が上記両水平走行部で挟
持する間隔にしているもので、上記固定水平板と
可動水平板とによつて、その両水平走行部が退避
するのを規制され上記挟持はしつかりと行われる
ので、いか胴体の突出部分が鋸歯状むしり刃によ
りむしり取られるときにも、不用意に引き抜かれ
てしまうようなことがない。
しかも、挟持調整機構が可動水平板を上下動自
在にしているので、いか胴体の肉厚が上記間隔よ
り大きいときには、可動水平板をその弾圧に抗し
自動的に押し上げて、上記両ベルトの水平走行部
による挟持を維持しながら、そこを通過させるこ
とができるものであつて、設定の範囲内ではある
が、いか胴体の肉厚の変化にも自動的に対応でき
る。
在にしているので、いか胴体の肉厚が上記間隔よ
り大きいときには、可動水平板をその弾圧に抗し
自動的に押し上げて、上記両ベルトの水平走行部
による挟持を維持しながら、そこを通過させるこ
とができるものであつて、設定の範囲内ではある
が、いか胴体の肉厚の変化にも自動的に対応でき
る。
さらに、鋸歯状むしり刃による上記いか胴体の
むしり取りは、その鋸歯状むしり刃と上記送出端
との間に所要の支承部材を設置しておき、送出端
から突出した部分のうち後続部位がその支承部材
上に乗載支承される状態にすることによつて、鋸
歯状むしり刃による突出部分のむしり取りは一層
確実に行われる。
むしり取りは、その鋸歯状むしり刃と上記送出端
との間に所要の支承部材を設置しておき、送出端
から突出した部分のうち後続部位がその支承部材
上に乗載支承される状態にすることによつて、鋸
歯状むしり刃による突出部分のむしり取りは一層
確実に行われる。
図面は本発明装置の実施例を示すもので、第1
図は正面図、第2図は左側面図、第3図は右側面
図、第4図は平面図、第5図は挟持送給機構の背
面図、第6図は第5図の−線拡大断面図、第
7図は鋸歯状むしり刃の正面図、第8図は同上の
側面図である。 a……いか胴体、10……無端駆動平ベルト、
11……無端従動平ベルト、h′……送出端、C…
…鋸歯状むしり刃、A……挟持送給機構、3……
駆動ローラ、6……固定水平板、6′……後端案
内部、10′……水平走行部、4……従動ローラ、
9……可動水平板、9′……後端案内部、11′…
…水平走行部、h……間隔、A′……挟持調整機
構、7,7′……ボルト。
図は正面図、第2図は左側面図、第3図は右側面
図、第4図は平面図、第5図は挟持送給機構の背
面図、第6図は第5図の−線拡大断面図、第
7図は鋸歯状むしり刃の正面図、第8図は同上の
側面図である。 a……いか胴体、10……無端駆動平ベルト、
11……無端従動平ベルト、h′……送出端、C…
…鋸歯状むしり刃、A……挟持送給機構、3……
駆動ローラ、6……固定水平板、6′……後端案
内部、10′……水平走行部、4……従動ローラ、
9……可動水平板、9′……後端案内部、11′…
…水平走行部、h……間隔、A′……挟持調整機
構、7,7′……ボルト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 間欠送り機構に連繁された駆動ローラと固定
水平板の後端案内部との間に張架した無端駆動平
ベルトの水平走行部の上方に、従動ローラと可動
水平板の後端案内部との間に張架した無端従動平
ベルトの水平走行部を、これら両水平走行部でい
かの展開焙焼胴体あるいはするめ胴体を挟持する
所要の間隔をあけて対向配置してなる挟持送給機
構と、 上記無端従動平ベルトの外方に突出している上
記可動水平板の両端を、上記無端駆動平ベルトの
外方に突出している上記固定水平板の両端に植立
したボルトに、上下動自在にしてかつ両板間に所
要の間隔が、該ボルトに巻装したコイルスプリン
グにより保持される所定の高さのところに嵌合し
てなる挟持調製機構と、 少なくともいかの展開焙焼胴体あるいはするめ
胴体の幅より長い刃渡りにした一連の鋸歯状むし
り刃を、各々駆動歯車と従動歯車とによつて廻動
する左右一対の無端チエーン間に所要の間隔で多
数跨架することにより取り付け、その一連の鋸歯
状むしり刃が、上記両ベルトの水平走行部が形成
する上記間隔の送出端の前方位置を順次通過駆動
するようにしてなること、 上記両ベルトの水平走行部の上記送出端と上記
一連の鋸歯状むしり刃との間に、いかの展開焙焼
胴体あるいはするめ胴体の上記送出端から突出し
た部分のうち後続部位を乗載支承する支承部材を
設けてなること、 からなることを特徴とするいかむしり装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61228039A JPS6384462A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | いかむしり方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61228039A JPS6384462A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | いかむしり方法とその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6384462A JPS6384462A (ja) | 1988-04-15 |
JPH0558701B2 true JPH0558701B2 (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=16870239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61228039A Granted JPS6384462A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | いかむしり方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6384462A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4861046A (en) * | 1988-05-16 | 1989-08-29 | Ishikawa Gasket Co., Ltd. | Steel laminate gasket with separate beads |
KR100853482B1 (ko) * | 2007-07-06 | 2008-08-21 | 이권석 | 누름부재를 구비한 오징어 인열장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4724716U (ja) * | 1971-04-06 | 1972-11-20 |
-
1986
- 1986-09-29 JP JP61228039A patent/JPS6384462A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4724716U (ja) * | 1971-04-06 | 1972-11-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6384462A (ja) | 1988-04-15 |
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