JPH055760Y2 - - Google Patents
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- JPH055760Y2 JPH055760Y2 JP4954186U JP4954186U JPH055760Y2 JP H055760 Y2 JPH055760 Y2 JP H055760Y2 JP 4954186 U JP4954186 U JP 4954186U JP 4954186 U JP4954186 U JP 4954186U JP H055760 Y2 JPH055760 Y2 JP H055760Y2
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- sound field
- equalizer
- impulse
- transfer function
- sound
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- 238000012905 input function Methods 0.000 claims description 5
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 claims 1
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 7
- 238000010183 spectrum analysis Methods 0.000 description 7
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は音場特性測定装置に係り、特にインパ
ルス信号を用いて音場特性を測定する音場特性測
定装置に関する。
ルス信号を用いて音場特性を測定する音場特性測
定装置に関する。
〈従来技術〉
音場の音響特性(音場特性)を求めてスペクト
ラムアナライザ表示したり、該求めた音場特性に
基づいて聴取特性を全域にわたつてほぼ平坦にす
るオーデイオ装置がある。
ラムアナライザ表示したり、該求めた音場特性に
基づいて聴取特性を全域にわたつてほぼ平坦にす
るオーデイオ装置がある。
かかるオーデイオ装置は、
(1) スペクトラムアナライザ表示及びイコライザ
特性の自動決定を要求する手段と、 (2) オーデイオ信号周波数の全域にわたつてほぼ
一定のレベルを有するホワイトノイズ(ピンク
ノイズ)あるいは正弦波を発生する手段と、 (3) いくつかの帯域におけるゲインあるいは減衰
量で特定されるイコライザ特性に基づいて入力
されたオーデイオ信号の周波数特性を制御する
イコライザ部と、 (4) 音場における前記各帯域のレベルを検出する
検出部と、 (5) 前記検出されたレベルに基づいて音場におけ
る聴取特性を全域にわたつてほぼ平坦にするイ
コライザ特性を決定する制御部と、 (6) 前記検出されたレベルに基づいて各帯域のレ
ベル(スペクトラム)を表示したり、イコライ
ザに設定されているイコライザ特性を表示した
りする表示部を有している。
特性の自動決定を要求する手段と、 (2) オーデイオ信号周波数の全域にわたつてほぼ
一定のレベルを有するホワイトノイズ(ピンク
ノイズ)あるいは正弦波を発生する手段と、 (3) いくつかの帯域におけるゲインあるいは減衰
量で特定されるイコライザ特性に基づいて入力
されたオーデイオ信号の周波数特性を制御する
イコライザ部と、 (4) 音場における前記各帯域のレベルを検出する
検出部と、 (5) 前記検出されたレベルに基づいて音場におけ
る聴取特性を全域にわたつてほぼ平坦にするイ
コライザ特性を決定する制御部と、 (6) 前記検出されたレベルに基づいて各帯域のレ
ベル(スペクトラム)を表示したり、イコライ
ザに設定されているイコライザ特性を表示した
りする表示部を有している。
そして、イコライザ特性自動決定モードにおい
ては、音場に出力されたピンクノイズ等の各帯域
のレベルを検出し、該検出された各帯域のレベル
に基づいて音場における聴取特性を平坦にするイ
コライザ特性を決定してイコライザ部に設定す
る。
ては、音場に出力されたピンクノイズ等の各帯域
のレベルを検出し、該検出された各帯域のレベル
に基づいて音場における聴取特性を平坦にするイ
コライザ特性を決定してイコライザ部に設定す
る。
又、スペクトラムアナライザ表示モードにおい
ては、検出されたレベルに基づいて各帯域のレベ
ル(スペクトラム)を表示部に表示する。
ては、検出されたレベルに基づいて各帯域のレベ
ル(スペクトラム)を表示部に表示する。
〈考案が解決しようとしている問題点〉
しかし、従来のようにホワイトノイズ(ピンク
ノイズ)や単一正弦波を全帯域にスイープさせて
スピーカからリスニングポイント迄の伝達特性
(f特性)を測定する方法では、 (a) 測定に時間がかかる、 (b) 測定時うるさい、 (c) 音場の静的特性は測定できるがスピーカを含
めた音の立ち上がり等の動的特性迄は測定でき
ない、 等の欠点がある。
ノイズ)や単一正弦波を全帯域にスイープさせて
スピーカからリスニングポイント迄の伝達特性
(f特性)を測定する方法では、 (a) 測定に時間がかかる、 (b) 測定時うるさい、 (c) 音場の静的特性は測定できるがスピーカを含
めた音の立ち上がり等の動的特性迄は測定でき
ない、 等の欠点がある。
以上から本考案の目的は従来の欠点を改善でき
る新規な音場特性測定装置を提供することであ
る。
る新規な音場特性測定装置を提供することであ
る。
〈問題点を解決するための手段〉
図は本考案の実施例ブロツク図である。
11はイコライザ、12はインパルス発生回
路、13はミキシング回路、14はパワーアン
プ、15はスピーカ、16はマイク、17はイコ
ライザアンプ、18はマイコン構成のデジタル信
号プロセツサ、19は表示部である。
路、13はミキシング回路、14はパワーアン
プ、15はスピーカ、16はマイク、17はイコ
ライザアンプ、18はマイコン構成のデジタル信
号プロセツサ、19は表示部である。
デジタル信号プロセツサ18は、
(a) インパルス信号IP及びイコライザアンプ1
7からの出力信号をそれぞれフーリエ変換する
手段(フーリエ変換部)18aと、 (b) 該フーリエ変換により得られた2つの関数を
それぞれ入力関数と出力関数として伝達関数を
求める手段(伝達関数演算部)18bと、 (c) 該伝達関数に基づいて音場の特性を分析する
手段(スペクトラム分析部)18cを有してい
る。
7からの出力信号をそれぞれフーリエ変換する
手段(フーリエ変換部)18aと、 (b) 該フーリエ変換により得られた2つの関数を
それぞれ入力関数と出力関数として伝達関数を
求める手段(伝達関数演算部)18bと、 (c) 該伝達関数に基づいて音場の特性を分析する
手段(スペクトラム分析部)18cを有してい
る。
〈作用〉
インパルス発生回路12から発生したインパル
ス信号IPはスピーカ15から音場に出力され、
マイク16により集音される。
ス信号IPはスピーカ15から音場に出力され、
マイク16により集音される。
フーリエ変換部18aは、前記インパルス信号
IP及び集音部16,17からの出力信号をそれ
ぞれフーリエ変換し、伝達関数演算部18bは該
フーリエ変換により得られた2つの関数をそれぞ
え入力関数と出力関数として伝達関数を求め、ス
ペクトラム分析部18cは該伝達関数に基づいて
音場の特性を分析する。
IP及び集音部16,17からの出力信号をそれ
ぞれフーリエ変換し、伝達関数演算部18bは該
フーリエ変換により得られた2つの関数をそれぞ
え入力関数と出力関数として伝達関数を求め、ス
ペクトラム分析部18cは該伝達関数に基づいて
音場の特性を分析する。
〈実施例〉
図は本考案の実施例ブロツク図である。
11はイコライザ、12はデルタ関数に近いイ
ンパルスを発生するインパルス発生回路であり、
このインパルスは周期約10μs〜50μsで正弦波1波
長分のインパルスである。13はミキシング回
路、14はパワーアンプ、15はスピーカ、16
はマイク、17はマイク自体の有するf特性を補
正するためのイコライザアンプ、18はマイコン
構成のデジタル信号プロセツサ、19は表示部で
ある。
ンパルスを発生するインパルス発生回路であり、
このインパルスは周期約10μs〜50μsで正弦波1波
長分のインパルスである。13はミキシング回
路、14はパワーアンプ、15はスピーカ、16
はマイク、17はマイク自体の有するf特性を補
正するためのイコライザアンプ、18はマイコン
構成のデジタル信号プロセツサ、19は表示部で
ある。
デジタル信号プロセツサ18は、
インパルス信号IP及びイコライザアンプ17
からの出力信号をそれぞれフーリエ変換するフー
リエ変換部18aと、該フーリエ変換により得ら
れた2つの関数をそれぞれ入力関数と出力関数と
して伝達関数を求める伝達関数演算部18bと、
該伝達関数に基づいて音場の特性を分析するスペ
クトラム分析部18cを有している。
からの出力信号をそれぞれフーリエ変換するフー
リエ変換部18aと、該フーリエ変換により得ら
れた2つの関数をそれぞれ入力関数と出力関数と
して伝達関数を求める伝達関数演算部18bと、
該伝達関数に基づいて音場の特性を分析するスペ
クトラム分析部18cを有している。
図示しない操作部からのイコライザ特性自動決
定要求信号あるいは音場のスペクトラム分析部表
示が要求されると、インパルス発生回路12はイ
ンパルスIPを発生する。尚、この時にはイコラ
イザ11からは音声信号が出力されない。
定要求信号あるいは音場のスペクトラム分析部表
示が要求されると、インパルス発生回路12はイ
ンパルスIPを発生する。尚、この時にはイコラ
イザ11からは音声信号が出力されない。
インパルス信号IPはミキシング回路13、パ
ワーアンプ14を介してスピーカ15から音場に
出力されると共に、デジタル信号プロセツサ18
のフーリエ変換部18aに入力される。
ワーアンプ14を介してスピーカ15から音場に
出力されると共に、デジタル信号プロセツサ18
のフーリエ変換部18aに入力される。
フーリエ変換部18aは入力されたインパルス
信号fi(t)をフーリエ変換すると共に該変換により
得られた関数Fi(ω)を入力関数として次段の伝
達関数演算部18bに入力する。尚、フーリエ変
換処理は周知であるのでその詳細な説明は省略す
るが、たとえば「トランジスタ技術1986年4月号
第367頁乃至376頁」を参照されたい。
信号fi(t)をフーリエ変換すると共に該変換により
得られた関数Fi(ω)を入力関数として次段の伝
達関数演算部18bに入力する。尚、フーリエ変
換処理は周知であるのでその詳細な説明は省略す
るが、たとえば「トランジスタ技術1986年4月号
第367頁乃至376頁」を参照されたい。
一方、音場に出力されたインパルス信号はマイ
ク16により集音され、しかる後イコライザアン
プ17でマイクのf特性を補正されてフーリエ変
換部18aに入力される。
ク16により集音され、しかる後イコライザアン
プ17でマイクのf特性を補正されてフーリエ変
換部18aに入力される。
フーリエ変換部18aはイコライザアンプ17
から入力された集音信号f0(t)をフーリエ変換する
と共に該変換により得られた関数F0(ω)を出力
関数として次段の伝達関数演算部18bに入力す
る。
から入力された集音信号f0(t)をフーリエ変換する
と共に該変換により得られた関数F0(ω)を出力
関数として次段の伝達関数演算部18bに入力す
る。
伝達関数演算部18bは次式
伝達関数=出力関数/入力関数 ……(1)
により伝達関数T(ω)を演算し、該伝達関数を
次段のスペクトラム分析部18cに入力する。
次段のスペクトラム分析部18cに入力する。
スペクトラム分析部18cは、スペクトラム分
析部表示モードでは表示部19に入力された伝達
関数を用いてスペクトラム表示し、自動イコライ
ザ特性決定モードでは音場における聴取特性を全
域にわたつてほぼ平坦にするイコライザ特性を決
定してイコライザ11に設定する。
析部表示モードでは表示部19に入力された伝達
関数を用いてスペクトラム表示し、自動イコライ
ザ特性決定モードでは音場における聴取特性を全
域にわたつてほぼ平坦にするイコライザ特性を決
定してイコライザ11に設定する。
〈考案の効果〉
以上本考案によれば、インパルスを用い、しか
もデジタル処理しているため、伝達関数算出迄の
時間を短縮でき、又インパルス自体のエネルギー
は大きいが時間が短いため気にならない。
もデジタル処理しているため、伝達関数算出迄の
時間を短縮でき、又インパルス自体のエネルギー
は大きいが時間が短いため気にならない。
更に本考案によれば音場特性を、インパルスを
用いた伝達関数として算出するため音響機器系全
体の応答特性を含んだ周波数特性すなわち、周波
数特性の動的変化を測定することができる。
用いた伝達関数として算出するため音響機器系全
体の応答特性を含んだ周波数特性すなわち、周波
数特性の動的変化を測定することができる。
図は本考案の実施例ブロツク図である。
11……イコライザ、12……インパルス発生
回路、15……スピーカ、16……マイク、18
……デジタル信号プロセツサ、18a……フーリ
エ変換部、18b……伝達関数演算部、18c…
…スペクトラム分析部、19……表示部。
回路、15……スピーカ、16……マイク、18
……デジタル信号プロセツサ、18a……フーリ
エ変換部、18b……伝達関数演算部、18c…
…スペクトラム分析部、19……表示部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 インパルス発生回路と、 該インパルス発生回路から出力されるインパル
ス信号を音場に出力するスピーカと、 音場における音波を集音する集音手段と、 前記インパルス信号及び集音手段からの出力信
号をそれぞれフーリエ変換する手段と、 該フーリエ変換により得られた2つの関数をそ
れぞれ入力関数と出力関数として伝達関数を求め
る手段と、 該伝達関数に基づいて音場の特性を分析する手
段を有する ことを特徴とする音場特性測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4954186U JPH055760Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4954186U JPH055760Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62161500U JPS62161500U (ja) | 1987-10-14 |
JPH055760Y2 true JPH055760Y2 (ja) | 1993-02-15 |
Family
ID=30872086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4954186U Expired - Lifetime JPH055760Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH055760Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009531901A (ja) * | 2006-03-28 | 2009-09-03 | ジェネレック オーワイ | 音響システムにおける方法および装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2692817B2 (ja) * | 1987-11-19 | 1997-12-17 | キヤノン株式会社 | 音像解像力の測定方法 |
JP2506863B2 (ja) * | 1987-12-08 | 1996-06-12 | 松下電器産業株式会社 | スピ―カの高調波歪測定方法 |
JP2592009Y2 (ja) * | 1992-07-13 | 1999-03-17 | アルパイン株式会社 | 音場特性調整装置 |
-
1986
- 1986-04-02 JP JP4954186U patent/JPH055760Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009531901A (ja) * | 2006-03-28 | 2009-09-03 | ジェネレック オーワイ | 音響システムにおける方法および装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62161500U (ja) | 1987-10-14 |
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