JPH0557387A - アルミニウム製品の製造方法 - Google Patents
アルミニウム製品の製造方法Info
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- JPH0557387A JPH0557387A JP22404791A JP22404791A JPH0557387A JP H0557387 A JPH0557387 A JP H0557387A JP 22404791 A JP22404791 A JP 22404791A JP 22404791 A JP22404791 A JP 22404791A JP H0557387 A JPH0557387 A JP H0557387A
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- Japan
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- aluminum
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- cut
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- aluminum extruded
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C23/00—Extruding metal; Impact extrusion
- B21C23/02—Making uncoated products
- B21C23/04—Making uncoated products by direct extrusion
- B21C23/14—Making other products
- B21C23/142—Making profiles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Extrusion Of Metal (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 最終製品形状に近似した横断面形状を有する
アルミニウム押出形材(1) を形成した後、このアルミニ
ウム押出形材(1) を所定長さに切断し、さらに切断片(1
A)の一部分に塑性加工を施して最終製品を形成する。 【効果】 従来の方法に比べて工数が少なくするととも
に、材料歩留りを向上させ、コストを安くする。
アルミニウム押出形材(1) を形成した後、このアルミニ
ウム押出形材(1) を所定長さに切断し、さらに切断片(1
A)の一部分に塑性加工を施して最終製品を形成する。 【効果】 従来の方法に比べて工数が少なくするととも
に、材料歩留りを向上させ、コストを安くする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばアルミニウ
ム製自動車部品や、アルミニウム製スポーツ用具等のア
ルミニウム製品を製造する方法に関する。
ム製自動車部品や、アルミニウム製スポーツ用具等のア
ルミニウム製品を製造する方法に関する。
【0002】この明細書において、「アルミニウム」と
いう語には、純アルミニウムの他にアルミニウム合金を
含むものとする。
いう語には、純アルミニウムの他にアルミニウム合金を
含むものとする。
【0003】
【従来の技術】たとえばサスペンション用ロアアームの
ような自動車部品としては、従来、鋼を用いてプレス成
形により製造されたものが用いられていた。ところが、
近年、自動車の性能向上および燃費低減のために、重量
軽減が要求されるようになってきており、各種自動車用
部品にアルミニウム製品を用いることが考えられてい
る。
ような自動車部品としては、従来、鋼を用いてプレス成
形により製造されたものが用いられていた。ところが、
近年、自動車の性能向上および燃費低減のために、重量
軽減が要求されるようになってきており、各種自動車用
部品にアルミニウム製品を用いることが考えられてい
る。
【0004】そして、自動車用サスペンションのアルミ
ニウム製ロアアームとして、たとえば図2に示すような
形状のものが考えられている。図2において、アルミニ
ウム製ロアアーム(10)は板状で、複数の貫通孔(11)(12)
が形成されており、その一端に上下方向、すなわち貫通
孔(11)(12)ののびる方向とは異なった方向にのびる円筒
部(13)が一体に設けられている。
ニウム製ロアアームとして、たとえば図2に示すような
形状のものが考えられている。図2において、アルミニ
ウム製ロアアーム(10)は板状で、複数の貫通孔(11)(12)
が形成されており、その一端に上下方向、すなわち貫通
孔(11)(12)ののびる方向とは異なった方向にのびる円筒
部(13)が一体に設けられている。
【0005】上記ロアアーム(10)は、従来、押出成形さ
れた丸棒を加熱して熱間型鍛造加工を施した後、トリミ
ングし、さらに熱処理することによって製造されるよう
になっている。
れた丸棒を加熱して熱間型鍛造加工を施した後、トリミ
ングし、さらに熱処理することによって製造されるよう
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アルミ
ニウム製ロアアーム(10)を製造する従来の方法では、丸
棒から所定の形状に熱間型鍛造するさいの型鍛造に多く
の工数を必要とする。しかも、全体にトリミングを施す
必要があるので、除去するばりの量が多くなり、材料歩
留りが悪くなる。したがって、コストが高くなるという
問題がある。
ニウム製ロアアーム(10)を製造する従来の方法では、丸
棒から所定の形状に熱間型鍛造するさいの型鍛造に多く
の工数を必要とする。しかも、全体にトリミングを施す
必要があるので、除去するばりの量が多くなり、材料歩
留りが悪くなる。したがって、コストが高くなるという
問題がある。
【0007】この発明の目的は、上記問題を解決したア
ルミニウム製品の製造方法を提供することにある。
ルミニウム製品の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によるアルミニ
ウム製品の製造方法は、最終製品形状に近似した横断面
形状を有するアルミニウム押出形材を形成した後、この
アルミニウム押出形材を所定長さに切断し、さらに切断
片の一部分に塑性加工を施して最終製品を形成すること
を特徴とするものである。
ウム製品の製造方法は、最終製品形状に近似した横断面
形状を有するアルミニウム押出形材を形成した後、この
アルミニウム押出形材を所定長さに切断し、さらに切断
片の一部分に塑性加工を施して最終製品を形成すること
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】最終製品形状に近似した横断面形状を有するア
ルミニウム押出形材を形成した後、このアルミニウム押
出形材を所定長さに切断し、さらに切断片の一部分に塑
性加工を施すと、従来のように全体を鍛造により成形す
る場合に比べて工数が少なくなる。また、塑性加工を施
した部分だけにトリミングを施せばよいので、除去する
ばりの量が少なくなって材料歩留りが向上する。
ルミニウム押出形材を形成した後、このアルミニウム押
出形材を所定長さに切断し、さらに切断片の一部分に塑
性加工を施すと、従来のように全体を鍛造により成形す
る場合に比べて工数が少なくなる。また、塑性加工を施
した部分だけにトリミングを施せばよいので、除去する
ばりの量が少なくなって材料歩留りが向上する。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図面を参照して
説明する。この実施例は、この発明の方法を、図2に示
す自動車用サスペンションのアルミニウム製ロアアーム
の製造に適用したものである。
説明する。この実施例は、この発明の方法を、図2に示
す自動車用サスペンションのアルミニウム製ロアアーム
の製造に適用したものである。
【0011】まず、図1に示すような横断面形状を有す
る押出形材(1) を形成する。この押出形材(1) は、たと
えばJIS A6N01合金やA6061合金などで形成す
るのがよい。押出形材(1) は、円筒部(13)の部分を除い
てロアアーム(10)と同一の横断面形状を有しており、貫
通孔(11)(12)に対応する貫通孔(2)(3)を備えている。ま
た、円筒部(13)に対応する部分には、上下両方向への突
出壁(4) を備えている。ついで、アルミニウム押出形材
(1) を所定長さに切断して切断片(1A)を得、さらに切断
片(1A)における上下両方向への突出壁(4) を局部的に加
熱し、この部分(4A)に熱間型鍛造加工を施すことによっ
て円筒部(13)を形成する。最後に、たとえば質別T5ま
たはT6となるように熱処理を施す。こうして、ロアア
ーム(10)が製造される。
る押出形材(1) を形成する。この押出形材(1) は、たと
えばJIS A6N01合金やA6061合金などで形成す
るのがよい。押出形材(1) は、円筒部(13)の部分を除い
てロアアーム(10)と同一の横断面形状を有しており、貫
通孔(11)(12)に対応する貫通孔(2)(3)を備えている。ま
た、円筒部(13)に対応する部分には、上下両方向への突
出壁(4) を備えている。ついで、アルミニウム押出形材
(1) を所定長さに切断して切断片(1A)を得、さらに切断
片(1A)における上下両方向への突出壁(4) を局部的に加
熱し、この部分(4A)に熱間型鍛造加工を施すことによっ
て円筒部(13)を形成する。最後に、たとえば質別T5ま
たはT6となるように熱処理を施す。こうして、ロアア
ーム(10)が製造される。
【0012】上記においては、最終製品形状に近似した
横断面形状を有するアルミニウム押出形材から得られた
切断片に局部的に施す塑性加工は熱間型鍛造加工である
が、これに限るものではなく、他の加工法、たとえばプ
レスねじり加工法等でもよい。この場合、貫通孔(2)(3)
と平行な方向にのびる円筒部を有するアルミニウム押出
型材を所定長さに切断し、この切断片の円筒部に対応す
る部分にプレスねじり加工を施す。さらに、上記塑性加
工はプレスねじり加工法に限られず、他の適当な塑性加
工法を適用することもできる。
横断面形状を有するアルミニウム押出形材から得られた
切断片に局部的に施す塑性加工は熱間型鍛造加工である
が、これに限るものではなく、他の加工法、たとえばプ
レスねじり加工法等でもよい。この場合、貫通孔(2)(3)
と平行な方向にのびる円筒部を有するアルミニウム押出
型材を所定長さに切断し、この切断片の円筒部に対応す
る部分にプレスねじり加工を施す。さらに、上記塑性加
工はプレスねじり加工法に限られず、他の適当な塑性加
工法を適用することもできる。
【0013】
【発明の効果】この発明のアルミニウム製品の製造方法
によれば、上述のようにして、アルミニウム製品を製造
することができる。したがって、従来の方法に比べて工
数が少なくなるとともに、トリミングを施すべき部分も
少なくなって材料歩留りが向上し、コストが安くなる。
によれば、上述のようにして、アルミニウム製品を製造
することができる。したがって、従来の方法に比べて工
数が少なくなるとともに、トリミングを施すべき部分も
少なくなって材料歩留りが向上し、コストが安くなる。
【図1】この発明の方法の一部の工程を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】自動車用サスペンションのアルミニウム製ロア
アームの1具体例を示す斜視図である。
アームの1具体例を示す斜視図である。
1 アルミニウム押出形材 1A 切断片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高見 祐一 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内 (72)発明者 横山 政雄 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内 (72)発明者 塩沢 康夫 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 最終製品形状に近似した横断面形状を有
するアルミニウム押出形材を形成した後、このアルミニ
ウム押出形材を所定長さに切断し、さらに切断片の一部
分に塑性加工を施して最終製品を形成することを特徴と
するアルミニウム製品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22404791A JP2934921B2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | アルミニウム製自動車サスペンション用ロアアームの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22404791A JP2934921B2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | アルミニウム製自動車サスペンション用ロアアームの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0557387A true JPH0557387A (ja) | 1993-03-09 |
JP2934921B2 JP2934921B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=16807764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22404791A Expired - Lifetime JP2934921B2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | アルミニウム製自動車サスペンション用ロアアームの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2934921B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07233765A (ja) * | 1994-02-23 | 1995-09-05 | Showa Alum Corp | 吸気マニホルド |
WO1998025715A3 (en) * | 1996-12-10 | 1999-06-03 | Aluminum Co Of America | Method of producing a forged metal part |
KR100345859B1 (ko) * | 1997-07-18 | 2002-11-11 | 기아자동차주식회사 | 자동차 추진축의 알루미늄 요크 제조방법 |
KR20030090049A (ko) * | 2002-05-21 | 2003-11-28 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 알루미늄 로워암의 제조 방법 |
US6779245B1 (en) * | 2000-05-17 | 2004-08-24 | Saab Ab | Bearing reinforcement in light metal housing |
KR100522191B1 (ko) * | 1997-03-27 | 2006-08-23 | 가부시기가이샤 후지고오키 | 팽창밸브 |
CN110193526A (zh) * | 2018-02-27 | 2019-09-03 | 庆琏实业股份有限公司 | 树剪刀座制造方法 |
WO2022049969A1 (ja) * | 2020-09-03 | 2022-03-10 | 株式会社神戸製鋼所 | アルミニウム合金製押出部品の製造方法および製造装置 |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP22404791A patent/JP2934921B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07233765A (ja) * | 1994-02-23 | 1995-09-05 | Showa Alum Corp | 吸気マニホルド |
WO1998025715A3 (en) * | 1996-12-10 | 1999-06-03 | Aluminum Co Of America | Method of producing a forged metal part |
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JP2022042847A (ja) * | 2020-09-03 | 2022-03-15 | 株式会社神戸製鋼所 | アルミニウム合金製押出部品の製造方法および製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2934921B2 (ja) | 1999-08-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990406 |