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JPH0554338B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0554338B2
JPH0554338B2 JP60068189A JP6818985A JPH0554338B2 JP H0554338 B2 JPH0554338 B2 JP H0554338B2 JP 60068189 A JP60068189 A JP 60068189A JP 6818985 A JP6818985 A JP 6818985A JP H0554338 B2 JPH0554338 B2 JP H0554338B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
light
index
alignment
cornea
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60068189A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61226016A (ja
Inventor
Katsuhiko Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP60068189A priority Critical patent/JPS61226016A/ja
Priority to US06/801,960 priority patent/US4665923A/en
Priority to EP85402309A priority patent/EP0183621B1/en
Priority to DE8585402309T priority patent/DE3586581T2/de
Publication of JPS61226016A publication Critical patent/JPS61226016A/ja
Publication of JPH0554338B2 publication Critical patent/JPH0554338B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願発明は、角膜変形用の流体を角膜に向かつ
て射出して角膜を変形させ、この角膜の変形に基
づいて眼圧を測定するようにした非接触式眼圧計
に関するものであり、さらに詳しくは、被検眼の
角膜に対するアライメント調整に関するものであ
る。
従来技術 従来から、非接触式眼圧計としては、例えば、
特公昭56−6772号公報に開示したものが知られて
いる。この従来の非接触式眼圧計は、角膜変形用
の流体として空気パルスを利用している。この従
来の非接触式眼圧計は、その空気パルスを射出す
る流体射出ノズルを有している。この流体射ノズ
ルの軸線は、角膜観察用の観察光学系の光軸に一
致されている。この流体射出ノズルは、角膜の曲
率中心と角膜頂点とを結ぶ角膜軸線とが一致した
ときであつて、かつ角膜曲率中心から流体射出ノ
ズル先端までの距離が所定の距離にセツトされた
ときに、アライメント完了時であるとして被検眼
角膜に向かつて空気パルスを射出するものであ
る。その空気パルスにより被検眼角膜は圧平変形
され、その被検眼角膜の圧平変形は、圧平変形検
出用の角膜変形検出光を射出する検出光射出光学
系とその角膜変形検出光の反射光を受光する受光
光学系とにより検出されるものである。非接触式
眼圧計は、その角膜の所定量の変形に基づいて眼
圧を測定するものである。
発明が解決しようとする問題点 ところで、この特公昭56−6772号公報に開示の
ものは、角膜曲率中心と角膜頂点とを結ぶ角膜軸
線と観察光学系の光軸との一致調整と角膜曲率中
心から流体射出ノズル先端までの距離調整(以
下、作動距離という)とを行なうアライメント調
整装置を有している。この従来のアライメント調
整装置のアライメント光学系は、角膜に向かつて
指標スポツト光を投影する指標投影光学系を有
し、特公昭56−6772号公報に開示のものでは、こ
の指標投影光学系として観察光学系の対物レンズ
が使用されている。このアライメント光学系では
対物レンズによつて指標スポツト光を角膜の曲率
中心に結像するように投影し、その投影光の角膜
の鏡面反射による反射光を再び対物レンズを介し
て観察光学系に戻し照準板上に指標スポツト像を
結像させるものである。この従来の非接触式眼圧
計は、その指標スポツト像の鮮鋭度と指標像の照
準板上の位置とによつて、角膜に対するアライメ
ントを行なうものである。
ところが、この従来のアライメント調整装置で
は、照準板に結像される指標像が唯一個のみであ
り、その鮮鋭度と照準板上の位置とを微細に判断
するのが困難であるために、角膜に対するアライ
メントを正確に行ない難いという問題点がある。
また、指標スポツト光を角膜曲率中心に結像させ
るため、作動距離が被検眼の角膜曲率半径に依存
し誤差をもつという欠点があつた。
発明の目的 そこで、本発明の第1の目的は、被検眼の角膜
の曲率半径に依存しないで正確な作動距離が得ら
れる非接触式眼圧計を提供することにある。本発
明の第2の目的は、指標投影光学系と角膜変形を
検出する角膜変形検出光学系とを兼用させること
のできる非接触式眼圧計を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明に係る非接触式眼圧計の特徴は、観察光
学系が、被検眼の前眼部を照明する照明光生成手
段と、前眼部を中間像として、結像させる対物レ
ンズと、中中間像を観察する観察手段とを有し、
アライメント調整装置が、観察光学系の光軸を対
称として対称位置に観察光学系の光軸上の一点で
各々の光軸が交差するようにして配設された一対
のアライメント光学系を有し、各アライメント光
学系を、指標スポツト光生成手段によつて生成さ
れた指標スポツト光を平行光束として角膜に投影
する指標投影光学系と、被検眼の角膜鏡面反射に
よつて生じる前記指標スポツト光の虚像を他方の
アライメント光学系の指標投影光学系を介して観
察手段に導く指標検出系とから構成し、アライメ
ント光学系の一方を、角膜変形検出光を生成する
角膜変形検出光生成手段を有して角膜変形検出光
を射出する検出光射出光学系に兼用し、アライメ
ント光学系の他方を、角膜変形検出光の角膜変形
に基づく反射光を受光する受光手段を有して検出
光受光光学系に兼用し、前眼部像照明光と指標ス
ポツト光と角膜変形検出光とは、互いにその波長
域を異ならせたところにある。
作 用 本発明に係る非接触式眼圧計によれば、一対の
指標投影光学系により一対の指標スポツト光を角
膜に投影すると被検眼の角膜鏡面反射によつて、
角膜に一対の指標スポツト光の虚像が形成され
る。この一対の虚像は、観察光学系の光軸が角膜
頂点を通つて角膜中心に一致すると、その観察光
学系の光軸を境にして対称位置に生ずる。各アラ
イメント光学系は、観察光学系の光軸を境に対称
に配置されているので、一対の虚像が対称位置に
形成されると、その角膜鏡面反射光は、指標検出
光を介して観察手段に導かれて重合する。である
から、この一対の虚像の重合を観察手段により観
察して、角膜に対するアライメント調整を行なう
ことができる。
実施例 以下に、本発明に係る非接触式眼圧計を図面を
参照しつつ説明する。
第1図ないし第4図は本発明に係る非接触式眼
圧計の光学系を示すもので、1は観察光学系、l
はその光軸、2は被検眼、3は角膜である。観察
光学系1は、被検眼2の前眼部を照明する前眼部
照明光生成手段4と、前眼部を中間像として結像
させる対物レンズ5と、その中間像を観察する観
察手段6とを有している。前眼部照明光生成手段
4は、照明光源としての白熱電球7と、コンデン
サレンズ8と、固視標板9と、コリメーダレンズ
10と、ハーフミラー11と、グリーンフイルタ
ー12とから大略構成されている。コンデンサレ
ンズ8は、照明光源7の照明光を集光して固視標
板9を照明する機能を有する。固視標板9には第
5図に示すようにリング状の固視パターン9aが
形成されている。ハーフミラー11とグリーンフ
イルター12とは観察光学系1の光軸l上に設け
られている。固視パターン9aは、コンデンサレ
ンズ10とハーフミラー11とにより被検眼2に
向かつて前眼部照明光P1と共に投影されるもの
で、前眼部照明光P1は、グリーンフイルター1
2を通過する際にグリーン光となるものである。
観察手段6は、焦点板13と接触レンズ14とか
ら構成されており、焦点板13には被検眼2の前
眼部が対物レンズ5によつて中間像として結像さ
れるものである。ここでは、この対物レンズ5の
結像倍率は略2分の1とされて、前眼部の全体を
観察できるようにされている。術者15は、接眼
レンズ14を介してこの中間像を観察できる。
観察光学系1の光軸l上には、流体射出ノズル
16が設けられ、16aはそのノズル先端であ
る。この流体射出ノズル16は、そのノズル先端
16aから角膜3に向かつて角膜変形用の流体を
射出する機能を有する。角膜3はこの流体によつ
て平面状態に圧平変形を受けるものである。ここ
では、この流体には空気パルスが使用されてお
り、次にこの空気パルスの射出条件について説明
する。
空気パルスの射出は、角膜曲率中心O1と角膜
頂点O2とを結ぶ角膜軸線mと光軸lとを一致さ
せた状態であつて、かつ、角膜頂点O2からノズ
ル先端16aまでの距離Q1を所定距離にセツト
したときに行なうものである。非接触式眼圧計に
は、角膜軸線mと光軸lとの一致調整と、ノズル
先端16aから角膜頂点O2までの位置調整とを
行なうアライメント調整装置が設けられている。
このアライメント調整装置は、一一対の第1アラ
イメント光学系17と第2アライメント光学系1
8とから大略構成されている。この一対のアライ
メント光学系17,18は、それぞれの光軸が観
察光学系1の光軸l上の一点で交差するようにし
て観察光学系1の光軸lを対称軸として対称位置
に配置されている。
第1アライメント光学系17は、指標スポツト
光を平行光束として角膜3に投影する指標投影光
学系19と、被検眼2の角膜鏡面反射によつて生
じる指標スポツト光の虚像を第2アライメント光
学系18の指標投影光学系(後述する。)を介し
て観察手段6に導く指標検出系20とから構成さ
れている。第2アライメント光学系18は、指標
スポツト光を平行光束として角膜3に投影する指
標投影光学系21と、被検眼2の角膜鏡面反射に
よつて生じる指標スポツト光の虚像を第1アラメ
ント光学系17の指標投影光学系19を介して観
察手段6に導く指標検出系22とから構成されて
いる。指標投影光学系19は、指標スポツト光生
成手段と角膜変形検出光生成手段とを有してい
る。指標スポツト光生成手段と角膜変形検出光生
成手段とは、共通照明光源としての発光ダイオー
ド23と、ハイパスフイルター24と、波長選択
フイルター25とから大略構成されている。ハイ
パスフイルター24は、発光ダイオード23から
射出される照明光のうち波長が600nm以上の照明
光を透過させる機能を有している。波長選択フイ
ルター25は、第6図に示すように、中心部分2
5aが発光ダイオード23から射出される照明光
のうち700mn以上の波長域を有する照明光を透過
させる機を有し、周辺部分25bが600nmないし
700nmの波長域を有する照明光を透過させる機能
を有する。第7図は、この波長選択フイルター2
5の特性を示すもので、符号Aは周辺部分25b
のフイルター特性を示しており、符号Bは中心部
分25aのフイルター特性を示している。なお、
第8図において、符号Cはハイパスフイルター2
4のフイルター特性を示すものである。発光ダイ
オード23から射出された照明光は、ハイパスフ
イルター24と波長選択性フイルター25とを通
過して、角膜変形検出光P2、指標スポツト光P3
となるものである。ここでは角膜変形検出光P2
には、第9図に符号Dで示すように波長域が
700nm以上の照明光が使用され、指標スポツト光
P3には、第9図に符号Eで示すように波長域が
600nmないし700nmの照明光が使用されるもので
ある。なお、この第9図において、符号Fは、白
熱電球7から射出される照明光の波長特性を示し
ている。第1アライメント光学系17は、角膜変
形検出光P2を射出する検出光射出光学系に兼用
されるもので、アライメント・圧平検出兼用の対
物レンズ26とハーフミラー27とを備えてい
る。発光ダイオード23は対物レンズ26の焦点
位置に置かれており、角膜変形検出光P2、指標
スポツト光P3はこの対物レンズ26により平行
光束として角膜3に投影されるものである。指標
投影光学系21は、照明光源としての発光ダイオ
ード28と、ハイパスフイルター29と、赤外光
反射ミラー30と、ハーフミラー31と、アライ
メント・圧平検出兼用の対物レンズ32とから構
成されている。ハイパスフイルター29は、発光
ダイオード28から射出される照明光のうち波長
域が600nm以下のものをカツトし、600nm以上の
ものを透過させる機能を有する。赤外光反射ミラ
ー30は、波長域が700nm以上のものを反射する
機能を有する。発光ダイオード28から射出され
た照明光は、ハイパスフイルター29と赤外光反
射ミラー30とを通過する際に、波長域が600nm
ないし700nmの指標スポツト光P3となるものであ
る。発光ダイオード28は、対物レンズ32の焦
点位置に設けられ、指標スポツト光P3は、対物
レンズ32により平行光束として角膜3に向かつ
て投影されるものである。 角膜3には、第2図
に示すように平行光束投影に基づく角膜鏡面反射
によつて指標スポツト光の虚像i1,i2が形成され
る。この虚像i2,i2は角膜軸軸線mと光軸lとが
一致したときに光軸lを境に互いに対象位置に形
成される。なお、虚像i1は第1アライメント光学
系17の指標光投影によつて形成され、虚像i2
第2アライメント光学系18の指標光投影によつ
て形成されるものである。
指標投映光学系19は、第3図に示すように、
虚像i2を形成する反射光をハーフミラー27を介
して指標検出系22に導く機能を有し、指標投影
光学系23は虚像i1を形成する反射光をハーフミ
ラー31を介して指標検出系20に導く機能を有
する。指標検出系20は、全反射ミラー33,3
4と、ビームスプリツタ35の反射面35aとか
ら大略構成され、指標検出系22は、全反射ミラ
ー36,37と、ビームスプリツタ35の反射面
35bとから大略構成されている。ビームスプリ
ツタ35は、観察光学系1の光軸l上に設られ緑
色光を透過する機能を有し、反射面35a,35
bは赤色光を反射する機能を有する。
指標スポツト光の虚像i1,i2は、反射面35a,
35bによつて焦点板13のの存在する方向に向
けて反射されるもので、ハーフミラー38を介し
て焦点板13上に指標像S1として結像されると共
に、その一部がハーフミラー38により反射され
て検出器39の受光面39上に結像されるもので
ある。なお、検出器39はハーフミラー38を介
して焦点板13と共役位置に配置されている。一
対の指標像S1は、光軸lと角膜軸線mとが一致
し、かつ、ノズル先端16aから角膜頂点O2
での距離Q1が所定距離にセツトされると、第1
0図に示すように、焦点板13の十字線40の交
点において重合すると共にその像が鮮鋭となるも
のであり、光軸lと角膜軸線mとが不一致である
ときあるいはノズル先端16aから角膜頂点O2
までの距離離Q1が所定距離にセツトされていな
ときには、第11図、第12図に示すように、一
対の指標像S1が分離して視認されると共に、その
一対の指像S1がピントの合つていない状態とな
る。であるから、この一対の指標像S1の重合及び
+字線40の交点との一致を観察手段6を介して
確認することによりアライメント調整を行なうこ
とができる。この一対の指標像S1が重合したとき
に、検出器29は、空気パルス発生装置(図示を
略す)に向かつて駆動軸16aから、矢印Gで示
す空気パルスが角膜に向かつて射出されるもので
ある。
第2アライメント光学系21は、角膜変形検出
光P2の角膜変形に基づく反射光を受光する受光
手段を有して検出光受光光学系兼用されている。
第4図において、41はその受光手段としての検
出器であり、検出器41は赤外反射ミラー30を
介して発光ダイオード28と共役位置に配置され
ている。角膜変形検出時には、波長選択性フイル
ター25の中心部分25aを通過する角膜変形検
出光P2と周辺部分25bを通過した指標スポツ
ト光P3とが対物レンズ26により平行光束とし
て角膜3に投影され、その平行反射光が指標投影
光学系21に導かれるものとなつているが、指標
スポツト光P3は赤外反射ミラー30をそのまま
透過し、角膜変形検出光P2のみが赤外反射ミラ
ー30により反射され、絞り42を介して検出器
41に導かれ、その検出器41の受光面41a上
に結像されるものである。これによつて、角膜3
の圧平状態が電気的に検出される。
第13図は本発明に係る非接触式眼圧計の他の
実施例を示すものであつて、観察手段6を焦点板
13に結像された指標像S1をリレーするリレーレ
ンズ43,44と撮像管(ITV)45とから構
成し、肉眼で直接観察するかわりにテレビ画面上
に表示させて観察するようにしたものである。
なお、上述の各実施例においては、流体射出ノ
ズル16の中心軸線と観察光学系1の光軸lとを
一致させているが本発明は必ずしもこれに限定さ
れるものではない。
発明の効果 本願発明に係る非接触式眼圧計は、以上説明し
たように、観察光学系が、被検眼の前眼部を照明
する照明光生成手段と、前眼部を中間像として、
結像させる対物レンズと、中間像を観察する観察
手段とを有し、アライメント調整装置が、観察光
学系の光軸を対称として対称位置に観察光学系の
光軸上の一点で各々の光軸が交差するようにして
配設された一対のアライメント光学系を有し、各
アライメント光学系を、指標スポツト光生成手段
によつて生成された指標スポツト光を平行光束と
して角膜に投影する指標投影光学系と、被検眼の
角膜鏡面反射によつて生じる指標スポツト光の虚
像を他方のアライメント光学系の指標投影光学系
を介して観察手段に導く指標検出系とから構成
し、前眼部像照明光と指標スポツト光と角膜変形
検出光とは、互いにその波長域を異ならせたこと
を特徴とするから、観察光学系の光軸と角膜頂点
と角膜曲率中心とを結ぶ角膜軸線とが不一致であ
つて、かつ角膜頂点からノズル先端までの距離が
所定距離にセツトされていないときには、角膜鏡
面反射に基づく虚像に対応する一対の指標像がが
分離して確認されると共にピントが合つていない
状態で確認されることになり、観察手段を介して
一対の指標像の重合・非重合を確認することによ
つて、観察光学系の光軸と角膜軸線との一致調整
と流体射出ノズル先端から角膜頂点までの距離調
整とを同時に行なうことができ、アライメント調
整を正確に行なうことができるという効果を奏す
る。また、第1及び第2アライメント光学系のそ
れぞれの光軸と観察光学系の光軸との三者が交差
する一点に被検眼の角膜頂点が一致するようにア
ライメントされるため被検眼の角膜の曲率半径に
作動距離が依存しないという長所をもつ。
また、アライメント光学系の一方を、角膜変形
検出光を生成する角膜変形検出光生手段を有し角
膜変形検出光を射出する検出光射出光学系に兼用
し、アライメント光学系の他方を角膜変形検出光
の角膜変形に基づく反射光を受光する受光手段を
有して、検出光射出光学系に兼用したから、検出
光射出光学系と受光光学系とからなる角膜変形検
出光学系を別に設けるものに較べてその分構成が
コンパクトになる効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る非接触式眼圧計の光学系
図であつて前眼部の照明状態を説明するための説
明図、第2図は第1図に示す光学系の指標スポツ
ト光投影状態を説明するための説明図、第3図は
第2図に示す結像光学系の指標スポツト光投影に
基寿角膜鏡面反射光の反射系路を説明するための
説明図、第4図は角膜変形検出光の投影状態を説
明するための説明図、第5図は第1図に示す固指
標板の平面図、第6図は第1図に示す波長選択フ
イルターの平面図、第7図は第1図に示す波長選
択フイルターの透過特性図、第8図は第1図に示
すイパスフイルターの透過特性図、第9図は本発
明に係る非接触式眼圧計の前眼部照明光と指標ス
ポツト光と角膜変形検出光との波長域の関係を示
す図、第10図ないし第12図は、本発明に係る
非接触式眼圧計のアライメント調整装置のアライ
メント調整時の作用を説明するための図、第13
図は本発明に係る非接触式眼圧計の他の実施例を
示す光学系図である。 1…観察光学系、2…被検眼、3…角膜、4…
前眼部照明光生成手段、5…対物ンズ、6…観察
手段、17…第1アライメント光学系、18…第
2アライメント光学系、19,21…指標投影光
学系、20,22…指標検出系、23…発光ダイ
オード、25…波長選択性フイルター、41…検
出器、l…光軸、m…角膜軸線、O1…角膜曲率
中心、O2…角膜頂点、i1,i2…虚像、S1…指標
像。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被検眼の角膜変形用の流体を角膜に向かつて
    射出する流体射出ノズルの軸線を前記被検眼の観
    察用の観察光学系の光軸と所定の配置関係に位置
    させて該流体射出ノズルを設け、アライメント調
    整装置に基づいて被検眼に対するアライメントが
    完了したときに、前記流体を射出して前記角膜を
    変形させ、該角膜の変形に基づいて眼圧を測定す
    るようにした非接触式眼圧計であつて、 前記観察光学系は、前記被検眼の前眼部を照明
    する照明光生成手段と、前記前眼部を中間像とし
    て結像させる対物レンズと、前記中間像を観察す
    る観察手段とを有し、 前記アライメント調整装置は、前記観察光学系
    の光軸を対称として対称位置に該観察光学系の光
    軸上の一点で各々の光軸が交差するようにして配
    設された一対のアライメント光学系を有し、 前記各アライメント光学系は、指標スポツト光
    生成手段によつて生成された指標スポツト光を平
    行光束として前記角膜に投影する指標投影光学系
    と、前記被検眼の角膜鏡面反射によつて生じる前
    記指標スポツト光の虚像を他方のアライメント光
    学系の指標投影光学系を介して前記観察手段に導
    く指標検出系とから構成され、 前記アライメント光学系の一方は、角膜変形検
    出光を生成する角膜変形検出光生成手段を有して
    該角膜変形検出光を射出する検出射出光学系に兼
    用され、前記アライメント光学系の他方は、前記
    角膜変形検出光の前記角膜変形に基づく反射光を
    受光する受光手段を有して検出受光光学系に兼用
    され、 前記前眼部像照明光と前記指標スポツト光と前
    記角膜変形検出光とは、互いにその波長域が異な
    つていることを特徴とする非接触式眼圧計。 2 前記前眼部照明光の波長域は500ないし600ナ
    ノメートルであり、前記指標スポツト光の波長域
    は600ないし700ナノメートルであり、前記角膜変
    形検出光の波長域は700ナノメートル以上である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    非接触式眼圧計。 3 前記指標スポツト光生成手段と前記角膜変形
    検出光生成手段とは、共通照明光源と、周辺部分
    が前記共通照明光源からの照明光のうち600ナノ
    メートルないし700ナノメートルの波長域を有す
    る照明光束を透過し、中心部分が前記共通照明光
    源からの照明光のうち600ナノメートル以上の波
    長域を有する照明光束を透過する波長選択性フイ
    ルターとから構成されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項に記載の非接触式眼圧計。 4 前記観察光学系の対物レンズは、前記被検眼
    の前眼部の結像倍率が略2分の1であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のい
    ずか1項に記載の非接触式眼圧計。
JP60068189A 1984-11-27 1985-03-30 非接触式眼圧計 Granted JPS61226016A (ja)

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JPH01192331A (ja) * 1988-01-29 1989-08-02 Kowa Co 眼圧測定装置
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