JPH0553336B2 - - Google Patents
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- JPH0553336B2 JPH0553336B2 JP60166733A JP16673385A JPH0553336B2 JP H0553336 B2 JPH0553336 B2 JP H0553336B2 JP 60166733 A JP60166733 A JP 60166733A JP 16673385 A JP16673385 A JP 16673385A JP H0553336 B2 JPH0553336 B2 JP H0553336B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- data
- processing
- computer
- way data
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Computer And Data Communications (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、パソコンネツトワークシステムでの
データ転送方法、特にオペレーテイングシステム
としてシングルタスク形を使用した場合に好適な
データ転送方法に関する。
データ転送方法、特にオペレーテイングシステム
としてシングルタスク形を使用した場合に好適な
データ転送方法に関する。
従来のデータ転送方法には、特開昭59−148929
号公報記載のものがある。この従来例は、送信デ
ータを一般データと優先データとに区分して送信
する方法をとる。
号公報記載のものがある。この従来例は、送信デ
ータを一般データと優先データとに区分して送信
する方法をとる。
この考え方をパソコンネツトワークに適用する
場合、送信データを送信先ごとに区分していない
ので、先の送信キユーのデータの送り先がビジー
であると他の送り先のデータも待たされ、転送効
率の劣化につながる。一方、送受信されるデータ
群が全体として一つの業務処理に関連する場合に
は、送信データに対応する受信データであること
を認識し対応する業務処理を再起動する制御機構
などが必要となる。従つて、転送制御内容が複雑
化する。
場合、送信データを送信先ごとに区分していない
ので、先の送信キユーのデータの送り先がビジー
であると他の送り先のデータも待たされ、転送効
率の劣化につながる。一方、送受信されるデータ
群が全体として一つの業務処理に関連する場合に
は、送信データに対応する受信データであること
を認識し対応する業務処理を再起動する制御機構
などが必要となる。従つて、転送制御内容が複雑
化する。
本発明の目的は、平均化転送と優先送受信処理
とを共存させて擬似リアルタイム処理を可能とし
たパソコンネツトワークシステムでのデータ転送
方法を提供することにある。
とを共存させて擬似リアルタイム処理を可能とし
たパソコンネツトワークシステムでのデータ転送
方法を提供することにある。
本発明は、1本の通信路を介して複数パソコン
間でデータ通信を行うパソコンネツトワークシス
テムを対象とする。このパソコンネツトワークシ
ステムでは、データ転送の可能な機会は、各パソ
コン間で等しい。各パソコンへの送信データ間で
優先度差を生じることはまれである。
間でデータ通信を行うパソコンネツトワークシス
テムを対象とする。このパソコンネツトワークシ
ステムでは、データ転送の可能な機会は、各パソ
コン間で等しい。各パソコンへの送信データ間で
優先度差を生じることはまれである。
そこで、送信データのキユーを各パソコン毎に
管理することにより、データ転送順序を各パソコ
ン毎に平均化する。
管理することにより、データ転送順序を各パソコ
ン毎に平均化する。
一方、この処理の他に、パソコン間で複数デー
タを送受信し、完結するまで状態を変化させない
優先度の高い処理がある。この処理に限つて、送
信データをキユーに登録せず、直接送信し、且つ
送信先を指定してデータを受信する。
タを送受信し、完結するまで状態を変化させない
優先度の高い処理がある。この処理に限つて、送
信データをキユーに登録せず、直接送信し、且つ
送信先を指定してデータを受信する。
以上の2つのデータ転送法を共存させ、業務処
理で使い分ける。
理で使い分ける。
第1図は、パソコンネツトワークシステム図で
ある。単一のバス3には複数のネツトワークコン
トローラ41〜41が並列的に接続されることに
よつて、ネツトワークシステム5が構成される。
各ネツトワークコントローラ41〜44には、イ
ンターフエース制御部21〜24を介してパソコ
ン11〜14を接続させた。
ある。単一のバス3には複数のネツトワークコン
トローラ41〜41が並列的に接続されることに
よつて、ネツトワークシステム5が構成される。
各ネツトワークコントローラ41〜44には、イ
ンターフエース制御部21〜24を介してパソコ
ン11〜14を接続させた。
パソコン11〜14は、1つの時刻に1つのプ
ログラムしか走れないとの性格を持つシングルタ
スクオペレーテイングシステムを内蔵し、このシ
ステムによつて管理を受ける。シングルタスクオ
ペレーテイングシステムには、例えば、マイクロ
ソフト社のMS−DOS,デイジタルリサーチ社の
CP/Mがある。
ログラムしか走れないとの性格を持つシングルタ
スクオペレーテイングシステムを内蔵し、このシ
ステムによつて管理を受ける。シングルタスクオ
ペレーテイングシステムには、例えば、マイクロ
ソフト社のMS−DOS,デイジタルリサーチ社の
CP/Mがある。
パソコン11〜14は、プロセツサの他にキー
ボード及びCRFとを有する。キーボードから各
種の入力を行い、CRTには表示を行うが、これ
らをマンマシンインターフエースとして利用す
る。
ボード及びCRFとを有する。キーボードから各
種の入力を行い、CRTには表示を行うが、これ
らをマンマシンインターフエースとして利用す
る。
ネツトワークコントローラ41〜44は、速度
変換機能(バス3上の速度とパソコン11〜14
での処理速度との差への対処、バス3上の速度と
伝送ライン21A〜24Aの速度との差への対
処)、ネツトワークコントローラのための機能、
インターフエース制御部21〜24への制御機
能、更にバツフア機能(バツフアメモリを持つこ
と)、との各機能を持つ。更に、バス3の占有機
能を持つ。
変換機能(バス3上の速度とパソコン11〜14
での処理速度との差への対処、バス3上の速度と
伝送ライン21A〜24Aの速度との差への対
処)、ネツトワークコントローラのための機能、
インターフエース制御部21〜24への制御機
能、更にバツフア機能(バツフアメモリを持つこ
と)、との各機能を持つ。更に、バス3の占有機
能を持つ。
インターフエース制御部21〜24は、転送単
位ビツト数の選択指令機能(8ビツトか7ビツト
か5ビツトかのいずれかの選択)、同期ビツト数
の選択指令等のインターフエース制御を行う。
「RS232C制御」(又はJIS−C6361)として知られ
ている制御である。
位ビツト数の選択指令機能(8ビツトか7ビツト
か5ビツトかのいずれかの選択)、同期ビツト数
の選択指令等のインターフエース制御を行う。
「RS232C制御」(又はJIS−C6361)として知られ
ている制御である。
各パソコン11〜14に内蔵する制御プログラ
ムを第2図、第4図に示す。更に、各パソコン1
1〜14内には、第3図イ,ロで示し如く、送信
テーブル91,受信バツフア92を持つ。第2図
の制御プログラム7はスキヤニング処理用、第4
図の制御プログラム8は割込み起動の通信制御処
理用である。第2図のスキヤニング処理用のプロ
グラムは、ランダムに発生するキー入力(マンマ
シンインターフエースからの入力)やネツトワー
ク5を介して転送されてくる他のパソコンからの
送信データに対する処理を行う。
ムを第2図、第4図に示す。更に、各パソコン1
1〜14内には、第3図イ,ロで示し如く、送信
テーブル91,受信バツフア92を持つ。第2図
の制御プログラム7はスキヤニング処理用、第4
図の制御プログラム8は割込み起動の通信制御処
理用である。第2図のスキヤニング処理用のプロ
グラムは、ランダムに発生するキー入力(マンマ
シンインターフエースからの入力)やネツトワー
ク5を介して転送されてくる他のパソコンからの
送信データに対する処理を行う。
第2図のプログラムと第4図のプログラムとの
間にあつてデータの管理及び一時格納のための役
割を果すものが、第3図イ,ロの内容である。従
つて、第3図イ,ロの内容を介して第2図と第4
図のプログラムとが結合されているとみてもよ
い。
間にあつてデータの管理及び一時格納のための役
割を果すものが、第3図イ,ロの内容である。従
つて、第3図イ,ロの内容を介して第2図と第4
図のプログラムとが結合されているとみてもよ
い。
第2図では4つの業務処理61,62,63,
64を持つ。業務処理61は、平均的通信サービ
ス用、業務処理62は会話形通信処理用であり、
キー入力があり、且つそのキーの指示内容如何に
よつて、業務処理61,62の何れかが起動され
る。
64を持つ。業務処理61は、平均的通信サービ
ス用、業務処理62は会話形通信処理用であり、
キー入力があり、且つそのキーの指示内容如何に
よつて、業務処理61,62の何れかが起動され
る。
業務処理63は61に対応して平均的通信サー
ビス用、業務処理64は62に対応して会話形通
信処理用である。業務処理63,64の何れが起
動されるかは、受信データ種の種別判定結果によ
つている。
ビス用、業務処理64は62に対応して会話形通
信処理用である。業務処理63,64の何れが起
動されるかは、受信データ種の種別判定結果によ
つている。
業務処理61,62での「CRT表示」とは、
業務処理の作業内容の選択のための表示であり、
複数の業務処理を表示させ、その中の1つを作業
員に選択される。業務処理63の「CRT表示」
は、業務本体処理の処理結果の確認のために使用
する。
業務処理の作業内容の選択のための表示であり、
複数の業務処理を表示させ、その中の1つを作業
員に選択される。業務処理63の「CRT表示」
は、業務本体処理の処理結果の確認のために使用
する。
業務処理61,62,63,64での「業務本
体処理」とは、それぞれの業務処理そのものを云
い、例えばデータテーブルの更新等の処理を云
う。
体処理」とは、それぞれの業務処理そのものを云
い、例えばデータテーブルの更新等の処理を云
う。
さて、第2図での業務処理61,62は、パソ
コン自体に具備されているキーボードからのキー
入力内容によつて、その何れが起動されるかが決
まる。例えば、パソコン11にあつては、自己の
端末のキー(特にフアンクシヨンキー)で業務処
理61か62かが指示される。業務処理61で
は、「CRT表示」の内容から作業員により具体的
内容を選択し、次いで画面選択応答キー(テンキ
ー)を介してその内容を指定してパソコン11に
入力させ、更に業務本体処理を行い、送信要求を
発する。
コン自体に具備されているキーボードからのキー
入力内容によつて、その何れが起動されるかが決
まる。例えば、パソコン11にあつては、自己の
端末のキー(特にフアンクシヨンキー)で業務処
理61か62かが指示される。業務処理61で
は、「CRT表示」の内容から作業員により具体的
内容を選択し、次いで画面選択応答キー(テンキ
ー)を介してその内容を指定してパソコン11に
入力させ、更に業務本体処理を行い、送信要求を
発する。
業務処理62では、「CRT表示」の内容から作
業員により具体的内容を選択し、次いで画面選択
応答キー(テンキー)を介してその内容を指定し
てパソコン11に入力させ、更に、会話通信処理
621を行い、且つ業務本体処理を行う。この会
話通信処理621の詳細は第7図に示す。
業員により具体的内容を選択し、次いで画面選択
応答キー(テンキー)を介してその内容を指定し
てパソコン11に入力させ、更に、会話通信処理
621を行い、且つ業務本体処理を行う。この会
話通信処理621の詳細は第7図に示す。
更に、第2図で送信要求の有無がチエツクさ
れ、送信要求があれば平均的送信サービス処理6
11へと移行して、平均的送信サービスを行う。
このサービス処理は第6図に詳述する。次いで、
受信データの入力有無がチエツクされ、入力有り
の場合、受信データ種の判定が行われる。この判
定の結果、平均的送信サービスに対する応答業務
処理であれば、63へ移り、会話形通信における
応答業務処理であれば64へ移る。
れ、送信要求があれば平均的送信サービス処理6
11へと移行して、平均的送信サービスを行う。
このサービス処理は第6図に詳述する。次いで、
受信データの入力有無がチエツクされ、入力有り
の場合、受信データ種の判定が行われる。この判
定の結果、平均的送信サービスに対する応答業務
処理であれば、63へ移り、会話形通信における
応答業務処理であれば64へ移る。
業務処理63では、業務本体処理を行い、次い
でCRT表示内容で確認を行う。業務処理64で
は業務本体処理を行い、次いでデータ送信を行
う。
でCRT表示内容で確認を行う。業務処理64で
は業務本体処理を行い、次いでデータ送信を行
う。
一方、第4図の通信制御処理プログラム8は以
下となる。通信制御処理プログラム8は、ハード
割込みとしての送受信割込み、又はソフト割込み
としての送信マクロ命令による割込みによつて起
動がかかる。
下となる。通信制御処理プログラム8は、ハード
割込みとしての送受信割込み、又はソフト割込み
としての送信マクロ命令による割込みによつて起
動がかかる。
プログラム8での接続制御は、ネツトワークコ
ントローラ41〜44の中で互いにバス3を占有
して接続関係に入らせる制御を行う。例えば、パ
ソコン11と13とを接続するには、ネツトワー
クコントローラ41と43とにバス3を占有させ
る。このバス3を占有するには、種々の方法があ
る。例えば、一方がコネクト指令」を出し、他方
がこれを受けると「アンサーバツク」を送るとバ
ス3の占有が成立し、その後でのバス3の占有要
求に対しては「占有不可」を送る如き方法があ
る。
ントローラ41〜44の中で互いにバス3を占有
して接続関係に入らせる制御を行う。例えば、パ
ソコン11と13とを接続するには、ネツトワー
クコントローラ41と43とにバス3を占有させ
る。このバス3を占有するには、種々の方法があ
る。例えば、一方がコネクト指令」を出し、他方
がこれを受けると「アンサーバツク」を送るとバ
ス3の占有が成立し、その後でのバス3の占有要
求に対しては「占有不可」を送る如き方法があ
る。
プログラム8での通信制御は、パケツト単位の
通信を行わせるとかの実際の通信の制御を行う。
通信を行わせるとかの実際の通信の制御を行う。
プログラム8での伝送形態制御とは、インター
フエース制御部21〜24での伝送形態の各種指
令、及び制御を云う。
フエース制御部21〜24での伝送形態の各種指
令、及び制御を云う。
このプログラム8での送信マクロ命令によるソ
フト割込みは、第6図、第7図の送信マクロ命令
読出し時に、その送信マクロ命令によつてなされ
る。
フト割込みは、第6図、第7図の送信マクロ命令
読出し時に、その送信マクロ命令によつてなされ
る。
さて、平均的送信サービスは、第5図イ,ロ,
ハに示す如く送信先毎に管理した送信要求のキユ
ーから送信先毎に1つづつ送信要求をFIFO
(First In First Out)で取り出し、第6図の処
理手順でデータの送信を行なう。会話通信は第7
図に示す通りまず第1の通信先を固定し、続いて
第5図イの送信要求のキユーを仲介せずに直接通
信制御処理プログラム8を起動することによつて
固定した通信先とのデータ転送を行なう。通信先
の固定は、通信制御処理プログラム8に通信処理
方法として会話通信を指示することによつて、会
話通信要求中は指定した通信先以外とのデータ転
送の為の接続を拒否することによつて実現する。
ハに示す如く送信先毎に管理した送信要求のキユ
ーから送信先毎に1つづつ送信要求をFIFO
(First In First Out)で取り出し、第6図の処
理手順でデータの送信を行なう。会話通信は第7
図に示す通りまず第1の通信先を固定し、続いて
第5図イの送信要求のキユーを仲介せずに直接通
信制御処理プログラム8を起動することによつて
固定した通信先とのデータ転送を行なう。通信先
の固定は、通信制御処理プログラム8に通信処理
方法として会話通信を指示することによつて、会
話通信要求中は指定した通信先以外とのデータ転
送の為の接続を拒否することによつて実現する。
以上の制御プログラム7と、それに平均的通信
サービスを利用する業務処理61、それに対応す
る業務処理63、会話通信を利用する業務処理6
2、それに応答する業務処理64を組み込み、各
パソコン11〜14に搭載しランする。業務処理
61,62がフアンクシヨンキーF1,F2に対
応して起動することとする。そこでパソコン11
において、フアンクシヨンキーF1の押下に対応
して制御プログラム7内で業務処理61が起動さ
れると、第8図のようにパソコン12〜14への
送信要求キユー212〜214をそれぞれ管理領
域に登録する。このあと制御プログラム7により
平均的送信サービス処理611が起動され、第6
図の処理手順に従つて対応するパソコンへデータ
が送信される。平均的送信サービス処理611で
は、1つ前での送信先がパソコン12であるとす
ると、今回は第1にパソコン13への送信要求2
13が処理され、対応データを送信する。平均的
送信サービス処理の次の起動時にはパソコン14
へ、さらに次の起動時には12へと順次対応デー
タを転送する。各送信先パソコン12〜14で
は、通信制御処理プログラム8が対応データを受
信し、制御プログラム7により対応する業務処理
63を起動し、受信データを業務処理63へ引き
渡す。業務処理63では、この受信データにもと
ずいてデーブル更新、CRT表示等の処理を実行
することによつて処理が終了する。
サービスを利用する業務処理61、それに対応す
る業務処理63、会話通信を利用する業務処理6
2、それに応答する業務処理64を組み込み、各
パソコン11〜14に搭載しランする。業務処理
61,62がフアンクシヨンキーF1,F2に対
応して起動することとする。そこでパソコン11
において、フアンクシヨンキーF1の押下に対応
して制御プログラム7内で業務処理61が起動さ
れると、第8図のようにパソコン12〜14への
送信要求キユー212〜214をそれぞれ管理領
域に登録する。このあと制御プログラム7により
平均的送信サービス処理611が起動され、第6
図の処理手順に従つて対応するパソコンへデータ
が送信される。平均的送信サービス処理611で
は、1つ前での送信先がパソコン12であるとす
ると、今回は第1にパソコン13への送信要求2
13が処理され、対応データを送信する。平均的
送信サービス処理の次の起動時にはパソコン14
へ、さらに次の起動時には12へと順次対応デー
タを転送する。各送信先パソコン12〜14で
は、通信制御処理プログラム8が対応データを受
信し、制御プログラム7により対応する業務処理
63を起動し、受信データを業務処理63へ引き
渡す。業務処理63では、この受信データにもと
ずいてデーブル更新、CRT表示等の処理を実行
することによつて処理が終了する。
もしパソコン11はパソコン13への送信要求
213を処理し、対応データを送信時、パソコン
12とパソコン13とでデータ転送中であれば、
通信制御処理プログラム8は平均的送信サービス
処理611へビジー結果をリターンコードで応答
する。リターンコードを受けると平均的送信サー
ビス処理611はCRT出力し、処理を終了して
制御プログラム7に制御を移す。従つて次に平均
的送信サービス処理611が起動されると、次の
送信先パソコン14へのデータ転送を行なう。次
はパソコン12へ、その次は再度パソコン13へ
と送信要求が存在する時はいつもシーケンシヤル
に転送サービスを行なう。
213を処理し、対応データを送信時、パソコン
12とパソコン13とでデータ転送中であれば、
通信制御処理プログラム8は平均的送信サービス
処理611へビジー結果をリターンコードで応答
する。リターンコードを受けると平均的送信サー
ビス処理611はCRT出力し、処理を終了して
制御プログラム7に制御を移す。従つて次に平均
的送信サービス処理611が起動されると、次の
送信先パソコン14へのデータ転送を行なう。次
はパソコン12へ、その次は再度パソコン13へ
と送信要求が存在する時はいつもシーケンシヤル
に転送サービスを行なう。
会話通信を利用するパソコン11の業務処理6
2はパソコン13の対応する業務処理64と複数
データの交換を行なつて処理が完結する業務とす
る。今フアンクシヨンキーF2押下により、制御
プログラム7は業務処理62を起動すると、業務
処理62はパソコン13への送信要求を管理領域
中の例えば第8図の213の後に登録することは
せず、第7図の処理内容の会話通信を利用して通
信処理方法指定を行なつて直接通信制御処理プロ
グラム8を制御し、パソコン13の対応する業務
処理64へデータを転送する。従つてこのときパ
ソコン13への送信要求の管理領域中に送信要求
例えば213が存在する場合でも、このデータよ
り会話通信を利用する業務処理62のデータの方
が先に送信されることになる。パソコン11では
この後業務処理62はパソコン13からの応答デ
ータを待つ。このとき会話通信処理方法指定を行
なつている為、通信制御処理プログラム8はパソ
コン13以外とのデータ転送の為の接続制御を拒
否するから、パソコン13からのデータのみが受
信できる。一方パソコン13では、パソコン11
の業務処理62からのデータを受信すると対応す
る業務処理64を制御プログラム7が起動する。
業務処理64は会話通信を利用する業務処理62
に応答する業務である為、業務処理62と同様、
平均的送信サービス処理611を仲介せず第4図
に示した如く通信制御処理プログラム8を直接制
御してパソコン11にデータを送信する。このデ
ータを先に述べた受信待ちのパソコン11の会話
通信処理中のデータ受信処理へ引き渡されて一連
の処理を完了し、それぞれのパソコンの制御プロ
グラム7に制御が移される。
2はパソコン13の対応する業務処理64と複数
データの交換を行なつて処理が完結する業務とす
る。今フアンクシヨンキーF2押下により、制御
プログラム7は業務処理62を起動すると、業務
処理62はパソコン13への送信要求を管理領域
中の例えば第8図の213の後に登録することは
せず、第7図の処理内容の会話通信を利用して通
信処理方法指定を行なつて直接通信制御処理プロ
グラム8を制御し、パソコン13の対応する業務
処理64へデータを転送する。従つてこのときパ
ソコン13への送信要求の管理領域中に送信要求
例えば213が存在する場合でも、このデータよ
り会話通信を利用する業務処理62のデータの方
が先に送信されることになる。パソコン11では
この後業務処理62はパソコン13からの応答デ
ータを待つ。このとき会話通信処理方法指定を行
なつている為、通信制御処理プログラム8はパソ
コン13以外とのデータ転送の為の接続制御を拒
否するから、パソコン13からのデータのみが受
信できる。一方パソコン13では、パソコン11
の業務処理62からのデータを受信すると対応す
る業務処理64を制御プログラム7が起動する。
業務処理64は会話通信を利用する業務処理62
に応答する業務である為、業務処理62と同様、
平均的送信サービス処理611を仲介せず第4図
に示した如く通信制御処理プログラム8を直接制
御してパソコン11にデータを送信する。このデ
ータを先に述べた受信待ちのパソコン11の会話
通信処理中のデータ受信処理へ引き渡されて一連
の処理を完了し、それぞれのパソコンの制御プロ
グラム7に制御が移される。
本実施例によればパソコン11から他のパソコ
ン12〜14へのデータ転送は、各送信先パソコ
ン毎の送信要求の管理領域に存在するデータを1
つづつ順番に送信するので転送を各送信先パソコ
ン毎に平均化することができる上に、1方のパソ
コンのビジー状態により他方のパソコンの転送効
率の劣化も防止できる効果がある。さらに複数回
のデータ変換を行なつて処理が完結する業務処理
は、上記送信要求の管理領域を利用して各パソコ
ン毎に平均的に転送する通信方法とは別に、通信
先を固定し業務処理中で通信制御処理プログラム
8を直接制御することでデータの送受信を行なう
通信方法を共存させ、この2つの通信方法を各業
務処理で使い分けることにより、パソコン間で関
連する一連のデータ群のみを簡便に抽出すること
が可能となりシングルタスク処理環境下で擬似リ
アルタイム処理を実現するパソコンネツトワーク
を容易に構築できる。
ン12〜14へのデータ転送は、各送信先パソコ
ン毎の送信要求の管理領域に存在するデータを1
つづつ順番に送信するので転送を各送信先パソコ
ン毎に平均化することができる上に、1方のパソ
コンのビジー状態により他方のパソコンの転送効
率の劣化も防止できる効果がある。さらに複数回
のデータ変換を行なつて処理が完結する業務処理
は、上記送信要求の管理領域を利用して各パソコ
ン毎に平均的に転送する通信方法とは別に、通信
先を固定し業務処理中で通信制御処理プログラム
8を直接制御することでデータの送受信を行なう
通信方法を共存させ、この2つの通信方法を各業
務処理で使い分けることにより、パソコン間で関
連する一連のデータ群のみを簡便に抽出すること
が可能となりシングルタスク処理環境下で擬似リ
アルタイム処理を実現するパソコンネツトワーク
を容易に構築できる。
さらに本制御プログラム7はフアンクシヨンキ
ーおよび受信データに対応して業務処理を容易に
追加できる構造である為、応用システムの拡張が
容易に行なえる効果がある。
ーおよび受信データに対応して業務処理を容易に
追加できる構造である為、応用システムの拡張が
容易に行なえる効果がある。
本発明によれば、1本の通信路を介して複数パ
ソコン間でデータ転送を行なうパソコンネツトワ
ークにおいて、各パソコンへのデータ転送頻度を
平均化することができること、および平均化転送
と共存して、一連の関連ある複データを特別な制
御手段を構築することなく抽出することができる
ことにより、通信制御方式を単純化できるので、
シングルタスク処理環境下のパソコンを利用し
て、擬似リアルタイム処理を容易に実現すること
ができる。
ソコン間でデータ転送を行なうパソコンネツトワ
ークにおいて、各パソコンへのデータ転送頻度を
平均化することができること、および平均化転送
と共存して、一連の関連ある複データを特別な制
御手段を構築することなく抽出することができる
ことにより、通信制御方式を単純化できるので、
シングルタスク処理環境下のパソコンを利用し
て、擬似リアルタイム処理を容易に実現すること
ができる。
第1図は本発明のパソコンネツトワークシステ
ムの実施例図、第2図は本発明の制御プログラム
のフローチヤート、第3図イ,ロは送信テーブ
ル、受信バツフアを示す図、第4図は通信制御処
理プログラムのフローチヤート、第5図イ,ロ,
ハは送信要求のキユーの説明図、第6図は平均的
送信サービス処理のフローチヤート、第7図は会
話通信処理のフローチヤート、第8図は送信要求
のキユーの具体例図である。 3……バス、5……ネツトワークシステム、1
1〜14……パソコン、21〜24……インター
フエース制御部、41〜44……ネツトワークコ
ントローラ。
ムの実施例図、第2図は本発明の制御プログラム
のフローチヤート、第3図イ,ロは送信テーブ
ル、受信バツフアを示す図、第4図は通信制御処
理プログラムのフローチヤート、第5図イ,ロ,
ハは送信要求のキユーの説明図、第6図は平均的
送信サービス処理のフローチヤート、第7図は会
話通信処理のフローチヤート、第8図は送信要求
のキユーの具体例図である。 3……バス、5……ネツトワークシステム、1
1〜14……パソコン、21〜24……インター
フエース制御部、41〜44……ネツトワークコ
ントローラ。
Claims (1)
- 1 複数のパソコン各々が、該パソコン対応のネ
ツトワークコントローラを介し単一バスに相互に
並列接続された上、バス占有権が獲得された状態
で、パソコン各々からは、該パソコン以外のパソ
コン各々に対し散発的一方向データ送信が行われ
る一方では、該散発的一方向データ送信に優先し
て、該パソコン以外の特定のパソコンとの相互間
では、会話型一方向データ送信が交互に複数回に
亘つて連続的に繰返される双方向データ通信が行
われるパソコンネツトワークシステムでのデータ
通信方法であつて、会話型一方向データ送信が行
われるに際しては、該会話型一方向データ送信に
係る送信要求はFIFO送信キユーを介することな
く直接取り出された上、取り出された送信要求に
係る会話型一方向データ送信が行われる一方、散
発的一方向データ送信が許容されるに際しては、
散発的一方向データ送信先対応のFIFO送信キユ
ー各々からは、該FIFO送信キユーに要求発生順
に予め登録されている送信要求が該FIFO送信キ
ユー相互間でサイクリツクに、順次取り出された
上、取り出された送信要求に係る散発的一方向デ
ータ送信が行われるようにしたパソコンネツトワ
ークシステムでのデータ通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60166733A JPS6229242A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | パソコンネツトワ−クシステムでのデ−タ通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60166733A JPS6229242A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | パソコンネツトワ−クシステムでのデ−タ通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6229242A JPS6229242A (ja) | 1987-02-07 |
JPH0553336B2 true JPH0553336B2 (ja) | 1993-08-09 |
Family
ID=15836737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60166733A Granted JPS6229242A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | パソコンネツトワ−クシステムでのデ−タ通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6229242A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0514067Y2 (ja) * | 1988-12-26 | 1993-04-14 | ||
US6490611B1 (en) * | 1999-01-28 | 2002-12-03 | Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. | User level scheduling of inter-communicating real-time tasks |
JP4502887B2 (ja) * | 2005-06-03 | 2010-07-14 | Necシステムテクノロジー株式会社 | 情報処理端末、ネットワークシステム、データ送信方法及びデータ送信プログラム |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP60166733A patent/JPS6229242A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6229242A (ja) | 1987-02-07 |
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