JPH0550923A - 作業車のステアリング構造 - Google Patents
作業車のステアリング構造Info
- Publication number
- JPH0550923A JPH0550923A JP3210554A JP21055491A JPH0550923A JP H0550923 A JPH0550923 A JP H0550923A JP 3210554 A JP3210554 A JP 3210554A JP 21055491 A JP21055491 A JP 21055491A JP H0550923 A JPH0550923 A JP H0550923A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- controller
- partition plate
- vibration
- soundproof partition
- supported
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 機体前部のエンジンボンネット2内の後部
に、エンジン駆動騒音が操縦部7に及ぶのを抑制するた
めの防音仕切り板12を機体に対して防振された状態で
取付けるとともに、防音仕切り板12の後面に全油圧式
パワーステアリング装置のコントローラ9を取付支持す
る。 【効果】 本来的に備わっている防振部材にコントロー
ラを取付ける工夫により、経済的に操向ハンドルを防振
支持して作業環境を改善することができた。
に、エンジン駆動騒音が操縦部7に及ぶのを抑制するた
めの防音仕切り板12を機体に対して防振された状態で
取付けるとともに、防音仕切り板12の後面に全油圧式
パワーステアリング装置のコントローラ9を取付支持す
る。 【効果】 本来的に備わっている防振部材にコントロー
ラを取付ける工夫により、経済的に操向ハンドルを防振
支持して作業環境を改善することができた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタや芝刈機とい
った作業車のステアリング構造に係り、詳しくは、全油
圧式パワーステアリング装置のコントローラを合理的に
配設するに関するものである。
った作業車のステアリング構造に係り、詳しくは、全油
圧式パワーステアリング装置のコントローラを合理的に
配設するに関するものである。
【0002】
【従来の技術】全油圧式パワーステアリング装置を採用
した作業車では、そのコントローラ自体でもって操向ハ
ンドルを支持するようにさせる構造が一般的であり、従
来では、コントローラを機体フレームから立設した専用
の取付け台に取付け支持させていた。
した作業車では、そのコントローラ自体でもって操向ハ
ンドルを支持するようにさせる構造が一般的であり、従
来では、コントローラを機体フレームから立設した専用
の取付け台に取付け支持させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造ではエンジン振動が殆ど減衰することなくほぼそのま
まコントローラを介して操向ハンドルに伝わるようにな
り、操縦者に与える不快感が大きく改善の余地が残され
ているものであった。本発明は、全油圧式パワーステア
リング装置採用の作業車において、操向ハンドルに伝達
される振動を軽減させることを目的とする。
造ではエンジン振動が殆ど減衰することなくほぼそのま
まコントローラを介して操向ハンドルに伝わるようにな
り、操縦者に与える不快感が大きく改善の余地が残され
ているものであった。本発明は、全油圧式パワーステア
リング装置採用の作業車において、操向ハンドルに伝達
される振動を軽減させることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、機体前部のエンジンボンネット内の後部に、
エンジン駆動騒音が操縦部に及ぶのを抑制するための防
音仕切り板を機体に対して防振された状態で取付けると
ともに、該防音仕切り板の後面に全油圧式パワーステア
リング装置のコントローラを取付支持してあることを特
徴とする。
本発明は、機体前部のエンジンボンネット内の後部に、
エンジン駆動騒音が操縦部に及ぶのを抑制するための防
音仕切り板を機体に対して防振された状態で取付けると
ともに、該防音仕切り板の後面に全油圧式パワーステア
リング装置のコントローラを取付支持してあることを特
徴とする。
【0005】
【作用】つまり、防振支持された防音仕切り板にコント
ローラを取付け支持したので、操縦者が握る操向ハンド
ルが防振支持されたことになるとともに、防音仕切り板
は元々備わっている部品であるから、コントローラ専用
の防振取付け台を別途装備する必要がない。
ローラを取付け支持したので、操縦者が握る操向ハンド
ルが防振支持されたことになるとともに、防音仕切り板
は元々備わっている部品であるから、コントローラ専用
の防振取付け台を別途装備する必要がない。
【0006】
【発明の効果】従って、本来的に備わっている防振部材
にコントローラを取付ける工夫により、経済的に操向ハ
ンドルを防振支持して作業環境を改善することができ
た。
にコントローラを取付ける工夫により、経済的に操向ハ
ンドルを防振支持して作業環境を改善することができ
た。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1に作業車の一例であるトラクタの前部が示
され、1は前輪、2はエンジンボンネット、3はラジエ
ータ、4はエンジン、5は冷却ファン、6は後輪、7は
操縦部、8は操向ハンドルである。このトラクタでは、
操向装置に全油圧式パワーステアリング装置を採用して
あり、上部に操向ハンドル8を備えたハンドル軸10の
下部に、該ハンドル軸10を支持する状態でコントロー
ラ9を配備し、エンジン駆動騒音が操縦部7に及ぶのを
抑制するための防音仕切り板(図2参照)12を、機体
に対して防振された状態でエンジンボンネット2内の後
部に取付けるとともに、その防音仕切り板12の後面取
付け部材11を介してコントローラ9をボルト止めして
取付支持してある。
明する。図1に作業車の一例であるトラクタの前部が示
され、1は前輪、2はエンジンボンネット、3はラジエ
ータ、4はエンジン、5は冷却ファン、6は後輪、7は
操縦部、8は操向ハンドルである。このトラクタでは、
操向装置に全油圧式パワーステアリング装置を採用して
あり、上部に操向ハンドル8を備えたハンドル軸10の
下部に、該ハンドル軸10を支持する状態でコントロー
ラ9を配備し、エンジン駆動騒音が操縦部7に及ぶのを
抑制するための防音仕切り板(図2参照)12を、機体
に対して防振された状態でエンジンボンネット2内の後
部に取付けるとともに、その防音仕切り板12の後面取
付け部材11を介してコントローラ9をボルト止めして
取付支持してある。
【0008】図3に示すように、エンジン4に付設され
たフロントミッション13の出力軸13Aと機体後部の
リヤーミッション14の入力軸14Aとを2個のジョイ
ント15,15と推進軸16とで連動連結してある。そ
して、図4に示すように、入力軸14Aにリヤーミッシ
ョン14内部に連通する油路17を穿孔し、ジョイント
15の前後端夫々にO−リング18を装備することによ
り、ミッション油をジョイント15に供給する構造とし
て、ジョイント15と推進軸16とのスプライン連結部
に油切れによる酸化磨耗が生じ難いようにしてある。
たフロントミッション13の出力軸13Aと機体後部の
リヤーミッション14の入力軸14Aとを2個のジョイ
ント15,15と推進軸16とで連動連結してある。そ
して、図4に示すように、入力軸14Aにリヤーミッシ
ョン14内部に連通する油路17を穿孔し、ジョイント
15の前後端夫々にO−リング18を装備することによ
り、ミッション油をジョイント15に供給する構造とし
て、ジョイント15と推進軸16とのスプライン連結部
に油切れによる酸化磨耗が生じ難いようにしてある。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】トラクタ前部の側面図
【図2】防音仕切り板の斜視図
【図3】伝動構造を示す要部の側面図
【図4】ジョイント部の拡大断面図
2 エンジンボンネット 7 操縦部 9 コントローラ 12 防音仕切り板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10K 11/16 J 7350−5H
Claims (1)
- 【請求項1】 機体前部のエンジンボンネット(2)内
の後部に、エンジン駆動騒音が操縦部(7)に及ぶのを
抑制するための防音仕切り板(12)を機体に対して防
振された状態で取付けるとともに、該防音仕切り板(1
2)の後面に全油圧式パワーステアリング装置のコント
ローラ(9)を取付支持してある作業車のステアリング
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3210554A JPH0550923A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 作業車のステアリング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3210554A JPH0550923A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 作業車のステアリング構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0550923A true JPH0550923A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16591245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3210554A Pending JPH0550923A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 作業車のステアリング構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0550923A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006327379A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Kubota Corp | トラクタ |
JP2020189581A (ja) * | 2019-05-22 | 2020-11-26 | 株式会社クボタ | 作業車 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0256766B2 (ja) * | 1985-09-10 | 1990-12-03 | Keyence Co Ltd |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP3210554A patent/JPH0550923A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0256766B2 (ja) * | 1985-09-10 | 1990-12-03 | Keyence Co Ltd |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006327379A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Kubota Corp | トラクタ |
JP2020189581A (ja) * | 2019-05-22 | 2020-11-26 | 株式会社クボタ | 作業車 |
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