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JPH05503046A - 耐破壊性の座席 - Google Patents

耐破壊性の座席

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Publication number
JPH05503046A
JPH05503046A JP50113990A JP50113990A JPH05503046A JP H05503046 A JPH05503046 A JP H05503046A JP 50113990 A JP50113990 A JP 50113990A JP 50113990 A JP50113990 A JP 50113990A JP H05503046 A JPH05503046 A JP H05503046A
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JP
Japan
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mold
plastic material
volume
foamable
flexible
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Pending
Application number
JP50113990A
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English (en)
Inventor
クレメンツ,ジョン アーサー
Original Assignee
ヘンダーソンズ インダストリーズ プロプライアタリー リミティド
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Publication date
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Publication of JPH05503046A publication Critical patent/JPH05503046A/ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の座 本発明は、積層品の製造方法に、とりわけ座席クッションまたは座席背面支持材 として使用される積層品に、より詳細には、公共輸送機関に使用するための耐破 壊性(vandal resistant)または耐損傷性の座席に関する。
最近の公共輸送機関に使用するために提供されているいくつかの耐破壊性座席は 、それらが硬すぎて快適性に欠けるとして批評されている。例えば、オーストラ リア国特許出願第52495/86号明細書に記載されている座席には、ポリウ レタン(V6O13)及びモカ(Moca)が使用されている。Uniroya l Au5t、Pty、Ltd、より供給され、これは、線材直径0.75mm の金網と一緒に用いられるショアA硬度約75〜85を示す高引張強度エラスト マーを提供する。この構造内の線材は、エラストマーを含まずに適度に堅い成形 品を示す。エラストマーを加えると、非常に硬い、板のような座席ができる。エ ラストマーは、線材補強を用いることなく座席に成形すると硬質である。一方、 鎖かたびら形のメツシュは、より軟質で柔軟性のエラストマーが使用されること になっていない限り、柔軟性の改善にはほとんど役に立たない。さらに、この処 理は、高温(すなわち100℃を超える)で保たれることが必要である材料を使 用し、しかも長い硬化期間(例えば2時間)とさらに8時間の後硬化とを必要と する。Vickers Xatal AU−B−12028/88は、耐破壊性 材料を座席形状へ成形し且つある程度の快適性に必要な柔軟性を保持する試みの 困難性を例示する、平らなシートで被覆されている堅い成形座席パンについて記 載している。座席形状の成形方法は、硬い座席パンに賛成して置き去りにされて きたようである。
英国特許第GB204,107,420号明細書(J、L。
Danton及びM、Duret)もまた、線材補強構造を教示している。これ はより軟質で柔軟性の座席を製造するが、この方法では平らなシートのみしか製 造されないようであるという他の製造制限がある。J、L、Danton及びM 。
Duretは、欧州特許第0.201,419号明細書の図1〜8において、平 らなシートに対立するものとして三次元座席形状を製造できる方法について記載 している。これは、予め製造したシートを硬質プラスチックまたは金属のフレー ム中に成形するかまたは取り付けることによって行われる。
あいにく、この方法で取り付けられた平らなシートは、それが伸びて且つ曲がる ことができない限り(もちろん、この材料はできない)、より堅くなる傾向にあ る。結果として、かなり硬質で心地よくない座席材料がもたらされる。
耐破壊性または耐損傷性座席の製造に関して公表されている他の方法、例えば米 国特許第3,647,608号明細書のり、S、Enlowは、より軟質の座席 を製造する方法について記載している。しかしながら、この方法によって製造さ れた座席が、バンクさせることによる損傷に対する抵抗性をほとんど提供せず、 そしてその製品が、座席に通常使用される密度範囲、すなわち1立方メートル当 たり35〜60Kgのフオームでできており、しかも連結していないランダムに 配向された線材または金属繊維によって補強されているために、簡単に切りつけ られることがわかった。このタイプのフオームは、引張強度が比較的低く、そし て連結していない線材と組み合わせて使用した場合に、切り刻むことや引き切る ことが簡単なので、この方法で製造された座席は、破壊による攻撃に対する限定 された抵抗性を示すにすぎない。この発明におけるり、S、Enlowは、大き なまたは小さな発火源のいずれかからの火によって引き起こされうる損傷につい ても考慮しなかった。それゆえ、この方法によって製造された製品の全体の抵抗 性は限定されている。
耐破壊性の座席を製造する現在の有利な方法は、板上に取り付けられ且つ難燃性 フオーム上に支持された、線材補強微孔質ウレタンエラストマー座席成形品の製 造を包含する。次いで、座席成形品は、取り去ることや損傷を与えることができ るだけ困難であるように座席に取り付けられた毛織物によって被覆されなければ ならない。該織物は、少な(とも三つの厚い接着剤層で処理される。座席成形品 もまた、接着剤で処理され、そして該接着剤を乾燥させる。次いで、座席成形品 と接着剤被覆毛織物とを赤外線加熱炉内に置き、そして粘着性になるまで加熱し て接着剤を再活性化する。次いで、模様を並べ且つしわを取り除くことに注意し ながら、座席の上に毛織物を配置する。座席成形品の角や側付近の毛織物を引っ 張り、そして板上にステーブルで留めることによって成形品を整える。座席成形 品上に処理済毛織物を配置することや部品を整えることは非常に時間がかかり、 しかも高度な技術が要求される。認識できるように、この工程の際の失敗は、非 常に高価なスクラップをもたらすことになる。
従って、耐破壊性座席の製造に特有の従来技術は、いくつかの制限を有する。
本発明の目的は、上述の欠点の少なくともいくつかを軽減することである。
前述により且つ本発明の一態様において、型内に、外側の織物材料(その内側は 柔軟性の熱硬化性プラスチック材料組成物で処理されている)を配置する工程; 前記型を閉じて型キャビティを規定し、そして前記織物材料を所定形状へ変形す る工程; 前記型内に、発泡性の柔軟性熱硬化性プラスチック材料組成物を射出する工程; 前記発泡性の柔軟性プラスチック材料を反応させ、且つ前記型を完全に充填させ 、前記型の密閉空間における反応圧力によって前記柔軟性プラスチック材料を前 記織物材料に結合させる工程; 生じた織物被覆微孔質フオームプラスチック材料を硬化させる工程;及び 前記型を開いて製品を取り出す工程; を含んで成る、外側の織物材料と内側の微孔質熱硬化性フオームプラスチック材 料とを含む(耐破壊性)成形品の製造方法が提供される。
好ましい態様では、成形品は金網補強を含むことができ、こうして第二の態様で は、本発明は、 型内に、外側の織物材料(その内側は柔軟性の熱硬化性プラスチック材料組成物 で処理されている)を配置する工程;前記型を閉じて、前記織物材料を所定形状 へ変形する工程;前記型を開けて、前記織物の内側に金網を挿入する工程;前記 型を閉じて、発泡性の柔軟性熱硬化性プラスチック材料組成物を射出する工程; 前記発泡性の柔軟性プラスチック材料を反応させ、且つ前記型を完全に充填させ て、前記型の密閉空間における反応圧力によって、前記柔軟性プラスチック材料 で前記金網を包囲させ且つ前記プラスチック材料を前記織物材料に結合させる工 程; 生じた織物被覆補強微孔質フオームプラスチック材料を硬化させる工程;及び 前記型を開いて製品を取り出す工程; を含んで成る、外側の織物材料と、埋め込まれた金網によって補強されたプラス チック材料を含んで成る内側の微孔質フオーム熱硬化性材料とを含む、金網補強 成形品の製造方法を提供する。
本発明はまた、さらなる態様において、型内に、外側の織物材料(その内側は柔 軟性の熱硬化性プラスチック材料組成物で処理されている)を有する予備成形物 を配置する工程; 前記型内に、発泡性の柔軟性熱硬化性プラスチック材料組成物を射出する工程; 前記発泡性の柔軟性プラスチック材料を反応させ、且つ前記型を完全に充填させ 、前記型の密閉空間における反応処理によって前記柔軟性プラスチック材料を前 記織物材料に結合させる工程; 生じた織物被覆微孔質フオームプラスチック材料を硬化させる工程;及び 前記型を開いて製品を取り出す工程; を含んで成る、成形品の製造方法をも提供する。
予備成形物の織物材料が、その内側に金網補強を含むことも可能である。
本発明はまた、該製造方法によって製造された製品にも関する。
柔軟性の熱硬化性プラスチック材料は、外側の織物材料と、内側の、好ましくは 金網で補強された発泡性プラスチック材料との間の最大結合強度が達成されるよ うに、発泡性プラスチック材料との相溶性について選ばれる。
好ましい一態様においては、水平面にある型を用いて型内に織物材料と金網を配 置する。閉じたときに、型を垂直面へ傾け、そしてその型の上部へ発泡性プラス チック材料を射出して、重力の影響下で型内を下方向に流動させる。
射出された発泡性プラスチック材料が型内の空気を型内を通して下方向に押して 型の底から排出するように、型は構成されている。発泡性プラスチック材料のゲ ル化または固化時間を、それが型の底のベントに入るときにゲル化または固化す るように合わせる。型の充填は、発泡性プラスチック材料がベントを通してこの 目的のために設けられた溝中にオーバーフローするまで継続する。充填は、溝中 のすべての沈降が停止するまで継続する。
生成物を硬化させ、次いで型から取り出す。
よりレジリエントで「より柔らかい感触の」製品を製造する別の方法では、型内 に射出される発泡性の柔軟性プラスチック材料の量が、型の全体積に対して未膨 張または未発泡の柔軟性プラスチック材料が好ましくは50体積%〜100体積 %、より好ましくは60体積%〜99体積%、特に好ましくは75体積%〜95 体積%である。(自由に発泡且つ膨張が許された場合の発泡性の柔軟性プラスチ ック材料体積の50%以下の)限定された空間における発泡性の柔軟性プラスチ ック材料の反応が、外側の織物に完全に結合した微孔質フオームプラスチック材 料を生み出す。
好ましくは毛織物上に直接線材補強され、よって織物材料を所定形状に付与しで ある発泡性プラスチック材料を成形することによって、熟練の必要性がはるかに 低減され、そして座席クッションまたは座席の背もたれを製造するのに要する時 間が、部品光たり約15〜20分間削減される。こうして、本発明の方法は、改 善された製造方法、及び製品の製造にかかる時間の削減を提供する。
本発明の一つの特徴は、発泡性プラスチック材料に対する(好ましくは毛の)織 物材料の高い結合強度である。これは、織物にウレタン系接着剤を適用すること によって達成される。
適当な接着剤の例は、Beta Chemicals Melbourne V ictoriaから入手できるNo、2518プラスイソシアネートNo、25 18/7、またはI。
C9I、Adhesivesから入手できるDaltob。
nd VF/ARである。高い結合強度は、スプレーによる厚い接着剤層の適用 によって達成される。三つの厚い塗層が一般に必要とされる。織物材料を一つの 連続シート中に結合するために織物繊維の深さの約50%且つ30%以上に浸透 するように、接着剤を適用する。この方法において、最大の機械的結合が得られ る。イソシアネートはまた、織物繊維中の存在する水分とも反応し、よって結合 を改善する。このように裏塗りされた織物は、摩擦による耐摩耗性に著しい改善 を示す。主として美的理由から選ばれた本発明の好ましい織物は、モケットタイ プの織物及びより高密度の毛織物である。
代わりの実施態様では、予備成形織物を第二の型に移して、そこで線材を(織物 の内側に)挿入する。型を閉じ、そして発泡性プラスチック材料組成物を射出し て型を完全に充填する。
発泡性プラスチック材料を反応させることによって、型の密閉空間における反応 圧力が、柔軟性プラスチック材料に金網を包囲させ、且つ該材料を織物材料に結 合させる。
得られた織物被覆補強微孔質フオームプラスチック材料を、通常の方法で硬化さ せる。
金網は、通常のフライ−ワイヤ(fly−wire)タイプのメツシュまたは[ サイクロンフェンス(cyclone fence)Jタイプのメツシュである ことができ、それは最終製品により良好な柔軟性を付与するので好ましい。
発泡性プラスチック材料は、ポリウレタンフォームまたはシリコン(シリコーン )フオームであることが好ましい。ポリウレタンは、以下に詳細に記載する難燃 性ポリウレタンであることが好ましい。
本発明が意図するさらなる態様は、可能な限り最大レベルの火炎性能を確保する こと、すなわち、炎が広がらないこと、大きな発火源からの攻撃に耐えて燃焼の 際に低レベルの煙やまでの最長時間を提供すること、である。
本発明は、室温、すなわち好ましくは25〜50℃で使用できるポリウレタン材 料を意味する0本発明の好ましいポリウレタンは、注入から成形品の取出しまで の短い型内滞留時間、すなわち3〜6分のみを要する。好ましい材料は後硬化を 必要としない。本発明は、織物で被覆した、好ましくは線材補強した微孔質ポリ ウレタン座席カバーを意味する。座席カバーはワンショット成形、すなわち織物 被覆材料と、必要に応じて線材補強材と、及びエラストマーとを型内で一緒に成 形且つ結合される。
前述したように、好ましい材料は、高度に難燃性であるか、またはそのようにさ れうるべきである。難燃性には、低発煙低毒性燃焼生成物が含まれるべきである 。
このような材料は、ヒドロキシル末端基の少なくとも50%が第一末端基である ジオール系またはトリオール系ポリオールとイソシアネートとから派生したポリ エーテル系ポリウレタンであることが好ましい。ポリウレタンフォームが、塩素 化パラフィン、テトラホウ酸ナトリウム、二酸化アンチモン、及びアルミナ三水 和物の難燃系を含有することが好ましい。
本発明の製造に使用されるポリオールは、ヒドロキシル末端基の少な(とも50 %が第一ヒドロキシル末端基である分子量約2500〜7500を示すジオール またはトリオールであることが好ましい。本発明によ(適合するジオールまたは トリオールの例として、酸化エチレンと酸化プロピレンとの線状または分岐状ポ リオキシプロピレンボリオールブロックコポリマー、及び上述のポリオールへの エチレン系不飽和モノマー(例えば、特にスチレンやアクリロニトリル)のポリ オールグラフトが挙げられる。これらのポリオールは、ヒドロキシル基以外の官 能基を実質的に含まず、そして上述のように、主に第一ヒドロキシル基が先端に 付いている。ヒドロキシル基の少なくとも約78%が第一ヒドロキシル末端基で あることが最も好ましい。産業上利用可能な適当なポリオールの例として、CP 4701 (Dow Chemicals)、N1ax11−34(Union  Carbide)、Desmophen 3900 (Bayer)、pro pylan M12 (Lankro Chemicals)、及びDalt。
cell Ta2−75 (1,C,I、)が挙げられる。産業上利用可能な適 当なグラフトポリオールまたはポリマーポリオールまたはPHDポリオール(す なわち、ジオールまたはトリオール中のポリビニルまたはポリウレア化合物の分 散体)の例として、N1ax 34−28 (Union Carbide)、 Pluracol 518(BASF−Wyandotte)、PU 3119  (Bayer)、及びE609 (Union Carbide)が挙げられ る。
水は過剰のイソシアネートと反応して二酸化炭素ガスを発生するので、発泡プラ スチック材料を作るために発泡剤として水を配合物に添加するのが普通である。
はとんどの市販のポリオールは、その内部に水分0.05〜0.1%を含有して おり、そしてポリオールに通常存在する約0.08%の水分が、最低発泡に要す るすべてである。
完全に非発泡性のエラストマーを必要とする場合には、ポリマーを減圧炉内に置 き約80〜90°Cに4〜8時間加熱して、すべての空気及び水分を除去するこ とが必要であろう。ポリマーを型内に閉じ込め、そして型を充填すると、型の密 閉空成し遂げられた。非孔質エラストマーが利点を提供することは考えられない 。
好ましいイソシアネートは、トルエンジイソシアネート(TDI)、ポリメチレ ンポリフェニルイソシアネート及びジフェニルメタンジイソシアネート(どちら もMDIとして知られている)、並びにこれら二種のイソシアネートの混合物で ある。しかしながら、本発明は、当該技術分野で周知の他の芳香族イソシアネー トや脂肪族イソシアネートの使用を除外することはない。必要なイソシアネート の量を、反応の化学量論(インデックス100〜120)によって調節して、最 適の物理特性を有する微孔質エラストマーを与える。
発泡性プラスチック材料は、ポリウレタンフォームであることが好ましい。ポリ ウレタンは、ホウ砂及び/または水和アルミナ及び三酸化アンチモン及び塩素化 パラフィンを含有する難燃性ポリウレタンフォームであることが好ましい。本発 明の難燃剤系ば、ポリオール100重量部を基準として、三酸化アンチモン約5 〜25重量部、アルミナ三水和物約10〜60重量部、テトラホウ酸ナトリウム 約10〜80重量部、及び塩素化パラフィン約20〜80重量部を含有する。三 酸化アンチモンは配合物中に、一般に5〜20重量部、好ましくは約7〜15重 量部、そして最も好ましくは約12重量部で存在する。塩素化パラフィンは、通 常は25〜65重量部、好ましくは約40〜60重量部、そして晟も好ましくは 40〜50重量部で存在する。代わりに、パラフィンを塩素含有量に関して表示 することができ、そして一般に塩素約20〜40重量部、好ましくは約25〜3 5重量部が存在する。「塩素化パラフィン」という語句には、単一の塩素化パラ フィンまたはそれらの混合物が含まれる。
塩素化パラフィンは、塩素含有量30%〜70%を示す。塩素含有量約60%を 示す塩素化パラフィンが好ましい。塩素化パラフィンは、液体または固体、例え ばCERERCLOR70または70L (CERECLORはI、 C,1, の登録商標である)のどちらであってもよいが、液状塩素化パラフィンが好まし い。
上述のフオームポリウレタン組成物の配合物には、当該技術分野で周知の触媒、 促進剤、及びアミン類が使用される。
ポリウレタンエラストマーやポリウレタンフォーム材料の代わりに使用できる他 のエラストマーやフオームは、General Electric(Silic one Products Division、 Waterford、 Ne w York 121BB)製のシリコーンエラストマー例えばRTU、627 及びシリコーンフオームRTF、762やRTF、8510である。これらのシ リコーンエラストマー及びフオームは優れた難燃特性を示す。シリコーンエラス トマー/フオーム製品は、先に記述したポリウレタンエラストマー/フオーム製 品と同様の方法で製造される。
本発明の特別に好ましい一態様では、織物被覆スチールメツシュ補強微孔質フオ ームを成形すると、外周の下方10mmが織物材料で被覆されていない中空ケー スが形成される0次いでその中空ケースを10mmの合板上に、この目的で設け られた中空ケースの下部10mmを通して合板の縁にステープルで留めることに よって取り付ける0合板は、周知の木材用難燃剤で処理することによって難燃性 にすることができる。次いで、織物被覆線材補強中空ケースの下縁を約100+ +v+越えて延びる織物を、中空ケースの下縁にかぶせ、そして2連のステープ ル列によって合板の下側にステープルで留める。このようにステープルで留めら れた毛カバーは、合板基材上で約25〜30■請伸張する。次いで過剰の毛織物 を切り整える。ステーブルが線材補強を通り抜けて、座席成形品を合板にしっか りと取り付ける。
例として、二種の発泡性プラスチック材料(エラストマー)配合物を選んだ。エ ラストマーは、第1番と称するエラストマーの引張強度が毛織物材料の引張強度 よりも若干高く、そして第2番と称するエラストマーのそれが毛織物の引張強度 よりも若干低くなるように選んだ。
エラストマー第1番ショアA硬度45〜50エラストマー第2番ショアA硬度3 35〜40柔軟性を維持するために、オーストラリア国特許第41933号明細 書に記載されているピッチを有する柔軟性の金m(Hunter Wire P roductsより供給)を選んだ。これが最適なエラストマー厚5〜6■を許 容する。その目的は硬度を低減し且つ柔軟性を増大することである。本発明のさ らなる特徴は、エラストマーと毛織物との間に最大結合強度を達成するように材 料を選択することである。
試験試料を作製して、エラストマーの剥離強度を評価した。
試験試料5II1m×6011II+×240IlllI+は、Hunters  WireProductsより供給された線材で補強し、且つ純毛織物で被覆 した。添付シー1−Q、P、5に略述した標準”T”剥離試験に試料を受けさせ た。
エラストマー第1番ショアA45〜50の試験試料は、剥離強度120〜150 ニユートンを示した。
エラストマー第2番シゴアA35〜40の試験試料は、剥離強度65〜90ニユ ートンを示した。
エラストマー第1番の試験試料に対する試験のいくつかは、毛繊維が引き切れた ために早すぎて終わった0毛が剥離せずに引き切れるこの破損様式が理想である 。というのは、エラストマー及び結合が織物の引張強度よりも強いからである。
第2番のエラストマーについては、試料は接合ラインの後ろで一様に剥離した。
この場合は、織物−エラストマー接合ラインがエラストマーの引張強度よりも強 い。
耐破壊性の観点からは、より硬質材料の試料第1番が最も好ましいようであるが 、今まで行った試験は、両方のエラストマーが試験条件において同等に達成し、 第2番エラストマーがその特別の柔軟性やより柔らかい剥離について好ましいこ とを示した。引裂きが始まる破壊に対して自由な縁のない座席をより柔らかい材 料で作製した場合には、軟質エラストマー第2番は、エラストマー第1番と同じ くらい引裂きを始めることが困難である。引裂きを始めるためには、まず三角形 の切口を作り、次いで織物カバーの部分を剥ぎ取れるように角を掘るかまたはこ じあけなければならない。試験では、これが非常に困難であることがわかった。
配置jυλ医 例I P、 B、W。
E、609 100. 0 CERECLOR70L 35. 0 テトラホウ酸ナトリウム 15.0 アルミナ三水和物 15.〇 三酸化アンチモン 15.0 THORCAT 535 1.0 イソシアネート VM25 7,2 fifi P、B、W。
E、609 60.0 CP、4701 40.0 CERECLOR70L 35.0 テトラホウ酸ナトリウム 15.0 アルミナ三水和物 15.0 三酸化アンチモン 15.0 THORCAT 535 1.0 イソシアネート VM25 9.2 ■1 P、B、W。
ポリオールE609 60.0 VORANOL 4701 40.0 CERERCLOR70L 50.0 八h(h−3820アルミニウム三水和物 15.0SbzOs三酸化アンチモ ン 1o、0NazB40y−10H2Oテトラホウ酸ナトリウム 15.0イ ソシアネ一トVM25 @ 105インテツクス 62.5E609ポリマーポ リオール−Union Carbideより供給 VORANOL 4701ポリオール−Dow Chemtealsより供給 DR,437触媒ブレンド−Dow Chemicalsより供給 CERERCLOR70L 塩素化パラフィンVM、25 イソシアネー) M 、D、I。
ジ−イソシアナト−ジフェニルメタン−I、C01,より供給 試料をAWTA織物試験メルボルン(Textile Testing MeI  bourne)において試験し、以下の結果を示した。
試験方法At5lOOO,0OIAirbus Industry 5pec、 で毒性ガス及び煙の放出について評価した。
の びガスの 最高要件 期間 90 240 480秒 90秒 240秒1(a)非燃焼試験 最少光 透過率(MLT)%1、7B、5 40.0 0.790 2、75.0 34.5 1.300 3、66.0 25.8 0.570 4、60.0 16.8 1.130 1 (b) ’F Ds 100 2001、14 53 277 2、16 61 250 3、24 78 296 4、29 106 259 1(C)丸ム弐粧 ppm 0F 本1.5 本1 、5 50 50HCI 傘50 傘50 50 50 0HCN 本2 本2 100 150 S02 傘20 傘20 50 100CO本1000 本1000 3000  350ONO+NO2率2 本2 50 1002(a)燃坑跋辰 最少光透 過率(MLT)%1、33.0 0.25 0.120 2、78.5 0.27 0.091 3、57.0 0.60 0.180 4、61.6 0.42 0.095 2 (b)此」1hi支(Ds) 100 2001、 63 344 386 2、 14 3339 401 3、 32 293 362 4、’ 28 314 399 2(c)*り」4叫 ppm HP 傘5 率5 50 50 H(J *so 宰50 50 500HCN *2 本20 100 150 S02 $20 本20 50 100co 11000 本1000 300 0 350ONO+NOZ 率10 寧10 50 100本未満 すべての試料は、金網で補強され、そして8%PFZ#で難燃化された毛織物で 被覆されている。
#フルオロジルコニウム酸カリウム 家具の燃焼挙動の評価に対するC5IROプロトコールに関する試料座席の試験 を、大きな発火源部1及び2を用いて行った。300.400、及び600グラ ムのクリブ(Crib)を、配合物1及び2から作製した試料に使用した。
クリブ 試験 持続 持続 燃焼 結果重量 番号 燃焼 くすぶり シェルに 到達300g 1 、なし なし なし 合格300g 2. なし なし な し 合格400g 3. なし なし なし 合格400g 4 、なし なし  なし 合格600g 5. なし 3本 なし 合格600g 6. なし  S率 なし 合格S本試験の限界に近い55分間くすぶり続けた。
最大煙量り度% 5分まで 10分まで 15分まで 300g火炎負荷 21% 40% 40%300g火炎負荷 18% 38%  40%400g火炎負荷 14% 40% 45%400g火炎負荷 10%  40% 45%600g火炎負荷 12% 45% 60%600g火炎負荷  15% 56% 65%すべての試験において、火炎は発火源に最も近い領域 に局限されたことに着目されたい。
煙の水準は、例えば難燃性ポリウレタンフォーム座席り・フシランと比較した場 合にかなり低い。
F、R,フオーム座席に対して行われた燃焼試験最大煙量り度% 5分まで 1 0分まで 15分まで300g火炎負荷 30% 92% 92%発火から最大 レベルの煙までの時間が延長され、しかも発生した煙の全体レベルがはるかに低 いので、より長い時間の避難または消火の機会を許容する。
こうして、本発明が、耐破壊性座席の改善された時間節約の製造方法を提供する ことが明かである。
要 約 書 型内に、外側の織物材料(その内側は柔軟性の熱硬化性プラスチック材料組成物 で処理されている)を配置する工程;前記型を閉じて型キャビティを規定し、そ して前記織物材料を所定形状へ変形する工程;前記型内に、発泡性の柔軟性熱硬 化性プラスチック材料組成物を射出する工程;前記発泡性の柔軟性プラスチック 材料を反応させ、且つ前記型を完全に充填させ、前記型の密閉空間における反応 圧力によって前記柔軟性プラスチック材料を前記織物材料に結合させる工程;生 じた織物被覆微孔質フオームプラスチック材料を硬化させる工程;及び前記型を 開いて製品を取り出す工程を含んで成る、外側の織物材料と内側の微孔質熱硬化 性フオームプラスチック材料とを含む成形品の製造方法を開示する。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成4年ら月3日

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.型内に、外側の織物材料(その内側は柔軟性の熱硬化性プラスチック材料組 成物で処理されている)を配置する工程; 前記型を閉じて型キャビティを規定し、そして前記織物材料を所定形状へ変形す る工程; 前記型内に、発泡性の柔軟性熱硬化性プラスチック材料組成物を射出する工程; 前記発泡性の柔軟性プラスチック材料を反応させ、且つ前記型を完全に充填させ 、前記型の密閉空間における反応圧力によって前記柔軟性プラスチック材料を前 記織物材料に結合させる工程; 生じた織物被覆微孔質フォームプラスチック材料を硬化させる工程;及び 前記型を開いて製品を取り出す工程; を含んで成る、外側の織物材料と内側の微孔質熱硬化性フォームプラスチック材 料とを含む(耐破壊性)成形品の製造方法。
  2. 2.前記型キャビティに射出された未膨脹発泡性材料の体積が、前記キャビティ の体積の50%〜100%である、請求の範囲1記載の方法。
  3. 3.前記型キャビティに射出された未膨脹発泡性材料の体積が、前記キャビティ の体積の60%〜99%である、請求の範囲1記載の方法。
  4. 4.前記型キャビティに射出された未膨脹発泡性材料の体積が、前記キャビティ の体積の75%〜95%である、請求の範囲1記載の方法。
  5. 5.型内に、外側の織物材料(その内側は柔軟性の熱硬化性プラスチック材料組 成物で処理されている)を配置する工程; 前記型を閉じて前記織物材料を所定形状へ変形する工程;前記型を開けて前記織 物の内側に金網を挿入する工程;前記型を閉じて発泡性の柔軟性熱硬化性プラス チック材料組成物を射出する工程; 前記発泡性の柔軟性プラスチック材料を反応させ、且つ前記型を完全に充填させ て、前記型の密閉空間における反応圧力によって、前記柔軟性プラスチック材料 で前記金網を包囲させ且つ前記プラスチック材料を前記織物材料に結合させる工 程; 生じた織物被覆補強微孔質フォームプラスチック材料を硬化させる工程;及び 前記型を開いて製品を取り出す工程; を含んで成る、外側の織物材料と、埋め込まれた金網によって補強されたプラス チック材料を含んで成る内側の微孔質フォーム熱硬化性材料とを含む、金網補強 成形品の製造方法。
  6. 6.前記型キャビティに射出された未膨張発泡性材料の体積が、前記キャビティ の体積の50%〜100%である、請求の範囲5記載の方法。
  7. 7.前記型キャビティに射出された未膨張発泡性材料の体積が、前記キャビティ の体積の60%〜99%である、請求の範囲5記載の方法。
  8. 8.前記型キャビティに射出された未膨張発泡性材料の体積が、前記キャビティ の体積の75%〜95%である、請求の範囲5記載の方法。
  9. 9.型内に、外側の織物材料(その内側は柔軟性の熱硬化性プラスチック材料組 成物で処理されている)を有する予備成形物を配置する工程; 前記型内に、発泡性の柔軟性熱硬化性プラスチック材料組成物を射出する工程; 前記発泡性の柔軟性プラスチック材料を反応させ、且つ前記型を完全に充填させ 、前記型の密閉空間における反応処理によって前記柔軟性プラスチック材料を前 記織物材料に結合させる工程; 生じた織物被覆微孔質フォームプラスチック材料を硬化させる工程;及び 前記型を開いて製品を取り出す工程; を含んで成る、成形品の製造方法。
  10. 10.前記発泡性の柔軟性熱硬化性プラスチック材料を射出する前に、前記型内 の前記外側の織物材料の内側に補強金網を挿入することを含む、請求の範囲9記 載の方法。
  11. 11.前記型キャビティ内に射出された未膨張発泡性材料の体積が、前記キャビ ティの体積の50%〜100%である、請求の範囲9または10記載の方法。
  12. 12.前記型キャビティ内に射出された未膨張発泡性材料の体積が、前記キャビ ティの体積の60%〜99%である、請求の範囲9または10記載の方法。
  13. 13.前記型キャビティ内に射出された未膨張発泡性材料の体積が、前記キャビ ティの体積の75%〜95%である、請求の範囲9または10記載の方法。
  14. 14.前記型がベントを含み、前記発泡性の柔軟性熱硬化性プラスチック材料の 射出によって空気が排除されるときに前記型キャビティから前記空気を逃がす、 請求の範囲1記載の方法。
  15. 15.前記発泡性の柔軟性熱硬化性プラスチック材料が前記型の上部から前記型 内に射出され、そして前記ベントが前記型の底部にある、請求の範囲14記載の 方法。
  16. 16.前記型がベントを含み、前記発泡性の柔軟性熱硬化性プラスチック材料の 射出によって空気が排除されるときに前記型キャビティから前記空気を逃がす、 請求の範囲5記載の方法。
  17. 17.前記発泡性の柔軟性熱硬化性プラスチック材料が前記型の上部から前記型 内に射出され、そして前記ベントが前記型の底部にある、請求の範囲16記載の 方法。
  18. 18.前記型のベントを含み、前記発泡性の柔軟性熱硬化性プラスチック材料の 射出によって空気が排除されるときに前記型キャビティから前記空気を逃がす、 請求の範囲10または11記載の方法。
  19. 19.前記発泡性の柔軟性熱硬化性プラスチック材料が前記型の上部から前記型 内に射出され、そして前記ベントが前記型の底部にある、請求の範囲10または 11記載の方法。
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