JPH05500315A - 光凝固装置 - Google Patents
光凝固装置Info
- Publication number
- JPH05500315A JPH05500315A JP51090990A JP51090990A JPH05500315A JP H05500315 A JPH05500315 A JP H05500315A JP 51090990 A JP51090990 A JP 51090990A JP 51090990 A JP51090990 A JP 51090990A JP H05500315 A JPH05500315 A JP H05500315A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- patient
- microscope
- eye
- beam splitter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B3/00—Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
- A61B3/10—Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
- A61B3/13—Ophthalmic microscopes
- A61B3/135—Slit-lamp microscopes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F9/00—Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting in contact-lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
- A61F9/007—Methods or devices for eye surgery
- A61F9/008—Methods or devices for eye surgery using laser
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F9/00—Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting in contact-lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
- A61F9/007—Methods or devices for eye surgery
- A61F9/008—Methods or devices for eye surgery using laser
- A61F9/00821—Methods or devices for eye surgery using laser for coagulation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B18/18—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by applying electromagnetic radiation, e.g. microwaves
- A61B18/20—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by applying electromagnetic radiation, e.g. microwaves using laser
- A61B2018/2015—Miscellaneous features
- A61B2018/2025—Miscellaneous features with a pilot laser
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F9/00—Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting in contact-lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
- A61F9/007—Methods or devices for eye surgery
- A61F9/008—Methods or devices for eye surgery using laser
- A61F2009/00861—Methods or devices for eye surgery using laser adapted for treatment at a particular location
- A61F2009/00863—Retina
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Public Health (AREA)
- Surgery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Laser Surgery Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
光凝固装置
この発明は、レーザを組み込んだ、眼炎冶療用の光凝固装置に関する。
レーザによる光凝固凝固は、網膜障害を治療するための標準的な技術となってお
り、この目的のため、網膜の所望の箇所にレーザビームを焦点合わせし、照準す
るための各種装置が開示されている。様々な形態のこのような装置はEP−A−
0293126に開示されており、それらの装置のすべては、ダイオード赤外線
レーザ源と、臨床医がレーザ光に露出されることなく眼における治療中の箇所を
観察することができるよう、患者の眼の中にレーザビームを偏向させるよう配置
された2色ビームスプリッタとを含むものである。この装置の1つの具体例は、
照明システムおよび顕微鏡からなる標準的な医療機材であり、眼の内部を観察す
るために従来より使用されているスリットランプに取り付は可能なユニットであ
る。このような構成の利点は、光凝固装置が標準的なスリットランプの既存の観
察用光学素子を利用でき、これにより、光凝固装置自体のサイズ、複雑さおよび
コストを最小化できるということである。EP−A−0293126に記載され
ているように、臨床医が患者の眼を観察するために使用するビームスプリッタが
スリットランプ顕微鏡と患者との間に配設された光凝固装置の頭部に取り付けら
れるように、光凝固装置の取り付けが行なわれる。観察用のビームおよび治療用
のビームが前記ビームスプリッタと患者の眼との間で整列するように、前記ビー
ムスプリッタは、顕微鏡の光路の下方に位置したダイオードレーザ源からのレー
ザ光を前記光路に偏向する。
通常、スリットランプは適当な顎および頭部の支え台を備えており、これにより
、患者の頭部は、スリットランプ顕微鏡の焦点が概ね網膜上にくるよう位置させ
られ、患者に対する前記顕微鏡の位置を調節することにより、微細な調節がなさ
れる。同様に、光凝固装置は、スリットランプ顕微鏡の焦点と一致する点に赤外
線レーザビームを焦点合わせするための、適当な光学システムを備えていてもよ
い。
このような構成により、ある特定の場合においては、この種の治療ではよくある
ように、特に患者の眼にコンタクトレンズを挿入し、使用するために臨床医が患
者の眼にアクセスするのが、光凝固装置の頭部の位置によって邪魔される、とい
うことが経験によって分かった。この課題を解決するために、既存の光凝固装置
の前記スリットランプ顕微鏡とビームスプリッタとの間に負のレンズ(すなわち
、発散レンズ)を常設し、前記顕微鏡の焦点を該顕微鏡から遠ざけることによっ
て、利用可能な作用距離を長くすることが行なわれる。網膜上に直接にレーザビ
ームおよび観察用ビームを焦点合わせできるよう、患者の眼の光学的なエネルギ
を除去する目的で患者の眼に適用される、いわゆるゴールドマン型の3ミラーレ
ンズのようなコンタクトレンズを必要とする治療において、前述のシステムは有
効に使用されてきた。また、普通、前記ゴールドマン型のレンズは、例えば緑内
障のように、網膜の前方部分の治療のような前部治療にも使用される。
しかしながら、患者の眼の前方に網膜の実像を形成できるいわゆるマインスター
レンズのような、異なる種類のコンタクトレンズを必要とするその他の治療形態
もあり、前記スリットランプ顕微鏡の制限された動きの範囲内でこのような治療
形態を実行する必要がある。このようなシステムでは、コンタクトレンズによっ
て網膜上に再焦点合わせされるよう、患者の眼の前方において前記治療用ビーム
および顕微鏡の焦点合わせを行なう必要がある。
上述の従来のシステムにおいては、患者の頭部用の支え台を後方に動かすために
、および/または顕微鏡調節システムの後方における移動範囲を長くするために
前記スリットランプを調節することなくしては、これらの治療は実行不能である
。前記スリットランプに必要な前述の調節は、簡単な付加装置として光凝固装置
を提供できるという利点を阻害することとなる。
この発明の1つの観点による装置は、眼炎用スリ・ントランブに取り付は可能な
光凝固装置であって、前記スリットランプの顕微鏡と患者の眼との間に位置する
ことができるようになった前記装置の頭部に取り付けられたビームスプリッタを
介して、治療用ビームを前記患者の眼の中に導くことができるよう配置された少
なくとも1つのレーザ源からなり、このことにより、前記装置を使用する際、臨
床医が、治療中において、前記治療用光に露出されることなく、前記ビームスプ
リッタを介して前記スリットランプ顕微鏡により前記患者の眼を観察できるよう
になっており、前記治療用レーザビームおよび前記スリットランプ顕微鏡が前記
装置の前方で焦点合わせされる作用距離を選択的に変化させるために、少なくと
も1つの調節可能または取り外し可能なレンズが前記ビームスプリッタと前記患
者の眼との間に配設されている。
このようにして、この発明によると、前記顕微鏡および治療用ビームが網膜上に
直接に焦点合わせされる治療形態においては、より長い作用距離が選択可能であ
り、また、前記顕微鏡および治療用ビームの焦点がコンタクトレンズによって眼
の前方に作られた網膜の実像と一致する必要がある治療形態においては、前記作
用距離を短くすることが可能である。前記治療用ビームおよびスリットランプ顕
微鏡の焦点が同時に調節されるよう、前記調節可能なレンズが、前記光凝固装置
のビームスプリッタの前方、すなわち、前記ビームスプリッタと患者の眼との間
に位置する、ことが重要である。このようにして、臨床医は、治療用ビームの再
焦点合わせを行なう必要・なしに、容易に、ある動作モードからその他の動作モ
ードに前記装置を切り替える(この際、患者の眼に適用されるコンタクトレンズ
が変えられる)ことができる。
前記光凝固装置は、前記ビームスプリッタの前方において適当な手段によって調
節可能または取り外し可能に取り付けられる、単一の調節可能または取り外し可
能なレンズを備えているのが好ましい。1つの形態において、前記レンズは、可
動キャリッジにより、前記光路に対して出入り可能である。前記光凝固装置の簡
単な形態において、上述のように作用距離を長くすることが所望の場合、前記光
路内に位置する単一の負のレンズ(すなわち、発散レンズ)が設けられる。該レ
ンズは、焦点が眼の前方において網膜の実像と一致する治療を行なうために、修
正されていないスリットランプ顕微鏡によって提供される作用距離に対応するよ
う、前記光路の外に動かされる。(このような形態において、患者の眼と装置と
の間で利用可能な合計作用距離は、前記治療ビームおよび顕微鏡が網膜上に直接
に焦点合わせされる構成に比べて、長くされる。
代案として、他の動作モードが使用される場合、長い焦点距離を持つ負のレンズ
を代用してもよい。より短い範囲ではあるが、これによっても、作用距離を長く
できる。
その他の好ましい実施例において、第1の負のレンズが前記ビームスプリッタと
スリットランプ顕微鏡との間に常設され、該レンズは、常に、前記装置の前方に
おいて前記顕微鏡の焦点距離を所定量長くすることができるものである。この場
合、作用距離の調節は、収束レンズまたは発散レンズを前記ビームスプリッタの
前方に設けて、前記顕微鏡および治療用ビームの焦点を前記装置に対して適当に
前後させることによって実現可能である。
特に有用な実施例において、前記ビームスプリッタとスリットランプ顕微鏡との
間に常設された発散レンズは、コンタクトレンズが患者の眼の前方に網膜の像を
作る治療に適当な、前記顕微鏡のための作用距離を提供するよう選択された焦点
距離を有し、且つ、前記治療用光が網膜上に直接に焦点合わせされる他の治療形
態に適合させることができるよう、前記焦点距離を所定量長くするために、前記
ビームスプリッタの前方において、発散レンズが移動可能に取り付けられる。2
つの負のレンズの焦点距離を適当に選択することにより、前記取り外し可能なレ
ンズが前記装置に取り付けられているか否かに関わらず、前記ビームが網膜上の
点に正確に焦点合わせされる位置の外に前記装置の頭部を変位することによって
、前記治療用ビームによって網膜上に形成される“スポット”のサイズにおける
略一定の変化が実現可能である、ということが分かった。この種の多くの治療に
おいて、所定のスポットサイズを実現するために、前記治療ビームが網膜上に正
確に焦点合わせされていない状態で治療を行なうことが所望の場合、このような
構成が有効である。作用距離が調節される度に、スリットランプに対する光凝固
装置の再位置決めを行なう必要なしに、焦点が合っていないビームのスポットサ
イズが、異なる治療モードについて一定に維持される、ということは明らかに効
果的である。所望の作用距離さとともに、該作用距離さの範囲内で略一定のスポ
ットサイズを提供するためには、約−300mmの焦点距離を持つ常設レンズと
、約−83m mの焦点距離を持つ変位可能なレンズとの組合せが効果的である
、ということが分かった。
前記調節用レンズが前記スリットランプ顕微鏡中に光を逆反射する影響を最小化
するためには、前記もくしは各レンズの軸は前記顕微鏡の光軸に対してわずかに
傾斜(例えば、5〜10度)またはわずかに位置ズレしているのが好ましい。前
記ビームスプリッタの前方に位置したレンズは位置ズレしているのが好ましい。
というのは、該レンズを傾斜するためには、該レンズの前方により大きな作用ス
ペースが必要であるからである。
次に、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
添付図中、
図1は、この発明に係る装置を示す縦断面図、図2から図5までは、前記装置の
ビームスプリンタ、および、この発明に係る調節可能なレンズシステムを設ける
ことによる作用距離に対する影響を示し、図6は、前記装置の頭部の拡大正面図
であり、可動レンズの取り付は構造を示す。
図1に示すように、光凝固装置20は、標準的なスリットランプ30のための、
取り外し可能な付加装置として使用可能になっている。多くの標準形態を取り得
るスリットランプ30は、従来どおり、眼圧計取り付は台14と顕微鏡15とを
備えている。照明用の光源16はスリットランプミラー17の上方に設けられて
おり、これにより、前記スリットランプ30を普通に使用するときには、臨床医
は、顕微鏡15を介して患者の網膜を観察できるようになっている。
図1に略示するように、光凝固装置20は、適当な手段により、スリットランプ
30の眼圧計取り付は台14に取り付けられていてもよい。
EP−A−0293126に示されているように、光凝固装置20は、1つまた
は複数の強力な赤外線レーザダイオード1を含み、該ダイオード1からの光は、
開口数が高いレンズ2によって平行化された後、赤外線レーザダイオード1の出
力の長手軸に沿って、アナモルフィックプリズム対3によって拡張され、これに
より、前記軸におけるイメージのサイズが小さくなるようになっている。単一の
レーザダイオードにより得られるものより高い強度が必要な場合、第2の赤外線
レーザダイオードからのビームを、EP−A−0293126に示されているも
ののような偏光キューブを使用して、前記赤外線レーザダイオード1のビームと
組合せることができる。
赤外線レーザビームを照準するための可視レーザ光ビームは、可視レーザダイオ
ード4により発生され、レンズ5によって平行化され、2色キューブ7によって
前記赤外線レーザビームと組合せられる。
組み合わされた可視ビームおよび赤外線ビームは、望遠鏡レンズ8.9によって
リレーされ且つ拡大され、しかる後、レンズ10によって、スリットランプ顕微
鏡15と略同じ焦点に合わせられる。前記赤外線光および可視レーザ光ならびに
スリットランプ顕微鏡15の焦点が一致するよう、これらの望遠鏡レンズは臨床
医によって調節可能である。
波長選択ミラー11は、前記赤外線光のすべてを患者の眼の中に反射できるよう
になっているものの、臨床医の眼が治療光に露出することなく該臨床医が前記顕
微鏡15およびミラー11を介して患者の眼を検査できるようにする、ビームス
プリッタ11として作用する。この目的のため、装置20の上部つまり頭部には
、整列したウィンドウ32.33が設けられている。後で詳述するように、前記
ウィンドウ32.33には、その内部に負のレンズ(すなわち、発散レンズ)を
取り付けるための適当な手段が設けられている。
図1に略示しているように、治療用ビームおよび照準用レーザビームが網膜上に
直接焦点合わせされるよう、患者の眼の光学的なエネルギを除去するために、い
わゆるゴールドマンレンズのようなコンタクトレンズが患者の眼に取り付けられ
ている。故に、このようなシステムにおいては、スリットランプ顕微鏡15もま
た、網膜上に直接焦点合わせされなければならない。従って、装置−20の頭部
と患者の眼との間の作用距離は、スリットランプ顕微鏡15の最大焦点距離によ
る制限を受けることとなる。このため、患者の眼に対する臨床医のアクセスが制
限され、患者の頭部がスリットランプの頭部および顎支え台に支持された状態の
まま、臨床医か前記コンタクトレンズ34を適用するのが困難である。スリット
ランプ顕微鏡15の焦点Fと治療用ビームとの間の作用距離Wの制限については
、図2に略示されている(図2では、明確さのために、装置20の特定の部分の
図示が省略されている)。
図3に示すように、好ましい実施例による前記装置は、前記ウィンドウ33内に
おいて前記スリットランプ顕微鏡15とビームスプリッタ11との間に常設され
た第1の負のレンズ40を備えている。この発散レンズ40は、焦点Fを前記顕
微鏡15から遠ざけ、作用距離Wを長くするものである。前記望遠鏡レンズは、
前記顕微鏡の新たな焦点において前記レーザ光の再焦点合わせを行なうために調
節される。
上述のように、他の形態の治療においては、患者の眼の前に網膜の実像を作るこ
とができるマインスターレンズのような、異なる形態のコンタクトレンズが患者
の眼に適用される。この場合、スリットランプ顕微鏡15ならびに治療用ビーム
および照準用ビームは、前記コンタクトレンズによって網膜上で焦点合わせされ
るよう、患者の眼の前方の点で焦点合わせされる必要がある。この発明の好まし
い実施例において、第1の負のレンズ40は、この形態の治療に適する作用距離
Wを提供するよう選択された焦点距離を有する。
図4に示すように、好ましい実施例において、網膜上に光を直接焦点合わせする
その他の形態の治療に、前記装置を適用することが所望の場合、より長い作用距
離Wが必要となり、これは、ウィンドウ32に隣接して、すなわち、前記ビーム
スプリッタ11と患者の眼31との間に、第2の負のレンズ41を設けることに
よって達成される。図4に示すように、これにより、スリットランプ顕微鏡15
ならびに治療用ビームおよび照準用ビームの焦点距離を同時に長くする。このよ
うにして、単に第2の発散レンズ41を光路に出し入れすることにより、ある1
つの形態の治療からその他の形態の治療に切り替える場合にあっても、臨床医は
、前記装置を効果的に使用できる。
図6は可動レンズ41の取り付は構造を示し、該取り付は構造は、臨床医により
手動操作可能に前記装置のケーシング(図示せず)の外に突出したノブ52によ
って、レール部材51上を上下動可能な摺動キャリッジ50からなるものである
。レール部材51は、キャリッジ50の側部に形成されたスロットに係合するも
のである。
図5に示すように、前記顕微鏡15中に逆反射する光の影響を減少させるために
、前記レンズ40は光軸に対して傾斜される。前記レンズ41も同様に傾斜して
もよいが、その代わりに、図5に示すように、その中心軸を、光軸から側方にわ
ずかにずらしてもよい。これにより、レンズ41を傾けることにより作用距離が
短くなるのが回避される。図5に示すように、光軸Aに対して前記レンズ41を
ずらすことにより、焦点Fが上方に変位することとなるが、これは、臨床医によ
り容易に補償され得る。
前記調節可能なレンズは、様々に変更可能である。簡単な形態においては、前記
レンズ40を省略してもよく、図2に示した作用距離Wを、患者の眼の前におけ
る網膜の実像に焦点が位置する治療に使用される。場合によっては、この種の治
療のための前記構成において、十分な作用距離が実現可能である。故に、焦点F
が網膜自体の上に位置する必要がある場合、作用距離Wを長くするために、単一
の変位可能な負のレンズ41が設けられる。
代案として、図4に示したのと同様な、より長い作用距離Wを提供するために、
前記レンズ40の能力を大きくしてもよい。この場合、可動レンズ41は、作用
距離Wを図3に示したのと同等に短くできる適当な能力を持つ、収束レンズとす
ることができる。
しかしながら、前記2つの負の(発散)レンズの構成により、特定の実用的なメ
リットが達成される。上述の如く、実際上、多くの治療は、治療用ビームが網膜
に対して正確に焦点合わせされていない状態で、実行される。
好ましい実施例において、“スポット”のサイズは、前記光凝固装置を前後に移
動することによって調節される。
発散レンズを適当に組合せることにより、前記第2の発散レンズ41が光路にあ
るか否かに関わらず、前記光凝同装置の特定の変位に対する一定のスポットサイ
ズ変化が実現されるようにしてもよい。実際上、これは、(少なくとも所望の作
用距離Wを提供しつつ)可動の負のレンズを動かすことのみによっては実現され
得ない。このことは、臨床医が、例えば、治療用ビームを網膜上に直接焦点合わ
せした状態で所定のスポットサイズを提供するよう前記装置を調節でき、前記装
置が第2のレンズ41を光路中に動かすことによって他の動作モードに切り替え
られる際、患者の眼の前方に形成された網膜の虚像面に同様なスポットサイズが
提供されるという点において、メリットがある。故に、治療モードが変更される
度に前記装置20の位置を調節する必要がなくなる。適当な作用距離とともに、
該作用距離において一定したスポットサイズ変化を提供するためには、前記レン
ズ4oについての一300mmの焦点距離と前記レンズ40についての一83m
mの焦点距離との組合せが有用である。
前述のように第2のレンズ41を光路中に動がすことによって、作用距離が約1
5mm長くなる。しかし、その他の焦点距離の組合せも可能である。
国際調査報告
国際調査報告
yh++n11n@t111+11N#un*lllffill1mpmbe+
首r拳1家ihglolh・−壽+tR1dMMtmmNe撃撃狽P^電hta
kovt、ffit−n116M9d−me+MIl1wllNeNnhra寥
−()!11゜ThelImms豐naret+16PmnN噸l1mLuff
1leanPI電11011.cfOPlケ1−−−27109/90Thet
w6%1MP+le++611自j@11nM+IIYII虐ble161+b
t+*Hn+g1an+hiehamffieelsO1we1611h@tw
%lIolIMイIIIIIIJIIIIIL
Claims (8)
- 1.眼炎治療用のスリットランプに取り付け可能な光凝固装置であって、前記ス リットランプの顕微鏡と患者の眼との間に位置することができるようになった前 記装置の頭部に取り付けられたビームスプリッタを介して、治療用ビームを前記 患者の眼の中に導くことができるよう配置された少なくとも1つのレーザ源から なり、このことにより、前記装置の使用した治療中において、臨床医が、前記治 療用光に露出されることなく、前記ビームスプリッタを介して前記スリットラン プ顕微鏡により前記患者の眼を観察できるようになっており、前記治療用レーザ ビームおよび前記スリットランプ顕微鏡が前記装置の前方で焦点合わせされる作 用距離を選択的に変化させるために、少なくとも1つの調節可能または取り外し 可能なレンズが前記ビームスプリッタと前記患者の眼との間に配設されている ことを特徴とする光凝固装置。
- 2.前記調節可能または取り外し可能なレンズが、前記ビームスプリッタと前記 患者の眼との間の光路に対して出入り可能に設けられたレンズからなる、請求の 範囲第1項に記載の光凝固装置。
- 3.前記レンズが可動のキャリッジに取り付けられている、請求の範囲第2項に 記載の光凝固装置。
- 4.前記レンズが負のレンズ(発散レンズ)である、請求の範囲第2項または第 3項に記載の光凝固装置。
- 5.前記レンズは、前記光路内に位置するときには、その中心軸が前記スリット ランプ顕微鏡の中心光軸に対して傾斜または位置ズレするように設けられる、請 求の範囲第2項、第3項または第4項に記載の光凝固装置。
- 6.前記前記ビームスプリッタと前記スリットランプ顕微鏡との間の光路内に設 けられた負のレンズをさらに備える、請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか1 項に記載の光凝固装置。
- 7.前記負のレンズは、その中心軸が前記スリットランプ顕微鏡の中心光軸に対 して傾斜または位置ズレするように設けられている、請求の範囲第6項に記載の 光凝固装置。
- 8.前記レンズの焦点距離は、前記可動レンズについては約−83mm、前記前 記前記ビームスプリッタと前記スリットランプ顕微鏡との間の前記レンズについ ては約−300mmである、請求の範囲第4項または第6項に記載の光凝固装置 。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB898917569A GB8917569D0 (en) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | Photocoagulation apparatus |
GB8917569.9 | 1989-08-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05500315A true JPH05500315A (ja) | 1993-01-28 |
Family
ID=10660982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51090990A Pending JPH05500315A (ja) | 1989-08-01 | 1990-08-01 | 光凝固装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0485450A1 (ja) |
JP (1) | JPH05500315A (ja) |
AU (1) | AU6061090A (ja) |
GB (1) | GB8917569D0 (ja) |
WO (1) | WO1991001703A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013505752A (ja) * | 2009-09-29 | 2013-02-21 | オーデー−オーエス ゲーエムベーハー | 目を観察するための検眼鏡 |
JP2020506778A (ja) * | 2017-02-09 | 2020-03-05 | ノルレーズ アーペーエス | 光熱眼科治療用装置 |
US12190874B2 (en) | 2017-02-09 | 2025-01-07 | Norlase Aps | Voice control system for ophthalmic laser systems |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3206923B2 (ja) * | 1991-01-30 | 2001-09-10 | 株式会社ニデック | 眼科用レーザ手術装置 |
US5671790A (en) * | 1996-01-24 | 1997-09-30 | V. Kann Rasmussen Industri A/S | Screening device for a wall opening |
GB9613766D0 (en) * | 1996-07-01 | 1996-09-04 | Life Science Resources Ltd | Medical laser guidance apparatus |
US6344039B1 (en) * | 1997-03-18 | 2002-02-05 | Lasersight Technologies, Inc. | Device for eliminating parallax of stereo microscopes during refractive laser surgery |
GB9717282D0 (en) * | 1997-08-14 | 1997-10-22 | Life Science Resources Ltd | Medical laser guidance apparatus |
JP3807871B2 (ja) | 1998-05-28 | 2006-08-09 | 株式会社ニデック | レーザ治療装置 |
ATE447879T1 (de) | 2006-07-07 | 2009-11-15 | Od Os Gmbh | Ophthalmoskop |
DE102008047400B9 (de) * | 2008-09-16 | 2011-01-05 | Carl Zeiss Surgical Gmbh | Augenchirurgie-Messsystem |
US8459795B2 (en) | 2008-09-16 | 2013-06-11 | Carl Zeiss Meditec Ag | Measuring system for ophthalmic surgery |
ITRM20090071A1 (it) * | 2009-02-17 | 2010-08-18 | Strumenti Oftalmici C S O S R L Costruzioni | Lampada a fessura con uscita laser |
EP2301424B1 (de) | 2009-09-29 | 2015-07-08 | OD-OS GmbH | Ophthalmoskop mit einer Laservorrichtung |
CN102499631B (zh) * | 2011-10-27 | 2013-12-18 | 温州医学院眼视光研究院 | 眼科用单目手持式裂隙灯显微镜 |
CN103110402B (zh) * | 2012-12-19 | 2015-12-16 | 苏州康捷医疗股份有限公司 | 一种可视眼前节检查仪 |
CN109157188B (zh) * | 2018-09-10 | 2021-10-15 | 执鼎医疗科技(杭州)有限公司 | 多人定位微透镜变焦oct光学系统和扫描方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DD137054A1 (de) * | 1978-05-10 | 1979-08-15 | Peter Wengler | Lichtkoagulator |
CH645801A5 (fr) * | 1982-03-11 | 1984-10-31 | Lasag Ag | Tete optique d'une installation pour l'observation et le traitement par rayonnement laser de l'oeil. |
FI79461C (fi) * | 1983-08-22 | 1990-01-10 | Lasertek Oy | Laseranlaeggning foer oegonoperationer. |
EP0293126A1 (en) * | 1987-05-20 | 1988-11-30 | Keeler Limited | Photocoagulation apparatus |
-
1989
- 1989-08-01 GB GB898917569A patent/GB8917569D0/en active Pending
-
1990
- 1990-08-01 JP JP51090990A patent/JPH05500315A/ja active Pending
- 1990-08-01 EP EP19900911809 patent/EP0485450A1/en not_active Ceased
- 1990-08-01 AU AU60610/90A patent/AU6061090A/en not_active Abandoned
- 1990-08-01 WO PCT/GB1990/001196 patent/WO1991001703A1/en not_active Application Discontinuation
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013505752A (ja) * | 2009-09-29 | 2013-02-21 | オーデー−オーエス ゲーエムベーハー | 目を観察するための検眼鏡 |
JP2020506778A (ja) * | 2017-02-09 | 2020-03-05 | ノルレーズ アーペーエス | 光熱眼科治療用装置 |
JP2022169704A (ja) * | 2017-02-09 | 2022-11-09 | ノルレーズ アーペーエス | 光熱眼科治療用装置 |
US12190874B2 (en) | 2017-02-09 | 2025-01-07 | Norlase Aps | Voice control system for ophthalmic laser systems |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB8917569D0 (en) | 1989-09-13 |
WO1991001703A1 (en) | 1991-02-21 |
AU6061090A (en) | 1991-03-11 |
EP0485450A1 (en) | 1992-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05500315A (ja) | 光凝固装置 | |
JP3206923B2 (ja) | 眼科用レーザ手術装置 | |
US11065155B2 (en) | Diagnostic and surgical laser device utilizing a visible laser diode and a beam pattern generator | |
US4638801A (en) | Laser ophthalmic surgical system | |
US5526074A (en) | Full field reinverting indirect contact ophthalmoscope | |
US7628490B2 (en) | Slit lamp microscope and ophthalmic laser treatment apparatus with the microscope | |
JP2000500043A (ja) | マルチスポット式レーザ外科装置 | |
WO2005122872A2 (en) | Scanning ophthalmic fixation method and apparatus | |
JPH04164445A (ja) | 双眼倒像鏡式レーザ治療装置 | |
US20230201037A1 (en) | Treatment laser with reflex mirror | |
US4776335A (en) | Laser spot projector | |
US20170035608A1 (en) | Using intense pulsed light to lighten eye color | |
US20070159600A1 (en) | Transcleral opthalmic illumination method and system | |
US4520824A (en) | Instrument for ophthalmic laser surgery | |
JPH0366895B2 (ja) | ||
US20070027509A1 (en) | Automated panretinal laser photocoagulation | |
US5155509A (en) | Oblique illumination device for use with an ophthalmic microscope | |
GB2143052A (en) | Laser ophthalmic surgical system | |
US6208460B1 (en) | Optical head | |
US6830335B2 (en) | Ophthalmoscope laser attachment | |
GB2182164A (en) | Indirect ophthalmoscope | |
JPS63500495A (ja) | レーザー手術装置,とくに角膜切開のためのレーザー手術装置(1) | |
AU750854B2 (en) | Optical head | |
Keratometer et al. | Marco Ophthalmic Instruments | |
JPH01139055A (ja) | レーザー治療装置 |