JPH0548029Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0548029Y2 JPH0548029Y2 JP2717088U JP2717088U JPH0548029Y2 JP H0548029 Y2 JPH0548029 Y2 JP H0548029Y2 JP 2717088 U JP2717088 U JP 2717088U JP 2717088 U JP2717088 U JP 2717088U JP H0548029 Y2 JPH0548029 Y2 JP H0548029Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- nozzle
- fitting
- bathtub
- separator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、浴槽内の水を離れた位置にある熱源
機により直接循環方式により加熱する直接循環追
焚式浴槽における循環口の構造に関するものであ
る。
機により直接循環方式により加熱する直接循環追
焚式浴槽における循環口の構造に関するものであ
る。
[従来の技術]
第3図に従来の循環口の構造を示す。
この図において、符号の01は浴槽壁、02は
循環口取付孔、03,04はパツキン、05を後
壁07に吸引口08、吐出口08′を取り付けた
固定金具、09は前記固定金具05の内ねじ06
に螺合する外ねじ09′を有する固定リング、0
10は前記吸引口08と吐出口08′に接続ナツ
ト011により接続された循環用のチユーブ、0
12は孔付のカバー、013は前記吐出口08′
に接続される逆L字状のガイドパイプにして、吐
出口08′から出た高温水を浴槽の下方に向けて
吐出させるものである。
循環口取付孔、03,04はパツキン、05を後
壁07に吸引口08、吐出口08′を取り付けた
固定金具、09は前記固定金具05の内ねじ06
に螺合する外ねじ09′を有する固定リング、0
10は前記吸引口08と吐出口08′に接続ナツ
ト011により接続された循環用のチユーブ、0
12は孔付のカバー、013は前記吐出口08′
に接続される逆L字状のガイドパイプにして、吐
出口08′から出た高温水を浴槽の下方に向けて
吐出させるものである。
[従来技術の問題点]
上記循環口は浴槽壁01の取付孔02に対して
その両側から固定金具05及び固定リング09を
用いて取り付ける構造のため、次のような問題が
ある。
その両側から固定金具05及び固定リング09を
用いて取り付ける構造のため、次のような問題が
ある。
a 通常浴室内において浴槽は壁に接近して配置
されるために、チユーブ010と吸引口08及
び吐出口08′の接続作業は浴室の壁に設けた
穴内の狭いスペースにおいて行なわなければな
らず、施工性が非常に悪い。
されるために、チユーブ010と吸引口08及
び吐出口08′の接続作業は浴室の壁に設けた
穴内の狭いスペースにおいて行なわなければな
らず、施工性が非常に悪い。
b 一旦施工してしまうと試運転時に増し締めが
できない。
できない。
c 万一接続部において水漏れが発生しても気付
き難く、又気付いても浴槽を一旦撤去してでな
いと修理ができない。
き難く、又気付いても浴槽を一旦撤去してでな
いと修理ができない。
本考案は、斯かる点に鑑みて提案されるもの
で、施工性がよく、増し締めが可能であると共に
万一水漏れが生じた場合には浴槽を撤去すること
なく浴槽内から修理を済ませることのできる直接
循環追焚式浴槽における循環口を提案するのが目
的である。
で、施工性がよく、増し締めが可能であると共に
万一水漏れが生じた場合には浴槽を撤去すること
なく浴槽内から修理を済ませることのできる直接
循環追焚式浴槽における循環口を提案するのが目
的である。
[問題点を解決するための手段]
上記の問題点を解決する手段として、本考案は
次の如き構成の循環口を提案する。
次の如き構成の循環口を提案する。
正面上下位置に温水循環用のチユーブ接続用ノ
ズル穴を設けると共に後側外周面に固定用の外ね
じを設けて成る固定金具と、前記固定金具の外ね
じに螺合する内ねじを設けて成る固定リングと、
前記固定金具のノズル穴内に螺合自在の外ねじを
設け、かつ後端にチユーブ嵌合口を形成して成る
吸引ノズル及び吐出ノズルと、前記吸引ノズルに
外挿される吸引口を後方に形成した皿状のセパレ
ータと、前記セパレータの上から前記固定金具に
嵌合することができ、かつ正面側に流入孔を多設
し、下部であつて前記セパレータが位置する後方
に流出口を形成して成るカバーと、から成る直接
循環追焚式浴槽における循環口。
ズル穴を設けると共に後側外周面に固定用の外ね
じを設けて成る固定金具と、前記固定金具の外ね
じに螺合する内ねじを設けて成る固定リングと、
前記固定金具のノズル穴内に螺合自在の外ねじを
設け、かつ後端にチユーブ嵌合口を形成して成る
吸引ノズル及び吐出ノズルと、前記吸引ノズルに
外挿される吸引口を後方に形成した皿状のセパレ
ータと、前記セパレータの上から前記固定金具に
嵌合することができ、かつ正面側に流入孔を多設
し、下部であつて前記セパレータが位置する後方
に流出口を形成して成るカバーと、から成る直接
循環追焚式浴槽における循環口。
[作用]
上記循環口は浴室の壁に設けた穴から循環用の
チユーブを引き出し、先ず固定リングに通し、次
の浴槽の取付孔内に通し、次に固定金具のノズル
孔を通して引き出してから固定金具を浴槽壁の取
付孔内に内側から挿入し、これに浴槽壁の外側か
ら固定リングを螺合せしめて締め付ける。
チユーブを引き出し、先ず固定リングに通し、次
の浴槽の取付孔内に通し、次に固定金具のノズル
孔を通して引き出してから固定金具を浴槽壁の取
付孔内に内側から挿入し、これに浴槽壁の外側か
ら固定リングを螺合せしめて締め付ける。
次に、チユーブの先端を夫々吸引ノズルと吐出
ノズルのチューブ嵌合口に外挿し、次に各ノズル
を固定金具のノズル孔内に締め付けて固定する。
ノズルのチューブ嵌合口に外挿し、次に各ノズル
を固定金具のノズル孔内に締め付けて固定する。
そして、前記吸引ノズルにセパレータの吸引口
を嵌合してセパレータを取り付け、この正面側か
ら固定金具の前端にカバーを被冠させて取り付け
を終了する。
を嵌合してセパレータを取り付け、この正面側か
ら固定金具の前端にカバーを被冠させて取り付け
を終了する。
加熱源により加熱された温水はチユーブ、吐出
ノズル及びカバーの下部に設けた流出口を介して
浴槽内に流出し、一方浴槽内の水はカバーの流入
孔、セパレータの吸引口及び吸引ノズルを介して
チユーブ内に入り、加熱源に至る。
ノズル及びカバーの下部に設けた流出口を介して
浴槽内に流出し、一方浴槽内の水はカバーの流入
孔、セパレータの吸引口及び吸引ノズルを介して
チユーブ内に入り、加熱源に至る。
[実施例及びその作用]
第1図に本考案の一実施例を示す。符号の1は
固定金具にして、この固定金具1は正面側2の上
下位置に温水循環用のチユーブ接続用ノズル孔
3,4を設けると共に後側5の外周面に固定用の
外ねじ6を設けた構成である。
固定金具にして、この固定金具1は正面側2の上
下位置に温水循環用のチユーブ接続用ノズル孔
3,4を設けると共に後側5の外周面に固定用の
外ねじ6を設けた構成である。
7は固定リングにして、前端にツバ9を形成
し、内面に前記固定金具1の外ねじ6に螺合する
内ねじ8を設けた構成である。10はパツキンを
示す。
し、内面に前記固定金具1の外ねじ6に螺合する
内ねじ8を設けた構成である。10はパツキンを
示す。
11は吸引ノズルにして、この吸引ノズル11
は前記固定金具1のノズル孔3に螺合する外ねじ
12と、チユーブ嵌合口13及び押えリング14
から成つている。
は前記固定金具1のノズル孔3に螺合する外ねじ
12と、チユーブ嵌合口13及び押えリング14
から成つている。
15は吐出ノズルにして、この吐出ノズル15
は前記固定金具1のノズル孔4に螺合する外ねじ
16とチヤーブ嵌合口17及び押えリング18か
ら成つている。
は前記固定金具1のノズル孔4に螺合する外ねじ
16とチヤーブ嵌合口17及び押えリング18か
ら成つている。
19は前記固定リング1の正面側の外周に設け
たねじ1aに螺合する内ねじ20を設けた正面押
えリングである。
たねじ1aに螺合する内ねじ20を設けた正面押
えリングである。
21はゴム製のセパレータにして、このセパレ
ータ21の後面上部には前記吸引ノズル11に嵌
合する吸引口22を形成した構成である。
ータ21の後面上部には前記吸引ノズル11に嵌
合する吸引口22を形成した構成である。
23はカバーにして、このカバー23の正面に
は多数の流入孔24が設けてあると共にその後方
下部には流出口25が形成してある。
は多数の流入孔24が設けてあると共にその後方
下部には流出口25が形成してある。
第2図は循環口を浴槽26の取付孔27に取り
付けた状態を示し、先ず始めに浴槽26の外にお
いて固定リング7内にチユーブ28,28′を通
してこれを浴槽26内に引き出す。
付けた状態を示し、先ず始めに浴槽26の外にお
いて固定リング7内にチユーブ28,28′を通
してこれを浴槽26内に引き出す。
次に、このチユーブ28,28′の先端内に押
えリング14,18付の吸引ノズル11と吐出ノ
ズル15の嵌合口13,17を挿入し、夫々のノ
ズル11,15をノズル孔3,4に締め付ける。
次に正面固定リング19を固定金具1の外ねじ1
aに締め付け、次にセパレータ21の吸引口22
を吸引ノズル11に嵌合する。この際、セパレー
タ21の内側と固定金具1の正面間には流出空間
30が形成される。
えリング14,18付の吸引ノズル11と吐出ノ
ズル15の嵌合口13,17を挿入し、夫々のノ
ズル11,15をノズル孔3,4に締め付ける。
次に正面固定リング19を固定金具1の外ねじ1
aに締め付け、次にセパレータ21の吸引口22
を吸引ノズル11に嵌合する。この際、セパレー
タ21の内側と固定金具1の正面間には流出空間
30が形成される。
次に、カバー23をセパレータ21の外から固
定金具1の正面側(固定リング19)に被冠し、
このカバー23の内面セパレータ21間に流入空
間31を形成し、流入口22側と区割する。循環
口の取り付けは以上を以て終了し、浴槽26内の
水はカバー23の流入孔24から矢印aに示すよ
うにカバー23内(流入空間31)に流入して吸
引ノズル11内に吸い込まれ、チユーブ28から
加熱機(図示せず)に至つて加熱される。加熱さ
れた温水はチユーブ28′から吐出ノズル15及
び流出空間30、流出口25を介して矢印bに示
すように浴槽26内に流出する。
定金具1の正面側(固定リング19)に被冠し、
このカバー23の内面セパレータ21間に流入空
間31を形成し、流入口22側と区割する。循環
口の取り付けは以上を以て終了し、浴槽26内の
水はカバー23の流入孔24から矢印aに示すよ
うにカバー23内(流入空間31)に流入して吸
引ノズル11内に吸い込まれ、チユーブ28から
加熱機(図示せず)に至つて加熱される。加熱さ
れた温水はチユーブ28′から吐出ノズル15及
び流出空間30、流出口25を介して矢印bに示
すように浴槽26内に流出する。
[本考案の効果]
本考案に係る循環口は以上のように、浴槽内に
チユーブを引き込み、然も固定金具も浴槽内から
取付口に挿入し、この固定金具の正面側から吸引
と吐出ノズルを利用してチユーブを固定金具に締
め付けるようにした。
チユーブを引き込み、然も固定金具も浴槽内から
取付口に挿入し、この固定金具の正面側から吸引
と吐出ノズルを利用してチユーブを固定金具に締
め付けるようにした。
この結果、浴槽の外においては固定金具を固定
するための固定リングを締め付けるだけの作業と
なり、後のすべての作業は浴槽内において行なう
ことができ、作業性が大変改善される。
するための固定リングを締め付けるだけの作業と
なり、後のすべての作業は浴槽内において行なう
ことができ、作業性が大変改善される。
次に、チユーブの締め付け位置も浴槽内のた
め、万一この締め付け位置において水漏れが発生
しても浴槽内に流れ出るので、壁などを汚したり
する心配がなく、又水漏れ等が発生した場合には
直ちに各ノズルの増し締めができるので心配がな
い。
め、万一この締め付け位置において水漏れが発生
しても浴槽内に流れ出るので、壁などを汚したり
する心配がなく、又水漏れ等が発生した場合には
直ちに各ノズルの増し締めができるので心配がな
い。
次にカバー内にセパレータを設けて吸引側と吐
出側を区割したので、シヨートパスの心配もな
く、又温水はセパレータ内の流出空間に一旦流出
してからカバーの流出口を介して浴槽内に流出す
るため、高温の湯が直接吐出して火傷を負うとい
うような心配もない。
出側を区割したので、シヨートパスの心配もな
く、又温水はセパレータ内の流出空間に一旦流出
してからカバーの流出口を介して浴槽内に流出す
るため、高温の湯が直接吐出して火傷を負うとい
うような心配もない。
第1図は本考案に係る循環口の分解図、第2図
は浴槽に取り付けた状態の断面図、第3図は従来
例の説明図である。 1……固定金具、3,4……ノズル孔、7……
固定リング、11……吸引ノズル、15……吐出
ノズル、21……セパレータ、23……カバー、
28,28′……チユーブ。
は浴槽に取り付けた状態の断面図、第3図は従来
例の説明図である。 1……固定金具、3,4……ノズル孔、7……
固定リング、11……吸引ノズル、15……吐出
ノズル、21……セパレータ、23……カバー、
28,28′……チユーブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 正面上下位置に温水循環用のチユーブ接続用
ノズル穴を設けると共に後側外周面に固定用の
外ねじを設けて成る固定金具と、 前記固定金具の外ねじに螺合する内ねじを設
けて成る固定リングと、 前記固定金具のノズル穴内に螺合自在の外ね
じを設け、かつ後端にチユーブ嵌合口を形成し
て成る吸引ノズル及び吐出ノズルと、 前記吸引ノズルに外挿される吸引口を後方に
形成した皿状のセパレータと、 前記セパレータの正面側から前記固定金具に
嵌合することができ、かつ正面側に流入孔を多
設し、下部であつて前記セパレータが位置する
後方に流出口を形成して成るカバーと、 から成る直接循環追焚式浴槽における循環口。 (2) 固定金具の正面側外周に外ねじを設けると共
にこの外ねじに螺合する押えリングを設けた構
成から成る請求項1に記載の直接循環追焚式浴
槽における循環口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2717088U JPH0548029Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2717088U JPH0548029Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01131968U JPH01131968U (ja) | 1989-09-07 |
JPH0548029Y2 true JPH0548029Y2 (ja) | 1993-12-20 |
Family
ID=31249432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2717088U Expired - Lifetime JPH0548029Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0548029Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP2717088U patent/JPH0548029Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01131968U (ja) | 1989-09-07 |
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