JPH0546904B2 - - Google Patents
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- JPH0546904B2 JPH0546904B2 JP4374586A JP4374586A JPH0546904B2 JP H0546904 B2 JPH0546904 B2 JP H0546904B2 JP 4374586 A JP4374586 A JP 4374586A JP 4374586 A JP4374586 A JP 4374586A JP H0546904 B2 JPH0546904 B2 JP H0546904B2
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- JP
- Japan
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- transistor
- capacitor
- terminal
- voltage
- input
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、入力信号のピーク電圧を検出するピ
ークホールド回路に係わり、特に、入力信号のピ
ーク電圧を保持するコンデンサに充電された電荷
を外部から入力されたリセツト信号で放電させる
ようにしたピークホールド回路に関する。
ークホールド回路に係わり、特に、入力信号のピ
ーク電圧を保持するコンデンサに充電された電荷
を外部から入力されたリセツト信号で放電させる
ようにしたピークホールド回路に関する。
[従来の技術]
周期波形を有する信号のピーク電圧を検出する
ピークホールド回路は種々の構成が考えられる
が、検波器とコンデンサを用いたピークホールド
回路は一般に第2図のように構成されている。す
なわち、入力端子1は検波器としてダイオード2
を順方向に介してコンデンサ3の充電側端子に接
続されおり、このコンデンサ3の反対側端子は接
地されている。また、コンデンサ3の充電側端子
は出力端子4に接続されるとともにリセツト用ト
ランジスタ5のコレクタに接続されている。トラ
ンジスタ5のエミツタは−VEの定電圧端子に接
続され、ベースはリセツト信号入力端子6に接続
されている。なお、一般に出力端子4には入力イ
ンピーダンスが高い測定器又は次段回路が接続さ
れる。
ピークホールド回路は種々の構成が考えられる
が、検波器とコンデンサを用いたピークホールド
回路は一般に第2図のように構成されている。す
なわち、入力端子1は検波器としてダイオード2
を順方向に介してコンデンサ3の充電側端子に接
続されおり、このコンデンサ3の反対側端子は接
地されている。また、コンデンサ3の充電側端子
は出力端子4に接続されるとともにリセツト用ト
ランジスタ5のコレクタに接続されている。トラ
ンジスタ5のエミツタは−VEの定電圧端子に接
続され、ベースはリセツト信号入力端子6に接続
されている。なお、一般に出力端子4には入力イ
ンピーダンスが高い測定器又は次段回路が接続さ
れる。
このような構成において、入力端子1から入力
された信号はダイオード2で半波検波され、コン
デンサ3に入力される。したがつて、コンデンサ
3は充電開始される。そして、入力信号波形とコ
ンデンサ3の容量で定まる所定時間後にコンデン
サ3の充電側端子の電圧が入力信号波形のピーク
電圧まで達すると、ダイオード2が逆バイアス状
態になるので、コンデンサ3の充電側端子の電圧
はそれ以上上昇せずに、入力信号のピーク電圧値
を保持する。したがつて、出力端子4の電位は入
力信号のピーク電圧になる。
された信号はダイオード2で半波検波され、コン
デンサ3に入力される。したがつて、コンデンサ
3は充電開始される。そして、入力信号波形とコ
ンデンサ3の容量で定まる所定時間後にコンデン
サ3の充電側端子の電圧が入力信号波形のピーク
電圧まで達すると、ダイオード2が逆バイアス状
態になるので、コンデンサ3の充電側端子の電圧
はそれ以上上昇せずに、入力信号のピーク電圧値
を保持する。したがつて、出力端子4の電位は入
力信号のピーク電圧になる。
そして、このピークホールド回路をリセツトす
る場合は、リセツト信号入力端子6にHレベルの
リセツト信号を印加する。すると、トランジスタ
5のベース電位が上昇して、トランジスタ5は導
通する。その結果、コンデンサ3に充電されてい
る電荷はトランジスタ5を介して放電され、出力
端子4の電位は低下する。
る場合は、リセツト信号入力端子6にHレベルの
リセツト信号を印加する。すると、トランジスタ
5のベース電位が上昇して、トランジスタ5は導
通する。その結果、コンデンサ3に充電されてい
る電荷はトランジスタ5を介して放電され、出力
端子4の電位は低下する。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記のように構成されたピーク
ホールド回路においても次のような問題があつ
た。すなわち、入力信号波形によつては、出力端
子4から出力されるピーク電圧が高くなり、非導
通時のトランジスタ5のコレクタ電圧VCがベー
ス電圧VBより高い状態になり、コレクタ漏れ電
流ICLが発生することがある。その結果、トラン
ジスタ5が遮断状態であるにもかかわらず、上記
コレクタ漏れ電流ICLにより、コンデンサ3の電
荷が徐々に放電され、出力端子4から出力される
ピーク電圧値が一定せず、徐々に低下することに
なり、正確なピーク電圧が検出されない問題があ
つた。
ホールド回路においても次のような問題があつ
た。すなわち、入力信号波形によつては、出力端
子4から出力されるピーク電圧が高くなり、非導
通時のトランジスタ5のコレクタ電圧VCがベー
ス電圧VBより高い状態になり、コレクタ漏れ電
流ICLが発生することがある。その結果、トラン
ジスタ5が遮断状態であるにもかかわらず、上記
コレクタ漏れ電流ICLにより、コンデンサ3の電
荷が徐々に放電され、出力端子4から出力される
ピーク電圧値が一定せず、徐々に低下することに
なり、正確なピーク電圧が検出されない問題があ
つた。
本発明はこのような事情に基づいてなされたも
のであり、その目的とするところは、出力端子の
ピーク電圧とリセツト用トランジスタのベース電
圧とをほぼ同電位とすることにより、非導通時に
おけるリセツト用トランジスタに流れるコレクタ
漏れ電流を抑制でき、出力されるピーク電圧の電
圧低下を防止でき、正確なピーク電圧値が得られ
るピークホールド回路を提供することにある。
のであり、その目的とするところは、出力端子の
ピーク電圧とリセツト用トランジスタのベース電
圧とをほぼ同電位とすることにより、非導通時に
おけるリセツト用トランジスタに流れるコレクタ
漏れ電流を抑制でき、出力されるピーク電圧の電
圧低下を防止でき、正確なピーク電圧値が得られ
るピークホールド回路を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
本発明のピークホールド回路においては、入力
信号を検波する検波器の出力信号にて充電される
コンデンサとこのコンデンサの充電側端子の端子
電圧をピーク電圧として出力する出力端子との間
にバツフア回路を介挿すると共に、コンデンサに
充電された電荷を放電させるリセツト回路を、コ
レクタがコンデンサの充電側端子に接続され、ベ
ースがバツフア回路の出力端子に接続された第1
のトランジスタと、エミツタが第1のトランジス
タのエミツタに接続されるとともにコレクタが所
定電位に維持され、ベースにリセツト信号が入力
される第2のトランジスタと、第1および第2の
トランジスタの各エミツタ・ベース間にそれぞれ
各トランジスタの接合方向と逆方向極性に接続さ
れた第1および第2のダイオードとで構成したも
のである。
信号を検波する検波器の出力信号にて充電される
コンデンサとこのコンデンサの充電側端子の端子
電圧をピーク電圧として出力する出力端子との間
にバツフア回路を介挿すると共に、コンデンサに
充電された電荷を放電させるリセツト回路を、コ
レクタがコンデンサの充電側端子に接続され、ベ
ースがバツフア回路の出力端子に接続された第1
のトランジスタと、エミツタが第1のトランジス
タのエミツタに接続されるとともにコレクタが所
定電位に維持され、ベースにリセツト信号が入力
される第2のトランジスタと、第1および第2の
トランジスタの各エミツタ・ベース間にそれぞれ
各トランジスタの接合方向と逆方向極性に接続さ
れた第1および第2のダイオードとで構成したも
のである。
[作用]
このように構成されたピークホールド回路であ
れば、バツフア回路から出力されるピーク電圧は
第1のトランジスタのベースへ入力され、第1の
トランジスタのコレクタ・ベース間電圧VCBはほ
ぼ零になるので、第1のトランジスタを流れるコ
レクタ漏れ電流ICLが減少する。また、第2のト
ランジスタが非導通時には第1および第2のダイ
オードにて第1のトランジスタのベース・エミツ
タ間が逆バイアス状態に保持されるので、第1の
トランジスタは導通しない。次にリセツト信号が
入力されると、第2のトランジスタが導通し、第
1のトランジスタのエミツタが第2のトランジス
タのコレクタとほぼ同電位になるので、前述の逆
バイアス状態は解除され、第1のトランジスタも
導通する。その結果、コンデンサの電荷は第1お
よび第2のトランジスタを介して放電される。
れば、バツフア回路から出力されるピーク電圧は
第1のトランジスタのベースへ入力され、第1の
トランジスタのコレクタ・ベース間電圧VCBはほ
ぼ零になるので、第1のトランジスタを流れるコ
レクタ漏れ電流ICLが減少する。また、第2のト
ランジスタが非導通時には第1および第2のダイ
オードにて第1のトランジスタのベース・エミツ
タ間が逆バイアス状態に保持されるので、第1の
トランジスタは導通しない。次にリセツト信号が
入力されると、第2のトランジスタが導通し、第
1のトランジスタのエミツタが第2のトランジス
タのコレクタとほぼ同電位になるので、前述の逆
バイアス状態は解除され、第1のトランジスタも
導通する。その結果、コンデンサの電荷は第1お
よび第2のトランジスタを介して放電される。
[実施例]
以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
第1図は実施例のピークホールド回路を示す回
路図である。入力端子11は検波器としてのダイ
オード12を順方向に介してコンデンサ13の充
電側端子に接続されている。このコンデンサ13
の反対側端子は接地されている。また、コンデン
サ13の充電側端子は負帰還増幅器で構成された
バツフア回路14の(+)側入力端子に接続され
ている。このバツフア回路14の出力端子はピー
ク電圧を出力する出力端子15に接続されるとと
もにこのバツフア回路14の(−)側入力端子に
接続されている。すなわち、このバツフア回路1
4を構成する負帰還増幅器の増幅率は1であり、
(+)側入力端子へ入力されるコンデンサ13の
充電側端子の端子電圧がそのまま出力端子15へ
出力される。
路図である。入力端子11は検波器としてのダイ
オード12を順方向に介してコンデンサ13の充
電側端子に接続されている。このコンデンサ13
の反対側端子は接地されている。また、コンデン
サ13の充電側端子は負帰還増幅器で構成された
バツフア回路14の(+)側入力端子に接続され
ている。このバツフア回路14の出力端子はピー
ク電圧を出力する出力端子15に接続されるとと
もにこのバツフア回路14の(−)側入力端子に
接続されている。すなわち、このバツフア回路1
4を構成する負帰還増幅器の増幅率は1であり、
(+)側入力端子へ入力されるコンデンサ13の
充電側端子の端子電圧がそのまま出力端子15へ
出力される。
コンデンサ13の充電側端子はリセツト回路1
6内のnpn型の第1のトランジスタ17のコレク
タに接続され、この第1のトランジスタ17のベ
ースはバツフア回路14の出力端子、すなわちピ
ーク電圧を出力する出力端子15に接続されてい
る。第1のトランジスタ17のエミツタは抵抗1
8を介して第2のトランジスタ19のエミツタに
接続されている。この第2のトランジスタ19は
pnp型のトランジスタで形成されており、コレク
タは所定電圧(−VC)を出力する定電圧端子2
0に接続されている。また、ベースはリセツト信
号入力端子21に接続されている。
6内のnpn型の第1のトランジスタ17のコレク
タに接続され、この第1のトランジスタ17のベ
ースはバツフア回路14の出力端子、すなわちピ
ーク電圧を出力する出力端子15に接続されてい
る。第1のトランジスタ17のエミツタは抵抗1
8を介して第2のトランジスタ19のエミツタに
接続されている。この第2のトランジスタ19は
pnp型のトランジスタで形成されており、コレク
タは所定電圧(−VC)を出力する定電圧端子2
0に接続されている。また、ベースはリセツト信
号入力端子21に接続されている。
リセツト信号入力端子21に入力されるリセツ
ト信号は信号レベルが(−VC)のときはリセツ
ト状態を示し、(+VC)のときはリセツト解除状
態、すなわちピーク電圧のホールド状態を示す。
ト信号は信号レベルが(−VC)のときはリセツ
ト状態を示し、(+VC)のときはリセツト解除状
態、すなわちピーク電圧のホールド状態を示す。
さらに第1のトランジスタ17のエミツタ・ベ
ース間には図示極性の第1のダイオード22が接
続され、第2のトランジスタ19のエミツタ・ベ
ース間には図示極性の第2のダイオード23が接
続されている。
ース間には図示極性の第1のダイオード22が接
続され、第2のトランジスタ19のエミツタ・ベ
ース間には図示極性の第2のダイオード23が接
続されている。
このように構成されたヒークホールド回路にお
いて、リセツト信号入力端子21にリセツト信号
が入力していない状態では信号レベルは(+VC)
であるので、第2のトランジスタ19は導通して
いない。したがつて、第2のダイオード23、抵
抗18、第1のダイオード22を介して出力端子
15側へ微少電流が流れる。このために、第1の
トランジスタ17のベース・エミツタ間は約
0.7Vの逆バイヤス電圧が印加された状態である
ので、この第1のトランジスタ17は導通しな
い。
いて、リセツト信号入力端子21にリセツト信号
が入力していない状態では信号レベルは(+VC)
であるので、第2のトランジスタ19は導通して
いない。したがつて、第2のダイオード23、抵
抗18、第1のダイオード22を介して出力端子
15側へ微少電流が流れる。このために、第1の
トランジスタ17のベース・エミツタ間は約
0.7Vの逆バイヤス電圧が印加された状態である
ので、この第1のトランジスタ17は導通しな
い。
そして、この状態で入力端子11から一定の周
期波形を有した信号が入力すると、この入力信号
はダイオード12で半波検波され、コンデンサ1
3に入力される。したがつて、このコンデンサ1
3は充電開始される。そして、入力信号波形とコ
ンデンサ13の容量で定まる所定時間後にコンデ
ンサ13の充電側端子の電圧が入力信号波形のピ
ーク電圧値まで達すると、ダイオード12が逆バ
イアス状態になるので、コンデンサ13の充電側
端子の電圧はそれ以上上昇せずに、入力信号のピ
ーク電圧値を保持する。したがつて、バツフア回
路14を介した出力端子15の電位は入力信号の
ピーク電圧になる。なお、この出力端子15には
前述したようにリセツト信号入力端子21からの
微少電流が流入しているが、この電流による電圧
変動は小さいので、バツフア回路14から出力さ
れるピーク電圧に与える影響は無視できる。
期波形を有した信号が入力すると、この入力信号
はダイオード12で半波検波され、コンデンサ1
3に入力される。したがつて、このコンデンサ1
3は充電開始される。そして、入力信号波形とコ
ンデンサ13の容量で定まる所定時間後にコンデ
ンサ13の充電側端子の電圧が入力信号波形のピ
ーク電圧値まで達すると、ダイオード12が逆バ
イアス状態になるので、コンデンサ13の充電側
端子の電圧はそれ以上上昇せずに、入力信号のピ
ーク電圧値を保持する。したがつて、バツフア回
路14を介した出力端子15の電位は入力信号の
ピーク電圧になる。なお、この出力端子15には
前述したようにリセツト信号入力端子21からの
微少電流が流入しているが、この電流による電圧
変動は小さいので、バツフア回路14から出力さ
れるピーク電圧に与える影響は無視できる。
そして、前述したようにバツフア回路14の入
出力端子間の電位差はないので、この状態におい
ては、第1のトランジスタ17のベース電圧VB
とコレクタ電圧VCとは等しくなつている。した
がつて、第1のトランジスタ17にコレクタ漏れ
電流ICLが流れることはない。よつて、出力端子
15の出力電圧は一旦コンデンサ13の充電側端
子の端子電圧が入力波形で定まるピーク電圧まで
上昇すると低下することはない。
出力端子間の電位差はないので、この状態におい
ては、第1のトランジスタ17のベース電圧VB
とコレクタ電圧VCとは等しくなつている。した
がつて、第1のトランジスタ17にコレクタ漏れ
電流ICLが流れることはない。よつて、出力端子
15の出力電圧は一旦コンデンサ13の充電側端
子の端子電圧が入力波形で定まるピーク電圧まで
上昇すると低下することはない。
次に、リセツト信号入力端子21へ信号レベル
が(−VC)のリセツト信号が入力されると、第
2のトランジスタ19は導通する。第2のトラン
ジスタ19が導通すると、第1のトランジスタ1
7のエミツタ電圧VEがほぼ定電圧端子20の電
圧(−VC)まで低下する。第1のトランジスタ
17のエミツタ・ベース間には図示極性の第1の
ダイオード22が介挿されているので、ベース・
エミツタ間電圧VBEが大きくなり、第1のトラン
ジスタ17は導通する。その結果、コンデンサ1
3に充電されている電荷は第1のトランジスタ1
7、抵抗18、第2のトランジスタ19を介して
定電圧端子20へ放電される。コンデンサ13の
電荷が放電されると、コンデンサ13の充電側端
子の端子電圧が低下し、バツフア回路14を介し
た出力端子15のピーク電圧も低下する。
が(−VC)のリセツト信号が入力されると、第
2のトランジスタ19は導通する。第2のトラン
ジスタ19が導通すると、第1のトランジスタ1
7のエミツタ電圧VEがほぼ定電圧端子20の電
圧(−VC)まで低下する。第1のトランジスタ
17のエミツタ・ベース間には図示極性の第1の
ダイオード22が介挿されているので、ベース・
エミツタ間電圧VBEが大きくなり、第1のトラン
ジスタ17は導通する。その結果、コンデンサ1
3に充電されている電荷は第1のトランジスタ1
7、抵抗18、第2のトランジスタ19を介して
定電圧端子20へ放電される。コンデンサ13の
電荷が放電されると、コンデンサ13の充電側端
子の端子電圧が低下し、バツフア回路14を介し
た出力端子15のピーク電圧も低下する。
このように、リセツト信号入力端子21にリセ
ツト信号が入力していない状態では、第1および
第2のトランジスタ17,19は遮断状態にあ
り、かつ第1のトランジスタ17のコレクタ・ベ
ース間電圧VCBはほぼ零であるので、たとえ入力
信号のピーク電圧が高くなつたとしても、第1の
トランジスタ17にコレクタ漏れ電流ICLが流れ
ることを抑制できる。したがつて、正確なピーク
電圧を長時間保持することが可能である。
ツト信号が入力していない状態では、第1および
第2のトランジスタ17,19は遮断状態にあ
り、かつ第1のトランジスタ17のコレクタ・ベ
ース間電圧VCBはほぼ零であるので、たとえ入力
信号のピーク電圧が高くなつたとしても、第1の
トランジスタ17にコレクタ漏れ電流ICLが流れ
ることを抑制できる。したがつて、正確なピーク
電圧を長時間保持することが可能である。
[発明の効果]
以上説明したように本発明によれば、出力端子
のピーク電圧とリセツト用トランジスタ(第1の
トランジスタ)のベース電圧とをほぼ同電位とす
ることにより、非導通時におけるリセツト用トラ
ンジスタに流れるコレクタ漏れ電流を抑制でき、
出力されるピーク電圧の電圧低下を防止でき、常
に正確なピーク電圧値を得ることができる。
のピーク電圧とリセツト用トランジスタ(第1の
トランジスタ)のベース電圧とをほぼ同電位とす
ることにより、非導通時におけるリセツト用トラ
ンジスタに流れるコレクタ漏れ電流を抑制でき、
出力されるピーク電圧の電圧低下を防止でき、常
に正確なピーク電圧値を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例に係わるピークホー
ルド回路を示す回路図、第2図は従来のピークホ
ールド回路を示す回路図である。 11……入力端子、12……ダイオード(検波
器)、13……コンデンサ、14……バツフア回
路、15……出力回路、16……リセツト回路、
17……第1のトランジスタ、18……抵抗、1
9……第2のトランジスタ、20……定電圧端
子、21……リセツト信号入力端子、22……第
1のダイオード、23……第2のダイオード。
ルド回路を示す回路図、第2図は従来のピークホ
ールド回路を示す回路図である。 11……入力端子、12……ダイオード(検波
器)、13……コンデンサ、14……バツフア回
路、15……出力回路、16……リセツト回路、
17……第1のトランジスタ、18……抵抗、1
9……第2のトランジスタ、20……定電圧端
子、21……リセツト信号入力端子、22……第
1のダイオード、23……第2のダイオード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力信号を検波する検波器12と、該検波器
の出力信号にて充電されるコンデンサ13と、該
コンデンサの充電側端子における端子電圧を前記
入力信号のピーク電圧として出力する出力端子1
5と、外部から入力されたリセツト信号に応動し
て前記コンデンサに充電された電荷を放電させる
リセツト回路16とを備えたピークホールド回路
において、 前記コンデンサと前記出力端子との間にバツフ
ア回路14を介挿すると共に、 前記リセツト回路は、コレクタが前記コンデン
サの充電側端子に接続され、ベースが前記バツフ
ア回路の出力端子に接続された第1のトランジス
タ17と、エミツタが前記第1のトランジスタの
エミツタに接続されるとともにコレクタが所定電
位に維持され、ベースに前記リセツト信号が入力
される第2のトランジスタ19と、該第1および
第2のトランジスタの各エミツタ・ベース間にそ
れぞれ前記各トランジスタの接合方向と逆方向極
性に接続された第1および第2のダイオード2
2,23とで構成されてなることを特徴とするピ
ークホールド回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4374586A JPS62201370A (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | ピ−クホ−ルド回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4374586A JPS62201370A (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | ピ−クホ−ルド回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62201370A JPS62201370A (ja) | 1987-09-05 |
JPH0546904B2 true JPH0546904B2 (ja) | 1993-07-15 |
Family
ID=12672299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4374586A Granted JPS62201370A (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | ピ−クホ−ルド回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62201370A (ja) |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP4374586A patent/JPS62201370A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62201370A (ja) | 1987-09-05 |
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