JPH0544905Y2 - - Google Patents
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- JPH0544905Y2 JPH0544905Y2 JP6275386U JP6275386U JPH0544905Y2 JP H0544905 Y2 JPH0544905 Y2 JP H0544905Y2 JP 6275386 U JP6275386 U JP 6275386U JP 6275386 U JP6275386 U JP 6275386U JP H0544905 Y2 JPH0544905 Y2 JP H0544905Y2
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- signal
- head
- reading
- tape
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Digital Magnetic Recording (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は早送り速度制御装置にかかり、特にデ
ジタルオーデイオテープ装置の高速サーチ時、
FF早送り時、REW巻戻し時等に適用して好適な
早送り速度制御装置に関する。
ジタルオーデイオテープ装置の高速サーチ時、
FF早送り時、REW巻戻し時等に適用して好適な
早送り速度制御装置に関する。
〈従来技術〉
ヘツドを磁気テープ長手方向に対して相対的に
傾斜させながら回転させると共に、該ヘツドによ
り磁気テープにデジタルで音声データを記録し、
かつ磁気テープより音声データを読み取つて再生
するデジタルオーデイオテープ装置(R−DAT
装置という)がある。
傾斜させながら回転させると共に、該ヘツドによ
り磁気テープにデジタルで音声データを記録し、
かつ磁気テープより音声データを読み取つて再生
するデジタルオーデイオテープ装置(R−DAT
装置という)がある。
かかるR−DAT装置に用いられる回転ヘツド
構成は、第7図に示すように互いに180°の間隔で
2つの録音・再生兼用のヘツドHD1,HD2を
回転体(シリンダ)RBに配設すると共に、各ヘ
ツドHD1,HD2の磁気テープMT面上におけ
る走行軌跡が磁気テープMTの長手方向に対して
傾斜するように該磁気テープと各ヘツドの相対的
位置関係を定めている。そして、シリンダRBが
180°回転する毎に各ヘツドHD1,HD2が交互
に磁気テープMTに90°間ずつ接触して音声デー
タが該磁気テープに記録され、あるいは音声デー
タが該磁気テープから読み取られる。
構成は、第7図に示すように互いに180°の間隔で
2つの録音・再生兼用のヘツドHD1,HD2を
回転体(シリンダ)RBに配設すると共に、各ヘ
ツドHD1,HD2の磁気テープMT面上におけ
る走行軌跡が磁気テープMTの長手方向に対して
傾斜するように該磁気テープと各ヘツドの相対的
位置関係を定めている。そして、シリンダRBが
180°回転する毎に各ヘツドHD1,HD2が交互
に磁気テープMTに90°間ずつ接触して音声デー
タが該磁気テープに記録され、あるいは音声デー
タが該磁気テープから読み取られる。
又、R−DAT装置では信号処理回路1内蔵の
クロツクジエネレータより第8図に示すシリンダ
(回転ヘツド)の回転に同期した信号CLC(Tは
回転周期である)とヘツドとテープの接触に同期
した接触中信号HTCを発生し、該信号に同期し
て信号処理及び記録再生処理を行つている。
クロツクジエネレータより第8図に示すシリンダ
(回転ヘツド)の回転に同期した信号CLC(Tは
回転周期である)とヘツドとテープの接触に同期
した接触中信号HTCを発生し、該信号に同期し
て信号処理及び記録再生処理を行つている。
更に、R−DAT装置はサブコード情報を用い
て曲番によるサーチ、インデツクスによるサー
チ、絶対時間によるサーチ機能を有している。た
とえば曲番によるサーチにおいては、所望曲をサ
ーチしてその頭出しを行い、あるいはイントロス
キヤン、その他のプレイを高速で行えるようにな
つている。そして、かかるサーチはノーマル再生
時におけるテープ送り速度の200倍で行われる。
て曲番によるサーチ、インデツクスによるサー
チ、絶対時間によるサーチ機能を有している。た
とえば曲番によるサーチにおいては、所望曲をサ
ーチしてその頭出しを行い、あるいはイントロス
キヤン、その他のプレイを高速で行えるようにな
つている。そして、かかるサーチはノーマル再生
時におけるテープ送り速度の200倍で行われる。
ところで、高速サーチ中にはサブコードを読み
取らなければならない。このためテープとヘツド
の相対速度を一定にする必要があり、早送り時
(FF時)にはシリンダは3023回転/minで回転し
(ノーマル時は2000回転)、巻戻し時(REW時)
には960回転/minで回転しなければならない。
取らなければならない。このためテープとヘツド
の相対速度を一定にする必要があり、早送り時
(FF時)にはシリンダは3023回転/minで回転し
(ノーマル時は2000回転)、巻戻し時(REW時)
には960回転/minで回転しなければならない。
〈考案が解決しようとしている問題点〉
さて、テープとヘツドの相対速度が変動すると
正確にサブコードを読み取れなくなる。このた
め、相対速度が変動しないように、テープ送り速
度及びシリンダ回転速度はそれぞれサーボ制御さ
れている。
正確にサブコードを読み取れなくなる。このた
め、相対速度が変動しないように、テープ送り速
度及びシリンダ回転速度はそれぞれサーボ制御さ
れている。
ところで、従来のテープ送り速度制御において
は、テープと接触するパルス発生器を設け、テー
プが所定量移動する毎に該パルス発生器から1個
のパルスを発生して実速度に応じたパルス列を発
生し、該パルス列を用いて実速度と指令速度の差
に応じた速度誤差信号を発生してテープ送り速度
を制御するようにしている。
は、テープと接触するパルス発生器を設け、テー
プが所定量移動する毎に該パルス発生器から1個
のパルスを発生して実速度に応じたパルス列を発
生し、該パルス列を用いて実速度と指令速度の差
に応じた速度誤差信号を発生してテープ送り速度
を制御するようにしている。
しかし、かかるテープ接触型のパルス発生器で
はすべりを生じたり、接触不良を生じる場合があ
り、実速度に応じた正確なパルス列を発生できな
いという問題があつた。
はすべりを生じたり、接触不良を生じる場合があ
り、実速度に応じた正確なパルス列を発生できな
いという問題があつた。
以上から、本考案の目的はテープ接触型のパル
ス発生器を使用しなくてもテープの早送り速度に
応じたパルス列を発生してテープの早送り速度制
御ができる早送り速度制御装置を提供することで
ある。
ス発生器を使用しなくてもテープの早送り速度に
応じたパルス列を発生してテープの早送り速度制
御ができる早送り速度制御装置を提供することで
ある。
〈問題点を解決するための手段〉
第1図は本考案をR−DAT装置に適用した場
合の早送り速度制御装置の一実施例を示すブロツ
ク図である。
合の早送り速度制御装置の一実施例を示すブロツ
ク図である。
11は読取中識別部、12はエンベロープデイ
テクタ、13は実速度パルス発生回路、14は指
令速度パルス発生回路、15はテープ送り速度制
御部であり、選択回路15aと、デジタル速度制
御部15bを有している。
テクタ、13は実速度パルス発生回路、14は指
令速度パルス発生回路、15はテープ送り速度制
御部であり、選択回路15aと、デジタル速度制
御部15bを有している。
16はモータ駆動回路、17はリールを回転さ
せるリールモータである。
せるリールモータである。
〈作用〉
回転ヘツド型の磁気記録再生装置においてはア
ジマス記録を行つている。このため早送りあるい
は巻戻しによりトラツクを横切つてヘツドが走査
するとき、走査しているヘツドにより記録したト
ラツクでは再生信号は大きくなり、該走査ヘツド
と別のヘツドで記録したトラツクでは再生信号は
小さくなる。
ジマス記録を行つている。このため早送りあるい
は巻戻しによりトラツクを横切つてヘツドが走査
するとき、走査しているヘツドにより記録したト
ラツクでは再生信号は大きくなり、該走査ヘツド
と別のヘツドで記録したトラツクでは再生信号は
小さくなる。
従つて、ヘツドがテープからデータを読み取り
中はエンベロープデイテクタ12から出力される
エンベロープ波形信号EVSを実速度パルス発生
回路13において所定レベルでスライスして実速
度に応じたパルス列PSを発生することができる。
中はエンベロープデイテクタ12から出力される
エンベロープ波形信号EVSを実速度パルス発生
回路13において所定レベルでスライスして実速
度に応じたパルス列PSを発生することができる。
しかし、ヘツドがテープからデータを読み取つ
ていない場合にはエンベロープ波形信号を用いる
ことができない。
ていない場合にはエンベロープ波形信号を用いる
ことができない。
そこで、その間は指令速度で回転しているもの
と仮定して指令速度パルス発生回路14から出力
される指令速度に応じたパルス列PCをデジタル
速度制御部15aに入力して速度制御を行う。
と仮定して指令速度パルス発生回路14から出力
される指令速度に応じたパルス列PCをデジタル
速度制御部15aに入力して速度制御を行う。
〈実施例〉
第1図は本考案をR−DAT装置に適用した場
合の早送り速度制御装置の一実施例を示すブロツ
ク図、第2図は各部波形図である。
合の早送り速度制御装置の一実施例を示すブロツ
ク図、第2図は各部波形図である。
11はヘツドが磁気テープから信号を読み取つ
ている期間と読み取つていない期間を識別する読
取中識別部である。読取中識別部11は、たとえ
ば第3図に示すようにヘツドHD1,HD2と一
体に回転する回転体31に磁石片32a,32b
を設けると共に、該磁石片32a,32bと所定
間隔をもつて対向するように磁気センサ(ピツク
アツプコイル、ホール素子等)33を配設し、更
に回転体31を所定の間隔(=a°)で磁化すると
共に、該磁化34と所定間隔をもつて対向するよ
うに磁気センサ35を配設して構成されている。
尚、磁石片32aは回転方向に対して第1ヘツド
HD1と同一位置に配設され、磁石片32bは同
様に回転方向に対して第2ヘツドHD2と同一位
置に配設され、磁気センサ33は磁石片32a,
32bがそれぞれ読取開始位置に到来した時これ
を検出できるように配置されている。
ている期間と読み取つていない期間を識別する読
取中識別部である。読取中識別部11は、たとえ
ば第3図に示すようにヘツドHD1,HD2と一
体に回転する回転体31に磁石片32a,32b
を設けると共に、該磁石片32a,32bと所定
間隔をもつて対向するように磁気センサ(ピツク
アツプコイル、ホール素子等)33を配設し、更
に回転体31を所定の間隔(=a°)で磁化すると
共に、該磁化34と所定間隔をもつて対向するよ
うに磁気センサ35を配設して構成されている。
尚、磁石片32aは回転方向に対して第1ヘツド
HD1と同一位置に配設され、磁石片32bは同
様に回転方向に対して第2ヘツドHD2と同一位
置に配設され、磁気センサ33は磁石片32a,
32bがそれぞれ読取開始位置に到来した時これ
を検出できるように配置されている。
従つて、第1、第2ヘツドHD1,HD2がそ
れぞれ磁気テープMTからデータを読み取れる位
置に到来すれば磁気センサ33から信号が発生す
るからハイレベル信号を発生し、しかる後90°回
転に相当する数のパルスが磁気センサ35から発
生した時にローレベルにすれば、この信号が読取
中信号RDI(第2図参照)となる。
れぞれ磁気テープMTからデータを読み取れる位
置に到来すれば磁気センサ33から信号が発生す
るからハイレベル信号を発生し、しかる後90°回
転に相当する数のパルスが磁気センサ35から発
生した時にローレベルにすれば、この信号が読取
中信号RDI(第2図参照)となる。
第1図に戻つて、12はヘツド再生信号RS(第
4図参照)のエンベロープを有するエンベロープ
波形信号EVSを発生するエンベロープデイテク
タである。回転ヘツド型の磁気記録再生装置にお
いてはアジマス記録を行つており、このため各ト
ラツクを横切つて第1ヘツドHD1が走査した場
合、該第1ヘツドと別の第2ヘツドHD2で記録
したトラツクからの再生信号は該ヘツドHD1で
記録したトラツクからの再生信号に比べて著しく
電圧が低下する。このため、再生信号RSのエン
ベロープ波形は1トラツク毎に大きくなつたり小
さくなつたりする。
4図参照)のエンベロープを有するエンベロープ
波形信号EVSを発生するエンベロープデイテク
タである。回転ヘツド型の磁気記録再生装置にお
いてはアジマス記録を行つており、このため各ト
ラツクを横切つて第1ヘツドHD1が走査した場
合、該第1ヘツドと別の第2ヘツドHD2で記録
したトラツクからの再生信号は該ヘツドHD1で
記録したトラツクからの再生信号に比べて著しく
電圧が低下する。このため、再生信号RSのエン
ベロープ波形は1トラツク毎に大きくなつたり小
さくなつたりする。
13はエンベロープ波形信号EVSを所定レベ
ルVSでスライスして実速度に応じたパルス列PS
を発生する実速度パルス発生回路、14は指令速
度に応じた周波数のパルス列PCを発生する指令
速度パルス発生回路である。
ルVSでスライスして実速度に応じたパルス列PS
を発生する実速度パルス発生回路、14は指令速
度に応じた周波数のパルス列PCを発生する指令
速度パルス発生回路である。
15はテープ送り速度制御部であり、選択回路
15aとデジタル速度制御部15bを有してい
る。選択回路15aは、読取中(RDI= ”1”)
においては実速度パルス発生回路13からの実速
度パルスPSを選択出力し、読取中でない時には
(RDI=”0”)指令速度パルス発生回路14から
出力される指令速度パルス列PCを選択出力する。
又、デジタル速度制御部15bは指令速度データ
CMDと選択回路を介して入力されたパルス列を
用いてパルス幅変調して実速度と指令速度の速度
差に応じたデユーテイ(パルス幅)を有する速度
誤差信号VEを発生する。尚、実速度と指令速度
が一致すれば速度誤差信号のデユーテイは50%と
なる。尚、デジタル速度制御部は周知であるので
その詳細な説明は省略するが例えば VTRサーボ回路のデジタル化とその最適設計
手法(日本工業技術センター)を参照されたい。
15aとデジタル速度制御部15bを有してい
る。選択回路15aは、読取中(RDI= ”1”)
においては実速度パルス発生回路13からの実速
度パルスPSを選択出力し、読取中でない時には
(RDI=”0”)指令速度パルス発生回路14から
出力される指令速度パルス列PCを選択出力する。
又、デジタル速度制御部15bは指令速度データ
CMDと選択回路を介して入力されたパルス列を
用いてパルス幅変調して実速度と指令速度の速度
差に応じたデユーテイ(パルス幅)を有する速度
誤差信号VEを発生する。尚、実速度と指令速度
が一致すれば速度誤差信号のデユーテイは50%と
なる。尚、デジタル速度制御部は周知であるので
その詳細な説明は省略するが例えば VTRサーボ回路のデジタル化とその最適設計
手法(日本工業技術センター)を参照されたい。
16はモータ駆動回路、17はリールを回転さ
せるリールモータである。
せるリールモータである。
この第1図の実施例によれば、第1、第2ヘツ
ドの一方が磁気テープからデータを読み取つてい
る時(読取信号RDI=”1”)においては、実速
度に応じた実速度パルス列PSが選択回路15a
を介してデジタル速度制御部15bに入力され、
該デジタル速度制御部15bは指令速度と実速度
間の速度差に応じたパルス幅を有する速度誤差信
号VEをモータ駆動回路16に入力してリールモ
ータ17を駆動してテープ早送り速度が指令速度
となるように制御する。
ドの一方が磁気テープからデータを読み取つてい
る時(読取信号RDI=”1”)においては、実速
度に応じた実速度パルス列PSが選択回路15a
を介してデジタル速度制御部15bに入力され、
該デジタル速度制御部15bは指令速度と実速度
間の速度差に応じたパルス幅を有する速度誤差信
号VEをモータ駆動回路16に入力してリールモ
ータ17を駆動してテープ早送り速度が指令速度
となるように制御する。
又第1、第2ヘツドのいずれもが磁気テープか
らデータを読み取つていない場合には(読取中信
号RDI=”0”)、指令速度に応じた周波数を有す
る指令速度パルス列PCが選択回路15aを介し
てデジタル速度制御部15bに入力されこれによ
り該デジタル速度制御部はデユーテイ50%のパル
ス幅を有する速度誤差信号VEを出力する。すな
わち、RDI=”1”の時には閉ループによる速度
制御が行われ、RDI=”0”の場合には開ループ
による速度制御が行われることになる。
らデータを読み取つていない場合には(読取中信
号RDI=”0”)、指令速度に応じた周波数を有す
る指令速度パルス列PCが選択回路15aを介し
てデジタル速度制御部15bに入力されこれによ
り該デジタル速度制御部はデユーテイ50%のパル
ス幅を有する速度誤差信号VEを出力する。すな
わち、RDI=”1”の時には閉ループによる速度
制御が行われ、RDI=”0”の場合には開ループ
による速度制御が行われることになる。
第5図は本考案の別の実施例ブロツク図、第6
図は各部波形図であり、第5図において第1図と
同一部分には同一符号を付している。
図は各部波形図であり、第5図において第1図と
同一部分には同一符号を付している。
第1図の実施例と異なる点は、
(a) 選択回路15aをデジタル速度制御部15b
の後段に設けたこと、 (b) 指令速度パルス発生回路14から出力される
パルス列PCはデユーテイ50%のパルス列であ
ること、 (c) デジタル速度制御部15bには実速度パルス
列のみが入力されていること、、 (d) 選択回路15aにデジタル速度制御部15b
からの速度誤差パルス列VE′と指令速度パルス
列PCが入力され、読取中信号DIの”1”,”0”
に応じて所定の信号が速度誤差信号VEとして
選択出力されること である。
の後段に設けたこと、 (b) 指令速度パルス発生回路14から出力される
パルス列PCはデユーテイ50%のパルス列であ
ること、 (c) デジタル速度制御部15bには実速度パルス
列のみが入力されていること、、 (d) 選択回路15aにデジタル速度制御部15b
からの速度誤差パルス列VE′と指令速度パルス
列PCが入力され、読取中信号DIの”1”,”0”
に応じて所定の信号が速度誤差信号VEとして
選択出力されること である。
この第5図の実施例によれば、読取中信号RDI
の如何を問わず実速度パルス発生回路13からの
実速度パルス列PS(第6図参照)がデジタル速度
制御部15bに入力されており、該デジタル速度
制御部15bは指令速度データCMDと入力パル
ス列を用いて実速度と指令速度間の速度差に応じ
たパルス幅を有する速度誤差パルス列VE′を発生
する。尚、データが読み取られていない場合には
(RDI=”0”)、実速度パルス列PSにはパルスが
存在しないため(実速度=零)、その間速度誤差
パルスVE′はハイレベルとなつている。
の如何を問わず実速度パルス発生回路13からの
実速度パルス列PS(第6図参照)がデジタル速度
制御部15bに入力されており、該デジタル速度
制御部15bは指令速度データCMDと入力パル
ス列を用いて実速度と指令速度間の速度差に応じ
たパルス幅を有する速度誤差パルス列VE′を発生
する。尚、データが読み取られていない場合には
(RDI=”0”)、実速度パルス列PSにはパルスが
存在しないため(実速度=零)、その間速度誤差
パルスVE′はハイレベルとなつている。
さて、選択回路15aは第1、第2ヘツドのい
ずれかが磁気テープからデータを読み取つて入る
時には(RDI=”1”)、速度誤差パルス列VE′を
速度誤差信号VEとしてモータ駆動回路16に出
力し、第1、第2ヘツドいずれもが磁気テープか
らデータを読み取つていない場合には(読取中信
号RDI=”0”)、デユーテイ50%で、しかも指令
速度に応じた周波数を有する指令速度パルス列
PCを速度誤差信号VEとしてモータ駆動回路16
に出力する。
ずれかが磁気テープからデータを読み取つて入る
時には(RDI=”1”)、速度誤差パルス列VE′を
速度誤差信号VEとしてモータ駆動回路16に出
力し、第1、第2ヘツドいずれもが磁気テープか
らデータを読み取つていない場合には(読取中信
号RDI=”0”)、デユーテイ50%で、しかも指令
速度に応じた周波数を有する指令速度パルス列
PCを速度誤差信号VEとしてモータ駆動回路16
に出力する。
すなわち、第1図と同様にRDI=”1”の時に
は閉ループによる速度制御が行われ、RDI=”
0”の場合には開ループによる速度制御が行われ
ることになる。
は閉ループによる速度制御が行われ、RDI=”
0”の場合には開ループによる速度制御が行われ
ることになる。
尚、以上ではデジタル速度制御部を用いた場合
について説明したが本考案はかかる場合に限るも
のではない。
について説明したが本考案はかかる場合に限るも
のではない。
〈考案の効果〉
以上本考案によれば、データ読取中は再生信号
のエンベロープを有するエンベロープ波形信号を
スライスして得られたパルス列を実速度パルス列
として用いて閉ループによる速度制御を行い、デ
ータ読取中でない場合には指令速度に応じた周波
数及びデユーテイを有する指令パルス列を用いて
開ループによる速度制御を行うように構成したか
ら、テープ接触型のパルス発生器を使用しなくて
もテープの早送り速度に応じたパルス列を発生し
てテープの早送り速度制御ができるようになつ
た。
のエンベロープを有するエンベロープ波形信号を
スライスして得られたパルス列を実速度パルス列
として用いて閉ループによる速度制御を行い、デ
ータ読取中でない場合には指令速度に応じた周波
数及びデユーテイを有する指令パルス列を用いて
開ループによる速度制御を行うように構成したか
ら、テープ接触型のパルス発生器を使用しなくて
もテープの早送り速度に応じたパルス列を発生し
てテープの早送り速度制御ができるようになつ
た。
第1図は本考案をR−DAT装置に適用した場
合の早送り速度制御装置の一実施例を示すブロツ
ク図、第2図は第1図の各部波形図、第3図は読
取中識別部の構成説明図、第4図は実速度パルス
発生原理を示す波形図、第5図は本考案による第
2の実施例ブロツク図、第6図は第5図の各部波
形図、第7図及び第8図はR−DAT装置の概略
説明図である。 11……読取中識別部、12……エンベロープ
デイテクタ、13……実速度パルス発生回路、1
4……指令速度パルス発生回路、15……テープ
送り速度制御部、15a……選択回路、15b…
…デジタル速度制御部、16……モータ駆動回
路、17……リールモータ。
合の早送り速度制御装置の一実施例を示すブロツ
ク図、第2図は第1図の各部波形図、第3図は読
取中識別部の構成説明図、第4図は実速度パルス
発生原理を示す波形図、第5図は本考案による第
2の実施例ブロツク図、第6図は第5図の各部波
形図、第7図及び第8図はR−DAT装置の概略
説明図である。 11……読取中識別部、12……エンベロープ
デイテクタ、13……実速度パルス発生回路、1
4……指令速度パルス発生回路、15……テープ
送り速度制御部、15a……選択回路、15b…
…デジタル速度制御部、16……モータ駆動回
路、17……リールモータ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 磁気テープをテープ長手方向に送ると共にヘ
ツドをテープ長手方向に対して傾斜させながら
回転させて該磁気テープに信号を記録しあるい
は磁気テープから信号を読み取つて再生する音
響機器の早送り速度制御装置において、 ヘツドが磁気テープから信号を読み取つてい
る期間と読み取つていない期間を識別する読取
中識別部と、 ヘツド再生信号のエンベロープを有するエン
ベロープ波形信号を発生するエンベロープデイ
テクタと、 エンベロープ波形信号を所定レベルでスライ
スして実速度に応じたパルス列を発生する実速
度パルス発生回路と、 指令速度に応じたパルス列を発生する指令速
度パルス発生回路と、 ヘツドが磁気テープから信号を読み取つてい
る間は前記実速度パルス列を用いて速度誤差信
号を発生し、ヘツドが磁気テープから信号を読
み取つていない場合には指令速度パルス列を用
いて速度誤差信号を発生するテープ送り速度制
御部とを有する ことを特徴とする早送り速度制御装置。 (2) 前記早送り速度制御装置は、 読取中識別部からの信号に基づいて実速度パ
ルス列と指令パルス列の一方のパルス列を選択
出力する選択回路と、 指令速度データと前記入力されたパルス列を
用いて指令速度と実速度間の速度差に応じたパ
ルス幅を有する速度誤差信号を発生するデジタ
ル速度制御部を有する ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
項記載の早送り速度制御装置。 (3) 前記早送り速度制御装置は、 指令速度データと実速度パルス発生回路から
出力される実速度に応じたパルス列を用いて実
速度と指令速度間のの速度差に応じてパルス幅
変調された速度誤差信号を発生するデジタル速
度制御部と、 読取中識別部からの信号に基づいてパルス幅
変調回路から出力される速度誤差信号と指令速
度パルス発生回路から出力されるデユーテイ50
%のパルス列の一方を選択出力する選択回路と
を有する ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
項記載の早送り速度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6275386U JPH0544905Y2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6275386U JPH0544905Y2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63114428U JPS63114428U (ja) | 1988-07-23 |
JPH0544905Y2 true JPH0544905Y2 (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=30897330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6275386U Expired - Lifetime JPH0544905Y2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0544905Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-25 JP JP6275386U patent/JPH0544905Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63114428U (ja) | 1988-07-23 |
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