JPH0543241Y2 - - Google Patents
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- JPH0543241Y2 JPH0543241Y2 JP8799788U JP8799788U JPH0543241Y2 JP H0543241 Y2 JPH0543241 Y2 JP H0543241Y2 JP 8799788 U JP8799788 U JP 8799788U JP 8799788 U JP8799788 U JP 8799788U JP H0543241 Y2 JPH0543241 Y2 JP H0543241Y2
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- JP
- Japan
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- planetary gear
- attached
- clutch
- electromagnetic clutch
- engaging portion
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 20
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 8
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
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- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は内燃機関に使用されるる機械式過給機
の変速装置に関する。
の変速装置に関する。
内燃機関の運転状態に応じて有効な過給を行う
ために、過給機の回転数と機関の回転数の変速化
を変速装置を設けることがある。例えば、実開昭
59−165528号公報に記載されているように、過給
機を流体継手と無段変速機を介して内燃機関に連
結することも公知である。この公報は、排気ター
ボ過給機とる機械式過給機とを複合したターボコ
ンパウンドエンジンを開示したものであり、この
ターボコンパウンドエンジンは、排気ターボ過給
機のタービン軸を伝動機構により内燃機関のクラ
ンク軸に連結し、この伝動機構は流体継手とベル
トと一対のプーリからなる無段変速機を配置した
ものである。上記実開昭59−165528号公報に記載
されたターボコンパウンドエンジンは、排気ター
ボ過給機と機械式過給機とを一体的に複合的に構
成することによつて、低回転数領域では主に機械
式過給機として使用し、高回転数領域では主に排
気ターボ過給機として使用し、よつて低回転数領
域から高回転数領域までの全域にわたつて有効な
過給を行うことができるようにしたものである。
ために、過給機の回転数と機関の回転数の変速化
を変速装置を設けることがある。例えば、実開昭
59−165528号公報に記載されているように、過給
機を流体継手と無段変速機を介して内燃機関に連
結することも公知である。この公報は、排気ター
ボ過給機とる機械式過給機とを複合したターボコ
ンパウンドエンジンを開示したものであり、この
ターボコンパウンドエンジンは、排気ターボ過給
機のタービン軸を伝動機構により内燃機関のクラ
ンク軸に連結し、この伝動機構は流体継手とベル
トと一対のプーリからなる無段変速機を配置した
ものである。上記実開昭59−165528号公報に記載
されたターボコンパウンドエンジンは、排気ター
ボ過給機と機械式過給機とを一体的に複合的に構
成することによつて、低回転数領域では主に機械
式過給機として使用し、高回転数領域では主に排
気ターボ過給機として使用し、よつて低回転数領
域から高回転数領域までの全域にわたつて有効な
過給を行うことができるようにしたものである。
〔考案が解決しようとする課題)
ところが、上記実開昭59−165528号公報に記載
されたような無段変速機を機械式過給機に組み込
むことができれば好ましいかもしれないが、実際
にベルトとプーリによる無段変速機を機械式過給
機に取付けると、プーリ間のスペースを大きくと
らざるとを得ず、装置自体が大きくなつて、機関
に設置するのが困難となる。また、高回転になる
と、ベルトに滑りが発生して、望み通りの変速比
を得るのが困難となる。本考案は、このような事
情に鑑みて機械式過給機に多段の変速装置を設け
ることを目的とするものである。
されたような無段変速機を機械式過給機に組み込
むことができれば好ましいかもしれないが、実際
にベルトとプーリによる無段変速機を機械式過給
機に取付けると、プーリ間のスペースを大きくと
らざるとを得ず、装置自体が大きくなつて、機関
に設置するのが困難となる。また、高回転になる
と、ベルトに滑りが発生して、望み通りの変速比
を得るのが困難となる。本考案は、このような事
情に鑑みて機械式過給機に多段の変速装置を設け
ることを目的とするものである。
本考案による機械式過給機の変速装置は、空気
を圧縮するためにハウジング内で回転可能なロー
タと、該ロータを支持するロータ軸と、機関によ
り駆動される入力軸とを有する機械式過給機にお
いて、それぞれに関連する第1及び第2の係合部
を有する第1及び第2の電磁クラツチと、第1及
び第2の一方向クラツチと、遊星歯車機構とを備
え、該第1の電磁クラツチの第1係合部及び前記
第1の一方向クラツチが前記入力軸に取りつけら
れ、さらに該入力軸上の前記第1の一方向クラツ
チには前記遊星歯車機構の太陽歯車が取りつけら
れるとともに該太陽歯車に前記第2の電磁クラツ
チの第1係合部が取りつけられ、かつ該遊星歯車
機構の遊星歯車のキヤリヤに前記第1の電磁クラ
ツチの第2係合部が連結されるとともに該遊星歯
車のキヤリヤがさらに前記ロータ軸に取りつけら
れた前記第2の一方向クラツチに連結され、前記
第2の電磁クラツチの第2係合部が前記ロータ軸
に取りつけられることを特徴とするものである。
を圧縮するためにハウジング内で回転可能なロー
タと、該ロータを支持するロータ軸と、機関によ
り駆動される入力軸とを有する機械式過給機にお
いて、それぞれに関連する第1及び第2の係合部
を有する第1及び第2の電磁クラツチと、第1及
び第2の一方向クラツチと、遊星歯車機構とを備
え、該第1の電磁クラツチの第1係合部及び前記
第1の一方向クラツチが前記入力軸に取りつけら
れ、さらに該入力軸上の前記第1の一方向クラツ
チには前記遊星歯車機構の太陽歯車が取りつけら
れるとともに該太陽歯車に前記第2の電磁クラツ
チの第1係合部が取りつけられ、かつ該遊星歯車
機構の遊星歯車のキヤリヤに前記第1の電磁クラ
ツチの第2係合部が連結されるとともに該遊星歯
車のキヤリヤがさらに前記ロータ軸に取りつけら
れた前記第2の一方向クラツチに連結され、前記
第2の電磁クラツチの第2係合部が前記ロータ軸
に取りつけられることを特徴とするものである。
上記構成の機械式過給機の変装装置において
は、第1及び第2の電磁クラツチのオン及びオフ
の位置に応じて、3段の変速が達成される。まず
低速段では、入力軸の回転が第1の一方向クラツ
チから遊星歯車機構の遊星歯車のキヤリヤを介
し、さらに第2の一方向クラツチを介してロータ
軸に伝達される。この場合、遊星歯車機構におい
て太陽歯車と遊星歯車との間で減速が行われる。
次に中速段(直結)では、入力軸の回転が第1の
一方向クラツチから遊星歯車機構の太陽歯車を介
し、さらに継ながつた第2の電磁クラツチを介し
てロータ軸に伝達される。そして、高速段では、
入力軸の回転が継ながつた第1の電磁クラツチか
ら遊星歯車機構の遊星歯車及び太陽歯車を介し、
さらに継ながつた第2の電磁クラツチを介してロ
ータ軸に伝達される。この場合、遊星歯車機構に
おいて遊星歯車と太陽歯車との間で増速が行われ
る。さらに詳細には、この後で第3図から第5図
を参照して説明する。
は、第1及び第2の電磁クラツチのオン及びオフ
の位置に応じて、3段の変速が達成される。まず
低速段では、入力軸の回転が第1の一方向クラツ
チから遊星歯車機構の遊星歯車のキヤリヤを介
し、さらに第2の一方向クラツチを介してロータ
軸に伝達される。この場合、遊星歯車機構におい
て太陽歯車と遊星歯車との間で減速が行われる。
次に中速段(直結)では、入力軸の回転が第1の
一方向クラツチから遊星歯車機構の太陽歯車を介
し、さらに継ながつた第2の電磁クラツチを介し
てロータ軸に伝達される。そして、高速段では、
入力軸の回転が継ながつた第1の電磁クラツチか
ら遊星歯車機構の遊星歯車及び太陽歯車を介し、
さらに継ながつた第2の電磁クラツチを介してロ
ータ軸に伝達される。この場合、遊星歯車機構に
おいて遊星歯車と太陽歯車との間で増速が行われ
る。さらに詳細には、この後で第3図から第5図
を参照して説明する。
〔実施例〕
以下本考案の実施例について図面を参照して説
明する。
明する。
第1図においては、機械式過給機の構成部材が
簡略化して示されている。第1図の各構成部材な
例えば第2図に示すルーツポンプからなる機械式
過給機のものと対応し、対応する部材は同じ参照
数字で示してある。
簡略化して示されている。第1図の各構成部材な
例えば第2図に示すルーツポンプからなる機械式
過給機のものと対応し、対応する部材は同じ参照
数字で示してある。
第2図を参照すると、機械式過給機10はハウ
ジング12と、ハウジング12内に配置された一
対のロータ14,16と、各ロータ14,16を
支持するロータ軸18,20とからなる。ルーツ
ポンプにおいては、各ロータ14,16は二葉状
の断面を有し、長径側の部分に軸線方向に延びる
穴22が形成されている。両ロータ軸18,20
はそれぞれ軸受24,26によつて回転可能に支
持され、噛合う歯車28,30によつて同期して
回転することができるようになつている。従つ
て、両ロータ14,16は同期して回転して公知
のポンプ作用を行うことができる。
ジング12と、ハウジング12内に配置された一
対のロータ14,16と、各ロータ14,16を
支持するロータ軸18,20とからなる。ルーツ
ポンプにおいては、各ロータ14,16は二葉状
の断面を有し、長径側の部分に軸線方向に延びる
穴22が形成されている。両ロータ軸18,20
はそれぞれ軸受24,26によつて回転可能に支
持され、噛合う歯車28,30によつて同期して
回転することができるようになつている。従つ
て、両ロータ14,16は同期して回転して公知
のポンプ作用を行うことができる。
第2図で下側に示されるロータ軸20は、内燃
機関からの駆動力を与えられるようになつてい
る。このために、プーリ32がロータ軸20の延
長線上でハウジング12の左端部に取りつけられ
ている。プーリ32は図示しないタイミングベル
トによつて内燃機関のクランク軸に取りつけたプ
ーリ(図示せず)に連結され、内燃機関の出力に
よつて駆動されるようになつている。プーリ32
は入力軸34に取りつけられ、入力軸34は軸受
(図示せず)によつてハウジング12内で回転可
能に支持される。ロータ軸20は変速装置36を
介して入力軸34に連結される。
機関からの駆動力を与えられるようになつてい
る。このために、プーリ32がロータ軸20の延
長線上でハウジング12の左端部に取りつけられ
ている。プーリ32は図示しないタイミングベル
トによつて内燃機関のクランク軸に取りつけたプ
ーリ(図示せず)に連結され、内燃機関の出力に
よつて駆動されるようになつている。プーリ32
は入力軸34に取りつけられ、入力軸34は軸受
(図示せず)によつてハウジング12内で回転可
能に支持される。ロータ軸20は変速装置36を
介して入力軸34に連結される。
第1図を参照すると、変速装置36は第1及び
第2の多板型電磁クラツチ38,40と、第1及
び第2の一方向クラツチ42,44と、遊星歯車
機構46とからなる。第1の電磁クラツチ38は
微小の間隔で対向して配置され、相互に係合可能
な第1係合部38a及び第2係合部38bを有
し、同様に第2の電磁クラツチ40も第1係合部
40a及び第2係合部40bを有する。遊星歯車
機構46は、太陽歯車48と、遊星歯車50と、
リングギヤ52とからなり、遊星歯車50はキヤ
リヤ54に取りつけられて太陽歯車48の回りを
公転することができる。リングギヤ52はハウジ
ング12に固定されている。
第2の多板型電磁クラツチ38,40と、第1及
び第2の一方向クラツチ42,44と、遊星歯車
機構46とからなる。第1の電磁クラツチ38は
微小の間隔で対向して配置され、相互に係合可能
な第1係合部38a及び第2係合部38bを有
し、同様に第2の電磁クラツチ40も第1係合部
40a及び第2係合部40bを有する。遊星歯車
機構46は、太陽歯車48と、遊星歯車50と、
リングギヤ52とからなり、遊星歯車50はキヤ
リヤ54に取りつけられて太陽歯車48の回りを
公転することができる。リングギヤ52はハウジ
ング12に固定されている。
第1の電磁クラツチ38の第1係合部38a及
び第1の方向クラツチ42が入力軸34に取りつ
けられる。この入力軸34に取りつけた第1の一
方向クラツチ42には遊星歯車機構46の太陽歯
車48が取りつけられるとともにこの太陽歯車4
8に第2の電磁クラツチ40の第1係合部40a
が取りつけられる。また、遊星歯車機構46の遊
星歯車50のキヤリヤ54に第1の電磁クラツチ
38の第2係合部38bが連結され、この遊星歯
車50のキヤリヤ54がさらにロータ軸20に取
りつけられた第2の一方向クラツチ44に連結さ
れる。そして、第2の電磁クラツチ40の第2係
合部40bもロータ軸20に取りつけられる。
び第1の方向クラツチ42が入力軸34に取りつ
けられる。この入力軸34に取りつけた第1の一
方向クラツチ42には遊星歯車機構46の太陽歯
車48が取りつけられるとともにこの太陽歯車4
8に第2の電磁クラツチ40の第1係合部40a
が取りつけられる。また、遊星歯車機構46の遊
星歯車50のキヤリヤ54に第1の電磁クラツチ
38の第2係合部38bが連結され、この遊星歯
車50のキヤリヤ54がさらにロータ軸20に取
りつけられた第2の一方向クラツチ44に連結さ
れる。そして、第2の電磁クラツチ40の第2係
合部40bもロータ軸20に取りつけられる。
次に上記実施例の作用について第3図から第5
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
第1及び第2の電磁クラツチ38,40は内燃
機関の運転状態に応じて制御装置(図示せず)に
よつてオン及びオフされ、その位置に応じて3段
の変速を達成する。
機関の運転状態に応じて制御装置(図示せず)に
よつてオン及びオフされ、その位置に応じて3段
の変速を達成する。
第3図は例えば機関アイドル時に低速段を使用
する場合を示し、回転の伝達経路を矢印で示して
いる。この場合、第1の電磁クラツチ38及び第
2の電磁クラツチ40がともにオフにされ、入力
軸34の回転が第1の一方向クラツチ42から遊
星歯車機構46の太陽歯車48、遊星歯車50及
びキヤリヤ54を介し、第2の一方向クラツチ4
4を介してロータ軸20に伝達される。この場
合、太陽歯車48と遊星歯車50との間で減速が
行われる。
する場合を示し、回転の伝達経路を矢印で示して
いる。この場合、第1の電磁クラツチ38及び第
2の電磁クラツチ40がともにオフにされ、入力
軸34の回転が第1の一方向クラツチ42から遊
星歯車機構46の太陽歯車48、遊星歯車50及
びキヤリヤ54を介し、第2の一方向クラツチ4
4を介してロータ軸20に伝達される。この場
合、太陽歯車48と遊星歯車50との間で減速が
行われる。
第4図は例えば機関負荷が所定の値よりも低い
低中負荷時に中速段(直結)を使用する場合を示
し、回転の伝達経路を同様に矢印で示している。
この場合、第1の電磁クラツチ38がオフにさ
れ、かつ第2の電磁クラツチ40がオンにされ
る。すると入力軸34の回転が第1の一方向クラ
ツチ42から遊星歯車機構46の太陽歯車48を
介し、さらに継ながつた第2の電磁クラツチ40
を介してロータ軸20に伝達される。この場合、
第2の一方向クラツチ44はロータ軸20に対し
て空転する。
低中負荷時に中速段(直結)を使用する場合を示
し、回転の伝達経路を同様に矢印で示している。
この場合、第1の電磁クラツチ38がオフにさ
れ、かつ第2の電磁クラツチ40がオンにされ
る。すると入力軸34の回転が第1の一方向クラ
ツチ42から遊星歯車機構46の太陽歯車48を
介し、さらに継ながつた第2の電磁クラツチ40
を介してロータ軸20に伝達される。この場合、
第2の一方向クラツチ44はロータ軸20に対し
て空転する。
第5図は例えば機関負荷が所定の値よりも大き
い高負荷時に増速段を使用する場合を示し、回転
の伝達経路を同様に矢印で示している。この場
合、第1の電磁クラツチ38及び第2の電磁クラ
ツチ40がともにオンにされる。すると入力軸3
4の回転が第1の電磁クラツチ38からキヤリヤ
54及び遊星歯車50、太陽歯車48、第2の電
磁クラツチ40を介してロータ軸20に伝達され
る。この場合、遊星歯車機構46において遊星歯
車50と太陽歯車48との間で増速が行われ、第
1の一方向クラツチ42は入力軸34に対して空
転する。
い高負荷時に増速段を使用する場合を示し、回転
の伝達経路を同様に矢印で示している。この場
合、第1の電磁クラツチ38及び第2の電磁クラ
ツチ40がともにオンにされる。すると入力軸3
4の回転が第1の電磁クラツチ38からキヤリヤ
54及び遊星歯車50、太陽歯車48、第2の電
磁クラツチ40を介してロータ軸20に伝達され
る。この場合、遊星歯車機構46において遊星歯
車50と太陽歯車48との間で増速が行われ、第
1の一方向クラツチ42は入力軸34に対して空
転する。
以上説明したように、本考案によれば、第1及
び第2の電磁クラツチと、第1及び第2の一方向
クラツチと、遊星歯車機構とからコンパクトに変
速装置を構成してこれを機械式過給機に組み込む
ことができ、機械式過給機を多段に変速制御でき
るので、機関の低負荷時の低過給と高負荷時の高
過給とを含む多様な過給の要求を満足することが
できる。
び第2の電磁クラツチと、第1及び第2の一方向
クラツチと、遊星歯車機構とからコンパクトに変
速装置を構成してこれを機械式過給機に組み込む
ことができ、機械式過給機を多段に変速制御でき
るので、機関の低負荷時の低過給と高負荷時の高
過給とを含む多様な過給の要求を満足することが
できる。
第1図は本考案による機械式過給機の変速装置
を示す構成図、第2図は第1図の機械式過給機の
詳細な構造の1例を示す断面図、第3図は第1図
の装置の減速時を説明する図、第4図は第1図の
装置の直結時を説明する図、第5図は第1図の装
置の増速時を説明する図である。 10……過給機ハウジング、14,16……ロ
ータ、18,20……ロータ軸、34……入力
軸、36……変速装置、38,40……電磁クラ
ツチ、42,44……一方向クラツチ、48……
太陽歯車、50……遊星歯車、52……リングギ
ヤ、54……キヤリヤ。
を示す構成図、第2図は第1図の機械式過給機の
詳細な構造の1例を示す断面図、第3図は第1図
の装置の減速時を説明する図、第4図は第1図の
装置の直結時を説明する図、第5図は第1図の装
置の増速時を説明する図である。 10……過給機ハウジング、14,16……ロ
ータ、18,20……ロータ軸、34……入力
軸、36……変速装置、38,40……電磁クラ
ツチ、42,44……一方向クラツチ、48……
太陽歯車、50……遊星歯車、52……リングギ
ヤ、54……キヤリヤ。
Claims (1)
- 空気を圧縮するためにハウジング内で回転可能
なロータと、該ロータを支持するロータ軸と、機
関により駆動される入力軸とを有する機械式過給
機において、それぞれに関連する第1及び第2の
係合部を有する第1及び第2の電磁クラツチと、
第1及び第2の一方向クラツチと、遊星歯車機構
とを備え、該第1の電磁クラツチの第1係合部及
び前記第1の一方向クラツチが前記入力軸に取り
つけられ、さらに該入力軸上の前記第1の一方向
クラツチには前記遊星歯車機構の太陽歯車が取り
つけられるとともに該太陽歯車に前記第2の電磁
クラツチの第1係合部が取りつけられ、かつ該遊
星歯車機構の遊星歯車のキヤリヤに前記第1の電
磁クラツチの第2係合部が連結されるとともに該
遊星歯車のキヤリヤがさらに前記ロータ軸に取り
つけられた前記第2の一方向クラツチに連結さ
れ、前記第2の電磁クラツチの第2係合部が前記
ロータ軸に取りつけられることを特徴とする機械
式過給機の変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8799788U JPH0543241Y2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8799788U JPH0543241Y2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0213140U JPH0213140U (ja) | 1990-01-26 |
JPH0543241Y2 true JPH0543241Y2 (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=31312581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8799788U Expired - Lifetime JPH0543241Y2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543241Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112009001340A5 (de) * | 2008-06-17 | 2011-03-24 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Fahrzeuggetriebe mit stufenlos veränderbarer Übersetzung |
KR101583936B1 (ko) * | 2014-06-03 | 2016-01-11 | 현대자동차주식회사 | 차량의 변속기 |
-
1988
- 1988-07-04 JP JP8799788U patent/JPH0543241Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0213140U (ja) | 1990-01-26 |
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