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JPH0542232U - 容器供給装置 - Google Patents

容器供給装置

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JPH0542232U
JPH0542232U JP10179291U JP10179291U JPH0542232U JP H0542232 U JPH0542232 U JP H0542232U JP 10179291 U JP10179291 U JP 10179291U JP 10179291 U JP10179291 U JP 10179291U JP H0542232 U JPH0542232 U JP H0542232U
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container
suction
upright
tube container
tube
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隆 桂川
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鐘紡株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器を立てた状態で供給する容器供給装置に
おいて、高速で容器を供給できるばかりでなく、生産コ
ストも低減できる。 【構成】 移動機構23を左,右に吸引部25を移動さ
せる主エアシリンダ24と、この主エアシリンダ24の
ロッド24Aの先端に設けられ、上,下方向に吸引部2
5を移動させる副エアシリンダ26と、該副エアシリン
ダ26のロッド26Aの先端側に設けられた吸引部25
とから構成する。そして、吸引部25には一対の吸引溝
25Aが形成され、この各吸引溝25A内に搬送用コン
ベア21上のチューブ容器2の側面を吸引することによ
り吸着させ、主エアシリンダ24および副エアシリンダ
26を作動させて正立部27の各保持溝27A内にチュ
ーブ容器2を移動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、化粧品等を充填するメタルやプラスチック材料からなるチューブ容 器を横倒し状態から正立させた状態で供給するのに用いて好適な容器供給装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、化粧品等をチューブ容器に充填して製品化する製造工程では、予めキ ャップを螺着して一側が開口した金属または樹脂材料からなるチューブ容器を上 側が開口部となるように正立させて供給する容器供給装置、チューブ容器の上側 の開口部から内容物を充填する充填機、チューブ容器内に充填後に上側開口部を 圧着または熱溶着して封緘する封緘装置と順次供給して製品を製造するものであ る。
【0003】 ここで、第1の従来技術による容器供給装置を、図6ないし図9に示し説明す る。
【0004】 図中、1,1は第1の搬送機構としての一対のシュート板を示し、該各シュー ト板1はそれぞれ略V字状になるように配置して設けられ、その上には一側が開 口部2Aとなり、他側がキャップにより閉塞された円筒状のチューブ容器2,2 ,…が図6の紙面がキャップ側となるように横置きにして複数個配列されている 。そして、該各シュート板1の最下点には、上,下方向に移動可能に設けられた ストッパ3,3がそれぞれ設けられ、該各ストッパ3により前記各シュート板1 上の各チューブ容器2が矢示A方向に移動するのを阻止するようになる。
【0005】 4はブロック状に形成された正立機構としての正立部を示し、該正立部4の上 面側には、横置きの各チューブ容器2と平行になるように一対の保持溝4A,4 Aが離間して形成され、該各保持溝4Aはチューブ容器2の径とほぼ同じ径寸法 を有するように断面が半円弧状に形成され、該各保持溝4Aには図示しない吸引 ポンプと接続される複数個の吸引穴4A1 ,4A1 ,…(図8および図9参照) が穿設されている。また、当該正立部4の下側には、図7に示すように、回動ア クチュエータ5の回動軸5Aが挿嵌されるボス部4Bが形成され、該回動アクチ ュエータ5を作動させて回動軸5Aを矢示B方向に90度回動させることにより 、正立部4の各保持溝4Aを横向き状態から縦向き状態にする。そして、前記各 吸引穴4A1 は各チューブ容器2が各保持溝4A内に挿入されたときに吸引して 、該各保持溝4A内にチューブ容器2の側面を吸着し、正立部4を矢示B方向に 回動させ、各チューブ容器2が正立状態になったときに、各吸引穴4A1 の吸引 動作を中止すると、各チューブ容器2を保持溝4Aに沿って下側に向けて摺動さ せつつ後述するホルダ7内に投入されるようになっている。
【0006】 6は第2の搬送機構としての供給用コンベアを示し、該供給用コンベア6上に は、所定間隔を離間して複数のホルダ7が配設され、該供給用コンベア6はホル ダ7を2個づつ矢示C方向に断続的に移動させる。
【0007】 7,7,…はホルダを示し、該各ホルダ7は図7および図9に示すように、浅 底の有底筒状に形成された内側筒体7Aと、該内側筒体7Aの下側外周側に形成 された外側筒体7Bとから構成されている。そして、前記内側筒体7A内には正 立部4により立てた状態でチューブ容器2のキャップ側が挿入され、供給用コン ベア6によりチューブ容器2を立ててホルダ7に挿入した状態のまま図示しない 充填機に供給する。
【0008】 第1の従来技術による容器供給装置は上述の如く構成されるが、次にその作動 について説明する。
【0009】 まず、各シュート板1の上側には2人の作業者が配置され、それぞれ、シュー ト板1上にチューブ容器2のキャップ側が図6および図8で正面側になるように 配列,載置作業する。
【0010】 また、各シュート板1の下側に設けられたストッパ3は間欠的に上,下方向に 往復動するから、その都度各シュート板1上の最下点のチューブ容器2を正立部 4の各保持溝4A内にそれぞれ1個づつ落とし込まれる。そして、各保持溝4A 内にチューブ容器2が落とし込まれると、吸引ポンプが作動して各吸引穴4A1 がチューブ容器2の側面を吸引して保持溝4A内に吸着させる。次に、この状態 のまま、開度アクチュエータ5により正立部4を回動軸5Aを中心として矢示B 方向に90度回動させ、各チューブ容器2の開口部2A側が上側になるように正 立させる。そして、各吸引穴4A1 の吸引動作を中止すると、チューブ容器2は 保持溝4Aに沿って下側に配置されているホルダ7内に挿入され、供給用コンベ ア6でこの各ホルダ7を矢示C方向に移動させることにより、正立状態のチュー ブ容器2を充填機に供給する。
【0011】 次に、第2の従来技術を図10に示し説明する。この第2の従来技術では、第 1の搬送機構を歯付コンベアにより構成し、ホッパからチューブ容器を歯付コン ベアに供給するものとする。
【0012】 図中、11はチューブ容器2が貯蔵されたホッパを示し、該ホッパ11の下面 側は傾斜してその傾斜の下側には開口部11Aが形成されている。また、各チュ ーブ容器2は前述したチューブ容器2と同様にキャップ側が正面側になるようし て各々平行にして投入されている。
【0013】 12は第1の搬送機構としての歯付コンベアを示し、該歯付コンベア12は一 対のローラ12A,12Aと、該各ローラ12A間に巻回されたベルト12Bと 、該ベルト12B上に所定間隔を離間して突出形成された多数個の歯形12C, 12C,…とから構成され、該歯付コンベア12はチューブ容器2を下側から上 側に搬送させるために、傾斜して設けられている。
【0014】 そして、ホッパ11の開口部11Aから排出されたチューブ容器2を各歯形1 2Cに係合させつつベルト12Bを移動させることにより、チューブ容器2を後 述する正立機構13に搬送させる。
【0015】 13は正立機構としての正立部を示し、該正立部13は第1の従来技術による 正立部4とほぼ同様に構成され、上面側に形成された保持溝13Aと、該保持溝 13A内に形成された各吸引穴(図示せず)と、下面側に形成されたボス部13 Bとからなり、前記歯付コンベア12により搬送されたチューブ容器2を1個づ つ正立させ、第2の搬送機構としての供給用コンベア6のホルダ7内にチューブ 容器2を立てた状態で挿入し、供給用コンベア6によりチューブ容器2を充填機 に供給する。
【0016】 このように第2の従来技術による容器供給装置においては、1人の作業者がホ ッパ11内にチューブ容器2を挿入作業するだけですみ、第1の従来技術に比較 し作業者の削減を図ることができる。
【0017】 また、第2の従来技術の変形例として、ホッパ11と歯付コンベア12との間 に径方向にチューブ容器2を係合させる複数個の係合溝が形成された円柱状のス ターホィールを設け、ホッパ11の開口部11Aから排出されるチューブ容器2 をスターホィールの係合溝に係合させて移動させ、歯付コンベア12の歯形12 Cに係合させて正立部13に移動させるものもある。
【0018】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した第1の従来技術では、シュート板1が一対で離れているか ら、高速運転(1分間当たりの製造本数が80〜100本)で作業を行なう場合 には、各シュート板1にチューブ容器2を並べる作業者は2人必要となり、また チューブ容器2が楕円や角形チューブの場合にはシュート板1上をチューブ容器 2がスムーズに流れなくなり、生産性を低下させるという問題がある。
【0019】 また、第2の従来技術の場合には、正立部13はチューブ容器2を1本づつ正 立させるものであるから、高速運転による製造には適さず、さらに歯付コンベア 12の各歯型12C間の清掃が困難であるという問題がある。
【0020】 本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本考案は作業者の人 数を削減できると共に、どのような形状の容器でも搬送でき、さらに高速運転に 対応できるようにした容器供給装置を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本考案が採用する容器供給装置の構成は、一 側が開口した容器を横置きに配置して搬送する第1の搬送機構と、該第1の搬送 機構により搬送された容器の開口部が上側を向くように立たせる正立機構と、該 正立機構により立てた状態の容器の下側に位置し該容器を保持するホルダと、該 ホルダ内に容器を立てた状態で、該ホルダを搬送する第2の搬送機構とからなる 容器供給装置において、前記第1の搬送機構と正立機構との間には、該第1の搬 送機構で搬送されてくる複数本の容器を吸引し、前記正立機構に向けて該各容器 を移動させる移動機構を設けたことにある。
【0022】
【作用】
上記構成により、第1の搬送機構に横置きに配列された複数本の容器を吸引し て引き上げ、正立機構に移動し、正立機構で横置きの容器を立てた状態にしてホ ルダに立てた状態で該ホルダ内に保持し、第2の搬送機構で容器をホルダごと立 てた状態のまま次の工程に供給することができる。
【0023】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1ないし図5に基づき説明する。なお、実施例では 前述した従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するも のとする。
【0024】 図中、21は本実施例による第1の搬送機構としての搬送用コンベアを示し、 該搬送用コンベア21は一対のローラ21A,21Aと、該各ローラ21A間に 水平状に巻回されたベルト21Bとからなり、該ベルト21B上にはチューブ容 器2が図面の紙面がキャップ側となるようにして平行に並べられている。
【0025】 22は前記搬送用コンベア21の終端側に位置して固定して設けられたストッ パを示し、該ストッパ22により複数個のチューブ容器2が横置き状態のままベ ルト21B上に待機するようになる。
【0026】 23は本実施例の移動機構を示し、該移動機構23は紙面の左,右方向にロッ ド24Aが伸縮する主エアシリンダ24と、該主エアシリンダ24の先端側に設 けられた吸引部25と、該吸引部25を上,下方向に移動させる副エアシリンダ 26とから構成されている。
【0027】 ここで、主エアシリンダ24は図1に示す矢示Dのように左,右方向にロッド 24Aが伸縮するように設けられ、該ロッド24Aの伸縮により副エアシリンダ 26を搬送用コンベア21の終端側から後述する正立機構27上へと往復移動す るようになる。
【0028】 また、吸引部25は上面側が副エアシリンダ26のロッド26Aの先端側に固 定され、下面側には横置きの各チューブ容器2と平行になるように一対の吸引溝 25A,25Aが離間して形成され、該各吸引溝25Aはチューブ容器2の径と ほぼ同じ径寸法を有するように断面が半円弧状に形成され、該各吸引溝25Aに は図示しない吸引ポンプと接続される複数個の吸引穴(図示せず)が形成されて いる。
【0029】 さらに、副エアシリンダ26のロッド26Aを図2の矢示Eのように上,下方 向に伸縮させることにより、主エアシリンダ24のロッド24Aの縮小により搬 送用コンベア21の終端部の上側に位置した吸引部25を下側に移動させ、搬送 用コンベア21上の2個のチューブ容器2を各吸引溝25A内で吸着し、該各チ ューブ容器2を引き上げるようになっている。
【0030】 27は本実施例の正立機構としての正立部を示し、該正立部27は従来技術の 正立部4とほぼ同様に、チューブ容器2と平行になるように上面側に形成された 一対の保持溝27A,27Aと、該各保持溝27A内に吸引ポンプと接続して穿 設された複数個の吸引穴27A1 ,27A1 ,…(図3および図4参照)と、下 側に形成され、従来技術と同様に回動アクチュエータの回動軸が挿嵌されるボス 部27Bとから構成されているものの、本実施例による正立部27においては上 面側の各保持溝27Aの間に上側に向けて先端が鋭角となる振分け部27Cが突 出形成されている。
【0031】 そして、該正立部27も第1の従来技術の正立部4と同様に、各保持溝27A 内にチューブ容器2が投入されると吸引ポンプが作動して各吸引穴27A1 から チューブ容器2の側面を吸着し、ボス部27Bを回動中心として紙面の奥側が立 ち上がるように90度回動することにより、正立部27を立てた状態にする。そ の後に、前記各吸引穴27A1 による吸引動作を中止して、各チューブ容器2を 保持溝27Aに沿って下側に落下させ、供給コンベア6上の各ホルダ7内に挿入 する。
【0032】 本実施例による容器供給装置は以上述べた如くで、次にその作動を図1ないし 図4に基づいて説明する。
【0033】 なお、図1は主エアシリンダ24のロッド24Aが伸長し、各チューブ容器2 を正立部27の各保持溝27A内に投入した状態を示し、図2は正立部27のボ ス部27Bを中心として立ち上がりつつある状態および主エアシリンダ24のロ ッド24Aが縮小した状態を示し、図3は正立部27のボス部27Bが立ち上が って各ホルダ7にチューブ容器2を挿入した状態および副エアシリンダ26のロ ッド26Aが伸長し、吸引部25の各吸引溝25A内に各チューブ容器2を吸着 している状態を示し、図4は正立部27が戻りつつある状態および副エアシリン ダ26のロッド26Aが縮小した状態を示し、図5は正立部27が戻った状態お よび各チューブ容器2が吸引部25に吸着されたままの状態で、主エアシリンダ 24のロッド24Aが伸長した状態を示している。そして、図1から図5の動作 を繰り返すことにより、供給用コンベア6によりチューブ容器2を充填機に供給 する。
【0034】 即ち、図1では、移動機構23の吸引部25の各吸引溝25Aに吸着された2 本のチューブ容器2は各吸引穴の吸引を中止することにより、各吸引溝25Aの 下側に位置した正立部27の各保持溝27A内に振分け部27Cにより分けられ て落下する。そして、各保持溝27Aの各吸引穴27A1 により吸引動作を開始 することで、各保持溝27A内に各チューブ容器2の側面を吸着させる。
【0035】 そして、図2においては、移動機構23の主エアシリンダ24のロッド24A を矢示D方向に縮小させる。一方、正立部27のボス部27Bを回動中心として 紙面奥側が立ち上がるように回動させる。
【0036】 さらに、図3においては、副エアシリンダ26のロッド26Aを矢示E方向( 下側)に伸長させて、吸引部25の各吸引溝25Aが搬送用コンベア21上のチ ューブ容器2の側面に当接させ、吸引動作を開始して各チューブ容器2を吸引溝 25A内に吸着させる。一方、正立部27では、該正立部27が完全に垂直に立 った状態になっているから、吸引動作を中止させ各保持溝27A内に吸着された 各チューブ容器2を各保持溝27Aに沿って落下させ、下側に位置した供給用コ ンベア6の各ホルダ7内に挿入する。
【0037】 また、図4においては、吸引部25の各吸引溝25A内に吸着された各チュー ブ容器2を吸着した状態のまま、副エアシリンダ26のロッド26Aを縮小させ て吸引部25を上側に移動させる。一方、正立部27は垂直状態からボス部27 Bを中心として上側が紙面奥側に倒れ込む。さらに、供給用コンベア6は矢示C 方向にホルダ7の2個分を移動させる。
【0038】 そして、図5においては、主エアシリンダ24のロッド24Aを伸長させて各 吸引溝25A内にチューブ容器2を吸着した状態のまま、吸引部25が水平状態 となった正立部27の上側に位置するように移動させる。
【0039】 そして、図1からの作動を繰り返すことにより供給用コンベア6の各ホルダ7 内にチューブ容器2を挿入し、このチューブ容器2を該供給用コンベア6を介し て充填機に向けて搬送することができる。
【0040】 かくして、本実施例によれば、搬送用コンベア21と正立部27との間のチュ ーブ容器2の移動を、吸引動作によりチューブ容器2を吸引部25の各吸引溝2 5A内に吸着し、主エアシリンダ24および副エアシリンダ26を作動させて、 チューブ容器2を吸引部25に吸着した状態のまま正立部27に移動する。そし て、吸引部25の吸引動作を中止することにより、振分け部27Cを有する吸引 部25の各吸引溝25Aに向けて各チューブ容器2を落下させ、確実に各チュー ブ容器2を正立部27の各保持溝27Aに移動させることができる。
【0041】 これにより、搬送用コンベア21のベルト21B上にチューブ容器2を並べる 作業は1人の作業者により行なうことが可能であり、2人の作業者を必要とする 第1の従来技術に比較して、人数の削減を図ることができ、生産コストを低減す ることができる。また、搬送用コンベア21にチューブ容器2を配置する作業を 前述した第2の従来技術のようにホッパを用いることにより、より作業性を向上 させることができる。
【0042】 また、搬送用コンベア21によりチューブ容器2を移動機構23に搬送するよ うにしたから、チューブ容器2が楕円や角形チューブの場合でも、吸引部25の 各吸引溝25Aの断面形状をチューブ容器2の形状に一致させれば確実に吸引部 25の各吸引溝25A内にチューブ容器2を吸着させることができ、該チューブ 容器を正立部27の各保持溝27A内に移動させることができ、第1の従来技術 のようにシュート板を使用したときのような搬送時の不具合を確実に解消するこ とができる。
【0043】 なお、前記実施例では、チューブ容器2を2本づつ正立部27に移動させるも のとして述べたが、これに替えて、3本以上を移動できるように吸引部25に吸 引溝25Aを形成すると共に、正立部27の保持溝27Aを3本以上有するよう に形成することにより、より高速度でチューブ容器2を充填機に供給する容器供 給装置を構成することができる。
【0044】 また、前記実施例では、移動機構23を紙面の左,右方向(矢示D方向)に吸 引部25を移動させる主エアシリンダ24と、該主エアシリンダ24のロッド2 4Aの先端機構に設けられ、前記吸引部25を上,下方向(矢示E方向)に移動 させる副エアシリンダ26とから構成したが、本考案はこれに限らず、搬送用コ ンベア21と正立部27の相対位置を例えば紙面の前,後に設けるようにして、 主エアシリンダ24のロッド24Aを紙面に対して前,後方向に移動するように 構成することも可能である。
【0045】
【考案の効果】
以上詳述した如く、本考案によれば、第1の搬送機構と正立機構との間には、 該第1の搬送機構の複数本の容器を吸引して、前記正立機構に容器を移動させる 移動機構を設けることにより、第1の搬送機構により搬送されてくる容器を移動 機構により吸引させて移動させ、正立機構によりホルダ内に立てた状態で挿入し 、容器の開口部が上側を向いた状態のまま供給することができる。そして、容器 の形状がいかなる形状であっても移動機構で確実に移動させることができ、生産 性を向上させることができる。
【0046】 さらに、従来技術においては、容器の供給作業において第1の搬送機構に容器 を並べる作業者が2名必要であったが、本考案ではその人数を削減でき、1名の 作業者で容器供給作業を行なうことができるから、生産コストを低減することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による容器供給装置を示し、移
動機構により容器を正立機構に投入した状態の説明図で
ある。
【図2】正立機構が立ち上がりつつある状態および移動
機構の移動状態を示す説明図である。
【図3】正立機構が立ち上がってホルダに容器を挿入し
た状態および移動機構の容器の吸着状態を示す説明図で
ある。
【図4】正立機構が戻りつつある状態および移動機構の
容器の引き上げ状態を示す説明図である。
【図5】正立機構が戻りつつある状態および移動機構の
容器の移動状態を示す説明図である。
【図6】第1の従来技術による容器供給装置の全体構成
図である。
【図7】図6中の矢示VII −VII 方向からみた正立機構
およびホルダ等を示す縦断面図である。
【図8】正立機構が立ち上がった状態を示す容器供給装
置の全体図である。
【図9】図8中の矢示IX−IX方向からみた正立機構およ
びホルダ等を示す縦断面図である。
【図10】第2の従来技術による容器供給装置の全体構
成図である。
【符号の説明】
2 チューブ容器 2A 開口部 6 供給用コンベア(第2の搬送機構) 7 ホルダ 21 搬送用コンベア(第1の搬送機構) 23 移動機構 24 主エアシリンダ 25 吸引部 25A 吸引溝 26 副エアシリンダ 27 正立部 27A 保持溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/91 A 8010−3F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側が開口した容器を横置きに配置して
    搬送する第1の搬送機構と、該第1の搬送機構により搬
    送された容器の開口部が上側を向くように立たせる正立
    機構と、該正立機構により立てた状態の容器の下側に位
    置し該容器を保持するホルダと、該ホルダ内に容器を立
    てた状態で、該ホルダを搬送する第2の搬送機構とから
    なる容器供給装置において、前記第1の搬送機構と正立
    機構との間には、該第1の搬送機構で搬送されてくる複
    数本の容器を吸引し、前記正立機構に向けて該各容器を
    移動させる移動機構を設けたことを特徴とする容器供給
    装置。
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