JPH0542227Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0542227Y2 JPH0542227Y2 JP18321287U JP18321287U JPH0542227Y2 JP H0542227 Y2 JPH0542227 Y2 JP H0542227Y2 JP 18321287 U JP18321287 U JP 18321287U JP 18321287 U JP18321287 U JP 18321287U JP H0542227 Y2 JPH0542227 Y2 JP H0542227Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- piston rod
- joint
- oil seal
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 3
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000005036 nerve Anatomy 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は主として吊り戸等のドアチエツク、
特にこのドアチエツク用ダツシユポツトに関する
ものである。
特にこのドアチエツク用ダツシユポツトに関する
ものである。
(従来の技術)
例えば静穏かつ無音を要求される病院等におい
て、扉の開閉時に発する施錠の音も患者にとつて
神経を苛立たせるものである。そこで出願人は、
この不快な音を無くした自動閉扉装置を特公昭52
−30920号公報にて提案した。このドアチエツク
に使用されるダツシユポツトは、例えば吊り戸用
の場合、必要により扉内部に収容しなければなら
ず、細めで油洩れを防止する必要があつた。しか
し、従来のダツシユポツトを構成するシリンダ部
はシリンダ本体とシリンダトツプの螺着による2
層構成で、油洩れ防止のためのシールにはオイル
シールを挿入することで行なわれていた。
て、扉の開閉時に発する施錠の音も患者にとつて
神経を苛立たせるものである。そこで出願人は、
この不快な音を無くした自動閉扉装置を特公昭52
−30920号公報にて提案した。このドアチエツク
に使用されるダツシユポツトは、例えば吊り戸用
の場合、必要により扉内部に収容しなければなら
ず、細めで油洩れを防止する必要があつた。しか
し、従来のダツシユポツトを構成するシリンダ部
はシリンダ本体とシリンダトツプの螺着による2
層構成で、油洩れ防止のためのシールにはオイル
シールを挿入することで行なわれていた。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上起構成のダツシユポツトのシ
リンダでは、シリンダを細くした場合の油洩れ防
止のためのシールが不充分で、ピストンの下動の
際、ピストンロツドの侵入体積分だけ油圧が上昇
するため激しく使用されると油洩れが生ずるとい
う問題点があつた。
リンダでは、シリンダを細くした場合の油洩れ防
止のためのシールが不充分で、ピストンの下動の
際、ピストンロツドの侵入体積分だけ油圧が上昇
するため激しく使用されると油洩れが生ずるとい
う問題点があつた。
(問題点を解決するための手段)
この考案は前記問題点を解決するためダツシユ
ポツトにおけるシリンダのシリンダ本体とオイル
シールを内包したシリンダトツプとの間につば部
を有するシリンダジヨイントを設けて螺着による
3層構造とし、かつ、つば部とシリンダ本体及び
シリンダトツプとの間にOリングを設けると共に
シリンダジヨイントの中央貫通孔とピストンロツ
ド間を気密で摺動可能としたものである。
ポツトにおけるシリンダのシリンダ本体とオイル
シールを内包したシリンダトツプとの間につば部
を有するシリンダジヨイントを設けて螺着による
3層構造とし、かつ、つば部とシリンダ本体及び
シリンダトツプとの間にOリングを設けると共に
シリンダジヨイントの中央貫通孔とピストンロツ
ド間を気密で摺動可能としたものである。
(作用)
このようにシリンダをシリンダ本体とシリンダ
ジヨイント及びオイルシールを内包したシリンダ
トツプの3層構造とし、その間にOリングを設
け、かつシリンダジヨイントの中央貫通孔とピス
トンロツド間を気密で摺動可能にしたので、ダツ
シユポツト内部の油圧上昇、即ちピストンロツド
の侵入体積分だけ油圧が上昇しても油洩れを防止
することが可能となつた。したがつて前記問題点
が除去できる。
ジヨイント及びオイルシールを内包したシリンダ
トツプの3層構造とし、その間にOリングを設
け、かつシリンダジヨイントの中央貫通孔とピス
トンロツド間を気密で摺動可能にしたので、ダツ
シユポツト内部の油圧上昇、即ちピストンロツド
の侵入体積分だけ油圧が上昇しても油洩れを防止
することが可能となつた。したがつて前記問題点
が除去できる。
(実施例)
第1図は本考案ドアチエツクのダツシユポツト
の断面図、第2図は同じく吊り戸に使用したドア
チエツク用ダツシユポツトを扉内に収納した閉扉
状態の一部切欠全体図、第3図及び第4図は夫々
他の実施例を示すダツシユポツトのピストンロツ
ドが下方に降りた時の要部拡大断面図である。図
において、1はコ字状の取付枠で、扉2に螺着さ
れ、またLレバー3の短片側の一端が、この取付
枠1に枢着されている。Pはダツシユポツトで、
そのピストンロツド5の一端が前記Lレバー3の
ピストン固定軸6で枢着され、一方、ダツシユポ
ツトPのシリンダ4の下端が前記取付枠1に枢着
されている。このシリンダ4はシリンダ本体4a
とオイルシール15を内包固定したシリンダトツ
プ4bとの間につば部を有するシリンダジヨイン
ト4cを設けて互に螺着による3層構造とし、つ
ば部と夫々シリンダ本体4a及びシリンダトツプ
4bとの間にOリング7を設ける。更にシリンダ
トツプ4bに内包されるオイルシール15とシリ
ンダジヨイント4cの中央貫通孔とによりピスト
ンロツド5が気密で摺動可能に取付けられてい
る。8はピストンロツド5の他端に螺着されたピ
ストンで、シリンダ本体4a内を摺動し、かつ圧
縮コイルばね9により常に下方に押圧されてい
る。またピストン8には上下に貫通する孔10を
設け、その孔10の下方に球11を配置して弁の
役目をせしめ内蔵された油の流れを制御する、い
わゆるダツシユポツトPを構成せしめる。またL
レバー3の他端にはゴムローラ12を枢着せし
め、第2図に示すように壁枠13に螺着されたフ
ツク14に係合せしめる。なお、16は球11を
支持する座金、17a,17bは取付座金、18
はハンガーレール、19はハンガーローラ、20
はハンガー合金、21は柱、22はシリンダジヨ
イント4cの下端面にOリング7aを介して設け
られた座金で圧縮コイルばね9の上端と係合して
おり、又、15aはシリンダジヨイント4aの上
端面に、オイルシール15と対向して設けられた
オイルシールで、その動作については従来のもの
(特公昭52−30920号公報)と全く同じであるので
省略する。
の断面図、第2図は同じく吊り戸に使用したドア
チエツク用ダツシユポツトを扉内に収納した閉扉
状態の一部切欠全体図、第3図及び第4図は夫々
他の実施例を示すダツシユポツトのピストンロツ
ドが下方に降りた時の要部拡大断面図である。図
において、1はコ字状の取付枠で、扉2に螺着さ
れ、またLレバー3の短片側の一端が、この取付
枠1に枢着されている。Pはダツシユポツトで、
そのピストンロツド5の一端が前記Lレバー3の
ピストン固定軸6で枢着され、一方、ダツシユポ
ツトPのシリンダ4の下端が前記取付枠1に枢着
されている。このシリンダ4はシリンダ本体4a
とオイルシール15を内包固定したシリンダトツ
プ4bとの間につば部を有するシリンダジヨイン
ト4cを設けて互に螺着による3層構造とし、つ
ば部と夫々シリンダ本体4a及びシリンダトツプ
4bとの間にOリング7を設ける。更にシリンダ
トツプ4bに内包されるオイルシール15とシリ
ンダジヨイント4cの中央貫通孔とによりピスト
ンロツド5が気密で摺動可能に取付けられてい
る。8はピストンロツド5の他端に螺着されたピ
ストンで、シリンダ本体4a内を摺動し、かつ圧
縮コイルばね9により常に下方に押圧されてい
る。またピストン8には上下に貫通する孔10を
設け、その孔10の下方に球11を配置して弁の
役目をせしめ内蔵された油の流れを制御する、い
わゆるダツシユポツトPを構成せしめる。またL
レバー3の他端にはゴムローラ12を枢着せし
め、第2図に示すように壁枠13に螺着されたフ
ツク14に係合せしめる。なお、16は球11を
支持する座金、17a,17bは取付座金、18
はハンガーレール、19はハンガーローラ、20
はハンガー合金、21は柱、22はシリンダジヨ
イント4cの下端面にOリング7aを介して設け
られた座金で圧縮コイルばね9の上端と係合して
おり、又、15aはシリンダジヨイント4aの上
端面に、オイルシール15と対向して設けられた
オイルシールで、その動作については従来のもの
(特公昭52−30920号公報)と全く同じであるので
省略する。
(考案の効果)
以上詳細に説明したように、本考案によればダ
ツシユポツトPのシリンダ4をシリンダ本体4
a、シリンダジヨイント4c、シリンダトツプ4
bの3層構造とすると共にシリンダトツプ4bに
はオイルシール15を嵌挿せしめ、シリンダジヨ
イント4cのつば部とシリンダ本体4a及びシリ
ンダトツプ4bとの間にOリングを設け、かつ、
シリンダジヨイント4cの中央貫通孔とビストン
ロツド5間を気密で、摺動可能にしダツシユポツ
ト内部の油圧上昇に対抗可能としたのでダツシユ
ポツトPを細くしても油洩れを防止することがで
きる。
ツシユポツトPのシリンダ4をシリンダ本体4
a、シリンダジヨイント4c、シリンダトツプ4
bの3層構造とすると共にシリンダトツプ4bに
はオイルシール15を嵌挿せしめ、シリンダジヨ
イント4cのつば部とシリンダ本体4a及びシリ
ンダトツプ4bとの間にOリングを設け、かつ、
シリンダジヨイント4cの中央貫通孔とビストン
ロツド5間を気密で、摺動可能にしダツシユポツ
ト内部の油圧上昇に対抗可能としたのでダツシユ
ポツトPを細くしても油洩れを防止することがで
きる。
第1図は本考案ドアチエツクのダツシユポツト
の断面図、第2図は同じく吊り戸に使用したドア
チエツク用ダツシユポツトを扉内に収納した閉扉
状態の一部切欠全体図、第3図及び第4図は夫々
他の実施例を示すダツシユポツトのピストンロツ
ドが下方に降りた時の要部拡大断面図である。 P……ダツシユポツト、4……シリンダ、4a
……シリンダ本体、4b……シリンダトツプ、4
c……シリンダジヨイント、5……ピストンロツ
ド、7……Oリング、8……ピストン。
の断面図、第2図は同じく吊り戸に使用したドア
チエツク用ダツシユポツトを扉内に収納した閉扉
状態の一部切欠全体図、第3図及び第4図は夫々
他の実施例を示すダツシユポツトのピストンロツ
ドが下方に降りた時の要部拡大断面図である。 P……ダツシユポツト、4……シリンダ、4a
……シリンダ本体、4b……シリンダトツプ、4
c……シリンダジヨイント、5……ピストンロツ
ド、7……Oリング、8……ピストン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ダツシユポツトにおけるシリンダのシリンダ
本体とオイルシールを内包したシリンダトツプ
との間につば部を有するシリンダジヨイントを
設けて螺着による3層構造とし、かつ、つば部
とシリンダ本体及びシリンダトツプとの間にO
リングを設けると共にシリンダジヨイントの中
央貫通孔とピストンロツド間を気密で摺動可能
としたことを特徴とするドアチエツク。 2 シリンダジヨイント下部にはピストンロツド
外周に圧着するようOリングを配し、そのOリ
ングの脱落防止の座金を圧縮コイルばねにより
保持せしめたことを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項記載のドアチエツク。 3 シリンダジヨイント上部には、シリンダトツ
プに内包されたオイルシールに相対するように
もう一つのオイルシールを嵌挿したことを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載さ
れたドアチエツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18321287U JPH0542227Y2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18321287U JPH0542227Y2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0186670U JPH0186670U (ja) | 1989-06-08 |
JPH0542227Y2 true JPH0542227Y2 (ja) | 1993-10-25 |
Family
ID=31474643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18321287U Expired - Lifetime JPH0542227Y2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542227Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-01 JP JP18321287U patent/JPH0542227Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0186670U (ja) | 1989-06-08 |
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