JPH0541961U - 粉粒体運搬車におけるリヤバンパ - Google Patents
粉粒体運搬車におけるリヤバンパInfo
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- JPH0541961U JPH0541961U JP10097191U JP10097191U JPH0541961U JP H0541961 U JPH0541961 U JP H0541961U JP 10097191 U JP10097191 U JP 10097191U JP 10097191 U JP10097191 U JP 10097191U JP H0541961 U JPH0541961 U JP H0541961U
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- 239000008187 granular material Substances 0.000 title claims abstract description 19
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 新たな基準位置にリヤバンパを設けることに
しても、タンクのダンプを従来通りに実行できるように
するに最適となる粉粒体運搬車におけるリヤバンパを提
供すること。 【構成】 荷台の後部に連設されるブラケット3と、該
ブラケット1に枢支され先端にダンパ体2を保持するア
ーム部材4と、該アーム部材4の後端ヒンジ部4aに一
端が枢着され他端がタンク1のダンプ軸1b側に延在さ
れるリンク部材5と、を有してなると共に、該リンク部
材5の他端がタンク1に枢着され、あるいは、該リンク
部材5の他端がタンク1のダンプ軸1bにその後端がキ
ー連結されたヒンジ部材6の先端に枢着されてなるとす
る。
しても、タンクのダンプを従来通りに実行できるように
するに最適となる粉粒体運搬車におけるリヤバンパを提
供すること。 【構成】 荷台の後部に連設されるブラケット3と、該
ブラケット1に枢支され先端にダンパ体2を保持するア
ーム部材4と、該アーム部材4の後端ヒンジ部4aに一
端が枢着され他端がタンク1のダンプ軸1b側に延在さ
れるリンク部材5と、を有してなると共に、該リンク部
材5の他端がタンク1に枢着され、あるいは、該リンク
部材5の他端がタンク1のダンプ軸1bにその後端がキ
ー連結されたヒンジ部材6の先端に枢着されてなるとす
る。
Description
【0001】
この考案は、粉粒体運搬車におけるリヤバンパの改良に関し、特に、粉粒体を 収容するタンクが荷台でダンプされて起伏するように構成されたダンプ式の粉粒 体運搬車におけるリヤバンパの改良に関する。
【0002】
粉粒体運搬車であって、粉粒体を収容するタンクが荷台でダンプされて起伏す るように構成されたダンプ式の粉粒体運搬車にあっては、図3に示すように、タ ンク1の後端にエゼクタ1aを有してなり、タンク1のダンプ時に該エゼクタ1 aを介してタンク1内に収容されている粉粒体を外部に排出し得るように形成さ れている。
【0003】 そして、粉粒体運搬車におけるリヤバンパを構成するバンパ体2は、タンク1 のダンプ時に上記エゼクタ1aが干渉しないように配慮された位置に設けられる としている(図中の破線図参照)。
【0004】 因に、バンパ体2が配設される地上Lからの高さ位置は、法規に基づいて設定 されている。
【0005】
しかしながら、平成4年6月からこの種特殊車輛におけるバンパ体2の配設位 置、即ち、地上Lからの高さ位置に関しては、法規改正で、従来より高い位置に 基準が置かれることになる。
【0006】 そこで、新たな基準位置にバンパ体2を配設した状態で従来通りにタンク1を 略45度ダンプさせると仮定すると、タンク1のダンプ時にエゼクタ1aがバン パ体2に干渉することになり、エゼクタ1aを設定通りに(略45度)旋回させ て略下向きにすることが不可能になる危惧がある。
【0007】 この考案は、前記した事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とする ところは、新たな基準位置にリヤバンパを設けることにしても、タンクのダンプ を従来通りに実行できるようにするに最適となる粉粒体運搬車におけるリヤバン パを提供することである。
【0008】
上記した目的を達成するために、この考案に係る粉粒体運搬車におけるリヤバ ンパの構成を、荷台の後部に連設されるブラケットと、該ブラケットに枢支され 先端にバンパ体を保持するアーム部材と、該アーム部材の後端ヒンジ部に一端が 枢着され他端がタンクのダンプ軸側に延在されるリンク部材と、を有してなると 共に、該リンク部材の他端がタンクに枢着され、あるいは、該リンク部材の他端 がタンクのダンプ軸にその後端がキー連結されたヒンジ部材の先端に枢着されて なるとするものである。
【0009】
それ故、タンクのダンプ時にリンク部材を介してアーム部材が回転され、バン パ体が荷台の下方側に一時的に退避される。
【0010】 そして、タンクを倒伏させるときには、バンパ体が旧状に復し所定位置に配在 される。
【0011】
以下、図示したところに基づいて説明すると、この考案の一実施例に係る粉粒 体運搬車におけるリヤバンパは、図1に示すように、ブラケット3と、アーム部 材4と、リンク部材5と、を有し、さらにヒンジ部材6を有してなる。
【0012】 ブラケット3は、粉粒体運搬車の荷台の後部、即ち、荷台を構成するシャシー フレーム7の後部に図中上端側となるその後端側が一体的に連設されてなるもの で、図中下端側となるその先端側がシャシーフレーム7の所謂下方後方に張り出 すように設けられている。
【0013】 アーム部材4は、その先端にバンパ体2を保持すると共にその後端に後端ヒン ジ部4aを有して、全体にへの字状の形状を呈するように形成されてなり、屈曲 部を貫通する軸8で上記ブラケット3の先端部に枢支されてその先端側が略水平 に延在されるように配在されてなる。
【0014】 リンク部材5は、図中下端となるその一端が上記アーム部材4の後端ヒンジ部 4aに軸9を介して枢着されると共に、図中上端となるその他端がタンク1の下 面に連設のダンプ軸1b側に延在されてなる。
【0015】 ヒンジ部材6は、図中下端となるその先端に上記リンク部材5の他端を軸10 を介して枢着してなると共に、図中上端となるその後端がタンク1のダンプ軸1 bにキー連結されてなる。
【0016】 尚、図中11は、キー部材を示し、該キー部材11の嵌装でヒンジ部材6とダ ンプ軸1bとの一体化(キー連結)が可能になるように構成されている。
【0017】 それ故、タンク1が(略45度)ダンプされる際には、タンク1のダンプ軸1 bが(略45度)回転されることに伴ってヒンジ部材6がその先端側を(略45 度)旋回させることになる。
【0018】 このとき、リンク部材5の介在でアーム部材4がその屈曲部で(略45度)回 転されて、その先端側が(略45度)旋回されることになり、先端に保持されて いるバンパ体2が荷台の下方側に一時的に退避されることになる。
【0019】 そして、タンク1を倒伏させるときには、上記したところと逆の作動で各部材 4,5,6が旧状に復し、バンパ体2が所定位置に配在されることになる。
【0020】 尚、この実施例にあっては、リンク部材5とヒンジ部材6とが略一直線状に配 設されて直線状のリンク構造となるので、リンク部材5とヒンジ部材6との間に おける屈曲方向が逆方向になることを予め防止するために前記ブラケット3にス トッパ12を配設しておくことが好ましい。
【0021】 図2は、この考案の他の実施例を示すものであって、基本的には図1に示す実 施例の場合と同様に構成されてなるが、前記した実施例でリンク部材5とヒンジ 部材6とが略一直線状に配設されて直線状のリンク構造となるに対して、この実 施例では並行リンクの構造になるように配慮したものである。
【0022】 その結果、この実施例による場合には、前記した実施例の場合と異なり、リン ク部材5とヒンジ部材6との間における屈曲方向が逆方向になる危惧がなく、従 って、ブラケット3にストッパ12を配設しなくて済む利点がある。
【0023】 前記したいずれの実施例にあっても、リンク部材5の他端は、タンク1のダン プ軸1bに連設のヒンジ部材6に枢着されてなるとするが、これに代えて、リン ク部材5の他端が直接タンク1の下面側に枢着されてなるとしても良い。
【0024】 そして、この場合には、ヒンジ部材6の配設を省略できるので、部材点数の削 減が可能になる利点を生む。
【0025】
以上のようにこの考案によれば、新たな基準位置にリヤバンパ、即ち、バンパ 体を設けることにしても、タンクのダンプ時にこれに追随してバンパ体を一時的 に退避させることが可能になるのは勿論のこと、バンパ体を一時的に退避させる についてシリンダ等のアクチュエータを利用しないので、装備の構成が簡単にな ると共に装置全体の重量の低減が可能になり、車輛への設置も容易になって粉粒 体運搬車におけるリヤバンパとしての利用に適し、その汎用性の向上を期待する に最適となる利点がある。
【図1】この考案の一実施例に係る粉粒体運搬車におけ
るリヤバンパを車輛の一部と共に示す図である。
るリヤバンパを車輛の一部と共に示す図である。
【図2】この考案の他の実施例に係る粉粒体運搬車にお
けるリヤバンパを図1と同様に示す図である。
けるリヤバンパを図1と同様に示す図である。
【図3】従来のリヤバンパを装備する粉粒体運搬車を示
す図である。
す図である。
1 タンク 1b ダンプ軸 2 バンパ体 3 ブラケット 4 アーム部材 4a 後端ヒンジ部 5 リンク部材 6 ヒンジ部材 7 荷台を構成するシャシーフレーム 11 キー連結のためのキー部材 L 地上
Claims (1)
- 【請求項1】 荷台の後部に連設されるブラケットと、
該ブラケットに枢支され先端にダンパ体を保持するアー
ム部材と、該アーム部材の後端ヒンジ部に一端が枢着さ
れ他端がタンクのダンプ軸側に延在されるリンク部材
と、を有してなると共に、該リンク部材の他端がタンク
に枢着され、あるいは、該リンク部材の他端がタンクの
ダンプ軸にその後端がキー連結されたヒンジ部材の先端
に枢着されてなることを特徴とする粉粒体運搬車におけ
るリヤバンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991100971U JP2602297Y2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 粉粒体運搬車におけるリヤバンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991100971U JP2602297Y2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 粉粒体運搬車におけるリヤバンパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541961U true JPH0541961U (ja) | 1993-06-08 |
JP2602297Y2 JP2602297Y2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=14288240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991100971U Expired - Fee Related JP2602297Y2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 粉粒体運搬車におけるリヤバンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602297Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4963633U (ja) * | 1972-09-16 | 1974-06-04 | ||
JPS56158348U (ja) * | 1980-04-25 | 1981-11-26 |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP1991100971U patent/JP2602297Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4963633U (ja) * | 1972-09-16 | 1974-06-04 | ||
JPS56158348U (ja) * | 1980-04-25 | 1981-11-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2602297Y2 (ja) | 2000-01-11 |
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