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JPH0540739A - 携帯型電子機器におけるスケジユールアラーム方式 - Google Patents

携帯型電子機器におけるスケジユールアラーム方式

Info

Publication number
JPH0540739A
JPH0540739A JP3197836A JP19783691A JPH0540739A JP H0540739 A JPH0540739 A JP H0540739A JP 3197836 A JP3197836 A JP 3197836A JP 19783691 A JP19783691 A JP 19783691A JP H0540739 A JPH0540739 A JP H0540739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alarm
schedule data
time
data
schedule
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3197836A
Other languages
English (en)
Inventor
Taizo Nishida
泰造 西田
Mitsuhiro Sakata
充浩 酒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3197836A priority Critical patent/JPH0540739A/ja
Publication of JPH0540739A publication Critical patent/JPH0540739A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来1つのスケジュールデータに対して1つの
アラーム時刻しか設定できず、スケジュールデータの使
用・管理における利便性のネックとなっていたが、この
点を解消する。 【構成】登録した各スケジュールデータ11のそれぞれ
について複数の任意のアラーム時刻を種類分けして設定
可能となす(第1のアラーム時刻TA1x (例えば開始
時刻)、第2のアラームポインタALM2(例えば終了
時刻))。すべてのアラーム時刻について、それのスケ
ジュールデータ11の登録順序に無関係に各アラーム時
刻の到達を監視する。そして、設定されたアラーム時刻
に達したときに、それに係るスケジュールデータ11を
液晶表示パネル1に表示するとともに、アラーム時刻の
種類に応じてブザー駆動回路9を制御し電子ブザー10
によって対応する種類のアラーム(BZ1またはBZ
2)を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スケジュール管理機
能,時計機能およびアラーム機能を有し、予め設定して
おいたアラーム時刻に達したときにアラーム音を発する
ように構成された電子メモや電子手帳などの携帯型電子
機器におけるスケジュールアラーム方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のこの種の携帯型電子機器
(電子メモ)におけるキー入力と画面表示の様子を示
す。
【0003】スケジュールデータを登録する際には、ま
ず、図7の(a)のように、オン/クリアキーを操作す
ることにより電源をオンにし、液晶表示パネル31の画
面に初期メニューの表示を行う。初期メニュー表示は
「スケジュール?」となっている。次に、図7の(b)
のように、スケジュールデータを入力すべく、キー操作
によって、予定内容データ,日付データ,時刻データを
入力すると、画面にも同様に表示される。図例の場合
は、「販売会議」が「3月3日」の「4時4分」から開
始されるというスケジュールデータを入力したことにな
る。
【0004】次いで、図7の(c)に示すようにENT
ERキー(記憶入力キー)を操作することにより、画面
に表示されているスケジュールデータを、電源バックア
ップされているRAM(ランダムアクセスメモリ)に登
録格納する。
【0005】そして、時計機能の働きにより、現在の日
付および時刻がスケジュールデータに係るアラーム時刻
(通常はスケジュールの開始時刻)に達したときに、そ
のスケジュールデータが液晶表示パネル31の画面に表
示されるとともに、アラーム音が発せられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
携帯型電子機器にあっては、スケジュールデータに対し
てアラーム時刻(スケジュール開始時刻)を設定するこ
とはできるが、1つのスケジュールデータに対しては1
つのアラーム時刻しか設定できなかった。つまり、1つ
のスケジュールデータに対して開始時刻と終了時刻など
複数のアラーム時刻を設定して各時刻にアラームを発す
ることができなかった。
【0007】なお、機種によっては、本鈴アラーム時刻
(スケジュール開始時刻)より減算した一定時間前にな
ると予告アラームを発するようにしたものがあるが、こ
れは、複数のアラーム時刻を任意に設定するものではな
い。
【0008】このように、1つのスケジュールデータに
対して任意の複数のアラーム時刻を設定できないこと
は、スケジュールデータ使用・管理における利便性上の
1つのネックとなっていた。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、1つのスケジュールデータに対して
任意の複数のアラーム時刻を設定でき、各時刻において
アラームを発することができるようにすることを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る携帯型電子
機器におけるスケジュールアラーム方式は、スケジュー
ル管理機能,時計機能およびアラーム機能を有し、登録
した各スケジュールデータのそれぞれについて複数の任
意のアラーム時刻を種類分けして設定可能となし、すべ
てのアラーム時刻についてそれぞれに係るスケジュール
データの登録の順序に無関係に各アラーム時刻の到達を
監視する手段と、設定されたアラーム時刻に達したとき
に、そのアラーム時刻に係るスケジュールデータを表示
する手段と、そのアラーム時刻の種類に応じたアラーム
を発する手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】登録されたすべてのスケジュールデータについ
て、その1つずつに複数の任意のアラーム時刻を設定す
ることが可能であり、かつ、各アラーム時刻に達したと
きには、どのスケジュールデータに係るものであるかを
表示によって知らせるとともに、どの種類のアラーム時
刻(例えば開始時刻なのか終了時刻なのか)を知らせる
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る携帯型電子機器における
スケジュールアラーム方式の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。
【0013】図1は、携帯型電子機器の一例としての電
子メモの外観を示す平面図である。
【0014】図において、1は液晶表示パネル(LC
D)、2はキー入力部である。液晶表示パネル1は、文
字表示部,数字表示部,表示シンボルからなっている。
文字表示部は数字も表示できる。表示シンボルは各種の
モードや状態を示すものである。
【0015】キー入力部2は、入力するものとして文字
(アルファベット)と数値とを切り換えるための英・数
切換キー2aや、文字入力と数値入力とを兼用する文字
・数値入力キー2bや、スケジュールモードを設定する
ためのスケジュールモードキー2cや、入力表示させた
文字,数値を登録記憶させるための記憶入力キー(EN
TERキー)2dや、電源を投入したり入力表示させた
入力用バッファ内をクリアしたりするためのオン/クリ
アキー2eなどからなっている。
【0016】文字・数値入力キー2bは、初期状態で数
値入力モードとなり、「0」〜「9」の数値を入力する
が、英・数切換キー2aを操作することで文字(アルフ
ァベット)入力モードとなり、「A」〜「Z」のアルフ
ァベット(スペースも含む)を入力することができるよ
うになる。文字入力モードでは、1つの文字・数値入力
キー2bの連続操作でサイクリックな入力が行われる。
例えば、「7」キーを4回続けて押し操作すると、
「A」→「B」→「C」→「A」のように入力表示され
ることになる。数値入力の場合はダイレクトに行われ
る。文字入力モードで英・数切換キー2aを押し操作す
ると、数値入力モードに戻る。
【0017】なお、文字としては、平仮名または片仮名
を入力表示できるようにしてもよいし、仮名漢字変換で
きるようにしてもよい。
【0018】図2は、上記の電子メモの電気的構成を示
すブロック線図である。
【0019】図において、3は電子メモの全体の制御を
司るCPU、4は電子メモを動作させるためのプログラ
ムや定数などを格納しているROM、5はCPU3の動
作支援(ワーキングメモリ)やユーザーメモリとして使
用されるRAM、6は図1にも示した液晶表示パネル1
を駆動制御するための液晶駆動回路、7は前記のキー入
力部2における各種のキー入力を検出するためのキーマ
トリクス、8は計時手段としてのタイマ、9はブザー駆
動回路、10は報知器の一例である電子ブザーである。
【0020】図3の(a)はスケジュールデータの構造
を示し、図3の(b)はアラームポインタとポインタセ
レクタとを示し、図3の(c)は時計比較用のレジスタ
を示す。
【0021】図3の(a)に示す各スケジュールデータ
11は、スケジュールの予定内容(標題)および日付時
刻情報からなるスケジュール内容データaと、すべての
スケジュールデータ11を第1のアラームBZ1(例え
ばスケジュール開始時刻)に係るアラーム時刻について
時刻順に並べた場合の次のスケジュールデータのデータ
ナンバーを示すデータポインタnと、すべてのスケジュ
ールデータ11を第2のアラームBZ2(例えばスケジ
ュール終了時刻)に係るアラーム時刻について時刻順に
並べた場合の次のスケジュールデータのデータナンバー
を示すデータポインタmとからなっている。
【0022】このようなスケジュール内容データaと第
1のアラームBZ1に係るデータポインタnと第2のア
ラームBZ2に係るデータポインタmとからなる各スケ
ジュールデータ11は、設定入力された順番にRAM5
に格納されている。符号の11,a,n,mに付けたサ
フィックスのh,i,j,kなどは、設定入力の順番を
示している。
【0023】図3の(b)に示すALM1は、登録され
ているすべてのスケジュールデータ11の中で第1のア
ラームBZ1に関して次に鳴動させるべき1つのスケジ
ュールデータ11を指定するための第1のアラームポイ
ンタ、ALM2は、登録されているすべてのスケジュー
ルデータ11の中で第2のアラームBZ2に関して次に
鳴動させるべき1つのスケジュールデータ11を指定す
るための第2のアラームポインタである。Pは、第1の
アラームポインタALM1と第2のアラームポインタA
LM2とを択一的に選択するポインタセレクタである。
【0024】第1のアラームBZ1と第2のアラームB
Z2とは、CPU3によるブザー駆動回路9の制御によ
り電子ブザー10の鳴動の仕方を異ならせることで種類
分けできるようにしてある。
【0025】Tは、タイマ8から読み出した現在時刻
を、年月日時分秒の単位で逐次ラッチする時計データレ
ジスタであり、TBは、時計データ比較用レジスタバッ
ファである。時計データ比較用レジスタバッファTBに
逐次第1のアラームBZ1または第2のアラームBZ2
のアラーム時刻TA1,TA2を一時記憶させておき、
秒単位で時計データレジスタTの内容と比較させるため
のものである。なお、この時計データ比較用レジスタバ
ッファTBに代えてワークレジスタを用いてもよい。
【0026】次に、上記構成の携帯型電子機器(電子メ
モ)の動作を、図4,図5,図6に基づいて説明する。
図4はキー入力と液晶表示パネル1の画面表示状態図、
図5および図6はフローチャートであり、図6は図5に
おけるサブルーチンを示している。
【0027】図4の(a)から(c)まではスケジュー
ルデータ11の登録の状態を示している。
【0028】まず、図4の(a)のように、オン/クリ
アキーを操作することにより電源をオンにし、液晶表示
パネル1の画面に初期メニュー「スケジュール?」の表
示を行う。
【0029】次に、図4の(b)のように、スケジュー
ルデータを入力すべく、キー操作によって、スケジュー
ル標題データ11a,スケジュールの開始日付データ1
1b,開始時刻データ11c,終了日付データ11dお
よび終了時刻データ11eを入力すると、画面にも同様
に表示される。図例の場合は、「販売会議」が「3月3
日」の「4時4分」から開始され、「3月6日」の「1
0時10分」に終了するというスケジュールデータを入
力したことになる。
【0030】次いで、図4の(c)に示すようにENT
ERキー(記憶入力キー)2dを操作することにより、
液晶表示パネル1の画面に表示されているスケジュール
データを、電源バックアップされているRAM5に登録
格納する。
【0031】以上により、1つのスケジュールデータ1
1に対して第1のアラーム時刻TA1の設定と第2のア
ラーム時刻TA2の設定とが行われたことになる。同様
にして、その他の複数のスケジュールデータ11の登録
を行う。
【0032】ところで、開始時刻に関して1つ前のスケ
ジュールデータ11i の終了時刻が、開始時刻が1つ後
のスケジュールデータ11j の終了時刻よりも前になる
場合が当然に生じる。このような場合には、第1のアラ
ームBZ1に係るデータポインタni はデータポインタ
jよりも小さく(若く)、かつ、第2のアラームBZ
2に係るデータポインタmi もデータポインタmj より
も小さい(若い)。例えば、ni =12,nj =13
で、mi =12,mj =13のようになり、開始時刻の
前後が終了時刻の前後と対応している。
【0033】ただし、開始時刻に関して1つ前のスケジ
ュールデータ11iの終了時刻が、開始時刻が1つ後の
スケジュールデータ11j の終了時刻よりも後になる場
合も当然に生じる。このような場合には、第1のアラー
ムBZ1に係るデータポインタni はデータポインタn
j よりも小さい(若い)が、第2のアラームBZ2に係
るデータポインタmi はデータポインタmj よりも大き
い(古い)。例えば、ni =12,nj =13ではある
が、mi =13,mj =12のようになり、順序が逆転
することも当然に起こり得る。
【0034】さて、図5のフローチャートに従って動作
を順次説明する。
【0035】ステップS1では、タイマ8からの時刻情
報に基づいてCPU3が1秒単位で時計データをカウン
トアップしている。その時刻は時計データレジスタTに
ストアされている。
【0036】ステップS2では、そのカウントアップが
秒単位だけのカウントアップか、分単位もカウントアッ
プ(インクリメント)したのかどうかを判断する。秒単
位だけのカウントアップのときはステップS8にスキッ
プするが、分単位もカウントアップしたときはステップ
S3に進んで2つのフラグFA1,FA2をクリアす
る。FA1は第1のアラームに係る鳴動指令用フラグで
あり、FA2は第2のアラームに係る鳴動指令用フラグ
である。
【0037】ステップS4では、第1のアラームポイン
タALM1が現在示している第1のアラームBZ1に係
るデータポインタnx に対応したスケジュールデータ1
x の第1のアラーム時刻TA1x (開始日付データ1
1bと開始時刻データ11cとからなる)を時計データ
比較用レジスタバッファTBにロードするとともに、ポ
インタセレクタPに第1のアラームポインタALM1を
指定する。
【0038】ステップS5は、アラーム時刻に達したか
どうかを判定するためのサブルーチン〔SUB1〕であ
る。このサブルーチン〔SUB1〕の動作は図6のとお
りである。このサブルーチン〔SUB1〕は、ステップ
S7でも同様に実行されるが、ここでは、ステップS5
に関して実行される内容について説明する。
【0039】まず、ステップS51で、時計データ比較
用レジスタバッファTBにロードされている第1のアラ
ーム時刻TA1x を時計データレジスタTにストアされ
ている現在時刻(日付および時分)と比較し、ステップ
S52でその比較結果を判定する。
【0040】まだ、第1のアラーム時刻TA1x に達し
ていないときは(TB>T)、次のステップS6にスキ
ップするが、現在時刻が丁度第1のアラーム時刻TA1
x と一致したときは(TB=T)、ステップS53に進
む。ステップS53では、ポインタセレクタPが第1の
アラームポインタALM1と第2のアラームポインタA
LM2のいずれを指定しているかを判定する。ステップ
S5の場合には、第1のアラームポインタALM1を指
定しているので、ステップS54に進み、第1のアラー
ムに係る鳴動指令用フラグFA1を“1”にセットした
後、次のステップS6に進む。
【0041】ステップS6では、第2のアラームポイン
タALM2が現在示している第2のアラームBZ2に係
るデータポインタmY に対応したスケジュールデータ1
Y の第2のアラーム時刻TA2Y (終了日付データ1
1dと終了時刻データ11eとからなる)を時計データ
比較用レジスタバッファTBにロードするとともに、ポ
インタセレクタPに第2のアラームポインタALM2を
指定する。
【0042】ステップS7も、アラーム時刻に達したか
どうかを判定するためのサブルーチン〔SUB1〕の実
行である。このサブルーチン〔SUB1〕の動作も図6
のとおりである。このサブルーチン〔SUB1〕の動作
として、ここでは、ステップS6に関して実行される内
容について説明する。
【0043】まず、ステップS51で、時計データ比較
用レジスタバッファTBにロードされている第2のアラ
ーム時刻TA2Y を時計データレジスタTにストアされ
ている現在時刻(日付および時分)と比較し、ステップ
S52でその比較結果を判定する。
【0044】まだ、第2のアラーム時刻TA2Y に達し
ていないときは(TB>T)、次のステップS8にスキ
ップするが、現在時刻が丁度第2のアラーム時刻TA2
Y と一致したときは(TB=T)、ステップS53に進
む。ステップS53では、ポインタセレクタPが第1の
アラームポインタALM1と第2のアラームポインタA
LM2のいずれを指定しているかを判定する。ステップ
S6の場合には、第2のアラームポインタALM2を指
定しているので、ステップS55に進み、第2のアラー
ムに係る鳴動指令用フラグFA2を“1”にセットした
後、次のステップS8に進む。
【0045】さて、図5に戻って、ステップS8では、
両フラグFA1,FA2の内容を判断する。両フラグF
A1,FA2とも“0”にクリアされたままであれば、
メインルーチンにリターンして通常処理へと進む。両フ
ラグFA1,FA2のうち少なくともいずれか一方が
“1”にセットされているときには、ステップS9へと
進む。ステップS9では、両フラグFA1,FA2のう
ちいずれがセットされているのかを判断する。
【0046】第2のアラームBZ2に係る鳴動指令用フ
ラグFA2がクリア状態のままで第1のアラームBZ1
に係る鳴動指令用フラグFA1のみが“1”にセットさ
れているときには、ステップS10へと進み、図4の
(d)に示すように液晶表示パネル1にスケジュールデ
ータ11x を表示するとともに、ブザー駆動回路9を制
御して電子ブザー10によって第1のアラームBZ1を
鳴動させる。すなわち、現在時刻がそのスケジュールデ
ータ11x の開始日付,開始時刻(3月3日4時4分)
になったことをユーザーに知らせる。次いで、メインル
ーチンに戻る。
【0047】ステップS9の判断において、第1のアラ
ームBZ1に係る鳴動指令用フラグFA1がクリア状態
のままで第2のアラームBZ2に係る鳴動指令用フラグ
FA2のみが“1”にセットされているときには、ステ
ップS11へと進み、図4の(e)に示すように液晶表
示パネル1にスケジュールデータ11x を表示するとと
もに、ブザー駆動回路9を制御して電子ブザー10によ
って第2のアラームBZ2を鳴動させる。すなわち、現
在時刻がそのスケジュールデータ11x の終了日付,終
了時刻(3月6日10時10分)になったことをユーザ
ーに知らせる。
【0048】次いで、メインルーチンに戻る。
【0049】なお、終了日付,終了時刻が前後入れ替わ
っている場合があり、そのときは、例えばスケジュール
データ11Y を表示し、第2のアラームを鳴動して、そ
の終了時機が来たことをユーザーに知らせる。
【0050】ステップS9の判断において、両フラグF
A1,FA2とも“1”にセットされている場合もあ
る。すなわち、スケジュールデータ11x の終了時機が
スケジュールデータ11Y の開始時機と一致している場
合である。このときは、ステップS12に進んで、優先
順位に従って第1のアラームBZ1と第2のアラームB
Z2とを順番に鳴動させる。次いで、メインルーチンに
戻る。
【0051】さて、説明が前後するが、ここで、スケジ
ュールデータ11xの第1のアラームBZ1が鳴動した
後の動作を説明する。
【0052】次の1分が経過すると、BT<Tとなるの
で、ステップS2→S3→S4→S51→S52→S5
6と進む。ステップS56では、ポインタセレクタPが
第1のアラームポインタALM1を指定しているか第2
のアラームポインタALM2を指定しているのかを判断
する。
【0053】ここでは、第1のアラームポインタALM
1を指定しているので、ステップS57に進んで第1の
アラームポインタALM1の内容である第1のアラーム
BZ1に係るデータポインタnを1だけインクリメント
する。つまり、すべてのスケジュールデータのうちで、
次に第1のアラームBZ1を鳴動させるべきスケジュー
ルデータを予め指定しておく。
【0054】そして、ステップS59でスケジュールデ
ータのすべてについて処理が終了したかどうかを判断
し、終了していないときはステップS4に戻るが、終了
したときはメインルーチンにリターンする。この場合
は、ステップS4に戻る。
【0055】やがて、スケジュールデータ11x につい
ての終了時機が到達し、前述のようにステップS53→
S55→S8→S9→S11と進み、スケジュールデー
タ11x の第2のアラームBZ2が鳴動する。
【0056】そして、次の1分が経過してBT<Tとな
ると、ステップS2→S3→S4→S51→S52→S
56と進む。ステップS56では、今度はポインタセレ
クタPが第2のアラームポインタALM2を指定してい
るので、ステップS58に進んで第2のアラームポイン
タALM2の内容である第2のアラームBZ2に係るデ
ータポインタmを1だけインクリメントする。つまり、
すべてのスケジュールデータのうちで、次に第2のアラ
ームBZ2を鳴動させるべきスケジュールデータを予め
指定しておく。
【0057】そして、ステップS59でスケジュールデ
ータのすべてについて処理が終了したかどうかを判断
し、終了していないときはステップS6に戻る。
【0058】なお、上記実施例では分単位で時刻到達を
判定していたが、これは、10分単位とか時間単位とか
秒単位とかで判定するようにしてもよい。また、上記実
施例では、1つのスケジュールデータに対してその開始
時刻と終了時刻との2つのアラーム時刻を設定したが、
これ以外に、3つ以上のアラーム時刻を設定するように
構成してもよい。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、登録し
た各スケジュールデータのそれぞれについて複数の任意
のアラーム時刻を種類分けして設定可能となし、すべて
のアラーム時刻について、それぞれに係るスケジュール
データの登録の順序に無関係に各アラーム時刻の到達を
監視するようにしたので、各アラーム時刻に達したとき
には、どのスケジュールデータに係るものであるかを表
示によって知らせることができるとともに、例えば開始
時刻なのか終了時刻なのか等どの種類のアラーム時刻で
あるのかを知らせることができ、スケジュールデータ使
用・管理における利便性を向上することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る携帯型電子機器の一例
である電子メモの外観を示す平面図である。
【図2】実施例に係る電子メモの電気的構成を示すブロ
ック線図である。
【図3】実施例におけるスケジュールデータの構造、ア
ラームポインタ,ポインタセレクタおよび時計比較用の
レジスタを示す図である。
【図4】実施例に係るキー入力と液晶表示パネルの画面
表示状態を示す図である。
【図5】実施例に係る動作説明に供するフローチャート
である。
【図6】実施例に係る動作説明に供するフローチャート
(図5中のサブルーチン)である。
【図7】従来の携帯型電子機器(電子メモ)におけるキ
ー入力と画面表示状態を示す図である。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 2 キー入力部 2a 英・数切換キー 2b 文字・数値入力キー 2c スケジュールモードキー 2d 記憶入力キー(ENTERキー) 2e オン/クリアキー 3 CPU 4 ROM 5 RAM 6 液晶駆動回路 7 キーマトリクス 8 タイマ 9 ブザー駆動回路 10 電子ブザー 11 スケジュールデータ a スケジュール内容データ n 第1のアラームに係るデータポインタ m 第2のアラームに係るデータポインタ BZ1 第1のアラーム BZ2 第2のアラーム ALM1 第1のアラームポインタ ALM2 第2のアラームポインタ P ポインタセレクタ T 時計データレジスタ TB 時計データ比較用レジスタバッファ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スケジュール管理機能,時計機能および
    アラーム機能を有し、登録した各スケジュールデータの
    それぞれについて複数の任意のアラーム時刻を種類分け
    して設定可能となし、すべてのアラーム時刻についてそ
    れぞれに係るスケジュールデータの登録の順序に無関係
    に各アラーム時刻の到達を監視する手段と、設定された
    アラーム時刻に達したときに、そのアラーム時刻に係る
    スケジュールデータを表示する手段と、そのアラーム時
    刻の種類に応じたアラームを発する手段とを備えたこと
    を特徴とする携帯型電子機器におけるスケジュールアラ
    ーム方式。
JP3197836A 1991-08-07 1991-08-07 携帯型電子機器におけるスケジユールアラーム方式 Pending JPH0540739A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3197836A JPH0540739A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 携帯型電子機器におけるスケジユールアラーム方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3197836A JPH0540739A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 携帯型電子機器におけるスケジユールアラーム方式

Publications (1)

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JPH0540739A true JPH0540739A (ja) 1993-02-19

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ID=16381154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3197836A Pending JPH0540739A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 携帯型電子機器におけるスケジユールアラーム方式

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JP (1) JPH0540739A (ja)

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