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JPH0539972Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0539972Y2
JPH0539972Y2 JP1988041596U JP4159688U JPH0539972Y2 JP H0539972 Y2 JPH0539972 Y2 JP H0539972Y2 JP 1988041596 U JP1988041596 U JP 1988041596U JP 4159688 U JP4159688 U JP 4159688U JP H0539972 Y2 JPH0539972 Y2 JP H0539972Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
fastening member
head
hanger
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988041596U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01144248U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988041596U priority Critical patent/JPH0539972Y2/ja
Publication of JPH01144248U publication Critical patent/JPH01144248U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0539972Y2 publication Critical patent/JPH0539972Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車の車内に設けられるハンガ
の取付構造に係り、詳しくは車室用ハンガを内壁
に締着する締着部材が隠される車室用ハンガの取
付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は従来の車室用ハンガの取付構造を示
し、コートハンガ10は、水平方向の両側へ張り
出す張り出し部12をもつ取付部14と、この取
付部14の下端に連なり一体的に形成されるフツ
ク部16とを備えている。取付部14の上面は平
面に形成され、両張り出し部12には挿入孔18
が形成されている。ボルト20は、頭部22と、
この頭部22より径の小さい軸部24とを備え、
軸部24にはワツシヤ26が嵌装される。挿入孔
18の径はボルト20の頭部22より小さくて軸
部24より大きく、ボルト20は、軸部24を挿
入孔18に挿入されてから、締め回され、頭部2
2において取付部14の張り出し部12を所定の
内壁に締め付ける。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のコートハンガ10では、ボルト20の頭
部22が外部に露出しており、見栄えが悪くなつ
ている。
この考案は、締着部材が隠れて見栄えが向上す
る車室用ハンガの取付構造を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、取付部と、この取付部から延びる
フツク部とを備える車室用ハンガにおいて、前記
フツク部及び前記取付部には中心線が互いにほぼ
一致するようにそれぞれ通孔及び挿入孔が形成さ
れ、前記通孔は締着部材の頭部が通過可能な径を
もち、前記挿入孔は、前記締着部材の前記頭部を
挿入可能であり前記通孔側に形成される大径部
と、前記締着部材の前記頭部を挿入不可で前記締
着部材の前記軸部を挿入可能である小径部とを含
み、前記通孔の下端開口の前面側の縁部に盛り出
し部を形成し、視線に対して前記通孔の下端開口
を隠しているか、又は前記フツク部の下端の後面
側の部分が垂直方向に対して斜面として形成さ
れ、前記通孔の下端開口はこの斜面に開口してい
ることを特徴とする車室用ハンガの取付構造を提
案するものである。
〔作用〕
締着部材は、フツク部の通孔に通されてから挿
入孔内へ挿入され、締め回される。締め回しに伴
つて、頭部は、挿入孔の大径部を奥の方へ進み、
大径部内に没し、大径部と小径部との境界の段部
に当てられ、その段部を介して車室用ハンガを締
め付ける。
〔実施例〕
以下、この考案を第1図〜第4図の実施例につ
いて説明する。
第2図はコートハンガ28の斜視図である。コ
ートハンガ28は、上面が平面状に形成されてい
るブロツク状の取付部30と、この取付部30に
一体的で取付部30の下端へ連なつて下方へ延び
るフツク部32とを有している。通孔34及び挿
入孔36はそれらの中心線が互いに一致するよう
にフツク部32及び取付部30にそれぞれ形成さ
れる。挿入孔36は、通孔34側、すなわち下側
の大径部38と、上側の小径部40とを含む。
第1図はコートハンガ28の取付状態の垂直断
面図である。通孔34及び大径部38の径はボル
ト20の頭部22の径よりも少し大きく、小径部
40の径はボルト20の軸部24の径より少し大
きくかつ頭部22の径より小さい。コートハンガ
28は、その上面及び裏面を自動車の内壁42の
上部の段部に当てられる。ボルト20は通孔34
を通されてから挿入孔36内へ挿入され、ドライ
バにより締め回される。この締め回しにより、軸
部24は挿入孔36の小径部40及び内壁42の
挿入孔44を上方へ進む。金属板46は挿入孔4
4の上端側において内壁42に固定され、ナツト
48が挿入孔44の上方対応位置において金属板
46の上面側に固定されている。ボルト20の締
め回しに伴つて、軸部24の先端部はナツト48
に螺合し、また、頭部22は、挿入孔44の大径
部38を奥の方へ進み、大径部38内に没し、大
径部38と小径部40との境界の段部に当てら
れ、その段部を介してコートハンガ28を内壁4
2に締め付ける。
前記フツク部32における通孔34の周縁の
内、コートハンガ28の前側の縁部は下方へ盛り
出し、盛り出し部56を形成している。この盛り
出し部56により通孔34の下端開口が前面側5
8からは隠されるので、見栄えが向上する。
第3図は自動車の室内におけるコートハンガ2
8の取付位置を示している。50は窓であり、コ
ートハンガ28は、車内側面の内壁42の上端部
に取り付けられ、コート52等がコートハンガ2
8のフツク部32に吊り下げられる。ボルト20
はコートハンガ28の取付部30の挿入孔36内
に十分に入り込んでいるので、人54からはボル
ト20が見えず、したがつて見栄えがよくなるの
である。
第4図はコートハンガ28の変形例の垂直断面
図である。フツク部32の下端は後方に向かつて
垂直方向に対して斜めに上方へ取付部30の方へ
向かう斜面60となつており、通孔34の下端が
斜面60に開口している。この斜面60が形成さ
れることによつて通孔34の開口が前面側58か
ら隠されるようになつている。この結果、見栄え
が向上する。
〔考案の効果〕
上述のようにこの考案によれば、車室用ハンガ
の取付部には締着部材挿入用の挿入孔が設けら
れ、この挿入孔は、締着部材の頭部を中へ入れ込
まれる大径部を備え、頭部は挿入孔の大径部と小
径部との境界の段部を介して車室用ハンガを締め
付ける。したがつて、締着部材は前面側から隠さ
れ、見栄えを良くすることができ、かつ前記締着
部材を通すためにフツク部に形成した通孔は盛り
出し部又は斜面によつて前面側からは隠され、更
に見栄えを向上させるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案の実施例に関し、第
1図はコートハンガの取付状態の垂直断面図、第
2図はコートハンガの斜視図、第3図は自動車の
室内におけるコートハンガの取付位置を示す図、
第4図はコートハンガの変形例の垂直断面図で、
第5図は従来の車室用ハンガの取付構造の斜視図
である。 20……ボルト(締着部材)、22……頭部、
24……軸部、28……コートハンガ、30……
取付部、32……フツク部、34……通孔、36
……挿入孔、38……大径部、40……小径部、
56……盛り出し部、60……斜面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 取付部と、この取付部から延びるフツク部と
    を備える車室用ハンガにおいて、前記フツク部
    及び前記取付部には中心線が互いにほぼ一致す
    るようにそれぞれ通孔及び挿入孔が形成され、
    前記通孔は締着部材の頭部が通過可能な径をも
    ち、前記挿入孔は、前記締着部材の前記頭部を
    挿入可能であり前記通孔側に形成される大径部
    と、前記締着部材の前記頭部を挿入不可で前記
    締着部材の軸部を挿入可能である小径部とを含
    み、前記通孔の下端開口の前面側の縁部に盛り
    出し部を形成し、前面の側から前記通孔の下端
    開口が前面側から隠されるようにしたことを特
    徴とする車室用ハンガの取付構造。 (2) 取付部と、この取付部から延びるフツク部と
    を備える車室用ハンガにおいて、前記フツク部
    及び前記取付部には中心線が互いにほぼ一致す
    るようにそれぞれ通孔及び挿入孔が形成され、
    前記通孔は締着部材の頭部が通過可能な径をも
    ち、前記挿入孔は、前記締着部材の前記頭部を
    挿入可能であり前記通孔側に形成される大径部
    と、前記締着部材の前記頭部を挿入不可で前記
    締着部材の軸部を挿入可能である小径部とを含
    み、前記フツク部の下端の後面側の部分が垂直
    方向に対して斜面として形成され、この斜面に
    開口している前記通孔が前面側から隠されてい
    ることを特徴とする車室用ハンガの取付構造。
JP1988041596U 1988-03-29 1988-03-29 Expired - Lifetime JPH0539972Y2 (ja)

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JP1988041596U JPH0539972Y2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29

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Publication Number Publication Date
JPH01144248U JPH01144248U (ja) 1989-10-03
JPH0539972Y2 true JPH0539972Y2 (ja) 1993-10-12

Family

ID=31268036

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JP1988041596U Expired - Lifetime JPH0539972Y2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29

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JP (1) JPH0539972Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61126877U (ja) * 1985-01-28 1986-08-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01144248U (ja) 1989-10-03

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