JPH0538760A - 係止片連続体の製造方法 - Google Patents
係止片連続体の製造方法Info
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- JPH0538760A JPH0538760A JP19647891A JP19647891A JPH0538760A JP H0538760 A JPH0538760 A JP H0538760A JP 19647891 A JP19647891 A JP 19647891A JP 19647891 A JP19647891 A JP 19647891A JP H0538760 A JPH0538760 A JP H0538760A
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- locking piece
- resin
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】100 本程度の係止片を含む短い係止片群の連結
棒同志を連結することによって1000〜2000本程度の係止
片を含む長い係止片連続体を製造する。 【構成】頭部hとフイラメント部fと横棒部bとからな
る係止片pを1本の連結棒B上に植立して係止片群Pを
構成し、この連結棒Bの端部を先端に向かって縮小した
薄肉部11からなる係合部10を形成し、この係合部1
0に小突起状の樹脂溜まり13を一体的に形成した接着
面を有しており、これらの係合部10を積層して樹脂の
加熱手段によって加熱溶融して接着した係止片連続体の
製造方法。
棒同志を連結することによって1000〜2000本程度の係止
片を含む長い係止片連続体を製造する。 【構成】頭部hとフイラメント部fと横棒部bとからな
る係止片pを1本の連結棒B上に植立して係止片群Pを
構成し、この連結棒Bの端部を先端に向かって縮小した
薄肉部11からなる係合部10を形成し、この係合部1
0に小突起状の樹脂溜まり13を一体的に形成した接着
面を有しており、これらの係合部10を積層して樹脂の
加熱手段によって加熱溶融して接着した係止片連続体の
製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形によって製造さ
れた係止片群の連結棒を連結して長い係止片群を製造す
る方法を提供するものである。
れた係止片群の連結棒を連結して長い係止片群を製造す
る方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂製の係止片は衣類や袋物等の商
品にラベルを固定する手段として開発されたもので、従
来の糸でラベル取付ける方法に比較して極めて効率的な
ものであるために現在は商品にラベルを取付けるための
通常の手段として使用されている。この係止片pは、例
えば図14に示すように、頭部hとフイラメント部fと
横棒部bを略H形に配置した形状をしており、この横棒
部bの中間部に設けた連結部cを介して1本の連結棒B
上に連結して係止片群Pを構成している。
品にラベルを固定する手段として開発されたもので、従
来の糸でラベル取付ける方法に比較して極めて効率的な
ものであるために現在は商品にラベルを取付けるための
通常の手段として使用されている。この係止片pは、例
えば図14に示すように、頭部hとフイラメント部fと
横棒部bを略H形に配置した形状をしており、この横棒
部bの中間部に設けた連結部cを介して1本の連結棒B
上に連結して係止片群Pを構成している。
【0003】そしてこの係止片群Pは、製造の面と使用
の面から30本から100 本の係止片pを1本の長い連結棒
B上に櫛状に植立させたものである。製造面から言えば
1本の係止片群Pに含まれる係止片pの数は射出成形に
よって成形する際の金型内での樹脂の流れと、成形され
た製品の外形や寸法精度等の関係から制限されるもので
あり、もし、非常に長い係止片群を成形しようとすると
連結棒B上の係止片pの位置によって樹脂の充填不足の
ものがあったり、フイラメント部fが切断したりする不
良品が発生するので、これを避ける必要があるからであ
る。
の面から30本から100 本の係止片pを1本の長い連結棒
B上に櫛状に植立させたものである。製造面から言えば
1本の係止片群Pに含まれる係止片pの数は射出成形に
よって成形する際の金型内での樹脂の流れと、成形され
た製品の外形や寸法精度等の関係から制限されるもので
あり、もし、非常に長い係止片群を成形しようとすると
連結棒B上の係止片pの位置によって樹脂の充填不足の
ものがあったり、フイラメント部fが切断したりする不
良品が発生するので、これを避ける必要があるからであ
る。
【0004】一方、使用面から言えば、係止片pはピス
トル、あるいはタグ・アタッチヤーと称する係止片取付
装置によって手で握り部の前に弾性的に突出しているレ
バーを握ることによって商品に係止片pを1本づつ打込
んでラベルを取付ける関係から、あまり長い係止片群P
であると、取付装置の上部よりこの係止片群Pが大きく
突出し、これがぶらぶらと揺動して商品に引掛かって商
品に損傷を与えることになる。そして係止片p同志のも
つれを防止するために頭部hの側面同志が連結片(連結
部cより遙かに切断し易い強度になっている)で連結さ
れているものにあっては、この連結片が切断されて頭部
hがバラバラになって纏まりが悪くなるという問題があ
るからである。このような理由から、従来の1本の係止
片群Pに含まれる係止片pの数は前記の本数程度に限定
されているのである。
トル、あるいはタグ・アタッチヤーと称する係止片取付
装置によって手で握り部の前に弾性的に突出しているレ
バーを握ることによって商品に係止片pを1本づつ打込
んでラベルを取付ける関係から、あまり長い係止片群P
であると、取付装置の上部よりこの係止片群Pが大きく
突出し、これがぶらぶらと揺動して商品に引掛かって商
品に損傷を与えることになる。そして係止片p同志のも
つれを防止するために頭部hの側面同志が連結片(連結
部cより遙かに切断し易い強度になっている)で連結さ
れているものにあっては、この連結片が切断されて頭部
hがバラバラになって纏まりが悪くなるという問題があ
るからである。このような理由から、従来の1本の係止
片群Pに含まれる係止片pの数は前記の本数程度に限定
されているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常のラベル取付けに
おいては、取付機を使用してその握り部に前部に弾性的
に突出しているレバーを握ることによって係止片を1本
づつ打込む手操作によって行っているので、取付機より
大きくはみ出さなく、取扱性に優れている意味で前記の
ように30〜100 本の係止片pの係止片群pでも特に問題
はなかった。
おいては、取付機を使用してその握り部に前部に弾性的
に突出しているレバーを握ることによって係止片を1本
づつ打込む手操作によって行っているので、取付機より
大きくはみ出さなく、取扱性に優れている意味で前記の
ように30〜100 本の係止片pの係止片群pでも特に問題
はなかった。
【0006】ところが、最近は衣類等の商品が連続した
工程で大量に生産されたり、ベルトコンベヤに載置され
て移動しつつある商品に素早くラベルを取付ける必要
や、係止片の打ち込みにかなりの力を必要とする商品が
出現している。このような場合には従来の手操作による
取付機でのラベルの取付けは非能率的である上に、失敗
することがあり、これを回避する意味でテーブルの上に
セットされたエアーシリンダ等の動力式の自動取付機に
よって連続的に打込むような操作が必要となっている。
工程で大量に生産されたり、ベルトコンベヤに載置され
て移動しつつある商品に素早くラベルを取付ける必要
や、係止片の打ち込みにかなりの力を必要とする商品が
出現している。このような場合には従来の手操作による
取付機でのラベルの取付けは非能率的である上に、失敗
することがあり、これを回避する意味でテーブルの上に
セットされたエアーシリンダ等の動力式の自動取付機に
よって連続的に打込むような操作が必要となっている。
【0007】特公昭58-28169号公報、特公昭61-30979号
公報、特公昭59-13375号公報、特公昭58-3232 号公報に
記載された発明は、このような用途に使用される連続し
た係止片連続体であって、大量に、然も継続して打込む
ことが可能なものである。しかし、射出成形によって製
造された係止片群は前記問題からその本数が制限される
ので、前記公知の発明においては回転型を使用した押出
成形によって製造されるものである。この係止片連続体
の製造方法は、係止片群を連続的に製造できるという優
れたメリットはあるものの、射出成形とフイラメント部
の延伸工程を経て製造された図14の如き係止片群に比
較して繊細な外観や寸法精度に欠けると言う問題があ
る。また、この押出成形による製造方法は係止片の頭部
同志、連結棒同志を平面的に連続させたものであるので
密集性に劣っており、このようにして製造された係止片
群を渦巻状に巻回した係止片群のパッケージは全体とし
て嵩が大きくなっており、これを装填する取付装置もか
なり大型のものとならざるを得ないのである。
公報、特公昭59-13375号公報、特公昭58-3232 号公報に
記載された発明は、このような用途に使用される連続し
た係止片連続体であって、大量に、然も継続して打込む
ことが可能なものである。しかし、射出成形によって製
造された係止片群は前記問題からその本数が制限される
ので、前記公知の発明においては回転型を使用した押出
成形によって製造されるものである。この係止片連続体
の製造方法は、係止片群を連続的に製造できるという優
れたメリットはあるものの、射出成形とフイラメント部
の延伸工程を経て製造された図14の如き係止片群に比
較して繊細な外観や寸法精度に欠けると言う問題があ
る。また、この押出成形による製造方法は係止片の頭部
同志、連結棒同志を平面的に連続させたものであるので
密集性に劣っており、このようにして製造された係止片
群を渦巻状に巻回した係止片群のパッケージは全体とし
て嵩が大きくなっており、これを装填する取付装置もか
なり大型のものとならざるを得ないのである。
【0008】なお、このようにして製造された係止片群
は手操作の取付機にも使用することができるものである
が、この場合には取付機の上部に大型の係止片群を装填
するケースが付設されることになり操作性に問題が生じ
ている。
は手操作の取付機にも使用することができるものである
が、この場合には取付機の上部に大型の係止片群を装填
するケースが付設されることになり操作性に問題が生じ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記公知
技術のもの問題点を解消する目的で、図14に示す射出
成形によって製造される直線型の係止片群Pの基礎構造
である連結棒Bの端部同志を接続することによって係止
片群の接続体、例えば1000本〜5000本にも及ぶ係止片連
続体の開発を試みた。
技術のもの問題点を解消する目的で、図14に示す射出
成形によって製造される直線型の係止片群Pの基礎構造
である連結棒Bの端部同志を接続することによって係止
片群の接続体、例えば1000本〜5000本にも及ぶ係止片連
続体の開発を試みた。
【0010】簡単にいえば、連結棒Bの端部同志を通常
の合成樹脂の連結手段によって連結すれば良いことであ
るが、実際に行なってみるとその連結方法はかなり制限
されることが判明した。即ち、図17のように2個の係
止片群Pの連結棒B1 とB2 の端部に薄肉部1を形成
し、この薄肉部1の間に接着剤あるいは合成樹脂の溶剤
を添付して接着をしたが、この方法のものはコストが高
い上に作業性を悪く、品質も不安定であり、かつ作業環
境が悪く実用化は殆どできなかった。なお、係止片群P
を成形する樹脂はナイロンあるいはPPであって、連結
棒Bの幅は 2.8mmで厚さは1.0 mm程度の繊細なもの
である。また、この連結棒Bの寸法は係止片群を製造す
るメーカによってことなっているが、なるべく柔軟性が
あるように小型のものが使用されている。
の合成樹脂の連結手段によって連結すれば良いことであ
るが、実際に行なってみるとその連結方法はかなり制限
されることが判明した。即ち、図17のように2個の係
止片群Pの連結棒B1 とB2 の端部に薄肉部1を形成
し、この薄肉部1の間に接着剤あるいは合成樹脂の溶剤
を添付して接着をしたが、この方法のものはコストが高
い上に作業性を悪く、品質も不安定であり、かつ作業環
境が悪く実用化は殆どできなかった。なお、係止片群P
を成形する樹脂はナイロンあるいはPPであって、連結
棒Bの幅は 2.8mmで厚さは1.0 mm程度の繊細なもの
である。また、この連結棒Bの寸法は係止片群を製造す
るメーカによってことなっているが、なるべく柔軟性が
あるように小型のものが使用されている。
【0011】そこで超音波接着、加熱体を押圧する熱接
着(ヒートシール)を試みたが、この方法のものは接着
剤で接着した場合よりも遙かにコストが低く、作業性も
良好である。しかし、この方法による接着は薄肉部1が
全面的に溶着されているものであるが、薄肉部1と厚肉
部2との境界を形成している段部3は溶着されておら
ず、溶融した樹脂のはみ出しがあり、矢印4の方向に曲
げ力を作用させると段部3の根本から折れ、実用化でき
ないことが判明した。
着(ヒートシール)を試みたが、この方法のものは接着
剤で接着した場合よりも遙かにコストが低く、作業性も
良好である。しかし、この方法による接着は薄肉部1が
全面的に溶着されているものであるが、薄肉部1と厚肉
部2との境界を形成している段部3は溶着されておら
ず、溶融した樹脂のはみ出しがあり、矢印4の方向に曲
げ力を作用させると段部3の根本から折れ、実用化でき
ないことが判明した。
【0012】次に、この欠点を解消する意味で図18の
ように連結棒B1 , B2 の端部に山形の厚肉部2aと、
この厚肉部2aの根本に2枚の三角形の羽根状の薄肉部
1aを形成し、これらを相互に噛合状態で溶着する方法
を試みたが、この方法も接着強度が不充分である上に、
接着部にバリを発生するという問題があった。このよう
にバリが発生すると取付装置の案内溝にこのバリが引掛
かって送り出し不良が発生するという問題があった。
ように連結棒B1 , B2 の端部に山形の厚肉部2aと、
この厚肉部2aの根本に2枚の三角形の羽根状の薄肉部
1aを形成し、これらを相互に噛合状態で溶着する方法
を試みたが、この方法も接着強度が不充分である上に、
接着部にバリを発生するという問題があった。このよう
にバリが発生すると取付装置の案内溝にこのバリが引掛
かって送り出し不良が発生するという問題があった。
【0013】本発明は、前記のように接着する成形品の
寸法が比較的細く、接着する面積を広く取ることができ
ない合成樹脂製係止片群の連結棒Bの端部同志の接着作
業性の向上と、接着部分の折れ曲がりを防止して係止片
群を連続させて1本の長い連結棒上に多数の係止片を植
立させた係止片連結体の製造方法及び新規な係止片連結
体を提案するものである。
寸法が比較的細く、接着する面積を広く取ることができ
ない合成樹脂製係止片群の連結棒Bの端部同志の接着作
業性の向上と、接着部分の折れ曲がりを防止して係止片
群を連続させて1本の長い連結棒上に多数の係止片を植
立させた係止片連結体の製造方法及び新規な係止片連結
体を提案するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る係止片連続体の製造方法は、係止片を1
本の連結棒によって連結して係止片群を構成し、この連
結棒の端部を先端に向って幅が縮小した薄肉状の係合部
に形成し、この係合部は小突起部で構成された樹脂溜ま
り、即ち溶融代を一体的に形成した接着面を有してお
り、これらの係合部を積層して樹脂の加熱手段によって
加熱溶融して接着することを特徴とする係止片連続体の
製造方法である。
の本発明に係る係止片連続体の製造方法は、係止片を1
本の連結棒によって連結して係止片群を構成し、この連
結棒の端部を先端に向って幅が縮小した薄肉状の係合部
に形成し、この係合部は小突起部で構成された樹脂溜ま
り、即ち溶融代を一体的に形成した接着面を有してお
り、これらの係合部を積層して樹脂の加熱手段によって
加熱溶融して接着することを特徴とする係止片連続体の
製造方法である。
【0015】連結棒の端部を先端に向って幅が縮小した
係合部に形成し、この係合部は小突起部からなる樹脂溜
まりを一体的に形成した接着面を有しており、これらの
係合部を積層して樹脂の加熱手段によって加熱溶融して
接着するように構成されている。係合部の正面形状は、
実施例に示すようにダイヤ形が最も好ましいが、円板形
のもの、あるいはこれらに類似した形状のものであって
も良い。また、樹脂溜まりは接着面の中央部より周囲に
拡がるような形状のものが適しており、それぞれの連結
棒上に設けられた2つの樹脂溜まりが合体した状態では
直線状や円板状、円錐状、あるいはダイヤ形等各種の形
状のものを使用することができる。
係合部に形成し、この係合部は小突起部からなる樹脂溜
まりを一体的に形成した接着面を有しており、これらの
係合部を積層して樹脂の加熱手段によって加熱溶融して
接着するように構成されている。係合部の正面形状は、
実施例に示すようにダイヤ形が最も好ましいが、円板形
のもの、あるいはこれらに類似した形状のものであって
も良い。また、樹脂溜まりは接着面の中央部より周囲に
拡がるような形状のものが適しており、それぞれの連結
棒上に設けられた2つの樹脂溜まりが合体した状態では
直線状や円板状、円錐状、あるいはダイヤ形等各種の形
状のものを使用することができる。
【0016】
【作 用】係合部、あるいは接着部を形成している接着
面上に一体的に設けた小突起部からなる樹脂溜まりは、
接着面を合わせた場合に相手の接着面に小範囲で接触す
る部分である。そしてこの部分は接着面から突出してい
るので超音波が作用した場合には局部的に集中し、この
部分から溶融が開始されて接着されることになる。ま
た、この樹脂溜まりは棒状体の端部の接着面に一体的に
成形することによって正確な位置に形成され、互いに重
ね合わせた状態ではこれらが衝合しない位置に配置でき
る。そしてこの樹脂溜まりは一種の糊材の役目をして溶
融がこの部分より開始され、正確に接着することができ
る。
面上に一体的に設けた小突起部からなる樹脂溜まりは、
接着面を合わせた場合に相手の接着面に小範囲で接触す
る部分である。そしてこの部分は接着面から突出してい
るので超音波が作用した場合には局部的に集中し、この
部分から溶融が開始されて接着されることになる。ま
た、この樹脂溜まりは棒状体の端部の接着面に一体的に
成形することによって正確な位置に形成され、互いに重
ね合わせた状態ではこれらが衝合しない位置に配置でき
る。そしてこの樹脂溜まりは一種の糊材の役目をして溶
融がこの部分より開始され、正確に接着することができ
る。
【0017】
【実 施 例】次に、図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は図14の射出成形によって製造された
係止片群Pの連結棒Bのみを取出して描いた正面図、図
2はこの連結棒Bの端部に形成した係合部の拡大正面
図、図3は同側面図である。
説明する。図1は図14の射出成形によって製造された
係止片群Pの連結棒Bのみを取出して描いた正面図、図
2はこの連結棒Bの端部に形成した係合部の拡大正面
図、図3は同側面図である。
【0018】係止片群Pはナイロン、あるいはポリプロ
ピレン等の合成樹脂を射出成形して製造されており、係
止片群Pの基礎構造を形成している連結棒Bの両端には
互いに逆向きに配置された薄肉部11からなる係合部1
0が形成されている。この係合部10は連結棒Bの厚肉
部12の厚さの約半分に形成しており、そしてこの薄肉
部11はダイヤモンド形ないしは菱形に先端部が次第に
縮小されている。このように係合部10を形成する薄肉
部11の形状をダイヤモンド形とした理由は、連結棒B
の長手方向に薄肉部11を分散させることによって係合
部10同志が重なり合った状態ではダイヤモンド形の全
長(接着面が全面的に)にわたって厚肉部12と薄肉部
11とが分散されることになり、図17の場合のように
厚肉部12と薄肉部11との間に段部が形成されないか
らである。
ピレン等の合成樹脂を射出成形して製造されており、係
止片群Pの基礎構造を形成している連結棒Bの両端には
互いに逆向きに配置された薄肉部11からなる係合部1
0が形成されている。この係合部10は連結棒Bの厚肉
部12の厚さの約半分に形成しており、そしてこの薄肉
部11はダイヤモンド形ないしは菱形に先端部が次第に
縮小されている。このように係合部10を形成する薄肉
部11の形状をダイヤモンド形とした理由は、連結棒B
の長手方向に薄肉部11を分散させることによって係合
部10同志が重なり合った状態ではダイヤモンド形の全
長(接着面が全面的に)にわたって厚肉部12と薄肉部
11とが分散されることになり、図17の場合のように
厚肉部12と薄肉部11との間に段部が形成されないか
らである。
【0019】前記図2と図3に示すダイヤモンド形の係
合部10は接着面を形成しており、その先端の形状に合
わせて「おむすび形」の樹脂溜まり13が形成されてい
る。この樹脂溜まり13の体積は糊材として必要とされ
る以上に大量にある必要はなく、薄肉部11からなる接
着面が全体的に溶融された場合に溶融樹脂が側部にはみ
出す程の量は必要はない。余分の糊材があると接着面同
志が溶融される前に、既に溶融されている樹脂溜まり1
3から溶出した樹脂がはみ出して不充分な接着となる恐
れがあるからである。
合部10は接着面を形成しており、その先端の形状に合
わせて「おむすび形」の樹脂溜まり13が形成されてい
る。この樹脂溜まり13の体積は糊材として必要とされ
る以上に大量にある必要はなく、薄肉部11からなる接
着面が全体的に溶融された場合に溶融樹脂が側部にはみ
出す程の量は必要はない。余分の糊材があると接着面同
志が溶融される前に、既に溶融されている樹脂溜まり1
3から溶出した樹脂がはみ出して不充分な接着となる恐
れがあるからである。
【0020】図4は接着部を構成する係合部10の中間
を板厚方向に断面した平面図であって、連結棒B1 ,B
2 の両端部に形成されているダイヤモンド形の係合部1
0を互いに重ね合わせており、この係合部10の両側に
おむすび形の樹脂溜まり13が対称的に配置されてい
る。次に、この状態ではこの係合部10の上から超音波
ヘッドを当てがって所定の強度と量の超音波を作用させ
る。すると、この樹脂溜まり13より溶融を開始して点
線で示すように溶融した樹脂はダイヤモンド形の接着面
(ダイヤモンド形の表面)上に拡がっていく。この溶融
樹脂の流れと同時にこの接着面を形成している樹脂も溶
融して接着面が全面的に溶融して効果的に係合部10の
溶融連結が行なわれることになる。
を板厚方向に断面した平面図であって、連結棒B1 ,B
2 の両端部に形成されているダイヤモンド形の係合部1
0を互いに重ね合わせており、この係合部10の両側に
おむすび形の樹脂溜まり13が対称的に配置されてい
る。次に、この状態ではこの係合部10の上から超音波
ヘッドを当てがって所定の強度と量の超音波を作用させ
る。すると、この樹脂溜まり13より溶融を開始して点
線で示すように溶融した樹脂はダイヤモンド形の接着面
(ダイヤモンド形の表面)上に拡がっていく。この溶融
樹脂の流れと同時にこの接着面を形成している樹脂も溶
融して接着面が全面的に溶融して効果的に係合部10の
溶融連結が行なわれることになる。
【0021】溶融した樹脂はV形の厚肉部12とこれに
対面する薄肉部11の先端部との間にも盛り上がって接
着力が強固になることがあるが、実際にはこの樹脂の盛
り上がりは少ないようである。樹脂溜まり13は、接着
面の樹脂の溶融開始部材と糊材との機能があるものであ
り、溶融開始を早める意味が各種の形状のものが採用さ
れる。図5は側面が偏平な円形で平面がおむすび形のも
の、図6は側面が三角形で平面がおむすび形のもの、図
7は側面が複数の円形の突起を持ち、平面がおむすび形
のものをそれぞれ示している。なお、実施例においては
樹脂溜まり13の平面形状を係合部10の先端部の形状
に合わせているが、この形状は成形品に形成された係合
部の大きさや合成樹脂の種類、平面形状によって各種の
ものを採用することができる。
対面する薄肉部11の先端部との間にも盛り上がって接
着力が強固になることがあるが、実際にはこの樹脂の盛
り上がりは少ないようである。樹脂溜まり13は、接着
面の樹脂の溶融開始部材と糊材との機能があるものであ
り、溶融開始を早める意味が各種の形状のものが採用さ
れる。図5は側面が偏平な円形で平面がおむすび形のも
の、図6は側面が三角形で平面がおむすび形のもの、図
7は側面が複数の円形の突起を持ち、平面がおむすび形
のものをそれぞれ示している。なお、実施例においては
樹脂溜まり13の平面形状を係合部10の先端部の形状
に合わせているが、この形状は成形品に形成された係合
部の大きさや合成樹脂の種類、平面形状によって各種の
ものを採用することができる。
【0022】係合部10の具体的な寸法を図2を参照し
て例示すると、次の通りである。 H= 2.8mm、J= 1.0mm、K= 4.0mm、L=1.0
mm、M=0.1 mm、α=60° 前記ダイヤモンド形の係合部10、即ち接着面の角度α
は、係合部10の先端部の形状によって決定されるもの
であるが、要は、互いに係合された係合部10が全長に
わたって薄肉部と厚肉部の両方で構成され、応力が集中
し易い段部が形成されないような形状とすることが必要
である。
て例示すると、次の通りである。 H= 2.8mm、J= 1.0mm、K= 4.0mm、L=1.0
mm、M=0.1 mm、α=60° 前記ダイヤモンド形の係合部10、即ち接着面の角度α
は、係合部10の先端部の形状によって決定されるもの
であるが、要は、互いに係合された係合部10が全長に
わたって薄肉部と厚肉部の両方で構成され、応力が集中
し易い段部が形成されないような形状とすることが必要
である。
【0023】図8〜図10は第2の実施例を示してお
り、ダイヤモンド形の係合部10aを形成しているが、
この係合部10aの接着面に形成する樹脂溜まり13a
が長方形のものであって、2本の連結棒Bが重ね合わせ
られた状態でこの樹脂溜まり13aは一文字状に配置さ
れることになる。図11〜図13は第3の実施例を示し
ており、係合部10bは円形であって、この円形の接着
面の中央部より前方に平面視で半円形、側面視で半円錐
形の樹脂溜まり13bが形成されている。この樹脂溜ま
り13bは2本の連結棒Bが重なった状態では円錐形と
なるように構成されている。
り、ダイヤモンド形の係合部10aを形成しているが、
この係合部10aの接着面に形成する樹脂溜まり13a
が長方形のものであって、2本の連結棒Bが重ね合わせ
られた状態でこの樹脂溜まり13aは一文字状に配置さ
れることになる。図11〜図13は第3の実施例を示し
ており、係合部10bは円形であって、この円形の接着
面の中央部より前方に平面視で半円形、側面視で半円錐
形の樹脂溜まり13bが形成されている。この樹脂溜ま
り13bは2本の連結棒Bが重なった状態では円錐形と
なるように構成されている。
【0024】図1〜図4に示された係合部を持つ連結棒
Bを接続した本発明の実施例に係る連続体と、図17及
び図18の係合部1、1aも持つ同様な材料を使用した
係止片群Pの連結棒B1 ,B2 を連結したものと比較す
ると、本発明の連結棒Bの方が遙かに接着力があること
が証明された。接着力の試験は、中央部が連結された長
さが20cmの連結棒Bを両端を持って図17の符号4
の方向に連結部を中心にして重なるように二つ折りに折
り曲げた後、再び元の直線状に復帰する動作を繰返し
た。その結果、図1〜図4に示す本発明によって接着し
た連結棒は100回の曲げでも異常は認められなかっ
た。これに対して図17の構造の比較例に示すものは1
〜10回程度が接着部が剥離して破断した。
Bを接続した本発明の実施例に係る連続体と、図17及
び図18の係合部1、1aも持つ同様な材料を使用した
係止片群Pの連結棒B1 ,B2 を連結したものと比較す
ると、本発明の連結棒Bの方が遙かに接着力があること
が証明された。接着力の試験は、中央部が連結された長
さが20cmの連結棒Bを両端を持って図17の符号4
の方向に連結部を中心にして重なるように二つ折りに折
り曲げた後、再び元の直線状に復帰する動作を繰返し
た。その結果、図1〜図4に示す本発明によって接着し
た連結棒は100回の曲げでも異常は認められなかっ
た。これに対して図17の構造の比較例に示すものは1
〜10回程度が接着部が剥離して破断した。
【0025】図15は図14の係止片群Pの連結棒Bを
本発明によって連結して長尺の係止片連続体Lとし、こ
れを渦巻状に巻回したものの正面図、図16は同平面図
である。このように係止片群Pの連結棒B同志を連結す
ることによって通常の長さの係止片群Pを必要な長さ、
即ち、係止片pを必要な本数だけ1パッケージとして準
備することができる。このような形態の係止片連続体L
に含まれる係止片pの本数は1000〜2000本にも
なり、かなり大量のものとすることができる。そしてこ
のような多数の係止片pからなる係止片連結体Lは空気
式、あるいはモーター式の自動取付機によって商品等に
打込まれて使用される。
本発明によって連結して長尺の係止片連続体Lとし、こ
れを渦巻状に巻回したものの正面図、図16は同平面図
である。このように係止片群Pの連結棒B同志を連結す
ることによって通常の長さの係止片群Pを必要な長さ、
即ち、係止片pを必要な本数だけ1パッケージとして準
備することができる。このような形態の係止片連続体L
に含まれる係止片pの本数は1000〜2000本にも
なり、かなり大量のものとすることができる。そしてこ
のような多数の係止片pからなる係止片連結体Lは空気
式、あるいはモーター式の自動取付機によって商品等に
打込まれて使用される。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る係止片連続体の製造方法
は、複数の係止片を1本の連結棒上に植立させて係止片
群を構成し、この連結棒の端部を先端に向って幅が縮小
した薄肉状の係合部に形成し、この係合部は小突起部で
構成された樹脂溜まりを一体的に形成した接着面を有し
ており、これらの係合部を積層して樹脂の加熱手段によ
って加熱溶融して接着するものであり、次の効果を奏す
ることができる。
は、複数の係止片を1本の連結棒上に植立させて係止片
群を構成し、この連結棒の端部を先端に向って幅が縮小
した薄肉状の係合部に形成し、この係合部は小突起部で
構成された樹脂溜まりを一体的に形成した接着面を有し
ており、これらの係合部を積層して樹脂の加熱手段によ
って加熱溶融して接着するものであり、次の効果を奏す
ることができる。
【0027】連結棒の先端に形成された係合部は、薄肉
部を先端に向かって縮小して形成しており、連結される
2本の連結棒は互いに薄肉部と厚肉部とが存在した状態
で突き合わされ、そしてこの係合部の平面である接着面
には小突起部からなる樹脂溜まりが接触することにな
る。そして接着手段によってこの係合部が加熱されると
前記樹脂溜まりから溶融を開始してこれが接着面に拡が
り、更に接着面が全面的に接着されることになり、接着
作業が容易になる上に、接着強度が向上する。従って、
射出成形によって製造された係止片群の連結棒同志をを
連結して長尺の係止片連続体を提供することができる。
部を先端に向かって縮小して形成しており、連結される
2本の連結棒は互いに薄肉部と厚肉部とが存在した状態
で突き合わされ、そしてこの係合部の平面である接着面
には小突起部からなる樹脂溜まりが接触することにな
る。そして接着手段によってこの係合部が加熱されると
前記樹脂溜まりから溶融を開始してこれが接着面に拡が
り、更に接着面が全面的に接着されることになり、接着
作業が容易になる上に、接着強度が向上する。従って、
射出成形によって製造された係止片群の連結棒同志をを
連結して長尺の係止片連続体を提供することができる。
【図1】係止片連続体を構成する連結棒の正面図であ
る。
る。
【図2】図1の連結棒の端部に形成した係合部の拡大正
面図である。
面図である。
【図3】図2の樹脂溜まりを有する係合部の拡大側面図
である。
である。
【図4】係合部の接合状態の説明図である。
【図5】係合部に形成した樹脂溜まりの形状を示す側面
図である。
図である。
【図6】係合部に形成した樹脂溜まりの形状を示す側面
図である。
図である。
【図7】係合部に形成した樹脂溜まりの形状を示す側面
図である。
図である。
【図8】実施例2における連結棒の正面図である。
【図9】図8の連結棒の端部に形成した係合部の拡大正
面図である。
面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】実施例3における連結棒の正面図である。
【図12】図11の連結棒の端部に形成した係合部の拡
大正面図である。
大正面図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】係止片群の一例を示す斜視図である。
【図15】図14の係止片群によって製造された係止片
連続体の正面図である。
連続体の正面図である。
【図16】図15の係止片連続体の平面図である。
【図17】従来の連結棒の係合部の形状を示す斜視図で
ある。
ある。
【図18】従来の連結棒の係合部の形状を示す斜視図で
ある。
ある。
1,1a 薄肉部 2,2a 厚肉部 3 段部
10 係合部 11 薄肉部 12 厚肉部 13 樹脂溜まり。 P 係止片群 p 係止片 B 連結棒。
10 係合部 11 薄肉部 12 厚肉部 13 樹脂溜まり。 P 係止片群 p 係止片 B 連結棒。
Claims (2)
- 【請求項1】複数の係止片を1本の連結棒上に植立させ
て構成した係止片群の前記連結棒の端部を先端に向って
幅が縮小した薄肉状の係合部に形成し、この係合部は小
突起部で構成された樹脂溜まりを一体的に形成した接着
面を有しており、複数の係止片群の連結棒の係合部を積
層して樹脂の加熱手段によって加熱溶融して接着するこ
とを特徴とする係止片連続体の製造方法。 - 【請求項2】樹脂溜まりは、接着面の溶融が開始される
部分を形成しており、その量は接着面が溶融接着された
状態で連結棒の側部に大きくはみ出さないように規定さ
れている請求項1記載の合成樹脂成形品の接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19647891A JP3253647B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 係止片連続体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19647891A JP3253647B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 係止片連続体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538760A true JPH0538760A (ja) | 1993-02-19 |
JP3253647B2 JP3253647B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=16358464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19647891A Expired - Fee Related JP3253647B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 係止片連続体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3253647B2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP19647891A patent/JP3253647B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3253647B2 (ja) | 2002-02-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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