JPH0536143B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0536143B2 JPH0536143B2 JP14126887A JP14126887A JPH0536143B2 JP H0536143 B2 JPH0536143 B2 JP H0536143B2 JP 14126887 A JP14126887 A JP 14126887A JP 14126887 A JP14126887 A JP 14126887A JP H0536143 B2 JPH0536143 B2 JP H0536143B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- plate
- sprue
- match plate
- form frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C15/00—Moulding machines characterised by the compacting mechanism; Accessories therefor
- B22C15/28—Compacting by different means acting simultaneously or successively, e.g. preliminary blowing and finally pressing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は生砂による三段重ね状態の無枠鋳型を
一度に造型するのに好適な装置に関する。
一度に造型するのに好適な装置に関する。
(従来技術と問題点)
従来、生砂による直垂割型の無枠竪型鋳型を複
数個、横に並べて複数の製品キヤビテイを画成す
るようにした造型機は存在するが、生砂による水
平割型の無枠鋳型を3個重ねた状態で一度に造型
することは、湯口造型の困難性や模型板の構造上
の観点から、一般には実施不可能と考えられてい
た。したがつて、複数の無枠鋳型を重ねて複数の
製品キヤビテイを画成するようにした造型方法と
しては、シエルモールド法、コールドボツクス
法、自硬性鋳物砂による造型法等で主型鋳型を1
個ずつ造型した後、それらを重ね合わせて複数の
製品キヤビテイを画成するようにしたものが存在
するだけであり、その造型方法は生産性が悪い問
題があつた。
数個、横に並べて複数の製品キヤビテイを画成す
るようにした造型機は存在するが、生砂による水
平割型の無枠鋳型を3個重ねた状態で一度に造型
することは、湯口造型の困難性や模型板の構造上
の観点から、一般には実施不可能と考えられてい
た。したがつて、複数の無枠鋳型を重ねて複数の
製品キヤビテイを画成するようにした造型方法と
しては、シエルモールド法、コールドボツクス
法、自硬性鋳物砂による造型法等で主型鋳型を1
個ずつ造型した後、それらを重ね合わせて複数の
製品キヤビテイを画成するようにしたものが存在
するだけであり、その造型方法は生産性が悪い問
題があつた。
(発明の目的)
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、
生砂による三段重ね状態の無枠鋳型を一度に造型
し得る装置を供給することを目的とする。
生砂による三段重ね状態の無枠鋳型を一度に造型
し得る装置を供給することを目的とする。
(発明の構成)
以下、本発明の構成について実施例の画面に基
づき詳細に説明する。1は機台で、該機台1上に
は上向きのスクイズシリンダ2が設置され、該ス
クイズシリンダ2のピストンロツドの上端には下
スクイズ板3が固着されている。また、前記機台
1におけるスクイズシリンダ2の両側位置には上
向きのシリンダ4,4が設置され、さらに、機台
1におけるシリンダ4,4の外側位置には4本の
コラム5,5が立設されている。また、コラム
5,5には下スクイズ板3の挿入可能な下型枠6
が上下摺動自在に架装されており、該下型枠6
は、下面に前記シリンダ4,4のピストンロツド
の先端が固着され、さらに、側面に砂吹込孔7,
7が形成されている(第2図参照)。また、コラ
ム5,5における下型枠6の上方位置には中型枠
8が上下摺動自在にかつ下型枠6と同心して架装
されており、該中型枠8は、別途固定配設した支
持部材9,9上に載つて所定位置で下降が止ま
り、さらに、側面に砂吹込孔10,10が形成さ
れている(第2図参照)。また、下型枠6と中型
枠8との間には、下マツチプレート機構11がガ
イドレール12,12を介して入出可能に配置さ
れており、該下マツチプレート機構11は、フレ
ーム13に固設した横向きシリンダ14のピスト
ンロツドの先端に連結部材15を介して連結され
ていて、シリンダ14の伸縮作動により左右動し
かつガイドレール12,12および連結部材15
から押上げ分離可能に構成されている。そして、
下マツチプレート機構11は、中型枠8内に遊挿
可能でかつ上面に湯口棒16aを有する下マツチ
プレート16と、該下マツチプレート16を支持
しかつ開口17aを有する支持板17とで構成さ
れている。また、コラム5,5における中型枠8
の上方には上型枠18が上下摺動可能にかつ中型
枠8と同心して架装され、さらに、コラム5,5
の上端間には天井フレーム19が架設されてい
る。また、上型枠18は、上面に、天井フレーム
19に垂設した下向きのシリンダ20,20のピ
ストンロツドの下端が固着され、さらに、側面に
砂吹込孔21が形成されている(第2図参照)。
また、中型枠8と上型枠18との間には、上マツ
チプレート機構22がガイドレール23,23を
介して入出可能に配置されており、該上マツチプ
レート機構22は、フレーム13に固設した横向
きシリンダ24のピストンロツドの先端に連結部
材25を介して連結されていて、シリンダ24の
伸縮作動により左右動しかつガイドレール23,
23および連結部材25から押上げ分離可能に構
成されている。そして、該上マツチプレート機構
22は、上型枠18内に遊挿可能でかつ、上面に
湯口棒26aをまた下面に下マツチプレート16
の湯口棒16aの挿入可能な筒状の湯口模型26
bをそれぞれ有する上マツチプレート26と、該
上マツチプレート26を支持しかつ開口27aを
有する支持板27とで構成されている。また、天
井フレーム19の下面には上型枠18内に位置す
る上スクイズ板28がブラケツト29を介して固
着され、該上スクイズ板28の下面には、上マツ
チプレート機構22の湯口棒26aの挿入可能な
筒状の湯口模型30が垂設されている。31,3
1は上・中・下型枠18,8,6内に同時に鋳物
砂を吹き込むブローヘツドであり、各ブローヘツ
ド31には砂吹出口31a,31b,31cが形
成され(第2図参照)、砂吹出口31a〜31c
の先端には圧縮空気の給排により膨脹・収縮する
シール機構(図示せず)が付設されている。ま
た、ブローヘツド31,31の上端にはシリンダ
32,32で駆動するスライドゲート33,33
とホツパ34,34とが装着されている。また、
第2図に示すように下マツチプレート機構11の
下面には下型枠6のピン孔(図示せず)に嵌入可
能なガイドピン35が、中型枠8の下面には支持
部材9,9のピン孔9a,9aに嵌入可能なガイ
ドピン36,36が、さらに、上マツチプレート
機構22の上・下面には上・中型枠18,8のピ
ン孔(図示せず)に嵌入可能なガイドピン37,
38がそれぞれ突設されている。39は機台1上
に設置された鋳型押出しシリンダである(第1図
参照)。
づき詳細に説明する。1は機台で、該機台1上に
は上向きのスクイズシリンダ2が設置され、該ス
クイズシリンダ2のピストンロツドの上端には下
スクイズ板3が固着されている。また、前記機台
1におけるスクイズシリンダ2の両側位置には上
向きのシリンダ4,4が設置され、さらに、機台
1におけるシリンダ4,4の外側位置には4本の
コラム5,5が立設されている。また、コラム
5,5には下スクイズ板3の挿入可能な下型枠6
が上下摺動自在に架装されており、該下型枠6
は、下面に前記シリンダ4,4のピストンロツド
の先端が固着され、さらに、側面に砂吹込孔7,
7が形成されている(第2図参照)。また、コラ
ム5,5における下型枠6の上方位置には中型枠
8が上下摺動自在にかつ下型枠6と同心して架装
されており、該中型枠8は、別途固定配設した支
持部材9,9上に載つて所定位置で下降が止ま
り、さらに、側面に砂吹込孔10,10が形成さ
れている(第2図参照)。また、下型枠6と中型
枠8との間には、下マツチプレート機構11がガ
イドレール12,12を介して入出可能に配置さ
れており、該下マツチプレート機構11は、フレ
ーム13に固設した横向きシリンダ14のピスト
ンロツドの先端に連結部材15を介して連結され
ていて、シリンダ14の伸縮作動により左右動し
かつガイドレール12,12および連結部材15
から押上げ分離可能に構成されている。そして、
下マツチプレート機構11は、中型枠8内に遊挿
可能でかつ上面に湯口棒16aを有する下マツチ
プレート16と、該下マツチプレート16を支持
しかつ開口17aを有する支持板17とで構成さ
れている。また、コラム5,5における中型枠8
の上方には上型枠18が上下摺動可能にかつ中型
枠8と同心して架装され、さらに、コラム5,5
の上端間には天井フレーム19が架設されてい
る。また、上型枠18は、上面に、天井フレーム
19に垂設した下向きのシリンダ20,20のピ
ストンロツドの下端が固着され、さらに、側面に
砂吹込孔21が形成されている(第2図参照)。
また、中型枠8と上型枠18との間には、上マツ
チプレート機構22がガイドレール23,23を
介して入出可能に配置されており、該上マツチプ
レート機構22は、フレーム13に固設した横向
きシリンダ24のピストンロツドの先端に連結部
材25を介して連結されていて、シリンダ24の
伸縮作動により左右動しかつガイドレール23,
23および連結部材25から押上げ分離可能に構
成されている。そして、該上マツチプレート機構
22は、上型枠18内に遊挿可能でかつ、上面に
湯口棒26aをまた下面に下マツチプレート16
の湯口棒16aの挿入可能な筒状の湯口模型26
bをそれぞれ有する上マツチプレート26と、該
上マツチプレート26を支持しかつ開口27aを
有する支持板27とで構成されている。また、天
井フレーム19の下面には上型枠18内に位置す
る上スクイズ板28がブラケツト29を介して固
着され、該上スクイズ板28の下面には、上マツ
チプレート機構22の湯口棒26aの挿入可能な
筒状の湯口模型30が垂設されている。31,3
1は上・中・下型枠18,8,6内に同時に鋳物
砂を吹き込むブローヘツドであり、各ブローヘツ
ド31には砂吹出口31a,31b,31cが形
成され(第2図参照)、砂吹出口31a〜31c
の先端には圧縮空気の給排により膨脹・収縮する
シール機構(図示せず)が付設されている。ま
た、ブローヘツド31,31の上端にはシリンダ
32,32で駆動するスライドゲート33,33
とホツパ34,34とが装着されている。また、
第2図に示すように下マツチプレート機構11の
下面には下型枠6のピン孔(図示せず)に嵌入可
能なガイドピン35が、中型枠8の下面には支持
部材9,9のピン孔9a,9aに嵌入可能なガイ
ドピン36,36が、さらに、上マツチプレート
機構22の上・下面には上・中型枠18,8のピ
ン孔(図示せず)に嵌入可能なガイドピン37,
38がそれぞれ突設されている。39は機台1上
に設置された鋳型押出しシリンダである(第1図
参照)。
(発明の作用)
次にこのように構成した装置の作用について説
明する。まず、シリンダ24,14を伸長作動し
て上・下マツチプレート機構22,11を上・中
型枠18,8間および中・下型枠8,6間にそれ
ぞれ進入させ、続いて、シリンダ4,4を伸長作
動して下型枠6を上昇させるとともに下型枠6上
に下マツチプレート機構11、中型枠8、上マツ
チプレート機構22および上型枠18を順次型合
わせ載置し、これにより第2図に示すように、
上・中・下型枠18,8,6の砂吹込孔21,2
1,10,10,7,7を、ブローヘツド31,
31の砂吹出口31a,31a〜31c,31c
にそれぞれ対向させるとともに、湯口棒26a,
16aを湯口模型30,26b内にそれぞれ嵌入
させる。次いで、スクイズシリンダ2を伸長作動
して、下スクイズ板3を所定距離上昇させて下型
枠12の下端開口部に挿入しそれを閉塞し、続い
て、図示しないシール機構に圧縮空気を供給して
シール部材を膨脹させ、砂吹出口31a,31a
〜31c,31cと砂吹込孔21,21,10,
10,7,7との間をそれぞれ気密にシールする
とともに連通接続させる。次いで、ブローヘツド
31,31内に圧縮空気を供給して上・下スクイ
ズ板28,3、上・中・下型枠18,8,6およ
び上・下マツチプレート機構22,11で画成さ
れる空間内に鋳物砂を吹き込み充填する。次い
で、スクイズシリンダ2をさらに伸長作動して下
スクイズ板3を上昇させると、下型枠6内の鋳物
砂はスクイズされながら下マツチプレート16を
中型枠8内に押し上げ、下マツチプレート16の
押し上げにより中型枠8内の鋳物砂は同様にスク
イズされながら上マツチプレート26を押し上げ
る。同様にして上型枠18内の鋳物砂がスクイズ
される。その結果、上・中・下型枠18,8,6
内の鋳物砂はスクイズされ固化されることとな
る。スクイズ完了後、シール機構から圧縮空気を
排出してシール部材を収縮させ、続いて、スクイ
ズシリンダ2およびシリンダ4,4を収縮作動し
て下スクイズ板3、下型枠6等を下降すると、ま
ず、上マツチプレート機構22が上型枠18から
分離してガイドレール23,23上に載り、続い
て、中型枠8が上マツチプレート機構22から分
離して支持部材9,9上に載り、下マツチプレー
ト機構11が中型枠8から分離してガイドレール
12,12上に載り、最後に下型枠12が下マツ
チプレート機構11から分離される。次いで、シ
リンダ24,14を収縮作動して上・下マツチプ
レート機構22,11を上・中型枠18,8間お
よび中・下型枠8,6間からそれぞれ後退させ、
続いて、再びスクイズシリンダ2およびシリンダ
4,4を伸長作動して下スクイズ板3を上昇させ
るとともに下スクイズ板3上に下・中・上型枠
6,8,18内の鋳型を順次積み重ね、その後、
下・中・上型枠6,8,18内の鋳型を上・下ス
クイズ板28,3で把持する。次いで、シリンダ
4,4をさに伸長作動するとともにシリンダ2
0,20を収縮作動して上・中・下型枠18,
8,6を鋳型から抜き上げ、続いて、スクイズシ
リンダ2を収縮作動して下スクイズ板3を下降さ
せる。次いで、押出しシリンダ39を伸長作動し
て下スクイズ板3上の鋳型を定盤P上に押し出す
と、第3図に示すように、三段重ね状態の鋳型M
が得られる。その後、押出しシリンダ39を元に
戻し、さらに、シリンダ4,4を収縮作動すると
ともにシリンダ20,20を伸長作動して上・
中・下型枠18,8,6を下降させるとともに中
型枠8を支持部材9,9上に載置し、スライドゲ
ート33,33を開閉してホツパ34,34の鋳
物砂をブローヘツド31,31内に補給して1サ
イクルを終了する。
明する。まず、シリンダ24,14を伸長作動し
て上・下マツチプレート機構22,11を上・中
型枠18,8間および中・下型枠8,6間にそれ
ぞれ進入させ、続いて、シリンダ4,4を伸長作
動して下型枠6を上昇させるとともに下型枠6上
に下マツチプレート機構11、中型枠8、上マツ
チプレート機構22および上型枠18を順次型合
わせ載置し、これにより第2図に示すように、
上・中・下型枠18,8,6の砂吹込孔21,2
1,10,10,7,7を、ブローヘツド31,
31の砂吹出口31a,31a〜31c,31c
にそれぞれ対向させるとともに、湯口棒26a,
16aを湯口模型30,26b内にそれぞれ嵌入
させる。次いで、スクイズシリンダ2を伸長作動
して、下スクイズ板3を所定距離上昇させて下型
枠12の下端開口部に挿入しそれを閉塞し、続い
て、図示しないシール機構に圧縮空気を供給して
シール部材を膨脹させ、砂吹出口31a,31a
〜31c,31cと砂吹込孔21,21,10,
10,7,7との間をそれぞれ気密にシールする
とともに連通接続させる。次いで、ブローヘツド
31,31内に圧縮空気を供給して上・下スクイ
ズ板28,3、上・中・下型枠18,8,6およ
び上・下マツチプレート機構22,11で画成さ
れる空間内に鋳物砂を吹き込み充填する。次い
で、スクイズシリンダ2をさらに伸長作動して下
スクイズ板3を上昇させると、下型枠6内の鋳物
砂はスクイズされながら下マツチプレート16を
中型枠8内に押し上げ、下マツチプレート16の
押し上げにより中型枠8内の鋳物砂は同様にスク
イズされながら上マツチプレート26を押し上げ
る。同様にして上型枠18内の鋳物砂がスクイズ
される。その結果、上・中・下型枠18,8,6
内の鋳物砂はスクイズされ固化されることとな
る。スクイズ完了後、シール機構から圧縮空気を
排出してシール部材を収縮させ、続いて、スクイ
ズシリンダ2およびシリンダ4,4を収縮作動し
て下スクイズ板3、下型枠6等を下降すると、ま
ず、上マツチプレート機構22が上型枠18から
分離してガイドレール23,23上に載り、続い
て、中型枠8が上マツチプレート機構22から分
離して支持部材9,9上に載り、下マツチプレー
ト機構11が中型枠8から分離してガイドレール
12,12上に載り、最後に下型枠12が下マツ
チプレート機構11から分離される。次いで、シ
リンダ24,14を収縮作動して上・下マツチプ
レート機構22,11を上・中型枠18,8間お
よび中・下型枠8,6間からそれぞれ後退させ、
続いて、再びスクイズシリンダ2およびシリンダ
4,4を伸長作動して下スクイズ板3を上昇させ
るとともに下スクイズ板3上に下・中・上型枠
6,8,18内の鋳型を順次積み重ね、その後、
下・中・上型枠6,8,18内の鋳型を上・下ス
クイズ板28,3で把持する。次いで、シリンダ
4,4をさに伸長作動するとともにシリンダ2
0,20を収縮作動して上・中・下型枠18,
8,6を鋳型から抜き上げ、続いて、スクイズシ
リンダ2を収縮作動して下スクイズ板3を下降さ
せる。次いで、押出しシリンダ39を伸長作動し
て下スクイズ板3上の鋳型を定盤P上に押し出す
と、第3図に示すように、三段重ね状態の鋳型M
が得られる。その後、押出しシリンダ39を元に
戻し、さらに、シリンダ4,4を収縮作動すると
ともにシリンダ20,20を伸長作動して上・
中・下型枠18,8,6を下降させるとともに中
型枠8を支持部材9,9上に載置し、スライドゲ
ート33,33を開閉してホツパ34,34の鋳
物砂をブローヘツド31,31内に補給して1サ
イクルを終了する。
なお、上記の実施例では上型枠18をシリンダ
20,20により強制的に昇降させるようにして
いるが、中型枠8のように自重下降させるととも
に下降時に支持部材で支持するようにし、かつシ
リンダ4,4の伸長作動により下型枠6を介して
押し上げるようにしてもよい。また、ブローヘツ
ド31は1個でもよい。
20,20により強制的に昇降させるようにして
いるが、中型枠8のように自重下降させるととも
に下降時に支持部材で支持するようにし、かつシ
リンダ4,4の伸長作動により下型枠6を介して
押し上げるようにしてもよい。また、ブローヘツ
ド31は1個でもよい。
(発明の効果)
以上の説明からも明らかなように本発明は、昇
降可能に設けた下型枠6の上方に、中・上型枠1
8,18を上下動可能に配設し、さらに下型枠6
の下方に下スクイズ板3を昇降可能に設けるとと
もに下スクイズ板3に対向する上方に上スクイズ
板28を配設し、下・中型枠6,8間および中・
上型枠8,18間に、互いに分離可能な下マツチ
プレート16と支持板17で成る下マツチプレー
ト機構11、および、互いに分離可能な上マツチ
プレート26と支持板27で成る上マツチプレー
ト機構22を、それぞれ入出可能かつ押上げ可能
に配設し、さらに、前記上・中・下型枠18,
8,6内に同時に鋳物砂を吹き込むブローヘツド
31を設けたから、生砂による三段重ね状態の無
枠鋳型を一度に造型でき、生産性が非常に良い優
れた効果を奏する。
降可能に設けた下型枠6の上方に、中・上型枠1
8,18を上下動可能に配設し、さらに下型枠6
の下方に下スクイズ板3を昇降可能に設けるとと
もに下スクイズ板3に対向する上方に上スクイズ
板28を配設し、下・中型枠6,8間および中・
上型枠8,18間に、互いに分離可能な下マツチ
プレート16と支持板17で成る下マツチプレー
ト機構11、および、互いに分離可能な上マツチ
プレート26と支持板27で成る上マツチプレー
ト機構22を、それぞれ入出可能かつ押上げ可能
に配設し、さらに、前記上・中・下型枠18,
8,6内に同時に鋳物砂を吹き込むブローヘツド
31を設けたから、生砂による三段重ね状態の無
枠鋳型を一度に造型でき、生産性が非常に良い優
れた効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例を示す一部切欠断面
正面図、第2図は第1図の一部切欠断面側面図、
第3図は本発明で造型された三段重ね無枠鋳型で
ある。 3:下スクイズ板、6:下型枠、7,10,2
1:砂吹込孔、8:中型枠、11:下マツチプレ
ート機構、16:下マツチプレート、16a:湯
口棒、17:支持板、17a:開口、18:上型
枠、22:上マツチプレート機構、26:上マツ
チプレート、26a:湯口棒、26b:湯口模
型、27:支持板、27a:開口、30:湯口模
型、31:ブローヘツド。
正面図、第2図は第1図の一部切欠断面側面図、
第3図は本発明で造型された三段重ね無枠鋳型で
ある。 3:下スクイズ板、6:下型枠、7,10,2
1:砂吹込孔、8:中型枠、11:下マツチプレ
ート機構、16:下マツチプレート、16a:湯
口棒、17:支持板、17a:開口、18:上型
枠、22:上マツチプレート機構、26:上マツ
チプレート、26a:湯口棒、26b:湯口模
型、27:支持板、27a:開口、30:湯口模
型、31:ブローヘツド。
Claims (1)
- 1 昇降可能に設けた下型枠6の上方に所定の間
隔をおいて中型枠8を上下動可能に配設し、該中
型枠8の上方に所定の間隔をおいて上型枠18を
上下動可能に配設し、さらに前記下型枠6の下方
に、該下型枠6内に挿入可能な下スクイズ板3を
昇降可能に設け、該下スクイズ板3の対向する上
方には上スクイズ板28を前記上型枠18内に位
置させて固定配設し、前記下型枠6と前記中型枠
8との間に下マツチプレート機構11を入出可能
かつ押上げ可能に配設し、該下マツチプレート機
構11を、前記中型枠8内に遊挿可能でかつ上面
に湯口棒16aを備えた下マツチプレート16
と、開口17aを有する支持板17とで互いに上
下分離可能に構成し、前記中型枠8と前記上型枠
18との間に上マツチプレート機構22を入出可
能かつ押上げ可能に配設し、該上マツチプレート
機構22を、前記上型枠18内に遊挿可能でかつ
上面に湯口棒26aをまた下面に前記湯口棒16
aの嵌入可能な湯口模型26bをそれぞれ備えた
上マツチプレート26と、開口27aを有する支
持板27とで互いに上下分離可能に構成し、前記
上スグイズ板28の下面に前記湯口棒26aの嵌
入可能な湯口模型30を垂設し、前記下・中・上
型枠6,8,18の側面に砂吹込孔7,10,2
1をそれぞれ形成し、さらに該砂吹込孔7,1
0,21から前記下・中・上型枠6,8,18内
に同時に鋳物砂を吹き込むブローヘツド31を配
設したことを特徴とする三段重ね無枠鋳型造型
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14126887A JPS63303651A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | 三段重ね無枠鋳型造型機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14126887A JPS63303651A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | 三段重ね無枠鋳型造型機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63303651A JPS63303651A (ja) | 1988-12-12 |
JPH0536143B2 true JPH0536143B2 (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=15287944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14126887A Granted JPS63303651A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | 三段重ね無枠鋳型造型機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63303651A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5062540B2 (ja) * | 2010-01-13 | 2012-10-31 | 新東工業株式会社 | 鋳型造型機におけるサンドタンクの給排気装置及び給排気方法 |
KR101652883B1 (ko) * | 2010-03-11 | 2016-08-31 | 신토고교 가부시키가이샤 | 주형 조형기 |
-
1987
- 1987-06-05 JP JP14126887A patent/JPS63303651A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63303651A (ja) | 1988-12-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |