JPH05344137A - データ伝送システム - Google Patents
データ伝送システムInfo
- Publication number
- JPH05344137A JPH05344137A JP4152132A JP15213292A JPH05344137A JP H05344137 A JPH05344137 A JP H05344137A JP 4152132 A JP4152132 A JP 4152132A JP 15213292 A JP15213292 A JP 15213292A JP H05344137 A JPH05344137 A JP H05344137A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- address
- address number
- unit
- transmission unit
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- Pending
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 伝送ユニットの増設、伝送ユニットの削減ま
たは伝送ユニット組み替え等によりシステムを再構成す
る際、自動的に短時間でアドレス設定できるデータ伝送
システムを得る。 【構成】 ループ状の伝送路10に直列接続される複数の
伝送ユニット20a〜20dそれぞれに、複数の伝送ユニッ
ト20a〜20dそれぞれへのアドレス設定の際に一方に隣
接する前記伝送ユニットから送られてくるアドレス番号
を自己のアドレス番号として設定し、該アドレス番号に
1を加えたアドレス番号を他方に隣接する伝送ユニット
へ伝送する伝送制御装置30a〜30dを設ける。
たは伝送ユニット組み替え等によりシステムを再構成す
る際、自動的に短時間でアドレス設定できるデータ伝送
システムを得る。 【構成】 ループ状の伝送路10に直列接続される複数の
伝送ユニット20a〜20dそれぞれに、複数の伝送ユニッ
ト20a〜20dそれぞれへのアドレス設定の際に一方に隣
接する前記伝送ユニットから送られてくるアドレス番号
を自己のアドレス番号として設定し、該アドレス番号に
1を加えたアドレス番号を他方に隣接する伝送ユニット
へ伝送する伝送制御装置30a〜30dを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ループ状の伝送路上に
複数の伝送ユニットを直列接続して構成されるデータ伝
送システムに関し、アドレス変更、伝送ユニットの増
設、伝送ユニットの削減または伝送ユニットの組み替え
等に際して、伝送ユニットへのアドレスの設定を自動的
にできるようにしたデータ伝送システムに関するもので
ある。
複数の伝送ユニットを直列接続して構成されるデータ伝
送システムに関し、アドレス変更、伝送ユニットの増
設、伝送ユニットの削減または伝送ユニットの組み替え
等に際して、伝送ユニットへのアドレスの設定を自動的
にできるようにしたデータ伝送システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図5は特開平2-65606 号公報で示される
従来のデータ伝送システムを示すブロック図である。図
において1a〜1nは複数の伝送ユニット、2a〜2
n,3a〜3nは互いに逆方向を有する一対伝送線、4
a〜4nは伝送線2a〜2n,3a〜3nを短絡して折
り返し接続する第一の切換手段、5a〜5nは伝送線2
a〜2n,3a〜3nのそれぞれを直列接続する第二の
切換手段、6a〜6nは伝送線2a〜2n,3a〜3n
からなる伝送路切換手段、7a〜7nは伝送制御装置で
ある。
従来のデータ伝送システムを示すブロック図である。図
において1a〜1nは複数の伝送ユニット、2a〜2
n,3a〜3nは互いに逆方向を有する一対伝送線、4
a〜4nは伝送線2a〜2n,3a〜3nを短絡して折
り返し接続する第一の切換手段、5a〜5nは伝送線2
a〜2n,3a〜3nのそれぞれを直列接続する第二の
切換手段、6a〜6nは伝送線2a〜2n,3a〜3n
からなる伝送路切換手段、7a〜7nは伝送制御装置で
ある。
【0003】次に動作について説明する。伝送ユニット
1a〜1nの増設・変更に際し、これら複数の伝送ユニ
ット中の任意の伝送ユニット、例えば、伝送ユニット1
aを親ユニットとして選定し、この親ユニット1aのア
ドレス番号を“#1”として設定し、次に伝送制御装置
7aから伝送切り換え手段6a、伝送路2a−2b,3
a−3bを介して隣接する伝送ユニット1bに向けてア
ドレス番号“#2”を送信する。伝送ユニット1bの伝
送制御装置7bは自ユニット1bの伝送切換手段6bを
制御して親ユニット1aとの間でループ形伝送路を形成
し、前記アドレス番号“#2”を受信して自ユニット1
bのアドレス番号を“#2”として設定する。次いて伝
送路切換手段6bを切り換え、自ユニット1bの伝送路
2b,3bをさらに隣接する伝送ユニット1cの伝送路
2c,3cに向けて延長する。親ユニット1aの伝送制
御装置7aおよび後方の各伝送ユニット1c〜1nの伝
送制御装置7c〜7nは前記動作をその都度繰り返し、
ループ伝送路を1ユニットづつ順次後方へ延長してい
き、この伝送路の延長の都度、当該延長された伝送ユニ
ットに対して新たなアドレス番号を順次付与する。この
ようにして、最後の伝送ユニット1nまでループ伝送路
を延長し、そのアドレス番号“#N”を付与することに
より、データ伝送システムを構成する複数の伝送ユニッ
ト1a〜1nを一巡するループ伝送路の構成が完了す
る。
1a〜1nの増設・変更に際し、これら複数の伝送ユニ
ット中の任意の伝送ユニット、例えば、伝送ユニット1
aを親ユニットとして選定し、この親ユニット1aのア
ドレス番号を“#1”として設定し、次に伝送制御装置
7aから伝送切り換え手段6a、伝送路2a−2b,3
a−3bを介して隣接する伝送ユニット1bに向けてア
ドレス番号“#2”を送信する。伝送ユニット1bの伝
送制御装置7bは自ユニット1bの伝送切換手段6bを
制御して親ユニット1aとの間でループ形伝送路を形成
し、前記アドレス番号“#2”を受信して自ユニット1
bのアドレス番号を“#2”として設定する。次いて伝
送路切換手段6bを切り換え、自ユニット1bの伝送路
2b,3bをさらに隣接する伝送ユニット1cの伝送路
2c,3cに向けて延長する。親ユニット1aの伝送制
御装置7aおよび後方の各伝送ユニット1c〜1nの伝
送制御装置7c〜7nは前記動作をその都度繰り返し、
ループ伝送路を1ユニットづつ順次後方へ延長してい
き、この伝送路の延長の都度、当該延長された伝送ユニ
ットに対して新たなアドレス番号を順次付与する。この
ようにして、最後の伝送ユニット1nまでループ伝送路
を延長し、そのアドレス番号“#N”を付与することに
より、データ伝送システムを構成する複数の伝送ユニッ
ト1a〜1nを一巡するループ伝送路の構成が完了す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ伝送シス
テムは上記のように構成されているので、一つの伝送ユ
ニットのアドレス設定において、アドレス設定信号、ア
ドレス設定終了信号、スイッチ切換信号およびスイッチ
切換終了信号の送受信が親ユニットと他の伝送ユニット
の間で必要となる。そのため、親ユニットと他の伝送ユ
ニット間の距離が長ければ長いほど各信号の送受信にか
かる時間は多くなり、伝送ユニットのアドレス設定に多
くの時間を費やすことになる。よって、親ユニットとア
ドレス設定対象の伝送ユニット間が遠距離であれば、シ
ステム再編成の初期動作である伝送ユニットのアドレス
設定に多くの時間を要するなどの課題があった。
テムは上記のように構成されているので、一つの伝送ユ
ニットのアドレス設定において、アドレス設定信号、ア
ドレス設定終了信号、スイッチ切換信号およびスイッチ
切換終了信号の送受信が親ユニットと他の伝送ユニット
の間で必要となる。そのため、親ユニットと他の伝送ユ
ニット間の距離が長ければ長いほど各信号の送受信にか
かる時間は多くなり、伝送ユニットのアドレス設定に多
くの時間を費やすことになる。よって、親ユニットとア
ドレス設定対象の伝送ユニット間が遠距離であれば、シ
ステム再編成の初期動作である伝送ユニットのアドレス
設定に多くの時間を要するなどの課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、伝送ユニットのアドレス設定
時の設定時間を短縮することを目的とする。
めになされたものであり、伝送ユニットのアドレス設定
時の設定時間を短縮することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ伝
送システムは、1本のループ状の伝送線からなる伝送路
上に複数の伝送ユニットが直列接続されて構成され、そ
れぞれの伝送ユニットに、アドレス番号の送信、受信、
登録、および生成の機能を有する伝送制御装置を設けた
ものである。
送システムは、1本のループ状の伝送線からなる伝送路
上に複数の伝送ユニットが直列接続されて構成され、そ
れぞれの伝送ユニットに、アドレス番号の送信、受信、
登録、および生成の機能を有する伝送制御装置を設けた
ものである。
【0007】
【作用】この発明におけるデータ伝送システムは、伝送
ユニットの増設、伝送ユニットの削減または伝送ユニッ
ト組み替え等に際して、複数の伝送ユニットの内のあら
かじめ定めた親ユニットからその親ユニットに隣接する
伝送ユニットへ送られてくるアドレス番号“#1”をこ
の伝送ユニット内の伝送制御装置は自己のアドレス番号
として登録し、アドレス番号“#1”に1を加えたアド
レス番号“#2”を他方に隣接する伝送ユニットへ伝送
する。また、このアドレス番号“#2”を受信した伝送
ユニット内の伝送制御装置はアドレス番号“#2”を自
アドレスとして登録し、アドレス番号“#2”に1を加
えたアドレス番号“#3”を他方に隣接する伝送ユニッ
トへ伝送する。このようにして、順々にすべての伝送ユ
ニットのアドレスを設定することにより、ループ状の伝
送路を介してそれぞれの伝送ユニットの端末装置間(不
図示)でデータ伝送を行うことが可能となる。
ユニットの増設、伝送ユニットの削減または伝送ユニッ
ト組み替え等に際して、複数の伝送ユニットの内のあら
かじめ定めた親ユニットからその親ユニットに隣接する
伝送ユニットへ送られてくるアドレス番号“#1”をこ
の伝送ユニット内の伝送制御装置は自己のアドレス番号
として登録し、アドレス番号“#1”に1を加えたアド
レス番号“#2”を他方に隣接する伝送ユニットへ伝送
する。また、このアドレス番号“#2”を受信した伝送
ユニット内の伝送制御装置はアドレス番号“#2”を自
アドレスとして登録し、アドレス番号“#2”に1を加
えたアドレス番号“#3”を他方に隣接する伝送ユニッ
トへ伝送する。このようにして、順々にすべての伝送ユ
ニットのアドレスを設定することにより、ループ状の伝
送路を介してそれぞれの伝送ユニットの端末装置間(不
図示)でデータ伝送を行うことが可能となる。
【0008】
【実施例】実施例1.以下この発明の一実施例を図につ
いて説明する。図1はこの発明の一実施例によるデータ
伝送システムを示すブロック図である。図1において、
10はループ状の伝送路であり、例えば、光ファイバケー
ブルなどの伝送媒体である。20a〜20dは伝送ユニッ
ト、30a〜30dは伝送制御装置であり、複数の伝送ユニ
ット20a〜20dそれぞれへのアドレス設定に際して、ア
ドレス番号の送信、受信、登録、および生成を行うもの
である。
いて説明する。図1はこの発明の一実施例によるデータ
伝送システムを示すブロック図である。図1において、
10はループ状の伝送路であり、例えば、光ファイバケー
ブルなどの伝送媒体である。20a〜20dは伝送ユニッ
ト、30a〜30dは伝送制御装置であり、複数の伝送ユニ
ット20a〜20dそれぞれへのアドレス設定に際して、ア
ドレス番号の送信、受信、登録、および生成を行うもの
である。
【0009】次に、動作について説明する。図2は本実
施例の動作シーケンスである。図2において丸付き数字
〜は、本説明文中の丸付き数字〜と対応してい
る。また、本実施例において伝送ユニット20aを親ユニ
ットとする。なお、既に本システムへの電源は投入済と
する。 伝送ユニット20aに接続される制御端末(不図示)
より伝送路接続ユニット数4およびアドレス設定命令を
入力すると、伝送ユニット20a内の伝送制御装置30aに
アドレス番号“#1”が登録される。 伝送制御装置30aはアドレス設定のための制御コー
ドとともにアドレス番号“#1”に“1”を足して生成
したアドレス番号“#2”を伝送ユニット20bに送信す
る。 伝送ユニット20b内の伝送制御装置30bは、このアドレ
ス番号“#2”とともにアドレス設定のための制御コー
ドを受信すると伝送ユニット20bのアドレス番号を“#
2”に設定する。 伝送制御装置30bはアドレス設定終了信号を伝送ユ
ニット20aに返信する。 , 前記,と同様にして、伝送ユニット20cの
アドレス番号を“#3”に設定する。 , 前記,と同様にして、伝送ユニット20dの
アドレス番号を“#4”に設定する。 伝送制御装置30dはアドレス設定のための制御コー
ドとともにアドレス番号“#4”に“1”を足して生成
したアドレス番号“#5”を伝送ユニット20aに送信す
る。 親ユニットである伝送ユニット20a内の伝送制御装
置30aは、アドレス設定のための制御コードとともにア
ドレス番号“#4”(全伝送ユニット数)+“1”を受
信すると、アドレス設定動作を終了する。 これでループ状の伝送路を介してそれぞれの伝送ユニッ
トの端末装置間(不図示)でのデータ伝送が可能とな
る。
施例の動作シーケンスである。図2において丸付き数字
〜は、本説明文中の丸付き数字〜と対応してい
る。また、本実施例において伝送ユニット20aを親ユニ
ットとする。なお、既に本システムへの電源は投入済と
する。 伝送ユニット20aに接続される制御端末(不図示)
より伝送路接続ユニット数4およびアドレス設定命令を
入力すると、伝送ユニット20a内の伝送制御装置30aに
アドレス番号“#1”が登録される。 伝送制御装置30aはアドレス設定のための制御コー
ドとともにアドレス番号“#1”に“1”を足して生成
したアドレス番号“#2”を伝送ユニット20bに送信す
る。 伝送ユニット20b内の伝送制御装置30bは、このアドレ
ス番号“#2”とともにアドレス設定のための制御コー
ドを受信すると伝送ユニット20bのアドレス番号を“#
2”に設定する。 伝送制御装置30bはアドレス設定終了信号を伝送ユ
ニット20aに返信する。 , 前記,と同様にして、伝送ユニット20cの
アドレス番号を“#3”に設定する。 , 前記,と同様にして、伝送ユニット20dの
アドレス番号を“#4”に設定する。 伝送制御装置30dはアドレス設定のための制御コー
ドとともにアドレス番号“#4”に“1”を足して生成
したアドレス番号“#5”を伝送ユニット20aに送信す
る。 親ユニットである伝送ユニット20a内の伝送制御装
置30aは、アドレス設定のための制御コードとともにア
ドレス番号“#4”(全伝送ユニット数)+“1”を受
信すると、アドレス設定動作を終了する。 これでループ状の伝送路を介してそれぞれの伝送ユニッ
トの端末装置間(不図示)でのデータ伝送が可能とな
る。
【0010】実施例2.図3はこの発明による第二の実
施例によるデータ伝送システムを示すブロック図であ
る。上記実施例1では、伝送路が一本の伝送線からなる
が、実施例2は、伝送方向が互いに逆方向の伝送路を2
重化構成にしたものである。なお、図3において、10、
20a〜20d、30a〜30dは上記図1のものと同一のもの
である。11は伝送路10と伝送方向が逆方向の伝送路であ
る。本実施例において、伝送路10は現用系、伝送路11は
待機系とする。現用系の伝送路を用いて伝送ユニットの
アドレス設定を行う場合は、実施例1と同様にして各伝
送ユニット内でアドレス番号に1を加えながらアドレス
を設定していく。また、待機系の伝送路を用いて伝送ユ
ニットのアドレス設定を行う場合を図4を用いて説明す
る。図4は本実施例の動作シーケンスである。図4にお
いて丸付き数字〜は、本説明文中の丸付き数字〜
と対応している。本実施例での親ユニットは伝送ユニ
ット20aとする。なお、既に本システムへの電源は投入
済とする。 伝送ユニット20aに接続される制御端末(不図示)
より伝送路接続ユニット数4およびアドレス設定命令を
入力すると、伝送ユニット20a内の伝送制御装置30aに
アドレス番号“#1”が登録される。 伝送制御装置30aはアドレス設定のための制御コー
ドとともにアドレス番号“#4”を待機系伝送ユニット
20dに送信する。 伝送ユニット20d内の伝送制御装置30dは、このアドレ
ス番号“#4”とともにアドレス設定のための制御コー
ドを受信すると伝送ユニット20dのアドレス番号を“#
4”に設定する。 伝送制御装置30dはアドレス設定終了信号を伝送ユ
ニット20aに返信する。 伝送制御装置30dはアドレス設定のための制御コー
ドとともにアドレス番号“#4”から“1”を引いて生
成したアドレス番号“#3”を伝送ユニット20cに送信
する。伝送ユニット20c内の伝送制御装置30cは、この
アドレス番号“#3”とともにアドレス設定のための制
御コードを受信すると伝送ユニット20cのアドレス番号
を“#3”に設定する。 伝送制御装置30cはアドレス設定終了信号を伝送ユ
ニットス20dに返信する。 , 前記,と同様にして、伝送ユニット20bの
アドレス番号を“#2”に設定する。 伝送制御装置30bはアドレス設定のための制御コー
ドとともにアドレス番号“#2”から“1”を引いて生
成したアドレス番号“#1”を伝送ユニット20aに送信
する。 親ユニットである伝送ユニット20a内の伝送制御装
置30aは、アドレス設定のための制御コードとともにア
ドレス番号“#1”を受信すると、アドレス設定動作を
終了する。 これでループ状の伝送路を介してそれぞれの伝送ユニッ
トの端末装置間(不図示)でのデータ伝送が可能とな
る。このように、現用系の伝送路に障害が生じても待機
系の伝送路を用いることにより、現用系の伝送路を用い
て付与したアドレス番号と同一のアドレス番号を各伝送
ユニットに付与することができる。よって、伝送路が2
重化されることにより、データ伝送システムとしての信
頼性をより向上させることができる。
施例によるデータ伝送システムを示すブロック図であ
る。上記実施例1では、伝送路が一本の伝送線からなる
が、実施例2は、伝送方向が互いに逆方向の伝送路を2
重化構成にしたものである。なお、図3において、10、
20a〜20d、30a〜30dは上記図1のものと同一のもの
である。11は伝送路10と伝送方向が逆方向の伝送路であ
る。本実施例において、伝送路10は現用系、伝送路11は
待機系とする。現用系の伝送路を用いて伝送ユニットの
アドレス設定を行う場合は、実施例1と同様にして各伝
送ユニット内でアドレス番号に1を加えながらアドレス
を設定していく。また、待機系の伝送路を用いて伝送ユ
ニットのアドレス設定を行う場合を図4を用いて説明す
る。図4は本実施例の動作シーケンスである。図4にお
いて丸付き数字〜は、本説明文中の丸付き数字〜
と対応している。本実施例での親ユニットは伝送ユニ
ット20aとする。なお、既に本システムへの電源は投入
済とする。 伝送ユニット20aに接続される制御端末(不図示)
より伝送路接続ユニット数4およびアドレス設定命令を
入力すると、伝送ユニット20a内の伝送制御装置30aに
アドレス番号“#1”が登録される。 伝送制御装置30aはアドレス設定のための制御コー
ドとともにアドレス番号“#4”を待機系伝送ユニット
20dに送信する。 伝送ユニット20d内の伝送制御装置30dは、このアドレ
ス番号“#4”とともにアドレス設定のための制御コー
ドを受信すると伝送ユニット20dのアドレス番号を“#
4”に設定する。 伝送制御装置30dはアドレス設定終了信号を伝送ユ
ニット20aに返信する。 伝送制御装置30dはアドレス設定のための制御コー
ドとともにアドレス番号“#4”から“1”を引いて生
成したアドレス番号“#3”を伝送ユニット20cに送信
する。伝送ユニット20c内の伝送制御装置30cは、この
アドレス番号“#3”とともにアドレス設定のための制
御コードを受信すると伝送ユニット20cのアドレス番号
を“#3”に設定する。 伝送制御装置30cはアドレス設定終了信号を伝送ユ
ニットス20dに返信する。 , 前記,と同様にして、伝送ユニット20bの
アドレス番号を“#2”に設定する。 伝送制御装置30bはアドレス設定のための制御コー
ドとともにアドレス番号“#2”から“1”を引いて生
成したアドレス番号“#1”を伝送ユニット20aに送信
する。 親ユニットである伝送ユニット20a内の伝送制御装
置30aは、アドレス設定のための制御コードとともにア
ドレス番号“#1”を受信すると、アドレス設定動作を
終了する。 これでループ状の伝送路を介してそれぞれの伝送ユニッ
トの端末装置間(不図示)でのデータ伝送が可能とな
る。このように、現用系の伝送路に障害が生じても待機
系の伝送路を用いることにより、現用系の伝送路を用い
て付与したアドレス番号と同一のアドレス番号を各伝送
ユニットに付与することができる。よって、伝送路が2
重化されることにより、データ伝送システムとしての信
頼性をより向上させることができる。
【0011】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、伝送ユ
ニットの増設、伝送ユニットの削減または伝送ユニット
組み替え等によりシステムの再構成を行う際、伝送ユニ
ットのアドレス番号を互いに重複することなく自動的に
アドレス設定できる。また、アドレス設定は伝送ユニッ
トとその伝送ユニットに隣接する伝送ユニット間で行わ
れるため、すべてのアドレス設定に要する時間は概算
で、各伝送ユニット内での処理時間と信号がループ状の
伝送路を一巡する時間を加えた時間のみであるため、短
時間のアドレス設定が可能となるという効果がある。こ
れに加え、実施例2のように伝送路を2重化することに
より、現用系の伝送路に障害が発生した際にも待機系の
伝送路に切り換えたりあるいはループバック機能を用い
るなどしてその障害から退避することができるため、デ
ータ伝送システムとしての信頼性をより向上させる効果
がある。
ニットの増設、伝送ユニットの削減または伝送ユニット
組み替え等によりシステムの再構成を行う際、伝送ユニ
ットのアドレス番号を互いに重複することなく自動的に
アドレス設定できる。また、アドレス設定は伝送ユニッ
トとその伝送ユニットに隣接する伝送ユニット間で行わ
れるため、すべてのアドレス設定に要する時間は概算
で、各伝送ユニット内での処理時間と信号がループ状の
伝送路を一巡する時間を加えた時間のみであるため、短
時間のアドレス設定が可能となるという効果がある。こ
れに加え、実施例2のように伝送路を2重化することに
より、現用系の伝送路に障害が発生した際にも待機系の
伝送路に切り換えたりあるいはループバック機能を用い
るなどしてその障害から退避することができるため、デ
ータ伝送システムとしての信頼性をより向上させる効果
がある。
【図1】この発明の実施例1によるデータ転送システム
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1のデータ伝送システムの動
作を示すブロック図である。
作を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施例2によるデータ転送システム
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図4】この発明の実施例2のデータ伝送システムの動
作を示すブロック図である。
作を示すブロック図である。
【図5】従来のデータ伝送システムを示すブロック図で
ある。
ある。
1a〜1n 伝送ユニット 2a〜2n,3a〜3n 一対の伝送線 4a〜4n 第一の切換手段 5a〜5n 第二の切換手段 6a〜6n 伝送路切換手段 7a〜7n 伝送制御装置 10, 11 伝送路 20a〜20d 伝送ユニット 30a〜30d 伝送制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 1本のループ状の伝送線からなる伝送路
に複数の伝送ユニットが直列接続されて構成されるデー
タ伝送システムにおいて、 前記複数の伝送ユニットそれぞれへのアドレス設定の際
に、一方に隣接する前記伝送ユニットから送られてくる
アドレス番号を自己のアドレス番号として設定し、該ア
ドレス番号に1を加えたアドレス番号を他方に隣接する
伝送ユニットへ送信する伝送制御装置を有することを特
徴とするデータ伝送システム。 - 【請求項2】 伝送方向が互いに逆方向の前記伝送路を
2重化構成にし、前記複数の伝送ユニットそれぞれへの
アドレス設定の際に、現用系(または待機系)の伝送路
を用いてアドレス設定をする場合は一方に隣接する前記
伝送ユニットから送られてくるアドレス番号を自己のア
ドレス番号として設定し、該アドレス番号に1を加えた
アドレス番号を他方に隣接する伝送ユニットへ送信する
一方、待機系(または現用系)の伝送路を用いてアドレ
ス設定をする場合はアドレス番号から1を引いたアドレ
ス番号を他方に隣接する伝送ユニットへ送信する伝送制
御装置を有することを特徴とするデータ伝送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4152132A JPH05344137A (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | データ伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4152132A JPH05344137A (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | データ伝送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05344137A true JPH05344137A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15533754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4152132A Pending JPH05344137A (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | データ伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05344137A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006036195A3 (en) * | 2004-09-27 | 2006-07-06 | Universal Media Systems Inc | Self addressing control units and modular sign including plurality of self-addressing control units |
US7882289B2 (en) | 2008-02-15 | 2011-02-01 | Fujitsu Limited | Slave apparatus in a data transmission system, data transmission system and data transmission method in a data transmission system |
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