JPH05340013A - コンクリート構築法、構築用ランナー及び構築構造 - Google Patents
コンクリート構築法、構築用ランナー及び構築構造Info
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- JPH05340013A JPH05340013A JP26450191A JP26450191A JPH05340013A JP H05340013 A JPH05340013 A JP H05340013A JP 26450191 A JP26450191 A JP 26450191A JP 26450191 A JP26450191 A JP 26450191A JP H05340013 A JPH05340013 A JP H05340013A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラス型枠工法の作業性の向上。
【構成】 基礎面(1)上に溝付きランナー(2)を敷設
し、該ランナーの溝(20)に高さ調節部材(7)を挿入し、
縦使いのラス板(31)の下端縁を該溝(20)に嵌めて枠壁
(3)を形成し、枠壁(3)の上端に溝付きランナー(2a)を
被せ、ランナー(2a)(2a)間をセパレータ(4)にて連結
し、ラス板(31)(31)間にコンクリートを打設する。 【作用及び効果】 ラス板(31)を縦使いにしてその下端
を下ランナー(2)の溝(20)に嵌めて自立させ、且つラン
ナー(2)に設けた高さ調節部材(7)によってラス板(31)
の上端高さは自動的に設定高さに位置決めできるため、
作業性が向上する。
し、該ランナーの溝(20)に高さ調節部材(7)を挿入し、
縦使いのラス板(31)の下端縁を該溝(20)に嵌めて枠壁
(3)を形成し、枠壁(3)の上端に溝付きランナー(2a)を
被せ、ランナー(2a)(2a)間をセパレータ(4)にて連結
し、ラス板(31)(31)間にコンクリートを打設する。 【作用及び効果】 ラス板(31)を縦使いにしてその下端
を下ランナー(2)の溝(20)に嵌めて自立させ、且つラン
ナー(2)に設けた高さ調節部材(7)によってラス板(31)
の上端高さは自動的に設定高さに位置決めできるため、
作業性が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラス板或は鉄板によっ
て型枠を形成し、それら板を構築物の補強として残すコ
ンクリート構築法、該構築法に使用するランナー及びコ
ンクリート構築構造に関するものである。
て型枠を形成し、それら板を構築物の補強として残すコ
ンクリート構築法、該構築法に使用するランナー及びコ
ンクリート構築構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄板に多数の切込みを施し、これを一方
向に引張って網状に形成した周知のラス板をコンクリー
ト用型枠に用いたラス型枠工法が実施されている。
向に引張って網状に形成した周知のラス板をコンクリー
ト用型枠に用いたラス型枠工法が実施されている。
【0003】従来のラス型枠工法は、図7に示す如く、
コンクリート基礎面(1)の上に、構築すべき梁の幅に対
応して墨線(11)を施し、墨線(11)内に補強鉄筋枠(9)を
組込み、墨線(11)に沿って帯鉄製ランナー(27)を敷設す
る。
コンクリート基礎面(1)の上に、構築すべき梁の幅に対
応して墨線(11)を施し、墨線(11)内に補強鉄筋枠(9)を
組込み、墨線(11)に沿って帯鉄製ランナー(27)を敷設す
る。
【0004】補強鉄筋枠(9)上に上向きにネジ軸(8)
(8)を突設し、該ネジ軸にナット(82)(82)を螺合し、両
ネジ軸に跨がって幅決め金具(83)を嵌め込み、ナット(8
2)で支える。
(8)を突設し、該ネジ軸にナット(82)(82)を螺合し、両
ネジ軸に跨がって幅決め金具(83)を嵌め込み、ナット(8
2)で支える。
【0005】幅決め金具(83)の両端のU溝(84)に棒状ラ
ンナー(85)を嵌め、該上ランナー(85)にラス板(31)を番
線(88)等によって括り付けて吊り下げ支持する。
ンナー(85)を嵌め、該上ランナー(85)にラス板(31)を番
線(88)等によって括り付けて吊り下げ支持する。
【0006】ラス板(31)の外側にて、パイプ(86)を縦向
きにし、略等間隔に下ランナー(2)上に配備し、下ラン
ナー(2)に設けた切り起し爪片(28)にパイプ下端を嵌め
て位置決めし、左右のパイプを番線(87)にて引張り合
う。
きにし、略等間隔に下ランナー(2)上に配備し、下ラン
ナー(2)に設けた切り起し爪片(28)にパイプ下端を嵌め
て位置決めし、左右のパイプを番線(87)にて引張り合
う。
【0007】ラス板(31)(31)間にコンクリート打設し、
コンクリート固化後、パイプ(86)を外す。
コンクリート固化後、パイプ(86)を外す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上ランナー(85)にラス
板(31)を吊り下げ支持するための、番線(88)による括り
付け箇所が多くなり、作業性が悪い。
板(31)を吊り下げ支持するための、番線(88)による括り
付け箇所が多くなり、作業性が悪い。
【0009】又、パイプ(86)(86)間に於て、ラス板(31)
の下端縁は単に垂れ下がっているだけであり、コンクリ
ートを打設した際、内圧によってラス板(31)の下端が膨
らんで湾曲し、梁の側面が波を打った状態となる。本発
明は上記問題を解決できるコンクリート構築法、該構築
法に用いる構築用ランナー及び構築構造を明らかにする
ものである。
の下端縁は単に垂れ下がっているだけであり、コンクリ
ートを打設した際、内圧によってラス板(31)の下端が膨
らんで湾曲し、梁の側面が波を打った状態となる。本発
明は上記問題を解決できるコンクリート構築法、該構築
法に用いる構築用ランナー及び構築構造を明らかにする
ものである。
【0010】
【課題を解決する手段】本発明のコンクリート構築法
は、基礎面(1)上に構築すべき壁厚に対応して墨出しを
行なう第1工程、墨出し幅内にてコンクリート補強用の
鉄筋枠(9)を組込む工程、或は墨線(11)に沿って断面略
コ字状の長尺ランナー(2)を開口を上向きにして固定配
備する工程を、前後を問わず行なう第2、第3工程、ラ
ンナー(2)の溝(20)内に高さ調節部材(7)を挿入し、リ
ブ(32)を縦向にしたラス板(31)或は鉄板の下端縁を該溝
(20)に嵌めて枠壁(3)を形成する第4工程、両枠壁(3)
(3)の上端に断面略コ字状の長尺ランナー(2a)(2a)を開
口を下向きにして被せ、左右の上ランナー(2a)(2a)間を
セパレータ(4)にて所定の間隔を保って連結する第5工
程、枠壁(3)(3)間にコンクリートを打設する第6工程
を含む。又、本発明のコンクリート構築用ランナーは、
断面略コ字状を成し、一方の側板(22)を略等間隔に切り
起こして底板(21)の延長上に突片(23)を形成し、該突片
に釘孔(24)を開設している。又、本発明のコンクリート
構築構造は、両側面がラス板(31)或は金属板で形成され
た枠壁(3)(3)にて補強され、枠壁(3)の上端に断面コ
字状のランナー(2a)(2a)が被さって、ランナーの角部が
梁の稜となっている。
は、基礎面(1)上に構築すべき壁厚に対応して墨出しを
行なう第1工程、墨出し幅内にてコンクリート補強用の
鉄筋枠(9)を組込む工程、或は墨線(11)に沿って断面略
コ字状の長尺ランナー(2)を開口を上向きにして固定配
備する工程を、前後を問わず行なう第2、第3工程、ラ
ンナー(2)の溝(20)内に高さ調節部材(7)を挿入し、リ
ブ(32)を縦向にしたラス板(31)或は鉄板の下端縁を該溝
(20)に嵌めて枠壁(3)を形成する第4工程、両枠壁(3)
(3)の上端に断面略コ字状の長尺ランナー(2a)(2a)を開
口を下向きにして被せ、左右の上ランナー(2a)(2a)間を
セパレータ(4)にて所定の間隔を保って連結する第5工
程、枠壁(3)(3)間にコンクリートを打設する第6工程
を含む。又、本発明のコンクリート構築用ランナーは、
断面略コ字状を成し、一方の側板(22)を略等間隔に切り
起こして底板(21)の延長上に突片(23)を形成し、該突片
に釘孔(24)を開設している。又、本発明のコンクリート
構築構造は、両側面がラス板(31)或は金属板で形成され
た枠壁(3)(3)にて補強され、枠壁(3)の上端に断面コ
字状のランナー(2a)(2a)が被さって、ランナーの角部が
梁の稜となっている。
【0011】
【作用及び効果】コンクリート構築法の発明にあって
は、枠壁(3)はリブ(32)を縦向きにしたラス板(31)或は
鉄板を、その下端を下ランナー(2)の溝(20)に嵌めて自
立させるため、従来の様に、リブ(32)を横向きにしたラ
ス板を上ランナーに吊り下げ支持する場合の様に、ラス
板(31)と上ランナー(2a)とを番線(88)によって幾箇所も
締結する面倒な作業は不要となり、作業性が大幅に向上
する。
は、枠壁(3)はリブ(32)を縦向きにしたラス板(31)或は
鉄板を、その下端を下ランナー(2)の溝(20)に嵌めて自
立させるため、従来の様に、リブ(32)を横向きにしたラ
ス板を上ランナーに吊り下げ支持する場合の様に、ラス
板(31)と上ランナー(2a)とを番線(88)によって幾箇所も
締結する面倒な作業は不要となり、作業性が大幅に向上
する。
【0012】枠壁(3)の下端縁は下ランナー(2)の溝(2
0)に嵌まって膨らみは防止されるため、コンクリート梁
の側面が波打つことをなくすことができる。
0)に嵌まって膨らみは防止されるため、コンクリート梁
の側面が波打つことをなくすことができる。
【0013】下ランナー(2)の溝(20)に高さ調節部材
(7)を挿入するため、ラス板(31)或は鉄板を溝(20)に嵌
めるだけでその上端縁は設定高さに揃い、従来の様に、
補強鉄筋枠(9)上のネジ軸(82)に嵌めたナット(82)によ
って、ラス板(31)の吊り下げ高さを調節することに比べ
て、作業性が良い。
(7)を挿入するため、ラス板(31)或は鉄板を溝(20)に嵌
めるだけでその上端縁は設定高さに揃い、従来の様に、
補強鉄筋枠(9)上のネジ軸(82)に嵌めたナット(82)によ
って、ラス板(31)の吊り下げ高さを調節することに比べ
て、作業性が良い。
【0014】ランナー(2)の発明にあっては、上記の如
く、側板(22)(22)間の溝(20)に枠壁(3)の下端を嵌め
て、枠壁(3)の下部縁の湾曲を防止できる。又、ランナ
ー(2)を基礎面(1)に固定するための突片(23)は、ラン
ナー(2)の一方の側板(22)を切り起こして簡単に形成で
きる。
く、側板(22)(22)間の溝(20)に枠壁(3)の下端を嵌め
て、枠壁(3)の下部縁の湾曲を防止できる。又、ランナ
ー(2)を基礎面(1)に固定するための突片(23)は、ラン
ナー(2)の一方の側板(22)を切り起こして簡単に形成で
きる。
【0015】コンクリート構築構造の発明にあっては、
上ランナー(2a)の底板(21)と側板(22)とが成す隅部がコ
ンクリート梁の稜となるため、上ランナーが稜の補強の
役割をなし、欠け、割れ等の稜の損傷を防止できる。
上ランナー(2a)の底板(21)と側板(22)とが成す隅部がコ
ンクリート梁の稜となるため、上ランナーが稜の補強の
役割をなし、欠け、割れ等の稜の損傷を防止できる。
【0016】
【実施例】図面は、ラス板(31)を縦使い、即ちラス板(3
1)に等間隔に形成された平行補強リブ(32)を縦向きにし
て使用する実施例を示している。ラス板(31)は規格寸法
のものを、構築すべき梁の高さに対応して切断し、或は
縦方向に繋ぎ合わせる。
1)に等間隔に形成された平行補強リブ(32)を縦向きにし
て使用する実施例を示している。ラス板(31)は規格寸法
のものを、構築すべき梁の高さに対応して切断し、或は
縦方向に繋ぎ合わせる。
【0017】上記ラス板(31)の下端縁を受けるランナー
(2)は、図2、図5に示す如く、断面コ字状の長尺杆を
規格寸法、実施例では1800mmに切断して形成され
る。ランナー(2)の溝幅約12mm、溝深さは約50mmで
ある。ランナー(2)の溝幅は、2枚のラス板(31)(31)を
互いのリブ(31)を重ねてた状態で丁度嵌まる程度であ
る。
(2)は、図2、図5に示す如く、断面コ字状の長尺杆を
規格寸法、実施例では1800mmに切断して形成され
る。ランナー(2)の溝幅約12mm、溝深さは約50mmで
ある。ランナー(2)の溝幅は、2枚のラス板(31)(31)を
互いのリブ(31)を重ねてた状態で丁度嵌まる程度であ
る。
【0018】ランナー(2)は、一方の側板(22)を約30
0mmピッチで部分的に切り起こして、底板(21)の延長上
に複数の矩形の突片(23)を形成している。
0mmピッチで部分的に切り起こして、底板(21)の延長上
に複数の矩形の突片(23)を形成している。
【0019】突片(23)は幅約50mmの矩形をなし、固定
用の釘孔(24)(24)及び幅方向の中央にて溝寄りに後記す
るセパレータ(4)が嵌まる連結孔(25)を開設している。
用の釘孔(24)(24)及び幅方向の中央にて溝寄りに後記す
るセパレータ(4)が嵌まる連結孔(25)を開設している。
【0020】次に、上記ランナー(2)及びラス板(31)を
用いた型枠工法を説明する。図1に示す如く、基礎コン
クリート面(1)上に、構築すべき梁の幅に合わせて、墨
出し、即ち、平行墨線(11)を印す。
用いた型枠工法を説明する。図1に示す如く、基礎コン
クリート面(1)上に、構築すべき梁の幅に合わせて、墨
出し、即ち、平行墨線(11)を印す。
【0021】墨線(11)(11)間にコンクリート補強用鉄筋
枠(9)を組込む(図2、図3、図4では補強鉄筋枠は省
略し、図示していない)。
枠(9)を組込む(図2、図3、図4では補強鉄筋枠は省
略し、図示していない)。
【0022】図2の如く、墨線(11)に沿ってランナー
(2)敷設する。ランナー(2)は溝開口を上に向け、突片
(23)を外に向け、内側縁を墨線(11)に一致させ、突片(2
3)にコンクリート釘(29)を打ち込んで基礎面(1)に固定
する。尚、作業段取りによっては、ランナー(2)を基礎
面(1)に固定した後に、前記補強用鉄筋枠(9)を組込ん
でも可い。
(2)敷設する。ランナー(2)は溝開口を上に向け、突片
(23)を外に向け、内側縁を墨線(11)に一致させ、突片(2
3)にコンクリート釘(29)を打ち込んで基礎面(1)に固定
する。尚、作業段取りによっては、ランナー(2)を基礎
面(1)に固定した後に、前記補強用鉄筋枠(9)を組込ん
でも可い。
【0023】定規板(6)をランナー(2)の溝(20)に嵌
め、トランシット(図示せず)を見ながら定規板(6)の上
端を構築すべき梁の高さに合わせ、定規板(6)の下端位
置に合わせてランナー(2)に印(61)を施す。
め、トランシット(図示せず)を見ながら定規板(6)の上
端を構築すべき梁の高さに合わせ、定規板(6)の下端位
置に合わせてランナー(2)に印(61)を施す。
【0024】図5の如く、ランナー(2)の溝(20)に上記
印(61)の位置までスペーサ(71)を嵌め、ラス板(31)の高
さ調節部材(7)と成す。
印(61)の位置までスペーサ(71)を嵌め、ラス板(31)の高
さ調節部材(7)と成す。
【0025】図4の如く、ラス板(31)を縦使いにしてそ
の下端をランナー(2)の溝(20)に嵌め、枠壁(3)を形成
する。
の下端をランナー(2)の溝(20)に嵌め、枠壁(3)を形成
する。
【0026】ラス板(31)は必要に応じて横に繋ぎ、この
とき隣り合うラス板(31)(31)は互いの端部リブ(32)を重
ねて溝(20)に嵌める。ランナー(2)の溝(20)にはスペー
サ(71)が挿入されており、枠壁(3)の上端は全長に亘っ
て設定高さに揃う。
とき隣り合うラス板(31)(31)は互いの端部リブ(32)を重
ねて溝(20)に嵌める。ランナー(2)の溝(20)にはスペー
サ(71)が挿入されており、枠壁(3)の上端は全長に亘っ
て設定高さに揃う。
【0027】上記ランナー(2)と同様のランナー(2a)を
溝開口を下向きにし、突片(23)を外向きにして枠壁(3)
の上端に被せる。
溝開口を下向きにし、突片(23)を外向きにして枠壁(3)
の上端に被せる。
【0028】セパレータ(4)の両端屈曲片(41)(41)を、
左右の上ランナー(2a)(2a)の突片(23)に開設した連結孔
(25)に嵌めて、枠壁(3)(3)の上端間を所定幅に保持し
て枠壁(3)(3)を連結する。
左右の上ランナー(2a)(2a)の突片(23)に開設した連結孔
(25)に嵌めて、枠壁(3)(3)の上端間を所定幅に保持し
て枠壁(3)(3)を連結する。
【0029】上記セパレータ(4)は丸棒の両端を同方向
に直角に屈曲して形成されている。枠壁(3)の外側に角
パイプ製の補強杆(5)を横向きにして、ラス板(31)(31)
を貫通させた番線(51)によって左右の補強杆(5)を結束
する。
に直角に屈曲して形成されている。枠壁(3)の外側に角
パイプ製の補強杆(5)を横向きにして、ラス板(31)(31)
を貫通させた番線(51)によって左右の補強杆(5)を結束
する。
【0030】枠壁(3)(3)間にコンクリートを打設す
る。コンクリートが固化すれば、 補強杆(5)を外す。
る。コンクリートが固化すれば、 補強杆(5)を外す。
【0031】図6に示す如く、両側面がラス板(31)(31)
にてにて補強され、枠壁(3)の上端に断面コ字状のラン
ナー(2a)(2a)が被さって、ランナーの角部が梁の稜とな
っているコンクリート構築構造が完成する。
にてにて補強され、枠壁(3)の上端に断面コ字状のラン
ナー(2a)(2a)が被さって、ランナーの角部が梁の稜とな
っているコンクリート構築構造が完成する。
【0032】上記の如く、リブ(32)を縦向きにしたラス
板(31)をその下端を下ランナー(2)の溝(20)に嵌めて自
立させるため、従来の様に、リブ(32)を横向きにしたラ
ス板を上ランナーに吊り下げ支持した場合の様に、ラス
板(31)と上ランナーの番線よる面倒な締結作業は必要と
せず、作業性が大幅に向上する。
板(31)をその下端を下ランナー(2)の溝(20)に嵌めて自
立させるため、従来の様に、リブ(32)を横向きにしたラ
ス板を上ランナーに吊り下げ支持した場合の様に、ラス
板(31)と上ランナーの番線よる面倒な締結作業は必要と
せず、作業性が大幅に向上する。
【0033】ラス板(31)の下端縁は下ランナー(2)の溝
(20)に嵌まって膨らみは防止されるため、コンクリート
梁の側面が波打つことをなくすことができる。
(20)に嵌まって膨らみは防止されるため、コンクリート
梁の側面が波打つことをなくすことができる。
【0034】下ランナー(2)の溝(20)にスペーサ(71)を
挿入することによって、ラス板(31)を溝(20)に嵌めるだ
けでその上端縁は設定高さに揃い、従来の様に、補強鉄
筋枠(9)上のネジ軸(82)に嵌めたナット(82)によって、
ラス板(31)の吊り下げ高さを調節することに比べて、作
業性が良い。
挿入することによって、ラス板(31)を溝(20)に嵌めるだ
けでその上端縁は設定高さに揃い、従来の様に、補強鉄
筋枠(9)上のネジ軸(82)に嵌めたナット(82)によって、
ラス板(31)の吊り下げ高さを調節することに比べて、作
業性が良い。
【0035】本発明の実施において、ラス板(31)に代え
て鉄板を用いることができ、この場合、下ランナー(2)
は、図5の仮想線で示す如く、両側板(22)(22)に複数の
高さ調節孔(26)を縦方向に等間隔に穿設し、前記スペー
サ(71)に代えて、左右の高さ調節孔(26)に跨がってピン
(72)を挿入し、該ピン(72)を鉄板の下端を受ける高さ調
節部材(7)となすこともできる。本発明は上記実施例の
構成に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載の
範囲で種々の変形が可能である。
て鉄板を用いることができ、この場合、下ランナー(2)
は、図5の仮想線で示す如く、両側板(22)(22)に複数の
高さ調節孔(26)を縦方向に等間隔に穿設し、前記スペー
サ(71)に代えて、左右の高さ調節孔(26)に跨がってピン
(72)を挿入し、該ピン(72)を鉄板の下端を受ける高さ調
節部材(7)となすこともできる。本発明は上記実施例の
構成に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載の
範囲で種々の変形が可能である。
【図1】基礎面上に墨線を施した状態の斜面図である。
【図2】基礎面上にランナーを敷設した状態の斜面図で
ある。
ある。
【図3】基礎面上にラス板を立設した状態の斜面図であ
る。
る。
【図4】ラス板の上端に上ランナーを被せてセパレータ
にて連結し、補強杆を取付けた状態の斜面図である。
にて連結し、補強杆を取付けた状態の斜面図である。
【図5】ランナーの要部拡大図である。
【図6】コンクリート梁の断面図である。
【図7】従来工法の説明図である。
(1) 基礎面 (2) ランナー (20) 溝 (3) 枠壁 (32) リブ (4) セパレータ (7) 高さ調節部材 (9) コンクリート補強用鉄筋枠
Claims (3)
- 【請求項1】 基礎面(1)上に構築すべき壁厚に対応し
て墨出しを行なう第1工程、 墨出し幅内にてコンクリート補強用の鉄筋枠(9)を組込
む工程、或は墨線(11)に沿って断面略コ字状の長尺ラン
ナー(2)を開口を上向きにして固定配備する工程を、前
後を問わず行なう第2、第3工程、 ランナー(2)の溝(20)内に高さ調節部材(7)を挿入し、
リブ(32)を縦向にしたラス板(31)或は鉄板の下端縁を該
溝(20)に嵌めて枠壁(3)を形成する第4工程、 両枠壁(3)(3)の上端に断面略コ字状の長尺ランナー(2
a)(2a)を開口を下向きにして被せ、左右の上ランナー(2
a)(2a)間をセパレータ(4)にて所定の間隔を保って連結
する第5工程、 枠壁(3)(3)間にコンクリートを打設する第6工程を含
むコンクリート構築法。 - 【請求項2】 断面略コ字状を成し、一方の側板(22)を
略等間隔に切り起こして底板(21)の延長上に突片(23)を
形成し、該突片に釘孔(24)を開設したコンクリート構築
用ランナー。 - 【請求項3】両側面がラス板(31)或は金属板で形成され
た枠壁(3)(3)にて補強され、枠壁(3)の上端に断面コ
字状のランナー(2a)(2a)が被さって、ランナーの角部が
梁の稜となっているコンクリート構築構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26450191A JPH076243B2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | コンクリート構築法、構築用ランナー及び構築構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26450191A JPH076243B2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | コンクリート構築法、構築用ランナー及び構築構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05340013A true JPH05340013A (ja) | 1993-12-21 |
JPH076243B2 JPH076243B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=17404115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26450191A Expired - Lifetime JPH076243B2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | コンクリート構築法、構築用ランナー及び構築構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076243B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001146751A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-05-29 | Alinco Inc | 捨て型枠用ランナー |
JP2002309775A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Ishiyama:Kk | ライナーを使用した型枠 |
KR20200027329A (ko) * | 2018-09-04 | 2020-03-12 | 백두산업 주식회사 | 내진성 벽체 일체형 거푸집 유닛 및 이를 이용한 벽체 시공방법 |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP26450191A patent/JPH076243B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001146751A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-05-29 | Alinco Inc | 捨て型枠用ランナー |
JP2002309775A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Ishiyama:Kk | ライナーを使用した型枠 |
KR20200027329A (ko) * | 2018-09-04 | 2020-03-12 | 백두산업 주식회사 | 내진성 벽체 일체형 거푸집 유닛 및 이를 이용한 벽체 시공방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH076243B2 (ja) | 1995-01-30 |
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---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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