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JPH0533759Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0533759Y2
JPH0533759Y2 JP1987187773U JP18777387U JPH0533759Y2 JP H0533759 Y2 JPH0533759 Y2 JP H0533759Y2 JP 1987187773 U JP1987187773 U JP 1987187773U JP 18777387 U JP18777387 U JP 18777387U JP H0533759 Y2 JPH0533759 Y2 JP H0533759Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
housing
case
fan
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987187773U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0193395U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987187773U priority Critical patent/JPH0533759Y2/ja
Publication of JPH0193395U publication Critical patent/JPH0193395U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0533759Y2 publication Critical patent/JPH0533759Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、事務用機器などを収納している筐体
の外壁に取付けて筐体内を強制空冷するフアンモ
ータに係り、特に、電子式の乾式複写機のように
内部でトナーと呼ばれる微粒状の粉末を多量に扱
う事務用機器を収納している筐体に使用する場合
に、粉塵を含んだ空気がモータ内に流入するのを
阻止することを図つたフアンモータに関する。
〔従来の技術〕
この種のフアンモータの従来構造の一例を第4
図、第5図に示す〔実願昭57−186024(実開昭59
−90255)、実願昭62−7600参照〕。第4図は空気
吸込側から見た正面図、第5図はそのX−X断面
図である。第4図及び第5図において、1は円形
断面の内径を有する中空円筒状の風胴ケースで、
この風胴ケース1の空気吐出側1bにおいて、複
数本(図示例では3本)のモータ支持脚2を介し
て、モータケース端面3bの外周部を固定支持し
ている。4は固定子鉄心で、モータケース円周部
3dの内側に固着されており、この固定子鉄心4
に固定子巻線が巻回されている。モータの回転子
は、その外周面が上記固定子鉄心4の内周面と小
空隙を介して対向する回転子鉄心5と、この回転
子鉄心5と一体的な回転子導体5aと、この回転
子導体5aと一体的な回転ハブ3aと、さらに上
記回転子導体5aと一体的な回転子軸5bとで構
成される。回転ハブ3aは、空気吸込側のモータ
ケースを兼ねている。6は軸受保持用の円筒スリ
ーブで、その内径側に2個の玉軸受7が配置さ
れ、この2個の玉軸受7により回転子軸5bが回
転自在に軸支される。8は回転ハブ3aの円周部
3cの外面に植設された複数枚(図示例では5
枚)のフアンブレードで、回転子の回転に伴つて
このフアンブレード8が回転して、風胴1の1a
側から吸込まれた空気が1b側に吐出されること
になる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来構造のフアンモータを、内部空気に粉
塵が混入している筐体に取付けて使用する場合に
ついて考察する。(イ)フアンブレード8が回転する
と吸込側1aから吐出側1bへの向きの空気流を
生ずるが、フアンブレード8の根元部分、即ちブ
レードが回転ハブの円周部3cに植設されている
部分、では空気がその粘性により吐出方向に引つ
張られて大気圧に対して負圧となる、(ロ)回転ハブ
3aの内側空間の空気は、回転ハブの円周部3c
とモータケース円周部3dとの隙間を介して空気
の粘性により吐出方向に引つ張られて大気圧より
負圧となる、(ハ)フアンブレード8の根元では旋回
流が発生し、負圧となつた回転ハブ3aの内側空
間に筐体内の空気を吸込む、上記(イ)〜(ハ)のサイク
ルを繰り返す呼吸作用によるポンプ作用で、筐体
内の空気が、回転ハブ3aの内側空間に吸込ま
れ、この空気が固定子鉄心4と回転子鉄心5との
間の隙間を通り円筒スリーブ6の外周部を経て玉
軸受7の部分にも入り込む。このようにして、従
来のフアンモータは、空気の逃げ場が無くモータ
内には空気流を生じない構造であるにもかかわら
ず、筐体内の粉塵を含んだ空気が玉軸受7の部分
にまで侵入し、この粉塵により玉軸受が汚染さ
れ、玉軸受の寿命を短くしていた。
本考案の目的は、従来構造での上記した問題点
を解決し、モータ内部への粉塵を含んだ筐体内空
気の流入を阻止することで軸受の寿命低下を防止
することのできるフアンモータを提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案において
は、事務用機器などを収納している筐体の外壁に
取付けて筐体内を強制空冷するフアンモータであ
つて、筐体壁にあけた貫通孔に円筒状の風胴ケー
スを取付け、この風胴ケースの内径側において複
数本のモータ支持脚を介してモータケース端面の
外周部を支持し、上記モータケース端面の中央部
においてモータ回転子軸を回転自在に軸支し、こ
の回転子軸と一体の回転ハブの円周部に植設され
る複数枚のフアンブレードを風胴内の上記支持脚
とは反対側に位置するように配置してなるフアン
モータにおいて、前記支持脚により支持されてい
るモータケース端面に筐体外空気吸込み用の小貫
通孔があけてあり、モータ内部から風胴側に向う
遠心空気流を生じさせる遠心ブレードが、前記モ
ータ回転子軸と一体の回転ハブに植設されてい
る、構成のフアンモータとする。
〔作用〕
遠心ブレードとフアンブレードとは一体的に回
転することになり、この遠心ブレードの回転に伴
つて、モータ内部からフアンブレード側への遠心
流が生じ、支持脚側モータケース端面にあけた小
貫通孔を介して筐体外の清浄な空気が吸込まれ、
前述の矢印9とは逆向きに流れることにより、粉
塵を含んだ筐体内空気のモータ内部への吸込みが
阻止される。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図〜第3図により説明
する。第2図が正面図、第1図はそのX−X断面
図、第3図は第1図のY−Y断面図である。10
は、モータ支持脚2により支持されているモータ
ケース端面3bにあけられた外気吸込用の小貫通
孔、11はモータ内部から風胴側に向う遠心空気
流を生じさせる遠心ブレードで、回転ハブ3a、
すなわち、フアンブレード8が植設されている方
のモータケース端面、に第3図に例示するように
植設されている。その他の構造は、第5図従来構
造と同じである。遠心ブレード11が回転する
と、矢印13に示すようなモータ内部から風胴側
に向う遠心流が生じ、小貫通孔10を介して矢印
12の向きに筐体外の清浄な空気が吸込まれ、こ
の吸込まれた外気は固定子鉄心4と回転子鉄心5
間の空隙部を通り、さらに回転ハブ3aと固定子
巻線間の空隙部を矢印13の向きに流れ、回転ハ
ブの円周部3cとモータケース円周部3d間の隙
間を通つて風胴内に流れる。これにより、第5図
従来構造で生じていた筐体内の粉塵を含んだ空気
のモータ内部への侵入を阻止することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、風胴の吸込側から粉塵その他
が混入している空気流がモータ内に流入するのを
阻止することができ、これにより軸受の寿命低下
を防止することができ、また、遠心流により清浄
な外気を吸込んでこれを固定子、回転子間の空隙
を通して風胴側に流す構造であることから、鉄心
冷却効果を生じてモータの効率向上にも寄与する
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す図で
第2図は正面図、第1図はそのX−X断面図、第
3図は第1図中のY−Y断面図、第4図、第5図
は従来例を示す図で第4図は正面図、第5図はそ
のX−X断面図である。 符号の説明、1……風胴ケース、2……モータ
支持脚、3a……回転ハブ、3b……モータケー
ス端面、3c……回転ハブの円周部、3d……モ
ータケース円周部、5……回転子鉄心、5a……
回転子導体、5b……回転子軸、6……円筒スリ
ーブ、7……玉軸受、8……フアンブード、9,
12,13……空気流の向きを示す矢印、10…
…小貫通孔、11……遠心ブレード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 事務用機器などを収納している筐体の外壁に取
    付けて筐体内を強制空冷するフアンモータであつ
    て、筐体壁にあけた貫通孔に円筒状の風胴ケース
    1を取付け、この風胴ケース1の内径側において
    複数本のモータ支持脚2を介してモータケース端
    面3bの外周部を支持し、上記モータケース端面
    3bの中央部においてモータ回転子軸5bを回転
    自在に軸支し、この回転子軸5bと一体の回転ハ
    ブ3aの円周部3cに植設される複数枚のフアン
    ブレード8を風胴内の上記支持脚2とは反対側に
    位置するように配置してなるフアンモータにおい
    て、 前記支持脚2により支持されているモータケー
    ス端面3bに筐体外空気吸込み用の小貫通孔10
    があけてあり、 モータ内部から風胴側に向う遠心空気流を生じ
    させる遠心ブレード11が、前記モータ回転子軸
    5bと一体の回転ハブ3aに植設されている 構成としたことを特徴とするフアンモータ。
JP1987187773U 1987-12-11 1987-12-11 Expired - Lifetime JPH0533759Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987187773U JPH0533759Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987187773U JPH0533759Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0193395U JPH0193395U (ja) 1989-06-20
JPH0533759Y2 true JPH0533759Y2 (ja) 1993-08-26

Family

ID=31478905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987187773U Expired - Lifetime JPH0533759Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0533759Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59186024U (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 日立工機株式会社 芝刈り機のブレ−ド収納装置
JPS60157999U (ja) * 1984-03-30 1985-10-21 カルソニックカンセイ株式会社 モ−タ−体型送風機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0193395U (ja) 1989-06-20

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