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JPH05334311A - 製品払出し管理装置 - Google Patents

製品払出し管理装置

Info

Publication number
JPH05334311A
JPH05334311A JP16530692A JP16530692A JPH05334311A JP H05334311 A JPH05334311 A JP H05334311A JP 16530692 A JP16530692 A JP 16530692A JP 16530692 A JP16530692 A JP 16530692A JP H05334311 A JPH05334311 A JP H05334311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
bar code
storage tank
payout
display label
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16530692A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Baba
淳 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP16530692A priority Critical patent/JPH05334311A/ja
Publication of JPH05334311A publication Critical patent/JPH05334311A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 払出しゾーンに準備する貯蔵タンクと払出し
先となる充填機の確認をバーコードにより確認すること
で、人為的なミスを防止して異品種の払出しを防止す
る。 【構成】 ステップ21で当日払出し計画のデータを記
憶し、ステップ23,24でバーコード読取装置で払出
しゾーンに準備した所定の製品を内蔵した貯蔵タンクの
製品表示ラベルのバーコードの情報,払出し先となる充
填機に対応して設けられた払出し先バーコードの情報を
読込み、ステップ25でこの各バーコードの情報と当日
払出し計画のデータとが一致しているか否か判定する。
これにより、準備された貯蔵タンクおよび充填機の選択
が当日払出し計画と一致するときにのみ、実際の払出し
作業を進め、製品の小詰め充填を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば化粧品のように
多品種、多種類の商品の製造工程に用いて好適な製品払
出し管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、化粧品等の商品製造工程は、仕
込みタンク等により製品の製造を行なう仕込み工程と、
該仕込み工程により製造された製品を複数の移動式の貯
蔵タンクに小分けして貯蔵室に貯蔵する貯蔵工程と、該
貯蔵工程により各貯蔵タンクに分けられた製品を、払出
しゾーンに設けられた各ポンプおよび配管を介して接続
された払出し先となる充填機に払出す払出し工程と、該
払出し工程により充填機に供給された製品を該充填機に
配設された容器等への定量充填(小詰め)を行なう充填
工程とからなる。
【0003】そして、これらの各工程は製品製造計画と
しての月間製造計画に従って個々に計画された当日仕込
み計画表(当日製造計画表),当日払出し計画表等によ
り行なうようになっている。
【0004】ここで、貯蔵工程では仕込み工程の後に、
仕込みタンクから分けられた各貯蔵タンク毎の製品を明
確にするために、製造月日,製品略号,数量(重量)お
よびロット番号等を手書きで記載した製品表示ラベルを
作成し、該各製品表示ラベルを各貯蔵タンク毎に貼着す
る。また、貯蔵工程においては、各貯蔵タンク毎に1〜
2日後に製品検査を行ない、合格した製品のみ貯蔵す
る。
【0005】また、前記払出し工程は、貯蔵タンクを準
備する準備作業と、貯蔵タンクの吐出管路部を配管に接
続する接続作業と、ポンプを駆動するポンプ駆動作業
と、ポンプの駆動により貯蔵タンク内の製品を充填機へ
供給する供給作業の4作業に分けられる。この払出し工
程では、貯蔵タンクの製品表示ラベルに記載された事項
と払出しゾーンの充填先の配管とを払出し計画表に基づ
いて確認し、両者が一致したと視認した後、前記接続作
業を行ない、この後充填工程により定量充填を行なうよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、各貯蔵タンク毎に貼着された製品表示ラベ
ルには、製造月日,製品略号,数量(重量)およびロッ
ト番号等を記載しているが、商品の多様化(多品種化)
により製品名(略号)に類似するものが多くなり、製品
表示ラベルの記載ミスや目視による読取りミスが発生し
易くなるという問題がある。
【0007】また、払出し工程においては、貯蔵タンク
と払出し先となる充填機とを、ポンプおよび配管を介し
て接続するが、払出しゾーンには多数の充填機とそれぞ
れ接続された配管が配設されているため、払出し先の選
択ミスが発生するという問題がある。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は製品表示ラベルの読取りミスお
よび払出し先の選択ミスをなくすことのできる製品払出
し管理装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明が採用する製品払出し管理装置は、払出
しゾーンに位置し、各充填ライン毎に設けられた払出し
先表示バーコードと、製品製造計画に基いて、仕込みタ
ンクによって所定量の製品を製造したことを受信したと
き、該仕込みタンクから小分けされた貯蔵タンクに貼着
するために所定の情報がバーコード化された製品表示ラ
ベルを発行する製品表示ラベル発行手段と、該製品表示
ラベル発行手段で発行された製品表示ラベルを貯蔵タン
クに貼着した状態で、該貯蔵タンクを払出しゾーンに配
置した後、前記払出し先表示バーコードと該貯蔵タンク
に貼着された製品表示ラベルのバーコードとをそれぞれ
読取るバーコード読取手段と、該バーコード読取手段で
読取られたバーコードの情報内容が、製品製造計画と一
致するか否か照合し、貯蔵タンク内の製品の払出しを許
可するか否か判定する製品払出し判定手段とから構成し
たことにある。
【0010】
【作用】上記のように、各貯蔵タンクの製品管理,払出
し先の充填ラインの管理を、払出しゾーンに設けられた
払出し先バーコードと貯蔵タンクに貼着された製品表示
ラベルのバーコードとをバーコード読取手段で読取るこ
とにより行ない、製品払出し判定手段で、前記バーコー
ド読取手段で読取られたバーコードの情報が製品製造計
画に一致したと判定したときに、貯蔵タンク内に貯蔵さ
れた製品の実払出し作業を行なうものであり、製品製造
計画に基づいた正確な製品製造を行なうことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図6に基
づき説明する。
【0012】まず、図1中、1は仕込みタンクとしての
乳化槽を示し、該乳化槽1内には後述する仕込み計画表
に基づいて化粧料等が製造される。
【0013】2は乳化槽1の近傍に配設された仕込み終
了スイッチを示し、該仕込み終了スイッチ2は後述する
サブコンピュータ13に接続され、前記乳化槽1により
製品が所定量製造された後に、例えば作業者が該スイッ
チ2を閉成し、その信号を前記サブコンピュータ13に
出力するようになっている。
【0014】3A,3B,3C,3Dは前記乳化槽1に
より製造された製品を小分けして貯蔵する貯蔵タンクを
示し、該各貯蔵タンク3A〜3Dは容量の異なる例えば
400リットルの移動用容器3A,3Bおよび200リ
ットルのドラム3C,3Dからなる。なお、移動用容器
3A,3Bの下側には開閉弁3A1 ,3B1 を有する吐
出管路部3A2 ,3B2 が形成されている。
【0015】4A,4B,4C,4Dは前記各貯蔵タン
ク3A〜3Dの上部に貼着された製品表示ラベルを示
し、該各ラベル4A〜4Dは後述するラベルプリンタ1
6により発行され、製造月日,製品略号,数量(重
量),ロット番号等の所定の情報を示す製品バーコード
等が記載されている。
【0016】次に、図2において、5は払出しゾーンを
示し、該払出しゾーン5は床5Aによって仕切られた例
えば2階となり、後述する充填機6A,6B,6Cは1
階に配置されている。また、該払出しゾーン5には前記
各貯蔵タンク3A〜3Dを貯蔵する貯蔵室(図示せず)
を有し、該各貯蔵タンク3A〜3Dが移動可能となって
いる。
【0017】6A,6B,6Cは払出しゾーン5の下側
の階(1階)に位置して配設された払出し先となる充填
機をそれぞれ示し、該各充填機6A〜6Cは、その上端
側にそれぞれ設けられたホッパー6A1 ,6B1 ,6C
1 内に後述する供給配管7A,7B,7Cを介して化粧
料等が供給されると、この化粧料等を多数のそれぞれ容
量の異なる容器(図示せず)に一定の所定量ずつ小分け
して定量充填するものである。
【0018】7A,7B,7Cは供給配管をそれぞれ示
し、該各供給配管7A〜7Cの上流側(一端側)は前記
払出しゾーン5に所定間隔を離間して固定された供給ポ
ンプ8A,8B,8Cに接続され、下流側(他端側)は
各充填機6A〜6Cのホッパー6A1 ,6B1 ,6C1
上に開口した状態で配設されている。
【0019】9A,9B,9Cは払出しゾーン5の各供
給ポンプ8A〜8Cの近傍に位置して設けられた払出し
先バーコードを示し、該各払出し先バーコード9A〜9
Cは、配管7A〜7Cの番号,各充填機6A〜6Cによ
り小分けして定量充填される容器の容量,各充填機6A
〜6Cの機種等の所定情報をバーコードとして表示して
いる。
【0020】さらに、図3中、10は払出しゾーン5と
は異なる場所に設けられ、記憶エリア10Aを有するメ
インコンピュータを示し、該メインコンピュータ10の
入力側にはキーボード11が、出力側にはプリンタ12
が接続されている。また、該メインコンピュータ10内
には図4に示す計画表作成処理プログラムが格納され、
前記プリンタ12からは月間製造計画表,当日仕込み計
画表(当日製造計画表)および当日払出し計画表をプリ
ントアウトするようになっている。
【0021】13は例えば払出しゾーン5またはその近
傍に設けられ、記憶エリア13Aを有するサブコンピュ
ータを示し、該サブコンピュータ13の入力側には前記
仕込み終了スイッチ2とモデム14が接続され、出力側
には正常表示ランプ,異常表示ランプおよびブザー(い
ずれも図示せず)からなる警報装置15,ラベルプリン
タ16が接続されている。また、該サブコンピュータ1
3は前記メインコンピュータ10とインターフェース1
7により接続され、該サブコンピュータ13内には図5
および図6に示す製品表示ラベル発行処理プログラムお
よび払出し判定処理プログラムが格納されている。
【0022】さらに、前記ラベルプリンタ16からは、
製品表示ラベル発行処理プログラムに基づいて前記各貯
蔵タンク3A〜3Dにそれぞれ貼着される製品表示ラベ
ル4A〜4Dが発行される。
【0023】18はバーコード読取手段としてのバーコ
ード読取装置を示し、バーコード読取装置18は前記モ
デム14に検出信号を送信する無線ターミナル18A
と、該無線ターミナル18Aに信号線18Bを介して接
続されたスキャナ18Cとからなり、該スキャナ18C
を各製品表示ラベル4A〜4Dおよび各払出し先バーコ
ード9A〜9Cのバーコードをスキャニングすることに
より、各バーコードに対応した検出信号を検出し、無線
ターミナル18Aおよびモデム14を介してサブコンピ
ュータ13に入力するようになっている。
【0024】本実施例による製品払出し管理装置は上述
の如き構成を有するもので、仕込み工程,貯蔵工程,払
出し工程および充填工程等の製品製造工程における各動
作については従来技術によるものと格別差異はない。
【0025】まず、本実施例のメインコンピュータ10
による計画表作成処理を図4に基づいて説明する。
【0026】まず、ステップ1でキーボード11により
製品の仕込みデータ,払出し数量および納期を入力し、
ステップ2では、メインコンピュータ10の処理回路内
に内蔵された月間製造計画作成処理により月間製造計画
を作成する。
【0027】なお、月間製造計画はその月に製造される
全ての商品における製品の材料の数量(重量),仕込み
工程の乳化槽の種類,払出し先の選択および製造された
商品の個数等、全てのデータが記載されている。
【0028】次に、ステップ3では月間製造計画に基づ
いて当日仕込み計画および当日払出し計画を作成する。
【0029】なお、当日仕込み計画は仕込み月日,仕込
み製品略号,仕込み数量(重量),仕込み順位および仕
込みロット番号等が記載されている。
【0030】さらに、当日払出し計画は払出し月日,払
出し製品略号,払出し数量(重量),払出しロット番号
および払出し先番号等が記載されている。
【0031】ステップ4では、これらの月間製造計画,
当日仕込み計画および当日払出し計画をメインコンピュ
ータ10内の記憶エリア10A内に記憶すると共に、表
にしてプリンタ12により印刷する。
【0032】このように、メインコンピュータ10の計
画表作成処理においては、キーボード11から入力され
た製品の仕込みデータ,仕込み数量および納期等のデー
タから、月間製造計画表,当日仕込み計画表および当日
払出し計画表を作成し、印刷すると共に内部の記憶エリ
ア10A内に記憶する。
【0033】次に、サブコンピュータ13による製品表
示ラベル発行処理を図5に基づいて説明する。
【0034】まず、ステップ11でメインコンピュータ
10の計画表作成処理により作成され、記憶エリア10
A内に記憶された当日仕込み計画のデータをインターフ
ェース17を介して送信し、記憶エリア13Aに記憶す
る。
【0035】一方、ステップ12では、仕込み終了スイ
ッチ2が閉成されるまでの間待機する。即ち、該仕込み
終了スイッチ2の閉成動作は、図1に示す乳化槽1によ
り当日仕込み計画のデータに基づいた製品の製造が終了
したことを表している。
【0036】さらに、ステップ13ではステップ11で
入力された当日仕込み計画に基づいて製品表示ラベルの
作成処理を行なって、次のステップ14では、この製品
表示ラベル(本実施例の場合には4枚の製品表示ラベル
4A〜4D)をラベルプリンタ16により発行する。
【0037】なお、各製品表示ラベル4A〜4Dには仕
込み月日,製品略号,製品数量(重量),仕込みロット
番号および製品バーコード等が記載されている。
【0038】そして、ステップ15では作業者は乳化槽
1内の製品を各貯蔵タンク3A〜3Dに小分けし、各貯
蔵タンク3A〜3D毎に各製品表示ラベル4A〜4Dを
貼着する。
【0039】このように、サブコンピュータ13の製品
表示ラベル発行処理においては、各製品表示ラベル4A
〜4Dを、当日払出し計画に基づいて乳化槽1により製
造された製品を小分けした各貯蔵タンク3A〜3Dにそ
れぞれ貼着する。そして、各製品表示ラベル4A〜4D
が貼着された各貯蔵タンク3A〜3Dは製品表示を明確
にした上で、貯蔵室内に貯蔵される。
【0040】さらに、サブコンピュータ13による払出
し判定処理を図6に基づいて説明する。
【0041】まず、ステップ21でメインコンピュータ
10の計画表作成処理により作成され、記憶エリア10
A内に記憶され当日払出し計画のデータをインターフェ
ース17を介して送信し、記憶エリア13Aに記憶す
る。
【0042】次に、ステップ22では、作業者は所要の
貯蔵タンクを貯蔵室内から先に印刷された当日払出し計
画表を参照して払出しゾーン5に移動させ払出し工程の
準備を行なう。
【0043】一方、ステップ23では、バーコード読取
装置18のスキャナ18Cにより準備した貯蔵タンクの
製品表示ラベル(本実施例の場合には、図1に示すよう
に貯蔵タンク3Aの製品表示ラベル4A)のバーコード
をスキャニングして、無線ターミナル18A,モデム1
4を介してその検出信号をサブコンピュータ13の記憶
エリア13Aに読込む。
【0044】また、ステップ24では、同様にバーコー
ド読取装置18のスキャナ18Cにより、払出し先とな
る充填機に対応して払出しゾーン5に設けられた払出し
先バーコード(本実施例の場合には、図1に示すように
払出しゾーン5に設けられた払出し先バーコード9A)
をスキャニングして、無線ターミナル18A,モデム1
4を介してその検出信号をサブコンピュータ13の記憶
エリア13Aに読込む。
【0045】そして、ステップ25では、ステップ23
で読込まれた製品表示ラベル4Aのバーコードの検出信
号と、払出し先バーコード9Aの検出信号とがそれぞれ
ステップ21で記憶された当日払出し計画と一致するか
否かを判定する。
【0046】ここで、ステップ25で「YES」と判定
した場合には、ステップ26に移り、警報装置15の正
常表示ランプを点灯させ、作業者に貯蔵タンク3Aおよ
び払出し先の選択が当日払出し計画に基づいて行なわれ
ていることを報知し、作業者は払出し工程の接続作業,
ポンプ駆動作業および供給作業を行なって払出し処理を
行なう。
【0047】一方、ステップ25で「NO」と判定され
た場合には、ステップ27に移り、ステップ27では警
報装置15の異常表示ランプを点灯させると共に、ブザ
ーを発報させ、作業者に貯蔵タンク3Aおよび払出し先
の選択が当日払出し計画に基づいて行なわれていないこ
とを警報し、ステップ28では作業者は他の貯蔵タンク
を準備すべく、貯蔵室に貯蔵している貯蔵タンクの準備
を行ない。ステップ23以降の処理を繰返す。
【0048】このように、サブコンピュータ13の払出
し判定処理においては、各貯蔵タンク3A〜3D毎に先
の製品表示ラベル発行処理により貼着された各製品表示
ラベル4A〜4Dのバーコードおよび払出し先となる充
填機6A〜6Cの払出し先バーコード9A〜9Dを、そ
れぞれバーコード読取装置18により読込み、この各バ
ーコードの検出信号が当日払出し計画に基づいて行なわ
れているか否かを確実に確認することができる。
【0049】かくして、本実施例では、図5に示す製品
表示ラベル発行処理により、予め図4の計画表作成処理
で作成された当日仕込み計画に基づいて、製品表示ラベ
ル4A〜4Dを自動的で発行するようにしたから、従来
のように製品表示ラベルを手書きで記載する必要がなく
なり、作業者による記載ミスは確実になくなる。
【0050】さらに、本実施例においては、各貯蔵タン
ク3A〜3Dに貼着した製品表示ラベル4A〜4Dを作
業者が読取りミスして異なる貯蔵タンクを準備した場合
でも、図6に示す払出し判定処理により、貯蔵タンクの
選択ミスを確実に検知することができ、払出し工程の作
業ミスを確実になくし、正確な払出し作業を行なうこと
ができる。
【0051】従って、製品表示ラベルA4A〜4Dの記
載および読取りをバーコードを介してサブコンピュータ
13により行なうと共に、払出し先の確認もバーコード
を介してサブコンピュータ13で行なうようにしたか
ら、従来発生していた人為的なミスを確実に防止し、異
品種の払出しを効果的に防止できる。そして、商品の生
産性を著しく向上することができる。
【0052】なお、前記実施例では、図5の製品表示ラ
ベル発行処理プログラムが本発明の製品表示ラベル発行
手段の具体例であり、図6の払出し判定処理プログラム
中のステップ23〜ステップ28が本発明の製品払出し
判定手段の具体例である。さらに、バーコード読取装置
18およびモデム14が本発明のバーコード読取手段の
具体例である。
【0053】また、前記実施例では、仕込みタンクを1
個の乳化槽1とし、貯蔵タンクを4個の貯蔵タンク3A
〜3Dとし、払出し先となる充填機を3個の充填機6A
〜6Cとして説明したが、本発明はこれに限らず、複数
個の乳化槽により複数の製品を製造し、この各製品を多
数の貯蔵タンクに小分けし、複数の充填機に払出す払出
し管理を行なうことも可能である。
【0054】さらに、前記実施例では、乳化槽1で製品
が製造されたことを、作業者が仕込み終了スイッチ2を
閉成することにより、メインコンピュータ10に入力す
るようにしたが、本発明はこれに限らず、例えば乳化槽
1の攪拌装置に検出スイッチを設けても、該乳化槽1の
流出口に検出スイッチを設けてもよく、要は乳化槽1に
よる製品の製造終了を検出することができるものでばよ
い。
【0055】一方、貯蔵タンク3A〜3Dを社外の工場
等に輸送するときには、貯蔵室または所定の積荷場等に
バーコード読取装置18を備えておけば、出荷,在庫管
理も一層確実になる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によれば、払
出し先となる各充填機毎に払出し先表示バーコードを、
払出しゾーンに設けると共に、製品表示ラベル発行手段
では、製品製造計画に準じて仕込みタンクによって所定
量の製品を製造したことを受信したとき、該仕込みタン
クから貯蔵タンクに小分けする所定の情報がバーコード
化された製品表示ラベルを発行し、該各製品表示ラベル
がそれぞれ貼着された貯蔵タンクを払出しゾーンに準備
した後、バーコード読取手段により前記払出し先表示バ
ーコードと該貯蔵タンクに貼着された製品表示ラベルの
バーコードとをそれぞれ読取り、製品払出し判定手段に
より読取られたバーコードの情報内容が、製品製造計画
と一致するか否か照合する構成としたから、製品表示ラ
ベルを手書きで行なう必要がなくなり、作業者により記
載ミスをなくすことができる。さらに、貯蔵タンクおよ
び払出し先の確認をバーコードにより行なうことで作業
者の読取りミスを防止することができる。かくして、各
段階での人為的ミスを防止し、異品種払出しを確実に防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による貯蔵工程を示す説明図で
ある。
【図2】本実施例による払出しゾーンと払出し先となる
充填機を示す説明図である。
【図3】本実施例による払出し管理システムを示す構成
図である。
【図4】本実施例による計画表作成処理を示す流れ図で
ある。
【図5】本実施例による製品表示ラベル発行処理を示す
流れ図である。
【図6】本実施例による払出し判定処理を示す流れ図で
ある。
【符号の説明】
1 乳化槽(仕込みタンク) 2 仕込み終了スイッチ 3A,3B,3C,3D 貯蔵タンク 4A,4B,4C,4D 製品表示ラベル 5 払出しゾーン 6A,6B,6C 充填機 9A,9B,9C 払出し先バーコード 10 メインコンピュータ 12 プリンタ 13 サブコンピュータ 14 モデム 15 警報装置 16 ラベルプリンタ 17 インターフェース 18 バーコード読取装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 払出しゾーンに位置し、各充填ライン毎
    に設けられた払出し先表示バーコードと、製品製造計画
    に基づいて、仕込みタンクによって所定量の製品を製造
    したことを受信したとき、該仕込みタンクから小分けさ
    れた貯蔵タンクに貼着するために所定の情報がバーコー
    ド化された製品表示ラベルを発行する製品表示ラベル発
    行手段と、該製品表示ラベル発行手段で発行された製品
    表示ラベルを貯蔵タンクに貼着した状態で、該貯蔵タン
    クを払出しゾーンに配置した後、前記払出し先表示バー
    コードと該貯蔵タンクに貼着された製品表示ラベルのバ
    ーコードとをそれぞれ読取るバーコード読取手段と、該
    バーコード読取手段で読取られたバーコードの情報内容
    が、製品製造計画と一致するか否か照合し、貯蔵タンク
    内の製品の払出しを許可するか否か判定する製品払出し
    判定手段とから構成してなる製品払出し管理装置。
JP16530692A 1992-06-01 1992-06-01 製品払出し管理装置 Pending JPH05334311A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16530692A JPH05334311A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 製品払出し管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16530692A JPH05334311A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 製品払出し管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05334311A true JPH05334311A (ja) 1993-12-17

Family

ID=15809832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16530692A Pending JPH05334311A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 製品払出し管理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05334311A (ja)

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JP2019028613A (ja) * 2017-07-27 2019-02-21 学校法人帝京大学 手指消毒剤測定装置

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