JPH05330566A - 密閉容器 - Google Patents
密閉容器Info
- Publication number
- JPH05330566A JPH05330566A JP4138796A JP13879692A JPH05330566A JP H05330566 A JPH05330566 A JP H05330566A JP 4138796 A JP4138796 A JP 4138796A JP 13879692 A JP13879692 A JP 13879692A JP H05330566 A JPH05330566 A JP H05330566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- groove
- main body
- edge
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】充分な密閉性を有する。
【構成】開口端縁21の稍下方から外方に逆L字条の鍔
部22が形成された容器本体2と、端縁部付近に下方に
開口する凹溝11を備えた蓋体1とからなり、該蓋体1
の凹溝11の底部には容器本体2の開口端縁21を納め
る小溝111が更に形成され、該凹溝11の外側の側壁
面には容器本体2の鍔部22の下端を係止する為の係止
用突条12が設けられ、更に該凹溝11の内側の側壁面
には容器本体2の内壁面と当接する密着用突条14が設
けられている。
部22が形成された容器本体2と、端縁部付近に下方に
開口する凹溝11を備えた蓋体1とからなり、該蓋体1
の凹溝11の底部には容器本体2の開口端縁21を納め
る小溝111が更に形成され、該凹溝11の外側の側壁
面には容器本体2の鍔部22の下端を係止する為の係止
用突条12が設けられ、更に該凹溝11の内側の側壁面
には容器本体2の内壁面と当接する密着用突条14が設
けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液状物を収納するのに
好適な密閉容器に関する。
好適な密閉容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、密閉容器として、周縁に下方開口
凹溝が凹設され、該凹溝の外側壁下部内面に内方に突出
する係止用突条が周方向に沿って突設されてなる蓋体
と、上方開口容器本体とからなり、該容器本体と蓋体の
何れか一方は弾性を有する材料から形成され、前記容器
本体の開口端縁は外方へ折り返されて折り返し縁が形成
され、該折り返し縁に蓋体の凹溝を嵌合した際に、該折
り返し縁の下縁が突条に係止されると共に折り返し縁と
蓋体の外側壁とが互いに押圧し、凹溝内面に弾発力を持
って密嵌可能となされているものが知られている(特開
平3−162252号)。
凹溝が凹設され、該凹溝の外側壁下部内面に内方に突出
する係止用突条が周方向に沿って突設されてなる蓋体
と、上方開口容器本体とからなり、該容器本体と蓋体の
何れか一方は弾性を有する材料から形成され、前記容器
本体の開口端縁は外方へ折り返されて折り返し縁が形成
され、該折り返し縁に蓋体の凹溝を嵌合した際に、該折
り返し縁の下縁が突条に係止されると共に折り返し縁と
蓋体の外側壁とが互いに押圧し、凹溝内面に弾発力を持
って密嵌可能となされているものが知られている(特開
平3−162252号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな密閉容器では、容器本体の折り返し縁と蓋体の外側
壁とが互いに押圧していることにより密閉しており、蓋
体の内側壁と容器本体の上方開口端縁との接触部分との
密閉性は必ずしも充分ではなかった。その為、液状物を
入れた場合には、上方開口端縁迄入り込み、開蓋する
と、手を汚したりして不都合であった。又、蓋の取外し
には比較的大きな力が必要であった。
うな密閉容器では、容器本体の折り返し縁と蓋体の外側
壁とが互いに押圧していることにより密閉しており、蓋
体の内側壁と容器本体の上方開口端縁との接触部分との
密閉性は必ずしも充分ではなかった。その為、液状物を
入れた場合には、上方開口端縁迄入り込み、開蓋する
と、手を汚したりして不都合であった。又、蓋の取外し
には比較的大きな力が必要であった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消し、充
分な密閉性を有すると共に、蓋の取外しが容易な密閉容
器を提供することを目的とする。
分な密閉性を有すると共に、蓋の取外しが容易な密閉容
器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の密閉容器は、開
口端縁の稍下方から外方に逆L字状の鍔部が形成された
容器本体と、端縁部付近に下方に開口する凹溝を備えた
蓋体とからなり、該蓋体の凹溝の底部には容器本体の開
口端縁を納める小溝が更に形成され、該凹溝の外側の側
壁面には容器本体の鍔部の下端を係止する為の係止用突
条が設けられ、更に該凹溝の内側の側壁面には容器本体
の内壁面と当接する密着用突条が設けられていることを
その要旨とする。
口端縁の稍下方から外方に逆L字状の鍔部が形成された
容器本体と、端縁部付近に下方に開口する凹溝を備えた
蓋体とからなり、該蓋体の凹溝の底部には容器本体の開
口端縁を納める小溝が更に形成され、該凹溝の外側の側
壁面には容器本体の鍔部の下端を係止する為の係止用突
条が設けられ、更に該凹溝の内側の側壁面には容器本体
の内壁面と当接する密着用突条が設けられていることを
その要旨とする。
【0006】本発明密閉容器の下方に開口する凹溝の断
面形状は、角溝状でも丸溝状でも何れでもよく、容器本
体の開口端縁及び係止用突条の断面形状は凹溝の形状に
合致するようになされる。
面形状は、角溝状でも丸溝状でも何れでもよく、容器本
体の開口端縁及び係止用突条の断面形状は凹溝の形状に
合致するようになされる。
【0007】本発明密閉容器の蓋体は、凹溝の外側の側
壁下端と容器本体との間に出来る間隙に指先を掛けて拡
径することによって、容易に容器本体から取外せるよう
に、弾性合成樹脂で製し、係止用突条を凹溝の外側の側
壁の下端より稍上方に設けるのが好ましい。
壁下端と容器本体との間に出来る間隙に指先を掛けて拡
径することによって、容易に容器本体から取外せるよう
に、弾性合成樹脂で製し、係止用突条を凹溝の外側の側
壁の下端より稍上方に設けるのが好ましい。
【0008】
【作用】本発明の密閉容器は、開口端縁の稍下方から外
方に逆L字状の鍔部が形成された容器本体と、端縁部付
近に下方に開口する凹溝を備えた蓋体とからなり、該蓋
体の凹溝の底部には容器本体の開口端縁を納める小溝が
更に形成され、該凹溝の外側の側壁面には容器本体の鍔
部の下端を係止する為の係止用突条が設けられ、更に該
凹溝の内側の側壁面には容器本体の内壁面と当接する密
着用突条が設けられているので、閉蓋時に容器本体の開
口端縁の内壁面が蓋体の密着用突条に密接して密閉さ
れ、収納された液状物で開口端縁が濡れることがない。
方に逆L字状の鍔部が形成された容器本体と、端縁部付
近に下方に開口する凹溝を備えた蓋体とからなり、該蓋
体の凹溝の底部には容器本体の開口端縁を納める小溝が
更に形成され、該凹溝の外側の側壁面には容器本体の鍔
部の下端を係止する為の係止用突条が設けられ、更に該
凹溝の内側の側壁面には容器本体の内壁面と当接する密
着用突条が設けられているので、閉蓋時に容器本体の開
口端縁の内壁面が蓋体の密着用突条に密接して密閉さ
れ、収納された液状物で開口端縁が濡れることがない。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は本発明の一実施例の蓋体と容器本体を分離し
た状態を示す部分断面図、図2はその蓋体を容器本体に
冠着した状態を示す部分断面図である。1は平面形状円
形の低密度ポリエチレン製蓋体であって、端縁付近に断
面方形の下方開口凹溝11が周縁に凹設され、該凹溝11の
底部内周には小溝111 が更に形成され、外側の側壁面に
は下端より稍上方に係止用突条12が周方向に沿って突設
され、側壁外面下端が厚肉部13となされると共に、内側
の側壁面には密着用突条14が上下3段に周方向に沿って
突設されている。
る。図1は本発明の一実施例の蓋体と容器本体を分離し
た状態を示す部分断面図、図2はその蓋体を容器本体に
冠着した状態を示す部分断面図である。1は平面形状円
形の低密度ポリエチレン製蓋体であって、端縁付近に断
面方形の下方開口凹溝11が周縁に凹設され、該凹溝11の
底部内周には小溝111 が更に形成され、外側の側壁面に
は下端より稍上方に係止用突条12が周方向に沿って突設
され、側壁外面下端が厚肉部13となされると共に、内側
の側壁面には密着用突条14が上下3段に周方向に沿って
突設されている。
【0010】2は、平面形状円形のポリプロピレン製容
器本体であって、開口端縁21の上端より稍下方から外方
に周方向に沿って逆L字状の鍔部22が形成されている。
23は、鍔部22と外周壁との間に、材料の使用量を節減し
ながら強度を維持する為、放射状に複数個設けられたリ
ブである。
器本体であって、開口端縁21の上端より稍下方から外方
に周方向に沿って逆L字状の鍔部22が形成されている。
23は、鍔部22と外周壁との間に、材料の使用量を節減し
ながら強度を維持する為、放射状に複数個設けられたリ
ブである。
【0011】蓋体1は、容器本体2に液状物(図示せ
ず)を収納した後、その小溝111 を容器本体2の開口端
縁21に合致させて下方に押圧すると、係止用突条12が凹
溝11に嵌挿され、鍔部22の下端が蓋体の係止用突条12の
上端に係止されると共に、密着用突条14が開口端縁21の
内面に密接して密閉性が発現される。
ず)を収納した後、その小溝111 を容器本体2の開口端
縁21に合致させて下方に押圧すると、係止用突条12が凹
溝11に嵌挿され、鍔部22の下端が蓋体の係止用突条12の
上端に係止されると共に、密着用突条14が開口端縁21の
内面に密接して密閉性が発現される。
【0012】
【発明の効果】本発明の容器は、叙上の通り構成されて
いるので、充分な密閉性が得られ、開蓋時に収容された
液状物によって手を汚したりすることがない。
いるので、充分な密閉性が得られ、開蓋時に収容された
液状物によって手を汚したりすることがない。
【図1】本発明密閉容器の蓋体と容器本体を分離した状
態を示す部分断面図である。
態を示す部分断面図である。
【図2】図1の蓋体を容器本体に冠着した状態を示す部
分断面図である。
分断面図である。
1 蓋体 2 容器本体 11 凹溝 12 係止用突条 14 密着用突条 21 開口端縁 22 鍔部 111 小溝
Claims (1)
- 【請求項1】 開口端縁の稍下方から外方に逆L字状の
鍔部が形成された容器本体と、端縁部付近に下方に開口
する凹溝を備えた蓋体とからなり、該蓋体の凹溝の底部
には容器本体の開口端縁を納める小溝が更に形成され、
該凹溝の外側の側壁面には容器本体の鍔部の下端を係止
する為の係止用突条が設けられ、更に該凹溝の内側の側
壁面には容器本体の内壁面と当接する密着用突条が設け
られている密閉容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4138796A JPH05330566A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 密閉容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4138796A JPH05330566A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 密閉容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05330566A true JPH05330566A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15230430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4138796A Pending JPH05330566A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 密閉容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05330566A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012187440A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-10-04 | Toyota Boshoku Corp | イオン交換樹脂用のカートリッジハウジング |
JP2014507343A (ja) * | 2011-01-28 | 2014-03-27 | エムザ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 保存容器セット |
KR101404822B1 (ko) * | 2013-10-29 | 2014-06-09 | 정상래 | 무패킹 밀폐용기 |
KR101494254B1 (ko) * | 2013-11-05 | 2015-02-17 | 주식회사 두두월드 | 밀폐용기 |
KR20160001402U (ko) * | 2014-10-20 | 2016-04-29 | 요호 메디컬 엔터프라이즈 컴퍼니 리미티드 | 화장지 습윤 리테이너 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4138796A patent/JPH05330566A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014507343A (ja) * | 2011-01-28 | 2014-03-27 | エムザ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 保存容器セット |
JP2012187440A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-10-04 | Toyota Boshoku Corp | イオン交換樹脂用のカートリッジハウジング |
KR101404822B1 (ko) * | 2013-10-29 | 2014-06-09 | 정상래 | 무패킹 밀폐용기 |
KR101494254B1 (ko) * | 2013-11-05 | 2015-02-17 | 주식회사 두두월드 | 밀폐용기 |
KR20160001402U (ko) * | 2014-10-20 | 2016-04-29 | 요호 메디컬 엔터프라이즈 컴퍼니 리미티드 | 화장지 습윤 리테이너 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |