JPH05330471A - スポーツ用自転車 - Google Patents
スポーツ用自転車Info
- Publication number
- JPH05330471A JPH05330471A JP4135484A JP13548492A JPH05330471A JP H05330471 A JPH05330471 A JP H05330471A JP 4135484 A JP4135484 A JP 4135484A JP 13548492 A JP13548492 A JP 13548492A JP H05330471 A JPH05330471 A JP H05330471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bicycle
- tube
- air
- wall thickness
- outer diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直径が細く高速走行に適したタイヤを装着す
るとともに、チューブ内の空気が長期間維持でき、自転
車に対する専門的な知識を全く有さ無い初心者など一般
市民も通常の実用自転車と同様に手軽に使用できるスポ
ーツ自転車の提供。 【構成】 この発明のスポーツ用自転車は、前ホイール
および後ホイールに装着したタイヤ7内に、断面の外径
Dを15mm〜25mm、肉厚tを1.2mm〜1.7
mmのチューブ8を嵌め込んでなる。
るとともに、チューブ内の空気が長期間維持でき、自転
車に対する専門的な知識を全く有さ無い初心者など一般
市民も通常の実用自転車と同様に手軽に使用できるスポ
ーツ自転車の提供。 【構成】 この発明のスポーツ用自転車は、前ホイール
および後ホイールに装着したタイヤ7内に、断面の外径
Dを15mm〜25mm、肉厚tを1.2mm〜1.7
mmのチューブ8を嵌め込んでなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気抜けを防止した
スポーツ用自転車に関する。
スポーツ用自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロードレーサー、スポルティーフ
などのスポーツ用自転車には、加速性および高速走行性
を向上させるため、断面の外径が20mm程度の細いチ
ューブを内包するタイヤを履いた前ホイールおよび後ホ
イールが使用される。このタイヤには、主にチューブラ
ータイヤが使用され、繊維で補強したゴム製で、軽量化
のため0.8〜0.9mmの肉厚の薄肉チューブが用い
られている。この細くかつ薄肉のチューブは、6.5気
圧程度の高い空気圧を必要とし、空気洩れが大きく1週
間以内に空気が抜ける。よって、使用者は自転車を使用
する場合必ず事前に空気を入れる必要がある。
などのスポーツ用自転車には、加速性および高速走行性
を向上させるため、断面の外径が20mm程度の細いチ
ューブを内包するタイヤを履いた前ホイールおよび後ホ
イールが使用される。このタイヤには、主にチューブラ
ータイヤが使用され、繊維で補強したゴム製で、軽量化
のため0.8〜0.9mmの肉厚の薄肉チューブが用い
られている。この細くかつ薄肉のチューブは、6.5気
圧程度の高い空気圧を必要とし、空気洩れが大きく1週
間以内に空気が抜ける。よって、使用者は自転車を使用
する場合必ず事前に空気を入れる必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、通常のシテ
ィサイクル、ツーリング自転車など実用自転車では、直
径が25mm以上で肉厚が1.5mm以上のチューブが
装着され、一度空気を充填したら何ケ月間も空気圧を維
持できる。このため、実用自転車しか知らない初心者な
ど一般市民がスポーツ用自転車を購入すると、短期間に
空気が抜けているためパンクと誤認するトラブルが頻発
している。またパンクの大部分はチューブの空気圧の不
足から発生しており、初心者がスポーツ用自転車を使用
したとき、実際のパンクが多発する主な原因となってい
る。
ィサイクル、ツーリング自転車など実用自転車では、直
径が25mm以上で肉厚が1.5mm以上のチューブが
装着され、一度空気を充填したら何ケ月間も空気圧を維
持できる。このため、実用自転車しか知らない初心者な
ど一般市民がスポーツ用自転車を購入すると、短期間に
空気が抜けているためパンクと誤認するトラブルが頻発
している。またパンクの大部分はチューブの空気圧の不
足から発生しており、初心者がスポーツ用自転車を使用
したとき、実際のパンクが多発する主な原因となってい
る。
【0004】この発明者は、細いチューブを使用するス
ポーツ用自転車の普及・発展を妨げている主因は、毎回
空気を入れるなければならないことであると見出した。
この発明の目的は、断面の外径が細く高速走行に適した
タイヤを装着するとともに、チューブ内の空気が長期間
維持でき、自転車に対する専門的な知識を全く有さない
初心者など一般市民も通常の実用自転車と同様に手軽に
使用できるスポーツ自転車の提供にある。
ポーツ用自転車の普及・発展を妨げている主因は、毎回
空気を入れるなければならないことであると見出した。
この発明の目的は、断面の外径が細く高速走行に適した
タイヤを装着するとともに、チューブ内の空気が長期間
維持でき、自転車に対する専門的な知識を全く有さない
初心者など一般市民も通常の実用自転車と同様に手軽に
使用できるスポーツ自転車の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のスポーツ用自
転車は、前ホイールおよび後ホイールに装着したタイヤ
内に、断面の外径15mm〜25mm、肉厚1.2mm
〜1.7mmのチューブを嵌め込んだ。
転車は、前ホイールおよび後ホイールに装着したタイヤ
内に、断面の外径15mm〜25mm、肉厚1.2mm
〜1.7mmのチューブを嵌め込んだ。
【0006】
【発明の作用、効果】この発明のスポーツ用自転車は、
直径が細く且つ肉厚の厚いチューブを装着しているの
で、加速性などスポーツ性が損なわれることなく数カ月
以上の長期間空気圧が維持できる。これにより、使用す
る度に空気入れで空気を入れるという煩わしさがなくな
り、一般市民でも気軽に使用できる。
直径が細く且つ肉厚の厚いチューブを装着しているの
で、加速性などスポーツ性が損なわれることなく数カ月
以上の長期間空気圧が維持できる。これにより、使用す
る度に空気入れで空気を入れるという煩わしさがなくな
り、一般市民でも気軽に使用できる。
【0007】
【実施例】図1はこの発明にかかるスポーツ用自転車1
00を示し、フレーム1、その前部に取り付けられたハ
ンドル2、フレーム1の後部上方に装着されたサドル
3、フレーム1の下部に設置されたチェーンホイール
4、フレーム1の前端および後端に配置された前ホイー
ル5および後ホイール6備える。ホイール5、6はそれ
ぞれタイヤ7、リム51、スポーク52およびハブ・フ
リーホイール53を有する。タイヤ7はこの実施例では
チューブラーとなっており、内部にチューブ8が収容さ
れている。
00を示し、フレーム1、その前部に取り付けられたハ
ンドル2、フレーム1の後部上方に装着されたサドル
3、フレーム1の下部に設置されたチェーンホイール
4、フレーム1の前端および後端に配置された前ホイー
ル5および後ホイール6備える。ホイール5、6はそれ
ぞれタイヤ7、リム51、スポーク52およびハブ・フ
リーホイール53を有する。タイヤ7はこの実施例では
チューブラーとなっており、内部にチューブ8が収容さ
れている。
【0008】図2の(イ)に示すようにチューブ8は、
直径が700mmの円環であり、断面は外径Dが20m
m、肉厚tは1.5mmとなっている。このように外径
Dに対し肉厚tが厚いチューブ8を用いることにより、
接地面積が小さく自転車の加速性、高速性が確保できる
とともに、チューブ8の表面からの空気抜けが低減で
き、空気圧を数カ月以上の長期間維持することができ
る。
直径が700mmの円環であり、断面は外径Dが20m
m、肉厚tは1.5mmとなっている。このように外径
Dに対し肉厚tが厚いチューブ8を用いることにより、
接地面積が小さく自転車の加速性、高速性が確保できる
とともに、チューブ8の表面からの空気抜けが低減で
き、空気圧を数カ月以上の長期間維持することができ
る。
【0009】チューブ断面の外径Dは、15mmより径
小であると必要圧力が高くなりすぎ、チューブ8の耐久
性が低下し、25mmより大きいと接地抵抗が大きくス
ポーツ性が損なわれる。また、チューブ8の肉厚tが
1.2mmより小さいと図3に示す如く空気圧が短期間
に抜け、空気を入れる頻度が増大し、1.7mm以上で
あっても空気圧の維持性能は余り変化しないとともに、
重量の増大により加速性が低下する。このため、15m
m≦D≦25mm、1.2mm≦t≦1.7mmが、ス
ポーツ性と使用性を兼ね備えた最適範囲である。なお、
タイヤ7は図2の(ロ)に示した如くワイヤードオンタ
イヤであってもよい。
小であると必要圧力が高くなりすぎ、チューブ8の耐久
性が低下し、25mmより大きいと接地抵抗が大きくス
ポーツ性が損なわれる。また、チューブ8の肉厚tが
1.2mmより小さいと図3に示す如く空気圧が短期間
に抜け、空気を入れる頻度が増大し、1.7mm以上で
あっても空気圧の維持性能は余り変化しないとともに、
重量の増大により加速性が低下する。このため、15m
m≦D≦25mm、1.2mm≦t≦1.7mmが、ス
ポーツ性と使用性を兼ね備えた最適範囲である。なお、
タイヤ7は図2の(ロ)に示した如くワイヤードオンタ
イヤであってもよい。
【図1】スポーツ用自転車の側面図である。
【図2】タイヤの断面図である。
【図3】チューブの肉厚とタイヤの空気抜け時間との関
係を示すグラフである。
係を示すグラフである。
100 スポーツ用自転車 1 フレーム 2 ハンドル 3 サドル 4 チェーンホイール 5 前ホイール 6 後ホイール 7 タイヤ 8 チューブ D チューブの外径 t チューブの肉厚
Claims (1)
- 【請求項1】 前ホイールおよび後ホイールに装着した
タイヤ内に、断面の外径15mm〜25mm、肉厚1.
2mm〜1.7mmのチューブを嵌め込んでなるスポー
ツ用自転車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4135484A JPH05330471A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | スポーツ用自転車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4135484A JPH05330471A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | スポーツ用自転車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05330471A true JPH05330471A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15152804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4135484A Pending JPH05330471A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | スポーツ用自転車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05330471A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006526534A (ja) * | 2003-06-03 | 2006-11-24 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | サイクル用チューブレス装着組立体の補修装置 |
US20110061782A1 (en) * | 2008-03-10 | 2011-03-17 | Societe De Technologie Michelin | Inner tube for a pneumatic tyre based on a thermoplastic elastomer |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP4135484A patent/JPH05330471A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006526534A (ja) * | 2003-06-03 | 2006-11-24 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | サイクル用チューブレス装着組立体の補修装置 |
US20110061782A1 (en) * | 2008-03-10 | 2011-03-17 | Societe De Technologie Michelin | Inner tube for a pneumatic tyre based on a thermoplastic elastomer |
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