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JPH05326919A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

Info

Publication number
JPH05326919A
JPH05326919A JP4132485A JP13248592A JPH05326919A JP H05326919 A JPH05326919 A JP H05326919A JP 4132485 A JP4132485 A JP 4132485A JP 13248592 A JP13248592 A JP 13248592A JP H05326919 A JPH05326919 A JP H05326919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
line sensor
light source
ccd line
density
Prior art date
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Pending
Application number
JP4132485A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Muraoka
隆雄 村岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4132485A priority Critical patent/JPH05326919A/ja
Publication of JPH05326919A publication Critical patent/JPH05326919A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ごく簡易な構成でありながら、CCDラインセ
ンサの構造上の読取密度よりも低い読取密度に対応する
適確な画信号を生成することを可能とする。 【構成】駆動部2では、CCDラインセンサ1の構造上
の読取密度の1/nの読取密度での読み取りを行う場
合、転送クロックφ1,φ2の周波数の1/nの周波数
を有するリセットパルスRS2をRS切換回路22にて
発生し、CCDラインセンサ1へと供給する。また光源
部3では、光制御回路32の制御により、光源31の発
光時間を1/nとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCDラインセンサを
用いて画像の読取りを行う画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCDラインセンサは、フォトダイオー
ドの配置密度によって読取密度が定まってしまう。すな
わち、縮小光学系を介さずに等倍で読み取る場合、フォ
トダイオードの配置間隔が63.5μmであれば読取密
度は400dpi、127μmであれば200dpiと
いった具合である。このようなCCDラインセンサを用
いて、構造上の読取密度とは異なる読取密度に対応する
画信号を得ようとする場合、従来は、CCDラインセン
サの出力信号を信号処理することにより実現される。
【0003】ここでCCDラインセンサの構造上の読取
密度よりも低い読取密度に対応する画信号を得るための
信号処理として基本的なものに、間引き処理がある。間
引き処理とは、CCDラインセンサの出力信号を、[所
望の密度/CCDラインセンサの構造上の読取密度]の
割合で間引くものである。すなわち例えば400dpi
の読取密度で構成されたCCDラインセンサを用いて2
00dpiの密度に対応する画信号を得る場合、2画素
につき1画素の割合で画信号を間引く。従って、処理後
の画信号に含まれる単位長さ当りの画素数は確かに所望
の値となる。
【0004】しかしながら1画素毎について見ると、あ
くまでもCCDラインセンサの構造上の読取密度に対応
するものであり、所望とする読取り密度で読み取るべく
構成されたCCDラインセンサで得られるものと異なっ
ている。すなわち、例えば400dpiの読取密度で構
成されたCCDラインセンサによれば1つのフォトダイ
オードのみにて読取りがなされる程度の細線は、200
dpiの読取密度で構成されたCCDラインセンサで読
み取れば画信号に反映されるが、400dpiの読取密
度で構成されたCCDラインセンサで読み取って間引き
を行った場合、細線部分が間引かれると当該細線が完全
に欠落してしまう。
【0005】そこでこのような欠点を回避すべく、n画
素のそれぞれの濃度(信号レベル)を考慮して1画素と
することにより、細線などの欠落を生じさせることなく
密度を1/nにした画信号を生成する信号処理がある。
【0006】しかしこの信号処理では、n画素分の信号
レベルに基づいて1画素の信号レベルを決定するための
演算処理を行わなければならず、そのための処理回路が
複雑となってしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の画
像読取装置では、CCDラインセンサの構造上の読取密
度よりも低い読取密度に対応する画信号を得るために
は、CCDラインセンサの出力信号に対して信号処理を
行っているため、得られる信号が不適確なものとなって
しまったり、構成が複雑になってしまうという不具合が
あった。
【0008】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、ごく簡易な構
成でありながら、CCDラインセンサの構造上の読取密
度よりも低い読取密度に対応する適確な画信号を生成す
ることができる画像読取装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、CCDライン
センサを駆動するための少なくとも所定周波数の転送ク
ロックとリセットパルスとを含む駆動信号を生成するも
のであり、外部から指示される読取密度に応じ、転送ク
ロックと同一周波数のリセットパルスおよび転送クロッ
クの周波数と異なる所定周波数を有する少なくとも1種
類のリセットパルスのいずれかを選択的に生成可能な例
えば駆動部などの駆動手段と、1ライン読取期間におけ
る発光量が外部から指示される読取密度に応じた所定の
発光量となるよう光源の発光を制御する光源制御回路な
どの光源制御手段とを具備した。
【0010】
【作用】このような手段を講じたことにより、CCDラ
インセンサは、所定周波数の転送クロックと、転送クロ
ックと同一周波数または異なる所定周波数のリセットパ
ルスのうちの外部から指示される読取密度に応じたリセ
ットパルスとを含んだ駆動信号により駆動され、外部か
ら指示される読取密度に応じた発光量で光源から発せら
れ原稿で反射した光に対応する電気信号の発生を行う。
従って、CCDラインセンサの出力ノードのリセット周
期が可変され、CCDラインセンサにおいて信号処理が
なされる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
き説明する。図1は本実施例に係る画像読取装置の構成
を示すブロック図である。この画像読取装置は、CCD
ラインセンサ1、駆動部2および光源部3より構成され
る。CCDラインセンサ1は、原稿からの反射光を光電
変換することにより、原稿に形成された画像に対応する
画信号を生成する。
【0012】駆動部2は、タイミング発生回路21、R
S切換回路22およびドライバ回路23よりなる。タイ
ミング発生回路21は、外部から与えられる制御信号に
基づいた所定のタイミングで、それぞれ所定周波数を有
するシフトパルスSH、転送クロックφ1,φ2および
リセットパルスRS1を発生し、出力する。RS切換回
路22は、外部から与えられる読取密度変換モード信号
に基づき、タイミング発生回路21から出力されたリセ
ットパルスRS1を読取密度変換モード信号にて示され
た読取密度に対応する周波数のリセットパルスRS2に
変換する。ドライバ回路23は、タイミング発生回路2
1から出力されたシフトパルスSH、転送クロックφ
1,φ2およびRS切換回路22から出力されたリセッ
トパルスRS2を、実際にCCD駆動信号に増幅し、C
CDラインセンサ1へと供給する。
【0013】光源部3は、光源31および光源制御回路
32よりなる。光源31は、蛍光灯、キセノン管やLE
Dなどの発光体であり、原稿を照明するものである。光
源制御回路32は、1ライン読取期間中における光源3
1の発光時間を可変制御することにより、1ライン読取
期間中における光源31の発光量を可変制御する。なお
光源制御回路32は、読取密度変換モード信号に基づい
て光源31の発光時間を可変制御する。
【0014】図2はCCDラインセンサ1の具体的構成
を示す図である。図中、11は多数のPnフォトダイオ
ードを一次元的に配列してなるPnフォトダイオード群
である。このPnフォトダイオード群11は、原稿から
の反射光を多数のPnフォトダイオードのそれぞれで受
光し、光量に応じた電荷に変換する。Pnフォトダイオ
ード群11で得られた電荷は、駆動部2より与えられる
シフトパルスSHによってスイッチングされるスイッチ
12を介してCCDアナログシフトレジスタ13へと一
斉に転送される。CCDアナログシフトレジスタ13
は、Pnフォトダイオード群11から転送された電荷を
各転送段に取り込んだのち、駆動部2から与えられるシ
フトパルスφ1,φ2とリセットパルスRS2により、
各転送段を順次転送して出力ノードより画信号として出
力する。
【0015】次に以上のように構成された画像読取装置
の動作を説明する。まずタイミング発生回路21に、制
御信号のうちのラインスタート信号LSTとして「L」
レベルのパルスが与えられると(図3中のT1時点)、
タイミング発生回路21はこのラインスタート信号LS
Tのパルスに同期した所定タイミングでシフトパルスS
Hとして「H」レベルのパルスを発生(図3中のT2時
点)したのち、別の所定タイミングで転送クロックφ
1,φ2の出力を開始する(図3中のT3時点)。タイ
ミング発生回路21は、1ライン転送期間TA(ライン
スタート信号LSTとして「L」レベルのパルスが与え
られる周期TBよりも小さい)に亙って転送クロックφ
1,φ2の出力を行い、1ライン転送期間TAの経過後
に出力を停止する(図3中のT4時点)。またタイミン
グ発生回路21は、リセットパルスRS1を常時出力し
ている。
【0016】タイミング発生回路21が出力する転送ク
ロックφ1,φ2およびリセットパルスRS1は、図4
に示すような関係にある。すなわち、転送クロックφ1
は、所定周波数のクロックパルスである。転送クロック
φ1の周波数は具体的には、例えばCCDラインセンサ
1の画素数(フォトダイオード数)をmとしたとき、
[m/TA]Hz以上の周波数である。転送クロックφ2
は、転送クロックφ1と同一周波数で逆位相のクロック
パルスである。リセットパルスRS1は、転送クロック
φ1,φ2と同一周期で、かつ転送クロックφ1が
「L」レベルである所定タイミングに「H」レベルのパ
ルスが発生する信号である。
【0017】さて、読取密度変換モード信号にて、CC
Dラインセンサ1の構造上の読取密度での読み取りを示
す「モード1」が指定されている場合、光源制御回路3
2は、図3に示すように光源31を常時発光させてい
る。なお光源31は均一な明るさで発光する。またRS
切換回路22は、タイミング発生回路21から出力され
るリセットパルスRS1をそのままリセットパルスRS
2として出力する。
【0018】この状態において、CCDラインセンサ1
のPnフォトダイオード群11は、常に光電変換を行っ
ており、電荷を発生している。このようにPnフォトダ
イオード群11で発生された電荷は、タイミング発生回
路21からシフトパルスSHとして出力された「H」レ
ベルのパルスがドライバ回路23を介してCCDライン
センサ1のスイッチ12に与えられるごとに、CCDア
ナログシフトレジスタ13に転送される。すなわち、P
nフォトダイオード群11では、シフトパルスSHとし
て「H」レベルのパルスが出力される周期である、時間
TBの期間に亙って1回の光電変換がなされ、当該期間
に発生した電荷が蓄積される。
【0019】このように蓄積され、シフトパルスSHに
同期してCCDアナログシフトレジスタ13に転送され
た電荷は、タイミング発生回路21から出力される転送
クロックφ1,φ2によってCCDアナログシフトレジ
スタ13の各転送段を順次転送される。
【0020】以下、CCDアナログシフトレジスタ13
での電荷転送の動作につき図5を参照して具体的に説明
する。まず、図5(d)にtaで示すように転送クロッ
クφ1が「L」レベル、転送クロックφ2が「H」レベ
ル、そしてリセットパルスRS2が「L」レベルである
時点においては、図5(a)に示すように、転送クロッ
クφ1が印加された領域にはポテンシャル井戸が、また
転送クロックφ2が印加された領域にはポテンシャル障
壁がそれぞれ形成される。従って、転送クロックφ1が
印加されている領域に電荷が保持されている。
【0021】続いて図5(d)にtbで示すように転送
クロックφ1が「H」レベル、転送クロックφ2が
「L」レベル、そしてリセットパルスRS2が「L」レ
ベルである時点となると、図5(b)に示すように、転
送クロックφ1が印加された領域はポテンシャル障壁
に、また転送クロックφ2が印加された領域はポテンシ
ャル井戸にそれぞれ変化する。これにより、ta時点に
おいて転送クロックφ1が印加された領域に保持されて
いた電荷は、転送クロックφ2が印加された領域へと移
動する。なおこのとき、最終の転送段51-nに保持されて
いた電荷は出力ノード52へと移動する。この出力ノー
ド52に保持された電荷によってトランジスタTrが駆
動され、出力ノード52に保持された電荷量に対応した
電圧が画信号出力端に発生し、図4に示すような画信号
が得られる。なお図4において、Voutで示されるの
が、1画素のレベルである。
【0022】そして図5(d)にtcで示すようにリセ
ットパルスRS2が「H」レベルとなると、図5(c)
に示すように、出力ノード52とドレイン53との間の
ポテンシャル障壁が除去され、出力ノード52とドレイ
ン53とが導通状態となる。かくして、出力ノード52
に保持された電荷がドレイン53を介して除去される。
【0023】以上のようにして、CCDラインセンサ1
からは、フォトダイオード群11の各フォトダイオード
によって得られた電荷をシリアルに並べた状態の画信号
が得られる。このとき、CCDラインセンサ1に与えら
れるリセットパルスRS2は、転送クロックφ1,φ2
と同一周期であるので、画信号は図4に示すようにフォ
トダイオード群11の各フォトダイオードのそれぞれで
得られた電荷がそのままシリアルに配置されている。
【0024】一方、読取密度変換モード信号にて、CC
Dラインセンサ1の構造上の読取密度に対して1/2の
密度での読み取りを示す「モード2」が指定されている
場合、タイミング発生回路21は「モード1」の場合と
同様に動作し、図6に示すように前記と全く同様なタイ
ミングにて各信号が生じている。しかし「モード2」の
場合には、光源制御回路32はシフトパルスSHとして
の「H」レベルのパルスに同期し、これよりTB/2の
期間だけ光源31を発光させる。またRS切換回路22
は、タイミング発生回路21から出力されるリセットパ
ルスRS1の周波数の1/2の周波数を有する、図7に
示すようなリセットパルスRS2を生成し、出力する。
【0025】この状態でも、CCDラインセンサ1のP
nフォトダイオード群11では、「モード1」の場合と
同様に時間TBの期間に亙って1回の光電変換がなさ
れ、当該期間に発生した電荷が蓄積される。ところで、
Pnフォトダイオード群11の各Pnフォトダイオード
のそれぞれで発生する電荷量は、入射光量と蓄積時間と
の積により求まる。さらに入射光量は、入射光の明るさ
と入射時間との積により求まる。ここで蓄積時間はTB
であり、「モード1」の場合と同一である。また入射光
の明るさも、光源31が均一な明るさで発光するため
「モード1」の場合と同一である。ところが、入射時間
については、光源31の発光時間がTB/2とされてい
るため、「モード1」の場合の1/2となっている。従
って、Pnフォトダイオード群11の各Pnフォトダイ
オードで発生する電荷量は、「モード1」のときに比較
して1/2となる。
【0026】このようにPnフォトダイオード群11の
各Pnフォトダイオードで発生した電荷は、CCDアナ
ログシフトレジスタ13に転送され、さらにCCDアナ
ログシフトレジスタ13の各転送段を順次転送される。
このとき、転送クロックφ1,φ2は「モード1」のと
きと何等変わっていないので、各転送段の転送について
は「モード1」のときと全く同様である。しかし、リセ
ットパルスRS2は、RS切換回路22によってリセッ
トパルスRS1の1/2の周波数とされているので、C
CDアナログシフトレジスタ13の出力ノード52に保
持された電荷のリセットは、2画素分の電荷の転送につ
き1度しか行われない。このため、出力ノード52には
連続する2画素分の電荷が蓄積され、その電荷量は2画
素分の電荷のそれぞれの電荷量の和となる。かくして、
2画素づつが1画素に合成される。このとき、1画素分
の電荷量は、光源31の発光時間により前述のように
「モード1」のときの1/2となっているので、合成後
の電荷量は、「モード1」のときの1画素分の電荷量と
同等になっている。
【0027】また読取密度変換モード信号にて、CCD
ラインセンサ1の構造上の読取密度に対して1/3の密
度での読み取りを示す「モード3」が指定されている場
合、タイミング発生回路21は「モード1」の場合と同
様に動作し、図8に示すように前記と全く同様なタイミ
ングにて各信号が生じている。しかし「モード3」の場
合には、光源制御回路32はシフトパルスSHとしての
「H」レベルのパルスに同期し、これよりTB/3の期
間だけ光源31を発光させる。またRS切換回路22
は、タイミング発生回路21から出力されるリセットパ
ルスRS1の周波数の1/3の周波数を有する、図9に
示すようなリセットパルスRS2を生成し、出力する。
【0028】かくして、Pnフォトダイオード群11へ
の光の入射時間が、「モード1」の場合の1/3とな
り、Pnフォトダイオード群11の各Pnフォトダイオ
ードで発生する電荷量は、「モード1」のときに比較し
て1/3となる。またCCDアナログシフトレジスタ1
3の出力ノード52に保持された電荷のリセットは、3
画素分の電荷の転送につき1度しか行われず、出力ノー
ド52には連続する3画素分の電荷が蓄積され、その電
荷量は3画素分の電荷のそれぞれの電荷量の和となる。
かくして、3画素づつが1画素に合成される。このと
き、1画素分の電荷量は、「モード1」のときの1/3
となっているので、合成後の電荷量は、「モード1」の
ときの1画素分の電荷量と同等になっている。
【0029】以上のように、Pnフォトダイオード群1
1の各Pnフォトダイオードで得られた電荷が、CCD
アナログシフトレジスタ13の出力ノード52にてPn
フォトダイオード2個分または3個分蓄積され、1画素
のレベルとして出力される。従って、CCDラインセン
サ1から出力される画信号は、単位長さ当りの画素数
は、CCDラインセンサ1の構造上の値の1/2または
1/3となる。またCCDラインセンサ1から出力され
る画信号の1画素分は、2個または3個のPnフォトダ
イオードで得られた情報を合成した情報を有しているた
め、CCDラインセンサ1から出力される画信号の各画
素についても、CCDラインセンサ1の構造上の読取密
度の1/2または1/3の密度に対応するものとなる。
【0030】かくして本実施例によれば、CCDライン
センサ1から出力される画信号に対して信号処理を行う
必要がないため、信号処理部を設ける必要がない。な
お、光源31の発光時間の制御およびリセットパルスの
周期の可変を行わなければならないが、これらを実現す
るための構成は、従来の画像読取装置における信号処理
を行うための構成に比較すると小規模であり、構成を簡
略化できる。
【0031】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば上記実施例では、CCDラインセンサ
1の構造上の読取密度の1/2または1/3の密度での
読み取りを行う場合を説明したが、光源31の発光期間
およびリセットパルスRS2の周波数を適宜設定するこ
とにより、他の読取密度での読み取りが可能である。ま
た上記実施例では、光源31の発光量を発光時間により
可変しているが、光源31の明るさを変えることにより
発光量を制御しても良い。
【0032】また上記実施例では、CCDラインセンサ
1の構造上の読取密度の1/nの読取密度で読み取りを
行う場合、光源31の発光量を1/nとしているが、ち
ょうど1/nとする必要はない。このほか、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、CCDラインセンサを
駆動するための少なくとも所定周波数の転送クロックと
リセットパルスとを含む駆動信号を生成するものであ
り、外部から指示される読取密度に応じ、転送クロック
と同一周波数のリセットパルスおよび転送クロックの周
波数と異なる所定周波数を有する少なくとも1種類のリ
セットパルスのいずれかを選択的に生成可能な例えば駆
動部などの駆動手段と、1ライン読取期間における発光
量が外部から指示される読取密度に応じた所定の発光量
となるよう光源の発光を制御する光源制御回路などの光
源制御手段とを具備したので、ごく簡易な構成でありな
がら、CCDラインセンサの構造上の読取密度よりも低
い読取密度に対応する適確な画信号を生成することがで
きる画像読取装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る画像読取装置の構成
を示すブロック図。
【図2】 図1中のCCDラインセンサ1の具体的構成
を示す図。
【図3】 図1に示す画像読取装置の動作タイミングを
示すタイミングチャート(「モード1」時)。
【図4】 図1に示す画像読取装置中を流れる信号の波
形を示す波形図(「モード1」時)。
【図5】 図1中のCCDラインセンサ1における電荷
転送動作を説明する図。
【図6】 図1に示す画像読取装置の動作タイミングを
示すタイミングチャート。(「モード2」時)
【図7】 図1に示す画像読取装置中を流れる信号の波
形を示す波形図(「モード2」時)。
【図8】 図1に示す画像読取装置の動作タイミングを
示すタイミングチャート。(「モード3」時)
【図9】 図1に示す画像読取装置中を流れる信号の波
形を示す波形図(「モード3」時)。
【符号の説明】
1…CCDラインセンサ、2…駆動部、21…タイミン
グ発生回路、22…RS切換回路、23…ドライバ回
路、3…光源部、31…光源、32…光源制御回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源により原稿を照明した際の前記原稿
    からの反射光をCCDラインセンサを用いて光電変換す
    ることにより、前記原稿に形成された画像の読取りを行
    う画像読取装置において、 前記CCDラインセンサを駆動するための少なくとも所
    定周波数の転送クロックとリセットパルスとを含む駆動
    信号を生成するものであり、外部から指示される読取密
    度に応じ、転送クロックと同一周波数のリセットパルス
    および転送クロックの周波数と異なる所定周波数を有す
    る少なくとも1種類のリセットパルスのいずれかを選択
    的に生成可能な駆動手段と、 1ライン読取期間における発光量が外部から指示される
    読取密度に応じた所定の発光量となるよう前記光源の発
    光を制御する光源制御手段とを具備したことを特徴とす
    る画像読取装置。
  2. 【請求項2】 外部から指示される読取密度とCCDラ
    インセンサの構造上の読取密度との比をn:1とした場
    合に、駆動手段は、電荷転送クロックの周波数の1/n
    の周波数を有するリセットパルスを生成し、また光源制
    御手段は、CCDラインセンサの構造上の読取密度での
    読取を行う際の発光量の1/nの発光量で光源を発光さ
    せることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
JP4132485A 1992-05-25 1992-05-25 画像読取装置 Pending JPH05326919A (ja)

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