JPH05325583A - センスアンプ回路 - Google Patents
センスアンプ回路Info
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- JPH05325583A JPH05325583A JP13456392A JP13456392A JPH05325583A JP H05325583 A JPH05325583 A JP H05325583A JP 13456392 A JP13456392 A JP 13456392A JP 13456392 A JP13456392 A JP 13456392A JP H05325583 A JPH05325583 A JP H05325583A
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- inverter
- level
- logic circuit
- sense amplifier
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体記憶部のデータ・サンプリング期間に
おける消費電流を抑制するセンスアンプ回路を提供す
る。 【構成】 本発明のセンスアンプ回路7は、プリチャー
ジ信号Pがゲートに入力されるPMOSトランジスタ1
と、当該PMOSトランジスタ1とともにレシオ・イン
バータを形成するNMOSトランジスタ2と、相補性の
インバータ5を形成するPMOSトランジスタ3および
NMOSトランジスタ4と、前記レシオ・インバータの
出力Aを受けて反転出力するインバータ6とを備えて構
成されており、対応する半導体記憶部に対しては、当該
半導体記憶部に含まれているNMOSトランジスタ9の
ドレイン側Dと、当該デジット線Dにシリアルに接続さ
れているNMOSトランジスタ8のドレイン側の接続点
Bに接続されている。
おける消費電流を抑制するセンスアンプ回路を提供す
る。 【構成】 本発明のセンスアンプ回路7は、プリチャー
ジ信号Pがゲートに入力されるPMOSトランジスタ1
と、当該PMOSトランジスタ1とともにレシオ・イン
バータを形成するNMOSトランジスタ2と、相補性の
インバータ5を形成するPMOSトランジスタ3および
NMOSトランジスタ4と、前記レシオ・インバータの
出力Aを受けて反転出力するインバータ6とを備えて構
成されており、対応する半導体記憶部に対しては、当該
半導体記憶部に含まれているNMOSトランジスタ9の
ドレイン側Dと、当該デジット線Dにシリアルに接続さ
れているNMOSトランジスタ8のドレイン側の接続点
Bに接続されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセンスアンプ回路に関
し、特にダイナミック回路を用いて低消費電流を実現す
るセンスアンプ回路に関する。
し、特にダイナミック回路を用いて低消費電流を実現す
るセンスアンプ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、センスアンプ回路は、半導体集
積回路内の出力部において用いられている半導体記憶部
に流れる微少電流を感知して、当該半導体記憶部の記憶
情報により、半導体記憶部に微少な電流が流れているか
否かを認識して、論理的にハイレベルまたはロウレベル
の認識信号を出力するように機能している。
積回路内の出力部において用いられている半導体記憶部
に流れる微少電流を感知して、当該半導体記憶部の記憶
情報により、半導体記憶部に微少な電流が流れているか
否かを認識して、論理的にハイレベルまたはロウレベル
の認識信号を出力するように機能している。
【0003】図4に示されるのは、従来のセンスアンプ
回路の一例の回路図であり、また図5は、当該従来例に
おいて、半導体記憶部にNMOSトランジスタが存在す
る所を選択した時の動作波形図、図6は、同じく当該従
来例において、半導体記憶部にNMOSトランジスタが
存在しない半導体欠落部を選択した時の動作波形図であ
る。
回路の一例の回路図であり、また図5は、当該従来例に
おいて、半導体記憶部にNMOSトランジスタが存在す
る所を選択した時の動作波形図、図6は、同じく当該従
来例において、半導体記憶部にNMOSトランジスタが
存在しない半導体欠落部を選択した時の動作波形図であ
る。
【0004】図4に示されるように、従来のセンスアン
プ回路20は、カレントミラー回路を形成しているPM
OSトランジスタ12および17と、相補性のインバー
タ16を形成するPMOSトランジスタ14およびNM
OSトランジスタ15と、このインバータ16の出力を
ゲートに受けるNMOSトランジスタ13と、ゲートに
基準電圧Vr が入力され、PMOSトランジスタ17と
ともにレシオ・インバータを形成しているNMOSトラ
ンジスタ18と、当該レシオ・インバータの出力を反転
して出力するインバータ19とを備えて構成されてお
り、半導体記憶部に対しては、当該半導体記憶部に含ま
れるNMOSトランジスタ22のドレイン側H(以下、
デジット線Hと云う)と、当該デジット線Hにシリアル
に接続されているNMOSトランジスタ21(以下、Y
セレクタ21と云う)のドレイン側の接続点Fに接続さ
れている。
プ回路20は、カレントミラー回路を形成しているPM
OSトランジスタ12および17と、相補性のインバー
タ16を形成するPMOSトランジスタ14およびNM
OSトランジスタ15と、このインバータ16の出力を
ゲートに受けるNMOSトランジスタ13と、ゲートに
基準電圧Vr が入力され、PMOSトランジスタ17と
ともにレシオ・インバータを形成しているNMOSトラ
ンジスタ18と、当該レシオ・インバータの出力を反転
して出力するインバータ19とを備えて構成されてお
り、半導体記憶部に対しては、当該半導体記憶部に含ま
れるNMOSトランジスタ22のドレイン側H(以下、
デジット線Hと云う)と、当該デジット線Hにシリアル
に接続されているNMOSトランジスタ21(以下、Y
セレクタ21と云う)のドレイン側の接続点Fに接続さ
れている。
【0005】入力端子YおよびW1 にハイレベルが入力
された場合には、半導体記憶部におけるNMOSトラン
ジスタ22が選択されて、NMOSトランジスタ22が
動作状態となり、またYセレクタ21も動作状態とな
る。これにより、各接続点E、F、G、HおよびIにお
ける電圧レベルは、図5に示されるようになる。接続点
Fの電圧レベルは、デジット線Hの寄生容量24に対す
る充電のために、一瞬インバータ16の反転レベルより
も低い電位に低下し、当該インバータ16の出力Gは、
T1 〜T2 の間においてハイレベルとなる。また、接続
点Eの電位レベルも、接続点Fの電位レベルに追従する
ように“VDD−VS ”(VDDは電源電圧、VS はPMO
Sトランジスタ12のしきい値の絶対値)よりも低くな
り、PMOSトランジスタ12および17がオンの状態
となり、PMOSトランジスタ17およびNMOSトラ
ンジスタ18を含むレシオ・インバータの出力Iはハイ
レベルとして出力され、センスアンプ回路20の出力O
UTは、インバータ19の反転作用によりロウレベルと
なる。
された場合には、半導体記憶部におけるNMOSトラン
ジスタ22が選択されて、NMOSトランジスタ22が
動作状態となり、またYセレクタ21も動作状態とな
る。これにより、各接続点E、F、G、HおよびIにお
ける電圧レベルは、図5に示されるようになる。接続点
Fの電圧レベルは、デジット線Hの寄生容量24に対す
る充電のために、一瞬インバータ16の反転レベルより
も低い電位に低下し、当該インバータ16の出力Gは、
T1 〜T2 の間においてハイレベルとなる。また、接続
点Eの電位レベルも、接続点Fの電位レベルに追従する
ように“VDD−VS ”(VDDは電源電圧、VS はPMO
Sトランジスタ12のしきい値の絶対値)よりも低くな
り、PMOSトランジスタ12および17がオンの状態
となり、PMOSトランジスタ17およびNMOSトラ
ンジスタ18を含むレシオ・インバータの出力Iはハイ
レベルとして出力され、センスアンプ回路20の出力O
UTは、インバータ19の反転作用によりロウレベルと
なる。
【0006】デジット線Hの寄生容量24に対する充電
レベルおよび接続点Fの電位レベルが、インバータ16
の反転レベルを越えると、当該インバータ16の出力G
はロウレベルとなる(T2 )。また、接続点Eにおける
電位レベルは“VDD−VS ”の近傍の電位となり、PM
OSトランジスタ12および17がオフの状態となっ
て、レシオ・インバータの出力Iはロウレベルとなり、
センスアンプ回路の出力OUTはハイレベルとなる。
レベルおよび接続点Fの電位レベルが、インバータ16
の反転レベルを越えると、当該インバータ16の出力G
はロウレベルとなる(T2 )。また、接続点Eにおける
電位レベルは“VDD−VS ”の近傍の電位となり、PM
OSトランジスタ12および17がオフの状態となっ
て、レシオ・インバータの出力Iはロウレベルとなり、
センスアンプ回路の出力OUTはハイレベルとなる。
【0007】次に、半導体記憶部のNMOSトランジス
タ22が選択されているために、デジット線Hは、イン
バータ16の反転レベルよりも低いレベルにディスチャ
ージされる(T3 )。これにより、接続点Fの電位レベ
ルも、インバータ16の反転レベルよりも低いレベルと
なり、インバータ16の出力Gはハイレベルとなって、
接続点Eの電位レベルは“VDD−VS ”よりも低い電位
となり、PMOSトランジスタ12および17はオンの
状態となる。また、レシオ・インバータの出力Iはハイ
レベルとなり、インバータ19の出力OUTはロウレベ
ルとなる。この状態の時においては、センスアンプ回路
20においてはメモリセルのデータが正確に読出され
る。また、この時には、図4に示されるように、電流セ
ンスアンプには、それぞれ電流I1 、I2 およびI3 が
常時流れる状態となっている。
タ22が選択されているために、デジット線Hは、イン
バータ16の反転レベルよりも低いレベルにディスチャ
ージされる(T3 )。これにより、接続点Fの電位レベ
ルも、インバータ16の反転レベルよりも低いレベルと
なり、インバータ16の出力Gはハイレベルとなって、
接続点Eの電位レベルは“VDD−VS ”よりも低い電位
となり、PMOSトランジスタ12および17はオンの
状態となる。また、レシオ・インバータの出力Iはハイ
レベルとなり、インバータ19の出力OUTはロウレベ
ルとなる。この状態の時においては、センスアンプ回路
20においてはメモリセルのデータが正確に読出され
る。また、この時には、図4に示されるように、電流セ
ンスアンプには、それぞれ電流I1 、I2 およびI3 が
常時流れる状態となっている。
【0008】入力端子YおよびW2 にハイレベルが入力
されると、半導体記憶部においてNMOSトランジスタ
が存在しない所(図4における半導体欠落部23)が選
択される。この場合における各接続点における電位レベ
ルは、図6に示されるように、接続点Fの電位レベルが
デジット線Hの寄生容量24を充電するために、一瞬イ
ンバータ16の反転レベルよりも低下し、インバータ1
6の出力Gはハイレベルとなる。また、接続点Eの電位
レベルも、接続点Fに追従するように、前記“VDD−V
S ”よりも低くなり、PMOSトランジスタ12および
17がオンの状態となって、レシオ・インバータの出力
Iがハイレベルとなり、センスアンプ回路20の出力O
UTはロウレベルとなって出力される。デジット線Hの
寄生容量24に対する充電レベルおよび接続点Fの電位
レベルがインバータ16の反転レベルを越えると、イン
バータ16の出力Gはロウレベルとなる。また、接続点
Eの電位レベルは“VDD−VS ”の近傍の電位となり、
PMOSトランジスタ12および17がオフの状態とな
って、レシオ・インバータの出力Iはロウレベルとな
り、センスアンプ回路の出力OUTはハイレベルとな
る。また、半導体記憶部においてNMOSトランジスタ
が存在しない半導体欠落部23が選択されているため、
各接続点における電位レベルはこの状態が保持されてい
る。また、この時には、PMOSトランジスタ12およ
び17がオフの状態にあるために、電流センスアンプに
は、電流I3 のみが常時流れる状態となっている。
されると、半導体記憶部においてNMOSトランジスタ
が存在しない所(図4における半導体欠落部23)が選
択される。この場合における各接続点における電位レベ
ルは、図6に示されるように、接続点Fの電位レベルが
デジット線Hの寄生容量24を充電するために、一瞬イ
ンバータ16の反転レベルよりも低下し、インバータ1
6の出力Gはハイレベルとなる。また、接続点Eの電位
レベルも、接続点Fに追従するように、前記“VDD−V
S ”よりも低くなり、PMOSトランジスタ12および
17がオンの状態となって、レシオ・インバータの出力
Iがハイレベルとなり、センスアンプ回路20の出力O
UTはロウレベルとなって出力される。デジット線Hの
寄生容量24に対する充電レベルおよび接続点Fの電位
レベルがインバータ16の反転レベルを越えると、イン
バータ16の出力Gはロウレベルとなる。また、接続点
Eの電位レベルは“VDD−VS ”の近傍の電位となり、
PMOSトランジスタ12および17がオフの状態とな
って、レシオ・インバータの出力Iはロウレベルとな
り、センスアンプ回路の出力OUTはハイレベルとな
る。また、半導体記憶部においてNMOSトランジスタ
が存在しない半導体欠落部23が選択されているため、
各接続点における電位レベルはこの状態が保持されてい
る。また、この時には、PMOSトランジスタ12およ
び17がオフの状態にあるために、電流センスアンプに
は、電流I3 のみが常時流れる状態となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のセンス
アンプ回路においては、半導体記憶部のNMOSトラン
ジスタが選択された場合には、センスアンプ回路よりデ
ータが出力されるため、デジット線の電位レベルを制御
するインバータには常時定常的な電流が流れる状態とな
り、また、電源より、デジット線を経由して半導体記憶
部のNMOSトランジスタに対しても常時電流が流れ
る。また、センスアンプ回路の出力側のレシオ・インバ
ータにも常時電流が流れることになり、多大の消費電流
を要するという欠点がある。
アンプ回路においては、半導体記憶部のNMOSトラン
ジスタが選択された場合には、センスアンプ回路よりデ
ータが出力されるため、デジット線の電位レベルを制御
するインバータには常時定常的な電流が流れる状態とな
り、また、電源より、デジット線を経由して半導体記憶
部のNMOSトランジスタに対しても常時電流が流れ
る。また、センスアンプ回路の出力側のレシオ・インバ
ータにも常時電流が流れることになり、多大の消費電流
を要するという欠点がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のセンスアンプ回
路は、ソースが所定の電源に接続され、ゲートが外部よ
りの制御信号入力に対応する入力端子に接続されて、ド
レインが接続点Aに接続されるPMOSトランジスタ
と、ドレインが前記接続点Aに接続され、ゲートが第1
の論理回路の出力端に接続されるとともに、ソースが、
当該第1の論理回路の入力端と、所定の半導体記憶部に
含まれるメモリセルNMOSトランジスタのドレイン側
との共通接続点Bに接続されるNMOSトランジスタ
と、入力端が前記接続点Aに接続され、出力端が所定の
出力端子に接続される第2の論理回路とを備えて構成さ
れる。
路は、ソースが所定の電源に接続され、ゲートが外部よ
りの制御信号入力に対応する入力端子に接続されて、ド
レインが接続点Aに接続されるPMOSトランジスタ
と、ドレインが前記接続点Aに接続され、ゲートが第1
の論理回路の出力端に接続されるとともに、ソースが、
当該第1の論理回路の入力端と、所定の半導体記憶部に
含まれるメモリセルNMOSトランジスタのドレイン側
との共通接続点Bに接続されるNMOSトランジスタ
と、入力端が前記接続点Aに接続され、出力端が所定の
出力端子に接続される第2の論理回路とを備えて構成さ
れる。
【0011】なお、前記第1の論理回路は、ソースが所
定の電源に接続され、ゲートが当該第1の論理回路の入
力端に接続されて、ドレインが当該第1の論理回路の出
力端に接続されるPMOSトランジスタと、ドレインが
前記第1の論理回路の出力端に接続され、ゲートが当該
第1の論理回路の入力端に接続されて、ソースが接地電
位に接続されるNMOSトランジスタとにより形成さ
れ、前記第2の論理回路はインバータにより形成されて
もよい。
定の電源に接続され、ゲートが当該第1の論理回路の入
力端に接続されて、ドレインが当該第1の論理回路の出
力端に接続されるPMOSトランジスタと、ドレインが
前記第1の論理回路の出力端に接続され、ゲートが当該
第1の論理回路の入力端に接続されて、ソースが接地電
位に接続されるNMOSトランジスタとにより形成さ
れ、前記第2の論理回路はインバータにより形成されて
もよい。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0013】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
り、また図2は、当該実施例において、半導体記憶部に
NMOSトランジスタが存在する所を選択した場合にお
ける動作波形図、図6は、同じく当該実施例において、
半導体記憶部にNMOSトランジスタが存在しない半導
体欠落部を選択した場合の動作波形図である。
り、また図2は、当該実施例において、半導体記憶部に
NMOSトランジスタが存在する所を選択した場合にお
ける動作波形図、図6は、同じく当該実施例において、
半導体記憶部にNMOSトランジスタが存在しない半導
体欠落部を選択した場合の動作波形図である。
【0014】図1に示されるように、本実施例のセンス
アンプ回路7は、プリチャージ信号Pがゲートに入力さ
れるPMOSトランジスタ1と、当該PMOSトランジ
スタ1とともにレシオ・インバータを形成するNMOS
トランジスタ2と、相補性のインバータ5を形成するP
MOSトランジスタ3およびNMOSトランジスタ4
と、前記レシオ・インバータの出力Aを受けて反転出力
するインバータ6とを備えて構成されており、対応する
半導体記憶部に対しては、当該半導体記憶部に含まれて
いるNMOSトランジスタ9のドレイン側D(以下、デ
ジット線Dと云う)と、当該デジット線Dにシリアルに
接続されているNMOSトランジスタ8(以下、Yセレ
クタ8と云う)のドレイン側の接続点Bに接続されてい
る。
アンプ回路7は、プリチャージ信号Pがゲートに入力さ
れるPMOSトランジスタ1と、当該PMOSトランジ
スタ1とともにレシオ・インバータを形成するNMOS
トランジスタ2と、相補性のインバータ5を形成するP
MOSトランジスタ3およびNMOSトランジスタ4
と、前記レシオ・インバータの出力Aを受けて反転出力
するインバータ6とを備えて構成されており、対応する
半導体記憶部に対しては、当該半導体記憶部に含まれて
いるNMOSトランジスタ9のドレイン側D(以下、デ
ジット線Dと云う)と、当該デジット線Dにシリアルに
接続されているNMOSトランジスタ8(以下、Yセレ
クタ8と云う)のドレイン側の接続点Bに接続されてい
る。
【0015】入力端子YおよびW1 にハイレベルが入力
された場合には、半導体記憶部におけるNMOSトラン
ジスタ9が選択されて、NMOSトランジスタ9が動作
状態となり、またYセレクタ8も動作状態となる。ま
た、この時点において、プリチャージ信号Pが、ロウレ
ベルにてPMOSトランジスタ1のゲートに入力される
(T1 )。これにより、各接続点A、B、CおよびDに
おける電圧レベルは、図2に示されるようになり、接続
点A、Bおよびデジット線Dの寄生容量11に対する充
電が開始される。また、この時点においては、接続点B
の電位レベルが、インバータ5の反転レベルよりも低い
レベルにあるため、接続点Cはハイレベルの状態となっ
ている。次いで、デジット線Dおよび接点Bの電位が、
インバータ5に反転レベルよりも高いレベルまで充電さ
れると、インバータ5の出力Cは、ロウレベルとなり、
NMOSトランジスタ2はオフの状態となって、接続点
Aはハイレベルになり、インバータ6の反転出力OUT
はロウレベルとして出力される。そして、この時点(T
2 )において、プリチャージ信号Pはハイレベルよりロ
ウレベルに転移されて、これによりPMOSトランジス
タ1はオフの状態となる。
された場合には、半導体記憶部におけるNMOSトラン
ジスタ9が選択されて、NMOSトランジスタ9が動作
状態となり、またYセレクタ8も動作状態となる。ま
た、この時点において、プリチャージ信号Pが、ロウレ
ベルにてPMOSトランジスタ1のゲートに入力される
(T1 )。これにより、各接続点A、B、CおよびDに
おける電圧レベルは、図2に示されるようになり、接続
点A、Bおよびデジット線Dの寄生容量11に対する充
電が開始される。また、この時点においては、接続点B
の電位レベルが、インバータ5の反転レベルよりも低い
レベルにあるため、接続点Cはハイレベルの状態となっ
ている。次いで、デジット線Dおよび接点Bの電位が、
インバータ5に反転レベルよりも高いレベルまで充電さ
れると、インバータ5の出力Cは、ロウレベルとなり、
NMOSトランジスタ2はオフの状態となって、接続点
Aはハイレベルになり、インバータ6の反転出力OUT
はロウレベルとして出力される。そして、この時点(T
2 )において、プリチャージ信号Pはハイレベルよりロ
ウレベルに転移されて、これによりPMOSトランジス
タ1はオフの状態となる。
【0016】次に、半導体記憶部のNMOSトランジス
タ9が選択されているために、デジット線Dおよび接続
点Bの電位レベルは、インバータ5の反転レベルよりも
低いレベルにディスチャージされる。これにより、イン
バータ5の出力Cはハイレベルとして出力され、接続点
Aの電位はインバータ5の反転レベルまで低下する。ま
たインバータ6の反転レベルをインバータ5の反転レベ
ルよりも高く設定しておくと、接続点Aの電位レべルを
受けて、インバータ6の出力OUTはハイレベルにな
る。この状態の時点においては、センスアンプ回路にお
いては、メモリセルのデータが正しく読出される。ま
た、この時には、プリチャージ信号Pはハイレベルとな
っているため、PMOSトランジスタ1はオフの状態と
なっており、センスアンプ回路には、図2に示されるよ
うに、電流I5 のみが流れている状態となる。
タ9が選択されているために、デジット線Dおよび接続
点Bの電位レベルは、インバータ5の反転レベルよりも
低いレベルにディスチャージされる。これにより、イン
バータ5の出力Cはハイレベルとして出力され、接続点
Aの電位はインバータ5の反転レベルまで低下する。ま
たインバータ6の反転レベルをインバータ5の反転レベ
ルよりも高く設定しておくと、接続点Aの電位レべルを
受けて、インバータ6の出力OUTはハイレベルにな
る。この状態の時点においては、センスアンプ回路にお
いては、メモリセルのデータが正しく読出される。ま
た、この時には、プリチャージ信号Pはハイレベルとな
っているため、PMOSトランジスタ1はオフの状態と
なっており、センスアンプ回路には、図2に示されるよ
うに、電流I5 のみが流れている状態となる。
【0017】入力端子YおよびW2 にハイレベルが入力
される場合には、半導体記憶部においてNMOSトラン
ジスタが存在しない所(図1における半導体欠落部1
0)が選択されて、Yセレクタ8が動作状態となる。ま
た、この時には、プリチャージ信号Pがロウレベルにて
入力される(T1 )。この場合における各接続点におけ
る電位レベルは、図3に示されるように、接続点A、B
およびデジット線Dの寄生容量11に対する充電が開始
される。この時点においては、接続点Bの電位レベルが
インバータ5の反転レベルよりも低いために、接続点F
はハイレベルとなっている。デジット線Dおよび接続点
Bがインバータ5の反転レベルよりも高いレベルまで充
電されると、インバータ5の出力Cはロウレベルとな
り、NMOSトランジスタ2がオフとなって接続点Aは
ハイレベルとなる。従って、インバータ6により反転さ
れて出力される出力OUTは、ロウレベルで出力され
る。この時点(T2 )において、プリチャージ信号Pは
ロウレベルからハイレべルに転移され、これにより、P
MOSトランジスタ1はオフの状態となる。
される場合には、半導体記憶部においてNMOSトラン
ジスタが存在しない所(図1における半導体欠落部1
0)が選択されて、Yセレクタ8が動作状態となる。ま
た、この時には、プリチャージ信号Pがロウレベルにて
入力される(T1 )。この場合における各接続点におけ
る電位レベルは、図3に示されるように、接続点A、B
およびデジット線Dの寄生容量11に対する充電が開始
される。この時点においては、接続点Bの電位レベルが
インバータ5の反転レベルよりも低いために、接続点F
はハイレベルとなっている。デジット線Dおよび接続点
Bがインバータ5の反転レベルよりも高いレベルまで充
電されると、インバータ5の出力Cはロウレベルとな
り、NMOSトランジスタ2がオフとなって接続点Aは
ハイレベルとなる。従って、インバータ6により反転さ
れて出力される出力OUTは、ロウレベルで出力され
る。この時点(T2 )において、プリチャージ信号Pは
ロウレベルからハイレべルに転移され、これにより、P
MOSトランジスタ1はオフの状態となる。
【0018】また、半導体記憶部におけるNMOSトラ
ンジスタが存在しない所が選択されているために、各接
続点における電位レベルは、この状態が保持される。こ
の時には、PMOSトランジスタ1がオフの状態となっ
ているために、センスアンプ回路7には、図1に示され
るように、電流I4 は零であり、電流I5 のみが流れる
状態となっている。
ンジスタが存在しない所が選択されているために、各接
続点における電位レベルは、この状態が保持される。こ
の時には、PMOSトランジスタ1がオフの状態となっ
ているために、センスアンプ回路7には、図1に示され
るように、電流I4 は零であり、電流I5 のみが流れる
状態となっている。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、半導体
記憶部のデータ・サンプリングの期間においては、定常
的に流れる電流を、センスアンプ回路よりデータを出力
するために、デジット線のレベルを制御するインバータ
の電流のみに限定して抑制することにより、消費電流を
大幅に削減することができるという効果がある。
記憶部のデータ・サンプリングの期間においては、定常
的に流れる電流を、センスアンプ回路よりデータを出力
するために、デジット線のレベルを制御するインバータ
の電流のみに限定して抑制することにより、消費電流を
大幅に削減することができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本実施例の各接続点等における動作レベルを示
す図である。
す図である。
【図3】本実施例の各接続点等における動作レベルを示
す図である。
す図である。
【図4】従来例を示す回路図である。
【図5】従来例の各接続点等における動作レベルを示す
図である。
図である。
【図6】従来例の各接続点等における動作レベルを示す
図である。
図である。
1、3、12、14、17 PMOSトランジスタ 2、4、8、9、13、15、18、21、22 N
MOSトランジスタ 5、6、16、19 インバータ 7、20 センスアンプ回路 10、23 半導体欠落部 11、24 寄生容量
MOSトランジスタ 5、6、16、19 インバータ 7、20 センスアンプ回路 10、23 半導体欠落部 11、24 寄生容量
Claims (2)
- 【請求項1】 ソースが所定の電源に接続され、ゲート
が外部よりの制御信号入力に対応する入力端子に接続さ
れて、ドレインが接続点Aに接続されるPMOSトラン
ジスタと、 ドレインが前記接続点Aに接続され、ゲートが第1の論
理回路の出力端に接続されるとともに、ソースが、当該
第1の論理回路の入力端と、所定の半導体記憶部に含ま
れるメモリセルNMOSトランジスタのドレイン側との
共通接続点Bに接続されるNMOSトランジスタと、 入力端が前記接続点Aに接続され、出力端が所定の出力
端子に接続される第2の論理回路と、 を備えることを特徴とするセンスアンプ回路。 - 【請求項2】 前記第1の論理回路が、ソースが所定の
電源に接続され、ゲートが当該第1の論理回路の入力端
に接続されて、ドレインが当該第1の論理回路の出力端
に接続されるPMOSトランジスタと、ドレインが前記
第1の論理回路の出力端に接続され、ゲートが当該第1
の論理回路の入力端に接続されて、ソースが接地電位に
接続されるNMOSトランジスタとにより形成され、前
記第2の論理回路がインバータにより形成される請求項
1記載のセンスアンプ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13456392A JPH05325583A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | センスアンプ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13456392A JPH05325583A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | センスアンプ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05325583A true JPH05325583A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15131262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13456392A Pending JPH05325583A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | センスアンプ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05325583A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6438038B2 (en) * | 1999-12-28 | 2002-08-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Read circuit of nonvolatile semiconductor memory |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP13456392A patent/JPH05325583A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6438038B2 (en) * | 1999-12-28 | 2002-08-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Read circuit of nonvolatile semiconductor memory |
US6845047B2 (en) | 1999-12-28 | 2005-01-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Read circuit of nonvolatile semiconductor memory |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990518 |