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JPH05324555A - 既実行オペレーションの取消装置 - Google Patents

既実行オペレーションの取消装置

Info

Publication number
JPH05324555A
JPH05324555A JP4152678A JP15267892A JPH05324555A JP H05324555 A JPH05324555 A JP H05324555A JP 4152678 A JP4152678 A JP 4152678A JP 15267892 A JP15267892 A JP 15267892A JP H05324555 A JPH05324555 A JP H05324555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
undo
stack
information
redo
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4152678A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Toguchi
佳治 戸口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mutoh Industries Ltd filed Critical Mutoh Industries Ltd
Priority to JP4152678A priority Critical patent/JPH05324555A/ja
Publication of JPH05324555A publication Critical patent/JPH05324555A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のオペレーションを実行した後でも、任
意の過去のオペレーションまで遡ってデータを復元可能
にする。 【構成】 要素データベース3には、アンドゥスタック
とリドゥスタックが備えられている。アンドゥスタック
は、オペレーションの実行によって変更される要素の変
更前の情報を退避させるためのもので、複数オペレーシ
ョン分の情報を格納できる。リドゥスタックは、アンド
ゥ実行時に直前のオペレーションによって変更された要
素の情報を退避させるためのもので、複数オペレーショ
ン分の情報を格納できる。書込・読出制御部12は、オ
ペレーションを実行する毎にアンドゥスタックへ変更さ
れる要素の変更前の情報を順次退避させる。また、書込
・読出制御部12は、アンドゥを実行する毎に復元の対
象となる要素の情報をリドゥスタックに退避したのち、
アンドゥスタックからの情報に基づいて要素を復元し、
リドゥを実行する毎に復元の対象となる要素の情報をア
ンドゥスタックに退避したのち、リドゥスタックからの
情報に基づいて要素を復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CADシステム等にお
いて、実行されたオペレーションを取消して、オペレー
ション実行前のデータを復元するアンドゥ処理を実行す
る既実行オペレーションの取消装置に関し、特に連続的
なアンドゥ処理を実現するようにした既実行オペレーシ
ョンの取消装置にに関する。
【0002】
【従来の技術】CADシステム等で、図面を誤って消去
してしまったり、複写すべき部分を移動してしまった場
合、直前のオペレーションを取消して、前の画面を復元
するためのアンドゥ処理が知られている。従来のアンド
ゥ処理は、図面を構成する要素データの変更時に、その
要素データの変更前の情報をコピーして保存しておき、
アンドゥ実行時には、保存していた前情報を復元するこ
とにより、データの復元を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の既実行オペレーションの取消方式では、取消可
能なオペレーションが直前のオペレーションに限られて
いるため、操作ミスに気が付かないでオペレーションを
続けて実行してしまうと、もはや過去のデータを復元す
ることはできないという問題点がある。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、複数のオペレーションを実行した後でも、任意の
過去のオペレーションまで遡ってデータを復元すること
ができる既実行オペレーションの取消装置を提供するこ
とを目的とする。また、本発明は、複数のオペレーショ
ンを実行した後、所望するオペレーションまで遡った
り、また、直前のオペレーションまで元に戻ったりする
ことができ、システムの操作性を大幅に向上させること
ができる既実行オペレーションの取消装置を提供するこ
とを他の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る既実行オペ
レーションの取消装置は、オペレーションの実行によっ
て変更される要素の変更前の情報を退避させるためのも
のであって、複数オペレーション分の前記情報を格納可
能なアンドゥスタックと、オペレーションを実行する毎
に前記アンドゥスタックへ前記変更される要素の変更前
の情報を順次退避させ、アンドゥを実行する毎に前記ア
ンドゥスタックからの情報に基づいて前記要素を復元す
る手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】また、本発明に係る他の既実行オペレーシ
ョンの取消装置は、オペレーションの実行によって変更
される要素の変更前の情報を退避させるためのものであ
って、複数オペレーション分の前記情報を格納可能なア
ンドゥスタックと、アンドゥ実行時に直前のオペレーシ
ョンによって変更された要素の情報を退避させるための
ものであって、複数オペレーション分の前記情報を格納
可能なリドゥスタックと、オペレーションを実行する毎
に前記アンドゥスタックへ前記変更される要素の変更前
の情報を順次退避させ、アンドゥを実行する毎に復元の
対象となる要素の情報を前記リドゥスタックに退避した
のち、前記アンドゥスタックからの情報に基づいて前記
要素を復元し、リドゥを実行する毎に復元の対象となる
要素の情報を前記アンドゥスタックに退避したのち、前
記リドゥスタックからの情報に基づいて前記要素を復元
する手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に係る既実行オペレーションの取消装置
によれば、オペレーションの実行の度に、変更される要
素の変更前の情報がアンドゥスタックに格納されてい
く。アンドゥスタックは、複数オペレーション分の前記
情報が格納可能な容量を持つ。そして、アンドゥ実行の
度に、前記アンドゥスタックから順次情報が読み出さ
れ、この情報に基づいて要素が復元される。したがっ
て、この発明によれば、複数のオペレーションが実行さ
れた後でも、任意のオペレーションまで遡って要素を復
元することができる。
【0008】また、本発明に係る他の既実行オペレーシ
ョンの取消装置によれば、アンドゥスタックに加えてリ
ドゥスタックが設けられ、アンドゥ実行時に、直前のオ
ペレーションによって変更された要素の情報が上記リド
ゥスタックに退避される。このリドゥスタックも、複数
オペレーション分の情報を格納可能な容量を有してい
る。そして、アンドゥ実行時には、復元の対象となる要
素の情報がリドゥスタックに退避される。このため、ア
ンドゥの連続的な実行により、任意のオペレーション実
行時までデータが復元された後に、リドゥを実行するこ
とにより、再度、直前のオペレーション実行後のデータ
まで戻ることができる。したがって、この発明によれ
ば、複数のオペレーションの実行後に、任意のオペレー
ションまで遡ったり、また元に戻すといった操作が可能
になり、システムの操作性が向上し、作業効率もアップ
する。
【0009】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の一実施
例に係るCADシステムについて説明する。図1は本実
施例に係るCADシステムの機能ブロック図である。こ
のシステムは、入力装置1、CAD処理部2、要素デー
タベース3、表示装置4及び図面出力装置5を備えて構
成されている。
【0010】入力装置1は、キーボード及びマウス等か
ら構成されたもので、表示装置4に表示されるコマンド
メニューから必要なコマンドを指定したり、表示装置4
上で作図及び編集作業を行う際のポイント、図形要素及
び領域等を指定するものである。また、入力装置1に
は、アンドゥ処理の実行を指示するためのアンドゥキー
と、リドゥ処理の実行を指示するためのリドゥキーが備
えられている。
【0011】CAD処理部2は、作図・編集処理部1
1、書込・読出制御部12、表示制御部13及び図面出
力制御部14を備えて構成されている。作図・編集処理
部11は、入力装置1によって指示されたコマンドを解
釈して入力装置1によって指示された位置に必要な図形
要素データを発生させたり、指定された要素データや入
力された付加情報に対して削除、複写、移動等の編集処
理を施す。書込・読出制御部12は、作図・編集処理部
11で作成及び編集された要素データ及び付加情報を要
素データベース3に書込んだり、作図・編集処理部11
の制御のもとに要素データベース3から必要な要素デー
タや付加情報を読み出す機能を有している。また、書込
・読出制御部12は、オペレーションの実行の度に後述
するアンドゥスタック24に必要な情報を退避させた
り、アンドゥ実行時やリドゥ実行時にアンドゥスタック
24や後述するリドゥスタック25に必要な情報を退避
させたり、これらのスタック24,25から必要な情報
を取り出してデータを復元する機能を有している。表示
制御部13は、作図・編集処理部11で生成・編集され
た図形要素データ、付加情報及びコマンドメニュー等を
CRTディスプレイ等の表示装置4に表示させるための
表示制御を行う。図面出力制御部14は、作図・編集処
理部11で生成・編集された図形要素データをペンプロ
ッタ等の図面出力装置5に出図する際の出力制御を行
う。
【0012】要素データベース3は、作成された図面を
構成する要素データを登録するデータベースで、例えば
図2に示すように、エントノード21、セグメント2
2、ポイントデータベース23、アンドゥスタック24
及びリドゥスタック25から構成されている。エントノ
ード21には、要素番号、セグメントへのアドレス、要
素タイプ及び選択フラグ等が格納される。セグメント2
2には、両端点を示すデータ(直線)や中心点、長径ベ
クトル、短径ベクトル(円及び楕円)等を示すデータが
格納される。点及びベクトルデータには、ポイントデー
タベース23へのインデックスが格納され、その座標値
自体はポイントデータベース23に格納される。アンド
ゥスタック24には、オペレーションの実行の度に変更
される要素の情報、具体的にはエントノード21の要素
番号(No. )、セグメント22へのアドレス(AD)及び
要素タイプ(TYP )等の要素の情報が格納される。アン
ドゥスタック24は、例えば20オペレーション分の要
素の情報を格納することができる容量を備えている。ま
た、リドゥスタック25もアンドゥスタック24と同様
の構造を有しており、アンドゥ実行時に、復元される要
素の情報、即ちエントノード21の要素番号(No. )、
セグメント22へのアドレス(AD)及び要素タイプ(TY
P )等の要素の情報が格納されるようになっている。
【0013】次にこのように構成された本システムの動
作を説明する。まず、図3〜図5を参照して新たに要素
が追加される場合の処理について説明する。要素データ
ベース3に要素データが全く記憶されていない状態を図
3に示す。エントノード21のセグメントへのアドレス
及び要素タイプには“NULL”コードが格納され、フラグ
は“0”に設定されている。また、アンドゥスタック2
4のスタックポインタASP及びリドゥスタック25の
スタックポインタRSPは、共にスタック24,25の
0番目を指している。この状態で、入力装置1のマウス
等を使用して、図4(a)に示すように、直線P1−P
2が新規に描かれると、まず、エントノード21の要素
番号“1”の領域に新たにデータが書込まれるので、こ
の書込に先立って、図4(b)に示すように、ASPが
1つ進められ、エントノード21の要素番号“1”の領
域のデータ(要素番号“1”、セグメント22へのアド
レス“NULL”及び要素タイプ“NULL”)がアンドゥスタ
ック24に退避される。次に点P1,P2の座標値がポ
インデータベース23に書込まれ、セグメント22に
は、ポイントデータベース23の点P1,P2の格納場
所へのインデックスが登録される。そして、エントノー
ド21の要素番号“1”の領域には、点P1,P2のイ
ンデックスが格納されたセグメント22へのアドレス
“AD1 ”が格納され、要素タイプとして“Line”が書込
まれる。
【0014】続いて、図5(a)に示すように、直線P
1−P3が描かれると、同図(b)に示すように、AS
Pが1つ進められ、要素番号“2”の領域のデータ(要
素番号“1”、セグメント22へのアドレス“NULL”及
び要素タイプ“NULL”)がアンドゥスタック24に退避
されたのち、点P3の座標値がポイントデータベース2
3に書込まれ、点P1,P3へのインデックスがセグメ
ント22に登録される。そして、エントノード21の要
素番号“2”の領域には、点P1,P3のインデックス
が格納されたセグメント22へのアドレス“AD2 ”が格
納され、要素タイプとして“Line”が格納される。
【0015】次に、この状態でアンドゥキーが2回押さ
れた場合の処理を図6及び図7を参照して説明する。ア
ンドゥキーが押されると、図6(a)に示すように、A
SPの現在指している(点線)内容からアンドゥの対象
が要素番号“2”の要素であることが分かるので、エン
トノード21の要素番号“2”のフラグを“1”にす
る。次に、RSPを1つ進め、エントノード21のフラ
グが“1”の要素の要素番号“2”、セグメントへのア
ドレス“AD2 ”及び要素タイプ“Line”をリドゥスタッ
ク25に退避させる。続いて、アンドゥスタック24の
ASPが指している内容(要素番号“2”、セグメント
22へのアドレス“NULL”及び要素タイプ“NULL”)を
エントノード21に復元させ、ASPを1つ戻す。この
結果、セグメント22へのアドレスが“NULL”になり、
図6(b)の点線で示す直線P1−P3が消去される。
即ち、2番目の直線が描かれる前の状態に戻る。
【0016】更に、もう一度アンドゥキーが押される
と、図7(a)に示すように、ASPの現在指している
(点線)内容からアンドゥの対象が要素番号“1”の要
素であることが分かるので、エントノード21の要素番
号“1”のフラグを“1”にする。次に、RSPを1つ
進め、エントノード21のフラグが“1”の要素の要素
番号“1”、セグメントへのアドレス“AD1 ”及び要素
タイプ“Line”をリドゥスタック25に退避させる。続
いて、アンドゥスタック24のASPが指している内容
(要素番号“1”、セグメント22へのアドレス“NUL
L”及び要素タイプ“NULL”)をエントノード21に復
元させ、ASPを1つ戻す。この結果、セグメント22
へのアドレスが“NULL”になり、図7(b)の点線で示
す直線P1−P2が消去される。即ち、1番目の直線が
描かれる前の状態に戻る。
【0017】次に、この状態でリドゥキーが押された場
合の処理を図8を参照して説明する。リドゥキーが押さ
れると、図8に示すように、RSPの現在指している
(点線)内容からリドゥの対象が要素番号“1”の要素
であることが分かるので、エントノード21の要素番号
“1”のフラグを“1”にする。次に、ASPを1つ進
め、エントノード21のフラグが“1”の要素の要素番
号“1”、セグメントへのアドレス“NULL”及び要素タ
イプ“NULL”をアンドゥスタック24に退避させる。続
いて、リドゥスタック25のRSPが指している内容
(要素番号“1”、セグメント22へのアドレス“AD1
”及び要素タイプ“Line”)をエントノード21に復
元させ、RSPを1つ戻す。この結果、セグメント22
へのアドレスが“AD1 ”になり、図4(a)に示した直
線P1−P2が復活する。即ち、1番目の直線が描かれ
た後の状態に戻る。
【0018】以上の処理は、基本的には複写及び削除の
オペレーション時にも全く同様に行われるので、その説
明は割愛する。
【0019】次に、図9(a)に示すように、直線P1
−P2を直線P1′−P2′の位置に移動させた場合の
処理について説明する。この場合には、直線自体は残っ
ており、その端点の座標のみが変更になるので、ポイン
トデータベース23の内容が書き替えられる。したがっ
て、この書き替えに先立って、図9(b)に示すよう
に、アドレスAD1 に登録されていたセグメント22の内
容がアドレス AD1′の位置にコピーされる。ASPが1
つ進められ、要素番号“1”の領域のデータが退避され
る。このとき、セグメント22のアドレスとしては、コ
ピー先のアドレス“ AD1′”をアンドゥスタック24に
格納する。次に、点P1′,P2′の座標値がポイント
データベース23に書込まれ、アドレスAD1 のセグメン
トのポイントデータベース23へのインデックスが“P
1′,P2′”に書き替えられる。エントノード21の
要素番号“1”の領域の内容は変わらない。
【0020】この場合にも、アンドゥキーが押される
と、元の点座標のデータが復元されることになるので、
移動前の状態に戻すことができる。なお、この処理は、
一方の端点の位置が変更になったり、図形を回転させた
ような場合にも全く同様に行われるので、その説明は割
愛する。
【0021】以上は、直線1本の描画といった単一オペ
レーション時の処理について説明したが、例えば、複数
の要素を一度に移動させたり、長方形を1回の操作で描
くといったマルチオペレーションを含む場合には、アン
ドゥスタック24及びリドゥスタック25の構造を次の
ように設定しておけばよい。図10は、この場合のアン
ドゥスタック24の要部構造を示す図である。なお、リ
ドゥスタック25もこれと同様の構造になっている。即
ち、アンドゥスタック24の各ASPが指す単位をアン
ドゥスタック要素31とすると、このアンドゥスタック
要素31には、前のアンドゥスタック要素31へのポイ
ンタBP及び次のアンドゥスタック要素31へのポイン
タAPが含まれている。これらポインタBP,APは、
アンドゥスタック要素31のアドレスが不連続である場
合に、スタック更新の際のASPの次アドレスを与える
のに使用される。
【0022】また、アンドゥスタック要素31には、そ
の実際の内容を記憶するためのアンドゥノード32への
ポインタNPが含まれている。アンドゥノード32に
は、前述した退避要素の情報、即ち要素番号No.、セ
グメントへのアドレスAD、要素タイプTYPが格納さ
れる他、次のアンドゥノード32へのポインタNPも格
納される。このポインタNPを介して図示のように複数
のアンドゥノード32をチェイン状に結合すれば、マル
チオペレーション実行時の複数要素の変更に対処するこ
とができる。
【0023】図11〜図13は、以上の点を含めた書込
・読出制御部12の本発明で関係する部分についての処
理を説明するためのフローチャートである。図11は作
図・編集オペレーション実行時の処理を示している。作
図・編集オペレーション時には、まずリドゥスタック2
5の内容がクリアされる(S1)。具体的には、RSP
を0番目の位置に戻せばよい。続いて、オペレーション
がマルチオペレーションであるかどうかが判断される
(S2)。単一オペレーションの場合にはASPを1つ
進め(S3)、マルチオペレーションの場合には一連の
オペレーションの間はASPを固定したままにしてお
く。つまり、図10のアンドゥノード32のポインタN
Pを介した結合で各オペレーションを関連付ける。オペ
レーションが“変更”及び“移動”以外であれば(S
4)、エントノード21の所定情報をアンドゥスタック
24のポインタNPが指すアンドゥノード32にPUS
Hして(P5)、エントノード21の情報を書き替える
(S6)。また、オペレーションが“変更”又は“移
動”である場合には(S4)、セグメント22の情報を
コピーし(S7)、エントノード21の所定情報をアン
ドゥスタック24のポインタNPが指すアンドゥノード
32にPUSHする。但し、セグメント22へのアドレ
スは、コピー先アドレスとする(S8)。そして、セグ
メント22の情報を書き替える。
【0024】図12は、アンドゥ実行時の処理を示して
いる。アンドゥ実行時には、RSPを1つ進め(S1
1)、アンドゥスタック24のASPが指す内容からア
ンドゥの対象となる要素番号を抽出し、エントノード2
1の該当要素にフラグを立てる(S12)。次に、エン
トノード21のフラグが立った要素の所定情報をリドゥ
スタック25にPUSHする(S13)。そして、アン
ドゥスタック24の内容をエントノード21にPOPし
(S14)、ASPを一つ戻す(S15)。
【0025】図13は、リドゥ実行時の処理を示してい
る。リドゥ実行時には、ASPを1つ進め(S21)、
リドゥスタック25のRSPが指す内容からリドゥの対
象となる要素番号を抽出し、エントノード21の該当要
素にフラグを立てる(S22)。次に、エントノード2
1のフラグが立った要素の所定情報をアンドゥスタック
24にPUSHする(S23)。そして、リドゥスタッ
ク25の内容をエントノード21にPOPし(S2
4)、RSPを一つ戻す(S25)。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、複
数のオペレーションが実行された後でも、任意のオペレ
ーションまで遡って要素を復元することができるので、
システムの操作性が向上し、作業効率が向上するという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るCADシステムの要
部を示す機能ブロック図である。
【図2】 同システムにおける要素データベースの内容
を説明するための図である。
【図3】 同システムにおける要素書込時の処理を説明
するための図である。
【図4】 同システムにおける要素書込時の処理を説明
するための図である。
【図5】 同システムにおける要素書込時の処理を説明
するための図である。
【図6】 同システムにおけるアンドゥ実行時の処理を
説明するための図である。
【図7】 同システムにおけるアンドゥ実行時の処理を
説明するための図である。
【図8】 同システムにおけるリドゥ実行時の処理を説
明するための図である。
【図9】 同システムにおける要素移動時の処理を説明
するための図である。
【図10】 同システムにおけるマルチオペレーション
対応が可能なアンドゥスタックの要部構造を示す図であ
る。
【図11】 同システムにおける作図・編集オペレーシ
ョン実行時の書込・読出制御部の処理を説明するための
フローチャートである。
【図12】 同システムにおけるアンドゥ実行時の書込
・読出制御部の処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図13】 同システムにおけるリドゥ実行時の書込・
読出制御部の処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…入力装置、2…CAD処理部、3…要素データベー
ス、4…表示装置、5…図面出力装置、11…作図・編
集処理部、12…書込・読出制御部、13…表示制御
部、14…図面出力制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレーションの実行によって変更され
    る要素の変更前の情報を退避させるためのものであっ
    て、複数オペレーション分の前記情報を格納可能なアン
    ドゥスタックと、 オペレーションを実行する毎に前記アンドゥスタックへ
    前記変更される要素の変更前の情報を順次退避させ、ア
    ンドゥを実行する毎に前記アンドゥスタックからの情報
    に基づいて前記要素を復元する手段とを備えたことを特
    徴とする既実行オペレーションの取消装置。
  2. 【請求項2】 オペレーションの実行によって変更され
    る要素の変更前の情報を退避させるためのものであっ
    て、複数オペレーション分の前記情報を格納可能なアン
    ドゥスタックと、 アンドゥ実行時に直前のオペレーションによって変更さ
    れた要素の情報を退避させるためのものであって、複数
    オペレーション分の前記情報を格納可能なリドゥスタッ
    クと、 オペレーションを実行する毎に前記アンドゥスタックへ
    前記変更される要素の変更前の情報を順次退避させ、ア
    ンドゥを実行する毎に復元の対象となる要素の情報を前
    記リドゥスタックに退避したのち、前記アンドゥスタッ
    クからの情報に基づいて前記要素を復元し、リドゥを実
    行する毎に復元の対象となる要素の情報を前記アンドゥ
    スタックに退避したのち、前記リドゥスタックからの情
    報に基づいて前記要素を復元する手段とを備えたことを
    特徴とする既実行オペレーションの取消装置。
JP4152678A 1992-05-20 1992-05-20 既実行オペレーションの取消装置 Pending JPH05324555A (ja)

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