JPH0532211A - 2軸延伸ウエブによる包装装置 - Google Patents
2軸延伸ウエブによる包装装置Info
- Publication number
- JPH0532211A JPH0532211A JP22251291A JP22251291A JPH0532211A JP H0532211 A JPH0532211 A JP H0532211A JP 22251291 A JP22251291 A JP 22251291A JP 22251291 A JP22251291 A JP 22251291A JP H0532211 A JPH0532211 A JP H0532211A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- stretching
- stretched
- horizontal
- packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
Abstract
ずる収縮力で荷物を保持する包装装置において、延伸手
段に簡便なヨコ延伸装置を組み込み、広巾にすることに
より、荷物の巻付け回数を減らし、原反ウェブの使用量
を減らす。 【構成】 ウェブを延伸し、延伸直後にその延伸したウ
ェブを荷物に複数回巻き付け、延伸によって生じる収縮
力で荷物を一体化させる包装装置において、(a)原反
ウェブ供給装置と、(b)一対の末広がり軌道に配置し
た延伸用回転円盤と、この円盤の末広がり軌道の狭い部
分でウェブの両耳端部を把持し、両円盤のほぼ半円外周
上の末広がり軌道に沿って、両耳端部を把持しながらウ
ェブをヨコ延伸するウェブのヨコ延伸装置と、(c)さ
らにライン方向(タテ方向)に延伸するタテ延伸装置
と、(d)延伸ウェブを荷物に巻き付ける装置、よりな
る延伸ウェブによる包装装置。
Description
包装する装置に関する。
伸直後にその延伸したウェブを荷物に複数回巻き付け、
延伸によって生じる収縮力で荷物を一体化させる包装装
置に関する。
フィルムを延伸しながら巻付けて包装していく、ストレ
ッチ包装またはパレツトストレッチ包装と呼ばれる包装
形態が発展し、荷物の輸送の際の包装の合理化に貢献し
ている。一般に行われているのは、荷物に巻付けて行く
巻付け張力で、フィルムをタテに延伸し、延伸されたフ
ィルムの収縮力で荷物を包装する装置である。また、フ
ィルムをまづタテに延伸しておき、その後適当な巻付け
張力で包装していく方式もある(特公昭59−5208
7、特公昭61−27254)。
ける荷物の包装の例もある。これは包装された荷物が通
気性を要求され、結露を嫌う場合などに使用される。
は、フィルム巾が狭く、荷物の側面全体に巻付けて行く
には、少しづつラップさせながら多重に巻付ける必要が
ある。通常の500mm巾のフィルムでは、1〜1.5
メータの高さの荷物で、10〜15回も巻く必要があ
る。
の巾を広くすることも考えられるが、原反フィルムの運
搬や包装装置への取付け作業などの作業性が悪い。ま
た、薄い(25ミクロン程度)フィルムで、片面または
両面に粘着剤の付いているフィルムを、偏肉の少ない状
態で広巾フィルムをロール巻していくのは困難であるな
ど、広巾フィルムの製造は容易ではない。一般に、原反
フィルムの使用量を少なくする目的で、出来るだけ薄い
フィルムを製造して、包装コストを低減したい。しか
し、原反フィルムは、非常に伸び易く、しかも粘着剤が
付いているので、狭巾であれ広巾であれ、原反フィルム
を10ミクロン以下で製造することは困難である。
ルムをヨコ延伸して広巾にして使用することで解決し
た。ヨコ延伸装置として、フィルム業界で一般に使用さ
れているテンター装置やチューブラ2軸延伸技術は、装
置費が高く、床面積が広く必要で、簡便さが必要なパレ
ット包装では実用的ではない。フィルム業界では、上記
以外の簡便なヨコ延伸も種々提案されているが、均一な
延伸が困難であることにより、実用化されている装置は
ほとんどない。2軸延伸フィルムでは、少しの延伸ムラ
も巻きヒヅミとなって、商品にはならない。本発明は簡
便なヨコ延伸技術をパレット包装システムに適応させる
ことを目的としたものである。簡便なヨコ延伸システム
であれば何でもストレッチ包装に適するわけではない。
例えば、ロール表面を凸状の山と凹状の溝を組み合わせ
た、一対のローラを使用したヨコ延伸装置も公知(特公
昭46−11599など多数)である。しかし、この方
式は、ヨコ延伸倍率が小さい。特にこのストレッチ包装
に用いられる原反フィルムを室温付近で延伸すると収縮
応力が大きく、せっかく延伸してもすぐ収縮してしま
い、ヨコ延伸の効果が小さい。また、ヨコに延伸された
後でも、フィルムは巾方向に広がってはいないので、別
に巾方向にフィルムを広げる工程が必要である。
しているプーリを利用した延伸装置も古くから知られて
おり(BP849、436)、本発明人等もプーリ型延
伸装置を数多く提案している(例えば、特公昭61−5
5456、特公昭57−30368、特願昭60−23
6439号)。また、別の簡便な延伸装置として、回転
円盤の円周に多数のグリッパー(特公昭63−4404
9号)や針状のピンを植えた延伸装置もある。これらの
従来の回転円盤型ヨコ延伸を、荷物に連続的に巻き付け
ていく装置と組み合わせてストレッチ包装システムに適
応した点に本発明の特長がある。また、これら従来のヨ
コ延伸装置は、ヨコ延伸されたフィルムが水平にライン
方向に流れているが、パレット包装では回転円盤が上下
に配置され、上下方向に延伸されるように配置されてい
る点にも特徴がある。
装置を使用して、原反ウェブの使用量が少なく、包装時
間の短縮につながるストレッチ包装システムを鋭意研究
し、以下のような手段で解決することができた。
簡便に使用できる装置に関し、ウェブの繰り出し装置
と、一対の回転円盤を末広がりに設けたヨコ延伸装置
と、タテ延伸装置と、荷物を巻き付けて行く装置とを組
合せたことに特徴がある。
装置は、立体的に空間を使用できるので、コンパクトに
なり、装置床面積を小さくできる。また、両耳端部を把
持して延伸するので、延伸倍率を大きく出来、また、確
実に延伸できる。装置が簡便であるので、装置費も安
い。特にプーリ型延伸装置は、市販のプーリやベルトが
使用できるので、簡便にコスト安く製作できる。装置が
簡便であることは、荷物の高さによって延伸倍率を変え
たり、装置を補修したり、装置を運搬したりする作業性
も良い。
簡便な延伸装置にもかかわらず、一対の円盤の組合せの
中で、次ぎのような機能を持たせることができる。入
口では、ヨコに延伸されない平行部があり、必要に応じ
てその部分で予熱できる。その後の末広がり軌道でヨ
コに延伸される。延伸終了部で、再び平行部があり、
ここで延伸状態の分子の配列固定が行われる(加熱状態
では、定長熱処理になる)。最大延伸部を過ぎても、
さらに両耳端部を把持して行くと、こんどは逆に巾が狭
くなる。この領域まで把持することにより、若干収縮状
態で把持するので、円盤から離れてからの収縮を小さく
抑えることができる。(加熱状態であれば、収縮熱処理
になる)。円盤の入口でウェブを把持する位置や、円
盤出口でヨコ延伸されたウェブが把持から離れる位置を
変えることにより、延伸倍率を変えることができる。
伸装置や、グリッパー型、円盤の周囲に針状のピンを植
えたタイプなどがある。それらの装置の詳細は、図面の
詳細な説明の項で説明する。
伸することが望ましい。さらに望ましくは2.5倍以上
延伸することが望ましい。なぜなら、低延伸倍率では、
荷物の包装すべき側面以上のウェブの巾を得るには、原
反ウェブの巾が広くなるが、通常使用されているパレッ
ト包装用ストレッチウェブは500mm巾で、それより
極端に大きいのは、一人で原反を取り付けるのに、作業
性が悪い。荷物の高さは、通常1〜1.5m程度であ
る。ヨコ延伸後、巾を一定に保つ力は無く、巾方向に収
縮することを考慮すれば、かなり高倍率に延伸する必要
がある。原反の製造面よりも、原反巾はあまり広くでき
ない。したがって、装置の経済性、運転の作業性などか
ら、ヨコ延伸倍率は少なくとも2倍以上、さらに望まし
くは2.5倍以上に延伸する必要がある。このように、
本発明では、パレット包装されるウェブの巾を非常に大
きくできるので、荷物の高さ以上の巾で延伸し、一周で
荷物の側面のほぼ全面を包装できるようにすることに特
徴がある。但し、複数回巻いていく内の最初の1〜2回
は、側面のほぼ全面を覆えなくとも良い。
その後のタテ延伸過程やその前後で巾の収縮が大きい。
その場合、この収縮を小さくする目的で、ヨコ延伸直後
やタテ延伸過程やその前後に適当な拡幅手段を設けるこ
とが有効である。これらは、通常のエキスパンダーロー
ルや、クロスガイダー、湾曲バーなども使用できる。さ
らに有力な手段として、図面で詳細に説明するが、ウェ
ブの少なくとも両耳端部にテーパ型回転子を配置した巾
収縮防止装置を設置する。
うことが出来ない場合は、ターンテーブルに昇降装置を
付け、荷物を回転させながら昇降させる。
などの2軸延伸装置、特に簡易型の2軸延伸装置では、
まづタテ延伸を行い、その後にヨコ延伸を行うのが一般
的である。それはタテ延伸装置が狭い幅で良いためであ
る。しかし、本発明では、ヨコ延伸後にタテ延伸を行
う。それは、タテ延伸を後にした方が、パレットに巻い
た時の荷物を保持する力が大きく、荷崩れが少ないこと
が、実験の結果わかったからである。但し、若干のタテ
延伸をまづ行ない、その後ヨコ延伸を行い、その後さら
にタテ延伸を行うこともある。それは、トータルのタテ
延伸倍率をアップできる利点がある。その場合の最初の
タテ延伸は、100%以下であることが望ましい。ま
た、最初のタテ延伸は、原反ウェブの繰出機へブレーキ
をかけ、繰出テンションだけで延伸する簡便な手段でも
良い。また、タテ延伸の装置として、円盤型ヨコ延伸装
置内でタテ方向に延伸する同時2軸的機構を持った延伸
装置のタイプも使用することができる(特公昭46−1
5438号)。
際、巻き付けるテンションをある範囲であるが一定にす
る必要がある。延伸装置と荷物に巻き付ける装置との間
にテンションコントローラを設け、巻き付けテンション
によって、延伸装置または巻き付け装置の何れかの速度
を可変にすることが良く行われる。テンションコントロ
ールがなくとも、延伸速度と巻き付け速度を同調させる
機構でも良い。
ーンテーブルがある。ターンテーブル上にあり、例え
ば、パレットに乗せられた多数の段ボールや重袋などの
荷物の集積体、また、集積された牧草、ロール巻きされ
た紙など、種々の品物に適応される。ターンテーブルが
回転することにより、延伸されたウェブが巻き付けられ
て包装される。ターンテーブルやロール巻物体を巻いて
行く場合は、延伸ラインも荷物に巻き付けて行く装置
も、荷物に一定回転数巻かれた時点で、自動的に停止す
ることが望ましい。
ル巻されている荷物のように円筒状の荷物に適応され、
ロール巻きされた紙、フィルム、布類などがある。これ
らはパレット上にある必要はなく、ロール巻の軸芯を中
心に回転しており、その回転にしたがって、本発明の延
伸ウェブを巻き付けて行く包装方式もある。
荷物が固定で延伸装置が荷物の周囲を回転して巻き付け
て行く方式もある。
合、本発明のタテ延伸およびヨコ延伸装置を多段に設
け、多段に延伸することが有効な場合がある。
ては、フィルムは勿論のこと、ネットや穴開きフィル
ム、不織布なども使用される。穴の開いていない単なる
フィルムは、通気性がないので、通気性や透湿性を付与
したい場合や、荷物が結露して困る場合などには、穴開
きフィルムや、ネット、不織布などが有効になる。また
これらの穴開きフィルムやネット、不織布は、ヨコ延伸
後の収縮が小さくなるメリットもある。
一体押し出しされたネット、例えばUSP3,723,
218のようなタテ糸成分とヨコ糸成分からなる格子状
ネットや、BP1,058,445などのタテ糸成分や
斜め糸成分からなる菱型ネットがある。また、織物や編
物も使用できる。いずれにしても、これらのネットは、
未延伸もしくは延伸されていても、更に延伸が可能でな
ければならない。
ることにより穴が開くか、または延伸過程や延伸の前後
で、針やスリッターで強制的に穴を開けることもでき
る。穴の開いているフィルムで荷物を包装すると、荷物
に通気性を与え、荷物の結露を防ぐ効果もある。
は、未配向フィラメント、あるいはさらに延伸可能なフ
ィラメントよりなり、これらのフィラメントが従来のス
パンボンド不織布のようにランダムに集積し絡んでいる
不織布でも良いし、本発明人らの先発明特願平1−91
390号による未配向フィラメントの一方向配列フィラ
メントよりなる不織布も適する。
マーには、LLDPE(リニアローデンシティポリエチ
レン)、LDPE(ローデンシティポリエチレン)、E
VA(エチレン−酢酸ビニルコポリマー)、ポリブタジ
エン、変性ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル、ポリ
アミドなどが使用できる。また、これらのポリマー相互
をブレンドしたり多層にして使用される。また、ポリブ
テンなどの液状ゴム、石油樹脂などの粘着剤をブレンド
したり、表面コートしたりして使用される。
た実施例で詳細に説明する。
1例を示す。図1は側面図で、図2は平面図である。ロ
ール状に巻かれている原反ウェブ1(ウェブ巾w1)
は、架台2に立ててセットされ、ほぼ一定張力で繰り出
されて(繰り出し速度v1)、上下に配置された延伸プ
ーリ3a、3bに導かれる。図2で、原反ウェブ1は、
装置フレームの外の位置に描いてあるが、原反ロールを
セット後、フレーム内にある架台2を支えている支点
(図示していない)を回転させて、フレーム内に納め
て、通路を大きくとれるようにする。駆動装置4の回転
をベベルギア5a、5bによって方向を変換され、ター
ンプーリ6a、6bを回転させ、この駆動されているタ
ーンプーリ6a、6bによってベルト7a、7bが駆動
され、このベルトによって、延伸プーリ3a、3bは回
転している(回転速度をv2)。繰出張力で、若干延伸
してから延伸プーリに到達しても良い(v1<v2)。
原反ウェブ1は、延伸プーリ3a、3bの一番狭くなっ
た所で、循環ベルト7a、7bによって両耳端部を把持
される。この両端を把持されたウェブのグリップ間の距
離をw2とする。両端を把持されたウェブは、延伸プー
リ3a、3bの半円周上の末広がり軌道により、上下に
巾方向に延伸されて、末広がり軌道のほぼ一番広がった
部分(両端グリップ間距離w3)で、ベルトとプーリ間
の把持を離れ、ヨコ延伸ウェブ8(ウェブ全体巾w4)
となる。このヨコ延伸過程では、通常加熱は必要でな
い。延伸プーリの径をあまり大きく取れない場合は、プ
ーリに沿ったウェブの軌跡より、中央部を走行するウェ
ブの軌跡が短く、したがって、ウェブの中央部に未延伸
部が残る。パレット包装の場合は、多少の延伸ムラは問
題にならない。しかし、あまり中央部の未延伸部の残る
程度が激しい場合は、延伸過程初期で、赤外線ヒータ9
(熱風加熱が有効な場合もある)などで、ウェブ中央部
を加熱することによって、延伸を均一にすることができ
る。また、ヨコ延伸過程で、延伸倍率が上がってくるに
したがい、ウェブ中央部にタテ方向の収縮力が働き、図
2の点線fのように、垂れ下がる。このfのような垂れ
下がりが極端になると、やはり中央部が延伸されず、延
伸ムラになる。そこで、延伸プーリ3a、3bの外径と
ほぼ等しくなるように、自由回転可能なガイドターンロ
ール10−1、10−2、10−3、・・・を設け、点
線fのような垂れ下がりを防止し、均一延伸が出来るよ
うにする。
の最大に広がった部分の近傍に、2本のタテ延伸用ロー
ル11a、11bが立ててセットされている。11bに
は延伸張力を保持するために、別にニップするロールを
設けることもあるが、図では省略した。11bは、駆動
装置4よりラインシャフトで、駆動されており、ロール
11aの表面速度(v3)とロール11bの表面速度
(v4)の差は、ギア12aと12b(これは図示され
ていない)のギア比によって決められる。ロール11
a、11bでタテ延伸されたウェブ13は、張力制御ダ
ンサーロール14によって、一定張力で貨物15に速度
v5で巻き付けられる。一定張力にするには、ダンサー
ロールの動きをエアーシリンダやスプリングまたはマグ
ネットなどで一定張力に保つ機構や、電気式または機械
式のテンションコントローラを使用することもできる。
一つ一つの荷物(18−1、18−2、18−3、・・
・)が集積された貨物15の上面には、上当てウェブ1
9が置いてある。ターンテーブル16は、モータ20に
よって駆動しており、この貨物15の側面全体を、ウェ
ブ13を巻付けていくことにより、一体的に包装され
る。
回転する平面を押し当てて、貨物の回転による荷崩れを
防止する装置を用いることもある。
すが、貨物15は通常四角であり、角の部分hとフラッ
トな部分iでは、巻き付けられるウェブ13の速度は変
化し、hの部分では速く、iの部分では遅い。この速度
変化によるテンションの変化は、ダンサーロール14の
移動範囲で吸収できる場合もあるが、ターンテーブルの
回転速度を運転初期では遅く、次第に速くする場合など
で、ダンサーロールだけでは吸収できない場合は、ダン
サーロールの位置を感知して、駆動装置4の速度を変化
させて追随させる。また、貨物のhとiの部分の速度が
ほぼ一定になるように、ターンテーブル16の駆動装置
20を制御する方式もある。また、簡便にターンテーブ
ルの回転をトルクモータで行うこともある。
狭い場合は、ターンテーブルの荷物を回転しながら上下
に移動させて延伸ウェブを巻付けていき、荷物の側面全
体を包装することもできる。延伸装置全体を上下に動か
すより、ターンテーブルを動かす方が機構が簡単であ
る。
る。装置のヨコ延伸倍率Nmと、ウェブ全体巾として、
実質的に延伸されたヨコ延伸倍率Npは、以下の式で示
される。 装置ヨコ延伸倍率Nm=w3/w2 実質ヨコ延伸倍率Np=w4/w1 w1は原反巾、w2はプーリ入口でのウェブのグリップ
間巾、w3はプーリ出口での延伸ウェブのグリップ間
巾、w4は荷物に巻付けられるウェブの巾。タテ延伸倍
率について、タテ延伸ロール11aと11bによる装置
ロールタテ延伸倍率Mrと、ウェブの繰り出しから荷物
への巻付けまでの実質タテ延伸倍率Mpは、次のように
表される。 Mr=v4/v3 Mp=v5/v1 v1はウェブ繰り出し速度、v3、v4はタテ延伸ロー
ルの表面速度、v5はウェブを荷物に巻き付けていく速
度。トータルの面積延伸倍率Xは、次のように表され
る。 X=Mp×Np=(w4×v5)/(w1×v1)
Xを有効に大きく出来る簡便な延伸装置を提案するもの
である。その有力な手段として、ヨコ延伸装置に近接し
て、タテ延伸ロールを設置し、しかもこのタテ延伸手段
がロール間を近接させて延伸する近接延伸手段である。
このことをさらに明確にするために、図1のタテ延伸装
置の部分を拡大して、図3に示した。ヨコ延伸装置とタ
テ延伸装置間の距離Lを短く出来れば、この間でタテ延
伸もできるが、特に有効なのは、タテ延伸ロール間距離
gで近接タテ延伸することにより、ヨコ巾収縮を最小限
に防止しつつタテ延伸して、小さなヨコ延伸倍率Npと
タテ延伸倍率Mpより面積延伸倍率Xを最大にできる簡
便な延伸手段を提案するものである。また、ヨコ延伸倍
率Npは、与えられた原反ウェブ巾w1から、荷物15
の側面の全面を覆うために、荷物の高さより広い巾に延
伸出来るようなヨコ延伸倍率でなければならない。この
距離Lの値としては、出来るだけ短い方がよく、800
mm以下、望ましくは200mm以下であるように設置
する。Lを800mm以下にすることにより、ヨコ延伸
後のウェブの巾方向の収縮率が10〜20%(ウェブの
種類による)の範囲であり、Lを200mm以下にする
ことにより、収縮率を10%以下にすることができる。
800mm以上では、収縮率が20%を越え、ヨコ延伸
の効率が悪い。また、ヨコ延伸プーリ3a、3bと11
a間でタテに延伸しても良いが、タテ延伸の延伸間距離
gが短くできる11a、11b間でタテに延伸する方
が、巾方向の収縮率が小さい。延伸間距離gは、短いほ
ど巾の収縮が小さいが、あまり短いと、最初のウェブ通
しの際や、ロールにウェブが巻き付いた際の処理などの
作業性が悪くなるので、gの値としては、200mm以
下、望ましくは50mm以下で、5mm以上が望まし
い。
変わった際、延伸倍率を変えて、巻き付けるウェブ巾w
5が貨物の高さより大きくなるように、しかも大きくな
りすぎてウェブの無駄がないように調節できることにあ
る。延伸倍率は、延伸プーリ3aと3bの開き角度を変
えること、プーリの入口または出口でウェブの把持する
位置を変えることなどで、簡単に変更が可能であり、こ
のような簡便なヨコ延伸装置ならではの特徴である。
な、Vプーリ30とそれに嵌合するVベルト31(両面
Vベルトでも良い)を使用するのが一般的である。ベル
トは、溝に嵌合するものであれば、どんな形のベルトで
も使用できる。また図4のBの複数の溝を持つプーリ3
2を使用し、ベルトも複数本(33、34)通して、多
重にグリップをすることもあり、延伸張力の大きなウェ
ブでは有効である。また、延伸張力が小さい場合は、平
ベルトと平プーリでも使用可能であるが、C図のように
平ベルト35と平プーリ36に特殊な凹凸加工を施し
て、把持力を高める手段も有効である。
て、円盤40の周囲に多数個の押圧具41−1、・・
・、41−nを持ったヨコ延伸円盤も使用できる。ウェ
ブ42を把持する押圧は、この図ではスプリング43−
1で押圧具41−1を押して、下の円盤44との間でウ
ェブ42を把持する。この円盤には、回転しない底板4
5が付いており、この底板45の円周にあるリブ46の
長さが長い時(46a)は、スプリングが働いて把持出
来るが、離す位置では46bのように短くなっており、
スプリングの押圧が働かないようになっている。この図
ではスプリングを使用しているが、エアーシリンダによ
る空気圧によっても把持することができる。この種のヨ
コ延伸装置としては、特公昭63−44049号にも開
示されている。
周囲に多数個の針状のピン48−1、48−2、48−
3、・・・をもったヨコ延伸円盤も使用できる。このピ
ンをウェブの両耳端部を引っかけて把持し、上下の円盤
の末広がり軌道で上下に延伸する装置を採用することも
出来る。
便ではあるが、円盤の周に沿った両耳端部のウェブの走
行する軌跡と、両円盤の中央部の軌跡を比較すると、中
央部が短い。短いと中央部が厚くなる傾向を免れない。
円盤の径を大きくしていくと、この差は小さくなるが、
あまり大きな円盤は、簡便なヨコ延伸装置としての特徴
を失う。そこで、この中央部の軌跡の行路差を少しでも
長くするために、図1のフラットであったガイドターン
ロール10−1、10−2、・・・の、少なくともその
1部のロールを、図7のような中高のタイコロールにす
る。この中高のタイコロールの中央部は、円盤外周より
外に出るようにすることにより、この軌跡の行路差を小
さくできる。
場合、ネッキング的に延伸され、未延伸部が帯状に残る
例が多い。パレット包装の場合、未延伸部が多少残って
も、実用に支障がないことが多い。しかし、未延伸部が
一部に偏ると、荷物の結束力に場所によりムラが出来、
それが支障になることがある。そこで、図8のように末
広がり軌道を作るヨコ延伸円盤50a、50bで出来る
末広がり軌道で、ヨコ延伸されるウェブ51が中間を案
内するガイドターンロール52−1、52−2、52−
3・・・に、リング状ガイドコロ53−1、53−2、
53−3、・・・を、延伸の末広がり軌道に沿って並べ
る。そうすることにより、ヨコ延伸されたウェブ51の
未延伸部54−1、54−2、54−3、・・・が、ウ
ェブ巾全体に広がり、ほぼ規則的に分布するようにする
ことができる。また、この図8では、ガイド用コロは全
て同じ径であるが、両端の延伸用円盤に近い部分のガイ
ド用コロよりも中央部のコロを径を大きくして、図6の
中高ロールと同じ効果を持たすこともできる。
盤は、図1では同一径の円盤を中心より対称に配置して
あるが、径の異なる円盤を非対称に配置することもでき
る。図9はその例で、下の円盤55bは、地面に水平に
配置されており、上の円盤55aは傾斜して設置されて
おり、下の円盤より径が大きい。このように配置するこ
とにより、重い原反ウェブの設置を、低い位置に設置す
ることが出来る。また、延伸倍率を変化させる場合、原
反の位置や円盤55bは動かすことなく、55aの傾斜
のみ変化させれば良い。
に末広がり軌道に配置されたピン型ヨコ延伸円盤(円盤
は図5に示した)61a、61bの円周上の多数のピン
62にネットを引っかけて把持してヨコ延伸されて、ヨ
コ延伸ネット63とされる。このヨコ延伸円盤を出た直
後にターンロール64(フリー回転でも駆動回転でも良
い)があり、その表面のウェブの両耳端部がくる場所に
側面が裁頭円錐形をしているコマ65a、65bを設置
する。このコマは内部にベアリングを入れて自由に回転
できるようにしても良いが、ターンロール64に固着し
ていて、ターンロール64の回転と同一回転でもよい。
コマ65a、65bは、径が大きい方がウェブの端部に
なるように図のように配置する。このターンロール64
は、タテ延伸ロールの最初の1本を使用しても良い。こ
のコマ65a、65bはウェブの巾の収縮防止に効果が
大きく、巾収縮を10%近く防止できる場合がある。図
10では、ピン型回転円盤とネットを例にとったが、他
の延伸用回転円盤でも、他のウェブでも同様である。
段の例で、Aは、弓形の湾曲バー66に多数の裁頭円錐
形のコマ67を設ける。このコマ67の一つ一つには、
内部にベアリングが入っており、自由に回転できる。こ
の弓型の湾曲の方向は、図の矢印のように、フィルムの
流れる方向に湾曲している。Bは一つのコマ67の断面
で、内部にベアリング68が入っていることをしめす。
図10や図11の巾収縮防止手段は、図10のようにヨ
コ延伸直後が有効であるが、既述したように、ヨコ延伸
円盤とタテ延伸ロールが近接しているので、タテ延伸直
後に設置しても、収縮防止効果はある。
は、ロール軸芯を中心に回転させ、表面に延伸ウェブを
巻き付けて包装する場合がある。Aは、ロール状荷物7
0の包装装置の平面図で、原反71を延伸用回転円盤7
2a、72b(これは煩雑さを避けるために簡単に示し
てあるが、図1のプーリとベルトからなる延伸用回転円
盤でも、図5のグリッパー型でも、図6の多数のピンを
植えた延伸用回転円盤でもよい)でヨコに延伸される。
ヨコ延伸されたウェブを、タテ延伸ロール73、74間
でタテ延伸を行い、架台75上でモータ76で回転され
るカップリング77b、ベアリングが入って自由に回転
するカップリング77aで支持されて回転する荷物70
に延伸フィルムを巻き付ける。Aはセンタードライプの
巻き付け方式であるが、Bはサーフェイスドライブの場
合の巻き付け装置の斜視図である。ロール78a、78
bに載せられているロール状荷物70があり、そのロー
ル78a、78bの少なくとも片方は駆動されて回転し
ており、そのロールの回転により荷物70が回転し、延
伸フィルム79を巻き付けていく。ロール78a、78
bの間にベルトを渡して、その上に球状や円筒状の荷物
(例えば牧草)を載せて包装することもできる。このよ
うなターンテーブルや、センタードライブやサーフェイ
スドライブなどで荷物を包装することは業界で良く行わ
れて公知であるが、本発明のヨコ延伸装置と組み合わせ
ることにより、フィルム巾が広くなり、巻く回数が少な
くなるばかりでなく、フィルムの使用量も画期的に減
り、時間と資源の節約になる。
の例で、Aは格子状ネット、Bは菱型ネット、Cは小さ
い穴の開いたフィルム、Dはフィラメントがランダムに
絡みあっている不織布の例である。Bの菱型ネットは、
本発明のヨコ延伸装置にかけても網目が拡大するだけ
で、構成フィラメントの延伸は少なく、網目が拡大する
拡幅装置としての機能になるが、拡幅することによりウ
ェブの巾が広くなり、巻回数が減るなど、有効性が大き
い。穴の開いていないフィルムおよび延伸で穴の開くフ
ィルムの図示は省略した。
はない種々の効果が達成できる。
ことも当然考えられるが、狭い巾の原反ウェブを使用で
きることにより、以下の利点がある。パレット包装機へ
の運搬が楽。原反は、立てて取り付ける必要があるが、
狭い巾であれば1人で容易に取り付けられる。薄肉フィ
ルムで伸びがあり、しかも粘着性をもっている原反を広
巾で偏肉良く製膜することは困難である。したがって、
狭い巾のウェブであれば、原反の製造が容易である。
ブになり荷物の側面一杯を包装できる巾にすることがで
きる。また、同一の原反ウェブを使用しても、巻付けた
後では薄いウェブになるので、原反ウェブの節約にな
り、経済的である。ここで、ウェブの使用量を比較して
みる。従来のタテ延伸のみの装置では、原反ウェブを上
下にトラバースする必要があるので、巻付け回数が多く
なる。20μの薄いウェブを使用して、タテに2倍延伸
して、荷物の1辺が1600mmで、15周するとする
と、50cm巾×0.002cm厚さ×4辺×160c
m×15周/(2倍延伸)=480cm3使用してい
た。それを、2軸延伸で、やはりタテに2倍延伸して、
4周すれば良いので、40μの厚みのウェブを使用して
も、50cm巾×0.004cm厚さ×4×160cm
×4周/(2倍延伸)=256cm3で、従来のウェブ
使用量の約半分の量しか使用しない。
いてあるウェブを解くか、ウェブを切り裂き、中の荷物
を取り出す必要がある。そして、この巻かれていたウェ
ブは廃棄されることになるが、従来の細巾のウェブで
は、巻く回数が多く、従って内の荷物を取り出すのが面
倒であるばかりでなく、それを廃棄する量が多くなる。
最近、廃棄物処理問題が大きな社会的問題になってい
る。荷物を届けられる末端で、個々にこの廃棄物処理に
係わるのは、時間と費用の問題以上のことがある。本発
明では、巻回数が少なく、使用するウェブの量が半減す
ることは、廃棄物の点からも大きなメリットである。
ラップ部にホコリが溜りやすいし、水分も入りやすい。
広巾で、ラップすることなしに包装できれば、それらが
解決される。本発明は2軸延伸されているので、広巾に
なり、これらの問題点がなくなり、汚れの少ない包装に
なる。
は、2軸的な収縮応力が働くので、荷物に適度の結束力
を与える。1軸延伸のみでは、結束力が強過ぎることが
多いが、2軸延伸であれば、ウェブのタテ方向の力を弱
い力で、荷物を傷めないように包装しても、荷物の上下
方向(巾方向)の結束力も利用できるので、結果とし
て、強い結束になる。同じ2軸延伸でも、狭い巾の2軸
延伸ウェブをラセン巻きした場合は、巾方向の収縮応力
は、荷物の包装には効果がない。
上下に往復させる機構が必要で必ずしも簡便とはいえな
い。本発明の2軸延伸装置は、延伸されたフィルムの厚
みや延伸倍率の均一性がそれほど要求されないので、極
端に簡素化した装置にすることができる。しかも、ヨコ
延伸装置が簡便な円盤型延伸装置であることにより、装
置コストが安く、設置スペースが小さく、作業性の良い
延伸装置になる。円盤型ヨコ延伸装置は、ウェブの両耳
端部を把持して延伸するので、延伸倍率も大きくとれ、
また、確実にヨコ延伸できる。また、ヨコ延伸倍率を可
変にすることが簡単に可能であることにより、同一原反
より種々の巾の製品ができる利点がある。また、延伸倍
率を変えることにより、ウェブの収縮力(荷物の結束
力)を種々変化させ、荷物に最適な包装形態を持たせる
ことができる。
布にも適応できる、応用範囲の広い装置である。
手段を使用することにより、ヨコ延伸されたウェブの巾
を有効に利用でき、したがって装置もコンパクトにな
り、ウェブの利用率もアップし、巻く回数も減るので、
有効性が大きい。
示す。
面図で示す。
イプを断面図で示した。
を植えた例。
の例。
用コロを付けた例。
置されている例。
止装置を両端だけに設置した例。
バータイプに付けたタイプ、Bはそのユニットの断面
図。
ライブ方式の平面図、Bはサーフェイスドライブ方式の
斜視図。
B)、穴開きフィルム(C)、ランダム不織布(D)。
のピン 50a、50b ヨコ延伸回転円盤 53−1、53−2、53−3 ガイド用コロ 54−1、54−2、54−3 ウェブの未延伸部 55a、55b 異径の非対称ヨコ延伸回転円盤 61a、61b ヨコ延伸回転円盤 62 ピン 65、67 裁頭円錐形のコマ 70 円筒形の荷物 72a、72b ヨコ延伸回転円盤 73、74 タテ延伸ロール 77a、77b センタードライブ包装用カップリング 78a、78b サーフェイスドライブ包装用回転ロー
ル
Claims (9)
- 【請求項1】 ウェブを延伸し延伸直後にその延伸した
ウェブを荷物に複数回巻き付け、延伸によって生じる収
縮力で荷物を一体化させる包装装置において、 (a)原反ウェブ供給装置と、 (b)一対の末広がり軌道に配置した延伸用回転円盤
と、この円盤の末広がり軌道の狭い部分でウェブの両耳
端部を把持し、両円盤のほぼ半円外周上の末広がり軌道
に沿って、両耳端部を把持しながらウェブをヨコ延伸す
るウェブのヨコ延伸装置と、 (c)ライン方向(タテ方向)に延伸するタテ延伸装置
と、 (d)延伸されたウェブを荷物に巻き付ける装置、 よりなる2軸延伸ウェブによる包装装置。 - 【請求項2】 請求項1の一対のヨコ延伸用回転円盤が
上下に配置されてウェブを上下方向にヨコ延伸する装置
であり、荷物がターンテーブル上にありターンテーブル
の回転により延伸されたウェブを巻き付けて行く巻き付
け装置からなる2軸延伸ウェブによる包装装置。 - 【請求項3】 請求項1の一対のヨコ延伸用回転円盤が
左右に配置されてウェブを左右方向にヨコ延伸する装置
であり、荷物が円筒状であり円筒の中心軸を中心に回転
し、延伸されたウェブを巻き付けて行く巻き付け装置か
らなる2軸延伸ウェブによる包装装置。 - 【請求項4】 請求項1のヨコ延伸用回転円盤におい
て、その円盤がプーリよりなり、そのプーリと、プーリ
の溝に嵌合するように循環しているエンドレスベルトと
の間でウェブの両耳端部を把持するようにした、2軸延
伸ウェブによる包装装置。 - 【請求項5】 請求項1のヨコ延伸用回転円盤におい
て、円盤外周に多数の針状物質を植えてあり、その針に
ウェブの両耳端部を引っかけて把持出来るようにした、
2軸延伸ウェブによる包装装置。 - 【請求項6】 請求項1において、延伸用回転円盤の末
広がり軌道に、多数のガイドコロを備えた、2軸延伸ウ
ェブによる包装装置。 - 【請求項7】 請求項1において、ヨコ延伸装置によ
り、延伸されて巾の広くなったウェブを、延伸円盤より
ウェブが外れる位置に近接して立てられた駆動ロールに
よりライン方向(タテ方向)にさらに延伸するタテ延伸
装置を設置し、そのタテ延伸ロールを、ヨコ延伸装置の
ウェブの出口より少なくとも800mm以下、望ましく
は200mm以下に設置した、2軸延伸ウェブによる包
装装置。 - 【請求項8】 請求項1において、延伸用回転円盤の末
広がり軌道に、複数本のガイドターンロールを備え、そ
のガイドターンロールの少なくとも一部本数を、中央部
が円盤外周より外に出る中高ロールにした、2軸延伸ウ
ェブによる包装装置。 - 【請求項9】 回転円盤型ヨコ延伸装置で、ヨコ延伸さ
れたウェブがプーリを離れた直後、またはその後のタテ
延伸直後に、延伸されたウェブの少なくとも両耳端部に
テーパ型回転子を配置し、ヨコ延伸フィルムの巾方向収
縮を防止した、2軸延伸ウェブによる包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22251291A JP3584313B2 (ja) | 1990-05-28 | 1991-05-24 | 2軸延伸ウェブによる包装装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-135243 | 1990-05-28 | ||
JP13524390 | 1990-05-28 | ||
JP22251291A JP3584313B2 (ja) | 1990-05-28 | 1991-05-24 | 2軸延伸ウェブによる包装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532211A true JPH0532211A (ja) | 1993-02-09 |
JP3584313B2 JP3584313B2 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=26469140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22251291A Expired - Lifetime JP3584313B2 (ja) | 1990-05-28 | 1991-05-24 | 2軸延伸ウェブによる包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3584313B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006321506A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Yamakawa Engineering Kk | 上面カバーの装着方法およびそれに用いる上面カバー装着機 |
JP2013107703A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-06-06 | Ryozo Matsumoto | フィルム巻き包装装置における拡張機の改良 |
JP2015217528A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | トヨタ自動車株式会社 | 膜材搬送方法および膜材延伸装置 |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP22251291A patent/JP3584313B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006321506A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Yamakawa Engineering Kk | 上面カバーの装着方法およびそれに用いる上面カバー装着機 |
JP2013107703A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-06-06 | Ryozo Matsumoto | フィルム巻き包装装置における拡張機の改良 |
JP2015217528A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | トヨタ自動車株式会社 | 膜材搬送方法および膜材延伸装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3584313B2 (ja) | 2004-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5307609A (en) | Apparatus for wrapping and method therefor | |
US3985599A (en) | Slit film | |
CA2355710C (en) | Nonwoven fabric and method and apparatus for manufacturing same | |
CA1074074A (en) | Stretching webs of sheet material | |
JP4191855B2 (ja) | 横延伸不織布の製造方法及び横延伸装置 | |
US6003581A (en) | Apparatus for laminating webs | |
US7234213B2 (en) | Beam winding apparatus | |
CA2034317C (en) | Film spreading device for use in wrapping apparatus | |
US3408709A (en) | Method for softening fibrous sheet material | |
US4336638A (en) | Apparatus for stretching plastic webs | |
MXPA00007050A (es) | Linea de estiramiento de quinta generacion. | |
WO2001021877A1 (en) | Non-woven warp yarn fabric materials and method and apparatus for manufacturing same | |
JPH0532211A (ja) | 2軸延伸ウエブによる包装装置 | |
JPH07144359A (ja) | 回転円盤によるヨコ延伸ウェブの製法および装置 | |
JPH0551004A (ja) | 包装方法および装置 | |
WO2020020557A1 (de) | Verfahren zur behandlung einer textilen warenbahn und vorrichtung zur behandlung einer textilen warenbahn | |
US4305552A (en) | Beamer for fabrics of any type | |
US20020074378A1 (en) | Storage carriage and method of storing a longitudinal component in the storage carriage | |
AU2006220362B2 (en) | Nonwoven fabric and method and apparatus for manufacturing same | |
CA2686095C (en) | Stretch film and method of fabrication therefor | |
CA1299331C (en) | Method and apparatus for line-stretching an elastomer film | |
AU2003271315A1 (en) | Non-woven warp yarn fabric materials and method and apparatus for manufacturing same | |
JPS6297825A (ja) | 網状体のヨコ延伸・熱処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040513 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040513 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Effective date: 20040714 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040714 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |