JPH05319210A - シートベルト装置のバックルプリテンショナ - Google Patents
シートベルト装置のバックルプリテンショナInfo
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- JPH05319210A JPH05319210A JP4150143A JP15014392A JPH05319210A JP H05319210 A JPH05319210 A JP H05319210A JP 4150143 A JP4150143 A JP 4150143A JP 15014392 A JP15014392 A JP 15014392A JP H05319210 A JPH05319210 A JP H05319210A
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- buckle
- switch
- seat
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- 230000007257 malfunction Effects 0.000 abstract description 12
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R22/195—Anchoring devices with means to tension the belt in an emergency, e.g. means of the through-anchor or splitted reel type
- B60R22/1958—Anchoring devices with means to tension the belt in an emergency, e.g. means of the through-anchor or splitted reel type characterised by spring actuators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 慣性起動手段を内蔵したバックルプリテンシ
ョナの誤作動及び不要作動を防止する。 【構成】 慣性起動手段のロック手段7を電磁ソレノイ
ド71で作動させる。電磁ソレノイド71に駆動電流を
供給する電気回路70は、シートスライドレバーの操作
で開(又は閉)作動するシートスライドスイッチ72
と、スイッチ72の作動後に一定時期スイッチの作動前
の開(又は閉)状態を維持する延遅回路73と、バック
ルへのタングの係合により閉(又は開)作動するバック
ルスイッチ74とを備える。
ョナの誤作動及び不要作動を防止する。 【構成】 慣性起動手段のロック手段7を電磁ソレノイ
ド71で作動させる。電磁ソレノイド71に駆動電流を
供給する電気回路70は、シートスライドレバーの操作
で開(又は閉)作動するシートスライドスイッチ72
と、スイッチ72の作動後に一定時期スイッチの作動前
の開(又は閉)状態を維持する延遅回路73と、バック
ルへのタングの係合により閉(又は開)作動するバック
ルスイッチ74とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシートベルト装置のプリ
テンショナに関し、特に、慣性起動手段を内蔵したバッ
クルプリテンショナの誤作動及び不要作動を防止する装
置に関する。
テンショナに関し、特に、慣性起動手段を内蔵したバッ
クルプリテンショナの誤作動及び不要作動を防止する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両のシートベルト装置にお
いて、車両に過大な加速度が加わったとき、それを感知
してベルトの引締めにより運転者の身体の慣性移動を防
ぎ、拘束効果を向上させる手段としてプリテンショナを
付設したものが開発されている。プリテンショナは、シ
ートベルト装置の種々の部位に配設可能であるが、特
に、ベルトウェビングのショルダ部とラップ部との屈曲
部に位置するタングを引込むようにすると、上記両部に
均等にテンションを負荷して拘束効果を上げるのに有効
であるところから、ベルト装着状態でタングが挿入され
たバックル側を引込む形式のバックルプリテンショナが
提案されている。
いて、車両に過大な加速度が加わったとき、それを感知
してベルトの引締めにより運転者の身体の慣性移動を防
ぎ、拘束効果を向上させる手段としてプリテンショナを
付設したものが開発されている。プリテンショナは、シ
ートベルト装置の種々の部位に配設可能であるが、特
に、ベルトウェビングのショルダ部とラップ部との屈曲
部に位置するタングを引込むようにすると、上記両部に
均等にテンションを負荷して拘束効果を上げるのに有効
であるところから、ベルト装着状態でタングが挿入され
たバックル側を引込む形式のバックルプリテンショナが
提案されている。
【0003】従来、バックルプリテンショナにおいて、
それに機械的な起動手段を内蔵させた構成のものとし
て、オートリブ社製のバックルプリテンショナがある。
ところで、この種のバックルプリテンショナは、通常、
シートに取付けられるものであるため、シートスライド
操作時に衝撃で誤作動する可能性がある。そこで、上記
プリテンショナでは、シートスライドレバーの動きをワ
イヤを介してプリテンショナのセンサに伝え、レバー操
作時にセンサが作動しない構造とし、誤作動を防止して
いる。
それに機械的な起動手段を内蔵させた構成のものとし
て、オートリブ社製のバックルプリテンショナがある。
ところで、この種のバックルプリテンショナは、通常、
シートに取付けられるものであるため、シートスライド
操作時に衝撃で誤作動する可能性がある。そこで、上記
プリテンショナでは、シートスライドレバーの動きをワ
イヤを介してプリテンショナのセンサに伝え、レバー操
作時にセンサが作動しない構造とし、誤作動を防止して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、レバー操作後にシートがスライドして、
プリテンショナに衝撃が加わった場合の誤作動を防ぐこ
とができない。このようなレバー操作後のシートスライ
ドは、多くの運転者が実際に体験しているように、起こ
り得ないことではない。すなわち、シートスライド操作
中に、シートが相互に隣接配置されたスライドロックの
中間部にたまたまあたかもロックされたように停止した
場合、その後の身体移動、車両の急発進、急ブレーキ等
により正規のロック位置までシートがスライドし、スラ
イドロックのストッパに衝突することがある。このよう
な場合、プリテンショナが衝撃で誤作動する余地が残さ
れている。
来のものでは、レバー操作後にシートがスライドして、
プリテンショナに衝撃が加わった場合の誤作動を防ぐこ
とができない。このようなレバー操作後のシートスライ
ドは、多くの運転者が実際に体験しているように、起こ
り得ないことではない。すなわち、シートスライド操作
中に、シートが相互に隣接配置されたスライドロックの
中間部にたまたまあたかもロックされたように停止した
場合、その後の身体移動、車両の急発進、急ブレーキ等
により正規のロック位置までシートがスライドし、スラ
イドロックのストッパに衝突することがある。このよう
な場合、プリテンショナが衝撃で誤作動する余地が残さ
れている。
【0005】本発明は、上述のような事情に鑑み案出さ
れたものであって、シートスライド操作による誤作動を
確実に防止することのできる電磁作動のロック手段を備
えたシート取付け形の起動装置内蔵式バックルプリテン
ショナを提供することを第1の目的とする。
れたものであって、シートスライド操作による誤作動を
確実に防止することのできる電磁作動のロック手段を備
えたシート取付け形の起動装置内蔵式バックルプリテン
ショナを提供することを第1の目的とする。
【0006】加えて、本発明は、上記電磁作動のロック
手段を利用して非使用時の不要なプリテンション付与作
動を防止することのできるシート取付け形の起動装置内
蔵式バックルプリテンショナを提供することを第2の目
的とする。
手段を利用して非使用時の不要なプリテンション付与作
動を防止することのできるシート取付け形の起動装置内
蔵式バックルプリテンショナを提供することを第2の目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、第1に慣性起動手段を内部に組込まれ
たシートベルト装置のバックルプリテンショナにおい
て、前記慣性起動手段を拘束及び解放する電磁ソレノイ
ド作動のロック手段と、前記電磁ソレノイドに駆動電流
を供給する電気回路と、該電気回路中に介装され、シー
トに付設されたスライドレバーの操作により駆動電流を
通電及び遮断するシートスライドスイッチと、該スイッ
チの作動後に一定時間該スイッチの作動前の通電又は遮
断状態を維持する延遅回路とを備えることを構成とす
る。
めに、本発明は、第1に慣性起動手段を内部に組込まれ
たシートベルト装置のバックルプリテンショナにおい
て、前記慣性起動手段を拘束及び解放する電磁ソレノイ
ド作動のロック手段と、前記電磁ソレノイドに駆動電流
を供給する電気回路と、該電気回路中に介装され、シー
トに付設されたスライドレバーの操作により駆動電流を
通電及び遮断するシートスライドスイッチと、該スイッ
チの作動後に一定時間該スイッチの作動前の通電又は遮
断状態を維持する延遅回路とを備えることを構成とす
る。
【0008】本発明は、第2に慣性起動手段を内部に組
込まれたシートベルト装置のバックルプリテンショナに
おいて、前記慣性起動手段を拘束及び解放する電磁ソレ
ノイド作動のロック手段と、前記電磁ソレノイドに駆動
電流を供給する電気回路と、該電気回路中に介装され、
バックルへのタングの係合により作動して駆動電流を通
電及び遮断するバックルスイッチを備えることを構成と
する。
込まれたシートベルト装置のバックルプリテンショナに
おいて、前記慣性起動手段を拘束及び解放する電磁ソレ
ノイド作動のロック手段と、前記電磁ソレノイドに駆動
電流を供給する電気回路と、該電気回路中に介装され、
バックルへのタングの係合により作動して駆動電流を通
電及び遮断するバックルスイッチを備えることを構成と
する。
【0009】
【作用】上記構成よりなる第1発明では、シートスライ
ド操作時にスライドレバーが操作されると、シートスラ
イドスイッチが作動し、電気回路中の駆動電流が制御さ
れて電磁ソレノイドが作動する。それにより、バックル
プリテンショナ中に組込まれた慣性起動手段は拘束さ
れ、非作動状態にロックされる。そして、シートスライ
ドが終わり、スライドレバーの操作が完了すると、スイ
ッチは逆作動するが、その後、延遅回路の作動により、
所定期間スイッチ作動前の通電又は遮断状態が維持され
る。
ド操作時にスライドレバーが操作されると、シートスラ
イドスイッチが作動し、電気回路中の駆動電流が制御さ
れて電磁ソレノイドが作動する。それにより、バックル
プリテンショナ中に組込まれた慣性起動手段は拘束さ
れ、非作動状態にロックされる。そして、シートスライ
ドが終わり、スライドレバーの操作が完了すると、スイ
ッチは逆作動するが、その後、延遅回路の作動により、
所定期間スイッチ作動前の通電又は遮断状態が維持され
る。
【0010】他方、第2発明では、電気回路中に介装さ
れたバックルスイッチがタングのバックルへの係合の有
無により電気回路中の駆動電流の通電及び遮断の制御を
行うため、それにより、バックルプリテンショナ中に組
込まれた慣性起動手段が拘束され、非作動状態にロック
される。その結果、シートベルト装置不使用時の不要な
プリテンショナ作動を防ぐことができる。
れたバックルスイッチがタングのバックルへの係合の有
無により電気回路中の駆動電流の通電及び遮断の制御を
行うため、それにより、バックルプリテンショナ中に組
込まれた慣性起動手段が拘束され、非作動状態にロック
される。その結果、シートベルト装置不使用時の不要な
プリテンショナ作動を防ぐことができる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。先ず、概略構成を説明すると、図1に回路
構成を示し、図2に配置を示すように、このバックルプ
リテンショナPの誤作動防止用のロック手段7は、慣性
起動手段(後に詳記する)を拘束及び解放する電磁ソレ
ノイド71と、それに駆動電流を供給する電源Bを含む
電気回路70と、その回路中に介装され、シートSに付
設されたスライドレバーLの操作により駆動電流を通電
及び遮断するシートスライドスイッチ72と、該スイッ
チ72の作動後に一定時期シートスライドスイッチ72
の作動前の通電又は遮断状態を維持する延遅回路73
と、バックル21へのタング5の係合により開閉作動し
て駆動電流を通電及び遮断するバックルスイッチ74と
を備えている。
ら説明する。先ず、概略構成を説明すると、図1に回路
構成を示し、図2に配置を示すように、このバックルプ
リテンショナPの誤作動防止用のロック手段7は、慣性
起動手段(後に詳記する)を拘束及び解放する電磁ソレ
ノイド71と、それに駆動電流を供給する電源Bを含む
電気回路70と、その回路中に介装され、シートSに付
設されたスライドレバーLの操作により駆動電流を通電
及び遮断するシートスライドスイッチ72と、該スイッ
チ72の作動後に一定時期シートスライドスイッチ72
の作動前の通電又は遮断状態を維持する延遅回路73
と、バックル21へのタング5の係合により開閉作動し
て駆動電流を通電及び遮断するバックルスイッチ74と
を備えている。
【0012】上記電気回路70中の各要素は、先ず、電
磁ソレノイド71については、シートSの座側部に取付
けられたバックルプリテンショナP内に内蔵されてい
る。シートスライドスイッチ72は、スライドレバーL
の上部でシートSの座部に内蔵して配置されている。バ
ックルスイッチ74は、バックル21に内蔵して配置さ
れている。なお、これら各要素は、他のシートについて
も同様に配置される。そして、電源Bについては車両に
本来配設されているバッテリが使用され、延遅回路73
については、電子制御装置内への組込みとされるか、あ
るいは別体構成で車両の適宜の位置に配設される。
磁ソレノイド71については、シートSの座側部に取付
けられたバックルプリテンショナP内に内蔵されてい
る。シートスライドスイッチ72は、スライドレバーL
の上部でシートSの座部に内蔵して配置されている。バ
ックルスイッチ74は、バックル21に内蔵して配置さ
れている。なお、これら各要素は、他のシートについて
も同様に配置される。そして、電源Bについては車両に
本来配設されているバッテリが使用され、延遅回路73
については、電子制御装置内への組込みとされるか、あ
るいは別体構成で車両の適宜の位置に配設される。
【0013】次に、各部の構成について、このプリテン
ショナの車両への設置状態に則した相対位置関係に沿い
詳述する。バックルプリテンショナPは、図3に示すよ
うに、軸方向駆動手段1、連結手段2と、戻止め手段3
と、慣性起動手段4と、ロック手段7とから構成され、
これらは、バックルブラケット8と、それを覆うベース
9に支持されており、軸方向駆動手段1によりバックル
21を引込んでベルトウェビング6にテンションを付与
する構成とされている。この例では、軸方向駆動手段1
は所定の間隔を保って並列に配設された対をなす軸方向
駆動手段1A,Bから構成され、バックル21はそれぞ
れの軸方向駆動手段1A,Bの間隔内の引込み空間Rに
引込まれる配置とされている。
ショナの車両への設置状態に則した相対位置関係に沿い
詳述する。バックルプリテンショナPは、図3に示すよ
うに、軸方向駆動手段1、連結手段2と、戻止め手段3
と、慣性起動手段4と、ロック手段7とから構成され、
これらは、バックルブラケット8と、それを覆うベース
9に支持されており、軸方向駆動手段1によりバックル
21を引込んでベルトウェビング6にテンションを付与
する構成とされている。この例では、軸方向駆動手段1
は所定の間隔を保って並列に配設された対をなす軸方向
駆動手段1A,Bから構成され、バックル21はそれぞ
れの軸方向駆動手段1A,Bの間隔内の引込み空間Rに
引込まれる配置とされている。
【0014】バックルブラケット8は、上記空間Rを画
定するに必要な間隔を保って対峙する前後一対の縦壁8
1A,Bと、それらを下方部において連絡する側壁82
と、それぞれの縦壁81A,Bの下端から前後に延びる
低壁83A,Bを備える。両縦壁81A,Bにはほぼそ
の中央分を全長に渡って延びるスリット811A,Bが
形成され、側壁82にはシートSへの取付けのためのボ
ルト孔84が穿設されている。
定するに必要な間隔を保って対峙する前後一対の縦壁8
1A,Bと、それらを下方部において連絡する側壁82
と、それぞれの縦壁81A,Bの下端から前後に延びる
低壁83A,Bを備える。両縦壁81A,Bにはほぼそ
の中央分を全長に渡って延びるスリット811A,Bが
形成され、側壁82にはシートSへの取付けのためのボ
ルト孔84が穿設されている。
【0015】対をなす軸方向駆動手段1A,Bは、この
例では、圧縮コイルスプリングからなるメインスプリン
グ11A,Bと、それを収容し、それぞれ下方に一対の
軸方向スリット121A,Bを形成された筒形のスプリ
ングガイドパイプ12A,Bで構成されている。メイン
スプリング11A,Bは、その上方の基端111A,B
をスプリングガイドパイプ12A,Bの上端のバネ座1
22A,Bに当接支持され、下方の作動端112A,B
を連結手段2の一部を構成するスプリングストッパ22
にバネ座123A,Bを介して当接支持されている。そ
して、スプリングガイドパイプ12Aは、バックルブラ
ケット8の縦壁81Aの前側に、また、スプリングガイ
ドパイプ12Bは、縦壁81Bの後側に配置され、それ
ぞれ上端をベース9の上壁、下端をバックルブラケット
8の低壁83A,Bに支持されている。
例では、圧縮コイルスプリングからなるメインスプリン
グ11A,Bと、それを収容し、それぞれ下方に一対の
軸方向スリット121A,Bを形成された筒形のスプリ
ングガイドパイプ12A,Bで構成されている。メイン
スプリング11A,Bは、その上方の基端111A,B
をスプリングガイドパイプ12A,Bの上端のバネ座1
22A,Bに当接支持され、下方の作動端112A,B
を連結手段2の一部を構成するスプリングストッパ22
にバネ座123A,Bを介して当接支持されている。そ
して、スプリングガイドパイプ12Aは、バックルブラ
ケット8の縦壁81Aの前側に、また、スプリングガイ
ドパイプ12Bは、縦壁81Bの後側に配置され、それ
ぞれ上端をベース9の上壁、下端をバックルブラケット
8の低壁83A,Bに支持されている。
【0016】連結手段2は、この例では、主としてバッ
クル21からなり、それをベルトウェビング6と軸方向
駆動手段1A,Bに接続する補助的な手段として、スプ
リングストッパ22の他に、ベルト6に摺動自在に装着
されたタング5と後記する戻止め手段3の一部が利用さ
れている。なお、タング5は公知の通常構成のものであ
り、バックル21はタング5の係合で開閉作動するバッ
クルスイッチ74(図1参照)を内蔵する他は公知の通
常構成のものなので、これらについての説明は省略す
る。
クル21からなり、それをベルトウェビング6と軸方向
駆動手段1A,Bに接続する補助的な手段として、スプ
リングストッパ22の他に、ベルト6に摺動自在に装着
されたタング5と後記する戻止め手段3の一部が利用さ
れている。なお、タング5は公知の通常構成のものであ
り、バックル21はタング5の係合で開閉作動するバッ
クルスイッチ74(図1参照)を内蔵する他は公知の通
常構成のものなので、これらについての説明は省略す
る。
【0017】スプリングストッパ22は、その中央部か
ら上方に延びてバックル21側に回転自在に接続する上
方接続部221、水平に前後方向に延びる前アーム部2
22及び後アーム部223を備える逆T字状の板材で構
成され、両アーム部222,223にそれぞれメインス
プリング11A,Bの作動端がバネ座123A,Bを介
して当接支持されている。両アーム222,223の外
端下方にはそれぞれ切欠き224,225が形成されて
いる。スプリングストッパ22の上方接続部221の上
端は戻止め手段3のパウルホルダ31に回転自在にボル
ト止めされ、前アーム部222及び後アーム部223
は、それぞれバックルブラケット8のスリット811
A,B及びスプリングガイドパイプの軸方向スリット1
21A,Bを通してスプリングガイドパイプ12A,B
の前後に突出している。
ら上方に延びてバックル21側に回転自在に接続する上
方接続部221、水平に前後方向に延びる前アーム部2
22及び後アーム部223を備える逆T字状の板材で構
成され、両アーム部222,223にそれぞれメインス
プリング11A,Bの作動端がバネ座123A,Bを介
して当接支持されている。両アーム222,223の外
端下方にはそれぞれ切欠き224,225が形成されて
いる。スプリングストッパ22の上方接続部221の上
端は戻止め手段3のパウルホルダ31に回転自在にボル
ト止めされ、前アーム部222及び後アーム部223
は、それぞれバックルブラケット8のスリット811
A,B及びスプリングガイドパイプの軸方向スリット1
21A,Bを通してスプリングガイドパイプ12A,B
の前後に突出している。
【0018】戻止め手段3は、バックルブラケット8の
縦壁81A,Bに形成されたスリット811A,Bの一
側に設けられた鋸歯状の爪部311A,Bと、パウルホ
ルダ31に揺動自在に支持された水平配置の細長い板状
のパウル32と、パウル32の両端を爪部311A,B
に圧接すべくパウル32の中央に配設され、パウルホル
ダ31にネジ止めされたフォーク状のパウルスプリング
33とで構成されている。したがって、爪部31A,B
を設けられた側の縦壁81A,Bはパウル32と協働す
るラックとして機能し、パウル32と共に逆止機構を構
成している。パウルホルダ31はチャンネル状に構成さ
れ、その折曲げられた上壁がバックル21の金具に引っ
かけられて、該金具にネジ止めされており、両側壁には
扇形のパウル支持孔311が形成されている。そして、
パウル32は、パウル支持孔311に挿通され、下縁を
該孔の縁に支持されて、左右方向に揺動可能に配置され
ている。パウルスプリング33は、パウル32の側壁に
2叉状に別れた先端部を圧接されて、パウル32を爪部
311A,Bに係合させる方向に付勢しており、したが
って、パウル32の両端上縁はバックルブラケット31
A,Bの最上方の爪部に係止している。
縦壁81A,Bに形成されたスリット811A,Bの一
側に設けられた鋸歯状の爪部311A,Bと、パウルホ
ルダ31に揺動自在に支持された水平配置の細長い板状
のパウル32と、パウル32の両端を爪部311A,B
に圧接すべくパウル32の中央に配設され、パウルホル
ダ31にネジ止めされたフォーク状のパウルスプリング
33とで構成されている。したがって、爪部31A,B
を設けられた側の縦壁81A,Bはパウル32と協働す
るラックとして機能し、パウル32と共に逆止機構を構
成している。パウルホルダ31はチャンネル状に構成さ
れ、その折曲げられた上壁がバックル21の金具に引っ
かけられて、該金具にネジ止めされており、両側壁には
扇形のパウル支持孔311が形成されている。そして、
パウル32は、パウル支持孔311に挿通され、下縁を
該孔の縁に支持されて、左右方向に揺動可能に配置され
ている。パウルスプリング33は、パウル32の側壁に
2叉状に別れた先端部を圧接されて、パウル32を爪部
311A,Bに係合させる方向に付勢しており、したが
って、パウル32の両端上縁はバックルブラケット31
A,Bの最上方の爪部に係止している。
【0019】慣性起動手段4は、その上端部をベース9
に前後方向回転自在にピン支持された扇形のウェイト4
1と、それをセット位置に保持する付勢手段42とから
構成されており、カバー9内のスプリングガイドパイプ
12Aの前方に配設されている。ウェイト41はその後
縁の中央部に形成された凹部411と、下方に延びる突
起412を備えており、凹部411にローラ43が支持
され、ローラ43の両側の鍔431でスプリングストッ
パ22の端部を挟込んで、ウェイト41とスプリングス
トッパ22とがローラ43を介して係合している。突起
412は付勢手段42のセットスプリング421の作動
端に当接しており、セットスプリング421の基端はバ
ネ座ブロック422内に挿入支持されている。なお、前
記凹部411と対峙して、スプリングガイドパイプ12
Aの後方には、ベース9にネジ止めされてサブパウル9
1が固定されている。これは、スプリングストッパ22
の反慣性起動手段側をセット位置に支持するストッパを
構成している。
に前後方向回転自在にピン支持された扇形のウェイト4
1と、それをセット位置に保持する付勢手段42とから
構成されており、カバー9内のスプリングガイドパイプ
12Aの前方に配設されている。ウェイト41はその後
縁の中央部に形成された凹部411と、下方に延びる突
起412を備えており、凹部411にローラ43が支持
され、ローラ43の両側の鍔431でスプリングストッ
パ22の端部を挟込んで、ウェイト41とスプリングス
トッパ22とがローラ43を介して係合している。突起
412は付勢手段42のセットスプリング421の作動
端に当接しており、セットスプリング421の基端はバ
ネ座ブロック422内に挿入支持されている。なお、前
記凹部411と対峙して、スプリングガイドパイプ12
Aの後方には、ベース9にネジ止めされてサブパウル9
1が固定されている。これは、スプリングストッパ22
の反慣性起動手段側をセット位置に支持するストッパを
構成している。
【0020】本発明に係るロック手段7の電磁ソレノイ
ド機構部は、上記慣性起動手段4の作動方向に対峙して
バネ座ブロック422の下方に配設され、ベースに取付
けられており、駆動コイル710と、この例において、
コイルの励磁により引込駆動されるプランジャ711
と、ベースに回転自在に支持して一方のアームをプラン
ジャ711に作動連結され、他方のアームの先端を突起
412の下端の回転軌跡内に進退可能とされたクランク
712とで構成されている。なお、図において、符号7
13は、クランク712のリターンスプリングを示す。
ド機構部は、上記慣性起動手段4の作動方向に対峙して
バネ座ブロック422の下方に配設され、ベースに取付
けられており、駆動コイル710と、この例において、
コイルの励磁により引込駆動されるプランジャ711
と、ベースに回転自在に支持して一方のアームをプラン
ジャ711に作動連結され、他方のアームの先端を突起
412の下端の回転軌跡内に進退可能とされたクランク
712とで構成されている。なお、図において、符号7
13は、クランク712のリターンスプリングを示す。
【0021】図3は上記のように構成されたプリテンシ
ョナPのセット状態を示しており、スプリングストッパ
22の両端の切欠き224,225のうち、前方の切欠
き224はローラ43を介してウェイト41に、また、
後方の切欠き225はサブパウル91に支持されて、メ
インスプリング11A,Bを最大に圧縮したセット状態
に保持している。この状態でバックル21は最上方位置
にあり、それに挿入されたタング5はそれに挿通された
ベルトウェビング6を緩く乗員の身体に添わせた状態に
している。
ョナPのセット状態を示しており、スプリングストッパ
22の両端の切欠き224,225のうち、前方の切欠
き224はローラ43を介してウェイト41に、また、
後方の切欠き225はサブパウル91に支持されて、メ
インスプリング11A,Bを最大に圧縮したセット状態
に保持している。この状態でバックル21は最上方位置
にあり、それに挿入されたタング5はそれに挿通された
ベルトウェビング6を緩く乗員の身体に添わせた状態に
している。
【0022】次に、以上のように構成された実施例のプ
リテンショナの通常の作動を説明する。この状態では、
ベルトは乗員に装着され、図2に示すシートスライドレ
バーLは非操作状態にある。このとき、図1に示すロッ
ク手段7は、シートスライドスイッチ72及びバックル
スイッチ74の閉成による電磁ソレノイド71の通電で
解除され、慣性起動手段4は図3に示す作動可能な状態
にある。いま、車両が所定値以上の加速度を受け、それ
が加速度センサとして機能する慣性起動手段4のウェイ
ト41により検知されると、図4(A)に示すように、
慣性力でウェイト41がセットスプリング421を圧縮
しながら図示時計回りに回転する。このウェイト41の
回転で、ローラ43が転がり運動し、ローラ43を介し
た凹部411と切欠き224との係合が外れる。する
と、メインスプリング11A側の支えを失ったスプリン
グストッパ22はメインスプリング11Aのバネ力によ
りサブパウル91(図3参照)の支持点を中心として微
小傾斜し、支持点から外れて、両メインスプリング11
A,Bの付勢力で一気に下方に引込まれる。
リテンショナの通常の作動を説明する。この状態では、
ベルトは乗員に装着され、図2に示すシートスライドレ
バーLは非操作状態にある。このとき、図1に示すロッ
ク手段7は、シートスライドスイッチ72及びバックル
スイッチ74の閉成による電磁ソレノイド71の通電で
解除され、慣性起動手段4は図3に示す作動可能な状態
にある。いま、車両が所定値以上の加速度を受け、それ
が加速度センサとして機能する慣性起動手段4のウェイ
ト41により検知されると、図4(A)に示すように、
慣性力でウェイト41がセットスプリング421を圧縮
しながら図示時計回りに回転する。このウェイト41の
回転で、ローラ43が転がり運動し、ローラ43を介し
た凹部411と切欠き224との係合が外れる。する
と、メインスプリング11A側の支えを失ったスプリン
グストッパ22はメインスプリング11Aのバネ力によ
りサブパウル91(図3参照)の支持点を中心として微
小傾斜し、支持点から外れて、両メインスプリング11
A,Bの付勢力で一気に下方に引込まれる。
【0023】この動作で、スプリングストッパ22に接
続されたバックル21は、タング5を伴って、パウルホ
ルダ31共々カバー9内の空間Rに引込まれ、パウル3
2はバックルブラケット8の爪部311A,Bにより間
欠的に押退けられながら最下方位置まで降下する。最下
方位置に達すると、スプリングストッパ22はブラケッ
ト8の底壁83A,Bに衝突して停止する。このとき、
パウル32は最下方の爪部に係合し、その鋸歯の逆止作
用によりスプリングストッパ22の戻り動作を規制す
る。したがって、バックル21による引込み動作後のベ
ルトウェビング6の伸出しは確実に防止され、ベルトウ
ェビング6に付与されていたテンションの解除は生じな
い。
続されたバックル21は、タング5を伴って、パウルホ
ルダ31共々カバー9内の空間Rに引込まれ、パウル3
2はバックルブラケット8の爪部311A,Bにより間
欠的に押退けられながら最下方位置まで降下する。最下
方位置に達すると、スプリングストッパ22はブラケッ
ト8の底壁83A,Bに衝突して停止する。このとき、
パウル32は最下方の爪部に係合し、その鋸歯の逆止作
用によりスプリングストッパ22の戻り動作を規制す
る。したがって、バックル21による引込み動作後のベ
ルトウェビング6の伸出しは確実に防止され、ベルトウ
ェビング6に付与されていたテンションの解除は生じな
い。
【0024】次に、ベルト装着状態で図2に矢印で示す
ようにシートスライドレバーLが引上げられると、シー
トスライドスイッチ72が開成する。これにより、図1
に示す電気回路において、ソレノイド71への通電が断
たれるため、図4(B)に示すように、クランク712
はリターンスプリング713により押出され、アームが
突起412の回転軌跡内に押上られ、ロック状態とな
る。この状態で、ウェイト41は加速度の有無に関わら
ず作動不能となる。
ようにシートスライドレバーLが引上げられると、シー
トスライドスイッチ72が開成する。これにより、図1
に示す電気回路において、ソレノイド71への通電が断
たれるため、図4(B)に示すように、クランク712
はリターンスプリング713により押出され、アームが
突起412の回転軌跡内に押上られ、ロック状態とな
る。この状態で、ウェイト41は加速度の有無に関わら
ず作動不能となる。
【0025】シートスライド操作が一応終わってシート
スライドレバーLが戻されると、シートスライドスイッ
チ72は閉成するが、この時から延遅回路73が作動を
開始し、タイマ制御等により所定時期電気回路の通電が
断たれたままの状態が維持される。したがって、シート
スライド操作終了時にシートが所定のスライドロックに
係合していない場合でも、その後の運転操作により、シ
ートにかかる前後方向の荷重でシートが完全にロックさ
れるまで慣性起動手段のロック状態を維持して、プリテ
ンショナの誤作動が確実に防止される。
スライドレバーLが戻されると、シートスライドスイッ
チ72は閉成するが、この時から延遅回路73が作動を
開始し、タイマ制御等により所定時期電気回路の通電が
断たれたままの状態が維持される。したがって、シート
スライド操作終了時にシートが所定のスライドロックに
係合していない場合でも、その後の運転操作により、シ
ートにかかる前後方向の荷重でシートが完全にロックさ
れるまで慣性起動手段のロック状態を維持して、プリテ
ンショナの誤作動が確実に防止される。
【0026】ところで、このプリテンショナでは、シー
トスライドスイッチ72と直列に電気回路中に配設され
たバックルスイッチ74の開成によっても、電磁ソレノ
イド71の通電を断って、リターンスプリング713の
付勢で慣性起動手段4をロック状態とすることができ
る。このバックルスイッチ74の開成によるロック状態
は、助手席側が空席の際に有効となる。すなわち、事故
等により運転席側のプリテンショナが作動した場合で
も、同様に構成された助手席側のプリテンショナは非作
動状態を維持される。したがって、このような場合に
は、助手席側のプリテンショナのリセットを不要とする
ことができる。
トスライドスイッチ72と直列に電気回路中に配設され
たバックルスイッチ74の開成によっても、電磁ソレノ
イド71の通電を断って、リターンスプリング713の
付勢で慣性起動手段4をロック状態とすることができ
る。このバックルスイッチ74の開成によるロック状態
は、助手席側が空席の際に有効となる。すなわち、事故
等により運転席側のプリテンショナが作動した場合で
も、同様に構成された助手席側のプリテンショナは非作
動状態を維持される。したがって、このような場合に
は、助手席側のプリテンショナのリセットを不要とする
ことができる。
【0027】以上、本発明をプリテンショナ単体の搬送
時等の誤作動をも防ぐことを考慮して、電磁ソレノイド
の通電によりロック状態時が開放される構成の実施例に
ついて説明したが、車両電源の消費を防ぐことに重点を
おくならば、通常の非ロック状態で通電が断たれる構成
を採ることも可能である。そのような構成とする場合、
搬送時等の誤作動を防止するには、挿脱自在なキー等で
ウェイトをロックする構成を用いればよいし、両スイッ
チと延遅回路は互いに並列に電気回路中に配設すればよ
い。このように、本発明は上述の実施例のみに限定され
ることなく、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種
々に具体的構成を変更して実施可能なものである。
時等の誤作動をも防ぐことを考慮して、電磁ソレノイド
の通電によりロック状態時が開放される構成の実施例に
ついて説明したが、車両電源の消費を防ぐことに重点を
おくならば、通常の非ロック状態で通電が断たれる構成
を採ることも可能である。そのような構成とする場合、
搬送時等の誤作動を防止するには、挿脱自在なキー等で
ウェイトをロックする構成を用いればよいし、両スイッ
チと延遅回路は互いに並列に電気回路中に配設すればよ
い。このように、本発明は上述の実施例のみに限定され
ることなく、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種
々に具体的構成を変更して実施可能なものである。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の第1発明
に係るプリテンショナによれば、シートスライドレバー
の操作が完了してシートスライドスイッチが逆作動して
も、延遅回路の作動により、所定期間スイッチ作動前の
通電又は遮断状態が維持されるため、その後のシートス
ライドによる慣性起動手段の誤作動を防いで、シートス
ライド操作直後の誤作動を有効に防止することができ
る。
に係るプリテンショナによれば、シートスライドレバー
の操作が完了してシートスライドスイッチが逆作動して
も、延遅回路の作動により、所定期間スイッチ作動前の
通電又は遮断状態が維持されるため、その後のシートス
ライドによる慣性起動手段の誤作動を防いで、シートス
ライド操作直後の誤作動を有効に防止することができ
る。
【0029】そして、第2発明に係るプリテンショナに
よれば、タングのバックルへの係合の有無がバックルス
イッチにより検出され、それに応じて慣性起動手段のロ
ック、非ロックの制御が行われるため、シートベルト装
置不使用時に慣性起動手段をロックして不要なプリテン
ショナ作動を防ぐことができる。
よれば、タングのバックルへの係合の有無がバックルス
イッチにより検出され、それに応じて慣性起動手段のロ
ック、非ロックの制御が行われるため、シートベルト装
置不使用時に慣性起動手段をロックして不要なプリテン
ショナ作動を防ぐことができる。
【図1】本発明の一実施例に係るプリテンショナの電気
回路図である。
回路図である。
【図2】実施例の構成要素のシートへの配置を示す側面
図である。
図である。
【図3】実施例のバックルプリテンショナの側断面図で
ある。
ある。
【図4】実施例のバックルプリテンショナの作動説明図
である。
である。
4 慣性起動手段 5 タング 7 ロック手段 21 バックル 71 電磁ソレノイド 70 電気回路 72 シートスライドスイッチ 73 延遅回路 74 バックルスイッチ L スライドレバー P バックルプリテンショナ S シート
Claims (2)
- 【請求項1】 慣性起動手段を内部に組込まれたシート
ベルト装置のバックルプリテンショナにおいて、前記慣
性起動手段を拘束及び解放する電磁ソレノイド作動のロ
ック手段と、該電磁ソレノイドに駆動電流を供給する電
気回路と、該電気回路中に介装され、シートに付設され
たスライドレバーの操作により駆動電流を通電及び遮断
するシートスライドスイッチと、該スイッチの作動後に
一定時期該スイッチの作動前の通電又は遮断状態を維持
する延遅回路とを備えることを特徴とするシートベルト
装置のバックルプリテンショナ。 - 【請求項2】 慣性起動手段を内部に組込まれたシート
ベルト装置のバックルプリテンショナにおいて、前記慣
性起動手段を拘束及び解放する電磁ソレノイド作動のロ
ック手段と、該電磁ソレノイドに駆動電流を供給する電
気回路と、該電気回路中に介装され、バックルへのタン
グの係合により作動して駆動電流を通電及び遮断するバ
ックルスイッチを備えることを特徴とするシートベルト
装置のバックルプリテンショナ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4150143A JPH05319210A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | シートベルト装置のバックルプリテンショナ |
US08/063,524 US5387029A (en) | 1992-05-19 | 1993-05-18 | Buckle pretensioner for vehicle seat belt systems |
GB9310316A GB2267209B (en) | 1992-05-19 | 1993-05-19 | Buckle pretensioner for vehicle seat belt systems |
DE4316891A DE4316891A1 (de) | 1992-05-19 | 1993-05-19 | Gurtstraffer für Fahrzeugsicherheitsgurte |
DE9307678U DE9307678U1 (de) | 1992-05-19 | 1993-05-19 | Gurtstraffer fuer fahrzeugsicherheitsgurte |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4150143A JPH05319210A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | シートベルト装置のバックルプリテンショナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05319210A true JPH05319210A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15490438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4150143A Pending JPH05319210A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | シートベルト装置のバックルプリテンショナ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5387029A (ja) |
JP (1) | JPH05319210A (ja) |
DE (2) | DE9307678U1 (ja) |
GB (1) | GB2267209B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010044218A (ko) * | 2001-01-06 | 2001-06-05 | 이갑조 | 자동차 핸들에 의한 안전벨트 잠금장치 작동법 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2757113B1 (fr) * | 1996-12-18 | 1999-03-05 | Ecia Equip Composants Ind Auto | Agencement d'un siege amovible dans l'habitacle d'un vehicule automobile |
US7296825B1 (en) | 1999-05-11 | 2007-11-20 | Autoliv Asp, Inc. | Multiple output buckle switch |
US20030117018A1 (en) * | 2001-12-21 | 2003-06-26 | Young James M. | Current mirror seatbelt interface circuit |
KR20040031254A (ko) * | 2002-10-04 | 2004-04-13 | 현대자동차주식회사 | 페시아 마운팅 타입 변속레버 마운팅 브라켓 |
US20040251675A1 (en) * | 2003-06-12 | 2004-12-16 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Four-point vehicle occupant restraint system with anchor pretensioners |
US8662582B2 (en) | 2010-11-24 | 2014-03-04 | Ford Global Technologies, Llc | Latch anchor inertial lock and pretensioner |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3935919A (en) * | 1973-03-27 | 1976-02-03 | Nippondenso Co., Ltd. | Automatic seat belt locking system for vehicle |
JPS56119750U (ja) * | 1980-02-13 | 1981-09-11 | ||
JPS5833066U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-03 | トヨタ自動車株式会社 | シ−トベルト引締め装置 |
JPS61111305U (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-14 | ||
DE3518502C2 (de) * | 1985-05-23 | 1987-03-05 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Auslösevorrichtung für Rückhaltesysteme in Kraftfahrzeugen |
DE3828072A1 (de) * | 1988-04-21 | 1989-11-02 | Ernst Hans Hellmut | Dreipunktsicherheitsgurt fuer kraftfahrzeuge |
JP2578639B2 (ja) * | 1988-05-11 | 1997-02-05 | 本田技研工業株式会社 | シートベルトのプリローダ装置 |
DE4027342A1 (de) * | 1989-09-25 | 1991-04-04 | Autoliv Kolb Gmbh & Co | Fahrzeugsensitiver beschleunigungssensor fuer fahrzeugsicherheitssysteme |
JPH03157243A (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-05 | Takata Kk | シートベルトシステム |
GB2247392B (en) * | 1990-08-22 | 1994-08-03 | Gen Engineering | Improvements in or relating to a safety-belt pre-tensioner |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP4150143A patent/JPH05319210A/ja active Pending
-
1993
- 1993-05-18 US US08/063,524 patent/US5387029A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-05-19 DE DE9307678U patent/DE9307678U1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-05-19 GB GB9310316A patent/GB2267209B/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-19 DE DE4316891A patent/DE4316891A1/de not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010044218A (ko) * | 2001-01-06 | 2001-06-05 | 이갑조 | 자동차 핸들에 의한 안전벨트 잠금장치 작동법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB9310316D0 (en) | 1993-06-30 |
GB2267209A (en) | 1993-12-01 |
GB2267209B (en) | 1996-01-10 |
US5387029A (en) | 1995-02-07 |
DE4316891A1 (de) | 1993-11-25 |
DE9307678U1 (de) | 1993-09-23 |
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