JPH05315999A - ディジタル伝送装置 - Google Patents
ディジタル伝送装置Info
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- JPH05315999A JPH05315999A JP11776092A JP11776092A JPH05315999A JP H05315999 A JPH05315999 A JP H05315999A JP 11776092 A JP11776092 A JP 11776092A JP 11776092 A JP11776092 A JP 11776092A JP H05315999 A JPH05315999 A JP H05315999A
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- H04L25/00—Baseband systems
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- H04L25/0264—Arrangements for coupling to transmission lines
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- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2線エコーキャンセラ装置からインタフェー
ストランスを介して信号の送受信を行うディジタル伝送
装置に関し、機械接点部品を用いることが無く、また外
線を物理的に切り離す必要無しに、通常通信時において
自己ループバック試験ができるようにすることを目的と
する。 【構成】 自己ループバック試験指令を受けたときに試
験用電源を作動させ、インタフェーストランスと外部イ
ンタフェース部との間に挿入された高インピーダンス発
生手段に試験用電源からの遮断用電流を、電流経路形成
手段又は外線過電圧保護回路又は直流終端回路を介して
流し外部からの受信信号を遮断できる程の高いインピー
ダンスを発生するように構成する。
ストランスを介して信号の送受信を行うディジタル伝送
装置に関し、機械接点部品を用いることが無く、また外
線を物理的に切り離す必要無しに、通常通信時において
自己ループバック試験ができるようにすることを目的と
する。 【構成】 自己ループバック試験指令を受けたときに試
験用電源を作動させ、インタフェーストランスと外部イ
ンタフェース部との間に挿入された高インピーダンス発
生手段に試験用電源からの遮断用電流を、電流経路形成
手段又は外線過電圧保護回路又は直流終端回路を介して
流し外部からの受信信号を遮断できる程の高いインピー
ダンスを発生するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル伝送装置に関
し、特に2線エコーキャンセラ式のディジタル伝送装置
に関するものである。
し、特に2線エコーキャンセラ式のディジタル伝送装置
に関するものである。
【0002】近年通信網の高速化、ディジタル化に伴
い、基幹幹線系装置のみでなく加入者系装置に於いても
高速化、ディジタル化した装置が普及している。
い、基幹幹線系装置のみでなく加入者系装置に於いても
高速化、ディジタル化した装置が普及している。
【0003】これに伴い、加入者宅内で装置設置時の動
作確認、定期的保守、又はユーザからの要求によりルー
プバック試験等の装置の故障診断方法が必要となってお
り、例えば図8に示すように、宅内端末3と宅内配線で
接続された2線エコーキャンセラ式ディジタル伝送路宅
内終端装置(以下、単にディジタル伝送装置と称するこ
とがある)1と交換機2の2線エコーキャンセラ式ディ
ジタル伝送路局内終端装置(以下、単にディジタル伝送
装置と称することがある)21とを2線エコーキャンセ
ラ式ディジタル伝送路4で接続した場合において、同図
(a) に示すように宅内装置1における自己ループバック
試験や、同図(b) に示すように局内装置21における自
己ループバック試験が行われている。
作確認、定期的保守、又はユーザからの要求によりルー
プバック試験等の装置の故障診断方法が必要となってお
り、例えば図8に示すように、宅内端末3と宅内配線で
接続された2線エコーキャンセラ式ディジタル伝送路宅
内終端装置(以下、単にディジタル伝送装置と称するこ
とがある)1と交換機2の2線エコーキャンセラ式ディ
ジタル伝送路局内終端装置(以下、単にディジタル伝送
装置と称することがある)21とを2線エコーキャンセ
ラ式ディジタル伝送路4で接続した場合において、同図
(a) に示すように宅内装置1における自己ループバック
試験や、同図(b) に示すように局内装置21における自
己ループバック試験が行われている。
【0004】このような自己ループバック試験において
は、とりわけ、故障箇所・診断箇所の切り分けという目
的から、自己ループバック試験においての折り返しポイ
ントは、出来るだけ装置の外部に近いことが要求されて
いる。
は、とりわけ、故障箇所・診断箇所の切り分けという目
的から、自己ループバック試験においての折り返しポイ
ントは、出来るだけ装置の外部に近いことが要求されて
いる。
【0005】
【従来の技術】従来の2線エコーキャンセラ式のディジ
タル伝送装置において、装置外部に近い部所に於いて自
己ループバック試験を行う方式を、図9〜図11を参照
して以下に説明する。尚、各図(a) において、31は送
信回路、32は送信回路31からの送信信号を外部装置
(対向装置)へ送出するためのインタフェーストラン
ス、33はインタフェーストランス32を介して外部装
置からの信号を受信する受信回路、そして、34は受信
回路33からの受信信号から送信回路31からの送信信
号を除去(エコー信号を除去)するエコーキャンセラで
あり、これらの回路でディジタル伝送装置に内蔵される
2線エコーキャンセラ装置部分を構成している。
タル伝送装置において、装置外部に近い部所に於いて自
己ループバック試験を行う方式を、図9〜図11を参照
して以下に説明する。尚、各図(a) において、31は送
信回路、32は送信回路31からの送信信号を外部装置
(対向装置)へ送出するためのインタフェーストラン
ス、33はインタフェーストランス32を介して外部装
置からの信号を受信する受信回路、そして、34は受信
回路33からの受信信号から送信回路31からの送信信
号を除去(エコー信号を除去)するエコーキャンセラで
あり、これらの回路でディジタル伝送装置に内蔵される
2線エコーキャンセラ装置部分を構成している。
【0006】まず、図9(a) に示す2線エコーキャンセ
ラ装置部分において、通常通信時には、自局の送信信号
(i) の回り込んだ信号成分と対向装置からの受信信号
(ii)とを合成した信号(iii) が受信される。そして、こ
の時、その受信信号(iii) から自局の送信信号(i) をエ
コーキャンセラ34により減算し得られた信号(iv)が対
向装置からの実際の受信信号となる(同図(b) 参照)。
ラ装置部分において、通常通信時には、自局の送信信号
(i) の回り込んだ信号成分と対向装置からの受信信号
(ii)とを合成した信号(iii) が受信される。そして、こ
の時、その受信信号(iii) から自局の送信信号(i) をエ
コーキャンセラ34により減算し得られた信号(iv)が対
向装置からの実際の受信信号となる(同図(b) 参照)。
【0007】2線エコーキャンセラ式のディジタル伝送
装置はこの構成により、双方向伝送を2線式伝送路にて
行っている。
装置はこの構成により、双方向伝送を2線式伝送路にて
行っている。
【0008】図10(a) に示す2線エコーキャンセラ装
置部分において自己ループバック試験を行うときには、
自局の送信信号(i) が受信側に回り込むが、対向装置か
らの受信信号は無いため、この回り込んだ送信信号(i)
がそのまま受信信号(ii)として現れることを利用してい
る(同図(b) 参照)。
置部分において自己ループバック試験を行うときには、
自局の送信信号(i) が受信側に回り込むが、対向装置か
らの受信信号は無いため、この回り込んだ送信信号(i)
がそのまま受信信号(ii)として現れることを利用してい
る(同図(b) 参照)。
【0009】この自己ループバック試験時にはエコーキ
ャンセラ34は動作させず、即ち受信信号(ii)から自局
送信信号(i) の減算動作は行わない。
ャンセラ34は動作させず、即ち受信信号(ii)から自局
送信信号(i) の減算動作は行わない。
【0010】この構成により、自己の送信した信号がそ
のまま受信信号として折り返されて自己ループバック試
験を行うことが可能となる。
のまま受信信号として折り返されて自己ループバック試
験を行うことが可能となる。
【0011】上記のように、2線エコーキャンセラ装置
部分において自己ループバック試験を行うときには、対
向装置からの信号が受信されておらず、無信号受信状態
となっている。言い換えると、対向装置からの信号が受
信されてしまうと、この自己ループバック試験時にはエ
コーキャンセラ装置部分は動作していないので、図11
(a) に示すように、受信回路33での受信信号は自局送
信信号(i) と対向装置からの受信信号(ii)との合計した
信号(iii) となってしまい、自局送信信号(i)が対向装
置からの信号により乱されてしまい、自己ループバック
試験が成立しないという問題がある(同図(b) 参照)。
部分において自己ループバック試験を行うときには、対
向装置からの信号が受信されておらず、無信号受信状態
となっている。言い換えると、対向装置からの信号が受
信されてしまうと、この自己ループバック試験時にはエ
コーキャンセラ装置部分は動作していないので、図11
(a) に示すように、受信回路33での受信信号は自局送
信信号(i) と対向装置からの受信信号(ii)との合計した
信号(iii) となってしまい、自局送信信号(i)が対向装
置からの信号により乱されてしまい、自己ループバック
試験が成立しないという問題がある(同図(b) 参照)。
【0012】そこで、従来の2線エコーキャンセラ式デ
ィジタル伝送装置において自己ループバック試験を行う
場合には、図12に示すように、インタフェーストラン
ス32の外側に外線切離リレー回路35を設け、物理的
に外線(図8に示すディジタル伝送路4)を切り離す
か、或いは試験起動者が直接外線を引き抜くという作業
が必要であり、これらの操作により対向装置からの信号
の影響を無くした状態を用意し、自己ループバック試験
を行う必要があった。
ィジタル伝送装置において自己ループバック試験を行う
場合には、図12に示すように、インタフェーストラン
ス32の外側に外線切離リレー回路35を設け、物理的
に外線(図8に示すディジタル伝送路4)を切り離す
か、或いは試験起動者が直接外線を引き抜くという作業
が必要であり、これらの操作により対向装置からの信号
の影響を無くした状態を用意し、自己ループバック試験
を行う必要があった。
【0013】或いは、図12のように物理的な切り離し
が出来ない場合には、折り返しポイントをインタフェー
ストランス32に設定するのではなく、更に装置内部の
ディジタル回路(図示せず)内に信号折り返しポイント
を設定することにより自己ループバック試験を実現して
いた。
が出来ない場合には、折り返しポイントをインタフェー
ストランス32に設定するのではなく、更に装置内部の
ディジタル回路(図示せず)内に信号折り返しポイント
を設定することにより自己ループバック試験を実現して
いた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のように外線切離
リレー回路としてリレーなどの機械接点部品を用いる場
合には、通常通信時においては外来の振動などにより接
点が接触不良を起こす可能性が有り、通信の瞬断が起こ
ったり、また機械接点部品の使用による装置の信頼性の
低下という問題が生じていた。
リレー回路としてリレーなどの機械接点部品を用いる場
合には、通常通信時においては外来の振動などにより接
点が接触不良を起こす可能性が有り、通信の瞬断が起こ
ったり、また機械接点部品の使用による装置の信頼性の
低下という問題が生じていた。
【0015】また試験起動者が外線を引き抜く方法で
は、試験起動者が被試験装置の設置された場所に赴く必
要があり、更に外線を引き抜く作業が必要であった。
は、試験起動者が被試験装置の設置された場所に赴く必
要があり、更に外線を引き抜く作業が必要であった。
【0016】更には、装置内部のディジタル回路内に設
定した折り返しポイントでループバック試験を行う場合
には、装置の外部インタフェース部は試験の対象外とな
るので、故障または診断箇所の切り分けという試験の目
的に合わないといった問題を生じていた。
定した折り返しポイントでループバック試験を行う場合
には、装置の外部インタフェース部は試験の対象外とな
るので、故障または診断箇所の切り分けという試験の目
的に合わないといった問題を生じていた。
【0017】従って本発明は、2線エコーキャンセラ装
置からインタフェーストランスを介して信号の送受信を
行うディジタル伝送装置において、機械接点部品を用い
ることが無く、また外線を物理的に切り離す必要無し
に、通常通信時において自己ループバック試験ができる
ようにすることを目的とする。
置からインタフェーストランスを介して信号の送受信を
行うディジタル伝送装置において、機械接点部品を用い
ることが無く、また外線を物理的に切り離す必要無し
に、通常通信時において自己ループバック試験ができる
ようにすることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るディジタル伝送装置においては、図1
に原理的に示すように、自己ループバック試験指令を受
けたときに作動すると共に該インタフェーストランス1
4に接続された試験用電源11と、該インタフェースト
ランス14と外部インタフェース部18との間に挿入さ
れて該試験用電源11が作動したとき該試験用電源11
からの遮断用電流が流れたとき外部からの受信信号を遮
断できる程の高いインピーダンスを呈する高インピーダ
ンス発生手段12−1,12−2と、外線過電圧保護回
路16及び直流終端回路15の内側に設けられ、該高イ
ンピーダンス発生手段12−1,12−2からの遮断用
電流を該試験用電源11に戻すための電流経路を形成す
る電流経路形成手段13と、を備えている。
め、本発明に係るディジタル伝送装置においては、図1
に原理的に示すように、自己ループバック試験指令を受
けたときに作動すると共に該インタフェーストランス1
4に接続された試験用電源11と、該インタフェースト
ランス14と外部インタフェース部18との間に挿入さ
れて該試験用電源11が作動したとき該試験用電源11
からの遮断用電流が流れたとき外部からの受信信号を遮
断できる程の高いインピーダンスを呈する高インピーダ
ンス発生手段12−1,12−2と、外線過電圧保護回
路16及び直流終端回路15の内側に設けられ、該高イ
ンピーダンス発生手段12−1,12−2からの遮断用
電流を該試験用電源11に戻すための電流経路を形成す
る電流経路形成手段13と、を備えている。
【0019】また本発明では、自己ループバック試験指
令を受けたときに作動すると共に該インタフェーストラ
ンス14に接続された試験用電源11と、該インタフェ
ーストランス14と外部インタフェース部18との間に
挿入されて該試験用電源11が作動したとき該試験用電
源11からの遮断用電流が流れたとき外部からの受信信
号を遮断できる程の高いインピーダンスを呈する高イン
ピーダンス発生手段12−1,12−2とを備え、該遮
断用電流が外線過電圧保護回路16を経由して該試験用
電源11に戻るように構成してもよい。
令を受けたときに作動すると共に該インタフェーストラ
ンス14に接続された試験用電源11と、該インタフェ
ーストランス14と外部インタフェース部18との間に
挿入されて該試験用電源11が作動したとき該試験用電
源11からの遮断用電流が流れたとき外部からの受信信
号を遮断できる程の高いインピーダンスを呈する高イン
ピーダンス発生手段12−1,12−2とを備え、該遮
断用電流が外線過電圧保護回路16を経由して該試験用
電源11に戻るように構成してもよい。
【0020】上記の場合、該遮断電流が、同相モードで
流れるようにしてもよく、又は差動モードで流れるよう
にしてもよい。
流れるようにしてもよく、又は差動モードで流れるよう
にしてもよい。
【0021】更に、上記の差動モードの遮断用電流が、
該外線過電圧保護回路16の代わりに直流終端回路15
を経由して該試験用電源11に戻るように構成してもよ
い。
該外線過電圧保護回路16の代わりに直流終端回路15
を経由して該試験用電源11に戻るように構成してもよ
い。
【0022】
【作用】図1に示す本発明に係るディジタル伝送装置で
は、まず、リモート/ローカルを問わず自己ループバッ
ク試験指令を試験用電源11に与える。
は、まず、リモート/ローカルを問わず自己ループバッ
ク試験指令を試験用電源11に与える。
【0023】これにより、試験用電源11は作動して高
電流(遮断用電流)が図示の経路A(試験用電源11→
インタフェーストランス14→高インピーダンス発生手
段12−1→電流経路形成手段13→試験用電源11)
及び経路B(試験用電源11→インタフェーストランス
14→高インピーダンス発生手段12−2→電流経路形
成手段13→試験用電源11)により流れる(同相モー
ド:インタフェーストランス14より見たときに同じ方
向に同じ値の電流が流れるモード)。尚、この同相モー
ドでは、電流経路形成手段13の代わりに外線過電圧保
護回路16を経由して遮断用電流が試験用電源11に戻
るようにしてもよい。
電流(遮断用電流)が図示の経路A(試験用電源11→
インタフェーストランス14→高インピーダンス発生手
段12−1→電流経路形成手段13→試験用電源11)
及び経路B(試験用電源11→インタフェーストランス
14→高インピーダンス発生手段12−2→電流経路形
成手段13→試験用電源11)により流れる(同相モー
ド:インタフェーストランス14より見たときに同じ方
向に同じ値の電流が流れるモード)。尚、この同相モー
ドでは、電流経路形成手段13の代わりに外線過電圧保
護回路16を経由して遮断用電流が試験用電源11に戻
るようにしてもよい。
【0024】或いは、試験用電源11からの遮断用電流
は、図示の経路C(試験用電源11→インタフェースト
ランス14→高インピーダンス発生手段12−1→電流
経路形成手段13→高インピーダンス発生手段12−2
→インタフェーストランス14→試験用電源11)によ
り流れる(差動モード:インタフェーストランス14よ
り見たときに互いに反対方向に同じ値の電流が流れるモ
ード)。尚、この差動モードでは電流経路形成手段13
の代わりに外線過電圧保護回路16又は直流終端回路1
5を経由して遮断用電流が試験用電源11に戻るように
してもよい。
は、図示の経路C(試験用電源11→インタフェースト
ランス14→高インピーダンス発生手段12−1→電流
経路形成手段13→高インピーダンス発生手段12−2
→インタフェーストランス14→試験用電源11)によ
り流れる(差動モード:インタフェーストランス14よ
り見たときに互いに反対方向に同じ値の電流が流れるモ
ード)。尚、この差動モードでは電流経路形成手段13
の代わりに外線過電圧保護回路16又は直流終端回路1
5を経由して遮断用電流が試験用電源11に戻るように
してもよい。
【0025】このようにして、高インピーダンス発生手
段12−1,12−2には上記の遮断用電流により通常
時 (遮断用電流を流さない時) に示すインピーダンスよ
りはるかに高いインピーダンスを呈し、その結果、外部
からの受信信号を遮断することができる。従って、高イ
ンピーダンス発生手段12を境にしてエコーキャンセラ
装置部分(図9〜図12参照)が外部の2線ディジタル
伝送路から電気的に切り離された状態となり、自局から
送信された信号は対向装置には伝わらず、また対向装置
から送信された信号は自局には届かない仕組みとなる。
段12−1,12−2には上記の遮断用電流により通常
時 (遮断用電流を流さない時) に示すインピーダンスよ
りはるかに高いインピーダンスを呈し、その結果、外部
からの受信信号を遮断することができる。従って、高イ
ンピーダンス発生手段12を境にしてエコーキャンセラ
装置部分(図9〜図12参照)が外部の2線ディジタル
伝送路から電気的に切り離された状態となり、自局から
送信された信号は対向装置には伝わらず、また対向装置
から送信された信号は自局には届かない仕組みとなる。
【0026】従って自己ループバック試験を行うに際し
て、対向装置からの信号により自己ループバック試験の
形成を妨害されることなく正常に自己ループバック試験
を行うことが可能となる。
て、対向装置からの信号により自己ループバック試験の
形成を妨害されることなく正常に自己ループバック試験
を行うことが可能となる。
【0027】
【実施例】図2は本発明に係るディジタル伝送装置の一
実施例の全体構成を示したもので、図1に示した試験用
電源11としては電源11aとこの電源11aをオン/
オフする機械リレーまたはフォトリレー等のスイッチ1
1bとで構成し、このスイッチ11bへの自己ループバ
ック試験指令はインタフェーストランス14の内側に設
けた試験指令回路10から発生されるようになってい
る。
実施例の全体構成を示したもので、図1に示した試験用
電源11としては電源11aとこの電源11aをオン/
オフする機械リレーまたはフォトリレー等のスイッチ1
1bとで構成し、このスイッチ11bへの自己ループバ
ック試験指令はインタフェーストランス14の内側に設
けた試験指令回路10から発生されるようになってい
る。
【0028】また、高インピーダンス発生手段12−
1,12−2としてはポジスタ又はパルスタ等と呼ばれ
る過電流制限素子を使用し、電流経路形成手段13とし
ては通常通信時の信号に対しては高いインピーダンスを
示し、通常通信信号より高い電圧が加えられた場合には
低いインピーダンスを示すバリスタ等の過電圧制限素子
を2個使用している。更に、直流終端回路15はANSI T
1.601-1988にて規定されるものであり、外線過電圧保護
回路16は2線インタフェース外来過電圧保護用の電圧
制限回路であり図示のように一般的にはバリスタ等の電
圧クランプ素子が使用されていることは良く知られてい
る。また、ポジスタ12−1,12−2と外線インタフ
ェース部18との間には2線インタフェース外来過電圧
保護用電流制限回路(例えばヒューズ抵抗等の抵抗素
子)が設けられている。
1,12−2としてはポジスタ又はパルスタ等と呼ばれ
る過電流制限素子を使用し、電流経路形成手段13とし
ては通常通信時の信号に対しては高いインピーダンスを
示し、通常通信信号より高い電圧が加えられた場合には
低いインピーダンスを示すバリスタ等の過電圧制限素子
を2個使用している。更に、直流終端回路15はANSI T
1.601-1988にて規定されるものであり、外線過電圧保護
回路16は2線インタフェース外来過電圧保護用の電圧
制限回路であり図示のように一般的にはバリスタ等の電
圧クランプ素子が使用されていることは良く知られてい
る。また、ポジスタ12−1,12−2と外線インタフ
ェース部18との間には2線インタフェース外来過電圧
保護用電流制限回路(例えばヒューズ抵抗等の抵抗素
子)が設けられている。
【0029】尚、図2の実施例では、電流経路形成手段
13を構成する2つのバリスタ13aと13bとの接続
点に電源11aの負極が接続されているが、これは一例
であり、後述するように種々の変形例が考えられる。ま
た、試験用電源11とインタフェーストランス14との
接続関係は大雑把に示されており、これも後述するよう
に種々の変形例が存在する。
13を構成する2つのバリスタ13aと13bとの接続
点に電源11aの負極が接続されているが、これは一例
であり、後述するように種々の変形例が考えられる。ま
た、試験用電源11とインタフェーストランス14との
接続関係は大雑把に示されており、これも後述するよう
に種々の変形例が存在する。
【0030】次に、上記の実施例の全体構成についての
自己ループバック試験時の第1〜第5の実施例が図3〜
図7にそれぞれ示されており、以下、これらの実施例の
動作を説明する。
自己ループバック試験時の第1〜第5の実施例が図3〜
図7にそれぞれ示されており、以下、これらの実施例の
動作を説明する。
【0031】まず図3に示す第1の実施例では、試験用
電源11がインタフェーストランス14の中点と2個の
バリスタ13a−13bの接続点との間に接続されてい
る。そして、試験指令回路10からの自己ループバック
試験指令を受けた試験用電源11では、スイッチ11b
がオンとなることにより、11→14→12−1→13
a→11の経路(図1の経路A)と、11→14→12
−2→13b→11の経路(図1の経路B)にて同相モ
ードの電流(遮断用電流)が強制的に流される。
電源11がインタフェーストランス14の中点と2個の
バリスタ13a−13bの接続点との間に接続されてい
る。そして、試験指令回路10からの自己ループバック
試験指令を受けた試験用電源11では、スイッチ11b
がオンとなることにより、11→14→12−1→13
a→11の経路(図1の経路A)と、11→14→12
−2→13b→11の経路(図1の経路B)にて同相モ
ードの電流(遮断用電流)が強制的に流される。
【0032】この結果、ポジスタ12−1,12−2に
大きな電流が流されることにより、ポジスタ12−1,
12−2は通常時に示すインピーダンスより遙かに高い
インピーダンスを呈する事となり、インタフェーストラ
ンス14から2線外線インタフェース18の側を見た場
合には、対向装置(図示せず)が電気的に遮断されてい
るのと等価に見える。従って、この実施例により、対向
装置が接続されたままの状態においても自己ループバッ
ク試験が可能となる。
大きな電流が流されることにより、ポジスタ12−1,
12−2は通常時に示すインピーダンスより遙かに高い
インピーダンスを呈する事となり、インタフェーストラ
ンス14から2線外線インタフェース18の側を見た場
合には、対向装置(図示せず)が電気的に遮断されてい
るのと等価に見える。従って、この実施例により、対向
装置が接続されたままの状態においても自己ループバッ
ク試験が可能となる。
【0033】また、図4に示す第2の実施例では、図3
の実施例のようにバリスタ13a,13bは用いず、デ
ィジタル伝送装置に通常備わっている外線過電圧保護回
路16を構成する2つのバリスタ16a−16bの接続
点に電源11の負極を接続している。従って、このよう
な構成でも、図示の矢印の方向の同相モードの電流経路
を形成することができる。
の実施例のようにバリスタ13a,13bは用いず、デ
ィジタル伝送装置に通常備わっている外線過電圧保護回
路16を構成する2つのバリスタ16a−16bの接続
点に電源11の負極を接続している。従って、このよう
な構成でも、図示の矢印の方向の同相モードの電流経路
を形成することができる。
【0034】また、図5に示す第3の実施例では、図3
及び図4の実施例と比較して、試験用電源11とインタ
フェーストランス14との接続関係が異なっており、こ
の実施例では試験用電源11の両端とインタフェースト
ランス14の(2次側)両端とが並列接続されており、
電流経路形成手段13は1個のバリスタを用い、このバ
リスタ13はポジスタ12−1と12−2との間に接続
されている。尚、試験用電源11は、インタフェースト
ランス14の別々の中間点(これは図示のようにコンデ
ンサによって分離されている)に接続する。
及び図4の実施例と比較して、試験用電源11とインタ
フェーストランス14との接続関係が異なっており、こ
の実施例では試験用電源11の両端とインタフェースト
ランス14の(2次側)両端とが並列接続されており、
電流経路形成手段13は1個のバリスタを用い、このバ
リスタ13はポジスタ12−1と12−2との間に接続
されている。尚、試験用電源11は、インタフェースト
ランス14の別々の中間点(これは図示のようにコンデ
ンサによって分離されている)に接続する。
【0035】この実施例では、遮断用電流を流す方法と
して図3及び図4の実施例のような2線に同相モードで
電流を流すのではなく、差動モードで流すものであり、
自己ループバック試験指令により図示の矢印の如く、1
1→14→12−1→13→12−2→14→11の電
流経路にて遮断用電流が流されている。
して図3及び図4の実施例のような2線に同相モードで
電流を流すのではなく、差動モードで流すものであり、
自己ループバック試験指令により図示の矢印の如く、1
1→14→12−1→13→12−2→14→11の電
流経路にて遮断用電流が流されている。
【0036】また、図6に示す第4の実施例では、バリ
スタ13は用いずに、元々ディジタル伝送装置に対して
実装されている外線過電圧保護回路を構成するバリスタ
16を使用して図示のような矢印の電流経路を形成して
も図5と同じ機能を実現することができる。
スタ13は用いずに、元々ディジタル伝送装置に対して
実装されている外線過電圧保護回路を構成するバリスタ
16を使用して図示のような矢印の電流経路を形成して
も図5と同じ機能を実現することができる。
【0037】更に、図7に示す第5の実施例では、バリ
スタ16の代わりにANSI T1.601-1988にて規定され設置
されている直流終端回路15を使用しても図5及び図6
と同じ機能を実現することができる。
スタ16の代わりにANSI T1.601-1988にて規定され設置
されている直流終端回路15を使用しても図5及び図6
と同じ機能を実現することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るディジ
タル伝送装置によれば、自己ループバック試験指令を受
けたときに試験用電源を作動させ、インタフェーストラ
ンスと外部インタフェース部との間に挿入された高イン
ピーダンス発生手段に試験用電源からの遮断用電流を、
電流経路形成手段又は外線過電圧保護回路又は直流終端
回路を介して流し外部からの受信信号を遮断できる程の
高いインピーダンスを発生するように構成したので、一
度接続された伝送回線を試験起動者により手作業で切り
離す必要は無く、また通信回線の信号線にリレー等の機
械接点部品を用いること無しに装置の外部インタフェー
ス部までの機能を確認するための自己ループバック試験
が可能となり、保守目的に適った試験を行うことが可能
となる。
タル伝送装置によれば、自己ループバック試験指令を受
けたときに試験用電源を作動させ、インタフェーストラ
ンスと外部インタフェース部との間に挿入された高イン
ピーダンス発生手段に試験用電源からの遮断用電流を、
電流経路形成手段又は外線過電圧保護回路又は直流終端
回路を介して流し外部からの受信信号を遮断できる程の
高いインピーダンスを発生するように構成したので、一
度接続された伝送回線を試験起動者により手作業で切り
離す必要は無く、また通信回線の信号線にリレー等の機
械接点部品を用いること無しに装置の外部インタフェー
ス部までの機能を確認するための自己ループバック試験
が可能となり、保守目的に適った試験を行うことが可能
となる。
【図1】本発明に係るディジタル伝送装置の構成を原理
的に示したブロック図である。
的に示したブロック図である。
【図2】本発明に係るディジタル伝送装置の実施例の全
体構成を示した回路図である。
体構成を示した回路図である。
【図3】本発明に係るディジタル伝送装置の第1の実施
例の構成を示した回路図である。
例の構成を示した回路図である。
【図4】本発明に係るディジタル伝送装置の第2の実施
例の構成を示した回路図である。
例の構成を示した回路図である。
【図5】本発明に係るディジタル伝送装置の第3の実施
例の構成を示した回路図である。
例の構成を示した回路図である。
【図6】本発明に係るディジタル伝送装置の第4の実施
例の構成を示した回路図である。
例の構成を示した回路図である。
【図7】本発明に係るディジタル伝送装置の第5の実施
例の構成を示した回路図である。
例の構成を示した回路図である。
【図8】ループバック試験を説明するためのブロック図
である。
である。
【図9】本発明及び実施例におけるディジタル伝送装置
のエコーキャンセラ装置部分を説明するための図であ
る。
のエコーキャンセラ装置部分を説明するための図であ
る。
【図10】エコーキャンセラ装置部分の自己ループバッ
ク試験方式を説明するための図である。
ク試験方式を説明するための図である。
【図11】エコーキャンセラ装置部分の自己ループバッ
ク試験方式の問題点を説明するための図である。
ク試験方式の問題点を説明するための図である。
【図12】従来の技術を示すブロック図である。
1 2線エコーキャンセラ式ディジタル伝送装置 11 試験用電源 12−1,12−2 高インピーダンス発生手段 13 電流経路形成手段 14 インタフェーストランス 15 直流終端回路 16 外線過電圧保護用電圧制限回路 18 2線外部インタフェース部 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 2線エコーキャンセラ装置からインタフ
ェーストランス(14)を介して信号の送受信を行うディジ
タル伝送装置(1) において、 自己ループバック試験指令を受けたときに作動すると共
に該インタフェーストランス(14)に接続された試験用電
源(11)と、 該インタフェーストランス(14)と外部インタフェース部
(18)との間に挿入されて該試験用電源(11)が作動したと
き該試験用電源(11)からの遮断用電流が流れたとき外部
からの受信信号を遮断できる程の高いインピーダンスを
呈する高インピーダンス発生手段(12-1,12-2) と、 外線過電圧保護回路(16)及び直流終端回路(15)の内側に
設けられ、該高インピーダンス発生手段(12-1,12-2) か
らの遮断用電流を該試験用電源(11)に戻すための電流経
路を形成する電流経路形成手段(13)と、 を備えたことを特徴とするディジタル伝送装置。 - 【請求項2】 2線エコーキャンセラ装置からインタフ
ェーストランス(14)を介して信号の送受信を行うディジ
タル伝送装置(1) において、 自己ループバック試験指令を受けたときに作動すると共
に該インタフェーストランス(14)に接続された試験用電
源(11)と、 該インタフェーストランス(14)と外部インタフェース部
(18)との間に挿入されて該試験用電源(11)が作動したと
き該試験用電源(11)からの遮断用電流が流れたとき外部
からの受信信号を遮断できる程の高いインピーダンスを
呈する高インピーダンス発生手段(12-1,12-2) と、 を備え、該遮断用電流が外線過電圧保護回路(16)を経由
して該試験用電源(11)に戻るように構成したことを特徴
とするディジタル伝送装置。 - 【請求項3】 該遮断電流が、同相モードで流れること
を特徴とした請求項1又は2に記載のディジタル伝送装
置。 - 【請求項4】 該遮断電流が、差動モードで流れること
を特徴とした請求項1又は2に記載のディジタル伝送装
置。 - 【請求項5】 該差動モードの遮断用電流が、該外線過
電圧保護回路(16)の代わりに直流終端回路(15)を経由し
て該試験用電源(11)に戻るように構成したことを特徴と
する請求項4に記載のディジタル伝送装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11776092A JPH05315999A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | ディジタル伝送装置 |
US08/056,628 US5420886A (en) | 1992-05-11 | 1993-05-03 | Digital transmission equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11776092A JPH05315999A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | ディジタル伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05315999A true JPH05315999A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14719649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11776092A Withdrawn JPH05315999A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | ディジタル伝送装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5420886A (ja) |
JP (1) | JPH05315999A (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6118766A (en) * | 1996-08-21 | 2000-09-12 | Godigital Networks Corporation | Multiple ISDN carrier system |
US6141330A (en) * | 1996-09-20 | 2000-10-31 | Godigital Networks Corporation | Multiple ISDN and pots carrier system |
US5883941A (en) * | 1996-11-08 | 1999-03-16 | Godigital Telecommunications | HDSL and POTS carrier system |
JPH1169392A (ja) * | 1997-08-15 | 1999-03-09 | Nec Corp | 交換機加入者線路を利用した局給電方式 |
US6480510B1 (en) | 1998-07-28 | 2002-11-12 | Serconet Ltd. | Local area network of serial intelligent cells |
US6956826B1 (en) | 1999-07-07 | 2005-10-18 | Serconet Ltd. | Local area network for distributing data communication, sensing and control signals |
US6690677B1 (en) | 1999-07-20 | 2004-02-10 | Serconet Ltd. | Network for telephony and data communication |
US6639947B1 (en) * | 1999-12-28 | 2003-10-28 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | EMI reduction for isolated bus systems |
ES2343563T3 (es) * | 2000-03-03 | 2010-08-04 | Qualcomm Incorporated | Procedimiento y aparato para participar en servicios de comunicacion en grupo en un sistema de comunicacion existente. |
US6549616B1 (en) | 2000-03-20 | 2003-04-15 | Serconet Ltd. | Telephone outlet for implementing a local area network over telephone lines and a local area network using such outlets |
US6842459B1 (en) | 2000-04-19 | 2005-01-11 | Serconet Ltd. | Network combining wired and non-wired segments |
US20070022331A1 (en) * | 2002-12-09 | 2007-01-25 | Covaro Networks, Inc. | Single-ended ethernet management system and method |
IL154234A (en) | 2003-01-30 | 2010-12-30 | Mosaid Technologies Inc | Method and system for providing dc power on local telephone lines |
IL159838A0 (en) | 2004-01-13 | 2004-06-20 | Yehuda Binder | Information device |
US7850260B2 (en) * | 2007-06-22 | 2010-12-14 | Oracle America, Inc. | Injection/ejection mechanism |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1936947A (en) * | 1931-10-05 | 1933-11-28 | Western Union Telegraph Co | Telegraph system |
US3618128A (en) * | 1969-05-19 | 1971-11-02 | Bell Telephone Labor Inc | Two-way signaling circuit employing a common oscillator having a feedback transformer toy providing dc isolation between signal sources |
US4196321A (en) * | 1978-12-29 | 1980-04-01 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Loopback test system |
US4446340A (en) * | 1982-04-23 | 1984-05-01 | Calculagraph Company | Customer premises loop test unit powered from the normal central office power source |
JPS58215832A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-15 | Sharp Corp | デ−タ伝送システム |
US4815106A (en) * | 1986-04-16 | 1989-03-21 | Adaptive Networks, Inc. | Power line communication apparatus |
US4993045A (en) * | 1988-10-31 | 1991-02-12 | Racal Data Communications Inc. | Modem diagnostic loop |
US5343461A (en) * | 1991-08-27 | 1994-08-30 | Ameritech Services, Inc. | Full duplex digital transmission facility loop-back test, diagnostics and maintenance system |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP11776092A patent/JPH05315999A/ja not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-05-03 US US08/056,628 patent/US5420886A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5420886A (en) | 1995-05-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |