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JPH05314313A - 磁気インク文字読取り用磁気抵抗ヘッド - Google Patents

磁気インク文字読取り用磁気抵抗ヘッド

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Publication number
JPH05314313A
JPH05314313A JP4283459A JP28345992A JPH05314313A JP H05314313 A JPH05314313 A JP H05314313A JP 4283459 A JP4283459 A JP 4283459A JP 28345992 A JP28345992 A JP 28345992A JP H05314313 A JPH05314313 A JP H05314313A
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JP
Japan
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magnetoresistive
sensors
magnetic
read
reading
Prior art date
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JP4283459A
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Ali T Mazumder
ティー.マズムダー アリ
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NCR International Inc
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NCR International Inc
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Publication date
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    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/08Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by means detecting the change of an electrostatic or magnetic field, e.g. by detecting change of capacitance between electrodes
    • G06K7/082Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by means detecting the change of an electrostatic or magnetic field, e.g. by detecting change of capacitance between electrodes using inductive or magnetic sensors
    • G06K7/087Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by means detecting the change of an electrostatic or magnetic field, e.g. by detecting change of capacitance between electrodes using inductive or magnetic sensors flux-sensitive, e.g. magnetic, detectors

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書16とリードヘッド22間の相対速度に
関係なく磁気インクで印字された文書の文字符号16−
2を読取り可能であって、小型で安価に製造できる磁気
抵抗型リードヘッドを提供する。 【構成】 磁気抵抗技術を用いたMICR文字16−2
を読取るための方法およびリードヘッド22。第1およ
び第2の磁気抵抗センサー22−1,22−2がベース
上に支持された基板上に印刷形成される。この第1およ
び第2の磁気抵抗センサーは幅Wおよび両センサー間に
間隔Gを有し、WおよびGは読取るべきMICR文字の
フォントに関連して定められる。第1および第2の磁気
抵抗センサーは全ブリッジ回路に接続され磁気抵抗技術
により適当な感度でMICR文字を読取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気インクで印刷され
た磁界の強さが非常に弱い文字を磁気抵抗技術を用いて
読取る方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在用いられているMICR文字、即
ち、例えばE13BやCMC7フォント形式で磁気イン
クにより印刷された文書の文字は磁界の強さが極端に弱
い。読める範囲で非常に弱く印刷されたCMC7フォン
トのバーまたはコード文字は磁界の強さが約0.06ガ
ウスである。従来、このような弱い磁界の強さを確実に
検出するために、誘導技術を適用した読取り用リードヘ
ッドが用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、誘導型
のリードヘッドを用いてMICR文書のデータを読取る
場合には、以下のような問題が生ずる。 1.リードヘッドは多数のコイル巻線を内部に有するた
め、構造が大型になるとともに、手作業あるいは半自動
化工程による製造コストが大きくなる。
【0004】2.充分な信号強度を得るためには、リー
ドヘッドと読取るべき文書上のMICR文字との間に大
きな相対速度が必要である。即ち、出力強度は上記相対
速度により定まる。従来は、約400インチ/秒(10
16cm/秒)が静止リードヘッドに対する実行可能な
最高の文書移動速度であった。一方低速側については、
約45インチ/秒(114.3cm/秒)が充分な読取
り出力を得るための最低必要速度であった。約20イン
チ/秒(50.8cm/秒)の速度で、実用上実施可能
な回転数で用いた場合、誘導型リードヘッドは出力を発
生しない。
【0005】3.リードヘッドの物理的寸法が大きくな
る。 4.高いS/N比を得るためには、リードヘッドとMI
CR文字との間の相対速度を高速に保たなければならな
い。
【0006】磁気抵抗技術を適用した従来のリードヘッ
ドにおいては、文書上のMICRデータや文字、符号を
読取るために充分な強度の信号が発生されなかった。
【0007】本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされ
たものであって、文書とリードヘッド間の相対速度に関
係なく文書の文字符号を読取り可能であって、小型で安
価に製造できる磁気抵抗型リードヘッドの提供を目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、リードヘッド内に新規構成の読取り素
子を設けた磁気抵抗技術を用い、文書からMICR文字
を読取るときに読取り素子からの出力を用いて必要な感
度を得るための特別な回路を備えている。
【0009】即ち、本発明においては、磁気インクで印
字された符号を読取るためのリードヘッドにおいて:第
1および第2の磁気抵抗センサーを有する基板を備え、
該第1および第2の磁気抵抗センサーは幅がWで両セン
サー間の間隔がGであって、これらのWおよびGの値は
読取るべき符号のフォントに対応して定められ;さらに
前記第1および第2の磁気抵抗センサーを回路に接続す
るための結合手段を備えている。
【0010】
【作用】本発明に係るリードヘッドは、薄膜装置として
形成され、小型な形状が得られかつ安価に製造できる。
本発明に係るリードヘッドからの出力信号強度は、文書
上の文字とリードヘッド間の相対速度に無関係である。
【0011】
【実施例】図1は、本発明に係るリードヘッドが用いら
れた記録再生装置10のブロック構成図である。この装
置10は、読取るべき文書16を受ける文書トラック1
4を含む。文書16の下部には、図1に示すように、M
ICR帯である磁気インク文字書込み用の帯領域16−
1が設けられ、この帯領域16−1内に読取るべきMI
CR文字16−2が形成されている。この装置10はさ
らに文書移送手段18を含む。この文書移送手段18
は、文書16を書込み用ライトヘッド20を通過させて
移送し、ここで読取るべき文書上の磁気インク文字が磁
化される。続いて文書移送手段18は、本発明に係るリ
ードヘッド22の動作に合せて文書16を移送する。リ
ードヘッド22の出力は読取り回路24に送られ、この
回路24の出力はコントローラ26に送られる。
【0012】リードヘッド22についてさらに詳細に説
明する前に、磁気インクで印刷された2種類の異なる型
の文字フォントについて以下に説明する。図2はCMC
7フォントで印字された”0”を表す符号28を示す。
図3はこの符号28がリードヘッド22を通過したとき
に得られるこの符号に対応した波形30を示す。同様
に、図4はCMCフォントで印字された”1”を表す符
号32を示す。図5はこの符号32に対応した波形34
を示す。図6はE13Bフォントで印字された”0”を
表す符号36を示す。図7はこの符号36がリードヘッ
ド22を通過したときに得られるこの符号に対応した波
形38を示す。同様に、図8はE13Bフォントで印字
された”1”を表す符号40を示し、図9はこの符号4
0に対応した波形42を示す。以下本発明を上記2種類
のフォントに基づいて説明するが、本発明は原理的にこ
れらに限定されず磁気インクで印字された他の型やフォ
ントの符号に対しても適用可能である。
【0013】図10および図11は、図1のリードヘッ
ド22をさらに詳細に示す。リードヘッド22は、第1
および第2の磁気抵抗素子22−1,22−2を含む。
これらの磁気抵抗素子は、シリコン基板22−3(図1
1)上に沈積形成されガラス等のベース22−31上に
搭載される。端末ピン22−4,22−5等の接続手段
が第1の磁気抵抗素子22−1と外部回路とを結合する
ために用いられる。同様に、端末ピン22−6,22−
7が第2の磁気抵抗素子22−2と外部回路とを結合す
るために用いられる。この実施例では、第1および第2
の磁気抵抗素子22−1,22−2はNiFe合金から
なり基板22−3上に沈積形成されガラスベース22−
31上に搭載される。
【0014】読取るべきMICR文字に対するプリント
ヘッド22の関係は図10に最もよく表されている。図
10の上部は、図2で説明したCMCフォントの”0”
を表す符号28を示している。図10では、符号28は
全体的に拡大され、垂直方向に圧縮されている。しかし
ながら、符号を形成するバーの幅や間隔は、同じ図10
に示す第1および第2の磁気抵抗素子22−1,22−
2の幅に対し正確なスケールで描かれている。第1の磁
気抵抗素子22−1の幅はW1で示され、第2の磁気抵
抗素子22−2の幅はW2で示されている。この場合、
W1=W2である。両磁気抵抗素子22−1,22−2
間の間隔はG1である。
【0015】CMC7のコード化フォントで印字した符
号の各バー28−1等は全て等しい幅W3を有する。ま
た、図示したこのフォントは2つの異なるバー間隔を有
する。狭い方の間隔はW4で表され、広い方の間隔はW
5で表されている。この場合、W5=2(W4)であ
る。幅W3,W4,W5の各種組合せにおける各幅寸法
は使用されているフォントに対応して定まる。図10に
示すように、WはW1+W2+G1即ち2W1+G1に
等しい。好ましい実施例においては、Wは1/2W3に
等しいかまたはそれ未満である。また、G1は0.3×
W1に等しいかまたはそれ未満である。このようなパラ
メータ関係とすることにより、例えばCMC7フォント
においてバーの幅が最大でバー間隔が最小であるような
悪い状態においても、リードヘッド22は最良の読取り
機能を発揮する。
【0016】上記実施例いおいて、リードヘッド22は
以下の寸法である。W1=W2=0.0013インチ
(0.003302cm)であり、これらの間隔G1は
0.0003インチ(0.000762cm)であり、
図10に示すように合計の幅Wは0.0029インチ
(0.007366cm)になる。図10に示すバー2
8−1等の各バーの幅W3は0.006インチ(0.0
1524cm)であり、狭い方のバー間隔W4は同じく
0.006インチ(0.01524cm)である。な
お、CMC7フォントでは、図10に示すように、合計
の幅W(0.0029インチ)はバー28−1の幅W3
(0.006インチ)より小さい。
【0017】従来技術に係る磁気抵抗リードヘッドの問
題の1つは、センサーの幅がバー28−1等の幅より広
いことであった。図12は、幅約0.010インチ
(0.000254cm)の従来技術に係るリードヘッ
ド14を示す。注意すべき点は、この幅の値が、符号2
8を構成するバー28−1等の幅より大きいことであ
る。この結果磁気波形46は、符号の一部を構成する2
本のバー28−1,28−2間の隙間を識別できない。
【0018】本発明のリードヘッド22により図12の
符号28と同じ部分を読取ったときに発生した磁気波形
48を、図12の波形46の波形と比較するためこれと
同じスケールで図13に示す。リードヘッド22の幅W
(図10)は、CMC7フォントのバー28−1の幅よ
り狭い。
【0019】従来技術の読取り機の問題の1つは、文書
や勘定書等に印字されたMICR文字から発生する低レ
ベル信号を読取るために必要な感度が得られないことで
あった。
【0020】上記本発明の実施例においては、リードヘ
ッド22の磁気抵抗素子22−1,22−2はニッケル
−鉄の合金からなり、図11で示すように、基板22−
3上に沈積されている。各磁気抵抗素子22−1,22
−2の合計抵抗は1.6キロオームである。
【0021】もう1つの重要な特徴は、1実施例におい
て、磁気抵抗素子22−1,22−2を作成するとき
に、1つの素子が受ける最大の磁界は約200ガウスで
あるということである。磁気抵抗型の読取り機の問題の
1つは、磁気抵抗素子が高密度の磁界を受けると抵抗変
化により読取り信号を発生するが、この場合磁気抵抗素
子はその抵抗変化を初期状態に戻るまで長期間にわたっ
て保持することである。このために最大磁界強度を設定
する必要がでてくる。従って、もしリードヘッド22が
非常に強い磁界環境で用いられる場合には、上記最大磁
界強度以下に抑えるために充分な磁気シールドが必要に
なる。
【0022】図14は、図1に概略図示した読取り回路
24の回路図である。読取り機の方向を定めるため、図
14の磁気抵抗素子MR1,MR2を例えば図10の第
1および第2の磁気抵抗センサー素子22−1,22−
2にそれぞれ対応させる。文書16が図1の移送手段に
より右に移送されると、磁気抵抗素子MR2が先に文書
16上のMICR文字を感知する位置に達する。この実
施例においては、各磁気抵抗素子22−1,22−2は
ともに1.6キロオームの抵抗を有する。また、抵抗体
R1,R2はともに1.6キロオームの抵抗を有する。
これらの抵抗体R1,R2は図10、図11で点線で示
されている。
【0023】上記読取り回路24(図14)の作用は以
下の通りである。リードヘッド22に対面する文書16
がない場合または文書16の動きがない場合には、図示
した回路の接合点50,52の電圧は2.5ボルトであ
る。これらの接合点50,52は図示したように、キャ
パシターC1,C2を介して差動増幅器54の(+)お
よび(−)の入力端子に接続される。接合点50,52
の電圧が2.5ボルトの状態では差動増幅器54の出力
は0ボルトである。この読取り回路24は全ブリッジ回
路を形成している。これに対し従来技術の回路は、図1
2で説明したように、1つのセンサー素子が結合する半
ブリッジ回路である。
【0024】文書16が左から右に移動すると(図
1)、MICR文字はライトヘッド20により公知態様
で励磁される。その後、文書16は図1に示すように、
リードヘッド22の作用に連動して移送され、磁気抵抗
素子MR2が最初に文書16のMICRデータに対面す
る。文書16上のMICR文字からの磁束線が磁気抵抗
素子MR2に当ると、素子の抵抗が増加し、接合点52
の電位レベルを文書がないときの2.5ボルト以下に落
とす。これにより接合点50,52間に電圧の差が生
じ、差動増幅器54が出力を発生する。
【0025】文書16がさらに右(図1)に移動する
と、磁気抵抗素子MR2に当っていたMICR文字から
の磁束線はもう一方の磁気抵抗素子MR1に当るように
なる。通常は、両磁気抵抗素子MR2,MR1に照射さ
れる磁束線は常にそうとは限らないが同じである。磁束
線が磁気抵抗素子MR1を照射すると、その抵抗値が増
加し、接合点50の電圧を低下させる。接合点52の電
圧が低下しそのすぐ後に接合点50の電圧が低下するた
め、接合点50,52間の電位差はほとんどないかあっ
たとしてもわずかである。従って、差動増幅器54から
の出力は非常に小さい。リードヘッド22から充分な出
力を得ることが本発明の重要な特徴である。
【0026】図15は、図1に示す読取り回路24の別
の実施例であり符号24−2で表す。この回路24−2
は、図14の回路24と同様の構成部品からなるが、前
記回路24に比べリードヘッド22から強い信号を出力
するように構成されている。このために、図15に示す
ように、磁気抵抗素子MR1とこれに連結される抵抗体
の位置が逆転されている。リードヘッド22の物理的レ
イアウトが同じと仮定すると、実質上同じ強度の磁束線
がまず磁気抵抗素子MR2とカップリングし、そのすぐ
後にこの磁束線は磁気抵抗素子MR1を照射する。磁束
線が磁気抵抗素子MR2に当ると前述のように接合点5
2の電圧が下がり、磁束線が磁気抵抗素子MR1に当る
と接合点50の電圧が上昇する。例えば、接合点52
(図15)の電圧が2.5ボルトから約2ボルトに低下
し、接合点50の電圧が2.5ボルトから約3ボルトに
上昇すると、1ボルトの電位差が生じこれが差動増幅器
54に供給されこの増幅器を動作させる。
【0027】図15の読取り回路24−2は図14の読
取り回路24に比べ2倍の感度を有する。実際には、接
合点50,52での電圧変化は100マイクロボルト程
度である。回路24,24−2内に設けた抵抗体R1,
R2は使用中発熱する。抵抗体R1,R2はそれぞれ熱
係数を有する。キャパシターC1,C2は、抵抗体R
1,R2に電流が流れた後に発生する緩やかなDC変化
を除去するために設けられる。言換えると、文書上の文
字がリードヘッド22を通過するときに発生するAC変
化は検知後の変化である。
【0028】例えば読取り回路24−2についてみる
と、その構成上、接合点52での電位レベルはV/2か
ら(V/2−e1)に変化する。接合点50での電位レ
ベルはV/2から(V/2+e1)に変化する。e1の
値は接合点52,50での電圧変化を表す。従って、増
幅器54への入力は、増幅前の状態で、その差が(V/
2−e1)−(V/2+e1)=−2e1となる。この
差は回路24における差の2倍であり、従って読取り回
路24−2の感度は回路24の感度の2倍になる。
【0029】図14、図15、図16に示す差動増幅器
54は前記実施例において、接合点56(図16)での
ゲインは180である。前述のように、読取り回路24
−2からの信号レベルは読取り回路24からの信号レベ
ルの2倍である。作動増幅器(演算増幅器)58がさら
にゲイン10を付加する。演算増幅器58の出力はコン
トローラ26に送られさらに処理される。ここでの処理
自体は本発明とは関係ない。
【0030】前述のように、磁気抵抗素子22−1,2
2−2の抵抗は、磁界中に置かれると変化する。この点
に関連して、図17は、磁気抵抗素子22−1,22−
2が文書16に対面してMICR文字16−2に対応し
た磁気波形を読取る状態を示す。
【0031】磁気抵抗素子に関し、抵抗R=R0+ΔR
cos2θである。ここで R0=等方性抵抗(抵抗値は全ての測定角度について同
じ); ΔR=磁気抵抗(異方性であり抵抗値は測定角度によっ
て変る); θ=電流と磁気方向との間の角度である。
【0032】図17は、第1および第2の磁気抵抗素子
22−1,22−2が文書16の表面上に表されている
MICR文字16−2を読取っている状態を示す。図1
8は、磁気抵抗素子22−1に作用する磁力線62,6
4等からなる磁界状態を示す。上記式で用いた角度θは
図18に示されている。角度θの頂点60は磁力線64
に対する接線上にある。角度θの1辺は磁気抵抗素子2
2−1に対し直角で頂点60を通る垂線66からなり、
他の1辺は頂点60での磁力線64に対する接線68か
らなる。磁気抵抗素子22−1は角度θがゼロのとき、
即ち頂点が図18の点70の位置のときに信号レベルが
最大になる。0度のコサインは1であり、従って、磁気
抵抗素子22−1の抵抗Rはその等方性抵抗値R0 に等
しくなる。角度θが180度になると、そのコサインは
−1になる。従って、上記式から磁気抵抗素子22−1
の抵抗Rはその抵抗値R0 より小さくなる。
【0033】従来の誘導技術によるリードヘッドに比べ
た本発明の別の特徴は、読取り中の文書とリードヘッド
表面間の間隔である。従来の誘導技術の場合、この間隔
の許容最大値は約0.001インチ(0.00254c
m)である。しかしながら、間隔が約0.002インチ
(0.00508cm)のときに信号が検出される場合
がある。このような場合、従来は高精度で信頼性の高い
信号が得られなかった。
【0034】これに対し、本発明に係るリードヘッド2
2においては、読取るべき文書をリードヘッド表面から
約0.008インチ(0.02032cm)離しても信
頼性の高い読取りが可能である。これにより、誘導型の
リードヘッドに比べリードヘッド22のコストを低下さ
せることができ、また摩耗や損傷等のおそれが低減す
る。
【0035】本発明に係るリードヘッド22の別の特徴
は、従来の誘導型リードヘッドのように速度に依存しな
いことである。例えば、文書16はリードヘッド22に
対し実際上速度ゼロから1,000インチ/秒(2,5
40cm/秒)の速度範囲で移動可能である。実際の上
限速度は未定である。例えば、文書が100インチ/秒
(IPS)(254cm/秒)の速度でリードヘッドを
通過すると、CMC7でのコード化用最大信号周波数は
約7KHになる。文書の速度が200IPS(508c
m/秒)になると、最大信号周波数は14KHになる。
E13Bフォントの周波数応答性はCMC7の場合より
小さい。もし文書の速度が1,000IPS(2,54
0cm/秒)まで増加したと仮定すると、最大信号周波
数は70KHになる。文書の速度が3,000IPS
(7,620cm/秒)の場合には、最大信号周波数は
210KHになる。記録再生装置10の最大応答周波数
は約200KHであり、従って速度については3,00
0IPS近傍が上限である。注記すべき点は、文書を
1,000IPSで駆動することはほとんど不可能であ
り、実際上は、文書を制御しながら移送できる最大速度
は約400IPS(1,016cm/秒)である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、簡単な構成で装置の小型化が達成され、また実用上
可能な速度範囲で信頼性の高い磁気記録情報の読取り作
用が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るリードヘッドにより文書上のM
ICR文字を読取り中の記録再生装置のブロック構成図
である。
【図2】 CMC7フォントで印字した符号”0”の説
明図である。
【図3】 図2の符号の磁気波形図である。
【図4】 CMC7フォントで印字した符号”1”の説
明図である。
【図5】 図4の符号の磁気波形図である。
【図6】 E13Bフォントで印字した符号”0”の説
明図である。
【図7】 図6の符号の磁気波形図である。
【図8】 E13Bフォントで印字した符号”1”の説
明図である。
【図9】 図8の符号の磁気波形図である。
【図10】 本発明に係るリードヘッド内に備る磁気抵
抗センサー素子とCMC7フォントで印字したMICR
文字との関係を示す説明図である。
【図11】 基板上に形成された本発明に係るリードヘ
ッドの平面図である。
【図12】 CMC7フォントで印字した符号の一部を
従来のリードヘッドで読取った場合の磁気波形の説明図
である。
【図13】 図12の符号と同じ部分を本発明に係るリ
ードヘッドで読取った場合の磁気波形の説明図である。
【図14】 図10の本発明に係る磁気抵抗素子からの
出力を検出するために用いる読取り回路の一例の回路図
である。
【図15】 図1に示す本発明に係る読取り回路の別の
例を示す回路図である。
【図16】 図14および図15に示した読取り回路に
さらに演算増幅器を付加した回路のブロック図である。
【図17】 図11の磁気抵抗センサー素子により磁力
線を検出するときの作用説明図である。
【図18】 図17の矢印B方向からみた磁力線の詳細
説明図である。
【符号の説明】
10;記録再生装置、14;文書の通路、16;文書、
16−1;磁気インクの印字帯領域、16−2;磁気イ
ンク文字、18;文書移送手段、20;書込み用ライト
ヘッド、22;読取り用リードヘッド、22−1,22
−2;磁気抵抗素子、24,24−2;読取り回路、2
6;コントローラ。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気インクで印字された符号を読取るた
    めのリードヘッドにおいて:第1および第2の磁気抵抗
    センサーを有する基板を備え、該第1および第2の磁気
    抵抗センサーは幅がWで両センサー間の間隔がGであっ
    て、これらのWおよびGの値は読取るべき符号のフォン
    トに対応して定められ;さらに前記第1および第2の磁
    気抵抗センサーを回路に接続するための結合手段を備え
    たことを特徴とする磁気インク文字読取り用磁気抵抗ヘ
    ッド。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の磁気抵抗センサー
    がNiFe合金からなることを特徴とする請求項1に記
    載の磁気インク文字読取り用磁気抵抗ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記Gは前記Wの約0.3倍であること
    を特徴とする請求項2に記載の磁気インク文字読取り用
    磁気抵抗ヘッド。
  4. 【請求項4】 W1をCMC7のコード化符号による1
    本のバーの幅またはバー間の間隔としたとき、前記Wは
    W1の約0.5倍であることを特徴とする請求項3に記
    載の磁気インク文字読取り用磁気抵抗ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記Gは約0.0003インチ(0.0
    00762cm)またはそれ以下であり、前記Wは約
    0.0013インチ(0.003302cm)またはそ
    れ以下であり、前記第1および第2の磁気抵抗センサー
    の高さは約0.6インチ(1.524cm)であること
    を特徴とする請求項4に記載の磁気インク文字読取り用
    磁気抵抗ヘッド。
  6. 【請求項6】 MICR文字読取り用に構成され、前記
    第1および第2の磁気抵抗センサーおよびこれらの間隔
    の合計の幅が前記MICR文字の1つのバーの幅または
    バー間の間隔の幅よりも小さいことを特徴とする請求項
    1に記載の磁気インク文字読取り用磁気抵抗ヘッド。
  7. 【請求項7】 CMC7フォントのMICR文字読取り
    用に構成され、前記第1および第2の磁気抵抗センサー
    およびこれらの間隔の合計の幅が前記CMC7フォント
    の1つのバーの幅またはバー間の間隔の幅よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気インク文字読取
    り用磁気抵抗ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2の磁気抵抗センサー
    がNiFe合金からなりその長さは少なくとも前記MI
    CR文字の高さに等しいことを特徴とする請求項7に記
    載の磁気インク文字読取り用磁気抵抗ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記第1および第2の磁気抵抗センサー
    はそれぞれ前記基板上に沈積された第1および第2の連
    続体素子からなることを特徴とする請求項8に記載の磁
    気インク文字読取り用磁気抵抗ヘッド。
  10. 【請求項10】 前記第1および第2の磁気抵抗センサ
    ーはそれぞれ前記基板上に沈積された第1および第2の
    連続体素子からなることを特徴とする請求項1に記載の
    磁気インク文字読取り装置用磁気抵抗ヘッド。
  11. 【請求項11】 文書上のMICR文字を読取るための
    リードヘッドにおいて:第1および第2の磁気抵抗セン
    サーを有する基板と;出力部を有する全ブリッジ回路
    と;前記第1および第2の磁気抵抗センサーを前記全ブ
    リッジ回路に接続するための接続手段とを具備したこと
    を特徴とするリードヘッド。
  12. 【請求項12】 文書上のMICR文字を読取るための
    読取り機において:第1および第2の磁気抵抗素子を有
    する基板を具備し、該第1および第2の磁気抵抗素子は
    幅がWであって両素子間の間隔はGであり、これらのW
    およびGは読取るべきMICR文字のフォントに対応し
    て定められ;全ブリッジ回路を具備し;さらに前記第1
    および第2の磁気抵抗素子を前記全ブリッジ回路に接続
    するための接続手段を具備したことを特徴とする読取り
    機。
  13. 【請求項13】 文書上のMICR文字を読取るための
    読取り機において:第1および第2の磁気抵抗素子を有
    する基板を具備し、該第1および第2の磁気抵抗素子は
    幅がWであって両素子間の間隔はGであり、これらのW
    およびGは読取るべきMICR文字のフォントに対応し
    て定められ;第1の抵抗体および前記第1の磁気抵抗素
    子同士を間に第1の接合点を介して直列接続し、該直列
    接続された第1の抵抗体および第1の磁気抵抗素子は電
    圧源とアースとの間に設けられ;第2の抵抗体および前
    記第2の磁気抵抗素子同士をそれらの間に第2の接合点
    を介して直列接続し、該直列接続された第2の抵抗体お
    よび第2の磁気抵抗素子は前記電圧源と前記アースとの
    間に設けられ;第1および第2の入力部と1つの出力部
    を有する差動増幅器を備え;前記第1の接合点と前記差
    動増幅器の前記第1の入力部とを連結する第1の結合手
    段を備え;さらに前記第2の接合点と前記差動増幅器の
    前記第2の入力部とを連結する第2の結合手段を備えた
    ことを特徴とする読取り機。
  14. 【請求項14】 前記第1および第2の磁気抵抗素子の
    各々が前記電圧源に接続されたことを特徴とする請求項
    13に記載の読取り機。
  15. 【請求項15】 前記第1および第2の磁気抵抗素子の
    うち一方は前記電圧源に接続され、残りの一方は前記ア
    ースに接続されたことを特徴とする請求項13に記載の
    読取り機。
  16. 【請求項16】 前記第1および第2の結合手段はキャ
    パシターを含むことを特徴とする請求項15に記載の読
    取り機。
  17. 【請求項17】 読取り機に対するキャリヤの移動速度
    に無関係に該キャリヤ上のMICR文字を検知する検知
    方法において: (a)第1および第2の磁気抵抗センサーを基板上に配
    置し、該第1および第2の磁気抵抗センサーは幅がWで
    あり両センサー間の間隔がGであって、該WおよびGは
    読取るべきMICR文字のフォントに対応して定めら
    れ、前記第1および第2の磁気抵抗センサーおよび前記
    基板により前記読取り機を構成するステップと; (b)前記読取り機と前記キャリヤとを相対的に移動さ
    せるステップと; (c)読取ったMICR文字の磁気波形を出力する全ブ
    リッジ回路に対し前記第1および第2の磁気抵抗センサ
    ーを結合するステップとを含むことを特徴とする磁気イ
    ンク文字の検知方法。
  18. 【請求項18】 前記配置ステップ(a)はプリント回
    路技術を用いて実行されることを特徴とする請求項17
    に記載の磁気インク文字の検知方法。
  19. 【請求項19】 文書上のMICR文字が約0.06ガ
    ウスの磁界強度を有し、前記文書が読取り部に対し約4
    5インチ/秒(114.3cm/秒)の速度で移動する
    ときに該文書上のMICR文字を検知する磁気インク文
    字の検知方法において: (a)前記読取り部で基板上に第1および第2の磁気抵
    抗センサーを配置し、該第1および第2の磁気抵抗セン
    サーは幅がWであって両センサー間の間隔がGであり、
    該WおよびGは読取るべきMICR文字のフォントに関
    連して定められるステップと; (b)前記読取り部と前記文書上のMICR文字とを相
    対的に移動させるステップと; (c)読取ったMICR文字の磁気波形を出力する全ブ
    リッジ回路に対し前記第1および第2の磁気抵抗センサ
    ーを結合するステップとを含むことを特徴とする磁気イ
    ンク文字の検知方法。
  20. 【請求項20】 MICR文字を検知する方法におい
    て: (a)検知すべきMICR文字に対応して第1および第
    2のセンサーの寸法およびそれらの間隔の大きさを定め
    るステップと; (b)前記第1および第2のセンサーを基板上に配置し
    てリードヘッドを形成するステップと; (c)読取るべきMICR文字と前記リードヘッドとを
    相対的に移動させて前記第1および第2のセンサーの各
    々から出力を発生させるステップと; (d)前記第1および第2のセンサーからの出力をブリ
    ッジ回路に取入れて読取り中の文字の磁気波形を得るス
    テップとを含むことを特徴とする磁気インク文字の検知
    方法。
  21. 【請求項21】 前記ブリッジ回路を用いて磁気波形を
    得るステップは、該ブリッジ回路において倍電圧技術を
    適用して実行することを特徴とする請求項20に記載し
    た磁気インク文字の検知方法。
  22. 【請求項22】 キャリヤ上のMICR文字を検知する
    方法において: (a)リードヘッド上に間隔を隔てて第1および第2の
    センサーを配設するステップと; (b)前記読取るべき文字と前記リードヘッドとを相対
    的に移動させて前記第1および第2のセンサーの各々か
    ら出力を発生させるステップと; (c)前記第1および第2のセンサーからの出力を全ブ
    リッジ回路に取入れて読取り中の文字の磁気波形を得る
    ステップとを含むことを特徴とする磁気インク文字の検
    知方法。
  23. 【請求項23】 前記ブリッジ回路を用いて磁気波形を
    得るステップは、該ブリッジ回路において倍電圧技術を
    適用して実行することを特徴とする請求項22に記載し
    た磁気インク文字の検知方法。
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