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JPH0531388B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0531388B2
JPH0531388B2 JP56107123A JP10712381A JPH0531388B2 JP H0531388 B2 JPH0531388 B2 JP H0531388B2 JP 56107123 A JP56107123 A JP 56107123A JP 10712381 A JP10712381 A JP 10712381A JP H0531388 B2 JPH0531388 B2 JP H0531388B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
motor
signal
time
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56107123A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS589588A (ja
Inventor
Tadashi Takahashi
Kunio Myashita
Hiroshi Hayashida
Shigeki Morinaga
Junshiro Inamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP56107123A priority Critical patent/JPS589588A/ja
Priority to US06/396,877 priority patent/US4580084A/en
Publication of JPS589588A publication Critical patent/JPS589588A/ja
Publication of JPH0531388B2 publication Critical patent/JPH0531388B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P1/00Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/16Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/18Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual DC motor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P7/00Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors
    • H02P7/03Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for controlling the direction of rotation of DC motors
    • H02P7/04Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for controlling the direction of rotation of DC motors by means of a H-bridge circuit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はモータの速度制御方法およびその速度
制御装置に係り、とくに直流モータの回転速度を
検出して回転速度に比例するフイードバツク(P)と
その積分に比例するフイードバツク(I)を施し、起
動時特性や負荷変動時に生じる回転の乱調を防止
する比例・積分制御(PI制御)方法とその制御
装置に関わる。
[従来技術] 従来、直流モータの速度を単純に制御する場合
には、直流モータの回転軸に取付けた回転速度検
出器により検出される回転速度信号を速度指令信
号とに比較し、ここで得られた誤差信号を適宜増
幅して直流モータにフイードバツクするようにし
ていた。直流モータの回転速度は上記誤差信号に
比例して制御される。また、上記誤差信号は回転
速度に比例するためこの制御は比例制御(P制
御、PはProportionalのP)と呼ばれている。
上記比例制御では誤差信号により直流モータを
駆動して所定の回転速度を得るので、回転速度信
号を速度指令信号に一致させて運転することが出
来ないという問題があつた。
この問題は積分制御(I制御、Iは
IntegrationのI)により解決することができる。
すなわち、誤差信号を積分した信号により直流モ
ータを駆動すれば、誤差信号がゼロになると上記
積分信号が一定値に保持され、回転速度信号は速
度指令信号に一致するので上記回転速度の誤差は
発生しないのである。
しかし、積分制御のみではフイードバツクルー
プの位相余裕が減少して応答が不安定になりやす
いので、実際上は比例制御を併用したPI制御が
広く採用されていた。
しかしながら、上記直流モータの特性はモータ
ーに作用する慣性能率、駆動電圧、および負荷ト
ルク等により大きく変化するため、これらが変化
する毎にその大きさに合わせて上記PI制御の特
性を再設定する必要があつた。
上記PI制御における過渡応答時間を短縮する
ために、特開昭53−79175号公報に開示された方
法では、例えば起動時のように速度指令信号がス
テツプ状に変化したときに、誤差信号が大きい間
はI制御ループを遮断して立ち上がり時間を短縮
し、誤差信号が十分に小さな値に達してからI制
御ループを接続するようにしていた。
この方法は応答時間を短縮できるものの、負荷
の慣性能率が変化すると応答が不安定になる場合
が生じるので、負荷の慣性能率が変化した場合に
はI制御ループの定数を再設定する必要があつ
た。
また、特開昭52−155503号公報においては、上
記PI制御要素の代わりに低減通過ろ波器を用い、
負荷の慣性能率の変化を直流モータ起動時の立上
り特性より検出して上記低減通過ろ波器の時定数
を制御し、応答特性を負荷の慣性能率の変化に係
りなく安定化するようにしていた。
しかしながらこの方法は、直流モータの回転速
度とその速度指令値との差分である誤差信号をゼ
ロにして直流モータを駆動することができないの
で、回転速度の誤差が発生するという問題があつ
た。
また、この方法には起動時の応答特性を概略、
安定化できるものの、モータに接続される負荷の
慣性能率の変化に拘らず、系を常に所定の応答特
性に正確に保つことが困難という問題もあつた。
以下、上記の各問題点を理論的に説明して本発
明の目的を明らかにする。
第12図は上記特開昭52−155503号公報記載の
発明の構成を示すブロツク図である。
3は同明細書第2図bに記載の低域通過ろ波器
であり、その伝達関数は1/(1+sτF)で表さ
れる。ただし、τFは低減通過ろ波器3の時定数、
sはラプラシアンである。同様にA2/(1+
M)はモータ5の伝達関数である。時定数τM
モータ5のロータや負荷の慣性能率に比例して変
化する。A1はモータ駆動回路の利得である。モ
ータ5の回転速度Nはホール素子を含む回転数検
出器6によりパルスレートnに変換され、周波数
比較器2により基準発振器1の周波数frと比較さ
れる。
上記ブロツク図より基準周波数frとモータ回転
速度Nとの関係は式(1)のように導かれる。
N/fr=A/1+AKN・1/(s/ωO2+2ζ(s/ω
O)+1(1) ただし、A=A1A2 である。
上記ζは制動係数である。ζ=1/√2の状態
を臨界制動とよび、このとき系の応答は振動を伴
わず最も早い応答速度が得られるので、通常この
臨界制動条件に近付けることが設計の目標にされ
る。
式(2)よりζの値はモータの時定数τMに応じて変
化するから、上記τMの変化を検出して低域通過ろ
波器3の時定数τFを制御し、τF/τMの値を一定に
保つようにすると、ζの値は予め設定した値から
変化しないので、常に良好な応答が得られるので
ある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら特開昭52−155503号公報に開示の
方法では、モータの時定数τMの変化を正確に検出
できないという問題があつた。その結果、ζの値
を所定値に保てず制動特性が所定の特性からずれ
るのである 上記従来技術ではτMをモータのステツプ応答
(インデシヤル応答)の立上り部を積分した値よ
り求めている。
式(1)よりこのステツプ応答を導くと式(2)のよう
になる。
=(A/1+AKN)[1−e-at(cosb t+a/bsinbt)] (3) ただし、 a=ωOζ b=ωO√1−2 (4) Fr=frのステツプ幅 である。
式(3)を時刻0からtまで積分すると式(5)が得ら
れる。
t 0(N/Fr)dt =t−1/a2+b2〔e-at{−2acosbt +(b−a2/b)sinbt}+2a〕 (5) ただし、簡単のためここでは(A/(1+
AKN)を1としている。
式(5)からτMの値を抽出するには高度な演算装置
が必要である。かかる演算装置はモータ制御装置
の経済性を悪くするのみならず、その演算時間に
よる遅れが応答速度を早めるためには極めて有害
となり、場合によつては応答を不安定にする原因
となる。
また上記、τMの演算を簡単化するため、例え
ば、at、bt等を微小値として e-at≒1−at cosbt≒1、sinbt≒bt (6) のように近似してみても式(5)は式(7)のようにな
り、 ∫t 0(N/Fr)dt≒(1−2ζ2)ζωOt (7) やはり上記演算はそれほど簡単にはならない。
以上より、上記従来技術では、ごく近似的な制
御を可能とするものの、正確な制御は出来ないの
である。
本発明の目的は、上記モータの特定数τM、また
はその回転軸に作用する慣性能率を正確に検出す
ることが出来、さらに速度指令値に誤差無く追随
することのできるモータの速度制御方法および装
置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するために、インバー
タにより駆動されるモータと、このモータの回転
速度を検出する速度発電機と、該速度発電機の出
力を速度信号に変換する速度検出回路と、該速度
検出回路の出力と速度指令値との差信号を生成す
る手段と、誤差信号に比例する比例項と誤差信号
の時間積分項とを生成する手段とを備え、該比例
項と時間積分項との和により該インバータを駆動
するようにしたモータの速度制御装置において、 該モータの起動時、または該速度指令値の変更
時に所定の時間幅を設定して該時間幅内における
該速度信号の変化幅より該モータの回転加速度を
求め、該回転加速度が該モータの負荷トルクや慣
性能率により予め定めらる所定値より大きいとき
は該時間積分項の係数を増加し、該回転加速度が
該所定値より小さいときは該時間積分項の係数を
低減するようにする。
[作用] 以上のように構成した本発明のモータの速度制
御方法およびその速度制御装置は、モータの回転
加速度αを検出してモータの時定数τMを簡単な手
順で迅速かつ正確に算出し、上記モータの速度制
御系の制動係数ζを補正するので、モータに作用
する負荷の慣性能率や負荷トルク等の変化に即応
して上記モータ速度制御系の応答特性を常に最良
に制御する。
この結果、起動時や速度指令の変更時における
系の応答速度を早め、同時にハンチング等の不要
振動を防止する。
[実施例] 第1図は本発明の構成を説明するブロツク図で
ある。速度検出器4はモータ2の回転速度Nを検
出してこれを速度信号Nに変換する。速度信号N
は速度指令NCと比較され、両者の差信号、即ち
誤差(NC−N)がPI回路1、ドライバ7、およ
びインバータ3等を経由してモータ2に印加され
るようになつている。また、モータ2の回転加速
度αは加速度検出器5により検出されPI回路1
に印加される。
第2図は第1図を伝達関数で表現したブロツク
図である。21はドライバ7、スイツチング回路
3、およびモータ2をひとまとめにしたブロツク
でその伝達関数はA/(1+sτM)で表される。
KNは速度検出器4の出力に対する変換係数であ
る。PI回路は誤差(NC−N)にKPを乗ずる比例
回路と、誤差電圧(NC−N)の積分回路と両者
の加算器より構成される。KI/sは積分回路の
伝達関係である。また、sKCは加速度検出器5の
伝達関数であり、その出力VCにより上記積分係
数KIの値を制御する。まず、KCをゼロとした場
合の系の伝達係数N/Vrを求め、これより系の
制動係数ζを所定の一定値に保つために必要なモ
ータの時定数τMと積分係数KIの関係を導き、次
いで加速度検出器5により上記の条件が充足出来
ることを説明する。
通常、(KPKNA)の値は1に較べて十分に大き
いので、これを勘案すると第2図の伝達関数N/
NOは式(8)のようになる。
N/NO=1/KN・1+2ζ(s/ωO/(s/ωO2+2
ζ(s/ωO)+1(8) ただし これより、KP、KN、A等を一定値として制御
係数ζを一定に保つにはKIとτMの積が一定値に
なるように制御すればよいことがわかる。
本発明では上記τMの値を系のステツプ応答時に
おけるモータ2の回転加速度αより検出するよう
にする。モータ2の起動時の応答はこのステツプ
応答の一例である。このため、式(8)のステツプ応
答を求めると式(10)が得られる。
1/KN{1−e-at(cosbt−a/bsinbt)}(10) 式(10)よりモータ2の起動時、即ちt=0におけ
る回転加速度αを求めると式(11)のようになる。
α=2a=KNAKP/ζM (11) これよりKP、KN、Aは定数であるから回転加
速度αを検出すればモータの時定数τMを正確に求
めることができる。また、αからτMを算出する手
順も簡単であるため、制御に有害な演算時間も短
く、実際上問題とはならない。
また、制御係数ζは式(9)で与えられるから、上
記τMが求めて、τMKIが一定値となるようにKI
値を制御すればよい。
第3図は第2図に示したブロツク図の実際回路
の一例である。モータ2には負荷21が接続さ
れ、この負荷21とモータ2の慣性能率の総合値
により時定数τMが定まる。また、速度検出器4は
モータ2の回転軸に結合された速度発電機41と
速度検出回路42により構成され、速度発電機4
1はモータ2の1回転当り所定数のパルスを発生
し、速度検出回路42は上記パルス数の時間率信
号すなわち速度信号nを生成しこれをマイクロコ
ンピユータ6に印加する。
マイクロコンピユータ6は加速度検出器5と
PI回路1の機能を備え、上記速度信号nと速度
指令信号NCとよりに基づいて上記誤差電圧(NC
−N)に相当する誤差信号を生成し、これに比例
する比例項とこれを積分した積分項とを演算して
加算し、さらに上記加算値よりスイツチング回路
3の駆動に必要なパルス幅変調波12を生成して
ドライバ7に印加する。
また、マイクロコンピユータ6は上記信号nよ
りモータ2の回転加速度αを起動信号17に応じ
て算出し、その値に応じて上記積分演算の積分係
数KIの値を修正する。即ち、αが過大な場合に
はKIを大きくし、αが過小な場合にはKIの値を
求めるようにする。
また、マイクロコンピユータ6にはモータ2の
回転方向指令16に印加され、これはドライバ7
に伝えられてモータ2の回転方向を設定する。
第4図および第5図は上記マイクロコンピユー
タ6が行う演算の過程を示すフローチヤートであ
る。
第4図において、ステツプS1にて起動信号1
7および回転方向指令16に応じて上記回転速度
信号nと速度指令信号Nrと比較し、ステツプS2
にて得られた誤差信号より上記比例項を計算し、
次のステツプS3にて上記加速度αを求めステツ
プS4にて上記積分項を計算する。次のステツプ
S5ではこの積分項よりパルス幅変調波12のデ
ユーテイを計算する。
第5図は上記第4図のフローをさらに詳細に示
す図である。
ステツプS6にて上記演算がスタートすると、
ステツプS7にて時間幅tS1と上記積分の初期値Kd
が設定される。速度指令信号Nrは系の運転中に
も変更されるのでこの指令変更時の積分項の値を
初期値として保持するのである。ステツプS8に
て速度指令信号NCと上記回転速度信号nおよび
回転方向指令(R〓)16を取り込み、ステツプ
S9にて比例項を計算する。
次のステツプS10にて回転速度信号nが速度指
令信号Nrと異なつていればステツプS11にて時刻
tが時間幅tS1を経過したことを検知しステツプ
S12にて加速度のの計算を行う。この計算は時刻
t=0と時刻t=tS1の回転速度信号nの差分Δn
をtS1で除算して求める。
ステツプS13では上記加速度αよりモータ2の
時定数τMを式(8)にしたがつて求め、次のステツプ
S14で式(6)にしたがつて、上記τMの変化を補償す
る積分係数KIの値を求め制御動係数ζを所定の
値に保つようにする。
ステツプS15では上記KIとその他の値からスイ
ツチング回路のデユテーフアクタ(ON−OFF
比)を算出し、ステツプS16にてこれを出力す
る。
第6,7図は第3図における速度検出回路42
とその動作波形の一例を示す図である。第6図に
おいて、カウンタ51のクロツク入力には速度発
電機41からの回転信号10が入力され、イネー
ブル信号53とリセツト信号54により所定の期
間計数されてラツチ52によりラツチされる。
第7図において、カウンタ51はイネーブル信
号53がハイの期間中に回転信号10を計数し、
ロウの期間に2進各桁の計数結果がラツチ信号5
5によりラツチ52にラツチされ、次いでリセツ
ト信号54によりリセツトされる。この結果、ラ
ツチ52はイネーブル信号期間毎の計数結果11
を速度信号nとして出力する。
第8図はドライバ7の回路図であり、第9図に
示すマイクロコンピユータ6が出力するデユテー
フアクタにより変調されたパルス幅変調波信号1
2を正転/逆転信号13により切り替えてインバ
ータ3に出力する。
第10図および第11図は上記本発明によるモ
ータの速度制御装置の起動特性の一例を示す図で
あり、点線が本発明を適用する以前の応答、実線
が本発明を適用した場合を示している。
第10図はモーターに接続された負荷の慣性能
率が過大なため系が過制動となつて点線のように
緩やかな応答になつていたところを、時刻0から
ts1までの回転数NS1を検出して加速度αを求め、
これより積分系数KIの値を修正した結果、時刻
tS1からの積分項の立上りが増加して実線のよう
に改善されたことを示している。右下がりの実線
は比例項の値を示し、この値がゼロになると系は
定常速度に落ち着くことになる。したがつて、比
例項がゼロとなる時間を比較すると、本発明によ
り過渡応答の整定時間はt2からt1に短縮されるの
である。
第11図は上記負荷の慣性能率が不足して系が
不足制動となり点線のような揺動が発生していた
ところを、同様に回転数NS1を検出して積分係数
KIの値を修正した結果、時刻tS1からの積分項の
立上りが緩やかに成つて実線のように振動が除去
されたことを示している。過渡応答の整定時間を
比例項がゼロとなる時間より比較すると、同様に
本発明によりt2からt1に短縮されていることがわ
かる。
なお、上記加速度αは回転数Nが0から予め設
定した所定値に達する時間tS1より求めてもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、モータの回転加速度αを検出
してPI制御回路の積分定数を補正し、これによ
りモータ速度制御系の制動係数ζの変動を迅速か
つ正確に補正するので、モータに作用する負荷の
慣性能率や負荷トルク等の変化によつて発生する
モータの応答特性の遅れやハンチング等を防止で
き、モータを常に最適な制動状態で運転すること
ができる。
この結果、起動時や速度指令の変更時における
系の応答速度を早め、同時にハンチング等の不要
振動を防止することができ、同時に速度の誤差を
ゼロとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理的構成を示すブロツク
図、第2図は第1図を伝達関数で表示したブロツ
ク図、第3図は本発明の1実施例の回路図、第4
図及び第5図はそれぞれ本発明実施例のマイクロ
コンピユータが行う演算を示すフローチヤート、
第6図は本発明の実施例に用いた速度検出回路の
回路図、第7図は第6図の動作波形図、第8図は
本発明実施例に用いたドライバの回路図、第9図
は第8図の動作波形図、第10図および第11図
は従来装置と本発明装置の起動時の応答を比較し
て示す図、第12図は従来装置のブロツク図であ
る。 1……PI回路、2……モータ、3……スイツ
チング回路、4……速度検出器、41……速度発
電機、42……速度検出回路、5……加速度検出
器、51……カウンタ、52……ラツチ、6……
マイクロコンピユータ、7……ドライバ、NC
…速度指令信号、11……速度信号n、16……
回転方向指令、17……起動信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スイツチング回路により駆動されるモータ
    と、このモータの回転速度を検出する速度発電機
    と、該速度発電機の出力を速度信号に変換する速
    度検出回路と、該速度検出回路の出力と速度指令
    値との差信号を生成する手段と、該差信号に比例
    する比例項と該差信号の時間積分項とを生成する
    手段とを備え、該比例項と時間積分項との和によ
    り該スイツチング回路を駆動するようにしたモー
    タの速度制御方法において、該モータの起動時、
    または該速度指令値の変更時に所定の時間幅を設
    定する手段を備え、該時間幅内における該速度信
    号の変化幅より該モータの回転加速度を求め、該
    回転加速度が該モータの負荷トルクや慣性能率に
    より予め定めらる所定値より大きいときは該時間
    積分項の係数を増加し、該回転加速度が該所定値
    より小さいときは該時間積分項の係数を低減する
    ようにしたことを特徴とするモータの速度制御方
    法。 2 スイツチング回路により駆動されるモータ
    と、このモータの回転速度を検出する速度発電機
    と、該速度発電機の出力を速度信号に変換する速
    度検出回路と、該速度検出回路の出力と速度指令
    値との差信号を生成する手段と、該差信号に比例
    する比例項と該差信号の時間積分項とを生成する
    手段とを備え、該比例項と時間積分項との和によ
    り該スイツチング回路を駆動するようにしたモー
    タの速度制御装置において、 該モータの起動時、または該速度指令値の変更
    時に所定の時間幅を設定する手段を備え、該時間
    幅内における該速度信号の変化幅より該モータの
    回転加速度を求め、該回転加速度が該モータの負
    荷トルクや慣性能率により予め定めらる所定値よ
    り大きいときは該時間積分項の係数を増加し、該
    回転加速度が該所定値より小さいときは該時間積
    分項の係数を低減する演算を行う演算装置を備え
    たことを特徴とするモータの速度制御装置。
JP56107123A 1981-07-10 1981-07-10 モ−タの速度制御方法およびその速度制御装置 Granted JPS589588A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56107123A JPS589588A (ja) 1981-07-10 1981-07-10 モ−タの速度制御方法およびその速度制御装置
US06/396,877 US4580084A (en) 1981-07-10 1982-07-09 Method and system for controlling speed of electric motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56107123A JPS589588A (ja) 1981-07-10 1981-07-10 モ−タの速度制御方法およびその速度制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS589588A JPS589588A (ja) 1983-01-19
JPH0531388B2 true JPH0531388B2 (ja) 1993-05-12

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ID=14451070

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JP56107123A Granted JPS589588A (ja) 1981-07-10 1981-07-10 モ−タの速度制御方法およびその速度制御装置

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JPS589588A (ja) 1983-01-19

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