JPH05313436A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH05313436A JPH05313436A JP4117620A JP11762092A JPH05313436A JP H05313436 A JPH05313436 A JP H05313436A JP 4117620 A JP4117620 A JP 4117620A JP 11762092 A JP11762092 A JP 11762092A JP H05313436 A JPH05313436 A JP H05313436A
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 6
- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 1
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、電子写真プロセスを応用した複写
機やプリンタ等の画像形成装置に係り、特に定着ロール
を無駄に加熱し電力を浪費することがなく、オペレータ
自身が節電モードスイッチの切り換えを行う必要もない
画像形成装置を提供することを目的とする。 【構成】 センサ22で給紙カセット5の装着の有無を
検出しCPU23へ出力することにより、CPU23は
給紙カセット5の装着の有無に従ったFULOW信号を
抵抗ブリッヂ回路24へ出力し、A点の電位であるコン
パレータ25の基準電圧を可変し、ヒータHの制御温度
を定着温度と節電温度で切り換え、給紙カセット5が装
着されない非印字作業時の電力の無駄を防止するもので
ある。
機やプリンタ等の画像形成装置に係り、特に定着ロール
を無駄に加熱し電力を浪費することがなく、オペレータ
自身が節電モードスイッチの切り換えを行う必要もない
画像形成装置を提供することを目的とする。 【構成】 センサ22で給紙カセット5の装着の有無を
検出しCPU23へ出力することにより、CPU23は
給紙カセット5の装着の有無に従ったFULOW信号を
抵抗ブリッヂ回路24へ出力し、A点の電位であるコン
パレータ25の基準電圧を可変し、ヒータHの制御温度
を定着温度と節電温度で切り換え、給紙カセット5が装
着されない非印字作業時の電力の無駄を防止するもので
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスを応
用した複写機やプリンタ装置等の画像形成装置に関す
る。
用した複写機やプリンタ装置等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ装置等の電子写真プロ
セスを応用した画像形成装置には、感光体に形成された
トナー像を用紙に転写した後、トナー像を用紙に熱定着
する為の定着器が設けられている。
セスを応用した画像形成装置には、感光体に形成された
トナー像を用紙に転写した後、トナー像を用紙に熱定着
する為の定着器が設けられている。
【0003】従来、このような画像形成装置に使用され
る定着器は、例えば定着器内に定着ロールを設け、この
定着ロールにヒータを配設し、ヒータへの通電制御を行
うことにより定着ロールを所定温度に制御するものであ
った。そして、その定着ロールの温度制御は、電源投入
後先ずヒータの加熱処理を行い、定着ロールを所定の定
着温度まで加熱する。その後、設定された所定温度を維
持する為、定着ロール近傍に設けられたサーミスタ等の
温度検出器の検出温度に従ってヒータの加熱制御を行
い、定着ロールを所定温度に維持するものであった。
る定着器は、例えば定着器内に定着ロールを設け、この
定着ロールにヒータを配設し、ヒータへの通電制御を行
うことにより定着ロールを所定温度に制御するものであ
った。そして、その定着ロールの温度制御は、電源投入
後先ずヒータの加熱処理を行い、定着ロールを所定の定
着温度まで加熱する。その後、設定された所定温度を維
持する為、定着ロール近傍に設けられたサーミスタ等の
温度検出器の検出温度に従ってヒータの加熱制御を行
い、定着ロールを所定温度に維持するものであった。
【0004】尚、定着ロールを用紙が通過する印字処理
中は定着ロールの熱が用紙に奪われ定着ロールの温度が
急激に低下する。しかし逆に印字処理を行っていない時
は定着ロールの温度低下は少ないことから、例えば節電
モードスイッチを設け、オペレータにこのスイッチを操
作させることにより、プリント作業を行わない間、定着
ロールへの電力供給量を低下させるよう制御する装置も
提案されている。
中は定着ロールの熱が用紙に奪われ定着ロールの温度が
急激に低下する。しかし逆に印字処理を行っていない時
は定着ロールの温度低下は少ないことから、例えば節電
モードスイッチを設け、オペレータにこのスイッチを操
作させることにより、プリント作業を行わない間、定着
ロールへの電力供給量を低下させるよう制御する装置も
提案されている。
【0005】
【従来技術の問題点】しかしながら上述のような従来の
画像形成装置では、以下のような問題がある。 (イ)先ず、印字作業に関係なく定着ロールの温度を所
定温度に制御する画像形成装置では、装置の電源を投入
しても長時間印字作業を行わない場合、ヒータを加熱制
御して定着ロールを高温の定着温度に維持することは電
力の無駄である。かかる場合、装置のメイン電源をオフ
することも考えられるが、電源をオフすると印刷作業を
直ちに行いたい場合定着ロールの加熱処理に時間を要し
不便である。 (ロ)一方、節電モードスイッチを設けた装置では、印
字作業を行わない時定着ロールが低い温度に制御される
ので上述の電力の浪費は防げるが、オペレータは意識し
てスイッチを操作しなければならない。例えば、各オペ
レータが自分の印刷作業を終了した時、次に誰か装置を
使用するか否か確認してスイッチを操作しなければなら
ない。したがって、印刷作業が煩雑になる。
画像形成装置では、以下のような問題がある。 (イ)先ず、印字作業に関係なく定着ロールの温度を所
定温度に制御する画像形成装置では、装置の電源を投入
しても長時間印字作業を行わない場合、ヒータを加熱制
御して定着ロールを高温の定着温度に維持することは電
力の無駄である。かかる場合、装置のメイン電源をオフ
することも考えられるが、電源をオフすると印刷作業を
直ちに行いたい場合定着ロールの加熱処理に時間を要し
不便である。 (ロ)一方、節電モードスイッチを設けた装置では、印
字作業を行わない時定着ロールが低い温度に制御される
ので上述の電力の浪費は防げるが、オペレータは意識し
てスイッチを操作しなければならない。例えば、各オペ
レータが自分の印刷作業を終了した時、次に誰か装置を
使用するか否か確認してスイッチを操作しなければなら
ない。したがって、印刷作業が煩雑になる。
【0006】
【発明の目的】本発明は上記従来の問題点に鑑み、定着
ロールを無駄に加熱し電力を浪費することがなく、オペ
レータ自身も節電モードスイッチの切り換えを行う必要
もない画像形成装置を提供することを目的とする。
ロールを無駄に加熱し電力を浪費することがなく、オペ
レータ自身も節電モードスイッチの切り換えを行う必要
もない画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【発明の要点】本発明は上記目的を達成する為に、本体
装置に対し着脱自在に構成された用紙カセットから用紙
を給紙して印刷を行う画像形成装置において、前記用紙
カセットの有無を検知する検知手段と、用紙に画像を定
着させる熱定着手段と、前記検知手段の出力に応じて前
記熱定着手段の定着温度を切り換える温度切り換え制御
手段とを備えることを特徴とする。
装置に対し着脱自在に構成された用紙カセットから用紙
を給紙して印刷を行う画像形成装置において、前記用紙
カセットの有無を検知する検知手段と、用紙に画像を定
着させる熱定着手段と、前記検知手段の出力に応じて前
記熱定着手段の定着温度を切り換える温度切り換え制御
手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
【実 施 例】以下、本発明の一実施例について図面を
参照しながら説明する。図2は本実施例の画像形成装置
の全体構成図である。同図において、画像形成装置1は
感光体ドラム2と印字ヘッド3等より成る所謂画像形成
部4と、給紙カセット5と搬送ロール6等より成る用紙
搬送機構7と、後述する制御回路部で構成されている。
参照しながら説明する。図2は本実施例の画像形成装置
の全体構成図である。同図において、画像形成装置1は
感光体ドラム2と印字ヘッド3等より成る所謂画像形成
部4と、給紙カセット5と搬送ロール6等より成る用紙
搬送機構7と、後述する制御回路部で構成されている。
【0009】画像形成部4は矢印方向に回動可能な感光
体ドラム2と、この感光体ドラム2の周面近傍に順次配
設された帯電器9、印字ヘッド3、現像器10、転写器
11、クリーナ12で構成されている。また、用紙搬送
機構7は、所定量の用紙Pを収納する上述の給紙カセッ
ト5、給紙カセット5から用紙Pを搬出する給紙コロ1
3、用紙Pを搬送する為の搬送ロール6、用紙Pを一時
待機させ感光体ドラム2に形成されるトナー像と一致す
るタイミングで用紙Pを再給送する為の待機板15等で
構成されている。また、定着ロール16は用紙Pを搬送
すると共に、転写器11で転写処理が行われたトナー像
を用紙Pに熱定着させる装置であり、排紙ロール17は
定着処理が終了した用紙を機外の排紙トレー18へ排出
するロールである。
体ドラム2と、この感光体ドラム2の周面近傍に順次配
設された帯電器9、印字ヘッド3、現像器10、転写器
11、クリーナ12で構成されている。また、用紙搬送
機構7は、所定量の用紙Pを収納する上述の給紙カセッ
ト5、給紙カセット5から用紙Pを搬出する給紙コロ1
3、用紙Pを搬送する為の搬送ロール6、用紙Pを一時
待機させ感光体ドラム2に形成されるトナー像と一致す
るタイミングで用紙Pを再給送する為の待機板15等で
構成されている。また、定着ロール16は用紙Pを搬送
すると共に、転写器11で転写処理が行われたトナー像
を用紙Pに熱定着させる装置であり、排紙ロール17は
定着処理が終了した用紙を機外の排紙トレー18へ排出
するロールである。
【0010】ここで、熱定着手段としての上述の定着ロ
ール16は定着器19に収納されている(尚、定着器1
9内には上述の排紙ロール17も収納されている)。こ
の定着ロール16は加熱ロール16’と加圧ロール1
6”で構成され、加熱ロール16’の内部にはヒータH
が設けられ、このヒータHには後述する交流電源から所
定電流が供給される構成である。また、加熱ロール1
6’の周面近傍には加熱ロール16’の温度を検出する
為のサーミスタが設けられている。
ール16は定着器19に収納されている(尚、定着器1
9内には上述の排紙ロール17も収納されている)。こ
の定着ロール16は加熱ロール16’と加圧ロール1
6”で構成され、加熱ロール16’の内部にはヒータH
が設けられ、このヒータHには後述する交流電源から所
定電流が供給される構成である。また、加熱ロール1
6’の周面近傍には加熱ロール16’の温度を検出する
為のサーミスタが設けられている。
【0011】図1は上述の制御回路の構成を示す図であ
り、温度切り換え制御手段としての機能を有する回路で
ある。同図において、CPU23は画像形成装置1全体
の駆動制御を行う中央処理部であり、本実施例の定着ロ
ール16の温度制御以外にも各種の制御を行う。
り、温度切り換え制御手段としての機能を有する回路で
ある。同図において、CPU23は画像形成装置1全体
の駆動制御を行う中央処理部であり、本実施例の定着ロ
ール16の温度制御以外にも各種の制御を行う。
【0012】CPU23の入力Iには検知手段としての
センサ22が接続され、給紙カセット5の装着の有無の
検知信号がセンサ22からCPU23へ出力される。す
なわち、給紙カセット5が装置本体に装着されると、給
紙カセット5の先端に設けられた凸部5’がセンサ22
により検出され、給紙カセット5が装置本体に装着され
たことを示す信号がCPU23へ出力される。
センサ22が接続され、給紙カセット5の装着の有無の
検知信号がセンサ22からCPU23へ出力される。す
なわち、給紙カセット5が装置本体に装着されると、給
紙カセット5の先端に設けられた凸部5’がセンサ22
により検出され、給紙カセット5が装置本体に装着され
たことを示す信号がCPU23へ出力される。
【0013】CPU23はセンサ22から上述の検知信
号が入力すると、出力OからはFULOW信号をハイレ
ベルとして抵抗ブリッヂ回路24へ出力する。抵抗ブリ
ッヂ回路24は加熱ロール16’の周面近傍に配設され
たサーミスタTHと、3個の抵抗R1 〜R3 で構成され
ている。抵抗ブリッヂ回路24のB点にはサーミスタT
Hの検出する加熱ロール16’の温度変化に基づいて抵
抗R1 との分圧比に従った電圧が発生し、この電圧はコ
ンパレータ25の非反転入力(以下+入力という)へ出
力される。また、コンパレータ25の反転入力(以下−
入力という)には抵抗R2 とR3 の抵抗値により決定さ
れる電圧(A点の電圧値)が出力され、コンパレータ2
5の基準値となる。この基準値は定着ロール16の温度
制御を行う時、加熱ロール16’を所定温度(定着温
度、例えば175°C)に設定する為の基準値である。
号が入力すると、出力OからはFULOW信号をハイレ
ベルとして抵抗ブリッヂ回路24へ出力する。抵抗ブリ
ッヂ回路24は加熱ロール16’の周面近傍に配設され
たサーミスタTHと、3個の抵抗R1 〜R3 で構成され
ている。抵抗ブリッヂ回路24のB点にはサーミスタT
Hの検出する加熱ロール16’の温度変化に基づいて抵
抗R1 との分圧比に従った電圧が発生し、この電圧はコ
ンパレータ25の非反転入力(以下+入力という)へ出
力される。また、コンパレータ25の反転入力(以下−
入力という)には抵抗R2 とR3 の抵抗値により決定さ
れる電圧(A点の電圧値)が出力され、コンパレータ2
5の基準値となる。この基準値は定着ロール16の温度
制御を行う時、加熱ロール16’を所定温度(定着温
度、例えば175°C)に設定する為の基準値である。
【0014】また、抵抗R2 には並列に、トランジスタ
Q1 と抵抗R4 〜R6 よりなる基準値変更の為の回路2
6が接続されている。この回路26はCPU23から出
力される上述のFULOW信号に従ってトランジスタQ
1 をオン、オフ制御し、例えば、FULOW信号がロー
レベルの時トランジスタQ1 をオンしてA点の電位を変
更し、コンパレータ25の−入力へ出力される基準値を
変更する回路である。すなわち、給紙カセット5が装着
されていない時ローレベルのFULOW信号を出力する
ことでコンパレータ25の基準値を変更し、上述の定着
温度(175°C)より低い節電温度(例えば100°
C)に定着ロール16の温度を設定する回路である。
Q1 と抵抗R4 〜R6 よりなる基準値変更の為の回路2
6が接続されている。この回路26はCPU23から出
力される上述のFULOW信号に従ってトランジスタQ
1 をオン、オフ制御し、例えば、FULOW信号がロー
レベルの時トランジスタQ1 をオンしてA点の電位を変
更し、コンパレータ25の−入力へ出力される基準値を
変更する回路である。すなわち、給紙カセット5が装着
されていない時ローレベルのFULOW信号を出力する
ことでコンパレータ25の基準値を変更し、上述の定着
温度(175°C)より低い節電温度(例えば100°
C)に定着ロール16の温度を設定する回路である。
【0015】コンパレータ25は上述の−入力に供給さ
れる基準値より+入力に供給される電圧が高い時、すな
わち定着ロール16の温度が所定温度(又は所定温度に
対して少し低い節電温度)より低い時、ハイ信号を抵抗
R8 を介してトランジスタQ2 へ出力し、トランジスタ
Q2 をオンする。また、逆に基準値より+入力に供給さ
れる電圧が低い時、すなわち定着ロール16の温度が所
定温度(又は所定温度に対して少し低い節電温度)より
高い時、ロー信号を抵抗R8 を介してトランジスタQ2
へ出力し、トランジスタQ2 をオフする。
れる基準値より+入力に供給される電圧が高い時、すな
わち定着ロール16の温度が所定温度(又は所定温度に
対して少し低い節電温度)より低い時、ハイ信号を抵抗
R8 を介してトランジスタQ2 へ出力し、トランジスタ
Q2 をオンする。また、逆に基準値より+入力に供給さ
れる電圧が低い時、すなわち定着ロール16の温度が所
定温度(又は所定温度に対して少し低い節電温度)より
高い時、ロー信号を抵抗R8 を介してトランジスタQ2
へ出力し、トランジスタQ2 をオフする。
【0016】トランジスタQ2 、LED27、ゲートト
リガ回路28、トライアック29で構成されるスイッチ
回路30は、トランジスタQ2 のオン、オフに従ってヒ
ータ回路31の通電制御を行う。例えば、トランジスタ
Q2 がオンの時、抵抗R10を介してLED27に電流を
流し、LED27を発光してゲートトリガ回路28、ト
ライアック29を順次駆動しヒータ回路31を通電す
る。すなわち、この時交流電源32から出力される交流
電流をヒータHへ供給する。一方、トランジスタQ2 が
オフの時、LED27は消灯し、ゲートトリガ回路2
8、トライアック29をオフしてヒータHへの通電を停
止する。
リガ回路28、トライアック29で構成されるスイッチ
回路30は、トランジスタQ2 のオン、オフに従ってヒ
ータ回路31の通電制御を行う。例えば、トランジスタ
Q2 がオンの時、抵抗R10を介してLED27に電流を
流し、LED27を発光してゲートトリガ回路28、ト
ライアック29を順次駆動しヒータ回路31を通電す
る。すなわち、この時交流電源32から出力される交流
電流をヒータHへ供給する。一方、トランジスタQ2 が
オフの時、LED27は消灯し、ゲートトリガ回路2
8、トライアック29をオフしてヒータHへの通電を停
止する。
【0017】尚、同図に示す抵抗R7 は所謂プルアップ
抵抗であり、抵抗R9 は抵抗R8 と共にトランジスタQ
2 へ印加するベース電圧の電圧値を設定する所謂ブリー
ダ抵抗である。
抵抗であり、抵抗R9 は抵抗R8 と共にトランジスタQ
2 へ印加するベース電圧の電圧値を設定する所謂ブリー
ダ抵抗である。
【0018】以下、定着ロール16の温度制御動作につ
いて説明する。図3は定着ロール16の温度制御を説明
するタイムチャートである。先ず、画像形成装置1の電
源を投入すると定着ロール16は初期時低温であること
からサーミスタTHの検知温度は低く(例えば同図の0
°C)、給紙カセット5の装着/非装着に関係なくコン
パレータ25の出力はハイレベルとなる。すなわち、サ
ーミスタは負の温度一抵抗時性を有することから、サー
ミスタTHが検出する温度が低い時、サーミスタの抵抗
値は高くなり、B点の電位も高くなるから、コンパレー
タ25の出力がハイレベルとなる。この為、トランジス
タQ2 はオンし、トライアック29を駆動して交流電源
32から電流をヒータHに供給する。この為、加熱ロー
ル16’が加熱され加圧ロール16”を含む定着ロール
16の温度が序々に上昇する。定着ロール16の温度が
ある程度上昇すると、給紙カセット5の装着/非装着に
より温度制御に違いが生じる。
いて説明する。図3は定着ロール16の温度制御を説明
するタイムチャートである。先ず、画像形成装置1の電
源を投入すると定着ロール16は初期時低温であること
からサーミスタTHの検知温度は低く(例えば同図の0
°C)、給紙カセット5の装着/非装着に関係なくコン
パレータ25の出力はハイレベルとなる。すなわち、サ
ーミスタは負の温度一抵抗時性を有することから、サー
ミスタTHが検出する温度が低い時、サーミスタの抵抗
値は高くなり、B点の電位も高くなるから、コンパレー
タ25の出力がハイレベルとなる。この為、トランジス
タQ2 はオンし、トライアック29を駆動して交流電源
32から電流をヒータHに供給する。この為、加熱ロー
ル16’が加熱され加圧ロール16”を含む定着ロール
16の温度が序々に上昇する。定着ロール16の温度が
ある程度上昇すると、給紙カセット5の装着/非装着に
より温度制御に違いが生じる。
【0019】ここで、給紙カセット5が装置本体に装着
されていれば、センサ22からカセット検知信号がCP
U23へ出力され、CPU23はこの検知信号に基づい
てFULOW信号をハイレベルとして抵抗ブリッヂ回路
24へ出力する。したがって、この時はトランジスタQ
1 がオフし、A点の電位が高く制御され、コンパレータ
25の基準電圧値は高い。
されていれば、センサ22からカセット検知信号がCP
U23へ出力され、CPU23はこの検知信号に基づい
てFULOW信号をハイレベルとして抵抗ブリッヂ回路
24へ出力する。したがって、この時はトランジスタQ
1 がオフし、A点の電位が高く制御され、コンパレータ
25の基準電圧値は高い。
【0020】この基準電圧値(A点の電位)はサーミス
タTHが定着ロール16の温度として175°Cを検知
した時にB点に発生する電位と同じである。すなわち、
定着ロール16が温度上昇し所定の定着温度175°C
に達した時コンパレータ25の出力が反転することにな
り、この時トランジスタQ2 をオフし、トライアック2
9をオフしてヒータHへの通電を停止する。その後、定
着ロール16の温度が175°以下になるとコンパレー
タ25の出力が再度反転しヒータHを加熱し、以下同図
に示す期間T1 間ヒータHの通電制御を行い定着ロール
16の温度を175°Cに保持する(期間T1の実線で
示す特性)。このように期間T1 の間定着ロール16の
温度を通常の熱定着温度に保持しても、この時給紙カセ
ット5が装着された状態であり、極めて印字作業を行う
蓋然性の高い状態であり、電力の浪費等の問題はない。
タTHが定着ロール16の温度として175°Cを検知
した時にB点に発生する電位と同じである。すなわち、
定着ロール16が温度上昇し所定の定着温度175°C
に達した時コンパレータ25の出力が反転することにな
り、この時トランジスタQ2 をオフし、トライアック2
9をオフしてヒータHへの通電を停止する。その後、定
着ロール16の温度が175°以下になるとコンパレー
タ25の出力が再度反転しヒータHを加熱し、以下同図
に示す期間T1 間ヒータHの通電制御を行い定着ロール
16の温度を175°Cに保持する(期間T1の実線で
示す特性)。このように期間T1 の間定着ロール16の
温度を通常の熱定着温度に保持しても、この時給紙カセ
ット5が装着された状態であり、極めて印字作業を行う
蓋然性の高い状態であり、電力の浪費等の問題はない。
【0021】一方、期間T1 の間、給紙カセット5が装
置本体に装着されていなければ、センサ22からカセッ
ト検出信号がCPU23へ出力されず、CPU23はF
ULOW信号をローレベルとして出力する。したがっ
て、この時はトランジスタQ1はオンであり、A点の電
位は低下し、コンパレータ25の基準電圧値は前よりも
低い温度である100°Cの節電温度に対応する電圧値
となる。すなわち、定着ロール16の温度が100°C
に達するとコンパレータ25の出力が反転し、トランジ
スタQ2 をオフし、トライアック29をオフしてヒータ
Hへの通電を停止する。その後、前述と同様同図に示す
期間T1 の間ヒータHの通電制御を行い定着ロール16
の温度を100°Cに保持する(期間T1の点線で示す
特性)。このように給紙カセット5が装着されていない
間、定着ロール16の温度を節電温度に保持することに
より電力の浪費を防ぐことができる。また、このように
給紙カセット5が装着されていない間、定着ロール16
の温度を低く保持しても給紙カセット5が装着されてい
ない限り直ちに印字作業が行われる可能性は無く問題は
ない。
置本体に装着されていなければ、センサ22からカセッ
ト検出信号がCPU23へ出力されず、CPU23はF
ULOW信号をローレベルとして出力する。したがっ
て、この時はトランジスタQ1はオンであり、A点の電
位は低下し、コンパレータ25の基準電圧値は前よりも
低い温度である100°Cの節電温度に対応する電圧値
となる。すなわち、定着ロール16の温度が100°C
に達するとコンパレータ25の出力が反転し、トランジ
スタQ2 をオフし、トライアック29をオフしてヒータ
Hへの通電を停止する。その後、前述と同様同図に示す
期間T1 の間ヒータHの通電制御を行い定着ロール16
の温度を100°Cに保持する(期間T1の点線で示す
特性)。このように給紙カセット5が装着されていない
間、定着ロール16の温度を節電温度に保持することに
より電力の浪費を防ぐことができる。また、このように
給紙カセット5が装着されていない間、定着ロール16
の温度を低く保持しても給紙カセット5が装着されてい
ない限り直ちに印字作業が行われる可能性は無く問題は
ない。
【0022】また、同図の期間T2は装置に装着されて
いた給紙カセット5を外した時の定着ロール16の温度
状態を示す。この時はセンサ22からカセットの検出信
号が出力されなくなるからCPU23はFULOW信号
をハイレベルからローレベルに切り換える。したがっ
て、この時はトランジスタQ1 はオフからオンとなり、
A点の電位は低下し、前述の期間T1 の間に同図に点線
で示した状態と同じ節電温度に設定される。
いた給紙カセット5を外した時の定着ロール16の温度
状態を示す。この時はセンサ22からカセットの検出信
号が出力されなくなるからCPU23はFULOW信号
をハイレベルからローレベルに切り換える。したがっ
て、この時はトランジスタQ1 はオフからオンとなり、
A点の電位は低下し、前述の期間T1 の間に同図に点線
で示した状態と同じ節電温度に設定される。
【0023】さらに、同図に示す期間T3 は再度給紙カ
セット5を装置本体に装着した場合の例を示す。この時
にはCPU23から出力されるFULOW信号が再度ハ
イレベルになるので再度コンパレータ25の基準電圧値
が高くなり、定着ロール16を直ちに熱定着することが
できる定着温度に設定する。このように制御することに
より、給紙カセット5が装置本体に装着された後印字作
業が開始されても直ちに対応できる温度に制御できるも
のである。
セット5を装置本体に装着した場合の例を示す。この時
にはCPU23から出力されるFULOW信号が再度ハ
イレベルになるので再度コンパレータ25の基準電圧値
が高くなり、定着ロール16を直ちに熱定着することが
できる定着温度に設定する。このように制御することに
より、給紙カセット5が装置本体に装着された後印字作
業が開始されても直ちに対応できる温度に制御できるも
のである。
【0024】尚、上記実施例では、給紙カセット5の装
置本体に対する装着の有無を検知し、この検知に応じて
定着ロール温度を節電温度に切り換えているが、給紙カ
セット5内の用紙有無の検知に応じて切り換える様に構
成しても良いことは勿論である。
置本体に対する装着の有無を検知し、この検知に応じて
定着ロール温度を節電温度に切り換えているが、給紙カ
セット5内の用紙有無の検知に応じて切り換える様に構
成しても良いことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば印字操作を行う可能性のない、給紙カセットを装着
していない状態では定着ロールの温度を節電温度に制御
し、無駄な電力浪費を防ぐことができる。
れば印字操作を行う可能性のない、給紙カセットを装着
していない状態では定着ロールの温度を節電温度に制御
し、無駄な電力浪費を防ぐことができる。
【0026】また、節電温度への切り換えはセンサによ
り自動的に行うことができ、従来のようにオペレータが
煩雑なスイッチの切り換え操作等を行う必要がない。
り自動的に行うことができ、従来のようにオペレータが
煩雑なスイッチの切り換え操作等を行う必要がない。
【図1】一実施例の画像形成装置に使用される定着ロー
ルの温度制御回路を示す回路図である。
ルの温度制御回路を示す回路図である。
【図2】一実施例の画像形成装置の全体構成図である。
【図3】定着ロールの温度制御動作を説明するタイムチ
ャートである。
ャートである。
1 画像形成装置 2 感光体ドラム 3 印字ヘッド 4 画像形成部 5 給紙カセット 5’凸部 7 搬送機構 16 定着ロール 16’加熱ロール 16”加圧ロール 19 定着器 22 センサ 23 CPU 24 抵抗ブリッヂ回路 25 コンパレータ 27 LED 28 ゲートトリガ回路 29 トライアック 30 スイッチ回路 31 ヒータ回路 32 交流電源
Claims (1)
- 【請求項1】 本体装置に対し着脱自在に構成された用
紙カセットから用紙を給紙して印刷を行う画像形成装置
において、 前記用紙カセットの有無を検知する検知手段と、 前記用紙に画像を定着させる熱定着手段と、 前記検知手段の出力に応じて、前記熱定着手段の定着温
度を切り換える温度切り換え制御手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4117620A JPH05313436A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4117620A JPH05313436A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05313436A true JPH05313436A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14716264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4117620A Withdrawn JPH05313436A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05313436A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010026310A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP4117620A patent/JPH05313436A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010026310A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
US9182718B2 (en) | 2008-07-22 | 2015-11-10 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |