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JPH0531078Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0531078Y2
JPH0531078Y2 JP1986064628U JP6462886U JPH0531078Y2 JP H0531078 Y2 JPH0531078 Y2 JP H0531078Y2 JP 1986064628 U JP1986064628 U JP 1986064628U JP 6462886 U JP6462886 U JP 6462886U JP H0531078 Y2 JPH0531078 Y2 JP H0531078Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
cap
bottle
annular
mouth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986064628U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62177651U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986064628U priority Critical patent/JPH0531078Y2/ja
Publication of JPS62177651U publication Critical patent/JPS62177651U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0531078Y2 publication Critical patent/JPH0531078Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ガラス製またはプラスチツク製の細
口瓶または広口瓶の瓶口に装着するための、全体
が合成樹脂で成形された瓶用キヤツプに関するも
のである。
(従来の技術) 従来の瓶用キヤツプにおいて、内側にライナー
またはパツキングを施したキヤツプは瓶口に対す
るシール性が高いということで広く利用されてい
る。また、内側にライナーまたはパツキングを施
さないキヤツプも製作費、作業性の面が重視され
この実施化のために発明考案が多数提案されてい
る。
例えば、特開昭55−97352号公報に示されたキ
ヤツプがある。これは第8図に基づいて説明す
る。瓶21の口にねじ込み固定されたキヤツプ2
2はその内側に瓶口に係合するためのねじ部23
を有し、またキヤツプの頂部背面から垂下された
環状壁24はその外周壁に周方向の小突条25を
備えキヤツプの頂部背面に突出した円周突子27
を備えている。
キヤツプ22を瓶21の口に締結するとき、ま
ず円周突子27が瓶口の上面に当接し、さらにキ
ヤツプ22を回転し螺合を完了すると同時に環状
壁24の小突条25は瓶口の内壁に設けた段部2
6に係合するように設けられている。
同様の構造のキヤツプが特開昭57−194938号公
報にも示されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のキヤツプにあつては環状壁24の小
突条25が中実(ムク)であるので、瓶口の内壁
とこれに接する環状壁24の小突条25とのはめ
合いを強くするシール性を高めることができるが
同時にキヤツプの開けトルクを大きくすることに
もなる。内容物によつてはシール性が高くキヤツ
プの開けトルクの大きいほうが良いものもある
が、家庭で使うものの多くは女子老人の手の力な
どを考慮すればシール性が高く開けトルクが大き
くないことが望ましい。
そこで本考案においてはシール性を高めても開
けトルクが大きくならないようにかつ瓶口に被冠
しやすいように構成したキヤツプを提供するもの
である。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、全体が合
成樹脂で成形され、少なくともキヤツプの頂部下
面から垂下され瓶口の内壁に沿つて当接する環状
のシール壁と、前記シール壁より外側に位置しキ
ヤツプの頂部下面から垂下され瓶口の上面に当接
する環状の当接部を備えてなる瓶用ねじ込みキヤ
ツプにおいて、前記環状のシール壁の下縁部はそ
の外面側にかつ上方に折り曲げられ、その折り曲
げ部を瓶口の内壁に直接当接するように設けたこ
とを特徴とする瓶用キヤツプとしたものである。
(作用) 本考案は上記構成からなるものであるから、キ
ヤツプを瓶口にねじ込み被冠するとき、シール壁
の下縁部はその外面側にかつ上方に折り曲げられ
ているので、この部分は弾性に富み、瓶口内壁へ
の嵌入は円滑であり、嵌入後はシール壁自身の弾
性とその下縁部の折り曲げ弾性とによつて開けト
ルクを大きくすることなく瓶口内壁とのシール性
を高めることができる。
(実施例) 第1図〜第4図は本考案の第1実施例で、全体
が合成樹脂で成形された瓶用キヤツプ1である。
キヤツプ1の内周壁は瓶口2のねじ部に螺合する
ねじ部3を備えている。キヤツプ1の頂部の下面
には、瓶口2の内壁2aに沿つて当接する第1の
環状のシール壁4と、瓶口2の外壁2bに沿つて
当接する第2の環状のシール壁5と、第1と第2
の環状シール4,5との間に位置して瓶口の頂部
2cが当接する環状の当接部6とを一体に突設し
てある。第1の環状のシール壁4の下端部には半
径方向外方に向く環状の舌部4aが設けられてい
る。舌部4aは先端が断面形状で略くさび状にと
がつていることが望ましい。舌部4aは瓶口2と
嵌合する前の状態では第4図に示されるような状
態となつており、嵌合した状態では第1図に示す
ように、上方に折り込まれて瓶口2の内壁2aに
圧接される。第2の環状のシール壁5には、第1
の環状のシール壁4の舌部4aのようなものはな
く平滑な内外面を備えている。第1と第2の環状
のシール壁4,5との間のキヤツプ1の下面に設
けられた当接部6は、断面形状が略三角形である
が、台形、方形等であつても良いものである。
この実施例では、瓶口2はシール壁4の舌部4
aと、当接部6と、シール壁5の内壁面とにより
液密状に保持される。
この実施例のキヤツプは、製造に当つて、シー
ル壁4の舌部4aに変形を残すことなく型抜きす
ることができるものである。
次に、第5図に本考案の第2の実施例を示す。
この実施例は前の実施例と比べて第2の環状のシ
ール壁5の構造が相違する。第2のシール壁5の
下端部には半径方向内方に向く環状の舌部5aが
設けられている。第1と第2のシール壁4,5は
断面形状で対向した形状となつている。従つて、
瓶口2にキヤツプ1が嵌合した状態では、シール
壁4の舌部4aおよびシール壁5の舌部5aは点
線で示すように夫々上方に折り込まれた状態で瓶
口2の内、外壁面に圧接されて、当接部6の圧接
と協力してシール作用を果す。
製造に当り、シール壁4,5の舌部4a,5a
は型抜きに際して変形を残すことなく成形するこ
とができる。
更に、第6図および第7図によつて本考案の第
3の実施例を説明する。この実施例は第1図に示
す実施例の変形で、特に、第1のシール壁4の舌
部4a′の断面形状を変えたものである。すなわち
舌部4a′の外端に下方に向くリブ4b′を延設した
ものである。このように構成した第1のシール壁
4を有していると、第7図に示すように、瓶口2
に装着された状態では舌部4a′とリブ4b′とは上
方に折り込まれると共に瓶口内壁面に対し二個所
の接触点を形成する。
(効果) 本考案は前記構成からなるものであるから、キ
ヤツプを瓶口にねじ込み被冠するとき、シール壁
の下縁部はその外面側にかつ上方に折り曲げられ
ているので、この部分は弾性に富み瓶口内壁への
嵌入は円滑に行うことができる。また、嵌入後は
シール壁自身の弾性とその下縁部の折り曲げ弾性
とによつて折り曲げ部分を瓶口内壁に押圧するの
で、当接部との協力の下にシール性を高めること
できるが開けトルクを大きくすることはないの
で、開栓は容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に第1の実施例の瓶口との関係
を示す要部拡大断面図、第2図は本考案の第1の
実施例におけるキヤツプの下面図、第3図は第2
図−線に沿う一部断面側面図、第4図は本考
案の要部拡大縦断面図、第5図は本考案の第2の
実施例の要部拡大縦断面図、第6図は本考案の第
3の実施例でその要部拡大縦断面図、第7図は第
6図に示す舌部すなわち下端部の作動状態を示す
図、第8図は従来のキヤツプと瓶口との関連を示
す縦断面図である。 1……キヤツプ、2……瓶口、4……(第1
の)シール壁、6……当接部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 全体が合成樹脂で成形され、少なくともキヤツ
    プの頂部下面から垂下され瓶口の内壁に沿つて当
    接する環状のシール壁と、前記シール壁より外側
    に位置しキヤツプの頂部下面から垂下され瓶口の
    上面に当接する環状の当接部を備えてなる瓶用ね
    じ込みキヤツプにおいて、 前記環状のシール壁の下縁部はその外面側にか
    つ上方に折り曲げられ、その折り曲げ部は瓶口の
    内壁に直接当接するように設けたことを特徴とす
    る瓶用キヤツプ。
JP1986064628U 1986-04-28 1986-04-28 Expired - Lifetime JPH0531078Y2 (ja)

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JP1986064628U JPH0531078Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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JP1986064628U JPH0531078Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62177651U JPS62177651U (ja) 1987-11-11
JPH0531078Y2 true JPH0531078Y2 (ja) 1993-08-10

Family

ID=30900954

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JPS62177651U (ja) 1987-11-11

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