JPH05307556A - 統合データベースを用いた情報処理装置 - Google Patents
統合データベースを用いた情報処理装置Info
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- JPH05307556A JPH05307556A JP11122392A JP11122392A JPH05307556A JP H05307556 A JPH05307556 A JP H05307556A JP 11122392 A JP11122392 A JP 11122392A JP 11122392 A JP11122392 A JP 11122392A JP H05307556 A JPH05307556 A JP H05307556A
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- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/06—Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
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- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/08—Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
- G06Q10/087—Inventory or stock management, e.g. order filling, procurement or balancing against orders
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- G06Q30/02—Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
- G06Q30/0201—Market modelling; Market analysis; Collecting market data
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- Computer And Data Communications (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】アパレル業界の各企業が個別に保有している各
種情報を素材の製造から服の販売に至るまで、その有機
的な運用に考慮しつつ一つのデータベースシステムを構
築して、高度な情報サービスを実現すること。 【構成】服及びテキスタイル生地の企画から製造販売に
至るまでのアパレル業界の各部署に分散保持されていた
各種業務情報が統合された統合データベース10を中核
に据えた情報提供ネットワークを構築し、販売会社3
0,アパレル会社40,縫製会社50,部材卸会社60
それぞれに設置された各端末機から何らかの業務指示が
なされたときに、各端末機に公衆電話回線を介して相互
にアクセス可能に結合された統合データベース管理シス
テム21により、その業務を支援するのに必要な各種情
報を適宜上記統合データベース10の複数のデータベー
スから検索して要求のあった端末機に出力する。
種情報を素材の製造から服の販売に至るまで、その有機
的な運用に考慮しつつ一つのデータベースシステムを構
築して、高度な情報サービスを実現すること。 【構成】服及びテキスタイル生地の企画から製造販売に
至るまでのアパレル業界の各部署に分散保持されていた
各種業務情報が統合された統合データベース10を中核
に据えた情報提供ネットワークを構築し、販売会社3
0,アパレル会社40,縫製会社50,部材卸会社60
それぞれに設置された各端末機から何らかの業務指示が
なされたときに、各端末機に公衆電話回線を介して相互
にアクセス可能に結合された統合データベース管理シス
テム21により、その業務を支援するのに必要な各種情
報を適宜上記統合データベース10の複数のデータベー
スから検索して要求のあった端末機に出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アパレル産業全般に開
かれた情報提供サービスネットワーク装置に係り、特
に、衣料品業界に於ける素材の製造から服の販売に至る
までの各種業務処理に関連する情報を電子的に処理する
コンピュータネットワークにより統合されるデータベー
スを用いた情報処理装置に関する。
かれた情報提供サービスネットワーク装置に係り、特
に、衣料品業界に於ける素材の製造から服の販売に至る
までの各種業務処理に関連する情報を電子的に処理する
コンピュータネットワークにより統合されるデータベー
スを用いた情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衣料品の分野の受発注業務の合理
化を狙って、スポーツウェアを中心にVAN利用が行わ
れるようになってきた。そのようなもの一つとして、例
えば、富士通社の乗合VANであるFENICS(商品
名)を利用したアシックス社のASNETが知られてい
る。このASNETは、店舗での販売,在庫状況の把握
を主目的としている。
化を狙って、スポーツウェアを中心にVAN利用が行わ
れるようになってきた。そのようなもの一つとして、例
えば、富士通社の乗合VANであるFENICS(商品
名)を利用したアシックス社のASNETが知られてい
る。このASNETは、店舗での販売,在庫状況の把握
を主目的としている。
【0003】この他にも、いくつかの情報ネットワーク
構築の試みがなされている。しかし、いずれも、受発注
に関わる伝票処理を電子化し、通信網を介して迅速に送
付することが主眼となっている。
構築の試みがなされている。しかし、いずれも、受発注
に関わる伝票処理を電子化し、通信網を介して迅速に送
付することが主眼となっている。
【0004】しかしながら、このように情報ネットワー
クを構築しても、その利用は主として、受発注伝票送付
業務の効率向上に留まっている。その理由は、素材の製
造から服の販売に至るプロセスが、多くの企業(会社)
によって業務分担されており、業務活動上必要な種々の
情報が、それぞれの企業に分散担持されており、また実
際には、企業内であっても、各業務担当者が業務情報を
それぞれ保持していて、各情報を有機的に結びつけ活用
する仕組みが存在していないということによる。
クを構築しても、その利用は主として、受発注伝票送付
業務の効率向上に留まっている。その理由は、素材の製
造から服の販売に至るプロセスが、多くの企業(会社)
によって業務分担されており、業務活動上必要な種々の
情報が、それぞれの企業に分散担持されており、また実
際には、企業内であっても、各業務担当者が業務情報を
それぞれ保持していて、各情報を有機的に結びつけ活用
する仕組みが存在していないということによる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような理由のた
め、多品種少量生産を行う衣料品、特に高級婦人服を扱
うアパレル産業に於いては、製品である衣料品の販売サ
イクルが短い(例えば、2〜3カ月)にもかかわらず、
生地や服の企画から糸,生地の部材の製造、服を製作す
る縫製に至るまで多大な時間がかかっている(例えば1
年6カ月)。
め、多品種少量生産を行う衣料品、特に高級婦人服を扱
うアパレル産業に於いては、製品である衣料品の販売サ
イクルが短い(例えば、2〜3カ月)にもかかわらず、
生地や服の企画から糸,生地の部材の製造、服を製作す
る縫製に至るまで多大な時間がかかっている(例えば1
年6カ月)。
【0006】従って、服の企画時点から実際の服の販売
を行うまで大きなタイムラグがあるため、服の企画時点
で予測したトレンドと販売時点でのトレンドがずれてし
まうと、企画製造した服が売れず、多数の返品や在庫を
抱えることが多々あった。逆に、予測したトレンドと合
致すると、すぐに品切れとなってしまい、追加製造しよ
うとしても、売れる時期に間に合わないのが現状であ
る。
を行うまで大きなタイムラグがあるため、服の企画時点
で予測したトレンドと販売時点でのトレンドがずれてし
まうと、企画製造した服が売れず、多数の返品や在庫を
抱えることが多々あった。逆に、予測したトレンドと合
致すると、すぐに品切れとなってしまい、追加製造しよ
うとしても、売れる時期に間に合わないのが現状であ
る。
【0007】よって、アパレル業界の各企業が個別に保
有している各種情報を素材の製造から服の販売に至るま
で、その有機的な運用に考慮しつつ一つのデータベース
システムへと統合化し、且つ企業秘密を守ることを前提
に相互利用システムを構築して、高度な情報サービスを
実現することができれば、タイムラグを少なくすること
が可能となり、在庫や返品を減らすことができ、販売動
向を見ながら売れる時期に追加増産を行い得るようにな
ることは明かである。
有している各種情報を素材の製造から服の販売に至るま
で、その有機的な運用に考慮しつつ一つのデータベース
システムへと統合化し、且つ企業秘密を守ることを前提
に相互利用システムを構築して、高度な情報サービスを
実現することができれば、タイムラグを少なくすること
が可能となり、在庫や返品を減らすことができ、販売動
向を見ながら売れる時期に追加増産を行い得るようにな
ることは明かである。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、アパレル業界の各企業が個別に保有している各種情
報を素材の製造から服の販売に至るまで、その有機的な
運用に考慮しつつ一つのデータベースシステムへと統合
化し、且つ企業秘密を守ることを前提に相互利用システ
ムを構築して、高度な情報サービスを実現することを目
的とする。
で、アパレル業界の各企業が個別に保有している各種情
報を素材の製造から服の販売に至るまで、その有機的な
運用に考慮しつつ一つのデータベースシステムへと統合
化し、且つ企業秘密を守ることを前提に相互利用システ
ムを構築して、高度な情報サービスを実現することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明による統合データベースを用いた情
報処理装置は、服及びテキスタイル生地の企画から製造
販売に至るまでの一連の業務に関する情報が記憶される
統合データベースと、上記統合データベースに結合され
ると共に、上記服及びテキスタイル生地の企画から製造
販売に至るまでの一連の業務を行う複数の異なる加入者
の各端末機に通信線路を介して相互にアクセス可能に結
合され、各端末機からの業務要求に従って、その業務を
支援するのに必要な各種情報を適宜上記統合データベー
スから検索して要求のあった端末機に出力する制御手段
とを具備し、上記統合データベースが、少なくとも、服
を企画製造する上で必要な情報と、テキスタイル生地を
企画製造する上で必要な情報とが記憶される企画情報デ
ータベースと、少なくとも、実際に販売される服の生産
販売に関する情報と、及び服の商品在庫の情報とを含む
アパレルデータベースと、少なくとも、商品となるテキ
スタイル生地の製造に関する情報と、及びテキスタイル
生地の在庫情報とを含むテキスタイルデータベースと、
少なくとも、服についての取引履歴情報と、及びテキス
タイル生地についての取引履歴情報とを含むデータベー
スとを有することを特徴としている。
するために、本発明による統合データベースを用いた情
報処理装置は、服及びテキスタイル生地の企画から製造
販売に至るまでの一連の業務に関する情報が記憶される
統合データベースと、上記統合データベースに結合され
ると共に、上記服及びテキスタイル生地の企画から製造
販売に至るまでの一連の業務を行う複数の異なる加入者
の各端末機に通信線路を介して相互にアクセス可能に結
合され、各端末機からの業務要求に従って、その業務を
支援するのに必要な各種情報を適宜上記統合データベー
スから検索して要求のあった端末機に出力する制御手段
とを具備し、上記統合データベースが、少なくとも、服
を企画製造する上で必要な情報と、テキスタイル生地を
企画製造する上で必要な情報とが記憶される企画情報デ
ータベースと、少なくとも、実際に販売される服の生産
販売に関する情報と、及び服の商品在庫の情報とを含む
アパレルデータベースと、少なくとも、商品となるテキ
スタイル生地の製造に関する情報と、及びテキスタイル
生地の在庫情報とを含むテキスタイルデータベースと、
少なくとも、服についての取引履歴情報と、及びテキス
タイル生地についての取引履歴情報とを含むデータベー
スとを有することを特徴としている。
【0010】
【作用】即ち、本発明の統合データベースを用いた情報
処理装置では、服及びテキスタイル生地の企画から製造
販売に至るまでのアパレル業界の各部署に分散保持され
ていた各種業務情報が統合された統合データベースを中
核に据えた情報提供ネットワークを構築し、一連の業務
を行う複数の異なる加入者、例えば複数の販売会社,複
数のアパレル会社,複数の縫製会社,複数の部材卸会社
等の各端末機から何らかの業務指示がなされたときに、
各端末機に通信線路を介して相互にアクセス可能に結合
された統合データベース管理システムにより、その業務
を支援するのに必要な各種情報を適宜上記統合データベ
ースの複数のデータベースから検索して要求のあった端
末機に出力するようにしている。
処理装置では、服及びテキスタイル生地の企画から製造
販売に至るまでのアパレル業界の各部署に分散保持され
ていた各種業務情報が統合された統合データベースを中
核に据えた情報提供ネットワークを構築し、一連の業務
を行う複数の異なる加入者、例えば複数の販売会社,複
数のアパレル会社,複数の縫製会社,複数の部材卸会社
等の各端末機から何らかの業務指示がなされたときに、
各端末機に通信線路を介して相互にアクセス可能に結合
された統合データベース管理システムにより、その業務
を支援するのに必要な各種情報を適宜上記統合データベ
ースの複数のデータベースから検索して要求のあった端
末機に出力するようにしている。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の第1実施例の構成を示す図で
ある。本実施例の統合データベースを用いた情報処理装
置は、その中核に統合データベース10を有する情報サ
ービス会社20を置き、この情報サービス会社20に、
公衆回線等を通じて複数の服の販売会社30、複数のア
パレル会社40、複数の縫製会社50、複数の部材卸会
社60を結合して、情報提供ネットワークを展開してい
るものである。各販売,アパレル,縫製,部材卸会社
は、特に図示はしていないが、情報サービス会社20の
統合データベース10にアクセスするため、キーボード
や高解像度のCRTディスプレイ,プリンタ等を含むワ
ークステーションレベルの端末機を有している。また、
この情報提供ネットワークには、上記の会社の他に、物
流や染料会社等の業界関連会社を結合することもでき
る。
明する。図1は、本発明の第1実施例の構成を示す図で
ある。本実施例の統合データベースを用いた情報処理装
置は、その中核に統合データベース10を有する情報サ
ービス会社20を置き、この情報サービス会社20に、
公衆回線等を通じて複数の服の販売会社30、複数のア
パレル会社40、複数の縫製会社50、複数の部材卸会
社60を結合して、情報提供ネットワークを展開してい
るものである。各販売,アパレル,縫製,部材卸会社
は、特に図示はしていないが、情報サービス会社20の
統合データベース10にアクセスするため、キーボード
や高解像度のCRTディスプレイ,プリンタ等を含むワ
ークステーションレベルの端末機を有している。また、
この情報提供ネットワークには、上記の会社の他に、物
流や染料会社等の業界関連会社を結合することもでき
る。
【0012】各販売会社30は、各地に散らばった複数
の店舗31を持つもので、これら店舗31には、売上状
況を販売会社30に知らせたり、発注を行うため、販売
会社30と繋がれたPOS端末(図示せず)が置かれて
いる。また、部材卸会社60は、複数の糸会社61,染
会社62,織会社63を系列会社として持つもので、生
地の受注から生産販売までを行う会社である。
の店舗31を持つもので、これら店舗31には、売上状
況を販売会社30に知らせたり、発注を行うため、販売
会社30と繋がれたPOS端末(図示せず)が置かれて
いる。また、部材卸会社60は、複数の糸会社61,染
会社62,織会社63を系列会社として持つもので、生
地の受注から生産販売までを行う会社である。
【0013】情報サービス会社20は、統合データベー
ス10を用いて種々の情報サービスを提供する会社であ
り、例えば公衆電話回線を通じて各会社と通信を行った
り、提供すべき情報サービスに応じて統合データベース
10からの情報の検索出力を行うためのコンピュータハ
ードウェア及びソフトウェアを含む統合データベース管
理システム21を有している。
ス10を用いて種々の情報サービスを提供する会社であ
り、例えば公衆電話回線を通じて各会社と通信を行った
り、提供すべき情報サービスに応じて統合データベース
10からの情報の検索出力を行うためのコンピュータハ
ードウェア及びソフトウェアを含む統合データベース管
理システム21を有している。
【0014】統合データベース10は、生産情報データ
ベース(DB)11,企画情報DB12,アパレルDB
13,テキスタイルDB14,取引DB15,経営支援
DB16で構成されている。
ベース(DB)11,企画情報DB12,アパレルDB
13,テキスタイルDB14,取引DB15,経営支援
DB16で構成されている。
【0015】上記生産情報DB11は、縫製DB11
A,縫製生産管理DB11B,部材DB11C,部材生
産管理DB11D,等により構成されている。ここで、
縫製DB11Aは、服を作る生産工程に関する様々な情
報がストックされるデータベースであり、縫製生産管理
DB11Bは、各縫製会社50の負荷状況等の情報をス
トックするデータベースである。また、部材DB11C
は、生地を作る上で必要な加工情報等の様々な情報がス
トックされるデータベースであり、部材生産管理DB1
1Dは、糸,染,織等の各加工会社の工程負荷状況等の
情報がストックされるデータベースである。
A,縫製生産管理DB11B,部材DB11C,部材生
産管理DB11D,等により構成されている。ここで、
縫製DB11Aは、服を作る生産工程に関する様々な情
報がストックされるデータベースであり、縫製生産管理
DB11Bは、各縫製会社50の負荷状況等の情報をス
トックするデータベースである。また、部材DB11C
は、生地を作る上で必要な加工情報等の様々な情報がス
トックされるデータベースであり、部材生産管理DB1
1Dは、糸,染,織等の各加工会社の工程負荷状況等の
情報がストックされるデータベースである。
【0016】なお、この生産情報DB11には、その
他、副資材(ボタン,リボン,等)の工程に関する情
報,染料の情報,工程能力,等、様々な生産に絡む複数
の情報がストックされる。
他、副資材(ボタン,リボン,等)の工程に関する情
報,染料の情報,工程能力,等、様々な生産に絡む複数
の情報がストックされる。
【0017】また、上記企画情報DB12は、アパレル
企画DB12A,テキスタイル企画DB12B,一般情
報DB12C,等により構成されている。アパレル企画
DB12Aは、アパレル(服)を企画及び製造する上で
必要な情報がストックされるデータベースであり、テキ
スタイル企画DB12Bは、生地を企画及び製造する上
で必要な関連情報がストックされるデータベースであ
る。一般情報DB12Cは、世の中の動きや、生活習慣
の流れ、映画からマスコミに至るまでの日常生活に関わ
る種々の情報(つまり、直接、服や生地に関わるもの以
外の様々な情報)がストックされるデータベースであ
る。この一般情報DB12Cには、その他、株,為替の
動き、海外の産地での絹の生産,羊毛の生産等の一般情
報もストックされている。
企画DB12A,テキスタイル企画DB12B,一般情
報DB12C,等により構成されている。アパレル企画
DB12Aは、アパレル(服)を企画及び製造する上で
必要な情報がストックされるデータベースであり、テキ
スタイル企画DB12Bは、生地を企画及び製造する上
で必要な関連情報がストックされるデータベースであ
る。一般情報DB12Cは、世の中の動きや、生活習慣
の流れ、映画からマスコミに至るまでの日常生活に関わ
る種々の情報(つまり、直接、服や生地に関わるもの以
外の様々な情報)がストックされるデータベースであ
る。この一般情報DB12Cには、その他、株,為替の
動き、海外の産地での絹の生産,羊毛の生産等の一般情
報もストックされている。
【0018】上記アパレルDB13は、服を作る部分だ
けに集中して、さらに詳細に展開されたデータベースで
あり、アパレルデザインDB13A,アパレル商品DB
13B,アパレル在庫DB13C,等により構成されて
いる。
けに集中して、さらに詳細に展開されたデータベースで
あり、アパレルデザインDB13A,アパレル商品DB
13B,アパレル在庫DB13C,等により構成されて
いる。
【0019】アパレルデザインDB13Aは、どんな服
を作るのかというデザイン情報がストックされるデータ
ベースである。アパレル商品DB13Bは、商品(実際
に服を作って展示してこれを売ろうと決めているもの、
つまりアパレルデザインDB13Aにストックされたデ
ザインの中の商品化されたごく一部のものであって、商
品コードが付けられ、生産販売できる体制になっている
もの)の生産販売に関する様々な情報(即ち、どんな服
で、どんな生地を用意して、どういう縫製工程を経れば
できるかという情報)がストックされるデータベースで
ある。アパレル在庫DB13Cは、商品在庫(これに
は、販売会社30が持つもの、アパレル会社40が持つ
もの、縫製会社50が仕掛りで持つもの等がある)の情
報がストックされるデータベースである。このアパレル
在庫DB13Cの情報は、セキュリティを十分に考慮し
た上で、必要な情報を引き出せるようにすることが必要
である。例えば、会社のID番号をキーとして、このI
D番号に絡んで、その会社がどういう取引を持っている
かという、会社の個別情報に基づいて、セキュリティを
かけることが必要である。
を作るのかというデザイン情報がストックされるデータ
ベースである。アパレル商品DB13Bは、商品(実際
に服を作って展示してこれを売ろうと決めているもの、
つまりアパレルデザインDB13Aにストックされたデ
ザインの中の商品化されたごく一部のものであって、商
品コードが付けられ、生産販売できる体制になっている
もの)の生産販売に関する様々な情報(即ち、どんな服
で、どんな生地を用意して、どういう縫製工程を経れば
できるかという情報)がストックされるデータベースで
ある。アパレル在庫DB13Cは、商品在庫(これに
は、販売会社30が持つもの、アパレル会社40が持つ
もの、縫製会社50が仕掛りで持つもの等がある)の情
報がストックされるデータベースである。このアパレル
在庫DB13Cの情報は、セキュリティを十分に考慮し
た上で、必要な情報を引き出せるようにすることが必要
である。例えば、会社のID番号をキーとして、このI
D番号に絡んで、その会社がどういう取引を持っている
かという、会社の個別情報に基づいて、セキュリティを
かけることが必要である。
【0020】上記テキスタイルDB14は、テキスタイ
ル(生地)を作る部分にだけ集中して、さらに詳細に展
開したデータベースであり、テキスタイルデザインDB
14A,テキスタイル商品DB14B,テキスタイル在
庫DB14C,等により構成されている。
ル(生地)を作る部分にだけ集中して、さらに詳細に展
開したデータベースであり、テキスタイルデザインDB
14A,テキスタイル商品DB14B,テキスタイル在
庫DB14C,等により構成されている。
【0021】テキスタイルデザインDB14Aは、どの
ような柄の生地を作るのかというデザイン情報がストッ
クされるデータベースであり、テキスタイル商品DB1
4Bは、商品となる生地を製造するのに必要な様々な情
報、例えば値段や生産実績等の情報がストックされるデ
ータベースである。テキスタイル在庫DB14Cは、部
材卸会社60が持つ在庫、糸,織,染会社61,62,
63の中間の仕掛りの在庫、アパレル会社40が購入し
て持っている在庫等の在庫情報がストックされるデータ
ベースである。このテキスタイル在庫DB14Cについ
ても、上記アパレル在庫DB13Cと同様に、ID番号
と相互の取引関係の記録から、必要なデータをセキュリ
ティに反しない範囲でのみ取り出せるようにすることが
必要である。
ような柄の生地を作るのかというデザイン情報がストッ
クされるデータベースであり、テキスタイル商品DB1
4Bは、商品となる生地を製造するのに必要な様々な情
報、例えば値段や生産実績等の情報がストックされるデ
ータベースである。テキスタイル在庫DB14Cは、部
材卸会社60が持つ在庫、糸,織,染会社61,62,
63の中間の仕掛りの在庫、アパレル会社40が購入し
て持っている在庫等の在庫情報がストックされるデータ
ベースである。このテキスタイル在庫DB14Cについ
ても、上記アパレル在庫DB13Cと同様に、ID番号
と相互の取引関係の記録から、必要なデータをセキュリ
ティに反しない範囲でのみ取り出せるようにすることが
必要である。
【0022】上記取引DB15は、納期管理や電子決裁
を行う中核となるものであり、アパレル受発注DB15
A,アパレル物流管理DB15B,テキスタイル受発注
DB15C,テキスタイル物流管理DB15D,等によ
り構成されている。
を行う中核となるものであり、アパレル受発注DB15
A,アパレル物流管理DB15B,テキスタイル受発注
DB15C,テキスタイル物流管理DB15D,等によ
り構成されている。
【0023】アパレル受発注DB15Aは、アパレルに
ついての取引履歴情報がストックされるデータベースで
あり、テキスタイル受発注DB15Cは、テキスタイル
についての取引履歴情報がストックされるデータベース
である。
ついての取引履歴情報がストックされるデータベースで
あり、テキスタイル受発注DB15Cは、テキスタイル
についての取引履歴情報がストックされるデータベース
である。
【0024】上記経営支援DB16は、実際に経営計画
を立てていく上で、あるいは経営の決断をする上で必要
な様々なデータ、即ち、各種のデータベースを加工する
ことにより得られる二次情報,三次情報と称される加工
情報を、情報サービス会社20が独自の分析手法でもっ
て分析し、いわば出所のわからなくなった情報としてサ
ービスするために用いられる。この経営支援DB16
は、アパレル販売分析DB16A,テキスタイル販売分
析DB16B,企業情報DB16C,事業評価DB16
D,等より構成されている。
を立てていく上で、あるいは経営の決断をする上で必要
な様々なデータ、即ち、各種のデータベースを加工する
ことにより得られる二次情報,三次情報と称される加工
情報を、情報サービス会社20が独自の分析手法でもっ
て分析し、いわば出所のわからなくなった情報としてサ
ービスするために用いられる。この経営支援DB16
は、アパレル販売分析DB16A,テキスタイル販売分
析DB16B,企業情報DB16C,事業評価DB16
D,等より構成されている。
【0025】アパレル販売分析DB16Aは、アパレル
の販売を分析した情報がストックされるデータベースで
あり、テキスタイル販売分析DB16Bは、テキスタイ
ルの販売を分析した情報がストックされるデータベース
である。企業情報DB16Cは、各企業の経営状態や取
引の状況等の情報がストックされるデータベースであ
る。
の販売を分析した情報がストックされるデータベースで
あり、テキスタイル販売分析DB16Bは、テキスタイ
ルの販売を分析した情報がストックされるデータベース
である。企業情報DB16Cは、各企業の経営状態や取
引の状況等の情報がストックされるデータベースであ
る。
【0026】このような構成に於いて、服の発注納品プ
ロセスが、素材の製造から服の販売まで、どの様に統合
データベース10により支援されるかを以下に説明す
る。図2は、服の発注・納品プロセスを、素材の製造か
ら服の販売に至るまで、概念的に示す図である。
ロセスが、素材の製造から服の販売まで、どの様に統合
データベース10により支援されるかを以下に説明す
る。図2は、服の発注・納品プロセスを、素材の製造か
ら服の販売に至るまで、概念的に示す図である。
【0027】即ち、店舗31からの発注処理(ステップ
S1)に応じて、販売会社30は、情報サービス会社2
0(統合データベース10)を介して、アパレル会社4
0に服の購入手配を行う(ステップS2)。
S1)に応じて、販売会社30は、情報サービス会社2
0(統合データベース10)を介して、アパレル会社4
0に服の購入手配を行う(ステップS2)。
【0028】アパレル会社40では、情報サービス会社
20(統合データベース10)を介して、販売会社30
と受注の交渉を行って(ステップS3)、服を受注す
る。そして、服の在庫があれば(ステップS4)、それ
を販売会社に出荷するが、無い場合には、生地の在庫を
確かめる(ステップS5)。在庫がなければ、情報サー
ビス会社20(統合データベース10)を介して、部材
卸会社60と生地の発注交渉を行う(ステップS6)。
20(統合データベース10)を介して、販売会社30
と受注の交渉を行って(ステップS3)、服を受注す
る。そして、服の在庫があれば(ステップS4)、それ
を販売会社に出荷するが、無い場合には、生地の在庫を
確かめる(ステップS5)。在庫がなければ、情報サー
ビス会社20(統合データベース10)を介して、部材
卸会社60と生地の発注交渉を行う(ステップS6)。
【0029】部材卸会社60では、情報サービス会社2
0(統合データベース10)を介して、アパレル会社4
0と生地の受注交渉を行い(ステップS7)、交渉がま
とまれば、糸会社61,染会社62,織会社63に加工
手配を行う(ステップS8)。こうして生地が出来上が
ると、必要な情報を情報サービス会社20(統合データ
ベース10)を介してアパレル会社40に送る等の生地
出荷処理を行い(ステップS9)、出来上がった生地を
アパレル会社40に出荷する。
0(統合データベース10)を介して、アパレル会社4
0と生地の受注交渉を行い(ステップS7)、交渉がま
とまれば、糸会社61,染会社62,織会社63に加工
手配を行う(ステップS8)。こうして生地が出来上が
ると、必要な情報を情報サービス会社20(統合データ
ベース10)を介してアパレル会社40に送る等の生地
出荷処理を行い(ステップS9)、出来上がった生地を
アパレル会社40に出荷する。
【0030】アパレル会社40では、部材卸会社60か
ら生地及び情報を受け取ると、必要な生地納品処理を行
う(ステップS10)。そして、情報サービス会社20
(統合データベース10)を介して、縫製会社50と服
の縫製加工の交渉を行う(ステップS11)。
ら生地及び情報を受け取ると、必要な生地納品処理を行
う(ステップS10)。そして、情報サービス会社20
(統合データベース10)を介して、縫製会社50と服
の縫製加工の交渉を行う(ステップS11)。
【0031】縫製会社50は、アパレル会社40より送
られてくる生地を使用して、情報サービス会社20(統
合データベース10)を介して送られてくる服の加工情
報に従って服を縫いあげる(ステップS12)。こうし
て服が出来上がると、必要な情報を情報サービス会社2
0(統合データベース10)を介してアパレル会社40
に送る等の生地出荷処理を行い、出来上がった服をアパ
レル会社40に出荷する。
られてくる生地を使用して、情報サービス会社20(統
合データベース10)を介して送られてくる服の加工情
報に従って服を縫いあげる(ステップS12)。こうし
て服が出来上がると、必要な情報を情報サービス会社2
0(統合データベース10)を介してアパレル会社40
に送る等の生地出荷処理を行い、出来上がった服をアパ
レル会社40に出荷する。
【0032】アパレル会社40では、縫製会社50から
服及び情報を受け取ると、必要な納品処理を行った後、
販売会社30への服の出荷処理を行う(ステップS1
3)。そして、服を販売会社30へ送ると共に、必要な
情報を情報サービス会社20(統合データベース10)
を介して販売会社30へ送る。
服及び情報を受け取ると、必要な納品処理を行った後、
販売会社30への服の出荷処理を行う(ステップS1
3)。そして、服を販売会社30へ送ると共に、必要な
情報を情報サービス会社20(統合データベース10)
を介して販売会社30へ送る。
【0033】販売会社30では、アパレル会社40から
服及び情報を受け取ると、必要な納品処理を行った後、
発注のあった店舗31に服を運び、店舗31にて販売す
る(ステップS14)。
服及び情報を受け取ると、必要な納品処理を行った後、
発注のあった店舗31に服を運び、店舗31にて販売す
る(ステップS14)。
【0034】次に、上記ステップS1乃至S3を、図3
を参照して、さらに詳細に説明する。各店舗31での服
の販売活動は全てPOSシステムに入力・記録される
(ステップS21)。このデータは、当該店舗31のロ
ーカルなデータベースに蓄えられて、当該店舗31の販
売管理,財務管理,売れ筋・死に筋分析,等に利用され
る。
を参照して、さらに詳細に説明する。各店舗31での服
の販売活動は全てPOSシステムに入力・記録される
(ステップS21)。このデータは、当該店舗31のロ
ーカルなデータベースに蓄えられて、当該店舗31の販
売管理,財務管理,売れ筋・死に筋分析,等に利用され
る。
【0035】また、各店舗31では、一定期間毎に販売
活動をチェックし、個々の商品の売行きや在庫状況を調
べて(ステップS22)、本社(販売会社30)に発注
依頼を行う(ステップS23)。この業務は、本社と接
続しているPOSシステムを通じて行われる。
活動をチェックし、個々の商品の売行きや在庫状況を調
べて(ステップS22)、本社(販売会社30)に発注
依頼を行う(ステップS23)。この業務は、本社と接
続しているPOSシステムを通じて行われる。
【0036】販売会社30の方では、店舗31からの服
発注依頼を受けると(ステップS24)、各店舗31か
らの依頼をまとめた上で、アパレル会社40への服発注
業務を行う。この業務は、服の売行き・在庫チェック、
アパレル会社40の在庫調査、部材卸会社60の生地在
庫調査、アパレル会社40への服照会、アパレル会社4
0との価格・納期交渉、アパレル会社40への服発注と
いう各作業から構成され、これらの作業は全て情報サー
ビス会社20の統合データベース10による業務支援サ
ービスを利用することにより遂行される。
発注依頼を受けると(ステップS24)、各店舗31か
らの依頼をまとめた上で、アパレル会社40への服発注
業務を行う。この業務は、服の売行き・在庫チェック、
アパレル会社40の在庫調査、部材卸会社60の生地在
庫調査、アパレル会社40への服照会、アパレル会社4
0との価格・納期交渉、アパレル会社40への服発注と
いう各作業から構成され、これらの作業は全て情報サー
ビス会社20の統合データベース10による業務支援サ
ービスを利用することにより遂行される。
【0037】以下、これらの作業を、詳細に説明する。 (1)売行き・在庫チェック(ステップS25) ここでは、販売会社30の服発注担当者は、情報サービ
ス会社20の統合データベース管理システム21に公衆
電話回線等により結合している自社内のワークステーシ
ョンレベルの端末機(作業用コンピュータ)を操作して
作業を行う。まず、ディスプレイの表示画面に表示され
た業務メニューの中から該当業務を選択し、作業対象の
服のコードを入力する。
ス会社20の統合データベース管理システム21に公衆
電話回線等により結合している自社内のワークステーシ
ョンレベルの端末機(作業用コンピュータ)を操作して
作業を行う。まず、ディスプレイの表示画面に表示され
た業務メニューの中から該当業務を選択し、作業対象の
服のコードを入力する。
【0038】すると、統合データベース管理システム2
1は、統合データベース10のアパレル受発注DB15
A中に蓄積されている自社の発注データを抽出・処理し
て、販売会社30の端末機のディスプレイに1つ目のウ
ィンドを開いて、自社の過去の発注データを発注履歴と
して表示する。ここには、発注先,発注日時,発注数
量,入荷日時,入荷数量,検査結果,等が表示される。
1は、統合データベース10のアパレル受発注DB15
A中に蓄積されている自社の発注データを抽出・処理し
て、販売会社30の端末機のディスプレイに1つ目のウ
ィンドを開いて、自社の過去の発注データを発注履歴と
して表示する。ここには、発注先,発注日時,発注数
量,入荷日時,入荷数量,検査結果,等が表示される。
【0039】また、統合データベース管理システム21
は、統合データベース10のアパレル販売分析DB16
A中に蓄積されている自社及び一般(他社)の分析デー
タを抽出・処理して、2つ目のウィンドに、自社の各店
舗31に於ける過去の販売実績の分析データ及び類似商
品の一般的売行き分析データ等を表示する。このウィン
ドには、必要に応じて将来の売行き予測,推奨発注数量
等も表示される。
は、統合データベース10のアパレル販売分析DB16
A中に蓄積されている自社及び一般(他社)の分析デー
タを抽出・処理して、2つ目のウィンドに、自社の各店
舗31に於ける過去の販売実績の分析データ及び類似商
品の一般的売行き分析データ等を表示する。このウィン
ドには、必要に応じて将来の売行き予測,推奨発注数量
等も表示される。
【0040】さらに、統合データベース管理システム2
1は、統合データベース10のアパレル在庫DB13C
中に蓄積されている自社の在庫データも抽出・処理し
て、3つ目のウィンドに、自社の在庫状況を表示する。
このウィンドには、必要に応じて将来の在庫変化予測等
も表示される。
1は、統合データベース10のアパレル在庫DB13C
中に蓄積されている自社の在庫データも抽出・処理し
て、3つ目のウィンドに、自社の在庫状況を表示する。
このウィンドには、必要に応じて将来の在庫変化予測等
も表示される。
【0041】発注担当者は、これら3つのウィンドに表
示された情報を総合して、発注数量,納期等の目安をつ
けた上で、これらウィンドを開いたまま縮小し、次の作
業に移る。
示された情報を総合して、発注数量,納期等の目安をつ
けた上で、これらウィンドを開いたまま縮小し、次の作
業に移る。
【0042】(2)アパレル会社の在庫調査(ステップ
S26) 発注担当者は、1つ目のウィンドを手がかりに、取引先
アパレル会社40の作業対象服の在庫調査を行う。
S26) 発注担当者は、1つ目のウィンドを手がかりに、取引先
アパレル会社40の作業対象服の在庫調査を行う。
【0043】即ち、業務メニューの中から該当業務を選
択すると、統合データベース管理システム21は、統合
データベース10のアパレル在庫DB13C中に蓄積さ
れている取引先アパレル会社40の在庫データを抽出・
処理して、4つ目のウィンドを開き、取引先アパレル会
社40に於ける作業対象服の在庫状況を表示する。但
し、ここで抽出,表示される在庫状況は、当該アパレル
会社40の実際の在庫状況そのものではなく、当該アパ
レル会社40が取引先の販売会社30に限り公表しても
良いと設定した範囲の在庫状況である。そのため、統合
データベース管理システム21は、取引先登録と販売会
社IDとを参照して、抽出,表示すべきデータを決定す
る。ここでは、当該アパレル会社40の在庫だけでな
く、新規生産予定や生地在庫,受注可能数量や価格,納
期,等が表示されることもある。発注担当者は、取引先
アパレル会社40の受注体制を確認して、次の作業に移
る。
択すると、統合データベース管理システム21は、統合
データベース10のアパレル在庫DB13C中に蓄積さ
れている取引先アパレル会社40の在庫データを抽出・
処理して、4つ目のウィンドを開き、取引先アパレル会
社40に於ける作業対象服の在庫状況を表示する。但
し、ここで抽出,表示される在庫状況は、当該アパレル
会社40の実際の在庫状況そのものではなく、当該アパ
レル会社40が取引先の販売会社30に限り公表しても
良いと設定した範囲の在庫状況である。そのため、統合
データベース管理システム21は、取引先登録と販売会
社IDとを参照して、抽出,表示すべきデータを決定す
る。ここでは、当該アパレル会社40の在庫だけでな
く、新規生産予定や生地在庫,受注可能数量や価格,納
期,等が表示されることもある。発注担当者は、取引先
アパレル会社40の受注体制を確認して、次の作業に移
る。
【0044】(3)部材卸会社の在庫調査(ステップS
27) 服の生産は、生地在庫があるかないかで大幅に生産日数
が異なるために、発注担当者は参考情報として生地の市
中在庫を調査する。
27) 服の生産は、生地在庫があるかないかで大幅に生産日数
が異なるために、発注担当者は参考情報として生地の市
中在庫を調査する。
【0045】即ち、発注担当者が業務メニューから該当
業務を選択すると、統合データベース管理システム21
は、服のコードを手がかりに、統合データベース10の
アパレル商品DB13Bから使用生地コードを抽出し、
次いでテキスタイル在庫DB14Cを調べて、5つ目の
ウィンドを開き、必要な生地の在庫状況を表示する。但
し、ここで表示される在庫状況は、当該アパレル会社4
0と取り引きしている部材卸会社60の実際の在庫状況
そのものではなく、当該部材卸会社60が一般情報とし
て公表しても良いと設定した範囲の在庫状況表示であっ
て、統合データベース管理システム21は、取引先登録
と販売会社IDとを参照してデータを表示する。ここで
は、当該部材卸会社60の在庫だけでなく、新規生産予
定や受注可能数量,参考価格・納期等が表示されること
もある。
業務を選択すると、統合データベース管理システム21
は、服のコードを手がかりに、統合データベース10の
アパレル商品DB13Bから使用生地コードを抽出し、
次いでテキスタイル在庫DB14Cを調べて、5つ目の
ウィンドを開き、必要な生地の在庫状況を表示する。但
し、ここで表示される在庫状況は、当該アパレル会社4
0と取り引きしている部材卸会社60の実際の在庫状況
そのものではなく、当該部材卸会社60が一般情報とし
て公表しても良いと設定した範囲の在庫状況表示であっ
て、統合データベース管理システム21は、取引先登録
と販売会社IDとを参照してデータを表示する。ここで
は、当該部材卸会社60の在庫だけでなく、新規生産予
定や受注可能数量,参考価格・納期等が表示されること
もある。
【0046】統合データベース管理システム21はさら
に、発注担当者が希望すれば、以上5つのウィンドに表
示された情報及び関連情報を元に、発注数量,価格,納
期を含んだ推奨発注計画を6つ目のウィンドを開いて表
示する。発注担当者は、以上の情報を総合して、発注計
画をたて、次の作業に移る。
に、発注担当者が希望すれば、以上5つのウィンドに表
示された情報及び関連情報を元に、発注数量,価格,納
期を含んだ推奨発注計画を6つ目のウィンドを開いて表
示する。発注担当者は、以上の情報を総合して、発注計
画をたて、次の作業に移る。
【0047】(4)アパレル会社へ服照会(ステップS
28) 発注担当者は、業務メニューの中から該当業務を選択
し、発注計画に基づいて、取引先アパレル会社40へ発
注照会を行う。統合データベース管理システム27は、
電子メール機能を用いて、必要な情報を取引先アパレル
会社40へ送付する。発注担当者は、ここまでの作業で
用いたウィンドを閉じて、次の服の発注業務に移る。
28) 発注担当者は、業務メニューの中から該当業務を選択
し、発注計画に基づいて、取引先アパレル会社40へ発
注照会を行う。統合データベース管理システム27は、
電子メール機能を用いて、必要な情報を取引先アパレル
会社40へ送付する。発注担当者は、ここまでの作業で
用いたウィンドを閉じて、次の服の発注業務に移る。
【0048】(5)販売会社より服照会受付(ステップ
S29) 以上のような販売会社30からの服照会に応じて、アパ
レル会社40の受注担当者は、情報サービス会社20の
統合データベース管理システム21に公衆電話回線等を
通じて結合しているワークステーションレベルの端末機
(作業用コンピュータ)を操作して、照会受付作業を行
う。
S29) 以上のような販売会社30からの服照会に応じて、アパ
レル会社40の受注担当者は、情報サービス会社20の
統合データベース管理システム21に公衆電話回線等を
通じて結合しているワークステーションレベルの端末機
(作業用コンピュータ)を操作して、照会受付作業を行
う。
【0049】即ち、情報サービス会社20を介して送ら
れてくる電子メールの中から、販売会社30の服発注照
会メールを選び出して、照会受付及び返答予定日時を入
力する。この情報は、情報サービス会社20を通じて販
売会社30の作業用コンピュータに返され、販売会社3
0の発注担当者はいつでもこの情報を確認することがで
きる。
れてくる電子メールの中から、販売会社30の服発注照
会メールを選び出して、照会受付及び返答予定日時を入
力する。この情報は、情報サービス会社20を通じて販
売会社30の作業用コンピュータに返され、販売会社3
0の発注担当者はいつでもこの情報を確認することがで
きる。
【0050】アパレル会社40の服受注業務は、服の出
荷(売れ行き)・在庫チェック、生地の在庫チェック、
部材卸会社60の生地在庫調査、縫製会社50の空き工
程調査、販売会社30との価格・納期交渉、販売会社3
0からの服受注という各作業から構成され、これらの作
業はすべて情報サービス会社20の統合データベース1
0による業務支援サービスを利用することにより遂行さ
れる。
荷(売れ行き)・在庫チェック、生地の在庫チェック、
部材卸会社60の生地在庫調査、縫製会社50の空き工
程調査、販売会社30との価格・納期交渉、販売会社3
0からの服受注という各作業から構成され、これらの作
業はすべて情報サービス会社20の統合データベース1
0による業務支援サービスを利用することにより遂行さ
れる。
【0051】(6)売行き・在庫チェック(ステップS
30) アパレル会社40の受注担当者が、業務メニューの中か
ら該当業務を選択し、作業対象の服のコードを入力する
と、統合データベース管理システム21は、統合データ
ベース10のアパレル受発注DB15A中に蓄積されて
いる自社受注データを抽出・処理して、1つ目のウィン
ドを開き、自社の過去の受注データを受注履歴として表
示する。ここには、受注先,受注日時,受注数量,出荷
日時,出荷数量,等が表示される。
30) アパレル会社40の受注担当者が、業務メニューの中か
ら該当業務を選択し、作業対象の服のコードを入力する
と、統合データベース管理システム21は、統合データ
ベース10のアパレル受発注DB15A中に蓄積されて
いる自社受注データを抽出・処理して、1つ目のウィン
ドを開き、自社の過去の受注データを受注履歴として表
示する。ここには、受注先,受注日時,受注数量,出荷
日時,出荷数量,等が表示される。
【0052】さらに、統合データベース管理システム2
1は、統合データベース10のアパレル販売分析DB1
6A中に蓄積されている自社及び一般(他社)の分析デ
ータを抽出・処理して、2つ目のウィンドに、自社の生
産・出荷実績の分析データ及び複数の取引先販売会社3
0の一般的売行き分析データや類似商品の一般的売行き
分析データ等を表示し、必要に応じて将来の出荷予測,
推奨受注数量,等も表示する。
1は、統合データベース10のアパレル販売分析DB1
6A中に蓄積されている自社及び一般(他社)の分析デ
ータを抽出・処理して、2つ目のウィンドに、自社の生
産・出荷実績の分析データ及び複数の取引先販売会社3
0の一般的売行き分析データや類似商品の一般的売行き
分析データ等を表示し、必要に応じて将来の出荷予測,
推奨受注数量,等も表示する。
【0053】さらにまた、統合データベース管理システ
ム21は、統合データベース10のアパレル在庫DB1
3C中に蓄積されている自社在庫データを抽出・処理し
て、3つ目のウィンドに、自社の在庫状況を表示し、必
要に応じて将来の在庫変化予測等も表示する。
ム21は、統合データベース10のアパレル在庫DB1
3C中に蓄積されている自社在庫データを抽出・処理し
て、3つ目のウィンドに、自社の在庫状況を表示し、必
要に応じて将来の在庫変化予測等も表示する。
【0054】受注担当者は、これら3つのウィンドに表
示された情報を総合して、受注数量,納期,等の目安を
つけた上で、ウィンドを開いたまま縮小し、次の作業に
移る。
示された情報を総合して、受注数量,納期,等の目安を
つけた上で、ウィンドを開いたまま縮小し、次の作業に
移る。
【0055】(7)生地在庫チェック(ステップS3
1) 業務メニューの中から該当業務を選択すると、統合デー
タベース管理システム21は、4つ目のウィンドが開
き、統合データベース10のアパレル商品DB13Bか
ら使用生地コードを抽出し、次いでテキスタイル在庫D
B14Cの自社在庫を調べて、必要な生地の在庫状況を
表示する。ここでは、さらに、在庫生地から生産可能な
服の数量を表示させることもできる。
1) 業務メニューの中から該当業務を選択すると、統合デー
タベース管理システム21は、4つ目のウィンドが開
き、統合データベース10のアパレル商品DB13Bか
ら使用生地コードを抽出し、次いでテキスタイル在庫D
B14Cの自社在庫を調べて、必要な生地の在庫状況を
表示する。ここでは、さらに、在庫生地から生産可能な
服の数量を表示させることもできる。
【0056】(8)部材卸会社の在庫調査(ステップS
32) 自社の生地在庫が不足している場合には、部材卸会社6
0の生地在庫調査を行う。即ち、業務メニューの中から
該当業務を選択すると、統合データベース管理システム
21は、統合データベース10のテキスタイル在庫DB
14C中に蓄積されている取引先部材卸会社60の在庫
データを抽出・処理して、5つ目のウィンドを開き、取
引先部材卸会社60に於ける必要生地の在庫状況を表示
する。但し、ここで表示される在庫状況は、当該部材卸
会社60の実際の在庫状況そのものではなく、当該部材
卸会社60が取引先のアパレル会社40に限り公表して
も良いと設定した範囲の在庫状況表示であって、統合デ
ータベース管理システム21は、取引先登録とアパレル
会社IDとを参照してデータを表示する。ここでは、当
該部材卸会社60の在庫だけでなく、新規生産予定や仕
掛かり在庫,受注可能数量や価格・納期等が表示される
こともある。受注担当者は、取引先部材卸会社60の受
注体制を確認して次の作業に移る。
32) 自社の生地在庫が不足している場合には、部材卸会社6
0の生地在庫調査を行う。即ち、業務メニューの中から
該当業務を選択すると、統合データベース管理システム
21は、統合データベース10のテキスタイル在庫DB
14C中に蓄積されている取引先部材卸会社60の在庫
データを抽出・処理して、5つ目のウィンドを開き、取
引先部材卸会社60に於ける必要生地の在庫状況を表示
する。但し、ここで表示される在庫状況は、当該部材卸
会社60の実際の在庫状況そのものではなく、当該部材
卸会社60が取引先のアパレル会社40に限り公表して
も良いと設定した範囲の在庫状況表示であって、統合デ
ータベース管理システム21は、取引先登録とアパレル
会社IDとを参照してデータを表示する。ここでは、当
該部材卸会社60の在庫だけでなく、新規生産予定や仕
掛かり在庫,受注可能数量や価格・納期等が表示される
こともある。受注担当者は、取引先部材卸会社60の受
注体制を確認して次の作業に移る。
【0057】(9)縫製会社の空き工程調査(ステップ
S33) 以上の在庫チェックで、生地在庫,生地入手見通しを得
た上で、縫製工程の調査を行う。
S33) 以上の在庫チェックで、生地在庫,生地入手見通しを得
た上で、縫製工程の調査を行う。
【0058】即ち、業務メニューの中から該当業務を選
択すると、統合データベース管理システム21は、6つ
目のウィンドを開き、統合データベース10のアパレル
商品DB13Bから得られた概略縫製仕様と、企業情報
DB16Cから得られた縫製能力の適合した取引先縫製
会社50のリストを表示する。さらに、統合データベー
ス管理システム21は、これらの複数の縫製会社50に
対し、それぞれ1つずつウィンドを開いて、統合データ
ベース10の縫製生産管理DB11Bから得られた縫製
負荷状況を表示する。なお、ここで表示される縫製負荷
状況は、当該縫製会社50の実際の縫製負荷状況そのも
のではなく、当該縫製会社50が取引先のアパレル会社
に限り公表しても良いと設定した範囲の縫製負荷状況で
あって、統合データベース管理システム21は、取引先
登録とアパレル会社IDを参照してデータを表示する。
受注担当者は、以上の情報を総合して受注計画をたて、
次の作業に移る。
択すると、統合データベース管理システム21は、6つ
目のウィンドを開き、統合データベース10のアパレル
商品DB13Bから得られた概略縫製仕様と、企業情報
DB16Cから得られた縫製能力の適合した取引先縫製
会社50のリストを表示する。さらに、統合データベー
ス管理システム21は、これらの複数の縫製会社50に
対し、それぞれ1つずつウィンドを開いて、統合データ
ベース10の縫製生産管理DB11Bから得られた縫製
負荷状況を表示する。なお、ここで表示される縫製負荷
状況は、当該縫製会社50の実際の縫製負荷状況そのも
のではなく、当該縫製会社50が取引先のアパレル会社
に限り公表しても良いと設定した範囲の縫製負荷状況で
あって、統合データベース管理システム21は、取引先
登録とアパレル会社IDを参照してデータを表示する。
受注担当者は、以上の情報を総合して受注計画をたて、
次の作業に移る。
【0059】(10)価格・納期交渉(ステップS3
4,S35) アパレル会社40の受注担当者は、情報サービス会社2
0を経由して、販売会社30の発注担当者に、受注計画
を電子メールで送付し、以後、相互に電子メールを交換
して、数量・価格・納期交渉を行う。電子メール交換の
合間に、アパレル会社40の受注担当者は、次の服の受
注業務を行うことができる。
4,S35) アパレル会社40の受注担当者は、情報サービス会社2
0を経由して、販売会社30の発注担当者に、受注計画
を電子メールで送付し、以後、相互に電子メールを交換
して、数量・価格・納期交渉を行う。電子メール交換の
合間に、アパレル会社40の受注担当者は、次の服の受
注業務を行うことができる。
【0060】(11)服受発注(ステップS36,S3
7) 数量・価格・納期交渉がまとまると、販売会社30の発
注担当者は、注文表を作成し、情報サービス会社20を
通じて電子メールで送付する。アパレル会社40の受注
担当者は、送られてきた注文書を確認し、受注確認(注
文請書)を作成して電子メールで販売会社30の発注担
当者に送付する。そして、この取引データは、統合デー
タベース10のアパレル受発注DB15Aに記録され
る。
7) 数量・価格・納期交渉がまとまると、販売会社30の発
注担当者は、注文表を作成し、情報サービス会社20を
通じて電子メールで送付する。アパレル会社40の受注
担当者は、送られてきた注文書を確認し、受注確認(注
文請書)を作成して電子メールで販売会社30の発注担
当者に送付する。そして、この取引データは、統合デー
タベース10のアパレル受発注DB15Aに記録され
る。
【0061】次に、上記ステップS5乃至S7を、図4
を参照して、さらに詳細に説明する。アパレル会社40
では、販売会社30から服注文を受けた時、服の在庫も
生地の在庫もない場合には(ステップS5)、部材卸会
社60への生地発注業務を行う。この業務は、部材卸会
社60の在庫調査、部材卸会社60系列の糸,染,織会
社61,62,63の空き工程調査、部材卸会社60へ
の生地照会、部材卸会社60との価格・納期交渉、部材
卸会社60への生地発注という各作業から構成され、こ
れらの作業は全て情報サービス会社20の統合データベ
ース10による業務支援サービスを利用することにより
遂行される。
を参照して、さらに詳細に説明する。アパレル会社40
では、販売会社30から服注文を受けた時、服の在庫も
生地の在庫もない場合には(ステップS5)、部材卸会
社60への生地発注業務を行う。この業務は、部材卸会
社60の在庫調査、部材卸会社60系列の糸,染,織会
社61,62,63の空き工程調査、部材卸会社60へ
の生地照会、部材卸会社60との価格・納期交渉、部材
卸会社60への生地発注という各作業から構成され、こ
れらの作業は全て情報サービス会社20の統合データベ
ース10による業務支援サービスを利用することにより
遂行される。
【0062】以下、これらの作業を、詳細に説明する。 (1)部材卸会社の在庫チェック(ステップS41) ここでは、アパレル会社40の発注担当者は、情報サー
ビス会社20の統合データベース管理システム21に公
衆電話回線等を通じて結合している自社内のワークステ
ーションレベルの端末機(作業用コンピュータ)を操作
して作業を行う。まず、ディスプレイの表示画面に表示
された業務メニューの中から該当業務を選択し、作業対
象の服のコードを入力する。
ビス会社20の統合データベース管理システム21に公
衆電話回線等を通じて結合している自社内のワークステ
ーションレベルの端末機(作業用コンピュータ)を操作
して作業を行う。まず、ディスプレイの表示画面に表示
された業務メニューの中から該当業務を選択し、作業対
象の服のコードを入力する。
【0063】すると、情報サービス会社20の統合デー
タベース管理システム21では、この服のコードを手が
かりに、統合データベース10のアパレル商品DB13
Bから使用生地コードを抽出し、次いでテキスタイル受
発注DB15C中に蓄積されている自社の発注データを
抽出・処理して、1つ目のウィンドに、自社の過去の発
注データを発注履歴として表示する。ここには、発注
先,発注日時,発注数量,入荷日時,入荷数量,検査結
果,等が表示される。
タベース管理システム21では、この服のコードを手が
かりに、統合データベース10のアパレル商品DB13
Bから使用生地コードを抽出し、次いでテキスタイル受
発注DB15C中に蓄積されている自社の発注データを
抽出・処理して、1つ目のウィンドに、自社の過去の発
注データを発注履歴として表示する。ここには、発注
先,発注日時,発注数量,入荷日時,入荷数量,検査結
果,等が表示される。
【0064】さらに、統合データベース管理システム2
1は、統合データベース10のテキスタイル販売分析D
B16B中に蓄積されている自社及び一般(他社)の分
析データを抽出・処理して、2つ目のウィンドに、自社
に於ける過去の販売実績の分析データ及び類似商品の一
般的売行き分析データ等を表示する。このウィンドに
は、必要に応じて将来の売行き予測,推奨発注数量等も
表示される。
1は、統合データベース10のテキスタイル販売分析D
B16B中に蓄積されている自社及び一般(他社)の分
析データを抽出・処理して、2つ目のウィンドに、自社
に於ける過去の販売実績の分析データ及び類似商品の一
般的売行き分析データ等を表示する。このウィンドに
は、必要に応じて将来の売行き予測,推奨発注数量等も
表示される。
【0065】また、統合データベース管理システム21
は、統合データベース10のテキスタイル在庫DB14
C中に蓄積されている取引先部材卸会社60の在庫デー
タを抽出・処理して、3つ目のウィンドを開き、取引先
部材卸会社60に於ける作業対象生地の在庫状況を表示
する。但し、ここで抽出,表示される在庫状況は、当該
部材卸会社60の実際の在庫状況そのものではなく、当
該部材卸会社60が取引先のアパレル会社40に限り公
表しても良いと設定した範囲の在庫状況である。そのた
め、統合データベース管理システム21は、取引先登録
とアパレル会社IDとを参照して、抽出,表示すべきデ
ータを決定する。ここでは、当該部材卸会社60の在庫
だけでなく、新規生産予定や部材在庫,受注可能数量や
価格,納期,等が表示されることもある。発注担当者
は、取引先部材卸会社60の受注体制を確認して、次の
作業に移る。
は、統合データベース10のテキスタイル在庫DB14
C中に蓄積されている取引先部材卸会社60の在庫デー
タを抽出・処理して、3つ目のウィンドを開き、取引先
部材卸会社60に於ける作業対象生地の在庫状況を表示
する。但し、ここで抽出,表示される在庫状況は、当該
部材卸会社60の実際の在庫状況そのものではなく、当
該部材卸会社60が取引先のアパレル会社40に限り公
表しても良いと設定した範囲の在庫状況である。そのた
め、統合データベース管理システム21は、取引先登録
とアパレル会社IDとを参照して、抽出,表示すべきデ
ータを決定する。ここでは、当該部材卸会社60の在庫
だけでなく、新規生産予定や部材在庫,受注可能数量や
価格,納期,等が表示されることもある。発注担当者
は、取引先部材卸会社60の受注体制を確認して、次の
作業に移る。
【0066】(2)部材卸会社系列の空き工程調査(ス
テップS42) 生地の生産は、部材卸会社60系列の糸,染,織の各会
社61,62,63が直ちに生地加工工程を開始できる
かできないかで大幅に生産日数が異なるために、発注担
当者は参考情報として部材卸会社60系列の各会社の空
き工程を調査する。
テップS42) 生地の生産は、部材卸会社60系列の糸,染,織の各会
社61,62,63が直ちに生地加工工程を開始できる
かできないかで大幅に生産日数が異なるために、発注担
当者は参考情報として部材卸会社60系列の各会社の空
き工程を調査する。
【0067】即ち、発注担当者が業務メニューから該当
業務を選択すると、統合データベース管理システム21
は、統合データベース10のテキスタイル商品DB14
Bから得られた概略加工仕様を、4つ目のウィンドを開
いて表示する。
業務を選択すると、統合データベース管理システム21
は、統合データベース10のテキスタイル商品DB14
Bから得られた概略加工仕様を、4つ目のウィンドを開
いて表示する。
【0068】さらに、統合データベース管理システム2
1は、部材卸会社60系列の各加工会社61,62,6
3に対し、それぞれ1つずつウィンドを開き、統合デー
タベース10の部材生産管理DB11Dから得られた工
程負荷状況を表示する。なお、ここで表示される工程負
荷状況は、各加工会社の実際の工程負荷状況そのもので
はなく、取引先部材卸会社60が取引先のアパレル会社
40に限り公表しても良いと設定した範囲の工程負荷状
況であって、統合データベース管理システム21は、取
引先登録とアパレル会社IDとを参照してデータを表示
する。
1は、部材卸会社60系列の各加工会社61,62,6
3に対し、それぞれ1つずつウィンドを開き、統合デー
タベース10の部材生産管理DB11Dから得られた工
程負荷状況を表示する。なお、ここで表示される工程負
荷状況は、各加工会社の実際の工程負荷状況そのもので
はなく、取引先部材卸会社60が取引先のアパレル会社
40に限り公表しても良いと設定した範囲の工程負荷状
況であって、統合データベース管理システム21は、取
引先登録とアパレル会社IDとを参照してデータを表示
する。
【0069】統合データベース管理システム21はさら
に、発注担当者が希望すれば、以上5つのウィンドに表
示された情報及び関連情報を元に、発注数量,価格,納
期を含んだ推奨発注計画を6つ目のウィンドを開いて表
示する。発注担当者は、以上の情報を総合して、発注計
画をたて、次の作業に移る。
に、発注担当者が希望すれば、以上5つのウィンドに表
示された情報及び関連情報を元に、発注数量,価格,納
期を含んだ推奨発注計画を6つ目のウィンドを開いて表
示する。発注担当者は、以上の情報を総合して、発注計
画をたて、次の作業に移る。
【0070】(3)部材卸会社へ生地照会(ステップS
43) 発注担当者は、業務メニューの中から該当業務を選択
し、発注計画に基づいて、取引先部材卸会社60へ発注
照会を行う。統合データベース管理システム21は、電
子メール機能を用いて、必要な情報を取引先部材卸会社
60へ送付する。発注担当者は、ここまでの作業で用い
たウィンドを閉じて、次の生地の発注業務に移る。
43) 発注担当者は、業務メニューの中から該当業務を選択
し、発注計画に基づいて、取引先部材卸会社60へ発注
照会を行う。統合データベース管理システム21は、電
子メール機能を用いて、必要な情報を取引先部材卸会社
60へ送付する。発注担当者は、ここまでの作業で用い
たウィンドを閉じて、次の生地の発注業務に移る。
【0071】(4)アパレル会社より生地照会受付(ス
テップS44) 以上のようなアパレル会社40からの生地照会に応じ
て、部材卸会社60の受注担当者は、情報サービス会社
20の統合データベース管理システム21に公衆電話回
線等を通じて結合しているワークステーションレベルの
端末機(作業用コンピュータ)を操作して、照会受付作
業を行う。
テップS44) 以上のようなアパレル会社40からの生地照会に応じ
て、部材卸会社60の受注担当者は、情報サービス会社
20の統合データベース管理システム21に公衆電話回
線等を通じて結合しているワークステーションレベルの
端末機(作業用コンピュータ)を操作して、照会受付作
業を行う。
【0072】即ち、情報サービス会社20を介して送ら
れてくる電子メールの中から、アパレル会社40の生地
発注照会メールを選び出して、照会受付及び返答予定日
時を入力する。この情報は、情報サービス会社20を通
じてアパレル会社40の作業用コンピュータに返され、
アパレル会社40の発注担当者はいつでもこの情報を確
認することができる。
れてくる電子メールの中から、アパレル会社40の生地
発注照会メールを選び出して、照会受付及び返答予定日
時を入力する。この情報は、情報サービス会社20を通
じてアパレル会社40の作業用コンピュータに返され、
アパレル会社40の発注担当者はいつでもこの情報を確
認することができる。
【0073】部材卸会社60の生地受注業務は、生地の
出荷(売れ行き)・在庫チェック、系列会社の仕掛品調
査、系列会社の空き工程調査、アパレル会社40との価
格・納期交渉、アパレル会社40からの生地受注という
各作業から構成され、これらの作業はすべて情報サービ
ス会社20の統合データベース10による業務支援サー
ビスを利用することにより遂行される。
出荷(売れ行き)・在庫チェック、系列会社の仕掛品調
査、系列会社の空き工程調査、アパレル会社40との価
格・納期交渉、アパレル会社40からの生地受注という
各作業から構成され、これらの作業はすべて情報サービ
ス会社20の統合データベース10による業務支援サー
ビスを利用することにより遂行される。
【0074】(5)売行き・在庫チェック(ステップS
45) 部材卸会社60の受注担当者が、業務メニューの中から
該当業務を選択し、作業対象の生地のコードを入力する
と、統合データベース管理システム21は、統合データ
ベース10のテキスタイル受発注DB15C中に蓄積さ
れている自社受注データを抽出・処理して、1つ目のウ
ィンドを開き、自社の過去の受注データを受注履歴とし
て表示する。ここには、受注先,受注日時,受注数量,
出荷日時,出荷数量,等が表示される。
45) 部材卸会社60の受注担当者が、業務メニューの中から
該当業務を選択し、作業対象の生地のコードを入力する
と、統合データベース管理システム21は、統合データ
ベース10のテキスタイル受発注DB15C中に蓄積さ
れている自社受注データを抽出・処理して、1つ目のウ
ィンドを開き、自社の過去の受注データを受注履歴とし
て表示する。ここには、受注先,受注日時,受注数量,
出荷日時,出荷数量,等が表示される。
【0075】さらに、統合データベース管理システム2
1は、統合データベース10のテキスタイル販売分析D
B16B中に蓄積されている自社及び一般(他社)の分
析データ、及びアパレル販売分析DB16A中に蓄積さ
れている一般分析データを抽出・処理して、2つ目のウ
ィンドに、自社の生産・出荷実績の分析データや類似商
品の一般的売行き分析データ、及びアパレルの一般的売
行き分析データ等を表示し、必要に応じて将来の出荷予
測,推奨受注数量,等も表示する。
1は、統合データベース10のテキスタイル販売分析D
B16B中に蓄積されている自社及び一般(他社)の分
析データ、及びアパレル販売分析DB16A中に蓄積さ
れている一般分析データを抽出・処理して、2つ目のウ
ィンドに、自社の生産・出荷実績の分析データや類似商
品の一般的売行き分析データ、及びアパレルの一般的売
行き分析データ等を表示し、必要に応じて将来の出荷予
測,推奨受注数量,等も表示する。
【0076】また、統合データベース管理システムは、
統合データベース10のテキスタイル在庫DB14C中
に蓄積されている自社在庫データを抽出・処理して、3
つ目のウィンドに、自社の在庫状況を表示し、必要に応
じて将来の在庫変化予測等も表示する。受注担当者は、
これら3つのウィンドに表示された情報を総合して、受
注数量,納期,等の目安をつけた上で、ウィンドを開い
たまま縮小し、次の作業に移る。
統合データベース10のテキスタイル在庫DB14C中
に蓄積されている自社在庫データを抽出・処理して、3
つ目のウィンドに、自社の在庫状況を表示し、必要に応
じて将来の在庫変化予測等も表示する。受注担当者は、
これら3つのウィンドに表示された情報を総合して、受
注数量,納期,等の目安をつけた上で、ウィンドを開い
たまま縮小し、次の作業に移る。
【0077】(6)系列会社の仕掛品調査(ステップS
46) 業務メニューの中から該当業務を選択すると、統合デー
タベース管理システム21は、4つ目のウィンドを開
き、統合データベース10のテキスタイル商品DB14
Bから概略加工仕様を抽出表示し、次いで、この概略加
工仕様に基づき、テキスタイル在庫DB14C中に蓄積
されている系列加工会社の仕掛品の在庫データを抽出・
処理して、5つ目のウィンドを開き、系列加工会社に於
ける仕掛品在庫状況を表示する。
46) 業務メニューの中から該当業務を選択すると、統合デー
タベース管理システム21は、4つ目のウィンドを開
き、統合データベース10のテキスタイル商品DB14
Bから概略加工仕様を抽出表示し、次いで、この概略加
工仕様に基づき、テキスタイル在庫DB14C中に蓄積
されている系列加工会社の仕掛品の在庫データを抽出・
処理して、5つ目のウィンドを開き、系列加工会社に於
ける仕掛品在庫状況を表示する。
【0078】(7)系列加工会社の空き工程調査(ステ
ップS47) 以上の在庫チェックで、生地在庫,生地入手見通しを得
た上で、空き工程の調査を行う。
ップS47) 以上の在庫チェックで、生地在庫,生地入手見通しを得
た上で、空き工程の調査を行う。
【0079】即ち、業務メニューの中から該当業務を選
択すると、統合データベース管理システム21は、6つ
目のウィンドを開き、統合データベース10のテキスタ
イル商品DB14Bから得られた概略加工仕様と、企業
情報DB16Cから得られた加工能力の適合した系列加
工会社61,62,63のリストを表示する。さらに、
統合データベース管理システムは、これらの複数の系列
加工会社61,62,63に対し、それぞれ1つずつウ
ィンドを開き、統合データベース10の部材生産管理D
B11Dから得られた負荷状況を表示する。受注担当者
は、以上の情報を総合して受注計画をたて、次の作業に
移る。
択すると、統合データベース管理システム21は、6つ
目のウィンドを開き、統合データベース10のテキスタ
イル商品DB14Bから得られた概略加工仕様と、企業
情報DB16Cから得られた加工能力の適合した系列加
工会社61,62,63のリストを表示する。さらに、
統合データベース管理システムは、これらの複数の系列
加工会社61,62,63に対し、それぞれ1つずつウ
ィンドを開き、統合データベース10の部材生産管理D
B11Dから得られた負荷状況を表示する。受注担当者
は、以上の情報を総合して受注計画をたて、次の作業に
移る。
【0080】(8)価格・納期交渉(ステップS48,
S49) 部材卸会社60の受注担当者は、情報サービス会社20
を経由して、アパレル会社40の発注担当者に、受注計
画を電子メールで送付し、以後、相互に電子メールを交
換して、数量・価格・納期交渉を行う。電子メール交換
の合間に、部材卸会社60の受注担当者は、次の生地の
受注業務を行うことができる。
S49) 部材卸会社60の受注担当者は、情報サービス会社20
を経由して、アパレル会社40の発注担当者に、受注計
画を電子メールで送付し、以後、相互に電子メールを交
換して、数量・価格・納期交渉を行う。電子メール交換
の合間に、部材卸会社60の受注担当者は、次の生地の
受注業務を行うことができる。
【0081】(9)生地受発注(ステップS50,S5
1) 数量・価格・納期交渉がまとまると、アパレル会社40
の発注担当者は、注文表を作成し、それを部材卸会社6
0の受注担当者へ情報サービス会社20を通じて電子メ
ールで送付する。部材卸会社60の受注担当者は、送ら
れてきた注文書を確認し、受注確認(注文請書)を作成
して電子メールでアパレル会社40の発注担当者に送付
する。そして、この取引データは、統合データベース1
0のテキスタイル受発注DB15Cに記録される。
1) 数量・価格・納期交渉がまとまると、アパレル会社40
の発注担当者は、注文表を作成し、それを部材卸会社6
0の受注担当者へ情報サービス会社20を通じて電子メ
ールで送付する。部材卸会社60の受注担当者は、送ら
れてきた注文書を確認し、受注確認(注文請書)を作成
して電子メールでアパレル会社40の発注担当者に送付
する。そして、この取引データは、統合データベース1
0のテキスタイル受発注DB15Cに記録される。
【0082】次に、上記ステップS7乃至S10をさら
に詳細に説明する。まず、後染の場合について、図5を
参照して説明する。即ち、部材卸会社60では、生地の
受注を受けると、情報サービス会社20の統合データベ
ース管理システム21に公衆電話回線等により結合して
いる自社内のワークステーションレベルの端末機(作業
用コンピュータ)を操作して、テキスタイル在庫DB1
4Cにより在庫の確認を行う(この業務は、上記ステッ
プS45,S46と同様にして行われるため、詳述はし
ない)。
に詳細に説明する。まず、後染の場合について、図5を
参照して説明する。即ち、部材卸会社60では、生地の
受注を受けると、情報サービス会社20の統合データベ
ース管理システム21に公衆電話回線等により結合して
いる自社内のワークステーションレベルの端末機(作業
用コンピュータ)を操作して、テキスタイル在庫DB1
4Cにより在庫の確認を行う(この業務は、上記ステッ
プS45,S46と同様にして行われるため、詳述はし
ない)。
【0083】そして、在庫確認の結果、生地の在庫がな
く(ステップS61)、白生地の在庫もなく(ステップ
S62)、糸の在庫すらない場合には(ステップS6
3)、部材卸会社60の担当者は、自社端末機を操作し
て、系列の糸工場(会社)61の工程負荷状況を調査す
る(ステップS64)。すると、統合データベース管理
システム21により、統合データベース10のテキスタ
イル商品DB14Bから得られた概略加工仕様と、企業
情報DB16Cから得られた糸加工能力の適合した系列
糸会社61のリストが表示される。さらに、これらのリ
ストアップされた系列糸会社61に対してそれぞれ統合
データベース10の部材生産管理DB11Dから得られ
た負荷状況が表示される。部材卸会社60の担当者は、
これらの表示に基づいて適切な糸会社61を選択する。
く(ステップS61)、白生地の在庫もなく(ステップ
S62)、糸の在庫すらない場合には(ステップS6
3)、部材卸会社60の担当者は、自社端末機を操作し
て、系列の糸工場(会社)61の工程負荷状況を調査す
る(ステップS64)。すると、統合データベース管理
システム21により、統合データベース10のテキスタ
イル商品DB14Bから得られた概略加工仕様と、企業
情報DB16Cから得られた糸加工能力の適合した系列
糸会社61のリストが表示される。さらに、これらのリ
ストアップされた系列糸会社61に対してそれぞれ統合
データベース10の部材生産管理DB11Dから得られ
た負荷状況が表示される。部材卸会社60の担当者は、
これらの表示に基づいて適切な糸会社61を選択する。
【0084】次に、端末機を操作して、詳細な加工仕様
を検索し、選択した糸会社61に公衆電話回線等を通じ
てオンラインで加工指示を出す(ステップS65)。即
ち、統合データベース管理システム21により統合デー
タベース10の部材DB11Cから詳細な加工仕様を検
索して、これをオンラインで糸会社61に送る。
を検索し、選択した糸会社61に公衆電話回線等を通じ
てオンラインで加工指示を出す(ステップS65)。即
ち、統合データベース管理システム21により統合デー
タベース10の部材DB11Cから詳細な加工仕様を検
索して、これをオンラインで糸会社61に送る。
【0085】糸会社61では、この糸加工指示を受け
て、加工仕様に従って糸加工を行い(ステップS6
6)、完成品の検査を行って部材卸会社60へ出荷する
(ステップS67)。
て、加工仕様に従って糸加工を行い(ステップS6
6)、完成品の検査を行って部材卸会社60へ出荷する
(ステップS67)。
【0086】糸会社61より糸が納品されると、部材卸
会社60では、この糸の納品検査を行い(ステップS6
8)、合格した糸を自社の倉庫もしくは系列の織工場
(会社)63の倉庫に入庫する(ステップS69)。ま
た、この糸の代金を糸会社61に支払い(ステップS7
0)、糸会社61がこの代金を受け取る(ステップS7
1)。この支払は、テキスタイル受発注DB15Cに記
録される。
会社60では、この糸の納品検査を行い(ステップS6
8)、合格した糸を自社の倉庫もしくは系列の織工場
(会社)63の倉庫に入庫する(ステップS69)。ま
た、この糸の代金を糸会社61に支払い(ステップS7
0)、糸会社61がこの代金を受け取る(ステップS7
1)。この支払は、テキスタイル受発注DB15Cに記
録される。
【0087】こうして、糸の在庫がある場合には(ステ
ップS63)、部材卸会社60の担当者は、端末機を操
作して、系列の織工場(会社)63の工程負荷状況を調
査する(ステップS72)。すると、統合データベース
管理システム21により、統合データベース10のテキ
スタイル商品DB14Bから得られた概略加工仕様と、
企業情報DB16Cから得られた織加工能力の適合した
系列織会社63のリストが表示される。さらに、これら
のリストアップされた系列織会社63に対してそれぞれ
統合データベース10の部材生産管理DB11Dから得
られた負荷状況が表示される。部材卸会社60の担当者
は、これらの表示に基づいて適切な織会社63を選択す
る。
ップS63)、部材卸会社60の担当者は、端末機を操
作して、系列の織工場(会社)63の工程負荷状況を調
査する(ステップS72)。すると、統合データベース
管理システム21により、統合データベース10のテキ
スタイル商品DB14Bから得られた概略加工仕様と、
企業情報DB16Cから得られた織加工能力の適合した
系列織会社63のリストが表示される。さらに、これら
のリストアップされた系列織会社63に対してそれぞれ
統合データベース10の部材生産管理DB11Dから得
られた負荷状況が表示される。部材卸会社60の担当者
は、これらの表示に基づいて適切な織会社63を選択す
る。
【0088】次に、端末機を操作して、詳細な加工仕様
を検索し、選択した織会社63に公衆電話回線等を通じ
てオンラインで加工指示を出す(ステップS73)。即
ち、統合データベース管理システム21により統合デー
タベース10の部材DB11Cから詳細な加工仕様を検
索して、これをオンラインで織会社63に送る。
を検索し、選択した織会社63に公衆電話回線等を通じ
てオンラインで加工指示を出す(ステップS73)。即
ち、統合データベース管理システム21により統合デー
タベース10の部材DB11Cから詳細な加工仕様を検
索して、これをオンラインで織会社63に送る。
【0089】織会社63では、この織加工指示を受け
て、加工仕様に従って織加工を行い(ステップS7
4)、完成品の検査を行って部材卸会社60へ出荷する
(ステップS75)。
て、加工仕様に従って織加工を行い(ステップS7
4)、完成品の検査を行って部材卸会社60へ出荷する
(ステップS75)。
【0090】織会社63より白生地が納品されると、部
材卸会社60では、この白生地の納品検査を行い(ステ
ップS76)、合格した白生地を自社の倉庫もしくは系
列の染工場(会社)62の倉庫に入庫する(ステップS
77)。また、この白生地の代金を織会社63に支払い
(ステップS78)、織会社63がこの代金を受け取る
(ステップS79)。この支払は、テキスタイル受発注
DB15Cに記録される。
材卸会社60では、この白生地の納品検査を行い(ステ
ップS76)、合格した白生地を自社の倉庫もしくは系
列の染工場(会社)62の倉庫に入庫する(ステップS
77)。また、この白生地の代金を織会社63に支払い
(ステップS78)、織会社63がこの代金を受け取る
(ステップS79)。この支払は、テキスタイル受発注
DB15Cに記録される。
【0091】こうして、白生地の在庫がある場合には
(ステップS62)、部材卸会社60の担当者は、端末
機を操作して、系列の染工場(会社)62の工程負荷状
況を調査する(ステップS80)。すると、統合データ
ベース管理システム21により、統合データベース10
のテキスタイル商品DB14Bから得られた概略加工仕
様と、企業情報DB16Cから得られた染加工能力の適
合した系列染会社62のリストが表示される。さらに、
これらのリストアップされた系列染会社62に対してそ
れぞれ統合データベース10の部材生産管理DB11D
から得られた負荷状況が表示される。部材卸会社60の
担当者は、これらの表示に基づいて適切な染会社62を
選択する。
(ステップS62)、部材卸会社60の担当者は、端末
機を操作して、系列の染工場(会社)62の工程負荷状
況を調査する(ステップS80)。すると、統合データ
ベース管理システム21により、統合データベース10
のテキスタイル商品DB14Bから得られた概略加工仕
様と、企業情報DB16Cから得られた染加工能力の適
合した系列染会社62のリストが表示される。さらに、
これらのリストアップされた系列染会社62に対してそ
れぞれ統合データベース10の部材生産管理DB11D
から得られた負荷状況が表示される。部材卸会社60の
担当者は、これらの表示に基づいて適切な染会社62を
選択する。
【0092】次に、端末機を操作して、詳細な加工仕様
を検索し、選択した染会社62に公衆電話回線等を通じ
てオンラインで加工指示を出す(ステップS81)。即
ち、統合データベース管理システム21により統合デー
タベース10の部材DB11Cから詳細な加工仕様を検
索して、これをオンラインで染会社62に送る。
を検索し、選択した染会社62に公衆電話回線等を通じ
てオンラインで加工指示を出す(ステップS81)。即
ち、統合データベース管理システム21により統合デー
タベース10の部材DB11Cから詳細な加工仕様を検
索して、これをオンラインで染会社62に送る。
【0093】染会社62では、この染加工指示を受け
て、加工仕様に従って染加工を行い(ステップS8
2)、完成品の検査を行って部材卸会社60へ出荷する
(ステップS83)。
て、加工仕様に従って染加工を行い(ステップS8
2)、完成品の検査を行って部材卸会社60へ出荷する
(ステップS83)。
【0094】染会社62より生地が納品されると、部材
卸会社60では、この生地の納品検査を行い(ステップ
S84)、合格した生地を自社の倉庫に入庫する(ステ
ップS85)。また、この生地の代金を染会社62に支
払い(ステップS86)、染会社62がこの代金を受け
取る(ステップS87)。この支払は、テキスタイル受
発注DB15Cに記録される。こうして、生地の在庫が
ある場合には(ステップS61)、生地を検査の上、ア
パレル会社40に出荷する(ステップS88)。
卸会社60では、この生地の納品検査を行い(ステップ
S84)、合格した生地を自社の倉庫に入庫する(ステ
ップS85)。また、この生地の代金を染会社62に支
払い(ステップS86)、染会社62がこの代金を受け
取る(ステップS87)。この支払は、テキスタイル受
発注DB15Cに記録される。こうして、生地の在庫が
ある場合には(ステップS61)、生地を検査の上、ア
パレル会社40に出荷する(ステップS88)。
【0095】部材卸会社60より生地が納品されると、
アパレル会社40では、この生地の納品検査を行い(ス
テップS89)、合格した生地を自社の倉庫もしくは縫
製会社50の倉庫に入庫する(ステップS90)。ま
た、この生地の代金を部材卸会社60に支払い(ステッ
プS91)、部材卸会社60がこの代金を受け取る(ス
テップS92)。この支払は、テキスタイル受発注DB
15Cに記録される。
アパレル会社40では、この生地の納品検査を行い(ス
テップS89)、合格した生地を自社の倉庫もしくは縫
製会社50の倉庫に入庫する(ステップS90)。ま
た、この生地の代金を部材卸会社60に支払い(ステッ
プS91)、部材卸会社60がこの代金を受け取る(ス
テップS92)。この支払は、テキスタイル受発注DB
15Cに記録される。
【0096】また、先染の場合には、図6に示すように
なる。即ち、在庫確認の結果、生地の在庫がなく(ステ
ップS61)、染糸の在庫もなく(ステップS93)、
糸の在庫すらない場合には(ステップS63)、部材卸
会社60の担当者は、端末機を操作して、系列の糸工場
(会社)61の工程負荷状況を調査する(ステップS6
4)。すると、統合データベース管理システム21によ
り、統合データベース10のテキスタイル商品DB14
Bから得られた概略加工仕様と、企業情報DB16Cか
ら得られた糸加工能力の適合した系列糸会社61のリス
トが表示される。さらに、これらのリストアップされた
系列糸会社61に対してそれぞれ統合データベース10
の部材生産管理DB11Dから得られた負荷状況が表示
される。部材卸会社60の担当者は、これらの表示に基
づいて適切な糸会社61を選択する。
なる。即ち、在庫確認の結果、生地の在庫がなく(ステ
ップS61)、染糸の在庫もなく(ステップS93)、
糸の在庫すらない場合には(ステップS63)、部材卸
会社60の担当者は、端末機を操作して、系列の糸工場
(会社)61の工程負荷状況を調査する(ステップS6
4)。すると、統合データベース管理システム21によ
り、統合データベース10のテキスタイル商品DB14
Bから得られた概略加工仕様と、企業情報DB16Cか
ら得られた糸加工能力の適合した系列糸会社61のリス
トが表示される。さらに、これらのリストアップされた
系列糸会社61に対してそれぞれ統合データベース10
の部材生産管理DB11Dから得られた負荷状況が表示
される。部材卸会社60の担当者は、これらの表示に基
づいて適切な糸会社61を選択する。
【0097】次に、端末機を操作して、詳細な加工仕様
を検索し、選択した糸会社61に公衆電話回線等を通じ
てオンラインで加工指示を出す(ステップS65)。即
ち、統合データベース管理システム21により統合デー
タベース10の部材DB11Cから詳細な加工仕様を検
索して、これをオンラインで糸会社61に送る。
を検索し、選択した糸会社61に公衆電話回線等を通じ
てオンラインで加工指示を出す(ステップS65)。即
ち、統合データベース管理システム21により統合デー
タベース10の部材DB11Cから詳細な加工仕様を検
索して、これをオンラインで糸会社61に送る。
【0098】糸会社61では、この糸加工指示を受け
て、加工仕様に従って糸加工を行い(ステップS6
6)、完成品の検査を行って部材卸会社60へ出荷する
(ステップS67)。
て、加工仕様に従って糸加工を行い(ステップS6
6)、完成品の検査を行って部材卸会社60へ出荷する
(ステップS67)。
【0099】糸会社61より糸が納品されると、部材卸
会社60では、この糸の納品検査を行い(ステップS6
8)、合格した糸を自社の倉庫もしくは系列の織工場
(会社)63の倉庫に入庫する(ステップS69)。ま
た、この糸の代金を糸会社61に支払い(ステップS7
0)、糸会社61がこの代金を受け取る(ステップS7
1)。この支払は、テキスタイル受発注DB15Cに記
録される。
会社60では、この糸の納品検査を行い(ステップS6
8)、合格した糸を自社の倉庫もしくは系列の織工場
(会社)63の倉庫に入庫する(ステップS69)。ま
た、この糸の代金を糸会社61に支払い(ステップS7
0)、糸会社61がこの代金を受け取る(ステップS7
1)。この支払は、テキスタイル受発注DB15Cに記
録される。
【0100】こうして、糸の在庫がある場合には(ステ
ップS63)、部材卸会社60の担当者は、端末機を操
作して、系列の染工場(会社)62の工程負荷状況を調
査する(ステップS80)。すると、統合データベース
管理システム21により、統合データベース10のテキ
スタイル商品DB14Bから得られた概略加工仕様と、
企業情報DB16Cから得られた染加工能力の適合した
系列染会社62のリストが表示される。さらに、これら
のリストアップされた系列染会社62に対してそれぞれ
統合データベース10の部材生産管理DB11Dから得
られた負荷状況が表示される。部材卸会社60の担当者
は、これらの表示に基づいて適切な染会社62を選択す
る。
ップS63)、部材卸会社60の担当者は、端末機を操
作して、系列の染工場(会社)62の工程負荷状況を調
査する(ステップS80)。すると、統合データベース
管理システム21により、統合データベース10のテキ
スタイル商品DB14Bから得られた概略加工仕様と、
企業情報DB16Cから得られた染加工能力の適合した
系列染会社62のリストが表示される。さらに、これら
のリストアップされた系列染会社62に対してそれぞれ
統合データベース10の部材生産管理DB11Dから得
られた負荷状況が表示される。部材卸会社60の担当者
は、これらの表示に基づいて適切な染会社62を選択す
る。
【0101】次に、端末機を操作して、詳細な加工仕様
を検索し、選択した染会社62に公衆電話回線等を通じ
てオンラインで加工指示を出す(ステップS81)。即
ち、統合データベース管理システム21により統合デー
タベース10の部材DB11Cから詳細な加工仕様を検
索して、これをオンラインで染会社62に送る。
を検索し、選択した染会社62に公衆電話回線等を通じ
てオンラインで加工指示を出す(ステップS81)。即
ち、統合データベース管理システム21により統合デー
タベース10の部材DB11Cから詳細な加工仕様を検
索して、これをオンラインで染会社62に送る。
【0102】染会社62では、この染加工指示を受け
て、加工仕様に従って染加工を行い(ステップS8
2)、完成品の検査を行って部材卸会社60へ出荷する
(ステップS83)。
て、加工仕様に従って染加工を行い(ステップS8
2)、完成品の検査を行って部材卸会社60へ出荷する
(ステップS83)。
【0103】染会社62より染糸が納品されると、部材
卸会社60では、この染糸の納品検査を行い(ステップ
S84)、合格した染糸を自社の倉庫もしくは系列の織
工場(会社)63の倉庫に入庫する(ステップS8
5)。また、この染糸の代金を染会社62に支払い(ス
テップS86)、染会社62がこの代金を受け取る(ス
テップS87)。この支払は、テキスタイル受発注DB
15Cに記録される。
卸会社60では、この染糸の納品検査を行い(ステップ
S84)、合格した染糸を自社の倉庫もしくは系列の織
工場(会社)63の倉庫に入庫する(ステップS8
5)。また、この染糸の代金を染会社62に支払い(ス
テップS86)、染会社62がこの代金を受け取る(ス
テップS87)。この支払は、テキスタイル受発注DB
15Cに記録される。
【0104】こうして、染糸の在庫がある場合には(ス
テップS93)、部材卸会社60の担当者は、端末機を
操作して、系列の織工場(会社)63の工程負荷状況を
調査する(ステップS72)。すると、統合データベー
ス管理システム21により、統合データベース10のテ
キスタイル商品DB14Bから得られた概略加工仕様
と、企業情報DB16Cから得られた織加工能力の適合
した系列織会社63のリストが表示される。さらに、こ
れらのリストアップされた系列織会社63に対してそれ
ぞれ統合データベース10の部材生産管理DB11Dか
ら得られた負荷状況が表示される。部材卸会社60の担
当者は、これらの表示に基づいて適切な織会社63を選
択する。
テップS93)、部材卸会社60の担当者は、端末機を
操作して、系列の織工場(会社)63の工程負荷状況を
調査する(ステップS72)。すると、統合データベー
ス管理システム21により、統合データベース10のテ
キスタイル商品DB14Bから得られた概略加工仕様
と、企業情報DB16Cから得られた織加工能力の適合
した系列織会社63のリストが表示される。さらに、こ
れらのリストアップされた系列織会社63に対してそれ
ぞれ統合データベース10の部材生産管理DB11Dか
ら得られた負荷状況が表示される。部材卸会社60の担
当者は、これらの表示に基づいて適切な織会社63を選
択する。
【0105】次に、端末機を操作して、詳細な加工仕様
を検索し、選択した織会社63に公衆電話回線等を通じ
てオンラインで加工指示を出す(ステップS73)。即
ち、統合データベース管理システム21により統合デー
タベース10の部材DB11Cから詳細な加工仕様を検
索して、これをオンラインで織会社63に送る。
を検索し、選択した織会社63に公衆電話回線等を通じ
てオンラインで加工指示を出す(ステップS73)。即
ち、統合データベース管理システム21により統合デー
タベース10の部材DB11Cから詳細な加工仕様を検
索して、これをオンラインで織会社63に送る。
【0106】織会社63では、この織加工指示を受け
て、加工仕様に従って織加工を行い(ステップS7
4)、完成品の検査を行って部材卸会社60へ出荷する
(ステップS75)。
て、加工仕様に従って織加工を行い(ステップS7
4)、完成品の検査を行って部材卸会社60へ出荷する
(ステップS75)。
【0107】織会社63より生地が納品されると、部材
卸会社60では、この生地の納品検査を行い(ステップ
S76)、合格した生地を自社の倉庫に入庫する(ステ
ップS77)。また、この生地の代金を織会社63に支
払い(ステップS78)、織会社63がこの代金を受け
取る(ステップS79)。この支払は、テキスタイル受
発注DB15Cに記録される。こうして、生地の在庫が
ある場合には(ステップS61)、生地を検査の上、ア
パレル会社40に出荷する(ステップS88)。
卸会社60では、この生地の納品検査を行い(ステップ
S76)、合格した生地を自社の倉庫に入庫する(ステ
ップS77)。また、この生地の代金を織会社63に支
払い(ステップS78)、織会社63がこの代金を受け
取る(ステップS79)。この支払は、テキスタイル受
発注DB15Cに記録される。こうして、生地の在庫が
ある場合には(ステップS61)、生地を検査の上、ア
パレル会社40に出荷する(ステップS88)。
【0108】部材卸会社60より生地が納品されると、
アパレル会社40では、この生地の納品検査を行い(ス
テップS89)、合格した生地を自社の倉庫もしくは縫
製会社50の倉庫に入庫する(ステップS90)。ま
た、この生地の代金を部材卸会社60に支払い(ステッ
プS91)、部材卸会社60がこの代金を受け取る(ス
テップS92)。この支払は、テキスタイル受発注DB
15Cに記録される。
アパレル会社40では、この生地の納品検査を行い(ス
テップS89)、合格した生地を自社の倉庫もしくは縫
製会社50の倉庫に入庫する(ステップS90)。ま
た、この生地の代金を部材卸会社60に支払い(ステッ
プS91)、部材卸会社60がこの代金を受け取る(ス
テップS92)。この支払は、テキスタイル受発注DB
15Cに記録される。
【0109】次に、図7を参照して、上記ステップS1
1乃至S13を詳細に説明する。アパレル会社40に生
地在庫がある場合には(ステップS5)、アパレル会社
40の縫製発注担当者は、端末機を操作して、縫製会社
50の工程負荷状況を調査する(ステップS101)。
即ち、情報サービス会社20の統合データベース管理シ
ステム21により統合データベース10のアパレル商品
DB13Bから得られた概略縫製仕様を表示し、また企
業情報DB16Cから得られた縫製能力の適合した取引
先縫製会社50のリストを表示する。さらに、これらの
リストアップされた取引先縫製会社50に対してそれぞ
れ、統合データベース10の縫製生産管理DB11Bか
ら得られた工程負荷状況が表示される。なお、ここで表
示される工程負荷状況は、各縫製会社50の実際の工程
負荷状況そのものではなく、取引先縫製会社50が取引
先のアパレル会社40に限り公表しても良いと設定した
範囲の工程負荷状況であって、統合データベース管理シ
ステム21は、取引先登録とアパレル会社IDとを参照
してデータを表示する。発注担当者は、以上の情報を総
合して、発注先の縫製会社50を選択し、その縫製会社
50と価格及び納期の交渉作業に移る(ステップS10
2)。
1乃至S13を詳細に説明する。アパレル会社40に生
地在庫がある場合には(ステップS5)、アパレル会社
40の縫製発注担当者は、端末機を操作して、縫製会社
50の工程負荷状況を調査する(ステップS101)。
即ち、情報サービス会社20の統合データベース管理シ
ステム21により統合データベース10のアパレル商品
DB13Bから得られた概略縫製仕様を表示し、また企
業情報DB16Cから得られた縫製能力の適合した取引
先縫製会社50のリストを表示する。さらに、これらの
リストアップされた取引先縫製会社50に対してそれぞ
れ、統合データベース10の縫製生産管理DB11Bか
ら得られた工程負荷状況が表示される。なお、ここで表
示される工程負荷状況は、各縫製会社50の実際の工程
負荷状況そのものではなく、取引先縫製会社50が取引
先のアパレル会社40に限り公表しても良いと設定した
範囲の工程負荷状況であって、統合データベース管理シ
ステム21は、取引先登録とアパレル会社IDとを参照
してデータを表示する。発注担当者は、以上の情報を総
合して、発注先の縫製会社50を選択し、その縫製会社
50と価格及び納期の交渉作業に移る(ステップS10
2)。
【0110】この交渉に際して、縫製会社50側では、
自社端末機を操作して、統合データベース管理システム
21により統合データベース10のアパレル商品DB1
3Bから得られた概略縫製仕様、並びに縫製生産管理D
B11Bから得られた自社の工程負荷状況に基づいて、
アパレル会社40と電子メール等を利用して価格並びに
納期の交渉を行う(ステップS103)。
自社端末機を操作して、統合データベース管理システム
21により統合データベース10のアパレル商品DB1
3Bから得られた概略縫製仕様、並びに縫製生産管理D
B11Bから得られた自社の工程負荷状況に基づいて、
アパレル会社40と電子メール等を利用して価格並びに
納期の交渉を行う(ステップS103)。
【0111】こうして、交渉がまとまったならば、アパ
レル会社40の発注担当者はさらに、自社端末機を操作
して、統合データベース管理システム21により統合デ
ータベース10の縫製DB11Aから得た詳細縫製仕
様、並びに部材DB11Cから得られた服資材の仕様及
び在庫を調査して、副資材の取揃え作業を行う(ステッ
プS104)。
レル会社40の発注担当者はさらに、自社端末機を操作
して、統合データベース管理システム21により統合デ
ータベース10の縫製DB11Aから得た詳細縫製仕
様、並びに部材DB11Cから得られた服資材の仕様及
び在庫を調査して、副資材の取揃え作業を行う(ステッ
プS104)。
【0112】そして、端末機を操作して、統合データベ
ース管理システム21により統合データベース10の縫
製DB11Aから詳細な縫製仕様を得て、これに基づい
た縫製仕様書を作成し、これを付けて注文書を縫製会社
50へ情報サービス会社20を通じて電子メールで送付
する(ステップS105)。
ース管理システム21により統合データベース10の縫
製DB11Aから詳細な縫製仕様を得て、これに基づい
た縫製仕様書を作成し、これを付けて注文書を縫製会社
50へ情報サービス会社20を通じて電子メールで送付
する(ステップS105)。
【0113】縫製会社50の受注担当者は、送られてき
た注文書を確認し、受注確認(注文請書)を作成して電
子メールでアパレル会社40の発注担当者に送付する
(ステップS106)。
た注文書を確認し、受注確認(注文請書)を作成して電
子メールでアパレル会社40の発注担当者に送付する
(ステップS106)。
【0114】そして、縫製会社50では、縫製仕様書に
従って縫製加工を行う(ステップS107)。この際、
縫製会社50では、自社端末機を操作して、統合データ
ベース管理システム21により統合データベース10の
縫製DB11Aから詳細な縫製仕様と共にCAMデータ
も得て、これらの情報に従って縫製加工を行う。こうし
て、服が縫い上がったならば、それを検査した後、アパ
レル会社40へ出荷する(ステップS108)。
従って縫製加工を行う(ステップS107)。この際、
縫製会社50では、自社端末機を操作して、統合データ
ベース管理システム21により統合データベース10の
縫製DB11Aから詳細な縫製仕様と共にCAMデータ
も得て、これらの情報に従って縫製加工を行う。こうし
て、服が縫い上がったならば、それを検査した後、アパ
レル会社40へ出荷する(ステップS108)。
【0115】アパレル会社40では、縫製会社から納品
された服を検査して(ステップS109)、合格品を自
社の倉庫に入庫する(ステップS110)。これと共
に、服の縫製代金を縫製会社50に支払い(ステップS
111)、縫製会社50がこの代金を受け取る(ステッ
プS112)。この支払は、テキスタイル受発注DB1
5Cに記録される。
された服を検査して(ステップS109)、合格品を自
社の倉庫に入庫する(ステップS110)。これと共
に、服の縫製代金を縫製会社50に支払い(ステップS
111)、縫製会社50がこの代金を受け取る(ステッ
プS112)。この支払は、テキスタイル受発注DB1
5Cに記録される。
【0116】次に、図8を参照して、上記ステップS4
からS2への流れについて説明する。即ち、販売会社3
0から注文のあった服の在庫がアパレル会社40にある
場合には(ステップS4)、アパレル会社40では、そ
の服の検査を行った後、販売会社30に出荷する(ステ
ップS121)。
からS2への流れについて説明する。即ち、販売会社3
0から注文のあった服の在庫がアパレル会社40にある
場合には(ステップS4)、アパレル会社40では、そ
の服の検査を行った後、販売会社30に出荷する(ステ
ップS121)。
【0117】販売会社30では、この服の納品検査を行
った後(ステップS122)、発注依頼を受けた店舗3
1へそれを配送して(ステップS123)、店舗にて販
売すると共に(ステップS124)、アパレル受発注D
B15Aに記録する。
った後(ステップS122)、発注依頼を受けた店舗3
1へそれを配送して(ステップS123)、店舗にて販
売すると共に(ステップS124)、アパレル受発注D
B15Aに記録する。
【0118】また、販売会社30は、アパレル会社40
に服の代金を支払い(ステップS125)、アパレル会
社40がこの代金を受け取って(ステップS126)、
このことをアパレル受発注DB15Aに記録する。
に服の代金を支払い(ステップS125)、アパレル会
社40がこの代金を受け取って(ステップS126)、
このことをアパレル受発注DB15Aに記録する。
【0119】以上のように、アパレル業界の各部署に分
散保持されていた各種業務情報が統合された統合データ
ベースを中核に据えた情報提供ネットワークを構築する
ことにより、企業秘密保持の制約の下で、業務の壁を越
えて相互に情報の活用をはかることができ、大幅に業務
効率を向上させることが可能となる。
散保持されていた各種業務情報が統合された統合データ
ベースを中核に据えた情報提供ネットワークを構築する
ことにより、企業秘密保持の制約の下で、業務の壁を越
えて相互に情報の活用をはかることができ、大幅に業務
効率を向上させることが可能となる。
【0120】次に、本発明の第2実施例として、服の企
画及び生地の企画というファッション事業上重要な業務
がどの様に統合データベース10により支援されるか
を、図9を参照して説明する。
画及び生地の企画というファッション事業上重要な業務
がどの様に統合データベース10により支援されるか
を、図9を参照して説明する。
【0121】まず、生地の企画から説明する。部材卸会
社60の企画担当者は、流行情報の調査分析作業を行う
(ステップS131)。この作業に於いては、自社の端
末機を操作して、統合データベース管理システム21に
より統合データベース10のアパレル企画DB12Aか
ら海外及び国内のファッショントレンド情報を得、また
統合データベース10のテキスタイル企画DB12Bか
らテキスタイルデザイントレンドを得る。
社60の企画担当者は、流行情報の調査分析作業を行う
(ステップS131)。この作業に於いては、自社の端
末機を操作して、統合データベース管理システム21に
より統合データベース10のアパレル企画DB12Aか
ら海外及び国内のファッショントレンド情報を得、また
統合データベース10のテキスタイル企画DB12Bか
らテキスタイルデザイントレンドを得る。
【0122】次に、過去の販売実績を調査分析する(ス
テップS132)。即ち、端末機を操作して、統合デー
タベース管理システム21により統合データベース10
のアパレル販売分析DB16Aから一般分析及び過去の
流行実績分析データを得、また統合データベース10の
テキスタイル販売分析DB16Bから自社及び一般分析
データ、並びに過去の流行実績分析データを得る。
テップS132)。即ち、端末機を操作して、統合デー
タベース管理システム21により統合データベース10
のアパレル販売分析DB16Aから一般分析及び過去の
流行実績分析データを得、また統合データベース10の
テキスタイル販売分析DB16Bから自社及び一般分析
データ、並びに過去の流行実績分析データを得る。
【0123】そして、企画担当者は、これらの情報に基
づき、さらには各種情報、例えば統合データベース10
の一般情報DBから得られる景気動向,天候,産地,日
常生活のトレンド,等の情報をも調査分析して、テキス
タイルの企画を立てる(ステップS133)。
づき、さらには各種情報、例えば統合データベース10
の一般情報DBから得られる景気動向,天候,産地,日
常生活のトレンド,等の情報をも調査分析して、テキス
タイルの企画を立てる(ステップS133)。
【0124】こうして、各種情報を元に企画が立てられ
たならば、次に、実際のデザイン作業が開始される(ス
テップS134)。即ち、部材卸会社60のデザイン担
当者は、上記テキスタイルの企画に従い、且つ自社端末
機の操作により統合データベース10から取出した各種
情報を利用して、テキスタイルのデザインを行う。ここ
で利用される情報としては、例えば、統合データベース
10のテキスタイルデザインDB14Aから得られる自
社の登録デザイン及び過去の公開テキスタイルデザイン
の情報、テキスタイル企画DB12Bから得られるテキ
スタイルデザイントレンド及びテキスタイルコンバーテ
ィング情報、アパレル企画DB12Aから得られる海
外,国内ファッショントレンド情報、等がある。これら
の情報は、従来は、デザイン担当者が、刊行物から得た
り、過去の刊行物の必要部分を切り抜いて保存しておい
たものから得たり、あるいはファッションショーや生地
展示会等に出かけて行って仕入れなければならなかった
情報である。
たならば、次に、実際のデザイン作業が開始される(ス
テップS134)。即ち、部材卸会社60のデザイン担
当者は、上記テキスタイルの企画に従い、且つ自社端末
機の操作により統合データベース10から取出した各種
情報を利用して、テキスタイルのデザインを行う。ここ
で利用される情報としては、例えば、統合データベース
10のテキスタイルデザインDB14Aから得られる自
社の登録デザイン及び過去の公開テキスタイルデザイン
の情報、テキスタイル企画DB12Bから得られるテキ
スタイルデザイントレンド及びテキスタイルコンバーテ
ィング情報、アパレル企画DB12Aから得られる海
外,国内ファッショントレンド情報、等がある。これら
の情報は、従来は、デザイン担当者が、刊行物から得た
り、過去の刊行物の必要部分を切り抜いて保存しておい
たものから得たり、あるいはファッションショーや生地
展示会等に出かけて行って仕入れなければならなかった
情報である。
【0125】こうしてデザインされたテキスタイルデザ
インは、新たに統合データベース10に登録されると共
に、部材卸会社60の企画担当者,デザイン担当者,販
売担当者,等からなる評価担当者により評価される(ス
テップS135)。即ち、自社端末機を操作して、統合
データベース管理システム21により統合データベース
10のテキスタイルデザインDB14Aの自社の登録エ
リアに、この新しくデザインされたテキスタイルデザイ
ンを登録する。また、評価担当者は、自社端末機を操作
して、統合データベース管理システム21により統合デ
ータベース10のテキスタイル企画DB12Bから得た
テキスタイルデザイントレンド情報やアパレル企画DB
12Aから得た海外,国内ファッショントレンド情報等
を参考にして、この新しいテキスタイルデザインの評価
を決定する。
インは、新たに統合データベース10に登録されると共
に、部材卸会社60の企画担当者,デザイン担当者,販
売担当者,等からなる評価担当者により評価される(ス
テップS135)。即ち、自社端末機を操作して、統合
データベース管理システム21により統合データベース
10のテキスタイルデザインDB14Aの自社の登録エ
リアに、この新しくデザインされたテキスタイルデザイ
ンを登録する。また、評価担当者は、自社端末機を操作
して、統合データベース管理システム21により統合デ
ータベース10のテキスタイル企画DB12Bから得た
テキスタイルデザイントレンド情報やアパレル企画DB
12Aから得た海外,国内ファッショントレンド情報等
を参考にして、この新しいテキスタイルデザインの評価
を決定する。
【0126】この評価の結果、十分に販売が見込めるデ
ザインについては、生地の試作を行う(ステップS13
6)。この際、自社端末機を操作して、統合データベー
ス管理システム21により統合データベース10のテキ
スタイル商品DB12Bに新規商品として登録すると共
に、部材DB11Cに糸,織,染,テキスタイルコンバ
ーティング,等の詳細加工仕様を登録する。こうして試
作された生地は、生地展示会等にて発表される(ステッ
プS137)。
ザインについては、生地の試作を行う(ステップS13
6)。この際、自社端末機を操作して、統合データベー
ス管理システム21により統合データベース10のテキ
スタイル商品DB12Bに新規商品として登録すると共
に、部材DB11Cに糸,織,染,テキスタイルコンバ
ーティング,等の詳細加工仕様を登録する。こうして試
作された生地は、生地展示会等にて発表される(ステッ
プS137)。
【0127】一方、アパレル会社40に於ける服の企画
は、次のようにして行われる。まず、アパレル会社40
の服の企画担当者は、流行情報の調査分析作業を行う
(ステップS138)。この作業に於いては、自社の端
末機を操作して、統合データベース管理システム21に
より統合データベース10のアパレル企画DB12Aか
ら海外及び国内のファッショントレンド情報を得る。
は、次のようにして行われる。まず、アパレル会社40
の服の企画担当者は、流行情報の調査分析作業を行う
(ステップS138)。この作業に於いては、自社の端
末機を操作して、統合データベース管理システム21に
より統合データベース10のアパレル企画DB12Aか
ら海外及び国内のファッショントレンド情報を得る。
【0128】次に、過去の販売実績を調査分析する(ス
テップS139)。即ち、端末機を操作して、統合デー
タベース管理システム21により統合データベース10
のアパレル販売分析DB16Aから自社及び一般(他
社)分析データ、並びに過去の流行,販売実績等の分析
データを得る。
テップS139)。即ち、端末機を操作して、統合デー
タベース管理システム21により統合データベース10
のアパレル販売分析DB16Aから自社及び一般(他
社)分析データ、並びに過去の流行,販売実績等の分析
データを得る。
【0129】そして、企画担当者は、これらの情報に基
づき、さらには各種情報、例えば統合データベース10
の一般情報DBから得られる景気動向,天候,産地,日
常生活のトレンド,等の情報や、テキスタイル企画DB
12Bから得られるテキスタイルデザイントレンド情報
等をも調査分析して、服の企画を立てる(ステップS1
40)。
づき、さらには各種情報、例えば統合データベース10
の一般情報DBから得られる景気動向,天候,産地,日
常生活のトレンド,等の情報や、テキスタイル企画DB
12Bから得られるテキスタイルデザイントレンド情報
等をも調査分析して、服の企画を立てる(ステップS1
40)。
【0130】こうして、各種情報を元に企画が立てられ
たならば、次に、実際のデザイン作業が開始される(ス
テップS141)。即ち、アパレル会社40のデザイン
担当者は、上記服の企画に従い、且つ自社端末機の操作
により統合データベース10から取出した各種情報を利
用して、服のデザインを行う。ここで利用される情報と
しては、例えば、統合データベース10のアパレルデザ
インDB13Aから得られる自社の登録デザイン及び過
去の公開デザインの情報、アパレル企画DB12Aから
得られる海外,国内ファッショントレンド情報、テキス
タイル企画DB12Bから得られるテキスタイル商品情
報、等がある。これらの情報は、従来は、デザイン担当
者が、刊行物から得たり、過去の刊行物の必要部分を切
り抜いて保存しておいたものから得たり、あるいはファ
ッションショー等に出かけて行って仕入れなければなら
なかった情報である。
たならば、次に、実際のデザイン作業が開始される(ス
テップS141)。即ち、アパレル会社40のデザイン
担当者は、上記服の企画に従い、且つ自社端末機の操作
により統合データベース10から取出した各種情報を利
用して、服のデザインを行う。ここで利用される情報と
しては、例えば、統合データベース10のアパレルデザ
インDB13Aから得られる自社の登録デザイン及び過
去の公開デザインの情報、アパレル企画DB12Aから
得られる海外,国内ファッショントレンド情報、テキス
タイル企画DB12Bから得られるテキスタイル商品情
報、等がある。これらの情報は、従来は、デザイン担当
者が、刊行物から得たり、過去の刊行物の必要部分を切
り抜いて保存しておいたものから得たり、あるいはファ
ッションショー等に出かけて行って仕入れなければなら
なかった情報である。
【0131】こうしてデザインされた服のデザインは、
新たに統合データベース10に登録されると共に、アパ
レル会社40の企画担当者,デザイン担当者,販売担当
者,等からなる評価担当者により評価される(ステップ
S142)。即ち、自社端末機を操作して、統合データ
ベース管理システム21により統合データベース10の
アパレルデザインDB13Aの自社の登録エリアに、こ
の新しくデザインされた服のデザインを登録する。ま
た、評価担当者は、自社端末機を操作して、統合データ
ベース管理システム21により統合データベース10の
アパレル企画DB12Aから得た海外,国内ファッショ
ントレンド情報等を参考にして、この新しい服のデザイ
ンの評価を決定する。
新たに統合データベース10に登録されると共に、アパ
レル会社40の企画担当者,デザイン担当者,販売担当
者,等からなる評価担当者により評価される(ステップ
S142)。即ち、自社端末機を操作して、統合データ
ベース管理システム21により統合データベース10の
アパレルデザインDB13Aの自社の登録エリアに、こ
の新しくデザインされた服のデザインを登録する。ま
た、評価担当者は、自社端末機を操作して、統合データ
ベース管理システム21により統合データベース10の
アパレル企画DB12Aから得た海外,国内ファッショ
ントレンド情報等を参考にして、この新しい服のデザイ
ンの評価を決定する。
【0132】この評価の結果、十分に販売が見込めるデ
ザインについては、服の試作を行う(ステップS14
3)。この際、自社端末機を操作して、統合データベー
ス管理システム21により統合データベース10のアパ
レル商品DB13Bに新規商品として登録すると共に、
縫製DB11Aにパターニング,グレーディング,マー
キング,等の詳細縫製仕様を新規登録し、また部材DB
11Cに副資材の新規登録を行う。こうして試作された
服は、服の展示会やファッションショー等にて発表され
る(ステップS136)。
ザインについては、服の試作を行う(ステップS14
3)。この際、自社端末機を操作して、統合データベー
ス管理システム21により統合データベース10のアパ
レル商品DB13Bに新規商品として登録すると共に、
縫製DB11Aにパターニング,グレーディング,マー
キング,等の詳細縫製仕様を新規登録し、また部材DB
11Cに副資材の新規登録を行う。こうして試作された
服は、服の展示会やファッションショー等にて発表され
る(ステップS136)。
【0133】そして、このようにして発表された服の
内、販売が見込めそうなものについては、販売会社30
から発注を受ける(ステップS145)。これ以降の流
れについては、上記第1実施例と同様であり、従って概
略だけ述べる。即ち、アパレル会社40では、販売会社
30より受注すると、その服を作るために、部材卸会社
60に必要な生地を発注する(ステップS146)。
内、販売が見込めそうなものについては、販売会社30
から発注を受ける(ステップS145)。これ以降の流
れについては、上記第1実施例と同様であり、従って概
略だけ述べる。即ち、アパレル会社40では、販売会社
30より受注すると、その服を作るために、部材卸会社
60に必要な生地を発注する(ステップS146)。
【0134】部材卸会社60では、この生地の受注に応
じて(ステップS147)、前述したように統合データ
ベース10から加工仕様を得て、傘下の糸,染,織の加
工会社61,62,63により生地加工を行い(ステッ
プS148)、出来上がった生地を検査の後、アパレル
会社40に出荷する(ステップS149)。
じて(ステップS147)、前述したように統合データ
ベース10から加工仕様を得て、傘下の糸,染,織の加
工会社61,62,63により生地加工を行い(ステッ
プS148)、出来上がった生地を検査の後、アパレル
会社40に出荷する(ステップS149)。
【0135】アパレル会社40では、部材卸会社60よ
り納品された生地の検査を行った後(ステップS15
0)、取引先の縫製会社50に縫製を発注すると共に、
生地を送る(ステップS151)。
り納品された生地の検査を行った後(ステップS15
0)、取引先の縫製会社50に縫製を発注すると共に、
生地を送る(ステップS151)。
【0136】縫製会社50では、縫製受注すると(ステ
ップS152)、前述したように統合データベース10
から縫製仕様を得て、アパレル会社40から送られてき
た生地を使用して服を縫いあげる(ステップS15
3)。そして、服が縫い上がったならば、完成品を検査
の上、アパレル会社40に出荷する(ステップS15
4)。
ップS152)、前述したように統合データベース10
から縫製仕様を得て、アパレル会社40から送られてき
た生地を使用して服を縫いあげる(ステップS15
3)。そして、服が縫い上がったならば、完成品を検査
の上、アパレル会社40に出荷する(ステップS15
4)。
【0137】アパレル会社40では、納品された服を検
査した後、販売会社30へ出荷する(ステップS15
5)。販売会社30では、アパレル会社40から納品さ
れた服を検査した後、系列の店舗31にてその服を販売
する(ステップS156)。
査した後、販売会社30へ出荷する(ステップS15
5)。販売会社30では、アパレル会社40から納品さ
れた服を検査した後、系列の店舗31にてその服を販売
する(ステップS156)。
【0138】以上のようにして、統合データベースのデ
ータが逐次更新並びに増加して行き、このような統合デ
ータベースを活用することにより、テキスタイル及び服
の企画,生産業務を効率良く行うことが可能となる。
ータが逐次更新並びに増加して行き、このような統合デ
ータベースを活用することにより、テキスタイル及び服
の企画,生産業務を効率良く行うことが可能となる。
【0139】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
アパレル業界の各企業が個別に保有している各種情報を
素材の製造から服の販売に至るまで、その有機的な運用
に考慮しつつ一つのデータベースシステムへと統合化
し、且つ企業秘密を守ることを前提に相互利用システム
を構築して、高度な情報サービスを実現することができ
る。従って、タイムラグを少なくすることが可能とな
り、在庫や返品を減らすことができ、販売動向を見なが
ら売れる時期に追加増産を行い得るようになる。
アパレル業界の各企業が個別に保有している各種情報を
素材の製造から服の販売に至るまで、その有機的な運用
に考慮しつつ一つのデータベースシステムへと統合化
し、且つ企業秘密を守ることを前提に相互利用システム
を構築して、高度な情報サービスを実現することができ
る。従って、タイムラグを少なくすることが可能とな
り、在庫や返品を減らすことができ、販売動向を見なが
ら売れる時期に追加増産を行い得るようになる。
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す図である。
【図2】服の発注・納品プロセスを、素材の製造から服
の販売に至るまで、概念的に示す図である。
の販売に至るまで、概念的に示す図である。
【図3】図2のステップS1乃至S3の作業をさらに詳
細に示す図である。
細に示す図である。
【図4】図2のステップS5乃至S7の作業をさらに詳
細に示す図である。
細に示す図である。
【図5】図2のステップS7乃至S10を後染の場合に
ついてさらに詳細に示す図である。
ついてさらに詳細に示す図である。
【図6】図2のステップS7乃至S10を先染の場合に
ついてさらに詳細に示す図である。
ついてさらに詳細に示す図である。
【図7】図2のステップS11乃至S13の作業をさら
に詳細に示す図である。
に詳細に示す図である。
【図8】図2のステップS4からS2への作業の流れを
さらに詳細に示す図である。
さらに詳細に示す図である。
【図9】本発明の第2実施例として、服の企画及び生地
の企画業務がどの様に統合データベースにより支援され
るかを説明するための図である。
の企画業務がどの様に統合データベースにより支援され
るかを説明するための図である。
10…統合データベース、11…生産情報データベース
(DB)、11A…縫製DB、11B…縫製生産管理D
B、11C…部材DB、11D…部材生産管理DB、1
2…企画情報DB、12A…アパレル企画DB、12B
…テキスタイル企画DB、12C…一般情報DB、13
…アパレルDB、13A…アパレルデザインDB、13
B…アパレル商品DB、13C…アパレル在庫DB、1
4…テキスタイルDB、14A…テキスタイルデザイン
DB、14B…テキスタイル商品DB、14C…テキス
タイル在庫DB、15…取引DB、15A…アパレル受
発注DB、15B…アパレル物流管理DB、15C…テ
キスタイル受発注DB、15D…テキスタイル物流管理
DB、16…経営支援DB、16A…アパレル販売分析
DB、16B…テキスタイル販売分析DB、16C…企
業情報DB、16D…事業評価DB、20…情報サービ
ス会社、21…統合データベース管理システム、30…
販売会社、31…店舗、40…アパレル会社、50…縫
製会社、60…部材卸会社、61…糸会社、62…染会
社、63…織会社。
(DB)、11A…縫製DB、11B…縫製生産管理D
B、11C…部材DB、11D…部材生産管理DB、1
2…企画情報DB、12A…アパレル企画DB、12B
…テキスタイル企画DB、12C…一般情報DB、13
…アパレルDB、13A…アパレルデザインDB、13
B…アパレル商品DB、13C…アパレル在庫DB、1
4…テキスタイルDB、14A…テキスタイルデザイン
DB、14B…テキスタイル商品DB、14C…テキス
タイル在庫DB、15…取引DB、15A…アパレル受
発注DB、15B…アパレル物流管理DB、15C…テ
キスタイル受発注DB、15D…テキスタイル物流管理
DB、16…経営支援DB、16A…アパレル販売分析
DB、16B…テキスタイル販売分析DB、16C…企
業情報DB、16D…事業評価DB、20…情報サービ
ス会社、21…統合データベース管理システム、30…
販売会社、31…店舗、40…アパレル会社、50…縫
製会社、60…部材卸会社、61…糸会社、62…染会
社、63…織会社。
Claims (1)
- 【請求項1】 服及びテキスタイル生地の企画から製造
販売に至るまでの一連の業務に関する情報が記憶される
統合データベースと、 上記統合データベースに結合されると共に、上記服及び
テキスタイル生地の企画から製造販売に至るまでの一連
の業務を行う複数の異なる加入者の各端末機に通信線路
を介して相互にアクセス可能に結合され、各端末機から
の業務要求に従って、その業務を支援するのに必要な各
種情報を適宜上記統合データベースから検索して要求の
あった端末機に出力する制御手段とを具備し、 上記統合データベースが、 少なくとも、服を企画製造する上で必要な情報と、テキ
スタイル生地を企画製造する上で必要な情報とが記憶さ
れる企画情報データベースと、 少なくとも、実際に販売される服の生産販売に関する情
報と、及び服の商品在庫の情報とを含むアパレルデータ
ベースと、 少なくとも、商品となるテキスタイル生地の製造に関す
る情報と、及びテキスタイル生地の在庫情報とを含むテ
キスタイルデータベースと、 少なくとも、服についての取引履歴情報と、及びテキス
タイル生地についての取引履歴情報とを含むデータベー
スとを有することを特徴とする統合データベースを用い
た情報処理装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11122392A JPH05307556A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 統合データベースを用いた情報処理装置 |
DE69323365T DE69323365T2 (de) | 1992-04-30 | 1993-04-30 | Datenprozessor mit einer integrierten Datenbank und Verfahren dafür |
US08/056,057 US5406475A (en) | 1992-04-30 | 1993-04-30 | Data processing network having a plurality of independent subscribers |
ES93107079T ES2129467T3 (es) | 1992-04-30 | 1993-04-30 | Procesador de datos que utiliza un base de datos integrada y metodo correspondiente. |
EP93107079A EP0584454B1 (en) | 1992-04-30 | 1993-04-30 | Data processor with an integrated database and method therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11122392A JPH05307556A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 統合データベースを用いた情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05307556A true JPH05307556A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14555664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11122392A Pending JPH05307556A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 統合データベースを用いた情報処理装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5406475A (ja) |
EP (1) | EP0584454B1 (ja) |
JP (1) | JPH05307556A (ja) |
DE (1) | DE69323365T2 (ja) |
ES (1) | ES2129467T3 (ja) |
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