JPH05307026A - 超臨界流体クロマトグラフィーによる物質の分離方法及びその方法に使用する超臨界流体クロマト分離装置 - Google Patents
超臨界流体クロマトグラフィーによる物質の分離方法及びその方法に使用する超臨界流体クロマト分離装置Info
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- JPH05307026A JPH05307026A JP11098592A JP11098592A JPH05307026A JP H05307026 A JPH05307026 A JP H05307026A JP 11098592 A JP11098592 A JP 11098592A JP 11098592 A JP11098592 A JP 11098592A JP H05307026 A JPH05307026 A JP H05307026A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 超臨界流体クロマトグラフィーによって各成
分を分取するのに、圧力変動がなく正確に試料を分離カ
ラムへ導入することができ、分離効率を高めた超臨界流
体クロマトグラフィーによる分離方法及びその装置を提
供する。 【構成】 試料のサンプリング時に、サンプルループ4
2内に試料がサンプリングされると同時にサンプリング
試料が超臨界流体ポンプの出口圧力に維持される(ステ
ップa)。次に、この圧力に維持されたサンプルループ
42内の試料を超臨界流体ポンプで分離カラムへ導入す
る(ステップb)。次に、サンプルループ42の両端を
開にして圧力を開放する(ステップc)。このために、
保圧部では試料が常に適正な圧力に保たれ、分離カラム
へ安定して試料の供給ができる。
分を分取するのに、圧力変動がなく正確に試料を分離カ
ラムへ導入することができ、分離効率を高めた超臨界流
体クロマトグラフィーによる分離方法及びその装置を提
供する。 【構成】 試料のサンプリング時に、サンプルループ4
2内に試料がサンプリングされると同時にサンプリング
試料が超臨界流体ポンプの出口圧力に維持される(ステ
ップa)。次に、この圧力に維持されたサンプルループ
42内の試料を超臨界流体ポンプで分離カラムへ導入す
る(ステップb)。次に、サンプルループ42の両端を
開にして圧力を開放する(ステップc)。このために、
保圧部では試料が常に適正な圧力に保たれ、分離カラム
へ安定して試料の供給ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分取を目的とした超臨
界流体クロマトグラフィーに関し、特に、連続的にライ
ンに供給されている超臨界流体へ、安定して試料の導入
が行える超臨界クロマトグラフィーを用いた分離方法及
びその方法に使用する超臨界流体クロマト分離装置方法
に関する。
界流体クロマトグラフィーに関し、特に、連続的にライ
ンに供給されている超臨界流体へ、安定して試料の導入
が行える超臨界クロマトグラフィーを用いた分離方法及
びその方法に使用する超臨界流体クロマト分離装置方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】超臨界流体は、物質の臨界点、即ち、臨
界温度及び臨界圧力を越えた流体であり、その密度は液
体に、その粘性・拡散係数は気体に近いという、液体と
気体の両者の中間の性質を示している。このために、優
れた溶解能力を発揮し、素早い抽出速度が期待されてお
り、この超臨界流体を移動相として使用した超臨界流体
クロマトグラフィーは、ガスクロマトグラフィーや液体
クロマトグラフィーにない様々な特徴、例えば、不揮発
性物質や熱的に不安定な物質に適用できたり、分離が迅
速でカラム効率に優れている等の特徴を有している。
界温度及び臨界圧力を越えた流体であり、その密度は液
体に、その粘性・拡散係数は気体に近いという、液体と
気体の両者の中間の性質を示している。このために、優
れた溶解能力を発揮し、素早い抽出速度が期待されてお
り、この超臨界流体を移動相として使用した超臨界流体
クロマトグラフィーは、ガスクロマトグラフィーや液体
クロマトグラフィーにない様々な特徴、例えば、不揮発
性物質や熱的に不安定な物質に適用できたり、分離が迅
速でカラム効率に優れている等の特徴を有している。
【0003】ところで、各成分物質が混合して存在する
ある程度の量の物質を分取するための一般的なクロマト
分離技術では、試料を、一定量、一定間隔、繰り返して
供給する必要がある。前記超臨界流体クロマトグラフィ
ーを用いて、各成分を分取するクロマト分離方法におい
ても、試料を、一定量、一定間隔、繰り返して供給する
ことが必要である。このような、分取を目的とする超臨
界流体クロマトグラフィーにおける、分離カラムへの試
料導入方法には、従来、次の2つの方法が知られてい
る。
ある程度の量の物質を分取するための一般的なクロマト
分離技術では、試料を、一定量、一定間隔、繰り返して
供給する必要がある。前記超臨界流体クロマトグラフィ
ーを用いて、各成分を分取するクロマト分離方法におい
ても、試料を、一定量、一定間隔、繰り返して供給する
ことが必要である。このような、分取を目的とする超臨
界流体クロマトグラフィーにおける、分離カラムへの試
料導入方法には、従来、次の2つの方法が知られてい
る。
【0004】(1)高圧定流量ポンプで超臨界流体が流
れているラインに直接、試料を導入する方法である。こ
の分取を目的とする超臨界流体クロマト分離装置の全体
図を図1に示す。1は各成分物質が混合して存在する試
料を貯蔵している試料槽、2は試料をラインへ導入する
ための定流量ポンプ、3は切替弁、4は分離カラム、5
は超臨界流体の圧力を減圧して、溶解していた成分を析
出させるための圧力調整弁、6は分別分離され、析出し
た各成分をそれぞれの捕集槽へ切り換えるための切替
弁、7,8,9は各成分を捕集するための捕集槽、10
は系へ超臨界流体を補充するための超臨界流体ボンベ、
11は超臨界流体を分離カラム4へ送り出すための超臨
界流体ポンプである。
れているラインに直接、試料を導入する方法である。こ
の分取を目的とする超臨界流体クロマト分離装置の全体
図を図1に示す。1は各成分物質が混合して存在する試
料を貯蔵している試料槽、2は試料をラインへ導入する
ための定流量ポンプ、3は切替弁、4は分離カラム、5
は超臨界流体の圧力を減圧して、溶解していた成分を析
出させるための圧力調整弁、6は分別分離され、析出し
た各成分をそれぞれの捕集槽へ切り換えるための切替
弁、7,8,9は各成分を捕集するための捕集槽、10
は系へ超臨界流体を補充するための超臨界流体ボンベ、
11は超臨界流体を分離カラム4へ送り出すための超臨
界流体ポンプである。
【0005】この超臨界クロマト分離装置の操作は次の
ように行われる。試料槽1からの各成分の混在する試料
が、定流量ポンプ2により切替弁3を介し、超臨界ポン
プ11からの超臨界流体とともに分離カラム4に送ら
れ、試料中の各成分の分離が行われる。各成分に分離さ
れた試料を含む超臨界流体は、圧力調整弁5により減圧
されて、その溶解力を失い、各成分が析出する。そこで
切替弁6が切り替えられて、分離された試料は成分毎に
捕集槽7,8,9に捕集される。次に、超臨界流体は超
臨界流体ポンプ11に送られて再使用される。また、超
臨界流体の補充は超臨界流体ボンベ10より行われる。
ように行われる。試料槽1からの各成分の混在する試料
が、定流量ポンプ2により切替弁3を介し、超臨界ポン
プ11からの超臨界流体とともに分離カラム4に送ら
れ、試料中の各成分の分離が行われる。各成分に分離さ
れた試料を含む超臨界流体は、圧力調整弁5により減圧
されて、その溶解力を失い、各成分が析出する。そこで
切替弁6が切り替えられて、分離された試料は成分毎に
捕集槽7,8,9に捕集される。次に、超臨界流体は超
臨界流体ポンプ11に送られて再使用される。また、超
臨界流体の補充は超臨界流体ボンベ10より行われる。
【0006】(2)超臨界流体が流れているラインに6
ポートバルブを用いて試料を導入する方法である。図2
(a),(b)にこの6ポートバルブを示す。この6ポ
ートバルブは試料ポンプに通じているポート12、試料
槽へ通じているポート13、サンプルループ18の両端
のポート14及びポート15、超臨界流体ポンプに通じ
ているポート16、分離カラムに通じているポート17
を有している。
ポートバルブを用いて試料を導入する方法である。図2
(a),(b)にこの6ポートバルブを示す。この6ポ
ートバルブは試料ポンプに通じているポート12、試料
槽へ通じているポート13、サンプルループ18の両端
のポート14及びポート15、超臨界流体ポンプに通じ
ているポート16、分離カラムに通じているポート17
を有している。
【0007】この6ポートバルブの切り替え状態を次に
説明する。 (a)は、サンプリングを行っている状態を示してお
り、ポート12はポート14に、及びポート15はポー
ト13に連結され、同時にポート16とポート17が連
結されている。この状態では、試料ポンプにより試料が
試料槽からサンプルループ18内に導入され、再び試料
槽へ連続的に循環されているので、サンプルループ18
内は絶えず一定量の試料が入っている。同時に、超臨界
流体ポンプからの超臨界流体は分離カラムへ導入されて
おり、分離カラムは超臨界流体で満たされている。
説明する。 (a)は、サンプリングを行っている状態を示してお
り、ポート12はポート14に、及びポート15はポー
ト13に連結され、同時にポート16とポート17が連
結されている。この状態では、試料ポンプにより試料が
試料槽からサンプルループ18内に導入され、再び試料
槽へ連続的に循環されているので、サンプルループ18
内は絶えず一定量の試料が入っている。同時に、超臨界
流体ポンプからの超臨界流体は分離カラムへ導入されて
おり、分離カラムは超臨界流体で満たされている。
【0008】(b)は、分離カラムへの試料導入時の状
態を示しており、ポート12はポート13に連結されて
おり、同時に、ポート16はポート14に、及びポート
15はポート17に連結されている。この状態では、サ
ンプルループ18内に取り込まれている一定量の試料
は、超臨界流体と共に分離カラムへ導入されることにな
る。
態を示しており、ポート12はポート13に連結されて
おり、同時に、ポート16はポート14に、及びポート
15はポート17に連結されている。この状態では、サ
ンプルループ18内に取り込まれている一定量の試料
は、超臨界流体と共に分離カラムへ導入されることにな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記(1)の方法は、
試料を分離カラムへ一定量導入するためには、高精度の
定流量ポンプを必要とし、なおかつ一定時間毎に定流量
ポンプにより試料を導入する必要があるために定流量ポ
ンプは、起動・停止を繰り返し行っている。しかしなが
ら、定流量ポンプは連続運転においては正確な定流量を
維持できるが、起動時及び停止時においては、試料を正
確に一定量計量することはできず、正確な量の試料を分
離カラムへ導入することは困難であるという問題点があ
る。また、試料の導入時に系内の圧力が変動しやすく、
そのために超臨界流体の溶解力が変動したり、また圧力
変動のために拡散が生じ、分離能が悪くなるという問題
点がある。
試料を分離カラムへ一定量導入するためには、高精度の
定流量ポンプを必要とし、なおかつ一定時間毎に定流量
ポンプにより試料を導入する必要があるために定流量ポ
ンプは、起動・停止を繰り返し行っている。しかしなが
ら、定流量ポンプは連続運転においては正確な定流量を
維持できるが、起動時及び停止時においては、試料を正
確に一定量計量することはできず、正確な量の試料を分
離カラムへ導入することは困難であるという問題点があ
る。また、試料の導入時に系内の圧力が変動しやすく、
そのために超臨界流体の溶解力が変動したり、また圧力
変動のために拡散が生じ、分離能が悪くなるという問題
点がある。
【0010】また、前記(2)の方法は、高圧定流量ポ
ンプを用いないで一定量を分離カラムへ導入できるとい
う利点を有するが、サンプルループ内の圧力が、図2
(a)のサンプリング時には試料ポンプによる低い圧力
から、図2(b)の試料導入時には高圧運転している超
臨界流体ポンプによる高い圧力に切り替わるために、系
内の圧力が変動し易く、そのために、上記(1)と同じ
問題点を有し、さらに、試料内に超臨界流体が混入する
という問題点もある。
ンプを用いないで一定量を分離カラムへ導入できるとい
う利点を有するが、サンプルループ内の圧力が、図2
(a)のサンプリング時には試料ポンプによる低い圧力
から、図2(b)の試料導入時には高圧運転している超
臨界流体ポンプによる高い圧力に切り替わるために、系
内の圧力が変動し易く、そのために、上記(1)と同じ
問題点を有し、さらに、試料内に超臨界流体が混入する
という問題点もある。
【0011】以上のように、従来の(1)及び(2)の
分取を目的とした超臨界流体クロマト分離技術において
は、僅かな圧力の変動によっても、超臨界流体の溶解力
が変化し、分離効率に影響を与える。そこで本発明は、
各成分が混在する試料を超臨界流体クロマトグラフィー
によってそれぞれの成分として分取するのに、正確に試
料を分離カラムへ導入することができ、しかも試料導入
時に圧力の変動をなくし、安定して試料を導入し、分離
効率を高めることのできる超臨界流体クロマトグラフィ
ーによる分離方法及びその分離方法に使用する超臨界流
体クロマト分離装置を提供することを目的とする。
分取を目的とした超臨界流体クロマト分離技術において
は、僅かな圧力の変動によっても、超臨界流体の溶解力
が変化し、分離効率に影響を与える。そこで本発明は、
各成分が混在する試料を超臨界流体クロマトグラフィー
によってそれぞれの成分として分取するのに、正確に試
料を分離カラムへ導入することができ、しかも試料導入
時に圧力の変動をなくし、安定して試料を導入し、分離
効率を高めることのできる超臨界流体クロマトグラフィ
ーによる分離方法及びその分離方法に使用する超臨界流
体クロマト分離装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記した問題点を解決す
るために、本発明は、試料をサンプルループを用いて超
臨界流体とともに分離カラムへ導入する超臨界流体クロ
マトグラフィーによる物質の分離方法において、(1)
サンプルループ内に試料をサンプリングすると同時に、
サンプリングされた試料を超臨界流体を搬送する超臨界
流体ポンプの出口と同じ圧力に維持し、(2)前記超臨
界流体ポンプの出口と同じ圧力に維持されている試料
を、超臨界流体ポンプの圧力により搬送される超臨界流
体により分離カラムへ導入し、(3)サンプルループ内
の圧力を解放することを特徴とする超臨界流体クロマト
グラフィーによる物質の分離方法とするものである。
るために、本発明は、試料をサンプルループを用いて超
臨界流体とともに分離カラムへ導入する超臨界流体クロ
マトグラフィーによる物質の分離方法において、(1)
サンプルループ内に試料をサンプリングすると同時に、
サンプリングされた試料を超臨界流体を搬送する超臨界
流体ポンプの出口と同じ圧力に維持し、(2)前記超臨
界流体ポンプの出口と同じ圧力に維持されている試料
を、超臨界流体ポンプの圧力により搬送される超臨界流
体により分離カラムへ導入し、(3)サンプルループ内
の圧力を解放することを特徴とする超臨界流体クロマト
グラフィーによる物質の分離方法とするものである。
【0013】また本発明は、超臨界流体を移動相とする
分離カラムと、その分離カラムへ超臨界流体を供給する
超臨界流体ポンプと、その分離カラムへ試料を供給する
試料ポンプと、試料導入機構とを有する超臨界流体クロ
マト分離装置であって、前記試料導入機構が、 (1)第1導管、サンプルループ及び第2導管からな
り、分離カラムへ試料を導入するための試料導入部と、 (2)超臨界流体ポンプから排出される超臨界流体の背
圧を利用することにより、試料の圧力を前記超臨界流体
ポンプの出口と同じ圧力に維持することのできる保圧部
と、 (3) 試料のサンプリング時には、第1導管の両端
が閉じられ、サンプルループの一端が試料ポンプに他端
が保圧部に連結され、第2導管の一端が超臨界流体ポン
プに他端が分離カラムへ連結され、試料の分離カラム
への導入時には、第1導管の一端は試料ポンプに他端は
保圧部に連結され、サンプルループの一端が超臨界流体
ポンプに他端が保圧部に連結され、第2導管の両端が閉
じられ、サンプルループ放圧時には、第1導管の一端
が試料ポンプに他端が保圧部に連結され、サンプルルー
プの両端が解放され、第2導管の一端が超臨界流体ポン
プに他端が分離カラムに連結されることができる切替機
構、とから構成されることを特徴とする超臨界流体クロ
マト分離装置とするものである。
分離カラムと、その分離カラムへ超臨界流体を供給する
超臨界流体ポンプと、その分離カラムへ試料を供給する
試料ポンプと、試料導入機構とを有する超臨界流体クロ
マト分離装置であって、前記試料導入機構が、 (1)第1導管、サンプルループ及び第2導管からな
り、分離カラムへ試料を導入するための試料導入部と、 (2)超臨界流体ポンプから排出される超臨界流体の背
圧を利用することにより、試料の圧力を前記超臨界流体
ポンプの出口と同じ圧力に維持することのできる保圧部
と、 (3) 試料のサンプリング時には、第1導管の両端
が閉じられ、サンプルループの一端が試料ポンプに他端
が保圧部に連結され、第2導管の一端が超臨界流体ポン
プに他端が分離カラムへ連結され、試料の分離カラム
への導入時には、第1導管の一端は試料ポンプに他端は
保圧部に連結され、サンプルループの一端が超臨界流体
ポンプに他端が保圧部に連結され、第2導管の両端が閉
じられ、サンプルループ放圧時には、第1導管の一端
が試料ポンプに他端が保圧部に連結され、サンプルルー
プの両端が解放され、第2導管の一端が超臨界流体ポン
プに他端が分離カラムに連結されることができる切替機
構、とから構成されることを特徴とする超臨界流体クロ
マト分離装置とするものである。
【0014】
【実施例1】本発明の超臨界流体クロマト分離装置の全
体図を図3に示す。21は各成分物質が混合して存在す
る試料を貯蔵する試料槽、22は試料槽21とパイプで
繋がれ、試料槽21から試料を試料導入部23へ送り出
すための試料ポンプ、23は超臨界流体ポンプ33によ
り導入された超臨界流体と試料ポンプにより導入された
試料を受入れ、正確な一定量の試料であり且つ超臨界流
体ポンプ33の出口圧力と同じ圧力に保たれた試料を超
臨界流体と共に分離カラム25へ導入するための試料導
入部、24は試料の圧力を超臨界流体の圧力と同一にコ
ントロールする保圧部、25は試料中の各成分を分離し
て排出するための分離カラム、26は超臨界流体の圧力
を減圧して、溶解していた成分を析出させるための圧力
調整弁、27は析出した各成分をそれぞれの捕集槽へ切
り替えるための切替弁、28,29,30は各成分を捕
集するための捕集槽、31は系へ超臨界流体を補充する
ための超臨界流体ボンベ、32は使用済の超臨界流体を
精製するための超臨界流体精製装置、33は超臨界流体
を分離カラムへ送り出すための超臨界流体ポンプであ
る。
体図を図3に示す。21は各成分物質が混合して存在す
る試料を貯蔵する試料槽、22は試料槽21とパイプで
繋がれ、試料槽21から試料を試料導入部23へ送り出
すための試料ポンプ、23は超臨界流体ポンプ33によ
り導入された超臨界流体と試料ポンプにより導入された
試料を受入れ、正確な一定量の試料であり且つ超臨界流
体ポンプ33の出口圧力と同じ圧力に保たれた試料を超
臨界流体と共に分離カラム25へ導入するための試料導
入部、24は試料の圧力を超臨界流体の圧力と同一にコ
ントロールする保圧部、25は試料中の各成分を分離し
て排出するための分離カラム、26は超臨界流体の圧力
を減圧して、溶解していた成分を析出させるための圧力
調整弁、27は析出した各成分をそれぞれの捕集槽へ切
り替えるための切替弁、28,29,30は各成分を捕
集するための捕集槽、31は系へ超臨界流体を補充する
ための超臨界流体ボンベ、32は使用済の超臨界流体を
精製するための超臨界流体精製装置、33は超臨界流体
を分離カラムへ送り出すための超臨界流体ポンプであ
る。
【0015】図3の超臨界流体クロマト分離装置の運転
を次に説明する。試料槽21に貯蔵されている試料は、
試料ポンプ22により試料導入部23を経て、保圧部2
4に送られる。一方、超臨界流体ポンプ33により送ら
れてきた超臨界流体の一部は保圧部24に送られ、試料
の圧力が超臨界流体の圧力と同一の圧力にコントロール
される。その後の操作は、通常の超臨界流体クロマトグ
ラフィーと同様に行われる。即ち、試料導入部23の試
料は、分離カラム25の処理能力によって、一定量、一
定時間毎に超臨界流体により分離カラム25に送られ、
試料中の各成分の分離が行われる。
を次に説明する。試料槽21に貯蔵されている試料は、
試料ポンプ22により試料導入部23を経て、保圧部2
4に送られる。一方、超臨界流体ポンプ33により送ら
れてきた超臨界流体の一部は保圧部24に送られ、試料
の圧力が超臨界流体の圧力と同一の圧力にコントロール
される。その後の操作は、通常の超臨界流体クロマトグ
ラフィーと同様に行われる。即ち、試料導入部23の試
料は、分離カラム25の処理能力によって、一定量、一
定時間毎に超臨界流体により分離カラム25に送られ、
試料中の各成分の分離が行われる。
【0016】分離された試料を含む超臨界流体は、圧力
調整弁26により減圧されて、その溶解力を失い分離さ
れた各成分は析出する。そこで切替弁27が切り替えら
れて、分離された各成分は成分毎に捕集槽28,29,
30に捕集される。超臨界流体は超臨界流体精製装置3
2により精製されて超臨界流体ポンプ33に送られて再
使用される。超臨界流体の補充は超臨界流体ボンベ31
より行われる。
調整弁26により減圧されて、その溶解力を失い分離さ
れた各成分は析出する。そこで切替弁27が切り替えら
れて、分離された各成分は成分毎に捕集槽28,29,
30に捕集される。超臨界流体は超臨界流体精製装置3
2により精製されて超臨界流体ポンプ33に送られて再
使用される。超臨界流体の補充は超臨界流体ボンベ31
より行われる。
【0017】つぎに、試料の圧力を超臨界流体の圧力と
同一にコントロールする保圧部24の作用と、試料の圧
力がコントロールされたまま、正確な一定量を分離カラ
ム25へ導入することができる試料導入部23の作用を
図5及び図4に基づいて詳細に説明する。保圧部 図5において、保圧部24は、ピストン・シリンダ機構
になっており、シリンダ54内にピストン55が配設さ
れている。このシリンダ54の一端には超臨界流体ポン
プから排出される超臨界流体の一部が導入される導管5
2が配設されている。導入された超臨界流体は、ピスト
ン55の一端にあり且つシリンダ54の内壁を摺動する
ヘッド部56を押している。
同一にコントロールする保圧部24の作用と、試料の圧
力がコントロールされたまま、正確な一定量を分離カラ
ム25へ導入することができる試料導入部23の作用を
図5及び図4に基づいて詳細に説明する。保圧部 図5において、保圧部24は、ピストン・シリンダ機構
になっており、シリンダ54内にピストン55が配設さ
れている。このシリンダ54の一端には超臨界流体ポン
プから排出される超臨界流体の一部が導入される導管5
2が配設されている。導入された超臨界流体は、ピスト
ン55の一端にあり且つシリンダ54の内壁を摺動する
ヘッド部56を押している。
【0018】ピストン55の前記ヘッド部56とは反対
の他端には、先端が円弧状の小ヘッド部57が設けられ
ており、この小ヘッド部57はシリンダ54の内壁には
接していない。シリンダ54の内壁にはピストン55の
小ヘッド部57の先端をシリンダ54の途中でストップ
させるためのシート58が配設されている。そのシート
58の中央にはピストン55の小ヘッド部57を通さな
いだけの大きさの貫通孔が設けられている。
の他端には、先端が円弧状の小ヘッド部57が設けられ
ており、この小ヘッド部57はシリンダ54の内壁には
接していない。シリンダ54の内壁にはピストン55の
小ヘッド部57の先端をシリンダ54の途中でストップ
させるためのシート58が配設されている。そのシート
58の中央にはピストン55の小ヘッド部57を通さな
いだけの大きさの貫通孔が設けられている。
【0019】シリンダ54の他端には、試料導入部を通
して試料が試料ポンプから加圧されて供給されるための
導管53が配設されており、前記シート58の穴を塞い
でいるピストン55の小ヘッド部57の先端を、加圧供
給されている試料圧で押している。試料ポンプよりこの
導管53に送られた試料は、超臨界流体ポンプより少し
高めの吐出圧に設定されているので、ピストン55の小
ヘッド部57を押し上げる。
して試料が試料ポンプから加圧されて供給されるための
導管53が配設されており、前記シート58の穴を塞い
でいるピストン55の小ヘッド部57の先端を、加圧供
給されている試料圧で押している。試料ポンプよりこの
導管53に送られた試料は、超臨界流体ポンプより少し
高めの吐出圧に設定されているので、ピストン55の小
ヘッド部57を押し上げる。
【0020】超臨界流体ポンプの出口圧とのバランスを
崩したピストン55は上方に動き、加圧されている試料
は、シート58とピストン55の小ヘッド部57との隙
間からシリンダ54内に入り、シリンダ54の内壁に設
けた導管51を通って試料槽に戻る。このとき導管53
内の試料の圧力が下がるため、ピストン55は超臨界流
体に押されて下方へ下がり、ピストン55の小ヘッド部
57がシート58に当接して試料の導入をストップす
る。このような動作の繰り返しにより導管53につなが
る試料の圧力は超臨界流体ポンプの出口圧力と同じ圧力
にコントロールされる。
崩したピストン55は上方に動き、加圧されている試料
は、シート58とピストン55の小ヘッド部57との隙
間からシリンダ54内に入り、シリンダ54の内壁に設
けた導管51を通って試料槽に戻る。このとき導管53
内の試料の圧力が下がるため、ピストン55は超臨界流
体に押されて下方へ下がり、ピストン55の小ヘッド部
57がシート58に当接して試料の導入をストップす
る。このような動作の繰り返しにより導管53につなが
る試料の圧力は超臨界流体ポンプの出口圧力と同じ圧力
にコントロールされる。
【0021】試料導入部 試料導入部は図4に示されるように、第1導管41、サ
ンプルループ42、第2導管43から構成されている。
図4に基づいて試料導入部の動作を説明する。試料導入
部の動作は、ステップ(a):サンプリング、ステップ
(b):試料導入、ステップ(c):サンプルループ放
圧の三つのステップに分けられる。
ンプルループ42、第2導管43から構成されている。
図4に基づいて試料導入部の動作を説明する。試料導入
部の動作は、ステップ(a):サンプリング、ステップ
(b):試料導入、ステップ(c):サンプルループ放
圧の三つのステップに分けられる。
【0022】ステップ(a):サンプルループ42の両
端が開となり、試料ポンプからの試料がサンプルループ
42内へ導入され、試料のサンプリングが行われる。こ
のとき、第1導管41の両端は閉じられており、その中
に試料が封入されている。また、サンプルループ42の
他端は保圧部につながっており、サンプルループ42内
は保圧されるから、サンプルループ42内の試料の圧力
は超臨界流体ポンプの出口圧力と同一に保たれる。この
とき第2導管43の両端は開となっており、超臨界流体
ポンプと分離カラムをつないでいる。
端が開となり、試料ポンプからの試料がサンプルループ
42内へ導入され、試料のサンプリングが行われる。こ
のとき、第1導管41の両端は閉じられており、その中
に試料が封入されている。また、サンプルループ42の
他端は保圧部につながっており、サンプルループ42内
は保圧されるから、サンプルループ42内の試料の圧力
は超臨界流体ポンプの出口圧力と同一に保たれる。この
とき第2導管43の両端は開となっており、超臨界流体
ポンプと分離カラムをつないでいる。
【0023】ステップ(b):サンプルループ42の両
端は開となったまま、一端は超臨界流体ポンプとにつな
がり、他端は分離カラムにつながるので、サンプルルー
プ42内の試料は超臨界流体の流れに乗って分離カラム
に導入される。このとき第1導管41は、試料ポンプと
保圧部をつないでいる。ここでサンプルループ42内の
試料の圧力は超臨界流体ポンプ出口の圧力と同一となる
ので、圧力の変動なしにステップ(a)からの切り替え
が行える。さらにこのとき、第2導管43の両端は閉じ
られており、その中に超臨界流体が圧力を保持したまま
封入されている。
端は開となったまま、一端は超臨界流体ポンプとにつな
がり、他端は分離カラムにつながるので、サンプルルー
プ42内の試料は超臨界流体の流れに乗って分離カラム
に導入される。このとき第1導管41は、試料ポンプと
保圧部をつないでいる。ここでサンプルループ42内の
試料の圧力は超臨界流体ポンプ出口の圧力と同一となる
ので、圧力の変動なしにステップ(a)からの切り替え
が行える。さらにこのとき、第2導管43の両端は閉じ
られており、その中に超臨界流体が圧力を保持したまま
封入されている。
【0024】ステップ(c):サンプルループ42は両
端が開となったまま、ラインからは切り放され、サンプ
ルループ42内の超臨界流体の放出が行われる。このと
き第1導管41は、ステップ(b)と同じ状態のままで
ある。また、第2導管43の両端は開となり、超臨界流
体ポンプと分離カラムにつながる。このときステップ
(b)で、第2導管43内には超臨界流体が圧力を保持
したまま封入されているので、ステップ(c)への切り
替えの時も圧力変動は起こらない。
端が開となったまま、ラインからは切り放され、サンプ
ルループ42内の超臨界流体の放出が行われる。このと
き第1導管41は、ステップ(b)と同じ状態のままで
ある。また、第2導管43の両端は開となり、超臨界流
体ポンプと分離カラムにつながる。このときステップ
(b)で、第2導管43内には超臨界流体が圧力を保持
したまま封入されているので、ステップ(c)への切り
替えの時も圧力変動は起こらない。
【0025】このステップ(a),(b),(c)を一
定時間毎に順次繰り返すことにより、圧力変動を全く起
こすことなく試料の正確な一定量を一定時間毎に分離カ
ラムへ送り込むことができる。
定時間毎に順次繰り返すことにより、圧力変動を全く起
こすことなく試料の正確な一定量を一定時間毎に分離カ
ラムへ送り込むことができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の超臨界流体クロマトグラフィー
の分離方法及びその分離方法に使用する超臨界流体クロ
マト分離装置において、試料導入部にサンプルループを
使用したので、正確に試料を分離カラムへ導入すること
ができ、しかもサンプルループ内にサンプリングされた
試料の圧力を、保圧部により超臨界流体ポンプの出口圧
力と同じ圧力にコントロールして試料導入時に圧力の変
動をなくしたので、分離カラムに安定して試料を導入で
き、分離効率を高めることができる。
の分離方法及びその分離方法に使用する超臨界流体クロ
マト分離装置において、試料導入部にサンプルループを
使用したので、正確に試料を分離カラムへ導入すること
ができ、しかもサンプルループ内にサンプリングされた
試料の圧力を、保圧部により超臨界流体ポンプの出口圧
力と同じ圧力にコントロールして試料導入時に圧力の変
動をなくしたので、分離カラムに安定して試料を導入で
き、分離効率を高めることができる。
【図1】従来の分取を目的とする超臨界流体クロマト分
離装置の全体図を示す。
離装置の全体図を示す。
【図2】従来の分取を目的とする超臨界流体クロマトグ
ラフィーにおける、分離カラムへの試料導入方法を示
す。
ラフィーにおける、分離カラムへの試料導入方法を示
す。
【図3】本発明の超臨界流体クロマト分離装置の全体図
を示す。
を示す。
【図4】本発明の超臨界流体クロマト分離装置の試料導
入部を示す。
入部を示す。
【図5】本発明の超臨界流体クロマト分離装置の保圧部
を示す。
を示す。
21 試料槽 22 試料ポンプ 23 試料導入部 24 保圧部 25 分離カラム 26 圧力調整弁 27 切替弁 28,29,30 捕集槽 31 超臨界流体ボンベ 32 超臨界流体精製装置 33 超臨界流体ポンプ 41 第1導管 42 サンプルループ 43 第2導管 51,52,53 導管 54 シリンダ 55 ピストン 56 ヘッド部 57 小ヘッド部 58 シート
Claims (2)
- 【請求項1】 試料をサンプルループを用いて超臨界流
体とともに分離カラムへ導入する超臨界流体クロマトグ
ラフィーによる物質の分離方法において、(1)サンプ
ルループ内に試料をサンプリングすると同時に、サンプ
リングされた試料を超臨界流体を搬送する超臨界流体ポ
ンプの出口と同じ圧力に維持し、(2)前記超臨界流体
ポンプの出口と同じ圧力に維持されている試料を、超臨
界流体ポンプの圧力により搬送される超臨界流体により
分離カラムへ導入し、(3)サンプルループ内の圧力を
解放することを特徴とする超臨界流体クロマトグラフィ
ーによる物質の分離方法。 - 【請求項2】 超臨界流体を移動相とする分離カラム
と、その分離カラムへ超臨界流体を供給する超臨界流体
ポンプと、その分離カラムへ試料を供給する試料ポンプ
と、試料導入機構とを有する超臨界流体クロマト分離装
置であって、 前記試料導入機構が、 (1)第1導管、サンプルループ及び第2導管からな
り、分離カラムへ試料を導入するための試料導入部と、 (2)超臨界流体ポンプから排出される超臨界流体の背
圧を利用することにより、試料の圧力を前記超臨界流体
ポンプの出口と同じ圧力に維持することのできる保圧部
と、 (3) 試料のサンプリング時には、第1導管の両端
が閉じられ、サンプルループの一端が試料ポンプに他端
が保圧部に連結され、第2導管の一端が超臨界流体ポン
プに他端が分離カラムへ連結され、試料の分離カラム
への導入時には、第1導管の一端は試料ポンプに他端は
保圧部に連結され、サンプルループの一端が超臨界流体
ポンプに他端が保圧部に連結され、第2導管の両端が閉
じられ、サンプルループ放圧時には、第1導管の一端
が試料ポンプに他端が保圧部に連結され、サンプルルー
プの両端が解放され、第2導管の一端が超臨界流体ポン
プに他端が分離カラムに連結されることができる切替機
構、とから構成されることを特徴とする超臨界流体クロ
マト分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11098592A JPH05307026A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 超臨界流体クロマトグラフィーによる物質の分離方法及びその方法に使用する超臨界流体クロマト分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11098592A JPH05307026A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 超臨界流体クロマトグラフィーによる物質の分離方法及びその方法に使用する超臨界流体クロマト分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05307026A true JPH05307026A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14549485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11098592A Withdrawn JPH05307026A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 超臨界流体クロマトグラフィーによる物質の分離方法及びその方法に使用する超臨界流体クロマト分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05307026A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006058146A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Daicel Chem Ind Ltd | 試料注入方法、試料注入装置及びそれを有する超臨界流体クロマトグラフィー装置 |
US7678276B2 (en) | 2004-01-05 | 2010-03-16 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Method of substance separation by supercritical fluid chromatography and vapor liquid separator for use therein |
US20150331001A1 (en) * | 2013-01-25 | 2015-11-19 | Waters Technologies Corporation | Methods and apparatus for the analysis of fatty acids |
US9435773B2 (en) | 2009-06-03 | 2016-09-06 | Agilent Technologies, Inc. | Sample injector with metering device balancing pressure differences in an intermediate valve state |
US10386342B2 (en) | 2008-01-25 | 2019-08-20 | Dionex Softron Gmbh | Sample injector for liquid chromatography, particularly for high performance liquid chromatography |
US10473631B2 (en) | 2015-06-25 | 2019-11-12 | Dionex Softron Gmbh | Sampler for liquid chromatography |
CN111013192A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-17 | 江苏高科制药设备有限公司 | 一种制药用二氧化碳超临界萃取方法 |
WO2020250318A1 (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | 株式会社島津製作所 | 超臨界流体クロマトグラフおよび超臨界流体クロマトグラフにおけるサンプル供給方法 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP11098592A patent/JPH05307026A/ja not_active Withdrawn
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7678276B2 (en) | 2004-01-05 | 2010-03-16 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Method of substance separation by supercritical fluid chromatography and vapor liquid separator for use therein |
US8591734B2 (en) | 2004-01-05 | 2013-11-26 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Method of substance separation by supercritical fluid chromatography and vapor liquid separator for use therein |
JP2006058146A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Daicel Chem Ind Ltd | 試料注入方法、試料注入装置及びそれを有する超臨界流体クロマトグラフィー装置 |
JP4508778B2 (ja) * | 2004-08-20 | 2010-07-21 | ダイセル化学工業株式会社 | 試料注入方法、試料注入装置及びそれを有する超臨界流体クロマトグラフィー装置 |
US10386342B2 (en) | 2008-01-25 | 2019-08-20 | Dionex Softron Gmbh | Sample injector for liquid chromatography, particularly for high performance liquid chromatography |
US11802854B2 (en) | 2008-01-25 | 2023-10-31 | Dionex Softron Gmbh | Sample injector for liquid chromatography, particularly for high performance liquid chromatography |
US11156589B2 (en) | 2008-01-25 | 2021-10-26 | Dionex Softron Gmbh | Sample injector for liquid chromatography, particularly for high performance liquid chromatography |
US9435773B2 (en) | 2009-06-03 | 2016-09-06 | Agilent Technologies, Inc. | Sample injector with metering device balancing pressure differences in an intermediate valve state |
US11519884B2 (en) | 2009-06-03 | 2022-12-06 | Agilent Technologies, Inc. | Sample injector with metering device balancing pressure differences in an intermediate valve state |
US20150331001A1 (en) * | 2013-01-25 | 2015-11-19 | Waters Technologies Corporation | Methods and apparatus for the analysis of fatty acids |
US11307178B2 (en) | 2015-06-25 | 2022-04-19 | Dionex Softron Gmbh | Sampler for liquid chromatography |
US10473631B2 (en) | 2015-06-25 | 2019-11-12 | Dionex Softron Gmbh | Sampler for liquid chromatography |
US11867669B2 (en) | 2015-06-25 | 2024-01-09 | Dionex Softron Gmbh | Sampler for liquid chromatography |
CN113906294A (zh) * | 2019-06-11 | 2022-01-07 | 株式会社岛津制作所 | 超临界流体色谱仪以及超临界流体色谱仪的样本供给方法 |
JPWO2020250318A1 (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | ||
WO2020250318A1 (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | 株式会社島津製作所 | 超臨界流体クロマトグラフおよび超臨界流体クロマトグラフにおけるサンプル供給方法 |
CN113906294B (zh) * | 2019-06-11 | 2024-02-27 | 株式会社岛津制作所 | 超临界流体色谱仪以及超临界流体色谱仪的样本供给方法 |
CN111013192A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-17 | 江苏高科制药设备有限公司 | 一种制药用二氧化碳超临界萃取方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |