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JPH05300497A - 画像処理装置及びディジタル信号処理プロセッサ - Google Patents

画像処理装置及びディジタル信号処理プロセッサ

Info

Publication number
JPH05300497A
JPH05300497A JP10093792A JP10093792A JPH05300497A JP H05300497 A JPH05300497 A JP H05300497A JP 10093792 A JP10093792 A JP 10093792A JP 10093792 A JP10093792 A JP 10093792A JP H05300497 A JPH05300497 A JP H05300497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
memory
target block
memories
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10093792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Ishihara
和哉 石原
Shinichi Uramoto
紳一 浦本
Shinichi Nakagawa
伸一 中川
Satoru Kumaki
哲 熊木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10093792A priority Critical patent/JPH05300497A/ja
Priority to DE19934307936 priority patent/DE4307936C2/de
Publication of JPH05300497A publication Critical patent/JPH05300497A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/42Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation
    • H04N19/43Hardware specially adapted for motion estimation or compensation
    • H04N19/433Hardware specially adapted for motion estimation or compensation characterised by techniques for memory access
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/20Analysis of motion
    • G06T7/223Analysis of motion using block-matching
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10016Video; Image sequence
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/20Special algorithmic details
    • G06T2207/20048Transform domain processing
    • G06T2207/20052Discrete cosine transform [DCT]

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  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレーム間の動き検出を、速い処理時間で行
う画像処理装置と、これに適したディジタル信号処理プ
ロセッサを得る。 【構成】 現フレームのデータを保持するフレームメモ
リ1から、動き検出を行う対象ブロックのデータをメモ
リ3に入力しておく。旧フレームのデータを保持するフ
レームメモリ2から、対象ブロックに対応する検索領域
のデータを3分割してメモリ6,7,8に格納し、対象
ブロックのデータと検索領域のデータとからブロック演
算を行い、対象ブロックの動き量を求める。走査により
対象ブロックを更新する際には検索領域も更新される
が、検索領域の2/3は前の対象ブロックに対応する検
索領域と重複する。 【効果】 検索領域のデータの1/3のデータのみを更
新することで足りる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像のフレーム間相
関を利用した画像処理技術に関し、特にフレーム間の画
像の動きを検出するための画像処理技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図31は従来のフレーム間動き検出装置
100の構成を示すブロック図である。フレーム間動き
検出装置100は、例えば図6に示すような、96×8
0画素を単位とするフレームにおいて、16×16画素
を単位とするブロックの動き量を検出する。
【0003】フレームメモリ1には現在のフレームの画
像データが保持される。フレームメモリ2には以前の、
もしくは以後のフレームの画像データが保持される。以
下では便宜上、以前のフレームを旧フレーム、現在のフ
レームを現フレーム、とそれぞれ記述する。以下の実施
例における説明では旧フレームの検索領域と現フレーム
の対象ブロックとの比較として動き量の検出が説明され
るが、旧フレームの代わりに以後のフレームを用いて動
き量を求めることもできる。その技術は、旧フレームを
用いた場合と同様である。
【0004】メモリ3はフレームメモリ1に接続され、
フレームメモリ1から、動き量を検出すべき対象ブロッ
クのデータが入力される。例えば、図32に示すブロッ
クR(2,2)の動き量を検出しようとした場合、ま
ず、フレームメモリ1からブロックR(2,2)が対象
ブロックとして選択され、その画素(16×16=25
6画素)のデータがメモリ3に読み込まれる。
【0005】メモリ4はフレームメモリ2に接続され、
フレームメモリ2から、旧フレームについての検索領域
のデータが入力される。検索領域は、対象ブロックの周
囲で水平、垂直とも±16画素の範囲にまで広がる。
【0006】例えば、上記の例でいえば、フレームメモ
リ2から、旧フレームの検索領域のブロックR(1,
1),R(2,1),R(3,1),R(1,2),R
(2,2),R(3,2),R(1,3),R(2,
3),R(3,3)の画素(48×48=2304画
素)がメモリ4に読み込まれる。
【0007】演算器5はメモリ3,4に接続され、メモ
リ3からは対象ブロックのデータが、メモリ4からは検
索領域のデータがそれぞれ読み出され、これらのデータ
を用いてブロックマッチング演算を行い、ブロックの動
き量が検出されるのである。
【0008】具体的には、対象ブロックのデータが、検
索領域のどのブロックのデータに最も近いかが演算器5
においてより計算され、最も近い位置にあるブロックに
対する動き量が出力される。
【0009】次に水平方向にブロックを移ることで対象
ブロックは更新され、ブロックR(3,2)を対象ブロ
ックとし、上記と同様にして処理をくり返す。対象ブロ
ックの更新は、図33に示されるように水平方向で右側
へと走査し、フレームの右端まで走査されると垂直方向
で下側へと移動して、フレームの左端から再び水平方向
で右側へと走査する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のフレーム間動き
検出用の画像処理装置は以上のように構成されていたの
で、対象ブロックを更新する毎に、多量の検索領域の画
素を新たにフレームメモリから読み出してくる必要があ
り、時間がかかるという問題点があった。
【0011】即ち、上記の例では、図34に示されるよ
うに、対象ブロックがブロックR(3,2)へと更新さ
れることにより、メモリ4には、改めてフレームメモリ
2から、旧フレームの検索領域のブロックR(2,
1),R(3,1),R(4,1),R(2,2),R
(3,2),R(4,2),R(2,3),R(3,
3),R(4,3)の画素(48×48=2304画
素)が読み込まれなければならない。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ブロックに対する検索範囲の読
み出し時間を短縮することができる、フレーム間動き検
出用の画像処理装置を得ることを目的としており、さら
にこの装置に適したディジタル信号処理プロセッサを提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる画像処
理装置は、複数の画像データを備えたフレームを、m行
×n列(m,nは正の整数)の複数のブロックに分割
し、第1時刻におけるフレームにおいてブロックに対し
て走査を施すことにより、動き量を検出すべきブロック
である対象ブロックの更新を指定し、第2時刻における
フレームから対象ブロックに対応する検索領域を指定
し、対象ブロックの画像データ及び検索領域の画像デー
タから対象ブロックの動き量を検出する画像処理装置で
ある。そして、第1時刻におけるフレームの画像データ
を記憶する第1フレームメモリと、第1時刻におけるフ
レームの画像データから、ブロック毎に走査が行われて
順次更新される対象ブロックの画像データを記憶する対
象データメモリと、第2時刻におけるフレームの画像デ
ータを記憶する第2フレームメモリと、第2時刻におけ
るフレームの画像データから、検索領域の画像データを
分割して記憶する複数の検査データメモリと、を備え
る。ここで複数の検査データメモリは、対象ブロックの
更新に対応して、そのうちの一部の検査データメモリの
みについてデータの更新が行われる。
【0014】望ましくは走査は行方向に行われ、検索領
域は、(a−1)対象ブロックの属する列の左隣の列に
属し,かつ対象ブロックに隣接する3ブロックから実質
的になる第1部分と、(a−2)対象ブロックの属する
列に属し,かつ対象ブロックに隣接する2ブロック及び
対象ブロックから実質的になる第2部分と、(a−3)
対象ブロックの属する列の右隣の列に属し,かつ対象ブ
ロックに隣接する3ブロックから実質的になる第3部分
とを有する。そして検査データメモリは3個備えられ、
3個の検査データメモリにはそれぞれ第1乃至第3部分
の画像データが記憶される。ここで、一部の検査データ
メモリは、3個の検査データメモリのうち、1もしくは
2の検査データメモリを含む。
【0015】或いは望ましくは走査は行方向に行われ、
検索領域は、(a−1)対象ブロックの属する列の左隣
の列に属し,かつ対象ブロックに隣接する3ブロックか
ら実質的になる第1部分と、(a−2)対象ブロックの
属する列に属し,かつ対象ブロックに隣接する2ブロッ
ク及び対象ブロックから実質的になる第2部分と、(a
−3)対象ブロックの属する列の右隣の列に属し,かつ
対象ブロックに隣接する3ブロックから実質的になる第
3部分と、を有する。そして検査データメモリは4個備
えられ、3個の検査データメモリにはそれぞれ第1乃至
第3部分の画像データが記憶される。ここで一部の検査
データメモリは、4個のうちの前記3個を除く他の1個
の検査データメモリを含む。
【0016】更に望ましくは、他の1個の検査データメ
モリの画像メモリの更新は、前記3個の検査データメモ
リの画像データが読み出されている間に行われる。
【0017】或いは望ましくは、対象データメモリ、検
査データメモリは、1ワード中に複数の画素データを格
納できるデータ幅を有する。
【0018】或いは望ましくは、 対象データメモリ、
検査データメモリは、複数のポートをもつメモリであ
る。
【0019】更に望ましくは、対象データメモリ、検査
データメモリは、1ワード中に複数の画素データを格納
できるデータ幅を有する。
【0020】或いは望ましくは、(b−1)検査データ
メモリのアドレスを発生する回路と、(b−2)アドレ
スを相互に交換するアドレス変換回路と、を有するディ
ジタル信号処理プロセッサを更に備える。
【0021】この発明にかかるディジタル信号処理プロ
セッサは、複数のデータメモリと、複数のデータメモリ
のアドレスを発生する回路と、アドレスを相互に交換す
るアドレス変換回路と、を備える。
【0022】望ましくは、データメモリは少なくとも3
個設けられ、アドレス変換回路は、3個のデータメモリ
にマッピングされたアドレスを相互に交換する。
【0023】或いは望ましくは、データメモリは少なく
とも4個設けられ、アドレス変換回路は、4個のデータ
メモリにマッピングされたアドレスを相互に交換する。
【0024】更に望ましくは、データメモリへのデータ
の入出力を行うダイレクトメモリアクセスコントローラ
(DMA)を内蔵する。
【0025】
【作用】この発明に係る画像処理装置は、検索領域の画
像データを領域別に分割して格納するようにしたもの
で、ブロックが移った時に、検索領域の画像データの全
てを読み出す必要はなく、読み出し時間の短縮ができ
る。
【0026】この発明に係る他の画像処理装置は検索領
域の画像データを領域別に分割して格納する用にしたの
で、ブロックが移った時に、検索領域の画像データの全
てを読み出す必要はなく、また、複数の画素を1回で読
み出せるので、読み出し時間の短縮ができる。
【0027】この発明に係るディジタル信号処理プロセ
ッサは、画像の動き量を検出する画像処理装置への適用
時に、検索領域画素を領域別に分割して格納できる複数
のメモリを内蔵し、また、アドレス変換回路により、メ
モリアドレスの変換ができるので、ブロックが移った時
に、検索領域の画像データの全てを読み出す必要はな
く、読み出し時間の短縮ができる。
【0028】
【実施例】この発明は、画像処理において、例えば図2
に示される動画符号化におけるソース符号化の際の動き
補償フレーム間予測に用いられる。
【0029】以下、この発明の実施例について説明す
る。説明の便宜上、図6に示すような96×80画素を
単位とするフレームにおいて、16×16画素を単位と
するブロックの動き量を検出する場合を例にとって説明
するが、この発明の適用は、この場合に限定されるもの
ではない。
【0030】実施例1.図1はこの発明の一実施例であ
る、フレーム間動き検出装置200aの概略構成を示す
ブロック図である。フレームメモリ1にはメモリ3を介
して演算器5の第1入力が接続され、フレームメモリ2
にはメモリ6,7,8を介して演算器5の第2入力が接
続されている。
【0031】フレームメモリ1には現フレームの画像デ
ータが保持され、フレームメモリ2には旧フレームの画
像データが保持される。メモリ3はフレームメモリ1か
ら、動き量を検出すべき対象ブロックのデータが入力さ
れる。メモリ6,7,8には、対象ブロックに対応した
検索領域のデータが3分割されてそれぞれ入力される。
演算器5はメモリ3からは対象ブロックのデータが、メ
モリ6,7,8からは検索領域のデータがそれぞれ読み
出され、これらのデータを用いてブロックマッチング演
算を行い、動き量が検出される。
【0032】今、図7に示すようにブロックR(2,
2)の動き量を検出する場合を説明する。まずフレーム
メモリ1からブロックR(2,2)が対象ブロックとし
て選択され、その画素(16×16=256画素)のデ
ータがメモリ3に読み込まれる。
【0033】次に、旧フレームのデータを保持するフレ
ームメモリ2から、検索領域の画素のデータが読み込ま
れるが、ブロックR(2,2)が対象ブロックとして選
択される以前に、ブロックR(1,2)が対象ブロック
として選択されており、ブロックR(1,1),R
(2,1),R(1,2),R(2,2),R(1,
3),R(2,3)に相当するデータは、既にメモリ
6,7,8の内のいずれか2つにおいて読み込まれてお
り、新たに、読み込む必要はない。したがって、例えば
既にメモリ7,8がこれらのデータを有する場合には、
ブロックR(3,1),R(3,2),R(3,3)の
データのみを、メモリ6に読み込めばよい。
【0034】図7において、左上がりのハッチングを施
した部分は対象ブロックを示し、右上がりのハッチング
を施した部分は新たに読み込むべき検索領域のブロック
を示している(以下、図面において同様)。
【0035】結局、演算器5はメモリ6,7,8から検
索領域のデータの全てが得られることになり、これらと
メモリ3から得られた対象ブロックのデータとから動き
量が計算されて出力される。
【0036】次に水平方向に走査が行われ、図8に示さ
れるように対象ブロックがブロックR(3,2)へと更
新され、ブロックR(2,2)の場合と同様に動き量の
検出を行う。この時、検索領域のうちブロックR(2,
1),R(2,2),R(2,3)のデータはメモリ8
に、ブロックR(3,1),R(3,2),R(3,
3)のデータはメモリ6に、それぞれ既に読み込まれて
いるので、新たにブロックR(4,1),R(4,
2),R(4,3)のデータのみをメモリ7に読み込め
ばよい。
【0037】このように、本実施例においては、動き量
の検出を行う際、検索領域のデータの読み込み量を従来
の場合の1/3に低減することができるため、検索領域
のデータの読み込みに要する時間を短縮することができ
る。
【0038】フレーム間動き検出装置200aの更に詳
細な構成は、図3において示される。メモリアドレス生
成回路201、メモリタイミング信号生成回路202、
演算器制御回路203が、全体制御回路204の下で作
動する。具体的には、メモリアドレス生成回路201と
メモリタイミング信号生成回路202のいずれもが、フ
レームメモリ1,2及びメモリ3,6,7,8に対して
データ入出力の制御を行う。
【0039】また演算器制御回路203は演算器5での
処理を制御する。演算器5の内部構成を図4に示す。メ
モリ3から得られたデータと、メモリ6,7,8から得
られたデータとは、減算器5aに入力され、その結果絶
対値演算器5bで演算された出力は、加算器5cに入力
される。加算器5cと歪み累算レジスタ5dとは歪みを
累算し、その結果は歪比較器5fにおいて最小歪み保持
レジスタ5eの内容と比較される。
【0040】図5に、本実施例の動作を整理して、フロ
ーチャートとしてまとめた。先ずステップP1により旧
フレーム及び現フレームの画像データがそれぞれフレー
ムメモリ1,2に読み込まれる。その後、ステップP2
により動き量を検出すべき対象ブロックが指定され、そ
の画像についてのデータが読み込まれる。そして、ステ
ップP3によりこの対象ブロックに対応する検索領域が
指定され、検索領域のブロックの画像についてのデータ
が読み込まれる。但し既述のように読み込まれるべきデ
ータは、検索領域の1/3で済む。
【0041】ステップP4により、演算器5において動
き量の検出がなされる。ステップP5によってメモリ
6,7,8のアドレスが変更されることにより、ステッ
プP3において、一つのメモリのみ更新されればよいよ
うになる。ステップP6により、全ブロックを対象ブロ
ックとして処理を行う。
【0042】実施例2.図9はこの発明の他の実施例で
ある、フレーム間動き検出装置200bの概略構成を示
すブロック図である。図1に示した実施例1の構成にメ
モリ6,7,8と同容量のメモリ9が新たに備えられた
構成となっている。メモリ6,7,8,9の4個のメモ
リのうちいずれか3個のメモリに検索領域のデータが入
る。残りの1個のメモリには一つ次に更新される対象ブ
ロックに対応する検索領域のデータの1/3が保持され
る。
【0043】今、図10に示されるように、ブロックR
(3,1)の動き量を検出しようとした場合、まずフレ
ームメモリ1からブロックR(3,1)を対象ブロック
として選択し、そのデータをメモリ3に読み込む。この
場合、対象ブロックに対応する検索領域は、ブロックR
(2,0),R(2,1),R(2,2),R(3,
0),R(3,1),R(3,2),R(4,0),R
(4,1),R(4,2)である。
【0044】これらのブロックのうち、ブロックR
(2,0),R(2,1),R(2,2)のデータは、
対象ブロックとしてブロックR(0,1)が選択されて
いた時点でメモリ6に、ブロックR(3,0),R
(3,1),R(3,2)のデータは、対象ブロックと
してブロックR(1,1)が選択されていた時点でメモ
リ7に、ブロックR(4,0),R(4,1),R
(4,2)のデータは、対象ブロックとしてブロックR
(2,1)が選択されていた時点でメモリ8に、それぞ
れ既に読み込まれている。
【0045】そして、メモリ3から対象ブロックのデー
タが、メモリ6,7,8から検索領域のデータがそれぞ
れ演算器5に入力され、演算器5が動き量を計算して出
力している間に、次に選択される対象ブロックR(4,
1)の動き量検出に備え、フレームメモリ2から検索領
域のデータのうち、まだメモリ6,7,8に格納されて
いないブロックR(5,0),R(5,1),R(5,
2)のデータをメモリ9に読み込む。
【0046】このように、演算器5が動き量を計算して
出力している間に、次の対象ブロックに対応した検索領
域のデータの読み込みを前もって行うことにより、これ
に別途時間を設ける必要が無いため、処理の迅速が図れ
る。
【0047】次に走査により、図11に示されるように
対象ブロックをブロックR(4,1)に更新し、動き量
の検出を行う。この際、検出領域はブロックR(3,
0),R(3,1),R(3,2),R(4,0),R
(4,1),R(4,2),R(5,0),R(5,
1),R(5,2)である。これらのデータは既にメモ
リ7,8,9に読み込まれており、演算器5はメモリ
7,8,9の内容と、メモリ3の内容とから動き量を計
算する。この際、先の例に習えば、メモリ6は次に対象
ブロックとなるブロックR(5,1)に対応する検索領
域の1/3のブロックをフレームメモリ2から読み込む
ことが考えられる。
【0048】ところが、ブロックR(5,1)に対応す
る検索領域はブロックR(4,0),R(4,1),R
(4,2),R(5,0),R(5,1),R(5,
2)からなり、これらについてのデータは、既にメモリ
8,9に読み込まれている。このため、メモリ6には動
き量の計算の際に、更にその次に対象ブロックとして更
新される予定の、ブロックR(0,2)の検索領域のデ
ータのうち、未だメモリ6,7,8に読み込まれていな
い、ブロックR(0,1),R(0,2),R(0,
3)のデータが読み込まれる。
【0049】更に、走査により、図12に示されるよう
に対象ブロックをブロックR(5,1)に更新し、動き
量の検出を行う。この時、対応する検索領域のデータは
既にメモリ8,9に読み込まれており、次に指定される
対象ブロックに対応する検索領域のうち、ブロックR
(0,1),R(0,2),R(0,3)のデータは既
にメモリ6に読み込まれている。よって動き量の計算と
同時に、次に指定される対象ブロックR(0,2)の検
索領域ののうち、ブロックR(1,1),R(1,
2),R(1,3)のデータがメモリ7に読み込まれ
る。
【0050】以上のようにこの実施例では、フレーム内
をブロック毎に走査し、一つ先、もしくは更に一つ先の
対象ブロックに対応する検索領域のデータの1/3の読
み込みが、動き量の計算と同時に行われてゆく。従っ
て、実施例1よりも更に処理時間を短縮する事ができ
る。
【0051】図13に、本実施例の動作を整理して、フ
ローチャートとしてまとめた。先ずステップP11によ
り旧フレーム及び現フレームの画像についてのデータを
それぞれフレームメモリ1,2に読み込む。その後、ス
テップP12により動き量を検出すべき対象ブロックを
指定し、その画像のデータを読み込む。
【0052】そして、次に指定される対象ブロックに対
応する検索領域のブロックの画像についてのデータが読
み込まれる(ステップP13)と同時に、動き量の検出
が演算器5において行われる(ステップP14)。この
後、ステップP15によってメモリ6,7,8,9のア
ドレスが変更され,全ブロックについて、動き量が求め
られる(ステップP16)。
【0053】演算器5は、図4に示された実施例1にお
いて用いられたものと同一のものが用いられる。
【0054】実施例3.図14はこの発明の更に他の実
施例である、フレーム間動き検出装置200cの概略構
成を示すブロック図である。図9に示した実施例2の構
成にメモリ3と同容量のメモリ10が新たに備えられた
構成となっている。メモリ6,7,8,9の読み込みの
動作は、実施例2と同様である。
【0055】メモリ10は、メモリ3と同様にして現フ
レームを保持するフレームメモリ1から対象ブロックの
データを読み込む。メモリ3とメモリ10に交互にフレ
ームメモリ1から読み出しを行えば、次に指定される対
象ブロックのデータを、動き量計算と同時に実行でき、
より一層処理時間の短縮が図れる。
【0056】図15は、実施例1、実施例2、実施例
3、の対象ブロック一つ当たりの動き量計算に要する時
間をそれぞれ(a),(b),(c)において模式的に
表したグラフである。実施例1において別途時間を要し
ていた検索領域のデータの入力を、実施例2では前もっ
て動き量の計算の際に行うことにより、処理時間の短縮
が図られ、実施例3では更に対象ブロックの読み込みを
も前もって動き量の計算の際に行うこととすることで、
更に処理時間の短縮が図られている。
【0057】図16に、本実施例の動作を整理して、フ
ローチャートとしてまとめた。先ずステップP21によ
り旧フレーム及び現フレームの画像についてのデータを
それぞれフレームメモリ1,2に読み込む。その後、ス
テップP24により動き量を検出すべき対象ブロックを
指定し、その画像のデータを読み込む。これと同時に次
に指定される対象ブロックに対応する検索領域のブロッ
クの画像についてのデータが読み込まれ(ステップP2
2)、動き量の検出も同時に演算器5において行われる
(ステップP23)。この後、ステップP25によって
メモリ6,7,8,9,10のアドレスが変更され,全
ブロックについて、動き量が求められる(ステップP2
6)。
【0058】実施例4.図17はこの発明の更に他の実
施例である、フレーム間動き検出装置200dの概略構
成を示すブロック図である。ブロック図上では、図1に
示されたフレーム間動き検出装置200aと同じ接続関
係が示される。即ち、フレーム間動き検出装置200a
におけるフレームメモリ1,2、メモリ3,6,7,
8、演算器5の代わりに、それぞれフレームメモリ1
1,12、メモリ13,14,15,16、演算器41
が設けられる。
【0059】フレームメモリ11には現フレームの画像
データが保持され、フレームメモリ12には旧フレーム
の画像データが保持される。メモリ13はフレームメモ
リ1から、動き量を検出すべき対象ブロックのデータが
入力される。メモリ14,15,16には、対象ブロッ
クに対応した検索領域のデータが3分割されてそれぞれ
入力される。演算器41はメモリ13からは対象ブロッ
クのデータが、メモリ14,15,16からは検索領域
のデータがそれぞれ読み出され、これらのデータを用い
てブロックマッチング演算を行い、動き量が検出され
る。
【0060】フレームメモリ11,12、メモリ13,
14,15,16は、それぞれ1ワードに4画素を格納
できる構成になっている。また演算器41はメモリ13
から対象ブロックのデータを4画素分同時に入力し、ま
た、メモリ14,15,16からも検索領域のデータを
4画素分同時に入力し、これらのデータを用いてブロッ
クマッチング演算を行う。
【0061】従って、動作手順は実施例1に示した検出
装置200aの動作と同様であるが、各メモリが1ワー
ドに4画素分を格納する構成になっており、1回のメモ
リアクセスで4画素分が同時に読み出し、書き込み可能
となっている。したがって、データの読み出し時間が約
1/4になるとともに、動き量の計算時間も約1/4に
なる。
【0062】演算器41の具体的な構成を、図18に示
す。同時に4画素分のデータ処理を行うため、差分器4
1a,41b,41c,41dが並列に設けられてい
る。これらの差分器の各々は、図4に示された演算器5
の内部構成のうち、減算器5a、絶対値演算器5bに対
応するものを有している。
【0063】差分器41a,41b,41c,41dの
出力は、合成部41eに入力され、加算が行われ、更に
この出力に基づいて、加算器41f、歪み累算レジスタ
41gによって歪みが求められる。その後、実施例1の
演算器5と同様にして歪比較器41iにおいて、最小歪
み保持レジスタ41hの内容と歪み累算レジスタ41g
の出力とが比較され、その結果が出力される。
【0064】実施例5.図19はこの発明の更に他の実
施例である、フレーム間動き検出装置200eの概略構
成を示すブロック図である。ブロック図上では、図1に
示されたフレーム間動き検出装置200aと類似の接続
関係が示される。即ち、フレーム間動き検出装置200
aにおけるメモリ6,7,8、演算器5の代わりに、そ
れぞれメモリ17,18,19、演算器20が設けられ
る。
【0065】フレームメモリ1,2は実施例1と同様
に、それぞれ現フレームの画像データ及び旧フレーム新
フレームの画像データが保持される。メモリ3も実施例
1と同様に、はフレームメモリ1から、動き量を検出す
べき対象ブロックのデータが入力される。
【0066】メモリ17,18,19は2ポートメモリ
から構成されており、対象ブロックに対応した検索領域
のデータが3分割されてそれぞれ入力される。演算器2
0には、メモリ3からは対象ブロックのデータが、メモ
リ17,18,19からは検索領域のデータがそれぞれ
読み出され、これらのデータを用いてブロックマッチン
グ演算を行い、動き量が検出される。
【0067】この装置の動作は実施例1に示した装置の
動作と同様であるが、メモリ17,18,19が2ポー
トメモリから構成されているため、検索領域のデータは
演算器20へと2個同時に読み出され、演算器20にお
いて2ブロックに対するマッチング演算を並列して行
い、動き量を検出することができる。
【0068】したがって、実施例1の場合と比較して、
更に処理時間の短縮を図ることができる。
【0069】演算器20の具体的な構成を、図20に示
す。同時に2ブロック分のデータ処理を行うため、差分
器20a,20bが並列に設けられている。これらの差
分器の各々は、図4に示された演算器5の内部構成のう
ち、減算器5a、絶対値演算器5bに対応するものを有
している。
【0070】差分器20a,20bの出力は、それぞれ
歪み累算部20c,20dに入力され、更にこの出力を
比較器20eで比較する。
【0071】歪み累算部20c,20dの各々には、図
4に示された演算器5の内部構成のうち、加算器5c、
歪み累算レジスタ5dに対応するものが備えられてい
る。
【0072】その後、実施例1の演算器5と同様にして
歪比較器20gにおいて、最小歪み保持レジスタ20f
(実施例1の演算器5の最小歪み保持レジスタ5eに対
応する)の内容と比較器20eの出力とが比較され、そ
の結果が出力される。
【0073】実施例6.図21はこの発明の更に他の実
施例である、フレーム間動き検出装置200fの概略構
成を示すブロック図である。ブロック図上では、図19
に示されたフレーム間動き検出装置200eと同一の接
続関係が示される。但し、フレーム間動き検出装置20
0eにおけるフレームメモリ1,2、メモリ3,17,
18,19、演算器20の代わりに、それぞれフレーム
メモリ11,12、メモリ13,21,22,23、演
算器24が設けられる。
【0074】図17に示されたフレーム間動き検出装置
200dと同様に、フレームメモリ11には現フレーム
の画像データが保持され、フレームメモリ12には旧フ
レームの画像データが保持される。メモリ13はフレー
ムメモリ1から、動き量を検出すべき対象ブロックのデ
ータが入力される。
【0075】また、メモリ21,22,23は対象ブロ
ックに対応する検索領域のデータを3分割して、それぞ
れ入力する2ポートメモリであり、フレームメモリ1
1,12、メモリ13、2ポートメモリ21,22,2
3はいずれも1ワードに4画素を格納できる構成になっ
ている。
【0076】また演算器24はメモリ13からブロック
のデータを4画素分同時に入力し、またメモリ21,2
2,23から検索領域のデータを4画素分,2組同時に
入力し、これらのデータを用いて、ブロックマッチング
演算を行い、動き量を検出する。
【0077】したがって、この装置の動作は実施例4に
示した装置の動作と実施例5に示した装置の動作とを混
合したような動作となる。各メモリが1ワードに4画素
を格納する構成になっており、またメモリ21,22,
23が2ポートメモリであるため、演算器24へとデー
タを4画素分2組同時に読み出すことができ、演算器2
4においては4画素分2組のブロックに対するマッチン
グ演算が同時に実行される。これにより、実施例1,
4,5の場合と比較して、更に処理時間の短縮を図るこ
とができる。
【0078】演算器24の具体的な構成を、図22に示
す。同時に2ブロック分のデータ処理を行うため、差分
合成部24a,24bの2つが設けられている。差分合
成部24a,24bの各々には、図18で示された差分
器41a,41b,41c,41d及び合成部41eに
対応するものが備えられている。
【0079】その後、差分合成部24a,24bの出力
は、それぞれ歪み累算部24c,24dに入力され、更
にこの出力が比較器20eで比較される。
【0080】歪み累算部24c,24dの各々は図20
で示された歪み累算部20c,20dの各々に対応する
ものが備えられている。
【0081】その後、実施例5の演算器20と同様にし
て、比較器24eの出力が、歪比較器24gにおいて最
小歪み保持レジスタ24fの内容と比較され、その結果
が出力される。
【0082】実施例7.図23はこの発明にかかるディ
ジタル信号処理プロセッサ(DSP)300aの概略構
成を示すブロック図である。この発明にかかるディジタ
ル信号処理プロセッサによっても、上記実施例で示した
フレーム間の動きを検出することができる。
【0083】図23において、アドレス発生器25は、
アドレス発生器25で生成されたアドレスをメモリエネ
ーブル信号S1,S2,S3に変換するアドレス変換回
路26を介して、データメモリ27,28,29を選択
する。信号S1,S2,S3は、それぞれ値が“1”の
場合に、メモリ27,28,29を指定する。
【0084】データメモリ27,28,29はYバス3
3に接続されている。Xバス34にはデータメモリ32
が接続され、データパス31はXバス34、Yバス33
のいずれにも接続される。外部I/F回路30もXバス
34、Yバス33のいずれにも接続される。
【0085】図24にデータメモリ27,28,29,
32のアドレスマップを示す。Xバス34に接続された
メモリ32は512ワードの容量を有し、Xメモリとし
て16ワード(Xメモリアドレスの下位4ビット)×3
2ワード(Xメモリアドレスの上位5ビット)の2次元
にマッピングされる。
【0086】Yバス33に接続されたメモリ27,2
8,29は各々1024ワードの容量を有し、Yメモリ
として16ワード×64ワード(Yメモリアドレスの上
位6ビット)の2次元にマッピングされ、図24中のア
ドレス空間Y0,Y1,Y2のいずれかを占める。
【0087】メモリ27,28,29がアドレス空間Y
0,Y1,Y2のいずれにマッピングされるかは、Yメ
モリアドレスの下位5,6ビット目(以下「下位2ビッ
ト」という)A5 4 を変換することで実現できる。こ
の様子を表1に示す。
【0088】
【表1】
【0089】アドレス空間Y0,Y1,Y2はそれぞれ
下位2ビットA5 4 の値が、“00”,“01”,
“10”をとる場合に指定される。
【0090】アドレス変換回路26の内部構成を図25
に示す。下位2ビットA5 4 がアドレス発生器25か
らゲートG1,G2,G3に入力し、これらの出力が、
セレクタN1,N2,N3に入力される。セレクタN
1,N2,N3は3to1セレクタであり、入力された
信号の内、いずれを出力するかは、2ビットのモード信
号M1 0 によって制御される。これらの出力はそれぞ
れメモリエネーブル信号S1,S2,S3となって、そ
れぞれメモリ27,28,29のチップセレクトへ与え
られる。
【0091】表1の枠内の3桁の数字は、左桁から順メ
モリエネーブル信号S1,S2,S3の値を示す。
【0092】セレクタN1,N2,N3は、下位2ビッ
トA5 4 を次のように変換する。
【0093】変換モードとしてモード0が選択される場
合には、モード信号M1 0 の値は“00”として与え
られる。このとき下位2ビットA5 4 が値として“0
0”,“01”,“10”をとるように発生した場合に
は、表1に示すように、それぞれメモリエネーブル信号
S1,S2,S3が“100”,“010”,“00
1”をとるため、メモリ27,28,29がそれぞれア
ドレス空間Y0,Y1,Y2にマッピングされる。
【0094】一方、メモリ28,29,27をそれぞれ
アドレス空間Y0,Y1,Y2にマッピングするには、
変換モードとしてモード1を選択し(モード信号M1
0 の値は“01”)、下位2ビットA5 4 の値“0
0”,“01”,“10”のそれぞれに対して、メモリ
エネーブル信号S1,S2,S3が“010”,“00
1”,“100”をとるように変換すればよい。
【0095】また、メモリ29,27,28をそれぞれ
アドレス空間Y0,Y1,Y2にマッピングするには、
変換モードとしてモード2を選択し(モード信号M1
0 の値は“10”)、下位2ビットA5 4 の値“0
0”,“01”,“10”のそれぞれに対して、メモリ
エネーブル信号S1,S2,S3が“001”,“10
0”,“010”をとるように変換すればよい。
【0096】次に、このディジタル信号処理プロセッサ
300aを使用し、フレーム間の動き検出を行う場合に
ついて説明する。その手順は実施例1に対応している。
【0097】図7に示すブロックR(2,2)の動き量
を検出する場合、図23では図示されないフレームメモ
リからブロックR(2,2)のデータを外部I/F回路
30及びXバス34を経由して、データメモリ32に入
力する。次に旧フレームのデータを保持するフレームメ
モリ(図示されない)から、ブロックR(2,2)に対
応する検索領域のデータを、外部I/F回路30及びY
バス33を経由して、データメモリ27,28,29に
入力する。ここで変換モードとしてモード0が選択され
る。
【0098】ただし、この時ブロックR(1,1),R
(1,2),R(1,3)の位置に相当するデータはメ
モリ27に、ブロックR(2,1),R(2,2),R
(2,3)の位置に相当するデータはメモリ28に既に
格納されており、新たに入力する必要ない。従って、ブ
ロックR(3,1),R(3,2),R(3,3)の位
置に相当するデータをメモリ29に入力すればよい。即
ち新たに入力するデータを、アドレス空間Y2に位置づ
けて記憶する。
【0099】そして、メモリ32からは対象ブロックの
データがXバス34を経由して、またメモリ27,2
8,29からは検索領域のデータがYバス33を経由し
て、それぞれデータパス31に入力され、動き量の検出
が行われる。
【0100】次に、水平方向に走査し、対象ブロックと
してブロックR(3,2)を選択する。そして変換モー
ドとしてモード1を選択する。即ち、今までメモリ2
8,29,27がそれぞれアドレス空間Y0,Y1,Y
2に割当られていたのを、アドレス変換回路26によ
り、表1に従い、メモリ27,28,29がそれぞれア
ドレス空間Y0,Y1,Y2に割当られるようにする。
新たに入力するデータを、アドレス空間Y2に位置づけ
て記憶するのである。
【0101】この為、アドレス発生器25は、新たに検
索領域のデータを入力するために下位2ビットA5 4
の値として“10”を発生した場合には、アドレス変換
回路26によって出力S3のみが“1”となり、出力S
1,S2は“0”となる。
【0102】よってブロックR(4,1),R(4,
2),R(4,3)のデータはメモリ29ではなく、メ
モリ27へ読み込まれる。
【0103】実施例8.図26はこの発明にかかる他の
ディジタル信号処理プロセッサ300bの概略構成を示
すブロック図である。
【0104】図26において、アドレス発生器25は、
アドレス発生器25で生成されたアドレスをメモリエネ
ーブル信号S1,S2,S3,S4に変換するアドレス
変換回路26を介して、データメモリ27,28,2
9,36を選択する。信号S1,S2,S3,S4は、
それぞれが値“1”をとることで、メモリ27,28,
29,36を選択する。
【0105】データメモリ27,28,29,36はY
バス33及びZバス37に接続されている。Xバス34
にはデータメモリ32が接続され、データバス31はX
バス34、Yバス33のいずれにも接続される。外部I
/F回路30はXバス34、Yバス33、Zバス37の
いずれにも接続される。
【0106】図27にデータメモリ27,28,29,
32,36のアドレスマップを示す。Xバス34に接続
されたメモリは512ワードの容量を有し、Xメモリと
して16ワード(Xメモリアドレスの下位4ビット)×
32ワード(Xメモリアドレスの上位5ビット)の2次
元にマッピングされる。
【0107】Yバス33、Zバス37に接続されたメモ
リ27,28,29,36は各々1024ワードの容量
で、16ワード×64ワード(Yメモリアドレスの上位
6ビット)の2次元にマッピングされ、図27のアドレ
ス空間Y0,Y1,Y2,Y3のいずれかを占める。
【0108】メモリ27,28,29,36がアドレス
空間Y0,Y1,Y2,Y3のいずれにマッピングされ
るかは、Yメモリアドレスの下位2ビットA5 4 を変
換することで実現できる。この様子を表2に示す。
【0109】
【表2】
【0110】アドレス空間Y0,Y1,Y2,Y3はそ
れぞれ下位2ビットA5 4 の値が、“00”,“0
1”,“10”,“11”をとる場合に指定される。
【0111】アドレス変換回路35の内部構成を図28
に示す。下位2ビットA5 4 がアドレス発生器25か
らゲートG4,G5,G6,G7に入力し、これらの出
力が、セレクタN4,N5,N6,N7に入力される。
セレクタN4,N5,N6,N7は4to1セレクタで
あり、入力された信号の内、いずれを出力するかは、2
ビットのモード信号M1 0 によって制御される。これ
らの出力はメモリエネーブル信号S1,S2,S3,S
4となって、それぞれメモリ27,28,29,36の
チップセレクトへ与えられる。
【0112】表2の枠内の4桁の数字は、左桁から順に
出力S1,S2,S3,S4の値を示す。
【0113】セレクタN4,N5,N6,N7は、下位
2ビットA5 4 を次のように変換する。
【0114】変換モードとしてモード0が選択される場
合には、モード信号M1 0 の値は“00”として与え
られる。このとき下位2ビットA5 4 が値として“0
0”,“01”,“10”,“11”をとるように発生
した場合には、表2に示すように、それぞれメモリエネ
ーブル信号S1,S2,S3,S4が“1000”,
“0100”,“0010”,“0001”をとるた
め、メモリ27,28,29,36がそれぞれアドレス
空間Y0,Y1,Y2,Y3にマッピングされる。
【0115】一方、メモリ28,29,36,27をそ
れぞれアドレス空間Y0,Y1,Y2,Y3にマッピン
グするには、変換モードとしてモード1を選択し(モー
ド信号M1 0 の値は“01”)、下位2ビットA5
4 の値“00”,“01”,“10”,“11”のそれ
ぞれに対して、メモリエネーブル信号S1,S2,S
3,S4が“0100”,“0010”,“000
1”,“1000”をとるように変換すればよい。
【0116】また、メモリ29,36,27,28をそ
れぞれアドレス空間Y0,Y1,Y2,Y3にマッピン
グするには、変換モードとしてモード2を選択し(モー
ド信号M1 0 の値は“10”)、下位2ビットA5
4 の値“00”,“01”,“10”,“11”のそれ
ぞれに対して、メモリエネーブル信号S1,S2,S
3,S4が“0010”,“0001”,“100
0”,“0100”をとるように変換すればよい。
【0117】また、メモリ36,27,28,29をそ
れぞれアドレス空間Y0,Y1,Y2,Y3にマッピン
グするには、変換モードとしてモード3を選択し(モー
ド信号M1 0 の値は“11”)、下位2ビットA5
4 の値“00”,“01”,“10”,“11”のそれ
ぞれに対して、メモリエネーブル信号S1,S2,S
3,S4が“0001”,“1000”,“010
0”,“0010”をとるように変換すればよい。
【0118】次に、このディジタル信号処理プロセッサ
300bを使用し、フレーム間の動き検出を行う場合に
ついて説明する。その手順は実施例2に対応している。
【0119】図10に示すブロックR(3,1)の動き
量を検出する場合、図26では図示されないフレームメ
モリからブロックR(3,1)のデータを外部I/F回
路30及びXバス34を経由して、データメモリ32に
入力する。この時、対象ブロックである、ブロックR
(3,1)に対応する検索領域のデータのうち、ブロッ
クR(2,0),R(2,1),R(2,2)のデータ
はメモリ27に、ブロックR(3,0),R(3,
1),R(3,2)のデータはメモリ28に、ブロック
R(4,0),R(4,1),R(4,2)のデータは
メモリ29に既に入力されており、またアドレス変換回
路35の変換モードはモード0になっている(表2の第
1段)。
【0120】次にメモリ32から対象ブロックのデータ
をXバス34を経由して、メモリ27,28,29から
対応する検索領域のデータをYバス33を経由して、そ
れぞれデータバス31に入力し、動き量の検出を行う。
【0121】これと同時に、次に対象ブロックとして指
定されるブロックR(4,1)の動き量検出に備えて、
フレームメモリからブロックR(4,1)に対応した検
索領域のデータのうち、まだデータメモリに格納されて
いないブロックR(5,0),R(5,1),R(5,
2)のデータを外部I/F回路38及びZバス37経由
でメモリ36に入力する。即ち新たに入力するデータ
を、アドレス空間Y3に位置づけて記憶する。
【0122】次に、走査を行って対象ブロックとしてブ
ロックR(4,1)を選択して動き量の検出を行う。ま
ず、アドレス変換回路35の変換モードをモード1にす
る(表2の第2段)。これにより、メモリ28,29,
36,27がそれぞれアドレス空間Y0,Y1,Y2,
Y3にマッピングされる。この時、ブロックR(4,
1)に対応した検索領域のデータは全て既にメモリ2
8,29,36に読み込まれている。
【0123】次に対象ブロックとして指定されるブロッ
クR(5,1)に対応する検索領域のデータは、既にメ
モリ29,36に入力されている。よって、更にその次
に対象ブロックとして指定されるブロックR(0,2)
の検索領域のうち、ブロックR(0,1),R(0,
2),R(0,3)のデータを、ブロックR(4,1)
についての動き量の検出と同時に、外部I/F回路38
及びZバス37を経由してメモリ27に入力する(図1
1参考)。メモリ27は、このときアドレス空間Y3に
対応している。
【0124】更に、走査方向にブロックを移り、ブロッ
クR(5,1)を対象ブロックとして動き量検出を行
う。まず、アドレス変換回路35の変換モードをモード
2にする(表2の第3段)。これにより、メモリ29,
36,27,28がそれぞれアドレス空間Y0,Y1,
Y2,Y3にマッピングされる。この時、ブロックR
(5,1)に対応した検索領域のデータは全て既にメモ
リ29,36に入力されている。よって、ブロックR
(5,1)についての動き量の検出と同時に、次に対象
ブロックとして指定されるブロックR(0,2)の検索
領域のデータのうち、R(1,1),R(1,2),R
(1,3)のデータを入力する。
【0125】このとき、アドレス空間Y3に対応するメ
モリは、表2からわかるようにメモリ28であり、これ
に外部I/F回路38及びZバス37経由でR(1,
1),R(1,2),R(1,3)のブロックのデータ
が入力される。
【0126】そして動き検出後、次の対象ブロックたる
ブロックR(0,2)の動き検出のために、アドレス変
換回路35のモードをモード3にして(表2の第4
段)、メモリ36,27,28,29がそれぞれアドレ
ス空間Y0,Y1,Y2,Y3にマッピングされるよう
にする。
【0127】以上のように、ブロックを走査し、一つ
先、もしくは更に一つ先の対象ブロックに対応する検索
領域のデータの1/3のデータ入力を同時に行い、また
必要に応じてアドレス変換モードを変更していく。
【0128】実施例9.図29はこの発明にかかる他の
ディジタル信号処理プロセッサ300cの概略構成を示
すブロック図である。その構成は、図23に示されるデ
ィジタル信号処理プロセッサ300aにDMA(Dir
ect Memory Access)コントローラ4
0とDMAバス39を内蔵し、併設したものとなってい
る。データメモリ27,28,29はDMAバス39と
も接続され、これらへのデータ転送が内部演算と並列に
効率よく実行できる。 実施例10.図30のように、DMAコントローラ40
とDMAバス39を内蔵する構成にすればデータメモリ
27,28,29,36へのデータ転送が、内部演算で
効率よく実行できる。
【0129】
【発明の効果】この発明によれば、検索領域画素を領域
別に分割して格納するように装置を構成したので、ブロ
ックが移った時に検索領域の画素全てを読み出す必要は
なく、読み出し時間の短縮ができる効果がある。
【0130】また、この発明によれば、検索領域の画素
の読み込みと、演算を並列に実行できるように装置を構
成したので、処理時間が短縮できる効果がある。
【0131】また、対象ブロックの画素の読み込みと、
演算を並列に実行できるように装置を構成したので、処
理時間の短縮ができる効果がある。
【0132】また、メモリの1ワードに複数の画素デー
タを格納し、複数の画素に対して並列に演算を実行でき
るように装置を構成したので、処理時間の短縮ができる
効果がある。
【0133】また、マルチポートメモリを用い、演算が
並列に実行できるように装置を構成したので、処理時間
が短縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1にかかる検出装置200aの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明が適用される動画符号化を示すブロック
図である。
【図3】検出装置200aの詳細な構成を示すブロック
図である。
【図4】演算器5の内部構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例1の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の実施例の説明に用いるフレームサイズ
を示す図である。
【図7】本発明の実施例1におけるブロックの処理手順
を示す図である。
【図8】本発明の実施例1におけるブロックの処理手順
を示す図である。
【図9】本発明の実施例2にかかる検出装置200bの
構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施例2におけるブロックの処理手
順を示す図である。
【図11】本発明の実施例2におけるブロックの処理手
順を示す図である。
【図12】本発明の実施例2におけるブロックの処理手
順を示す図である。
【図13】本発明の実施例2の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図14】本発明の実施例3にかかる検出装置200c
の構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施例1、実施例2、実施例3の効
果を説明するグラフである。
【図16】本発明の実施例3の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図17】本発明の実施例4を示すブロック図である。
【図18】演算器41の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図19】本発明の実施例5を示すブロック図である。
【図20】演算器20の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図21】本発明の実施例6を示すブロック図である。
【図22】演算器22の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図23】本発明の実施例7を示すブロック図である。
【図24】本発明の実施例7における内部メモリ空間を
示す図である。
【図25】アドレス変換回路26の構成図である。
【図26】本発明の実施例8を示すブロック図である。
【図27】本発明の実施例8における内部メモリ空間を
示す図である。
【図28】アドレス変換回路35の構成図である。
【図29】本発明の実施例9を示すブロック図である。
【図30】本発明の実施例10を示すブロック図であ
る。
【図31】従来の技術を示すブロック図である。
【図32】従来の技術を示す説明図である。
【図33】従来の技術を示す説明図である。
【図34】従来の技術を示す説明図である。
【符号の説明】
1,2,11,12 フレームメモリ 3,4,6,7,8,9,10,13,14,15,1
6 メモリ 5,20,24,41 演算器 17,18,19,21,22,23 2ポートメモリ 25 アドレス発生器 26,35 アドレス変換回路 27,28,29,36 データメモリ 40 DMAコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊木 哲 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社エル・エス・アイ研究所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像データを備えたフレームを、
    m行×n列(m,nは正の整数)の複数のブロックに分
    割し、 第1時刻における前記フレームにおいて前記ブロックに
    対して走査を施すことにより、動き量を検出すべきブロ
    ックである対象ブロックの更新を指定し、 第2時刻における前記フレームから前記対象ブロックに
    対応する検索領域を指定し、 前記対象ブロックの前記画像データ及び前記検索領域の
    前記画像データから前記対象ブロックの動き量を検出す
    る画像処理装置であって、 前記第1時刻における前記フレームの前記画像データを
    記憶する第1フレームメモリと、 前記第1時刻における前記フレームの前記画像データか
    ら、ブロック毎に走査が行われて順次更新される前記対
    象ブロックの前記画像データを記憶する対象データメモ
    リと、 前記第2時刻における前記フレームの前記画像データを
    記憶する第2フレームメモリと、 前記第2時刻における前記フレームの前記画像データか
    ら、前記検索領域の前記画像データを分割して記憶する
    複数の検査データメモリと、 を備え、 前記複数の検査データメモリは、前記対象ブロックの更
    新に対応して、そのうちの一部の検査データメモリのみ
    についてデータの更新が行われる、 画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記走査は行方向に行われ、 前記検索領域は、 (a−1)前記対象ブロックの属する列の左隣の列に属
    し,かつ前記対象ブロックに隣接する3ブロックから実
    質的になる第1部分と、 (a−2)前記対象ブロックの属する列に属し,かつ前
    記対象ブロックに隣接する2ブロック及び前記対象ブロ
    ックから実質的になる第2部分と、 (a−3)前記対象ブロックの属する列の右隣の列に属
    し,かつ前記対象ブロックに隣接する3ブロックから実
    質的になる第3部分と、 を有し、 前記検査データメモリは3個備えられ、 前記3個の前記検査データメモリにはそれぞれ前記第1
    乃至第3部分の前記画像データが記憶され、 前記一部の検査データメモリは、前記3個の検査データ
    メモリのうち、1もしくは2の検査データメモリを含
    む、請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記走査は行方向に行われ、 前記検索領域は、 (a−1)前記対象ブロックの属する列の左隣の列に属
    し,かつ前記対象ブロックに隣接する3ブロックから実
    質的になる第1部分と、 (a−2)前記対象ブロックの属する列に属し,かつ前
    記対象ブロックに隣接する2ブロック及び前記対象ブロ
    ックから実質的になる第2部分と、 (a−3)前記対象ブロックの属する列の右隣の列に属
    し,かつ前記対象ブロックに隣接する3ブロックから実
    質的になる第3部分と、 を有し、 前記検査データメモリは4個備えられ、 3個の前記検査データメモリにはそれぞれ前記第1乃至
    第3部分の前記画像データが記憶され、 前記一部の検査データメモリは、前記4個のうちの前記
    3個を除く他の1個の検査データメモリを含む、請求項
    1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記他の1個の検査データメモリの画像
    データの更新は、前記3個の検査データメモリの画像デ
    ータが読み出されている間に行われる、請求項3記載の
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記対象データメモリ、前記検査データ
    メモリは、1ワード中に複数の画素データを格納できる
    データ幅を有する、請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記対象データメモリ、前記検査データ
    メモリは、複数のポートをもつメモリである、請求項1
    記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記対象データメモリ、前記検査データ
    メモリは、1ワード中に複数の画素データを格納できる
    データ幅を有する、請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 (b−1)前記検査データメモリのアド
    レスを発生する回路と、 (b−2)前記アドレスを相互に交換するアドレス変換
    回路と、 を有するディジタル信号処理プロセッサを更に備える、
    請求項1記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 複数のデータメモリと、 前記複数のデータメモリのアドレスを発生する回路と、 前記アドレスを相互に交換するアドレス変換回路と、 を備えたディジタル信号処理プロセッサ。
  10. 【請求項10】 前記データメモリは少なくとも3個設
    けられ、 前記アドレス変換回路は、3個の前記データメモリにマ
    ッピングされたアドレスを相互に交換する、 請求項9記載のディジタル信号処理プロセッサ。
  11. 【請求項11】 前記データメモリは少なくとも4個設
    けられ、 前記アドレス変換回路は、4個の前記データメモリにマ
    ッピングされたアドレスを相互に交換する、 請求項9記載のディジタル信号処理プロセッサ。
  12. 【請求項12】 前記データメモリへのデータの入出力
    を行うダイレクイトメモリアクセスコントローラ(DM
    A)を内蔵した請求項10記載のディジタル信号処理プ
    ロセッサ。
  13. 【請求項13】 前記データメモリへのデータの入出力
    を行うダイレクトメモリアクセスコントローラ(DM
    A)を内蔵した請求項11記載のディジタル信号処理プ
    ロセッサ。
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