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JPH05298390A - 位置情報を利用したクロツク分配方法 - Google Patents

位置情報を利用したクロツク分配方法

Info

Publication number
JPH05298390A
JPH05298390A JP4096512A JP9651292A JPH05298390A JP H05298390 A JPH05298390 A JP H05298390A JP 4096512 A JP4096512 A JP 4096512A JP 9651292 A JP9651292 A JP 9651292A JP H05298390 A JPH05298390 A JP H05298390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
clock
layout
layouter
clock distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4096512A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Sato
健一 佐藤
Masayuki Hattori
雅之 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4096512A priority Critical patent/JPH05298390A/ja
Publication of JPH05298390A publication Critical patent/JPH05298390A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LSIを自動設計すること。 【構成】 入力された順序回路を含む回路記述情報に応
じて、レイアウタにより回路のレイアウトを行ない、そ
の結果得られる回路の位置情報により、最適化された回
路を設計し、クロツクを分配する。この回路は、バツフ
ア及びそのバツフアに接続される複数のレジスタを含
み、バツフアと各レジスタとのクロツクネツトの総和が
最小となるようにレイアウトする。このクロツク分配方
法により、自動的にクロツクスキユーの無いデジタル信
号処理のためのLSIを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル信号処理等に
用いられるLSIの順序回路の設計に適用し得る。
【0002】
【従来の技術】順序回路ではクロツクと呼ばれる基準信
号が必要となる。だが近年、回路が非常に微細化され高
速になるにつれてクロツクスキユーが問題になってき
た。すなわち、回路の物理的な長さによるクロツクの遅
延が支配的になってきたため、「クロツクは回路全体で
同一である」という順序回路の大前提が成り立たなくな
ってきているということである。したがって、クロツク
スキユーの影響を回路の及ぼさないようにクロツクを分
配するということが近年の順序回路設計の際の一番の難
関となっていた。従来では、クロツクの分配は、人手に
よって行なってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法は熟練した技術者がデイジタル回路の知識あるいはク
ロツク分配のためのノウハウを駆使して行なわなければ
ならない。そのため、クロツクの分配がデイジタル回路
設計の隘路となっていた。また、クロツクのスキユーは
回路の実際のレイアウトに依存するのたが、従来のLS
I設計ではレイアウト前にクロツクの分配を決めていた
ため、実際の回路ではうまくクロツクが分配されていな
いことがあるという問題点があった。特に、LSIを実
際に製造するベンダーごとにレイアウタがあり、レイア
ウタによって回路の配置方法が違うため、ベンダーごと
にクロツクの分配を変えなければならなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】順序回路を含む(クロツ
クを必要とする)回路に対して、一度、回路のレイアウ
トを行ない、その結果得られる回路の位置的な情報を積
極的に利用する、クロツク分配方法。
【0005】
【作用】ベンダーごとに異なる、レイアウタの種類に依
存せずに、順序回路の動作に大きな影響を与えるクロツ
クスキユーを極力抑えることの出来る。
【0006】
【実施例】図1は本発明を適用する装置の一例である。
まず、1はクロツクの分配を行なうクロツク分配部であ
る。すなわち、順序回路を含む回路記述情報2(記述言
語、ネツトリスト、回路図等)と回路のレイアウタ3か
ら出力される回路の位置情報4を入力とし、(分配され
た)クロツクネツトを含む回路記述情報5を出力する。
一方、レイアウタ3は回路記述情報5を入力とし、それ
が最適になるように配置を行なう。そして上記回路の位
置情報4を上記クロツク分配部1に戻す。
【0007】図2は本発明の処理の流れをフローチヤー
トにて示したものである。はじめに、クロツク分配部1
が回路記述情報2を読み込む(21)。この回路記述情
報2はハードウエア記述言語による記述でも良いし、ネ
ツトリストでも良い。また回路図そのものでも良い。レ
イアウタ3から与えられる位置情報4をもとに、最適な
クロツク分配を行なう(22)。一度もレイアウトして
いない状態では位置情報4はないので、そのままレイア
ウタに送る。
【0008】レイアウタ3が回路記述5を読み込み、こ
れをレイアウトする(23)。レイアウトした結果を調
べて(シミユレーシヨンなどを行ない)、レイアウトさ
れた回路が設計者の意図通りに動作するかを確かめる
(24)。満足のいく回路であれば処理は終了する(2
5)。満足のいかない回路であれば、レイアウト結果か
ら回路の位置に関する情報を取り出し、これをクロツク
分配部1に送り再度クロツク分配を行なう。
【0009】次に本願のクロツク分配方法における位置
情報利用について、図3及び図4により説明する。クロ
ツクネツトの最終段のバツフアをbj(j=1〜M)について、
bjからレジスタ方向に出ているネツトの総延長をL(j)と
する時、
【0010】
【数1】 で定義されるHが最小になるようにクロツクネツトを再
構成する。bjにつながっているレジスタをrji(i=1 〜N)
とし、bjとrji の位置ベクトルをそれぞれxjとyji とす
ると、レジスタが直列(図3)又は並列(図4)に接続
されている場合により、各々、l(j)は次のようになる。
【0011】
【数2】
【0012】
【発明の効果】本発明により、従来LSI設計の際の難
問題となっていたクロツクの分配を自動的に行なうこと
ができる。すなわち、これまで熟練者が時間を掛けてお
こなってきたクロツクの分配作業を誰でも短時間に行な
うことが出来る。したがって、LSI開発にかかる工
数、期間を短縮することが出来る。レイアウトした後の
回路の位置情報を積極的に利用し、クロツクの分配方法
を決定するため、クロツクスキユーの影響を最小にする
回路を設計することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロツクダイヤ図である。
【図2】本発明の処理の流れを説明するためのフローチ
ヤート図である。
【図3】本発明が適用されるレジスタの直列配置の例を
示す。
【図4】本発明が適用されるレジスタの並列配置の例を
示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された順序回路を含む回路記述情報
    に応じて、レイアウタにより回路のレイアウトを行な
    い、その結果得られる回路の位置情報により、クロツク
    を分配するクロツク分配方法。
  2. 【請求項2】 上記回路はバツフア及びそのバツフアに
    接続される複数のレジスタを含み、上記バツフアと各レ
    ジスタとのクロツクネツトの総和が最小となるようにレ
    イアウトすることを特徴とする、請求項1記載のクロツ
    ク分配方法。
  3. 【請求項3】 上記複数のレジスタは、上記バツフアに
    対して並列又は直列に接続されていることを特徴とす
    る、請求項2記載のクロツク分配方法。
  4. 【請求項4】 少なくともバツフアと複数のレジスタと
    よりなる、請求項1記載のクロツク分配方法によりレイ
    アウトされた回路図にて製造されたLSI。
  5. 【請求項5】 上記LSIは、デジタル信号処理のため
    のLSIであることを特徴とする、請求項4記載のLS
    I。
JP4096512A 1992-04-16 1992-04-16 位置情報を利用したクロツク分配方法 Pending JPH05298390A (ja)

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JP4096512A JPH05298390A (ja) 1992-04-16 1992-04-16 位置情報を利用したクロツク分配方法

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JPH05298390A true JPH05298390A (ja) 1993-11-12

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ID=14167188

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JP4096512A Pending JPH05298390A (ja) 1992-04-16 1992-04-16 位置情報を利用したクロツク分配方法

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JP (1) JPH05298390A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7145116B2 (en) 2002-08-15 2006-12-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Induction heating coil

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7145116B2 (en) 2002-08-15 2006-12-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Induction heating coil

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