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JPH05296308A - 直進・回転アクチュエータ - Google Patents

直進・回転アクチュエータ

Info

Publication number
JPH05296308A
JPH05296308A JP13014292A JP13014292A JPH05296308A JP H05296308 A JPH05296308 A JP H05296308A JP 13014292 A JP13014292 A JP 13014292A JP 13014292 A JP13014292 A JP 13014292A JP H05296308 A JPH05296308 A JP H05296308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
rotor
ball screw
nut
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13014292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Koba
佳和 木葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP13014292A priority Critical patent/JPH05296308A/ja
Publication of JPH05296308A publication Critical patent/JPH05296308A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、θ−Zテーブルやロボットなどのリ
ニアと回転の運動を要する機械を駆動するための直進・
回転アクチュエータに関する。直線・回転運動を1式の
ボール・ナットと2式のモータにより簡単な構成で実現
出来る直進・回転アクチュエータを提供することを目的
とする。 【構成】2台のモータと、ボールねじとナットとよりな
る直進・回転アクチュエータにおいて、出力側に設けた
第1のモータの回転子8に固定したナット3と、ナット
3と嵌合するボールねじ2と、ボールねじ2の出力軸1
と反対側の端部に設けたスプライン11と、このスプラ
イン11と嵌合する溝12を内径側に切った中空シャフ
ト13と、この中空シャフト13に固定した第2のモー
タの回転子14と、第1のモータの固定子7と第2のモ
ータの固定子17を一体化するブラケット16とで直進
・回転アクチュエータを構成する。上記構成の直進・回
転アクチュエータの第1のモータと第2のモータ保持と
駆動を選択制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、θ−Zテーブルやロボ
ットなどのリニアと回転の運動を要する機械を駆動する
ための直進・回転アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直線運動と回転運動を択一てきあ
るいは同時に行う装置として、第1及び第2回転部材を
同一中心軸まわりに回転可能に直列に配置し、両回転部
材に被制御軸を支承し、被制御軸にX字状のボール溝を
設け、この溝に、例えば右ねじに切ったボール・ナット
を内装する第1の回転部材を転動自在に嵌合し、第2回
転部材に内装するボール・ナットのねじ溝を、第1の回
転部材に内装したボール・ナットと溝切り方向と逆(例
えば、左ねじ)に切ったものを嵌合し、歯車装置と2式
の電動機により、第1および/または第2の回転部材を
相互に回転させて、直線運動と回転運動を生成するもの
がある(例えば、特公平 2−47620号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、歯車装置と2式の電動機をこの機構の外に装着する
ため、機構が複雑であり、大型になるという問題点があ
る。そこで本発明は直線・回転運動を1式のボール・ナ
ットと2式のモータにより簡単な構成で実現出来る直進
・回転アクチュエータを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、2台のモータと、ボールねじとナットとよりなる直
進・回転アクチュエータにおいて、出力側に設けた第1
のモータの回転子8に固定したナット3と、ナット3と
嵌合するボールねじ2と、ボールねじ2の出力軸1と反
対側の端部に設けたスプライン11と、このスプライン
11と嵌合する溝12を内径側に切った中空シャフト1
3と、この中空シャフト13に固定した第2のモータの
回転子14と、第1のモータの固定子7と第2のモータ
の固定子17を一体化するブラケット16とで直進・回
転アクチュエータを構成する。上記構成の直進・回転ア
クチュエータの第1のモータと第2のモータ保持と駆動
を選択制御する。
【0005】
【作用】(a)第2のモータの回転子14を保持し、第
1のモータの回転子8を回転すると、ボールねじ2は、
中空シャフト13内を溝12に案内されて直進する。 (b)第1のモータの回転子8を保持し、第2のモータ
の回転子14を回転すると、中空シャフト13が回転
し、ボールねじ2は、中空シャフト13の内径に設けた
溝12とスプライン11が噛み合ったままで回転しなが
ら直進する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を図1に示して
説明する。出力軸1は、極く標準的な単一リードのボー
ルねじ2の端部に形成してある。ボールねじ2には、ボ
ールねじ2のナット3を嵌合してある。ナット3の外周
は、ハウジング4を介し、複列アンギュラ軸受5等によ
り高剛性で支持してある。ボールねじ2の出力軸1と反
対側の端部には、スプライン11等の直線案内機構を設
けてある。軸受5は、ブラケット6を介し、第1のモー
タの固定子7に固定してある。第1のモータ7の固定子
の内径側には、空隙を介し、第1のモータの回転子8を
配置してある。さらに、第1のモータ7の回転子8の内
径側は、カップ状のハブ9に固定してある。カップ状の
ハブ9のリム部10には、前記ナット3を固定し、ナッ
ト3を回転するようにしてある。ナット3と嵌合するボ
ールねじ2の出力軸1と反対側の端部に設けたスプライ
ン11は、ボールねじ2のストローク分の長さを持つ中
空シャフト13の内面に設けた溝12と嵌合する。ボー
ルねじ2が中空シャフト13内を軸方向に摺動するよう
にしてある。中空シャフト13の外径側には、第2のモ
ータの回転子14を固定してある。また、中空シャフト
13両端は、軸受15・15により回転自在に支持して
ある。軸受15・15は、ブラケット16・18を介
し、第2のモータの固定子17に固定してある。ブラケ
ット16の外径側は、前記第1のモータの固定子7に固
定してあり、前記第1のモータの固定子7と第2のモー
タの固定子17を一体にしてある。なお、第1のモータ
および第2のモータは誘導電動機、直流電動機、同期電
動機のいずれでもよいが、自己保持をかけやすいパルス
・モータが望ましい。以下に、ボールねじ2の直進のみ
および直進と回転を同時に行う場合の動作を説明する。 (a)直進動作のみをさせる場合 第2のモータの固定子17の巻線に通電し、第2のモー
タの回転子14を保持する。保持の方法は誘導電動機と
直流電動機の場合はダイナミック・ストップの制御を行
えばよく、同期電動機とパルス・モータの場合は自己保
持をかければよい。つぎに、第1のモータの固定子7の
巻線に通電し、第1のモータの回転子8を回転させ、回
転子8に固定してあるナット3を回転させる。するとボ
ールねじ2は、第2のモータの中空シャフト13内に設
けた溝12に回転を拘束されるため、中空シャフト13
内を軸方向に摺動する。ボールねじ2の進行方向は第1
のモータの回転方向により制御する。 (b)直進と回転を同時にさせる場合 第1のモータの固定子7の巻線に通電し、第1のモータ
の回転子8を保持すると回転子8に固定してあるナット
3が保持される。回転子8の保持の方法は(a)の場合
と同様である。つぎに、第2のモータの固定子17の巻
線に通電し、第2のモータの回転子14を回転させる。
すると、中空シャフト13が回転し、中空シャフト13
の内径に設けた溝12とスプライン11が噛み合ったま
までボールねじ2を回転させる。ボールねじ2は、ナッ
ト3の回転が拘束されているので、ナット3のリードに
従い、回転と直進を同時に行う。よって、(a)、
(b)を選択的に制御すると、直進のみおよび直進と回
転を同時に行うアクチュエータを実現できる。
【0007】
【発明の効果】2式の駆動モータを一体的・直列に配置
し、単一リードのボールねじを駆動モータの回転子内に
収納したので、構造が単純化できる。また、2式の駆動
モータの保持と駆動を選択することにより、簡単に直進
のみおよび直進と回転を同時に行うアクチュエータを実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側断面図。
【符号の説明】
1 出力軸 2 ボールねじ 3 ナット 4 ハウジング 5、15 軸受 6、16、18 ブラケット 7 第1のモータの固定子 8 第1のモータの回転子 9 ハブ 10 リム部 11 スプライン 12 溝 13 中空シャフト 14 第2のモータの回転子 17 第2のモータの固定子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2台のモータと、ボールねじとナットと
    よりなる直進・回転アクチュエータにおいて、出力側に
    設けた第1のモータの回転子8に固定したナット3と、
    ナット3と嵌合するボールねじ2と、ボールねじ2の出
    力軸1と反対側の端部に設けたスプライン11と、この
    スプライン11と嵌合する溝12を内径側に切った中空
    シャフト13と、この中空シャフト13に固定した第2
    のモータの回転子14と、第1のモータの固定子7と第
    2のモータの固定子17を一体化するブラケット16よ
    りなることを特徴とする直進・回転アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記第2のモータの回転子14を保持
    し、第1のモータの回転子8を回転することにより、前
    記ボールねじ2を直進させる請求項1記載の直進・回転
    アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記第1のモータの回転子8を保持し、
    第2のモータの回転子14を回転するすることにより、
    ボールねじ2を直進および回転を同時にさせる請求項1
    記載の直進・回転アクチュエータ。
JP13014292A 1992-04-22 1992-04-22 直進・回転アクチュエータ Pending JPH05296308A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13014292A JPH05296308A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 直進・回転アクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13014292A JPH05296308A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 直進・回転アクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05296308A true JPH05296308A (ja) 1993-11-09

Family

ID=15026978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13014292A Pending JPH05296308A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 直進・回転アクチュエータ

Country Status (1)

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JP (1) JPH05296308A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6081051A (en) * 1998-05-13 2000-06-27 Sanyo Denki Co., Ltd. Linear/rotary actuator and winding machine including same
US6433447B1 (en) 1999-09-30 2002-08-13 Sanyo Denki Co., Ltd. Linear/rotary actuator
KR20030017598A (ko) * 2003-02-06 2003-03-03 최병철 팽이 안의 팽이
KR20030065091A (ko) * 2002-01-29 2003-08-06 박정근 센서와 전자브레이크를 구비한 자체 신축방식의전기액추에이터
KR100413798B1 (ko) * 2001-09-28 2004-01-03 삼성전자주식회사 회전체 상의 직선 운동 장치
CN109268442A (zh) * 2018-10-30 2019-01-25 中国船舶重工集团公司第七〇九研究所 一种一体化主动隔振作动器

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