JPH05294107A - 航空機用ラジアルタイヤ - Google Patents
航空機用ラジアルタイヤInfo
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- JPH05294107A JPH05294107A JP4099529A JP9952992A JPH05294107A JP H05294107 A JPH05294107 A JP H05294107A JP 4099529 A JP4099529 A JP 4099529A JP 9952992 A JP9952992 A JP 9952992A JP H05294107 A JPH05294107 A JP H05294107A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】波状コード保護層の長手方向両端の結合面の剥
離を防止することができる航空機用ラジアルタイヤを得
る。 【構成】波状コード保護層28の長手方向の一端28B
は、波状コード30の波形が、長手方向の他端28Cの
波状コード30の波形と連続波形となる位置で切断され
た後、長手方向に沿って引伸され、長手方向の他端28
Cと結合させれている。従って、波状コード保護層28
の長手方向の一端28Bの隣接する波状コード30間の
コーティングゴム32が、波状コード保護層28の長手
方向の他端28Cの隣接する波状コード30間のコーテ
ィングゴム32とが当接し、コーティングゴム32とコ
ーティングゴム32との結合となっている。
離を防止することができる航空機用ラジアルタイヤを得
る。 【構成】波状コード保護層28の長手方向の一端28B
は、波状コード30の波形が、長手方向の他端28Cの
波状コード30の波形と連続波形となる位置で切断され
た後、長手方向に沿って引伸され、長手方向の他端28
Cと結合させれている。従って、波状コード保護層28
の長手方向の一端28Bの隣接する波状コード30間の
コーティングゴム32が、波状コード保護層28の長手
方向の他端28Cの隣接する波状コード30間のコーテ
ィングゴム32とが当接し、コーティングゴム32とコ
ーティングゴム32との結合となっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジエット旅客機等の航
空機に用いられる航空機用ラジアルタイヤに関する。
空機に用いられる航空機用ラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ジエツト旅客機等の航空機にラジ
アルタイヤが使用されるようになった。この航空機用ラ
ジアルタイヤにおいては、高内圧で使用されるため、接
地面での圧力が高い。従って、高速での離着陸又は空港
内を走行する場合に、路面に落ちている突起物等でトレ
ツド部に外傷を受けることがある。特に、この外傷が大
きい場合には、トレツド部のタイヤ半径方向内側に配置
されたベルトも損傷を受け、トレツド部の貼り代えによ
る更生が困難となる。
アルタイヤが使用されるようになった。この航空機用ラ
ジアルタイヤにおいては、高内圧で使用されるため、接
地面での圧力が高い。従って、高速での離着陸又は空港
内を走行する場合に、路面に落ちている突起物等でトレ
ツド部に外傷を受けることがある。特に、この外傷が大
きい場合には、トレツド部のタイヤ半径方向内側に配置
されたベルトも損傷を受け、トレツド部の貼り代えによ
る更生が困難となる。
【0003】これを改善する航空機用ラジアルタイヤと
して、図6(A)及び図6(B)に示される如く、振幅
中心線Wがタイヤ周方向に沿って配列された複数本の波
状コード72をコーティングゴム74により被覆した波
状コード保護層70をトレツド部とベルトとの間に配置
した航空機用ラジアルタイヤが知られている(特開昭5
7−201704号公報)。
して、図6(A)及び図6(B)に示される如く、振幅
中心線Wがタイヤ周方向に沿って配列された複数本の波
状コード72をコーティングゴム74により被覆した波
状コード保護層70をトレツド部とベルトとの間に配置
した航空機用ラジアルタイヤが知られている(特開昭5
7−201704号公報)。
【0004】この波状コード保護層70は長手方向両端
部が互いに突き合わせで結合されている。従って、この
航空機用ラジアルタイヤにおいては、波状コード保護層
70の長手方向両端の結合面の肉厚が不均一になるので
走行中にタイヤがタイヤ半径方向に振動する。これを低
減するため、この結合面Tはタイヤの周方向に対して傾
斜されている。
部が互いに突き合わせで結合されている。従って、この
航空機用ラジアルタイヤにおいては、波状コード保護層
70の長手方向両端の結合面の肉厚が不均一になるので
走行中にタイヤがタイヤ半径方向に振動する。これを低
減するため、この結合面Tはタイヤの周方向に対して傾
斜されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、波状コ
ード保護層のこの長手方向両端の結合面においては、コ
ーティングゴムは互いに接着されるものの、波状コード
同志の突き合わせ面又は波状コードとコーティングゴム
との突き合わせ面は互いに接着されない。このため、波
状コード保護層の長手方向両端の結合面において、波状
コードの長手方向両端の断面が一致しない場合には、結
合面の接着しない部分が連続することがある。このた
め、この結合面の結合力が低くなり剥離する恐れがあっ
た。
ード保護層のこの長手方向両端の結合面においては、コ
ーティングゴムは互いに接着されるものの、波状コード
同志の突き合わせ面又は波状コードとコーティングゴム
との突き合わせ面は互いに接着されない。このため、波
状コード保護層の長手方向両端の結合面において、波状
コードの長手方向両端の断面が一致しない場合には、結
合面の接着しない部分が連続することがある。このた
め、この結合面の結合力が低くなり剥離する恐れがあっ
た。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、波状コード保
護層の長手方向両端の結合面の剥離を防止することがで
きる航空機用ラジアルタイヤを得ることが目的である。
護層の長手方向両端の結合面の剥離を防止することがで
きる航空機用ラジアルタイヤを得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
航空機用ラジアルタイヤは、互いに平行配列をなすコー
ドからなるプライからなり、少なくとも1プライは一対
のビードコアの周りでタイヤ軸方向内側から外側へ巻き
返した折り返し部を有するトロイド状のカーカスと、こ
のカーカスとタイヤのトレッドとの間に配した複数プラ
イからなるベルト、とを備え、前記ベルトと前記トレッ
ドとの間に、振幅中心線がタイヤ周方向に沿って配列さ
れた複数本の波状コードをコーティングゴムにより被覆
した波状コード保護層を有し、この保護層の長手方向両
端が突き合わせで結合された航空機用ラジアルタイヤに
おいて、前記波状コード保護層の長手方向両端の結合面
で、前記波状コードの断面が互いに略一致するように突
き合わされ結合されたことを特徴としている。
航空機用ラジアルタイヤは、互いに平行配列をなすコー
ドからなるプライからなり、少なくとも1プライは一対
のビードコアの周りでタイヤ軸方向内側から外側へ巻き
返した折り返し部を有するトロイド状のカーカスと、こ
のカーカスとタイヤのトレッドとの間に配した複数プラ
イからなるベルト、とを備え、前記ベルトと前記トレッ
ドとの間に、振幅中心線がタイヤ周方向に沿って配列さ
れた複数本の波状コードをコーティングゴムにより被覆
した波状コード保護層を有し、この保護層の長手方向両
端が突き合わせで結合された航空機用ラジアルタイヤに
おいて、前記波状コード保護層の長手方向両端の結合面
で、前記波状コードの断面が互いに略一致するように突
き合わされ結合されたことを特徴としている。
【0008】また、本発明の請求項2記載の航空機用ラ
ジアルタイヤは、請求項1記載の航空機用ラジアルタイ
ヤにおいて、前記保護層の波状コードが有機繊維からな
ることを特徴としている。
ジアルタイヤは、請求項1記載の航空機用ラジアルタイ
ヤにおいて、前記保護層の波状コードが有機繊維からな
ることを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の請求項1記載の航空機用ラジアルタイ
ヤでは、波状コード保護層の長手方向両端の結合面で、
波状コードの断面が互いに略一致するように突き合わせ
て結合するため、長手方向の一端の隣接する波状コード
間のコーティングゴムが、長手方向の他端の隣接する波
状コード間のコーティングゴムとが当接し、コーティン
グゴムとコーティングゴムとの結合となる。従って、波
状コード保護層の長手方向両端の結合面において、結合
力が低下することは無く、波状コード保護層の長手方向
両端の結合面の剥離を防止することができる。
ヤでは、波状コード保護層の長手方向両端の結合面で、
波状コードの断面が互いに略一致するように突き合わせ
て結合するため、長手方向の一端の隣接する波状コード
間のコーティングゴムが、長手方向の他端の隣接する波
状コード間のコーティングゴムとが当接し、コーティン
グゴムとコーティングゴムとの結合となる。従って、波
状コード保護層の長手方向両端の結合面において、結合
力が低下することは無く、波状コード保護層の長手方向
両端の結合面の剥離を防止することができる。
【0010】なお、波状コードの断面が互いに略一致す
るように突き合わせる方法としては、波状コード保護層
の長手方向の一端を、長手方向の他端の波状コードの波
形と連続波形となる位置で切断し、その後、波状コード
保護層の長手方向の一端を長手方向に沿って引伸し結合
させる方法。又は、波状コード保護層の長手方向両端を
互いに結合する際に、波状コード保護層の長手方向の一
端を、双方の波状コードの端面同士が略一致するよう
に、波状コード保護層の幅方向に若干ずらして突き合わ
せる方法等で行う。
るように突き合わせる方法としては、波状コード保護層
の長手方向の一端を、長手方向の他端の波状コードの波
形と連続波形となる位置で切断し、その後、波状コード
保護層の長手方向の一端を長手方向に沿って引伸し結合
させる方法。又は、波状コード保護層の長手方向両端を
互いに結合する際に、波状コード保護層の長手方向の一
端を、双方の波状コードの端面同士が略一致するよう
に、波状コード保護層の幅方向に若干ずらして突き合わ
せる方法等で行う。
【0011】また、本発明の請求項2記載の航空機用ラ
ジアルタイヤは、請求項1記載の航空機用ラジアルタイ
ヤにおいて、波状コード保護層のコードがケブラー(商
品名:Du Pont社製)、ナイロン、ポリエステル
等の有機繊維からなっているため、波状コード径が金属
繊維に比べ、太くなっている。これは、コードの破断強
度を同じにするために、金属繊維コードに比べ、有機繊
維コードの断面積を大きくする必要があるためである
が、波状コードの断面積が大きくなった分、従来の構造
では、波状コードの長手方向両端の断面が一致しない場
合に、波状コード保護層の長手方向両端間のコーティン
グゴム同志の接着面がさらに小さくなる。
ジアルタイヤは、請求項1記載の航空機用ラジアルタイ
ヤにおいて、波状コード保護層のコードがケブラー(商
品名:Du Pont社製)、ナイロン、ポリエステル
等の有機繊維からなっているため、波状コード径が金属
繊維に比べ、太くなっている。これは、コードの破断強
度を同じにするために、金属繊維コードに比べ、有機繊
維コードの断面積を大きくする必要があるためである
が、波状コードの断面積が大きくなった分、従来の構造
では、波状コードの長手方向両端の断面が一致しない場
合に、波状コード保護層の長手方向両端間のコーティン
グゴム同志の接着面がさらに小さくなる。
【0012】従って、波状コード保護層の長手方向両端
の結合面で波状コードの断面が互いに略一致するように
突き合わせて結合することで、コーティングゴム同志の
接着面を最大にすることができる。このため、波状コー
ド保護層の長手方向両端の結合面において、結合力が大
幅に低下することは無く、波状コード保護層の長手方向
両端の結合面の剥離を防止することができる。
の結合面で波状コードの断面が互いに略一致するように
突き合わせて結合することで、コーティングゴム同志の
接着面を最大にすることができる。このため、波状コー
ド保護層の長手方向両端の結合面において、結合力が大
幅に低下することは無く、波状コード保護層の長手方向
両端の結合面の剥離を防止することができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の航空機用ラジアルタイヤの一実
施例を図1〜図5に従って説明する。
施例を図1〜図5に従って説明する。
【0014】図2に示される如く、航空機用ラジアルタ
イヤ10(タイヤサイズ46×17R20)のカーカス
11、12は、カーカスプライコードがタイヤの回転軸
を中心として放射状に配列されたカーカスプライからな
り、これらのカーカス11、12のタイヤ幅方向両端部
は、航空機用ラジアルタイヤ10のタイヤ半径方向内周
部に配置されたリング状のビードコア14の回りにそれ
ぞれタイヤ幅方向内側から外側へ向けて折り返され、そ
れぞれ折り返し部11A、12Aとされている。
イヤ10(タイヤサイズ46×17R20)のカーカス
11、12は、カーカスプライコードがタイヤの回転軸
を中心として放射状に配列されたカーカスプライからな
り、これらのカーカス11、12のタイヤ幅方向両端部
は、航空機用ラジアルタイヤ10のタイヤ半径方向内周
部に配置されたリング状のビードコア14の回りにそれ
ぞれタイヤ幅方向内側から外側へ向けて折り返され、そ
れぞれ折り返し部11A、12Aとされている。
【0015】このカーカス12のタイヤ半径方向外側
(図2の上側)には、カーカス17、19が配置されて
おり、これらのカーカス17、19のタイヤ幅方向両端
部は、ビードコア14の回りにそれぞれタイヤ幅方向内
側からタイヤ幅方向外側へ向けて折り返され、それぞれ
折り返し部17A、19Aとされている。
(図2の上側)には、カーカス17、19が配置されて
おり、これらのカーカス17、19のタイヤ幅方向両端
部は、ビードコア14の回りにそれぞれタイヤ幅方向内
側からタイヤ幅方向外側へ向けて折り返され、それぞれ
折り返し部17A、19Aとされている。
【0016】このカーカス19のタイヤ半径方向外側
(図2の上側)には、カーカス15、16が配置されて
おり、これらのカーカス15、16のタイヤ幅方向両端
部は、ビードコア14の回りにそれぞれタイヤ幅方向外
側からタイヤ半径方向内側(図2の下側)へ向けて折り
返され、それぞれ折り返し部15A、16Aとされてい
る。
(図2の上側)には、カーカス15、16が配置されて
おり、これらのカーカス15、16のタイヤ幅方向両端
部は、ビードコア14の回りにそれぞれタイヤ幅方向外
側からタイヤ半径方向内側(図2の下側)へ向けて折り
返され、それぞれ折り返し部15A、16Aとされてい
る。
【0017】このカーカス16のタイヤ半径方向外側
(図2の上側)には、カーカス16に沿って交差ベルト
18が配置されており、航空機用ラジアルタイヤ10の
タイヤ半径方向最外部に配置されたトップゴム27を補
強するようになっている。
(図2の上側)には、カーカス16に沿って交差ベルト
18が配置されており、航空機用ラジアルタイヤ10の
タイヤ半径方向最外部に配置されたトップゴム27を補
強するようになっている。
【0018】この交差ベルト18のタイヤ半径方向外側
(図2の上側)には、周方向ベルト20が配置されてお
り、この周方向ベルト20のタイヤ幅方向両端部20A
は交差ベルト18のタイヤ幅方向両端部18Aよりもタ
イヤ幅方向外側(すなわち広幅)とされている。
(図2の上側)には、周方向ベルト20が配置されてお
り、この周方向ベルト20のタイヤ幅方向両端部20A
は交差ベルト18のタイヤ幅方向両端部18Aよりもタ
イヤ幅方向外側(すなわち広幅)とされている。
【0019】図3に示される如く、周方向ベルト20の
コード31はタイヤの周方向(矢印S方向)に沿ってお
り、航空機用ラジアルタイヤ10のスタンデイングウエ
ーブを防止するようになっている。
コード31はタイヤの周方向(矢印S方向)に沿ってお
り、航空機用ラジアルタイヤ10のスタンデイングウエ
ーブを防止するようになっている。
【0020】この周方向ベルト20のタイヤ半径方向外
側(図2の上側)には、交差ベルト21、22、24が
それぞれ配置されており、これらの交差ベルト21、2
2、24のタイヤ幅方向両端部21A、22A、24A
は、それぞれ周方向配列ベルト20よりもタイヤ幅方向
内側とされており、タイヤ半径方向外側の交差ベルトほ
ど、そのタイヤ幅方向両端部がタイヤ幅方向内側(すな
わち狭幅)とされている。
側(図2の上側)には、交差ベルト21、22、24が
それぞれ配置されており、これらの交差ベルト21、2
2、24のタイヤ幅方向両端部21A、22A、24A
は、それぞれ周方向配列ベルト20よりもタイヤ幅方向
内側とされており、タイヤ半径方向外側の交差ベルトほ
ど、そのタイヤ幅方向両端部がタイヤ幅方向内側(すな
わち狭幅)とされている。
【0021】図3に示される如く、交差ベルト22、2
4の各々のコード23、25はタイヤの周方向に対して
それぞれ異なる方向に22度の傾きとされ、互いに交差
するようになっており、航空機用ラジアルタイヤ10の
トップゴム27を補強するようになっている。
4の各々のコード23、25はタイヤの周方向に対して
それぞれ異なる方向に22度の傾きとされ、互いに交差
するようになっており、航空機用ラジアルタイヤ10の
トップゴム27を補強するようになっている。
【0022】また、図4に示される如く、交差ベルト1
8、21はそれぞれ4層のホールドベルトとなってい
る。すなわち、タイヤ半径方向内側から第1層A、第2
層B、第3層Cとされており、第1層Aのタイヤ幅方向
両端部は第2層B及び第3層Cを包み込み第4層のタイ
ヤ幅方向両端部Dを構成している。また第4層のタイヤ
幅方向中央部Eは狭幅ベルトにより構成されている。
8、21はそれぞれ4層のホールドベルトとなってい
る。すなわち、タイヤ半径方向内側から第1層A、第2
層B、第3層Cとされており、第1層Aのタイヤ幅方向
両端部は第2層B及び第3層Cを包み込み第4層のタイ
ヤ幅方向両端部Dを構成している。また第4層のタイヤ
幅方向中央部Eは狭幅ベルトにより構成されている。
【0023】図5に示される如く、交差ベルト18のコ
ード34のタイヤの周方向(矢印S方向)に対する角度
θは、それぞれ第1層Aでは左側へ24°、第2層Bで
は右側へ22°、第3層Cでは左側へ22°、第4層の
タイヤ幅方向両端部Dでは右側へ24°、第4層のタイ
ヤ幅方向中央部Eでは右側へ22°とされている。また
交差ベルト21のコード34のタイヤの周方向(矢印S
方向)に対する角度θは、それぞれ第1層Aでは左側へ
20°、第2層Bでは右側へ18°、第3層Cでは左側
へ18°、第4層のタイヤ幅方向両端部Dでは右側へ1
8°、第4層のタイヤ幅方向中央部Eでは右側へ20°
とされている。
ード34のタイヤの周方向(矢印S方向)に対する角度
θは、それぞれ第1層Aでは左側へ24°、第2層Bで
は右側へ22°、第3層Cでは左側へ22°、第4層の
タイヤ幅方向両端部Dでは右側へ24°、第4層のタイ
ヤ幅方向中央部Eでは右側へ22°とされている。また
交差ベルト21のコード34のタイヤの周方向(矢印S
方向)に対する角度θは、それぞれ第1層Aでは左側へ
20°、第2層Bでは右側へ18°、第3層Cでは左側
へ18°、第4層のタイヤ幅方向両端部Dでは右側へ1
8°、第4層のタイヤ幅方向中央部Eでは右側へ20°
とされている。
【0024】図2に示される如く、交差ベルト24は、
タイヤ半径方向最外層ベルトとされており、この交差ベ
ルト24とトップゴム27との間には、波状コード保護
層28が配置されており、この波状コード保護層28の
タイヤ幅方向両端部28Aは交差ベルト24のタイヤ幅
方向両端部24Aよりもタイヤ幅方向内側(すなわち狭
幅)とされている。
タイヤ半径方向最外層ベルトとされており、この交差ベ
ルト24とトップゴム27との間には、波状コード保護
層28が配置されており、この波状コード保護層28の
タイヤ幅方向両端部28Aは交差ベルト24のタイヤ幅
方向両端部24Aよりもタイヤ幅方向内側(すなわち狭
幅)とされている。
【0025】図1(A)に示される如く、この波状コー
ド保護層28は、複数本の波状コード30を、コーティ
ングゴム32により被覆した構成とされており、その振
幅中心線Wはタイヤ周方向(図1(A)の矢印S方向)
に沿って配列されている。また、この波状コード保護層
28の長手方向両端の結合面Tは、振幅中心線W(タイ
ヤ周方向)に対して所定の角度αで傾斜しており、これ
によって、結合面Tのタイヤ周方向の長さ(図3のK)
が長くなり、結合面Tがタイヤ周方向の狭い範囲に集中
することがないため、走行中に結合面Tで航空機用ラジ
アルタイヤ10がタイヤ半径方向に大きく振動すること
がない。
ド保護層28は、複数本の波状コード30を、コーティ
ングゴム32により被覆した構成とされており、その振
幅中心線Wはタイヤ周方向(図1(A)の矢印S方向)
に沿って配列されている。また、この波状コード保護層
28の長手方向両端の結合面Tは、振幅中心線W(タイ
ヤ周方向)に対して所定の角度αで傾斜しており、これ
によって、結合面Tのタイヤ周方向の長さ(図3のK)
が長くなり、結合面Tがタイヤ周方向の狭い範囲に集中
することがないため、走行中に結合面Tで航空機用ラジ
アルタイヤ10がタイヤ半径方向に大きく振動すること
がない。
【0026】図1(B)に示される如く、波状コード保
護層28の長手方向の一端28Bは、波状コード30の
波形が、他端28Cの波状コード30の波形と連続波形
となる位置(図1(B)の位置T1)で切断された後、
長手方向(図1(B)の矢印S方向)に沿って引伸さ
れ、波状コード保護層28の長手方向の他端28Cと結
合させれている。
護層28の長手方向の一端28Bは、波状コード30の
波形が、他端28Cの波状コード30の波形と連続波形
となる位置(図1(B)の位置T1)で切断された後、
長手方向(図1(B)の矢印S方向)に沿って引伸さ
れ、波状コード保護層28の長手方向の他端28Cと結
合させれている。
【0027】従って、図1(B)に示される如く、波状
コード保護層28の長手方向の一端28Bの隣接する波
状コード30間のコーティングゴム32が、波状コード
保護層28の長手方向の他端28Cの隣接する波状コー
ド30間のコーティングゴム32とが当接し、コーティ
ングゴム32とコーティングゴム32との結合となる。
コード保護層28の長手方向の一端28Bの隣接する波
状コード30間のコーティングゴム32が、波状コード
保護層28の長手方向の他端28Cの隣接する波状コー
ド30間のコーティングゴム32とが当接し、コーティ
ングゴム32とコーティングゴム32との結合となる。
【0028】このため、波状コード保護層28の長手方
向両端28B、28Cの結合面Tにおいて、結合力が低
下することは無く、波状コード保護層28の長手方向両
端の結合面の剥離を防止することができる。
向両端28B、28Cの結合面Tにおいて、結合力が低
下することは無く、波状コード保護層28の長手方向両
端の結合面の剥離を防止することができる。
【0029】なお、波状コード保護層28の長手方向両
端28B、28Cを互いに結合する際には、波状コード
保護層28の長手方向の一端28Bを、一端28Bの波
状コード30の端面と、長手方向の他端28Cの波状コ
ード30の端面とが略一致するように、波状コード保護
層28の幅方向(図1(B)の矢印V方向又は図1
(B)の矢印W方向)に若干ずらして突き合わせても良
い。
端28B、28Cを互いに結合する際には、波状コード
保護層28の長手方向の一端28Bを、一端28Bの波
状コード30の端面と、長手方向の他端28Cの波状コ
ード30の端面とが略一致するように、波状コード保護
層28の幅方向(図1(B)の矢印V方向又は図1
(B)の矢印W方向)に若干ずらして突き合わせても良
い。
【0030】また、波状コード保護層28の波状コード
30がケブラー、ナイロン、ポリエステル等の有機繊維
からなっている場合には、波状コード30の径が金属繊
維に比べ太くなり、これによって、波状コード保護層2
8の長手方向両端間のコーティングゴム同志の接着面が
小さくなるため、従来の構造では、波状コード30の長
手方向両端の断面が一致しない場合に、波状コード保護
層28の長手方向両端間のコーティングゴム同志の接着
面がさらに小さくなる。
30がケブラー、ナイロン、ポリエステル等の有機繊維
からなっている場合には、波状コード30の径が金属繊
維に比べ太くなり、これによって、波状コード保護層2
8の長手方向両端間のコーティングゴム同志の接着面が
小さくなるため、従来の構造では、波状コード30の長
手方向両端の断面が一致しない場合に、波状コード保護
層28の長手方向両端間のコーティングゴム同志の接着
面がさらに小さくなる。
【0031】従って、波状コード30が有機繊維からな
っている場合には、波状コード保護層28の長手方向両
端の結合面Tで、波状コード30の断面が互いに略一致
するように突き合わせて結合することで、コーティング
ゴム同志の接着面を最大にすることができる。このた
め、波状コード保護層28の長手方向両端の結合面Tに
おいて、結合力が大幅に低下することは無く、波状コー
ド保護層28の長手方向両端の結合面Tの剥離を防止す
ることができる。 (試験例1)図1(A)及び図1(B)に示される、本
実施例の波状コード保護層28を備えた航空機用ラジア
ルタイヤ10と、図6(A)及び図6(B)に示され
る、従来例の波状コード保護層70を備えた航空機用ラ
ジアルタイヤとを表1の仕様で試作し、これらの航空機
用ラジアルタイヤを速度40マイル/時間、荷重250
00kg、内圧15.6kg/cm2 で8分間走行、37分間
停止を1サイクルとして、これを繰り返しドラム耐久試
験を行い、波状コード保護層の長手方向両端の結合面の
剥離を調べ、その結果を表1に示した。
っている場合には、波状コード保護層28の長手方向両
端の結合面Tで、波状コード30の断面が互いに略一致
するように突き合わせて結合することで、コーティング
ゴム同志の接着面を最大にすることができる。このた
め、波状コード保護層28の長手方向両端の結合面Tに
おいて、結合力が大幅に低下することは無く、波状コー
ド保護層28の長手方向両端の結合面Tの剥離を防止す
ることができる。 (試験例1)図1(A)及び図1(B)に示される、本
実施例の波状コード保護層28を備えた航空機用ラジア
ルタイヤ10と、図6(A)及び図6(B)に示され
る、従来例の波状コード保護層70を備えた航空機用ラ
ジアルタイヤとを表1の仕様で試作し、これらの航空機
用ラジアルタイヤを速度40マイル/時間、荷重250
00kg、内圧15.6kg/cm2 で8分間走行、37分間
停止を1サイクルとして、これを繰り返しドラム耐久試
験を行い、波状コード保護層の長手方向両端の結合面の
剥離を調べ、その結果を表1に示した。
【0032】
【表1】
【0033】なお、航空機用タイヤは速度40マイル/
時間の比較的低速の走行のみならず、離着陸の高速走行
も行うが、この条件の考慮した場合、上記条件ですら結
合面の剥離が発生する従来タイヤでは、400回以前に
剥離がトレッド溝底まで進展し、トレッドが剥離するこ
とが予想される。
時間の比較的低速の走行のみならず、離着陸の高速走行
も行うが、この条件の考慮した場合、上記条件ですら結
合面の剥離が発生する従来タイヤでは、400回以前に
剥離がトレッド溝底まで進展し、トレッドが剥離するこ
とが予想される。
【0034】従って、上記説明した本発明の航空機用ラ
ジアルタイヤが特に優れたものであることが明らかにな
っている。
ジアルタイヤが特に優れたものであることが明らかにな
っている。
【0035】なお、本実施例においては、波形の波状コ
ードを使用したがこれに代えて、ジグザグ形等の他の形
状の波状コードを使用してもよい。
ードを使用したがこれに代えて、ジグザグ形等の他の形
状の波状コードを使用してもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明の航空機用ラジアルタイヤは、上
記構成としたので、波状コード保護層の長手方向両端の
結合面の剥離を防止することができるという優れた効果
を有する。
記構成としたので、波状コード保護層の長手方向両端の
結合面の剥離を防止することができるという優れた効果
を有する。
【図1】(A)は本発明の適用された航空機用ラジアル
タイヤの波状コードの一実施例をタイヤ半径方向外側か
ら見た拡大概略平面図であり、(B)は(A)の結合方
法を示す説明図である。
タイヤの波状コードの一実施例をタイヤ半径方向外側か
ら見た拡大概略平面図であり、(B)は(A)の結合方
法を示す説明図である。
【図2】本発明が適用された航空機用ラジアルタイヤの
一実施例をタイヤ幅方向に沿って切断しハツチングを省
略した断面図である。
一実施例をタイヤ幅方向に沿って切断しハツチングを省
略した断面図である。
【図3】本実施例の波状コード保護層をタイヤ半径方向
外側から見た概略平面図である。
外側から見た概略平面図である。
【図4】本実施例のホールドベルトを示すタイヤ幅方向
に沿って切断した断面図である。
に沿って切断した断面図である。
【図5】本実施例のホールドベルトを示す平面図であ
る。
る。
【図6】(A)は従来例の波状コードをタイヤ半径方向
外側から見た拡大概略平面図であり、(B)は(A)の
B−B線断面図である。
外側から見た拡大概略平面図であり、(B)は(A)の
B−B線断面図である。
10 二輪車用空気入りラジアルタイヤ 11 カーカス 12 カーカス 18 トレッド 20 ベルト層 28 波状コード保護層 30 波状コード 32 コーティングゴム
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに平行配列をなすコードからなるプ
ライからなり、少なくとも1プライは一対のビードコア
の周りでタイヤ軸方向内側から外側へ巻き返した折り返
し部を有するトロイド状のカーカスと、このカーカスと
タイヤのトレッドとの間に配した複数プライからなるベ
ルト、とを備え、 前記ベルトと前記トレッドとの間に、振幅中心線がタイ
ヤ周方向に沿って配列された複数本の波状コードをコー
ティングゴムにより被覆した波状コード保護層を有し、
この保護層の長手方向両端が突き合わせで結合された航
空機用ラジアルタイヤにおいて、 前記波状コード保護層の長手方向両端の結合面で、前記
波状コードの断面が互いに略一致するように突き合わさ
れ結合されたことを特徴とする航空機用ラジアルタイ
ヤ。 - 【請求項2】 前記保護層の波状コードが有機繊維から
なることを特徴とする請求項1記載の航空機用ラジアル
タイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4099529A JPH05294107A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 航空機用ラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4099529A JPH05294107A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 航空機用ラジアルタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05294107A true JPH05294107A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14249756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4099529A Pending JPH05294107A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 航空機用ラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05294107A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100792997B1 (ko) * | 2006-11-23 | 2008-01-08 | 한국타이어 주식회사 | 트럭 버스용 래디알 타이어 |
JP2010042752A (ja) * | 2008-08-12 | 2010-02-25 | Bridgestone Corp | 航空機用ラジアルタイヤ |
JP2012513335A (ja) * | 2008-12-22 | 2012-06-14 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 通気度の低いカーカス補強コード及びカーカス補強材と関連したテキスタイル細線を有するタイヤ |
CN105142929A (zh) * | 2013-03-18 | 2015-12-09 | 株式会社普利司通 | 飞行器充气轮胎 |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP4099529A patent/JPH05294107A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPWO2003061991A1 (ja) * | 2002-01-24 | 2005-05-19 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りラジアルタイヤ、及びその製造方法 |
US7712499B2 (en) | 2002-01-24 | 2010-05-11 | Bridgestone Corporation | Pneumatic radial tire with specified belt layer |
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US9108465B2 (en) | 2008-12-22 | 2015-08-18 | Michelin Recherche Et Technique S.A. | Tire comprising carcass reinforcing cords of low permeability and textile threads associated with the carcass reinforcement |
CN105142929A (zh) * | 2013-03-18 | 2015-12-09 | 株式会社普利司通 | 飞行器充气轮胎 |
CN105142929B (zh) * | 2013-03-18 | 2017-02-15 | 株式会社普利司通 | 飞行器充气轮胎 |
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