JPH05291835A - プリアンプ - Google Patents
プリアンプInfo
- Publication number
- JPH05291835A JPH05291835A JP4096238A JP9623892A JPH05291835A JP H05291835 A JPH05291835 A JP H05291835A JP 4096238 A JP4096238 A JP 4096238A JP 9623892 A JP9623892 A JP 9623892A JP H05291835 A JPH05291835 A JP H05291835A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage amplifier
- photodiode
- matching circuit
- preamplifier
- coupling efficiency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 11
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract description 9
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract description 9
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract description 9
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 abstract 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アナログ光伝送装置のプリアンプにおいて、
フォトダイオードと初段アンプの間に整合回路を挿入す
ることにより、フォトダイオードと初段アンプの結合効
率を改善し、入力換算雑音電流の低減を図る。 【構成】 プリアンプにおいてフォトダイオード1と初
段アンプ5の間に整合回路4を挿入する。必要な帯域に
おけるA点からみたフォトダイオード1と初段アンプ5
の整合がとれるように整合回路4を調整することにより
結合効率を向上させプリアンプの入力換算雑音電流を低
減する。
フォトダイオードと初段アンプの間に整合回路を挿入す
ることにより、フォトダイオードと初段アンプの結合効
率を改善し、入力換算雑音電流の低減を図る。 【構成】 プリアンプにおいてフォトダイオード1と初
段アンプ5の間に整合回路4を挿入する。必要な帯域に
おけるA点からみたフォトダイオード1と初段アンプ5
の整合がとれるように整合回路4を調整することにより
結合効率を向上させプリアンプの入力換算雑音電流を低
減する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアナログ光伝送装置にお
けるプリアンプに関する。
けるプリアンプに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の一般的なアナログ光伝送装
置のプリアンプの回路構成を示し、1はフォトダイオー
ド、2は負荷抵抗であり、前記フォトダイオード1はキ
ャパシタンス3を介して初段アンプ5に接続される。
置のプリアンプの回路構成を示し、1はフォトダイオー
ド、2は負荷抵抗であり、前記フォトダイオード1はキ
ャパシタンス3を介して初段アンプ5に接続される。
【0003】次に上記図8の動作について説明すると、
図示せざる光送信器からの光信号はフォトダイオード1
で光電流に変換され、負荷抵抗2と初段アンプ5によっ
て増幅され後段の回路に伝えられる。
図示せざる光送信器からの光信号はフォトダイオード1
で光電流に変換され、負荷抵抗2と初段アンプ5によっ
て増幅され後段の回路に伝えられる。
【0004】このようにしてアナログ光伝送装置のプリ
アンプは光信号を電気信号に変換増幅する。
アンプは光信号を電気信号に変換増幅する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプリアンプにおいて、図8のB点におけるキャパシ
タンス3側と初段アンプ5側との整合がとれていないた
めフォトダイオード1で光電変換された電力が初段アン
プ5に伝わる効率(以後、結合効率と呼ぶ)が悪く、初段
アンプの雑音指数NF(Noise Figure)の入力換算雑音
電流に対する影響が大きいという問題が生じる。
来のプリアンプにおいて、図8のB点におけるキャパシ
タンス3側と初段アンプ5側との整合がとれていないた
めフォトダイオード1で光電変換された電力が初段アン
プ5に伝わる効率(以後、結合効率と呼ぶ)が悪く、初段
アンプの雑音指数NF(Noise Figure)の入力換算雑音
電流に対する影響が大きいという問題が生じる。
【0006】また、周波数多重伝送用に広帯域な周波数
特性を得るためには、負荷抵抗2を低抵抗にする必要が
あり、このため負荷抵抗2の熱雑音が増大して入力換算
雑音電流が増大するという問題も生じる。
特性を得るためには、負荷抵抗2を低抵抗にする必要が
あり、このため負荷抵抗2の熱雑音が増大して入力換算
雑音電流が増大するという問題も生じる。
【0007】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、フォトダイオードと初段アンプの結合効率
を高め、入力換算雑音電流の低いプリアンプの実現を目
的とするものである。
ものであり、フォトダイオードと初段アンプの結合効率
を高め、入力換算雑音電流の低いプリアンプの実現を目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、フォトダイオードと初段アンプの間に整合
回路を挿入して、必要な帯域における結合効率を向上さ
せるようにしたものである。
するために、フォトダイオードと初段アンプの間に整合
回路を挿入して、必要な帯域における結合効率を向上さ
せるようにしたものである。
【0009】
【作用】したがって、本発明によれば、必要な帯域の信
号に対する結合効率のみが向上するためプリアンプの入
力換算雑音電流が改善される。
号に対する結合効率のみが向上するためプリアンプの入
力換算雑音電流が改善される。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例の回路構成を示し、
図1に示すようにフォトダイオード1はキャパシタンス
3と整合回路4を介して初段アンプ5に接続される。
図1に示すようにフォトダイオード1はキャパシタンス
3と整合回路4を介して初段アンプ5に接続される。
【0011】次に上記図1の動作について説明すると、
図示せざる光送信器からの光信号はフォトダイオード1
で光電流に変換され、負荷抵抗2,整合回路4,初段ア
ンプ5によって、増幅され後段の回路に伝えられる。
図示せざる光送信器からの光信号はフォトダイオード1
で光電流に変換され、負荷抵抗2,整合回路4,初段ア
ンプ5によって、増幅され後段の回路に伝えられる。
【0012】図2に上記図1に示す整合回路4の一例を
示し、この整合回路4はインダクタンスL11とキャパシ
タンスC12から構成される。整合回路4においてL11と
C12を調整することにより図1のA点におけるリター
ンロスは図3のように周波数fiにおいて最適になる。
この時プリアンプの周波数特性は図4に示すようにな
る。また結合効率の向上により初段アンプ5に入力され
るパワは増大することになり、周波数fiにおける初段
アンプ5のNFの影響は低減され入力換算雑音電流も改
善される。
示し、この整合回路4はインダクタンスL11とキャパシ
タンスC12から構成される。整合回路4においてL11と
C12を調整することにより図1のA点におけるリター
ンロスは図3のように周波数fiにおいて最適になる。
この時プリアンプの周波数特性は図4に示すようにな
る。また結合効率の向上により初段アンプ5に入力され
るパワは増大することになり、周波数fiにおける初段
アンプ5のNFの影響は低減され入力換算雑音電流も改
善される。
【0013】2つの帯域の整合をとる場合には、図5に
例示する整合回路4を用いる。図5において各キャパシ
タンスC22,C24,C26とインダクタンスL21,L23,
L25,L27を調整することにより図1のA点におけるリ
ターンロスは図6のように周波数fj,fkにおいて最
適になる。この時のプリアンプの周波数特性は図7に示
すようなる。この際、負荷抵抗2を従来のように低抵抗
にする必要がないため、熱雑音の増大を防いで入力換算
雑音電流の劣化を抑制できる。
例示する整合回路4を用いる。図5において各キャパシ
タンスC22,C24,C26とインダクタンスL21,L23,
L25,L27を調整することにより図1のA点におけるリ
ターンロスは図6のように周波数fj,fkにおいて最
適になる。この時のプリアンプの周波数特性は図7に示
すようなる。この際、負荷抵抗2を従来のように低抵抗
にする必要がないため、熱雑音の増大を防いで入力換算
雑音電流の劣化を抑制できる。
【0014】このように、フォトダイオードと初段アン
プの間に整合回路を挿入することにより、必要な帯域に
おける結合効率を改善して、入力換算雑音電流を低減し
たプリアンプを実現することができる。
プの間に整合回路を挿入することにより、必要な帯域に
おける結合効率を改善して、入力換算雑音電流を低減し
たプリアンプを実現することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプリアンプ
は、フォトダイオードと初段アンプの間に整合回路を挿
入することにより、フォトダイオードと初段アンプの結
合効率が改善され入力換算雑音電流が低減するという効
果を有する。
は、フォトダイオードと初段アンプの間に整合回路を挿
入することにより、フォトダイオードと初段アンプの結
合効率が改善され入力換算雑音電流が低減するという効
果を有する。
【図1】本発明の一実施例におけるプリアンプの回路構
成図である。
成図である。
【図2】図1の整合回路の一例図である。
【図3】図2の整合回路を用いた場合のフォトダイオー
ドのリターンロスを示す図である。
ドのリターンロスを示す図である。
【図4】図2におけるプリアンプの周波数特性図であ
る。
る。
【図5】本発明の他の一実施例における整合回路であ
る。
る。
【図6】図5の整合回路を用いた場合のフォトダイオー
ドのリターンロスを示す図である。
ドのリターンロスを示す図である。
【図7】図5におけるプリアンプの周波数特性図であ
る。
る。
【図8】従来のプリアンプの回路構成図である。
【符号の説明】 1…フォトダイオード、 2…負荷抵抗、 3…キャパ
シタンス、 4…整合回路、 5…初段アンプ。
シタンス、 4…整合回路、 5…初段アンプ。
Claims (1)
- 【請求項1】 フォトダイオードと初段アンプの間に整
合回路を挿入し、1波以上の周波数において前記フォト
ダイオードからの電力が前記初段アンプに伝わる効率を
前記整合回路を調整することにより前記各周波数におけ
る入力換算雑音電流を低減するようにしたことを特徴と
するプリアンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4096238A JPH05291835A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | プリアンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4096238A JPH05291835A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | プリアンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05291835A true JPH05291835A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=14159659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4096238A Pending JPH05291835A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | プリアンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05291835A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011004133A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-01-06 | Mitsubishi Electric Corp | 高周波用光受信モジュール |
-
1992
- 1992-04-16 JP JP4096238A patent/JPH05291835A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011004133A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-01-06 | Mitsubishi Electric Corp | 高周波用光受信モジュール |
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