JPH05289609A - 車両用ナビゲーション装置 - Google Patents
車両用ナビゲーション装置Info
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- JPH05289609A JPH05289609A JP4084297A JP8429792A JPH05289609A JP H05289609 A JPH05289609 A JP H05289609A JP 4084297 A JP4084297 A JP 4084297A JP 8429792 A JP8429792 A JP 8429792A JP H05289609 A JPH05289609 A JP H05289609A
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 3
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車等の移動体に搭載される移動体用ナビ
ゲーション装置において、走行に伴うロケーション画面
の表示により強制中断された操作画面を停車後に再表示
して各種操作を継続できるようにする。 【構成】 各種操作途中情報を記憶させるRAM33を
備えるようにして、停止時にのみ指定可能な画面操作が
車両の走行により中断された場合は、途中の操作情報を
RAM33に記憶させて、次の停止時に中断された操作
画面を高速に再表示する。
ゲーション装置において、走行に伴うロケーション画面
の表示により強制中断された操作画面を停車後に再表示
して各種操作を継続できるようにする。 【構成】 各種操作途中情報を記憶させるRAM33を
備えるようにして、停止時にのみ指定可能な画面操作が
車両の走行により中断された場合は、途中の操作情報を
RAM33に記憶させて、次の停止時に中断された操作
画面を高速に再表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載された表示
装置の画面上に自車両の位置を表示させ、運転者にこれ
を報知し、道路の選択などに関する情報を提供する車両
用ナビゲーション装置に関し、特に自車両の現在位置を
含んだ地図以外の情報を画面に表示することのできる車
両用ナビゲーション装置に関する。
装置の画面上に自車両の位置を表示させ、運転者にこれ
を報知し、道路の選択などに関する情報を提供する車両
用ナビゲーション装置に関し、特に自車両の現在位置を
含んだ地図以外の情報を画面に表示することのできる車
両用ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの移動体の現在位置を決定す
るための測位手段としてGPS側位装置等の手段が従来
より知られている。
るための測位手段としてGPS側位装置等の手段が従来
より知られている。
【0003】これらの測位手段を利用して、例えば、車
両の運行に際して目的地までの地図情報をディスプレイ
パネル等の表示装置に表示する情報処理システムが開発
されている。このような情報処理システムは、車両の運
行時に予め行き先情報を運転者に指定してもらい、登録
された行き先情報と車両の運行に伴う測位手段により確
認される現在位置とから、車両の進行方向に沿って必要
な区分地図情報をCD−ROM等の地図情報記憶部から
演算処理装置が順に読み出す。そして、現在位置・移動
速度・進行方向等の情報と、演算処理装置が順に読み出
した車両の移動経路に対応する地図情報とを重畳させて
表示装置に表示することにより、自動車の運行がスムー
ズになされるように考案されたものである。
両の運行に際して目的地までの地図情報をディスプレイ
パネル等の表示装置に表示する情報処理システムが開発
されている。このような情報処理システムは、車両の運
行時に予め行き先情報を運転者に指定してもらい、登録
された行き先情報と車両の運行に伴う測位手段により確
認される現在位置とから、車両の進行方向に沿って必要
な区分地図情報をCD−ROM等の地図情報記憶部から
演算処理装置が順に読み出す。そして、現在位置・移動
速度・進行方向等の情報と、演算処理装置が順に読み出
した車両の移動経路に対応する地図情報とを重畳させて
表示装置に表示することにより、自動車の運行がスムー
ズになされるように考案されたものである。
【0004】ところで、このような従来の情報表示装置
(以下、車両用ナビゲーション装置とする)では、外部
記憶装置等により実現される地図情報記憶部からの地図
情報の読み出しのために必要なアクセス回数を減らして
表示処理を高速化するためにさまざまな工夫がなされて
いる。例えば、図3は、特開昭63−309877号公
報に示されたそのような工夫のなされた車両用ナビゲー
ション装置のブロック図である。
(以下、車両用ナビゲーション装置とする)では、外部
記憶装置等により実現される地図情報記憶部からの地図
情報の読み出しのために必要なアクセス回数を減らして
表示処理を高速化するためにさまざまな工夫がなされて
いる。例えば、図3は、特開昭63−309877号公
報に示されたそのような工夫のなされた車両用ナビゲー
ション装置のブロック図である。
【0005】図3に示される車両用ナビゲーション装置
は、人工衛星からの電波を受信するアンテナ10と、ア
ンテナ10の出力側に接続されるGPS受信部12と、
このGPS受信部12によって得られる擬似距離データ
を入力する高度演算器14と、位置演算器16と、全体
を統括し各部を制御する演算処理装置(CPU)18
と、地図情報を記憶する地図記憶部20と、高度演算器
14及び位置演算器16により算出された高度データや
現在位置データを記憶するデータ記憶部22とを有して
いる。
は、人工衛星からの電波を受信するアンテナ10と、ア
ンテナ10の出力側に接続されるGPS受信部12と、
このGPS受信部12によって得られる擬似距離データ
を入力する高度演算器14と、位置演算器16と、全体
を統括し各部を制御する演算処理装置(CPU)18
と、地図情報を記憶する地図記憶部20と、高度演算器
14及び位置演算器16により算出された高度データや
現在位置データを記憶するデータ記憶部22とを有して
いる。
【0006】CPU18内部には、RAM32及びRO
M34が構成されており、RAM32は車両が現在位置
から目標位置に移動する際に必要な区分地図情報を地図
記憶部20から入力して一時的に格納しているものであ
り、ROM34はCPU18上で動作する各種機能を実
現するためのプログラムを格納しているものである。さ
らに、CPU18には、車両の現在位置情報と車両の移
動経路に対応する区分地図情報とを画面上に重畳して表
示するCRTなどの表示器24と、車両用ナビゲーショ
ン装置の各種機能を選択・指示するためのキーボード2
6と、車両の移動方向を検出するための方位センサ28
と、車両の移動距離を検出するための距離センサ30と
が接続されている。
M34が構成されており、RAM32は車両が現在位置
から目標位置に移動する際に必要な区分地図情報を地図
記憶部20から入力して一時的に格納しているものであ
り、ROM34はCPU18上で動作する各種機能を実
現するためのプログラムを格納しているものである。さ
らに、CPU18には、車両の現在位置情報と車両の移
動経路に対応する区分地図情報とを画面上に重畳して表
示するCRTなどの表示器24と、車両用ナビゲーショ
ン装置の各種機能を選択・指示するためのキーボード2
6と、車両の移動方向を検出するための方位センサ28
と、車両の移動距離を検出するための距離センサ30と
が接続されている。
【0007】次に、上記のとおり構成される従来の車両
用ナビゲーション装置の動作について説明する。図3に
示される従来の車両用ナビゲーション装置は、例えば、
キーボード26上の図示されないスタートキーを操作す
ることにより起動される。このようにして動作状態に入
った車両用ナビゲーション装置は、複数個の人工衛星か
らの電波をアンテナ10によって受信する。GPS受信
部12はこのアンテナ10によって受信された電波に基
づいて車両から各人工衛星までの擬似距離を計測し、こ
れに対応する擬似距離データを高度演算器14及び位置
演算器16に供給する。
用ナビゲーション装置の動作について説明する。図3に
示される従来の車両用ナビゲーション装置は、例えば、
キーボード26上の図示されないスタートキーを操作す
ることにより起動される。このようにして動作状態に入
った車両用ナビゲーション装置は、複数個の人工衛星か
らの電波をアンテナ10によって受信する。GPS受信
部12はこのアンテナ10によって受信された電波に基
づいて車両から各人工衛星までの擬似距離を計測し、こ
れに対応する擬似距離データを高度演算器14及び位置
演算器16に供給する。
【0008】ここで、地図記憶部20には車両の移動の
ために必要な地図情報が格納されており、車両の移動に
ともないCPU18の指令に基づき、所要の地図情報が
地図記憶部20から取り出されて表示器24に表示され
る。かくして、データ記憶部22からの現在位置・移動
速度・進行方向等のような車両の位置情報と、その移動
経路に対応する車両のための地図情報とが表示器24の
画面上に重畳されて表示されることになる。
ために必要な地図情報が格納されており、車両の移動に
ともないCPU18の指令に基づき、所要の地図情報が
地図記憶部20から取り出されて表示器24に表示され
る。かくして、データ記憶部22からの現在位置・移動
速度・進行方向等のような車両の位置情報と、その移動
経路に対応する車両のための地図情報とが表示器24の
画面上に重畳されて表示されることになる。
【0009】このように、従来の車両用ナビゲーション
装置は、車両の現在位置を含む移動方向を表示するため
に必要な区分地図情報だけをCPU18に備えたRAM
32に一時的に格納することにより、車両が目的地まで
移動するために必要な地図情報記憶部へのアクセス回数
を削減して、画面スクロールが円滑に行なえるように構
成されていた。
装置は、車両の現在位置を含む移動方向を表示するため
に必要な区分地図情報だけをCPU18に備えたRAM
32に一時的に格納することにより、車両が目的地まで
移動するために必要な地図情報記憶部へのアクセス回数
を削減して、画面スクロールが円滑に行なえるように構
成されていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、地図情報記
憶部に記憶された地図情報はエリア毎に区分されて格納
されており、全国の任意の地図を全国図から順次縮尺
を拡大していく方法、地名索引により住所や駅名から
呼び出す方法、予め記憶した地点から呼び出す方法等
により呼び出していた。
憶部に記憶された地図情報はエリア毎に区分されて格納
されており、全国の任意の地図を全国図から順次縮尺
を拡大していく方法、地名索引により住所や駅名から
呼び出す方法、予め記憶した地点から呼び出す方法等
により呼び出していた。
【0011】ところが、このような“地図呼び出し操
作”におけるキー操作は、上記いずれの方法でも5回以
上のキースイッチ操作が必要であり、所望の地図情報が
得られるまでには少なくとも2分程度の時間を必要とし
ていた。例えば、“地名索引”機能を用いて住所や駅名
から呼び出す方法では、“住所”を指定する場合、
“メニュー”、“地名索引”、“住所”、“県
名”、“市町村名”、“字”、区分地図上のカー
ソル操作の7段階の操作が必要となる。また、“ルート
設定”方法における、目的地の設定操作に関しても同程
度の回数の操作が必要となる。
作”におけるキー操作は、上記いずれの方法でも5回以
上のキースイッチ操作が必要であり、所望の地図情報が
得られるまでには少なくとも2分程度の時間を必要とし
ていた。例えば、“地名索引”機能を用いて住所や駅名
から呼び出す方法では、“住所”を指定する場合、
“メニュー”、“地名索引”、“住所”、“県
名”、“市町村名”、“字”、区分地図上のカー
ソル操作の7段階の操作が必要となる。また、“ルート
設定”方法における、目的地の設定操作に関しても同程
度の回数の操作が必要となる。
【0012】従って、車両の信号待ち時間内に、現在位
置表示装置に表示されている現在位置を含む地図情報と
は別の地図情報を表示させようとしても、通常は信号が
切り替わるまでに操作を終了させることはできない。も
っとも、信号が切り替わり車両が走行状態となっても、
前記“地図呼び出し操作”を継続できるようにすること
も可能ではあるが、車両走行中は運転者の注意をそらさ
ないために運転操作以外の操作は中断させることが望ま
しい。
置表示装置に表示されている現在位置を含む地図情報と
は別の地図情報を表示させようとしても、通常は信号が
切り替わるまでに操作を終了させることはできない。も
っとも、信号が切り替わり車両が走行状態となっても、
前記“地図呼び出し操作”を継続できるようにすること
も可能ではあるが、車両走行中は運転者の注意をそらさ
ないために運転操作以外の操作は中断させることが望ま
しい。
【0013】そのため従来の車両用ナビゲーション装置
では、走行中は“地図呼び出し操作”画面は走行開始直
前の状態のまま固定されるか、もしくは自車両の現在位
置を含む地図情報の表示が行われ、その後操作を行おう
としても“走行中は操作できません”というメッセージ
が表示されて、操作を継続することは禁止されていた。
では、走行中は“地図呼び出し操作”画面は走行開始直
前の状態のまま固定されるか、もしくは自車両の現在位
置を含む地図情報の表示が行われ、その後操作を行おう
としても“走行中は操作できません”というメッセージ
が表示されて、操作を継続することは禁止されていた。
【0014】しかし、自動車の走行中は目的地までの地
図情報を示すロケーション画面を表示して進行方向を確
認したいという要求が多く、このためには“地図呼び出
し操作”画面をクリアしてロケーション画面を呼び出す
必要がある。そして、“地図呼び出し操作”画面をクリ
アした場合は、“地名索引”機能により先に指定された
情報はすべて無効となるので、次の停車後に再び“地図
呼び出し操作”画面を呼び出して最初からやり直す必要
が生じるという問題点があった。
図情報を示すロケーション画面を表示して進行方向を確
認したいという要求が多く、このためには“地図呼び出
し操作”画面をクリアしてロケーション画面を呼び出す
必要がある。そして、“地図呼び出し操作”画面をクリ
アした場合は、“地名索引”機能により先に指定された
情報はすべて無効となるので、次の停車後に再び“地図
呼び出し操作”画面を呼び出して最初からやり直す必要
が生じるという問題点があった。
【0015】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、地図情報を読み出すために必要な
地図記憶部へのアクセス回数を削減し、車両の走行によ
り中断された各種操作を次の停止後に引き続いて継続す
ることのできる車両用ナビゲーション装置を得ることを
目的としている。
めになされたもので、地図情報を読み出すために必要な
地図記憶部へのアクセス回数を削減し、車両の走行によ
り中断された各種操作を次の停止後に引き続いて継続す
ることのできる車両用ナビゲーション装置を得ることを
目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる車両用ナビゲーション装置は、地図
情報を記録する地図記憶手段と、自車両の現在位置を算
出する現在位置算出手段と、前記現在位置と当該現在位
置周辺の区分地図情報とが重畳されたロケーション画面
を表示するを表示手段とを有し、運転者に自車両の位置
に関する情報を提供し、さらに操作手段の所定の操作に
より前記ロケーション画面の表示を一旦中断し、所望の
情報を前記表示手段に表示するものであり、さらに前記
ロケーション画面を記憶するロケーション画面記憶手段
と、前記操作手段による操作が中断した場合に、その時
点の操作内容を一旦記憶する操作内容記憶手段とを有
し、中断されたロケーション画面表示を再表示する際に
は前記ロケーション画面記憶手段より当該ロケーション
画面を読み出し、前記操作手段の操作再開時には前記操
作内容記憶手段より前回操作内容を読み出し前回操作の
続行が可能である。
に、本発明にかかる車両用ナビゲーション装置は、地図
情報を記録する地図記憶手段と、自車両の現在位置を算
出する現在位置算出手段と、前記現在位置と当該現在位
置周辺の区分地図情報とが重畳されたロケーション画面
を表示するを表示手段とを有し、運転者に自車両の位置
に関する情報を提供し、さらに操作手段の所定の操作に
より前記ロケーション画面の表示を一旦中断し、所望の
情報を前記表示手段に表示するものであり、さらに前記
ロケーション画面を記憶するロケーション画面記憶手段
と、前記操作手段による操作が中断した場合に、その時
点の操作内容を一旦記憶する操作内容記憶手段とを有
し、中断されたロケーション画面表示を再表示する際に
は前記ロケーション画面記憶手段より当該ロケーション
画面を読み出し、前記操作手段の操作再開時には前記操
作内容記憶手段より前回操作内容を読み出し前回操作の
続行が可能である。
【0017】
【作用】従って、本発明の車両用ナビゲーション装置に
よれば、車両の停止時にのみ指定可能な操作画面情報が
車両の走行により中断された場合も、途中までの操作情
報が操作内容記憶手段に記憶されることになるので、次
に車両が停止した時に前記操作内容記憶手段に記憶され
た操作内容を読み出すことにより中断された操作画面を
高速に再表示できるようになる。
よれば、車両の停止時にのみ指定可能な操作画面情報が
車両の走行により中断された場合も、途中までの操作情
報が操作内容記憶手段に記憶されることになるので、次
に車両が停止した時に前記操作内容記憶手段に記憶され
た操作内容を読み出すことにより中断された操作画面を
高速に再表示できるようになる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図に基づいて
説明する。図1は本実施例に係る車両用ナビゲーション
装置のブロック図である。なお、図1において従来の車
両用ナビゲーション装置と同一、あるいは相当部分には
同一符号を付加して説明を省略する。
説明する。図1は本実施例に係る車両用ナビゲーション
装置のブロック図である。なお、図1において従来の車
両用ナビゲーション装置と同一、あるいは相当部分には
同一符号を付加して説明を省略する。
【0019】図1において、本実施例の車両用ナビゲー
ション装置は、CPU18の内部に現在位置周辺の地図
情報を円滑に表示するためのVRAM32及びCPU1
8を動作させるための各種のプログラムを格納している
ROM34以外に、“地図呼び出し操作”の操作途中の
画面と操作状態を格納するためのRAM33を備えてい
る。
ション装置は、CPU18の内部に現在位置周辺の地図
情報を円滑に表示するためのVRAM32及びCPU1
8を動作させるための各種のプログラムを格納している
ROM34以外に、“地図呼び出し操作”の操作途中の
画面と操作状態を格納するためのRAM33を備えてい
る。
【0020】すなわち、VRAM32は、従来のナビゲ
ーション装置と同様に、車両の現在位置を含む移動方向
を表示するために必要な区分地図情報を一時的に格納す
ることにより、目的地まで移動するために必要な地図情
報記憶部へのアクセス回数を削減して画面スクロールを
円滑に行なえるようにしている。
ーション装置と同様に、車両の現在位置を含む移動方向
を表示するために必要な区分地図情報を一時的に格納す
ることにより、目的地まで移動するために必要な地図情
報記憶部へのアクセス回数を削減して画面スクロールを
円滑に行なえるようにしている。
【0021】これに対して、RAM33は、車両停止時
にのみ指定可能な“地図呼び出し”等の操作画面が車両
の走行により中断された場合に、途中までの操作情報を
記憶する。そして、次に車両が停止した時にRAM33
に記憶された操作画面情報を読み出して中断された操作
画面を高速に再表示するものである。
にのみ指定可能な“地図呼び出し”等の操作画面が車両
の走行により中断された場合に、途中までの操作情報を
記憶する。そして、次に車両が停止した時にRAM33
に記憶された操作画面情報を読み出して中断された操作
画面を高速に再表示するものである。
【0022】次に、本実施例の車両用ナビゲーション装
置の“地図呼び出し”動作について図2に示すフローチ
ャートを用いて説明する。図において、本実施例の車両
用ナビゲーション装置は、“地図呼び出し操作”が指示
されると(ステップ50)、まず車両が停止状態である
ことを確認する(ステップ51)。もし、車両が停止状
態でなければ“地図呼び出し操作”は禁止しなければな
らないので、表示器24には“走行中は操作できませ
ん”等のメッセージを表示した後、走行画面(すなわ
ち、ロケーション画面)の表示(ステップ52)に切り
替えて“地図呼び出し操作”を終了する(ステップ6
0)。
置の“地図呼び出し”動作について図2に示すフローチ
ャートを用いて説明する。図において、本実施例の車両
用ナビゲーション装置は、“地図呼び出し操作”が指示
されると(ステップ50)、まず車両が停止状態である
ことを確認する(ステップ51)。もし、車両が停止状
態でなければ“地図呼び出し操作”は禁止しなければな
らないので、表示器24には“走行中は操作できませ
ん”等のメッセージを表示した後、走行画面(すなわ
ち、ロケーション画面)の表示(ステップ52)に切り
替えて“地図呼び出し操作”を終了する(ステップ6
0)。
【0023】ステップ51のチェックにおいて、車両が
停止状態であることが確認されると、“地図呼び出し”
が開始される(ステップ53)。“地図呼び出し”操作
では、“メニュー”、“地名索引”、“住所”、
“県名”、“市町村名”、“字”、区分地図上
のカーソル操作の7段階の操作が順に実行される。これ
らの“地図呼び出し操作”途中では、常に車両が走行状
態に移行したかどうかがチェックされ(ステップ5
4)、車両が走行状態に移行した場合は表示器24に
“停止後に操作を続けてください”等のメッセージを表
示して、VRAM32から読み出したロケーション画面
に移行する(ステップ55)。そして、画面の切り替え
と同時に、操作途中までの“地図呼び出し操作”情報が
RAM33に退避されると同時に、その時の操作画面情
報がVRAM32の他のアドレス(ロケーション画面と
は異なるアドレス)に退避される(ステップ56)。
停止状態であることが確認されると、“地図呼び出し”
が開始される(ステップ53)。“地図呼び出し”操作
では、“メニュー”、“地名索引”、“住所”、
“県名”、“市町村名”、“字”、区分地図上
のカーソル操作の7段階の操作が順に実行される。これ
らの“地図呼び出し操作”途中では、常に車両が走行状
態に移行したかどうかがチェックされ(ステップ5
4)、車両が走行状態に移行した場合は表示器24に
“停止後に操作を続けてください”等のメッセージを表
示して、VRAM32から読み出したロケーション画面
に移行する(ステップ55)。そして、画面の切り替え
と同時に、操作途中までの“地図呼び出し操作”情報が
RAM33に退避されると同時に、その時の操作画面情
報がVRAM32の他のアドレス(ロケーション画面と
は異なるアドレス)に退避される(ステップ56)。
【0024】ロケーション画面の表示中は、車両が停止
状態に移行したかどうかがチェックされ(ステップ5
7)、次に車両が停止状態に移行するまでロケーション
画面の表示を続ける。車両が停止状態に移行すると、R
AM33に退避された操作途中までの“地図呼び出し操
作”情報が読み出され、それに対応した操作画面情報が
VRAM32から読み出されて表示器24に表示される
ので(ステップ58)、運転者は“地図呼び出し”を操
作途中から継続することができる(ステップ53)。な
お、操作画面情報もRAM33に対してもよい。
状態に移行したかどうかがチェックされ(ステップ5
7)、次に車両が停止状態に移行するまでロケーション
画面の表示を続ける。車両が停止状態に移行すると、R
AM33に退避された操作途中までの“地図呼び出し操
作”情報が読み出され、それに対応した操作画面情報が
VRAM32から読み出されて表示器24に表示される
ので(ステップ58)、運転者は“地図呼び出し”を操
作途中から継続することができる(ステップ53)。な
お、操作画面情報もRAM33に対してもよい。
【0025】車両が停止状態の間は“地図呼び出し操
作”が可能であるが、もし“地図呼び出し操作”途中で
操作を中止したい場合は、キーボード26の中断キーを
押すことにより“地図呼び出し操作”を終了する(ステ
ップ60)。中断キーの指示のない停車中の間は、“地
図呼び出し”が完了するまで操作を継続する。
作”が可能であるが、もし“地図呼び出し操作”途中で
操作を中止したい場合は、キーボード26の中断キーを
押すことにより“地図呼び出し操作”を終了する(ステ
ップ60)。中断キーの指示のない停車中の間は、“地
図呼び出し”が完了するまで操作を継続する。
【0026】なお、上記実施例の車両用ナビゲーション
装置では、車両の停止時には必ずRAM33に退避され
た操作途中までの“地図呼び出し操作”情報を読み出し
て“地図呼び出し操作”画面に移行するように説明した
が、キーボード26の特定のキーを押された場合のみ
“地図呼び出し操作”画面に移行するようにしてもよ
い。 また、上記実施例の“地図呼び出し操作”におい
て、各選択画面の入力状態によっては次に表示すべき画
面が予め予想される場合がある。例えば、“地名索引”
画面で“空港”が指定された場合、多くの県では空港は
1つ、あるいは2つ程度であるので、“県名”が指定さ
れるとほぼ読み出すべき地図情報が決まることが多いの
である。例えば、“県名”として“東京都”が指定され
た場合は、予め“羽田空港”を中心とする地図情報と、
“調布空港”を中心とする地図情報を自動車が走行中に
地図記憶部20から読み込むことにより、次の停車後に
“地図呼び出し操作”を再開したときの地図情報の表示
処理を高速に行うことができるようになる。
装置では、車両の停止時には必ずRAM33に退避され
た操作途中までの“地図呼び出し操作”情報を読み出し
て“地図呼び出し操作”画面に移行するように説明した
が、キーボード26の特定のキーを押された場合のみ
“地図呼び出し操作”画面に移行するようにしてもよ
い。 また、上記実施例の“地図呼び出し操作”におい
て、各選択画面の入力状態によっては次に表示すべき画
面が予め予想される場合がある。例えば、“地名索引”
画面で“空港”が指定された場合、多くの県では空港は
1つ、あるいは2つ程度であるので、“県名”が指定さ
れるとほぼ読み出すべき地図情報が決まることが多いの
である。例えば、“県名”として“東京都”が指定され
た場合は、予め“羽田空港”を中心とする地図情報と、
“調布空港”を中心とする地図情報を自動車が走行中に
地図記憶部20から読み込むことにより、次の停車後に
“地図呼び出し操作”を再開したときの地図情報の表示
処理を高速に行うことができるようになる。
【0027】さらに、近い将来“地図呼び出し”等の機
能選択のための操作入力を音声コマンドで行うことが予
想されるが、このような音声コマンドがサポートされた
場合においては車両停止時に、例えば“住所”、“東京
都”、“千代田区”、“大手町”等の音声コマンドを予
め入力することにより、自動車が走行中にロケーション
画面表示のバックグラウンド処理として“地図呼び出
し”を行い、車両が再び停止したときには直ちに所望の
地図情報を表示することができるようになる。このよう
な機能は、音声コマンドにより指定された処理をバック
グラウンドで行った後の実行結果である所望の情報を、
一時的に格納する専用のRAMをCPU18に設けるこ
とにより実現可能である。
能選択のための操作入力を音声コマンドで行うことが予
想されるが、このような音声コマンドがサポートされた
場合においては車両停止時に、例えば“住所”、“東京
都”、“千代田区”、“大手町”等の音声コマンドを予
め入力することにより、自動車が走行中にロケーション
画面表示のバックグラウンド処理として“地図呼び出
し”を行い、車両が再び停止したときには直ちに所望の
地図情報を表示することができるようになる。このよう
な機能は、音声コマンドにより指定された処理をバック
グラウンドで行った後の実行結果である所望の情報を、
一時的に格納する専用のRAMをCPU18に設けるこ
とにより実現可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用ナ
ビゲーション装置によれば、車両の現在位置を含む移動
方向を表示するために必要な区分地図情報を選択的にロ
ケーション画面記憶手段に一時格納すると共に、停止中
に行われた画面操作が車両の走行により中断された場合
に途中までの操作情報を操作内容記憶手段に記憶するよ
うに構成したので、前回の区分地図情報もしくは操作情
報を記憶手段から読出し、表示することにより地図情報
記憶部へのアクセス回数を削減し、地図情報を高速に取
り出すことができるという効果がある。さらに、車両停
止時に操作内容記憶手段に記憶された操作画面情報を読
み出すことにより中断された操作画面を高速に再表示で
きるという効果がある。
ビゲーション装置によれば、車両の現在位置を含む移動
方向を表示するために必要な区分地図情報を選択的にロ
ケーション画面記憶手段に一時格納すると共に、停止中
に行われた画面操作が車両の走行により中断された場合
に途中までの操作情報を操作内容記憶手段に記憶するよ
うに構成したので、前回の区分地図情報もしくは操作情
報を記憶手段から読出し、表示することにより地図情報
記憶部へのアクセス回数を削減し、地図情報を高速に取
り出すことができるという効果がある。さらに、車両停
止時に操作内容記憶手段に記憶された操作画面情報を読
み出すことにより中断された操作画面を高速に再表示で
きるという効果がある。
【図1】本実施例の車両用ナビゲーション装置のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本実施例の車両用ナビゲーション装置の“地図
呼び出し”動作内容を示すフローチャートである。
呼び出し”動作内容を示すフローチャートである。
【図3】従来の車両用ナビゲーション装置のブロック図
である。
である。
10 アンテナ 12 GPS受信部 14 高度演算器 16 位置演算器 18 CPU 20 地図記憶部 22 データ記憶部 24 表示器 26 キーボード 28 方位センサ 30 距離センサ 32 VRAM(ロケーション画面記憶手段) 33 RAM(操作内容記憶手段) 34 ROM
Claims (1)
- 【請求項1】 地図情報を記録する地図記憶手段と、自
車両の現在位置を算出する現在位置算出手段と、前記現
在位置と当該現在位置周辺の区分地図情報とが重畳され
たロケーション画面を表示するを表示手段とを有し、運
転者に自車両の位置に関する情報を提供し、さらに操作
手段の所定の操作により前記ロケーション画面の表示を
一旦中断し、所望の情報を前記表示手段に表示する車両
用ナビゲーション装置において、 前記ロケーション画面を記憶するロケーション画面記憶
手段と、前記操作手段による操作が中断した場合に、そ
の時点の操作内容を一旦記憶する操作内容記憶手段とを
有し、中断されたロケーション画面表示を再表示する際
には前記ロケーション画面記憶手段より当該ロケーショ
ン画面を読み出し、前記操作手段の操作再開時には前記
操作内容記憶手段より前回操作内容を読み出し、前回操
作の続行が可能であることを特徴とする車両用ナビゲー
ション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4084297A JPH05289609A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 車両用ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4084297A JPH05289609A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 車両用ナビゲーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05289609A true JPH05289609A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13826542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4084297A Pending JPH05289609A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 車両用ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05289609A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1992
- 1992-04-07 JP JP4084297A patent/JPH05289609A/ja active Pending
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