JPH0528445U - 注水孔増減調整式吹付ノズル - Google Patents
注水孔増減調整式吹付ノズルInfo
- Publication number
- JPH0528445U JPH0528445U JP8631191U JP8631191U JPH0528445U JP H0528445 U JPH0528445 U JP H0528445U JP 8631191 U JP8631191 U JP 8631191U JP 8631191 U JP8631191 U JP 8631191U JP H0528445 U JPH0528445 U JP H0528445U
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- water injection
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 材料の供給が少なくなって添加物である水を
減少させても、材料と添加物との混合性が良い注水孔増
減調整式吹付ノズルを提供する。 【構成】 内部に空気輸送された材料が供給されるノズ
ルパイプ12の中間部に、内部に貫通する多数の小孔1
5からなる注入部11を形成し、該注入部11の周囲に
ノズルパイプ12の軸方向に移動可能なジャケット13
を設け、該ジャケット13の移動によって注入量の調整
を行う。
減少させても、材料と添加物との混合性が良い注水孔増
減調整式吹付ノズルを提供する。 【構成】 内部に空気輸送された材料が供給されるノズ
ルパイプ12の中間部に、内部に貫通する多数の小孔1
5からなる注入部11を形成し、該注入部11の周囲に
ノズルパイプ12の軸方向に移動可能なジャケット13
を設け、該ジャケット13の移動によって注入量の調整
を行う。
Description
【0001】
本考案は、窯炉等の吹き付け補修作業に使用する注水孔増減調整式吹付ノズル に関する。
【0002】
図4に従来の吹付ノズル50を示すが、図に示すようにノズルパイプ51の周 囲に注水孔52を形成し、その外側をドーナツ状のジャケット53で覆って、こ のジャケット53に流量調整バルブ54を介して、水等の添加物を注入して、材 料ホース55を介して空気輸送される材料と混合させ、前記ノズルパイプ51の 先端から混合された材料を吹き出し、吹き付け作業を行っていた。
【0003】
しかしながら、前記注水孔52の直径及び数は、空気輸送される材料の最大搬 送量に対応できるだけの注水量を確保するように設定されているので、前記流量 調整バルブ54を絞った場合には前記注水孔52からの水の噴出が弱く、また前 記流量調整バルブ54が全開であっても注水孔52の水圧が低い場合には前記ノ ズルパイプ51の内壁に沿って水が流れ、搬送された材料に添加物が充分に混合 しなかった。この為、発塵が多く作業環境が悪いばかりでなく、施工体にも悪影 響を与えるという問題点があった。 また、従来の吹付ノズル50においては、注水孔52の直径が2mm程度あり 、これによって添加する水の粒径が大きいので、搬送される材料との接触が充分 でなく、これによって搬送される材料と途中から添加される水の混合が悪いとい う問題点もあった。 本考案はかかる事情に鑑みてなさたもので、材料の供給が少なくなって添加物 である水を減少させても、材料と添加物との混合性が良い注水孔増減調整式吹付 ノズルを提供することを目的とする。
【0004】
前記目的に沿う請求項1記載の注水孔増減調整式吹付ノズルは、内部に空気輸 送された材料が供給されるノズルパイプの中間部に、内側に貫通する多数の小孔 からなる給水部を形成し、該給水部の周囲に軸方向に移動可能なジャケットを設 け、該ジャケットの移動によって注入量の調整を行うようにして構成されている 。
【0005】
請求項1記載の注水孔増減調整式吹付ノズルにおいては、ノズルパイプの中間 部に、内側に貫通する多数の注水孔を形成する小孔からなる給水部を形成し、し かも該給水部の周囲に軸方向に移動可能なジャケットを設けているので、該ジャ ケットを移動させることによって、該ジャケットに覆われる給水部の小孔の数が 増減し、これによって添加物の流量の調整を行なえる。 この場合、ジャケット内の圧力は、給水部から内部に供給される添加物の量が 変わっても、略一定に保つことが可能であるので、それぞれの小孔から吹き出る 添加物の勢いは一定であり、これによって添加物の量を減少させても支障なく材 料に混合させることができる。
【0006】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施例につき説明し 、本考案の理解に供する。 ここに、図1は本考案の一実施例に係る注水孔増減調整式吹付ノズルの断面図 、図2は同平面図、図3は同正面図を示す。
【0007】 図1に示すように、本考案の一実施例に係る注水孔増減調整式吹付ノズル10 は、中間部に給水部11が形成されたノズルパイプ12と、該ノズルパイプ12 の前記給水部11を覆うジャケット13と、該ジャケット13を軸方向に移動さ せるレバー14とを有して構成されている。以下、これらについて詳しく説明す る。
【0008】 前記ノズルパイプ12はこの実施例においては外径30〜60mm程度のステ ンレス製のパイプからなって、中間部にはパイプ内部に貫通する多数の注水孔を 形成する小孔15からなる給水部11が形成されている。前記小孔15は0.4 〜0.1mm(好ましくは0.2mm)の直径の貫通孔からなって、螺旋ピッチ 約10mm程度の3〜5巻螺旋の上に8〜10mmピッチ間隔で形成されている 。 そして、前記ノズルパイプ12の両側はネジ16、17が形成され、一端には 材料を空気輸送するホースを接続する連結金具18を、他端には延設する図示し ないノズルパイプを螺合できるようになっている。
【0009】 前記給水部11を覆って筒状のジャケット13が設けられているが、該ジャケ ット13にはOリング溝が形成され、内部にシール用のOリング20、21が嵌 入している。また、該ジャケット13の基端側にも同じくシール用のOリングが 22が設けられていると共に、その両側にはスライドピン(この実施例において はボルトを使用している)23、24が設けられている。 また、該ジャケット13には添加物の一例である水を注入する注水口25が設 けられているが、該注水口25にはゴミ等を除去するフィルター26が備えられ 、該フィルター26を交換できるように図示しない連結金具を螺合できる雌ネジ 27が刻設けられされたキャップ28が設けられて、更に注水口25とキャップ 28との間には水シール用のOリング29が設けられている。
【0010】 一方、前記ノズルパイプ12には、回動自在に前記レバー14をピン30によ って軸止するアーム31、32を備える固定金具33が対向する半割り状の固定 金具34とネジ35、36によって取付けられている。前記レバー14は下部が 左右に2分されてそれぞれの先端は長孔37が形成され、前記スライドピン23 、24がそれぞれ嵌入し、該レバー14を前後に傾動することによって、前記ジ ャケット13をノズルパイプ12の軸心方向に摺動移動できるようになっている 。
【0011】 従って、前記連結金具18に材料供給ホースを接続し、前記注水口25に10 〜100kg/cm2 程度の圧力を有する高圧水を連結すると、材料は空気輸送 されるが、ノズルパイプ12の給水部11の位置で周囲の小孔15から噴出され る水が該材料に混合して、混合物は先端に連結される図示しないノズルパイプか ら噴出される。この場合、小孔15から噴出される水は極めて細かい線状あるい は粒状となっているので、従来の水粒に比較して材料との接触面積が飛躍的に拡 大し、添加物である水と材料との混合性が増加する。 ここで、前記レバー14を徐々に後退させると、給水部11の位置も徐々に後 退し、後方の小孔15からのみノズルパイプ12内に噴出されるようになるので 、噴出される水の量が減少することになる。この場合であっても給水部11内の 水の圧力は変わらないので、それぞれの小孔15からの水の噴出速度が略一定と なり、円滑に材料に混入することになる。
【0012】 なお、以上の実施例においては、ジャケットをレバーによって移動させている が、該ジャケットに送りネジを設け、該ネジによって進退させることも可能であ る。また、前記実施例においては添加物として水を用いたが、水の中に他の流体 を混入する場合、あるいは水の代わりに他の流体を使用する場合も本考案は適用 される。
【0013】
請求項1記載の注水孔増減調整式吹付ノズルは、以上の説明からも明らかなよ うに、ジャケットをノズルパイプの軸方向に移動させることによって噴出する水 の量を調整しているので、水の勢いを弱めることなくノズルパイプの内側に水を 供給することができ、水と材料の混合が良くなり、発塵が減少する。これによっ て作業環境が改善される。 また、水と材料との混合が良くなるので、施工体の品質むらがなくなり品質の 向上を図ることができる。
【図1】本考案の一実施例に係る注水孔増減調整式吹付
ノズルの断面図である。
ノズルの断面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同正面図である。
【図4】従来例に係る吹付ノズルの一部切欠き断面図で
ある。
ある。
10 注水孔増減調整式吹付ノズル 11 給水部 12 ノズルパイプ 13 ジャケット 14 レバー 15 小孔 16 ネジ 17 ネジ 18 連結金具 20 Oリング 21 Oリング 22 Oリング 23 スライドピン 24 スライドピン 25 注水口 26 フィルター 27 雌ネジ 28 キャップ 29 Oリング 30 ピン 31 アーム 32 アーム 33 保持金具 34 固定金具 35 ネジ 36 ネジ 37 長孔
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に空気輸送された材料が供給される
ノズルパイプの中間部に、内側に貫通する多数の小孔か
らなる給水部を形成し、該給水部の周囲に軸方向に移動
可能なジャケットを設け、該ジャケットの移動によって
注入量の調整を行うことを特徴とする注水孔増減調整式
吹付ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8631191U JPH0528445U (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 注水孔増減調整式吹付ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8631191U JPH0528445U (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 注水孔増減調整式吹付ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528445U true JPH0528445U (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=13883295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8631191U Pending JPH0528445U (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 注水孔増減調整式吹付ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528445U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015044178A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | Jfeスチール株式会社 | 混練物吹付けノズル |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP8631191U patent/JPH0528445U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015044178A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | Jfeスチール株式会社 | 混練物吹付けノズル |
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