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JPH052840Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH052840Y2
JPH052840Y2 JP13021187U JP13021187U JPH052840Y2 JP H052840 Y2 JPH052840 Y2 JP H052840Y2 JP 13021187 U JP13021187 U JP 13021187U JP 13021187 U JP13021187 U JP 13021187U JP H052840 Y2 JPH052840 Y2 JP H052840Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
amount
air slide
chamber
sampling
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP13021187U
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English (en)
Other versions
JPS6437646U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13021187U priority Critical patent/JPH052840Y2/ja
Publication of JPS6437646U publication Critical patent/JPS6437646U/ja
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Publication of JPH052840Y2 publication Critical patent/JPH052840Y2/ja
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、いわゆるエアスライド式粉体空気式
輸送装置より、品質管理用の代表試料を効率よく
採取するための採取器に関する。
〔従来の技術〕
大量輸送中の粉体より管理用の代表試料を採取
する装置としては、粉体の輸送経路のシユートに
第2図に示すような回転バスケツトを回転駆動す
る採取量制御装置を付設した採取装置、あるいは
第3図に示すような振動式採取器等が用いられて
いる。
第2図の採取装置は、粉体輸送経路より試料を
採取する回転バケツト21を駆動装置22によつ
て回転させて採取するものであり、該駆動装置2
2の回転数は、粉体輸送経路24を通過する量を
この経路24に設置した流量計23で計測して、
その計測値に従つて駆動装置22の回転数を制御
する方式となつており、経路内の流量の変動に比
例して採取量を変更できる構造となつている。
第3図の採取装置は、採取孔27を粉体の輸送
経路のシユート26中に、開口したパイプ28を
粉体の流動方向30に対して直角より小さい角度
で、弾性材31を介してシユートに取付け、その
パイプ28の末端に振動機29を取付け、この振
動機29の作動時間とパイプ28の取付け角度、
採取孔27の径及び孔27の数によつて採取量を
調整している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第2図に示すような採取装置は、輸送量の変動
に従つて採取量も変更できるので採取精度はよい
が、装置が複雑でありしかも比較的広い設置場所
を要する等の問題点があるためほとんど実用され
ていない。
第3図に示す装置は、装置自体がシンプル且つ
小型であるため、幅広く使用されている装置であ
る。この装置の試料の採取量は、前記の通り採取
管の末端に取付けている振動機29の作動時間と
採取管28の径、管の先端部分に穿設した採取孔
27の孔径及び孔数等によつて決定されるが、採
取量を多くして輸送量に対する縮分比を小さくす
ると測定精度は良くなるが、採取後の縮分操作が
繁雑となるため、輸送量に対する縮分比を大きく
取り単位時間当りの採取量を少なくせざるを得な
かつた。
従つて単位時間当りの採取量との関係より、連
続的に試料を採取することができず、且つ輸送量
が変動してもその変動に対応せずほぼ一定量しか
採取していなかつた。また採取パイプの孔径、孔
数及び取付け角度も採取量との関係より大きく取
ることができず、そのため頻繁に詰りを起し一定
量の試料を継続的に採取することが困難であるば
かりでなく、保守点検には細心の注意を払う必要
があつた。更に取付け位置によつては、粉体が輸
送機のシユート等を落下する際に粒度分離作用を
起した物を採取するため代表試料を採取していな
い等の問題点があつた。
本考案は以上の問題点を解決して、粉体の輸送
経路より試料を連続して採取可能な、小型且つシ
ンプルな構造で詰り等の事故の少ない採取器を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の採取器は、いわゆるエアスライド内に
試料の採取器を内設したものである。エアスライ
ドは下り勾配のダクト内にダクト横断面を上下に
仕切るキヤンバスを設け、キヤンバスの下部空間
を圧縮空気室とし、キヤンバスの空間を粉体輸送
室とする粉体輸送装置である。
本考案はこのようないわゆるエアスライド式粉
体輸送装置内の断面内に設けられ、次の要素を組
合わせて構成したものである。すなわち、 (1) 分流粉体の滞留室 (2) 滞留室の上端部より垂下した邪魔板 (3) 滞留室の後流端に立設した堰 (4) 底部開口 により構成されている。
また、粉体採取室の下端には、採取した粉体を
貯蔵するホツパを設け、該ホツパの出口には、粉
体の計量器より発せられる信号により回転数を変
更するロータリーバルブまたはスクリユーコンベ
ア等を設置して採取量を制御するとよい。
〔作用〕
滞留室1内の粉体は、導入側即ち上流側の粉体
圧によつて押され、堰板8を越えて溢流し滞留室
1外に排出される過程において、堰板8により一
時堰き止められるとともに邪魔板7の下側を潜通
する際に下方に押し下げられる作用を受け、滞留
室の下端に連接されているホツパ6内に常時充満
し且つ押さえ付けられた状態となつている。従つ
てホツパ6内の粉体は、流動状態が一時停止され
るとともに上方から押さえ付けられた状態となる
ため浮動せず、ホツパ6よりの粉体の排出をスム
ーズに行うことができる。
ホツパ6の下方に連続抜出し装置を付設すれば
エアスライドを流れる流量に比例した代表的な粉
体試料を採取することができる。
〔実施例〕
本考案の試料採取器の実施例を第1図に基づき
説明する。
セメント製造用に粉砕した未調整の原料粉末を
230T/h輸送する幅406mm、高さ386mmのエアス
ライド内の中央部に、第1図に示すような試料採
取器を設置した。
本考案の採取装置は、幅100mm、長さ130mm、高
さ386mmの四角形の管体よりなる本体部と粉体を
導入する導入口として粉体の流動方向に対する面
の中央部に幅40mm、長さ304mmの開口部に幅35mm、
長さ304mmのフランジを垂設し、該開口部の上端
(天板)より本体部の内側に15度の角度で、幅100
mm、長さ235mmの邪魔板を設置した。また、導入
口に相対する面の中央部に上端より長さ154mm、
幅40mmの開口部(排出口)と高さ(長さ)150mm
の堰板とを設けた試料採取器を設置した。
第1図aは、本考案の試料採取器をエアスライ
ド内に設置した際のエアスライドの縦断面図であ
り、第1図bはそのB−B矢視図、第1図cは第
1図aのC−C矢視図である。
本考案の試料採取器は、エアスライド式粉体輸
送路10の断面内に設けた分流粉体の滞留室1を
備え、エアスライドの粉体の流動方向に対して上
流側粉体を滞留室1内に導入する開口部2を、下
流側に粉体を滞留室1より排出する開口部3を備
えており、それぞれの開口部2,3にそつて溝状
の通路を形成するようにフランジ4を取付けてい
る。この滞留室1の上端はエアスライドケーシン
グ5の天井部に取りつけられている。滞留室1の
下端部はエアスライドケーシング5の底部を貫通
して、エアスライド外に設けられているホツパ6
に連接している。滞留室1はエアスライドを流れ
る粉体の一部を分流して流入した粉体の移動速度
を遅くさせるために、出入開口部2,3の断面よ
りも中央部断面が大きくなつている。この滞留室
1の内部には、導入側開口部2の上端より下方
に、粉体の流動方向に斜設された邪魔板7があ
り、この邪魔板7は滞留室1内に導入された粉体
の流速を遅くすると共に、粉体が邪魔板7の下側
を潜通するように粉体を下方に押し下げる作用を
する。また排出側開口部3には、その下端より立
設している堰板8が設けられており、邪魔板7を
潜通した粉体の流出を阻げて滞留させる。
なお、滞留室1の大きさ並びに取付け個数、邪
魔板7の取付け角度並びに寸法、堰板8の寸法に
ついては、エアスライドの輸送能力、粉体の輸送
量及び採取量(縮分比)等により適宜定めればよ
い。
邪魔板7の下端と堰板8の上端は、互い違いに
なるように定めるのが好適であるが、邪魔板7の
下端が流動粉体路中に位置し、かつ上記のごとき
作用を行う構造となつておれば良く、邪魔板7の
下端と堰板8の上端の位置は限定されない。
また、滞留室1に粉体を導入、排出する開口部
に沿つて溝を形成するように設けられている上記
フランジ4は、開口部に起こるエアスライド内の
粉体流の乱れを防止し、且つフランジ4の形成す
る溝が粉体の流れを整流する。
なお、滞留室1の形状は、本実施例では四角形
となつているが他の形状例えば円形または多角形
等でもよい。
連接して排出口を有するホツパを設け、該排出
口には抜出量を調節機溝付きスクリユーコンベア
を付設しているが、ホツパ詰り及びフラシング現
象等による抜出量の変動等はほとんど起こつてい
ない。
〔考案の効果〕
本考案の粉体採取装置を粉体輸送器内に設置し
た結果、輸送量の大幅な変動に対しても採取量の
追従が可能であり、しかも採取器内の粉体の詰り
等の現象も起こらず必要量を連続的に抜出すこと
ができるため、測定精度を向上させることができ
るばかりでなく、縮分操作等の簡略化が可能とな
つたため測定操作を省力化することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明の粉体採取器の縦断面図であ
り、第1図bはそのB−B矢視図、第1図cは第
1図aのC−C矢視図である。第2図は、従来の
採取器の模式図である。第3図aは、従来の振動
機を付設した採取器の縦断面図、第3図bはその
A−A矢視図である。 1……滞留室、2……導入側開口部、3……排
出側開口部、4……フランジ、5……エアスライ
ドケーシング、6……ホツパ、7……邪魔板、8
……堰板、10……エアスライド、11……粉
体、12……粉体の流れ方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアスライド式粉体輸送路断面内に設けた分流
    粉体の滞留室と、該室内に垂下した邪魔板と、該
    室の後流端に立設した堰板と、前記輸送路の底面
    を貫通して該室の粉体を下方に抜き出す底部開口
    とからなる粉体採取器。
JP13021187U 1987-08-28 1987-08-28 Expired - Lifetime JPH052840Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13021187U JPH052840Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13021187U JPH052840Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6437646U JPS6437646U (ja) 1989-03-07
JPH052840Y2 true JPH052840Y2 (ja) 1993-01-25

Family

ID=31385173

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JP13021187U Expired - Lifetime JPH052840Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2514826B2 (ja) * 1987-12-08 1996-07-10 関東くみあい化成工業株式会社 配合飼料の試料採取方法

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JPS6437646U (ja) 1989-03-07

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